JP2011214635A - 流体伝動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置にダイナミックダンパ機能を付与する。
【解決手段】流体伝動装置1では、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87とダンパ機構8を構成する複数要素の何れか一つである第1要素としての入力要素81との間にそれぞれ両者と当接するように複数の第3コイルスプリング86が配置されており、タービンランナ5とダンパ機構8を構成する複数の要素の中の入力要素81以外の第2要素である出力要素82との間には、タービンランナ5と出力要素82とが一体に回転するようにタービン連結部材87と出力要素82とを係合させることができる係合機構88が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、原動機に連結される入力部材に接続されたポンプインペラと、ポンプインペラと同軸に回転可能なタービンランナと、変速装置の入力軸に連結される出力部材に接続されたダンパ機構と、入力部材とダンパ機構の入力要素とを係合させると共に両者の係合を解除することができるロックアップクラッチとを備えた流体伝動装置に関する。
従来、この種の流体伝動装置として、ドライブプレート、外側ダンパスプリング、中間プレート、およびドリブンプレートを含むダンパ機構を有する直結クラッチを備えたトルクコンバータが知られている(例えば、特許文献1参照)。このトルクコンバータには、直結クラッチが作動状態にあるときにトルク伝達に寄与しないトルクコンバータのタービンを弾性体である内側ダンパスプリングを介してトルク伝達に寄与する部材に連結することにより、既存の部材を利用したダイナミックダンパ機能が付与されている。
特開平10−169756号公報
しかしながら、流体伝動装置に対して、上記従来例のようなダイナミックダンパを構成する弾性体を設けると、その分だけ部品点数が増加してコストアップを招いてしまうと共に、装置全体のコンパクト化を図ることが困難となる。
そこで、本発明は、コストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置にダイナミックダンパ機能を付与することを主目的とする。
本発明による流体伝動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採っている
本発明による流体伝動装置は、
原動機に連結される入力部材と、変速装置の入力軸に連結される出力部材と、前記入力部材に接続されたポンプインペラと、該ポンプインペラと同軸に回転可能なタービンランナと、前記出力部材に接続されたダンパ機構と、前記入力部材と前記ダンパ機構の入力要素とを係合させると共に両者の係合を解除することができるロックアップクラッチとを備えた流体伝動装置において、
前記タービンランナと前記ダンパ機構を構成する複数の要素の何れか一つである第1要素との間に両者と当接するように配置された弾性体と、
前記タービンランナと前記ダンパ機構を構成する複数の要素の中の前記第1要素以外の第2要素との間に配置されており、該タービンランナと該第2要素とを一体に回転するように係合させることができる係合機構と、
を備えることを特徴とする。
この流体伝動装置では、タービンランナとダンパ機構を構成する複数の要素の何れか一つである第1要素との間に両者と当接するように弾性体が配置されている。従って、ロックアップクラッチにより入力部材とダンパ機構の入力要素とが係合されているときには、当該弾性体は、入力部材と出力部材との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナと共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力部材から第1要素までの間で生じる振動を減衰し、第1要素から出力部材への振動の伝達を抑制することができる。そして、この流体伝動装置は、タービンランナとダンパ機構を構成する複数の要素の中の前記第1要素以外の第2要素との間にタービンランナと第2要素とを一体に回転するように係合させることができる係合機構が配置されており、係合機構によりタービンランナと第2要素とが係合されて一体に回転すると、タービンランナと第1要素との間の弾性体は、入力部材と出力部材との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、この流体伝動装置では、タービンランナと第1要素との間の弾性体をダイナミックダンパ用の弾性体および原動機から入力部材に入力される過大なトルクを吸収する弾性体として兼用することが可能となるので、原動機から入力部材に入力される過大なトルクを吸収する専用の弾性体をダンパ機構に対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置にダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。なお、ダンパ機構を構成する第1要素や第2要素が複数の部材からなるものである場合には、タービンランナと第1要素を構成する複数の部材の何れか一つとの間に弾性体を配置したり、タービンランナと第2要素を構成する複数の部材の何れか一つとの間に係合機構を配置したりすればよい。
