JP2011222934A - 薄型放熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート状を呈する石墨放熱シートを熱伝導の用途に利用することにより、電子製品を更に薄型化にすることができる薄型放熱装置を提供する。
【解決手段】石墨放熱シート100と、メインケース200と、支持片300と、を含み、シート状を呈する前記石墨放熱シート100には、第1放熱部110と、前記第1放熱部110から一体に延びる第2放熱部120と、が設けられ、前記メインケース200は、平板状を呈し、前記石墨放熱シート100を覆って挟むものであり、前記メインケース200に第1放熱開口211が設けられ、前記第1放熱部110が前記第1放熱開口211から外部に露呈し、前記支持片300は、前記メインケース200から一体に延び、平板状を呈し、前記第2放熱部120を支持し、前記発熱子が前記第1放熱開口211を経由して前記第1放熱部110に貼り付けられ、前記放熱子が前記第2放熱部120に貼り付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】石墨放熱シート100と、メインケース200と、支持片300と、を含み、シート状を呈する前記石墨放熱シート100には、第1放熱部110と、前記第1放熱部110から一体に延びる第2放熱部120と、が設けられ、前記メインケース200は、平板状を呈し、前記石墨放熱シート100を覆って挟むものであり、前記メインケース200に第1放熱開口211が設けられ、前記第1放熱部110が前記第1放熱開口211から外部に露呈し、前記支持片300は、前記メインケース200から一体に延び、平板状を呈し、前記第2放熱部120を支持し、前記発熱子が前記第1放熱開口211を経由して前記第1放熱部110に貼り付けられ、前記放熱子が前記第2放熱部120に貼り付けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、薄型放熱装置に関し、特に、シート状を呈する石墨放熱シートが熱伝導の用途に利用される薄型放熱装置に関するものである。
従来の放熱装置は、一つの金属板と、複数の放熱フィンと、を含み、所定距離に離間されるこれらの放熱フィンは、前記金属板と垂直するように前記金属板の上面に設けられ、前記金属板の下面にチップが貼り付けられる。これにより、前記チップからの熱は、前記金属板を経由して、これらの放熱フィンに伝導されて放熱される。
近来、電子製品が薄型化になる傾向が強い。電子製品の薄型化の程度は、消費者の購買行動を影響し、すなわち、電子製品が薄いほど、消費者がこのような電子製品を愛用する。しかし、薄型化される電子製品の放熱装置の放熱効果を一定程度に保持するために、各放熱フィンの面積を小さくするわけにはいかない。そして放熱フィンの数量を一定以上に保持することも必要である。そうすると、電子製品の厚さを更に減少することができなくなり、電子製品を更に薄型化することが困難である。
本発明の目的は、シート状を呈する石墨放熱シートを熱伝導の用途に利用することにより、電子製品を更に薄型化にすることができる薄型放熱装置を提供することにある。
本発明の薄型放熱装置によると、発熱子からの熱を放熱子に伝導し、石墨放熱シートと、メインケースと、支持片と、を含み、
シート状を呈する前記石墨放熱シートには、第1放熱部と、前記第1放熱部から一体に延びる第2放熱部と、が設けられ、
前記メインケースは、平板状を呈し、前記石墨放熱シートを覆って挟むものであり、前記メインケースに第1放熱開口が設けられ、前記第1放熱部が前記第1放熱開口から外部に露呈し、
前記支持片は、前記メインケースから一体に延び、平板状を呈し、前記第2放熱部を支持し、
前記発熱子が前記第1放熱開口を経由して前記第1放熱部に貼り付けられ、前記放熱子が前記第2放熱部に貼り付けられることを特徴とする。
シート状を呈する前記石墨放熱シートには、第1放熱部と、前記第1放熱部から一体に延びる第2放熱部と、が設けられ、
前記メインケースは、平板状を呈し、前記石墨放熱シートを覆って挟むものであり、前記メインケースに第1放熱開口が設けられ、前記第1放熱部が前記第1放熱開口から外部に露呈し、
前記支持片は、前記メインケースから一体に延び、平板状を呈し、前記第2放熱部を支持し、