また、前記ダンパ機構は、前記入力要素と前記出力部材に接続される出力要素とを有してもよく、前記第1要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の一方であり、前記第2要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の他方であってもよい。
更に、前記ダンパ機構は、前記入力要素と中間要素と前記出力部材に接続される出力要素とを有してもよく、前記第1要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の一方であり、前記第2要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の他方であってもよい。
また、前記ダンパ機構は、前記入力要素と中間要素と前記出力部材に接続される出力要素とを有してもよく、前記第1要素は、前記ダンパ機構の前記中間要素であり、前記第2要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の何れか一方であってもよい。
更に、前記係合機構は、前記入力部材に前記ダンパ機構の許容入力トルクを超える過大トルクが入力されたときに前記タービンランナと前記第2要素とを係合させるものであってもよい。
そして、前記流体伝動装置は、前記タービンランナから前記ポンプインペラへの作動流体の流れを整流するステータを更に備えてもよく、前記ポンプインペラと前記タービンランナと前記ステータとは、トルク増幅機能を有するトルクコンバータを構成してもよい。また、前記ポンプインペラと前記タービンランナとは、トルク増幅機能を有さない流体継手を構成してもよい。
本発明の実施例に係る流体伝動装置1を示す断面図である。 流体伝動装置1の要部を示す断面図である。 流体伝動装置1の動作を説明するための概略構成図である。 流体伝動装置1の動作を説明するための概略構成図である。 変形例に係る流体伝動装置1Bを示す概略構成図である。 変形例に係る流体伝動装置1Cを示す概略構成図である。 変形例に係る流体伝動装置1Dを示す概略構成図である。 変形例に係る流体伝動装置1Eを示す概略構成図である。 変形例に係る流体伝動装置1Fを示す概略構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る流体伝動装置1を示す断面図である。同図に示す流体伝動装置1は、原動機としてのエンジンを備えた車両に発進装置として搭載されるトルクコンバータであり、図示しないエンジンのクランクシャフトに連結される入力側センターピース(入力部材)2と、入力側センターピース2に固定されるフロントカバー3と、フロントカバー3に固定されたポンプインペラ(入力側流体伝動要素)4と、ポンプインペラ4と同軸に回転可能なタービンランナ(出力側流体伝動要素)5と、タービンランナ5からポンプインペラ4への作動油(作動流体)の流れを整流するステータ6と、図示しない自動変速機(AT)あるいは無段変速機(CVT)である変速装置のインプットシャフトISに固定されるダンパハブ(出力部材)7と、ダンパハブ7に接続されたダンパ機構8と、入力側センターピース2とダンパ機構8とを係合させる(連結する)と共に両者の係合(連結)を解除することができる多板摩擦式のロックアップクラッチ9とを含む。
ポンプインペラ4は、フロントカバー3に密に固定されるポンプシェル40と、ポンプシェル40の内面に配設された複数のポンプブレード41とを有する。タービンランナ5は、タービンハブに固定されるタービンシェル50と、タービンシェル50の内面に配設された複数のタービンブレード51とを有し、タービンシェル50(タービンハブ)はダンパハブ7により回転自在に支持される。ポンプインペラ4とタービンランナ5とは、互いに対向し合い、両者の間には、ポンプインペラ4やタービンランナ5と同軸に回転可能なステータ6が配置される。ステータ6は、複数のステータブレード60を有し、ステータ6の回転方向は、ワンウェイクラッチ61により一方向のみに設定される。これらのポンプインペラ4、タービンランナ5およびステータ6は、作動油を循環させるトーラス(環状流路)を形成する。
ダンパ機構8は、フロントカバー3やポンプインペラ4のポンプシェル40により画成される油室内の外周側領域に配置されると共にロックアップクラッチ9により入力側センターピース2と回転方向に一体化され得る入力要素(ドライブ要素)81と、当該油室内の内周側領域に配置されてダンパハブ7に固定されると共に入力要素81を回転自在に支持する出力要素(ドリブン要素)82と、複数の第1コイルスプリング(第1弾性部材)83を介して入力要素81と係合すると共に複数の第2コイルスプリング(第2弾性部材)84を介して出力要素82と係合する環状の中間要素(中間プレート)85とを含む。
入力要素81は、図1に示すように、フロントカバー3側(エンジン側)に配置される環状の第1入力プレート(ドライブプレート)811と、ポンプシェル40側(変速装置側)に配置される環状の第2入力プレート(ドライブプレート)812とを含む。第1入力プレート811は、それぞれ周方向に延在して第1コイルスプリング83を収容する複数のスプリング収容部を外周側に有すると共に、それぞれ軸方向に延びる複数のスプラインを内周部に有する。また、各スプリング収容部の一端には、対応する第1コイルスプリング83の一端と当接する当接部(図1の破線参照)が形成されている。第2入力プレート812は、複数のリベット(図1参照)を介して第1入力プレート811に連結(固定)され、第1入力プレート811と第2入力プレート812との間には、中間要素85の外周部が軸周りに回転可能に配置される。また、第2入力プレート812は、第1入力プレート811の各スプリング収容部に収容された第1コイルスプリング83を内側から支持する。
出力要素82は、フロントカバー3側(エンジン側)に配置される環状の第1出力プレート(ドリブンプレート)821と、ポンプシェル40側(変速装置側)に配置される環状の第2出力プレート822とを含む。第1出力プレート821は、それぞれ周方向に延在する複数のスプリング支持部を有し、第2出力プレート822は、それぞれ第1出力プレート821の対応するスプリング支持部と対向する複数のスプリング支持部を有する。各第2コイルスプリング84は、第1出力プレート821のスプリング支持部とそれに対応する第2出力プレート822のスプリング支持部とにより保持され、各第2コイルスプリング84の一端は、第1および第2出力プレート821および822の少なくとも何れか一方に形成された当接部(図示せず)と当接する。そして、第1出力プレート821と第2出力プレート822との間には、中間要素85の内周部が軸周りに回転可能に配置され、第1および第2出力プレート821および822の内周部は、リベットを介してダンパハブ7に固定される。中間要素85は、第1および第2入力プレート811および812により保持された対応する第1コイルスプリング83の他端とそれぞれ当接する複数の外周側係合部を有すると共に、第1および第2出力プレート821および822により保持された対応する第2コイルスプリング84の他端とそれぞれ当接する複数の内周側係合部を有する。
ロックアップクラッチ9は、図1に示すように、入力要素81の内側かつフロントカバー3と出力要素82との間に配置される。ロックアップクラッチ9は、入力側センターピース2により軸方向に摺動自在に支持されるロックアップピストン90と、ロックアップピストン90と対向すると共に軸方向に移動不能となるように入力側センターピース2により支持されるクラッチハブ91と、ロックアップピストン90とクラッチハブ91との間に配置されるリターンスプリング92と、ロックアップピストン90とクラッチハブ91との間に位置するように入力要素81の第1入力プレート811により複数のスプラインを介して軸方向に摺動自在に支持される複数の第1クラッチプレート93と、ロックアップピストン90とクラッチハブ91との間で第1クラッチプレート93と隣り合うようにクラッチハブ91により複数のスプラインを介して軸方向に摺動自在に支持される複数の第2クラッチプレート94とを含む。
ロックアップピストン90は、入力側センターピース2の径方向に延びる部分やフロントカバー3に近接して配置され、ロックアップピストン90の背面と入力側センターピース2とフロントカバー3との間には、入力側センターピース2に形成された作動油供給孔やインプットシャフトISに形成された油路を介して図示しない油圧制御ユニットに接続されるロックアップ室95が画成される。これにより、図示しない油圧制御ユニットから作動油供給孔等を介してロックアップ室95内に作動油(ロックアップ圧)を供給すれば、ロックアップピストン90がクラッチハブ91に向けて移動し、ロックアップピストン90とクラッチハブ91とにより第1および第2クラッチプレート93および94が挟み付けられることで入力側センターピース2がダンパ機構8を介してダンパハブ7に連結され、それによりエンジンからの動力が入力側センターピース2、ダンパ機構8およびダンパハブ7を介して変速装置のインプットシャフトISに伝達されるようになる。なお、ロックアップ室95への作動油の導入を停止すれば、ロックアップ室95内の作動油は入力側センターピース2に形成された作動油排出孔からインプットシャフトISの油路へと流出し、それによりロックアップが解除されることになる。
ここで、実施例の流体伝動装置1は、図1に示すように、タービンランナ5とダンパ機構8を構成する複数要素の中の入力要素81(第1要素)との間にそれぞれ両者に当接するように複数の第3コイルスプリング86(弾性体)が配置されており、原動機としてのエンジンから当該エンジンが通常発生するトルク(トルク変動)の範囲を超えると共にダンパ機構8の許容入力トルクを超える所定値以上の過大トルクが入力部材としての入力側センターピース2に入力されたときにタービンランナ5とダンパ機構8を構成する複数要素の中の入力要素81(第1要素)以外の出力要素82(第2要素)とが一体に回転するように構成されている。すなわち、入力要素81は、上述の第1入力プレート811および第2入力プレート812に加えて、第2入力プレート812よりもポンプシェル40側(変速装置側)に配置されると共に上述のリベットを介して第1および第2入力プレート811および812に連結(固定)される第3入力プレート813を含む。第3入力プレート813は、それぞれ周方向に延在して第3コイルスプリング86を支持する複数のスプリング支持部と、各スプリング支持部の一端に設けられて対応する第3コイルスプリング86の一端と当接する当接部(図1の破線参照)とを有し、第2入力プレート812と共に複数の第3コイルスプリング86を保持する。また、タービンランナ5のタービンシェル50には、第2および第3入力プレート812および813により保持された対応する第3コイルスプリング86の他端とそれぞれ当接する複数の外周側係合部を有する環状のタービン連結部材87が固定されている。タービン連結部材87は、その内周側で係合機構88を介して出力要素82を構成する第2出力プレート822と係合可能である。