前記発熱子が前記第1放熱開口を経由して前記第1放熱部に貼り付けられ、前記放熱子が前記第2放熱部に貼り付けられることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記石墨放熱シートは、更に、第3放熱部を含み、前記メインケースには、更に、第2放熱開口が設けられ、前記第3放熱部が前記第2放熱開口から外部に露呈することを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記支持片に屈折セクションが設けられ、前記屈折セクションが前記メインケースと連接し、前記石墨放熱シートが前記屈折セクションに貼り付けられ、前記屈折セクションにより、前記第1放熱部と前記第2放熱部とに段差が形成されることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記石墨放熱シートには、上面と、下面と、が設けられ、前記第1放熱部の上面が前記第1放熱開口から外部に露呈し、前記発熱子は前記第1放熱開口を経由して前記第1放熱部の上面に貼り付けられることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記第2放熱部の上面は前記支持片に貼り付けられ、前記放熱子は前記第2放熱部の下面に貼り付けられることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記石墨放熱シートは、更に、前記第1放熱部から一体に延びる第3放熱部を含み、前記メインケースには、更に、第2放熱開口が設けられ、前記第3放熱部が前記第2放熱開口から外部に露呈することを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、別の発熱子または別の放熱子は、前記第2放熱開口を経由して前記第3放熱部に貼り付けられることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記メインケースには、更に、第3放熱開口が設けられ、前記第3放熱部の下面が前記第3放熱開口から外部に露呈し、前記第3放熱部の上面が前記第2放熱開口から外部に露呈することを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記メインケースは、前記上面と前記下面との側辺を覆うことを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記メインケースと前記支持片とは、樹脂材料で作製されたものであることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、射出成形加工により、前記メインケースと前記支持片とは、前記石墨放熱シートに成形されることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によると、前記放熱子は、金属ケース、金属シート、又は放熱フィンを有するラジエータであることを特徴とする。
本発明の薄型放熱装置によれば、シート状を呈する石墨放熱シートを熱伝導の用途に利用することにより、電子製品を更に薄型化にすることができるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
まず、図1を参照する。図1は本発明の第1実施例の薄型放熱装置の斜視図である。電子製品の全体の厚さを減少するために、本発明の薄型放熱装置1は、薄型携帯電話、又は薄型ノートブック型パーソナルコンピュータに適用することができる。図4に示すように、薄型放熱装置1により、発熱子21、22からの熱が放熱子3に伝導されて放熱される。
(第1実施例)
まず、図1を参照する。図1は本発明の第1実施例の薄型放熱装置の斜視図である。電子製品の全体の厚さを減少するために、本発明の薄型放熱装置1は、薄型携帯電話、又は薄型ノートブック型パーソナルコンピュータに適用することができる。図4に示すように、薄型放熱装置1により、発熱子21、22からの熱が放熱子3に伝導されて放熱される。