係合機構88は、図2に示すように、タービン連結部材87の内周部に等間隔に配設されると共にそれぞれ径方向内側に延びる複数の径方向突片871と、第2出力プレート822の外周部に等間隔に配設されると共にそれぞれタービン連結部材87の径方向突片871と係合可能となるように軸方向かつポンプシェル40側(変速装置側)に延びる複数(径方向突片871と同数)の軸方向突片822aとにより構成される。第2出力プレート822の各軸方向突片822aは、タービン連結部材87の互いに隣り合う径方向突片871同士の間隔よりも短い周長を有し、図2に示すように、タービン連結部材87の互いに隣り合う径方向突片871の間に位置する。これにより、タービン連結部材87(タービンランナ5)と第2出力プレート822(出力要素82)とはガタをもって係合することになる。実施例では、車両の走行中に入力側センターピース2に原動機としてのエンジンから当該エンジンが通常発生するトルク(トルク変動)の範囲を超えておらず、かつダンパ機構8の許容入力トルク以下のトルクが入力されるときに、図2に示すように、タービン連結部材87の各径方向突片871が両側の軸方向突片822aの何れとも当接することなく回転方向上流側の軸方向突片822aに若干近接するように、径方向突片871および軸方向突片822aの数や、互いに隣り合う径方向突片871の間隔、互いに隣り合う軸方向突片822aの間隔が定められる。すなわち、入力側センターピース2にエンジンから上述のような過大トルクが入力されないときに、基本的に係合機構88がタービン連結部材87(タービンランナ5)と第2出力プレート822(出力要素82)とを係合させることはない。
これに対して、原動機としてのエンジンから上述のような過大トルクが入力側センターピース2に入力されたのに伴い、入力要素81および複数の第3コイルスプリング86を介してあるいはポンプインペラ4およびタービンランナ5を介してタービン連結部材87に大きなトルクが入力されたことによりタービン連結部材87の回転速度が第2出力プレート822の回転速度よりも高まってタービン連結部材87が第2出力プレート822に対して回転すると、タービン連結部材87の径方向突片871が回転方向下流側の軸方向突片822aと当接し、それによりタービン連結部材87と第2出力プレート822すなわち出力要素82が一体に回転する。すなわち、係合機構88は、入力側センターピース2にエンジンから上述のような過大トルクが入力されるときにタービン連結部材87(タービンランナ5)と第2出力プレート822(出力要素82)とを係合させる。なお、径方向突片871と回転方向下流側の軸方向突片822aとの間隔を規定する角度αは、第3コイルスプリング86の剛性(バネ定数)や入力側センターピース2へのトルクの入力状態に基づいて適正なタイミングで径方向突片871と回転方向下流側の軸方向突片822aとが当接するように実験・解析を経て定められ、径方向突片871と回転方向上流側の軸方向突片822aとの間隔を規定する角度βは、エンジンの通常の爆発振動により径方向突片871と回転方向上流側の軸方向突片822aとができるだけ接触しないように実験・解析を経て定められる。
次に、図3および図4を参照しながら上述の流体伝動装置1の動作について説明する。流体伝動装置1において、ロックアップクラッチ9により入力側センターピース2とダンパ機構8の入力要素81とが係合されないロックアップオフ時には、図3に示すように、原動機としてのエンジンからの動力が、入力側センターピース2、ポンプインペラ4、タービンランナ5、タービン連結部材87、複数の第3コイルスプリング86、入力要素81、複数の第1コイルスプリング83、中間要素85、複数の第2コイルスプリング84、出力要素82、ダンパハブ7という経路を介して変速装置のインプットシャフトISへと伝達される。この際、入力側センターピース2に入力されるトルクの変動は、主にダンパ機構8の第1および第2コイルスプリング83および84により吸収される。