図2及び図3を参照する。図2は本発明の第1実施例の薄型放熱装置の分解斜視図であり、図3は図2における薄型放熱装置を逆にして別の視点から見た分解斜視図である。薄型放熱装置1は、石墨放熱シート100と、メインケース200と、支持片300と、を含む。石墨放熱シート100の主な成分は石墨であり、石墨は、石墨放熱シート100の90%以上の重量を占め、石墨放熱シート100の98%の重量を占めることも可能である。実際に、石墨の強度を増加するために、石墨に樹脂体が添加される。本実施例では、石墨放熱シート100がシート状に加工される。
石墨放熱シート100には、上面101と、下面102と、が設けられる。且つ石墨放熱シート100には、第1放熱部110と、第2放熱部120と、第3放熱部130と、が設けられる。第2放熱部120が第1放熱部110から一体に延び、第3放熱部130が第1放熱部110から一体に延び、これにより、全体がL字形を呈する構成になる。もちろん、石墨放熱シート100と第1放熱部110と第2放熱部120と第3放熱部130との連接関係は、製品によって変化することができ、これらに限定されない。第1放熱部110には、第1放熱部110の周りに分布するロック穴106が複数設けられる。
メインケース200と支持片300とは、平板状を呈する。支持片300は、メインケース200から一体に延びても良く、第2放熱部120を支持する。メインケース200と支持片300と石墨放熱シート100とは、互いに平行する。石墨放熱シート100の構造を強化するために、メインケース200は石墨放熱シート100を覆う。本実施例では、メインケース200と支持片300とは、同じ材料で作製されたものであり、金属材料で作製されたものであることが好ましいが、本発明はこれらに限定されない。
本実施例では、メインケース200は、上ケース210と、下ケース220と、を含み、係合構造により上ケース210と下ケース220とが互いに係合する。メインケースは、上面101と下面102との側辺を覆う。上ケース210には、第1放熱開口211と、第2放熱開口212と、第1係合構造214と、が設けられる。下ケース220には、第3放熱開口221と、第2係合構造222と、が設けられる。第1放熱部110の上面101は第1放熱開口211から外部に露呈する。発熱子または放熱子は、第1放熱開口211を経由して第1放熱部110の上面101に貼り付けられる。第3放熱部130の上面101は第2放熱開口212から外部に露呈する。第3放熱部130の下面102は第3放熱開口221から外部に露呈する。発熱子または放熱子は、第2放熱開口212を経由して第3放熱部130に貼り付けられる。且つ発熱子または放熱子は、第3放熱開口221を経由して第3放熱部130に貼り付けられる。
本発明では、石墨放熱シート100は、更に、第4放熱部と、第5放熱部と、を含んでもよい。すなわち、石墨放熱シート100の放熱部の数量が限定されず、各放熱部には、発熱子または放熱子が貼り付けられる。
上ケース210と下ケース220とを組合せるときには、第1係合構造214が第2係合構造222と係合する。本実施例では、第1係合構造214が貫通孔215を含み、第2係合構造222が突起223を含む。第1係合構造214が第2係合構造222と係合するときには、突起223が貫通孔215と係合する。
上ケース210と下ケース220とには、ロック穴216、226が複数設けられ、これらのロック穴216、226がロック穴106に対応し、複数のネジ(図示せず)により、例えば図4に示した印刷回路板2に締結することができる。もちろん、上記放熱開口の数量と開設位置とが限定されない。例えば本発明の別の実施例では、第2放熱開口212と第3放熱開口221とを省略してもいいし、第3放熱部130の上面101に設けられる第2放熱開口212だけを有してもよい。
支持片300は上ケース210の一側から延びる。支持片300には、上ケース210と連接する屈折セクション301が設けられ、石墨放熱シート100の第2放熱部120の上面101は、屈折セクション301と支持片300の下面とに貼り付けられるため、支持片300により、石墨放熱シート100が支持され、石墨放熱シート100が破裂し難くなる。屈折セクション301により、第1放熱部110と第2放熱部120とに段差が形成されるため、第2放熱部120の下面102に発熱子または放熱子を貼り付けると、支持片300が更に放熱子3に近接することができ、ひいては第2放熱部120は放熱子3に緊密に貼り付けることができる。
別の実施例では、支持片300が下ケース220の一側から延び出し、第2放熱部120が支持片300の上面101に貼り付けられる。一方、支持片300に放熱開口を設けてもよい。
図4を参照する。図4は本発明の第1実施例の薄型放熱装置の使用状態を示す表示図である。発熱子21、22は、通電後に発熱する電子装置(例えばチップ)であり、印刷回路板2に設けられてもよい。放熱子3は金属ケース(例えば携帯電話、又はノートブック型パーソナルコンピュータの金属ケース)である。別の実施例では、放熱子3は、金属シート、又は放熱フィンを有するラジエータである。前記金属シートはケースに嵌合される。放熱子3が放熱フィンを有するラジエータである場合には、放熱効果が更に増加する。もちろん、発熱子21、22を同時に設けなくてもよく、すなわち、発熱子21だけ、又は発熱子22だけを設けてもよい。
図4に示すように、発熱子21が第1放熱部110に貼り付けられ、図3に示すように、発熱子22が第2放熱部120に貼り付けられ、第2放熱部120の下面102が放熱子3に貼り付けられ、支持片300により第2放熱部120に押出され、これにより、第2放熱部120と放熱子3との接触が良くなる。
(第2実施例)
また、図4Aを参照する。図4Aは本発明の第2実施例の薄型放熱装置の使用状態を示す表示図である。本発明の支持片の長さと形状とは限定されない。例えば、図4Aに示すように、放熱子3aと発熱子21との距離がより長いため、支持片300aと第2放熱部120aとの長さをより長くすることができ、ひいては放熱子3aに第2放熱部120aを貼り付けることができる。図4Aに示すように、放熱子3aは放熱フィンを有するラジエータである。
また、図4Aを参照する。図4Aは本発明の第2実施例の薄型放熱装置の使用状態を示す表示図である。本発明の支持片の長さと形状とは限定されない。例えば、図4Aに示すように、放熱子3aと発熱子21との距離がより長いため、支持片300aと第2放熱部120aとの長さをより長くすることができ、ひいては放熱子3aに第2放熱部120aを貼り付けることができる。図4Aに示すように、放熱子3aは放熱フィンを有するラジエータである。
また、図4Aに示すように、更に、発熱子23を含み、発熱子23と発熱子21との距離がより長いため、石墨放熱シート100aを更に延びることができ、石墨放熱シート100aに第4放熱部140が設けられる。第4放熱部140は、第3放熱部130から一体に延びてもいいし、第2放熱部120から一体に延びてもいいし、第1放熱部110から一体に延びてもよい。メインケース200aは石墨放熱シート100aに合せて延びる。メインケース200aに第4放熱開口213が設けられる。発熱子23は、第4放熱開口213を経由して第4放熱部140に貼り付けられる。
(第3実施例)
図5及び図6を参照する。図5は本発明の第3実施例の薄型放熱装置の分解斜視図であり、図6は図5における薄型放熱装置を逆にして別の視点から見た分解斜視図である。本実施例の第1実施例と相違する点は、薄型放熱装置1bのメインケース200と支持片300とは樹脂材料で作製されたものであることにある。樹脂射出成形加工(insert molding)により、メインケース200と支持片300とは石墨放熱シート100に成形されるため、第1実施例のように、メインケース200を上ケースと下ケースとに分ける必要がなく、第1係合構造214と第2係合構造222とを省略することもでき、これにより、放熱装置の全体の厚さを更に減少することができる。メインケース200には、図4に示した印刷回路板2の側辺と係合可能なフック構造217が設けられる。
図5及び図6を参照する。図5は本発明の第3実施例の薄型放熱装置の分解斜視図であり、図6は図5における薄型放熱装置を逆にして別の視点から見た分解斜視図である。本実施例の第1実施例と相違する点は、薄型放熱装置1bのメインケース200と支持片300とは樹脂材料で作製されたものであることにある。樹脂射出成形加工(insert molding)により、メインケース200と支持片300とは石墨放熱シート100に成形されるため、第1実施例のように、メインケース200を上ケースと下ケースとに分ける必要がなく、第1係合構造214と第2係合構造222とを省略することもでき、これにより、放熱装置の全体の厚さを更に減少することができる。メインケース200には、図4に示した印刷回路板2の側辺と係合可能なフック構造217が設けられる。
図2、図3及び図7を参照する。図7は本発明の薄型放熱装置の係合構造の第1実施例の表示図である。上ケース210と下ケース220とは互いに係合して組合い、上ケース210と下ケース220との間に石墨放熱シート100が挟まれている。第1係合構造214が上ケース210の側辺から下に延び出し、第2係合構造222が下ケース220の側辺から下に延び出し、第2係合構造222の突起223が第1係合構造214の貫通孔215と係合する。
図8を参照する。図8は本発明の薄型放熱装置の係合構造の第2実施例の表示図である。本実施例の係合構造の第1実施例と相違する点は、第2係合構造222を設けなくてもよく、第1係合構造214aは、上ケース210の側辺から下に延びて湾折され、そうすると、上ケース210の側辺とU字形を呈する構造を形成することができ、これにより、石墨放熱シート100と下ケース220とを覆うことができることにある。
図9を参照する。図9は本発明の薄型放熱装置の係合構造の第3実施例の表示図である。本実施例の係合構造の第1実施例と相違する点は、第2係合構造222bは、下ケース220に平行し、下ケース220の側辺から延び出し、第2係合構造222bの上側に突起223bが設けられ、第1係合構造214bは上ケース210の側辺から突起223bまで下に延びることにある。そうすると、上ケース210と下ケース220とが金属または樹脂で作製されたものである場合には、超音波溶接により突起223bを熔けて上ケース210と下ケース220とを溶接することができる。上ケース210と下ケース220とが金属で作製されたものである場合には、電気抵抗溶接により突起223bを熔けて上ケース210と下ケース220とを溶接することができる。上記の超音波溶接と電気抵抗溶接とは、周知の技術であるため、その説明を省略した。しかし、超音波溶接と電気抵抗溶接とは、薄型放熱装置の技術分野に適用することはなかった。
図10を参照する。図10は本発明の薄型放熱装置の係合構造の第4実施例の表示図である。本実施例の係合構造の第1実施例と相違する点は、第1係合構造214cが上ケース210の側辺から下に延び出し、第1係合構造214cの末端にフック215cが設けられ、第2係合構造222cは、下ケース220に平行するように下ケース220の側辺から延び出し、第2係合構造222cに貫通孔223cが設けられ、上ケース210と下ケース220とを組合せるときには、フック215cが貫通孔223cに貫入して、上ケース210と下ケース220との間に石墨放熱シート100が挟まれることにある。
図11を参照する。図11は本発明の薄型放熱装置の係合構造の第5実施例の表示図である。本実施例の係合構造の第1実施例と相違する点は、突起と貫通孔とを設けなくてもよく、第1係合構造214dが上ケース210の側辺から下に延びて湾折され、第2係合構造222dが下ケース220に平行するように下ケース220の側辺から延び出すことにある。第1係合構造214dと石墨放熱シート100との間に樹脂体a1が設けられ、第1係合構造214dと第2係合構造222dとの間に樹脂体a2が設けられ、且つ第2係合構造222dと石墨放熱シート100との間に樹脂体a2が設けられ、樹脂体a1、a2による粘着力により、上ケース210と下ケース220と石墨放熱シート100とを結合することができる。
本発明によれば、シート状を呈する石墨放熱シートを熱伝導体として、発熱子からの熱を放熱子に伝導し、且つ平板状を呈するメインケースにより石墨放熱シートを覆うため、放熱装置の厚さを有効に減少することができる。また、発熱子からの熱が多すぎる場合には、石墨放熱シートにより、電子装置の金属ケース、又は電子製品のケースに嵌合される金属シートに熱を伝導することができ、放熱面積が増加するため、放熱装置の厚さを有効に減少することができる。上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、放熱装置に適用することができる。
1,1a,1b 薄型放熱装置
2 印刷回路板
3,3a 放熱子
21,22,23 発熱子
100,100a 石墨放熱シート
101 上面
102 下面
110 第1放熱部
106 ロック穴
120,120a 第2放熱部
130 第3放熱部
140 第4放熱部
200,200a メインケース
210 上ケース
211 第1放熱開口
212 第2放熱開口
213 第4放熱開口
214,214a,214b 第1係合構造
215 貫通孔
215c フック
216 ロック穴
217 フック構造
220 下ケース
221 第3放熱開口
222,222b 第2係合構造
223,223b 突起
223c 貫通孔
226 ロック穴
300,300a 支持片
301 屈折セクション
a1,a2 樹脂体
2 印刷回路板
3,3a 放熱子
21,22,23 発熱子
100,100a 石墨放熱シート
101 上面
102 下面
110 第1放熱部
106 ロック穴
120,120a 第2放熱部
130 第3放熱部
140 第4放熱部
200,200a メインケース
210 上ケース
211 第1放熱開口
212 第2放熱開口
213 第4放熱開口
214,214a,214b 第1係合構造
215 貫通孔
215c フック
216 ロック穴
217 フック構造
220 下ケース
221 第3放熱開口
222,222b 第2係合構造
223,223b 突起
223c 貫通孔
226 ロック穴
300,300a 支持片
301 屈折セクション
a1,a2 樹脂体
Claims (12)
- 発熱子からの熱を放熱子に伝導し、石墨放熱シートと、メインケースと、支持片と、を含み、
シート状を呈する前記石墨放熱シートには、第1放熱部と、前記第1放熱部から一体に延びる第2放熱部と、が設けられ、
前記メインケースは、平板状を呈し、前記石墨放熱シートを覆って挟むものであり、前記メインケースに第1放熱開口が設けられ、前記第1放熱部が前記第1放熱開口から外部に露呈し、
前記支持片は、前記メインケースから一体に延び、平板状を呈し、前記第2放熱部を支持し、
前記発熱子が前記第1放熱開口を経由して前記第1放熱部に貼り付けられ、前記放熱子が前記第2放熱部に貼り付けられることを特徴とする薄型放熱装置。 - 前記石墨放熱シートは、更に、第3放熱部を含み、前記メインケースには、更に、第2放熱開口が設けられ、前記第3放熱部が前記第2放熱開口から外部に露呈することを特徴とする、請求項1に記載の薄型放熱装置。
- 前記支持片に屈折セクションが設けられ、前記屈折セクションが前記メインケースと連接し、前記石墨放熱シートが前記屈折セクションに貼り付けられ、前記屈折セクションにより、前記第1放熱部と前記第2放熱部とに段差が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の薄型放熱装置。
- 前記石墨放熱シートには、上面と、下面と、が設けられ、前記第1放熱部の上面が前記第1放熱開口から外部に露呈し、前記発熱子は前記第1放熱開口を経由して前記第1放熱部の上面に貼り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の薄型放熱装置。
- 前記第2放熱部の上面は前記支持片に貼り付けられ、前記放熱子は前記第2放熱部の下面に貼り付けられることを特徴とする、請求項4に記載の薄型放熱装置。
- 前記石墨放熱シートは、更に、前記第1放熱部から一体に延びる第3放熱部を含み、前記メインケースには、更に、第2放熱開口が設けられ、前記第3放熱部が前記第2放熱開口から外部に露呈することを特徴とする、請求項4に記載の薄型放熱装置。
- 別の発熱子または別の放熱子は、前記第2放熱開口を経由して前記第3放熱部に貼り付けられることを特徴とする、請求項6に記載の薄型放熱装置。
- 前記メインケースには、更に、第3放熱開口が設けられ、前記第3放熱部の下面が前記第3放熱開口から外部に露呈し、前記第3放熱部の上面が前記第2放熱開口から外部に露呈することを特徴とする、請求項6に記載の薄型放熱装置。
- 前記メインケースは、前記上面と前記下面との側辺を覆うことを特徴とする、請求項4に記載の薄型放熱装置。
- 前記メインケースと前記支持片とは、樹脂材料で作製されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の薄型放熱装置。
- 射出成形加工により、前記メインケースと前記支持片とは、前記石墨放熱シートに成形されることを特徴とする、請求項10に記載の薄型放熱装置。
- 前記放熱子は、金属ケース、金属シート、又は放熱フィンを有するラジエータであることを特徴とする、請求項1に記載の薄型放熱装置。
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