また、ロックアップクラッチ9により入力側センターピース2とダンパ機構8の入力要素81とが係合されるロックアップオン時には、図4に示すように、原動機としてのエンジンからの動力が、入力側センターピース2、ロックアップクラッチ9、入力要素81、複数の第1コイルスプリング83、中間要素85、複数の第2コイルスプリング84、出力要素82、ダンパハブ7という経路を介して変速装置のインプットシャフトISへと伝達される。この際、入力側センターピース2に入力されるトルクの変動は、主にダンパ機構8の第1および第2コイルスプリング83および84により吸収される。また、実施例の流体伝動装置1では、タービンランナ5すなわち当該タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87がダンパ機構8を構成する複数要素の中の入力要素81と複数の第3コイルスプリング86を介して係合していることから、弾性体である複数の第3コイルスプリング86は、ロックアップオン時に入力側センターピース(入力部材)2とダンパハブ(出力部材)7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87と共にダイナミックダンパを構成する。
これにより、実施例の流体伝動装置1では、ロックアップオン時に入力側センターピース2から第1要素としての入力要素81までの間で生じる振動を複数の第3コイルスプリング86とマスとしてのタービンランナ5やタービン連結部材87とにより構成されるダイナミックダンパによって減衰し、入力要素81から出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することが可能となる。すなわち、実施例の流体伝動装置1では、複数の第3コイルスプリング86とマスとしてのタービンランナ5やタービン連結部材87とにより構成されるダイナミックダンパの共振周波数、すなわち第3コイルスプリング86の剛性(バネ定数)や、タービンランナ5およびタービン連結部材87等の重量(イナーシャ)をエンジンの気筒数やロックアップ実行時のエンジン回転数に基づいて調整することで、エンジン回転数が比較的低いときにエンジンから流体伝動装置1すなわち入力側センターピース2へと伝達される振動をダイナミックダンパによって効果的に吸収(減衰)して当該振動が入力要素81よりも下流側に伝達されるのを良好に抑制することが可能となる。従って、実施例の流体伝動装置1では、エンジン回転数が例えば1000rpm程度と比較的低い段階でロックアップを実行して動力伝達効率を向上させると共に、ロックアップクラッチ9の係合時や係合後の入力側センターピース2の回転速度が比較的低いときに生じがちな振動を良好に減衰することが可能となる。
そして、流体伝動装置1では、エンジンから上述のような過大トルクが入力側センターピース2に入力されたときに、タービンランナ5すなわち当該タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87と第1要素としての入力要素81との間の複数の第3コイルスプリング86が当該過大トルクに基づくトルク(過大トルク自体あるいは当該過大トルクに起因した大きなトルク)吸収するダンパとして機能する。すなわち、ロックアップオフ時に入力側センターピース2にエンジンから過大トルクが入力されたのに伴ってタービンランナ5に当該過大トルクに起因した大きなトルクが伝達され、それによりタービン連結部材87が第2出力プレート822に対して回転することでタービン連結部材87の径方向突片871が回転方向下流側の軸方向突片822aと当接すると、タービン連結部材87と第2出力プレート822すなわち出力要素82が一体に回転することになる。これにより、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87は、図3において点線で示すように係合機構88を介してダンパ機構8の出力要素82と実質的に連結されると共に、複数の第3コイルスプリング86、入力要素81、複数の第1コイルスプリング83、中間要素85および複数の第2コイルスプリング84を介してダンパ機構8の出力要素82と実質的に連結されることになる。従って、第3コイルスプリング86の剛性(バネ定数)を第1コイルスプリング83および第2コイルスプリング84の剛性(バネ定数)よりも高めておくことで、ロックアップオフ時であって入力側センターピース2にエンジンから過大トルクが入力されたときに、第3コイルスプリング86を上記過大トルクに起因した大きなトルクを吸収するダンパとして機能させることが可能となる。
また、ロックアップオン時に入力側センターピース2にエンジンから上述のような過大トルクが入力されたのに伴ってダンパ機構8の入力要素81に当該過大トルクが入力されると、複数の第3コイルスプリング86を介して入力要素81と係合するタービン連結部材87が第2出力プレート822に対して回転することでタービン連結部材87の径方向突片871が回転方向下流側の軸方向突片822aと当接し、タービン連結部材87と第2出力プレート822すなわち出力要素82が一体に回転することになる。これにより、ダンパ機構8の入力要素81は、複数の第1コイルスプリング83、中間要素85および複数の第2コイルスプリング84を介して出力要素82と実質的に連結されると共に、図4において点線で示すように複数の第3コイルスプリング86およびタービン連結部材87を介して出力要素82と実質的に連結されることになる。従って、第3コイルスプリング86の剛性(バネ定数)を第1コイルスプリング83および第2コイルスプリング84の剛性(バネ定数)よりも高めておくことで、ロックアップオン時であって入力側センターピース2にエンジンから過大トルクが入力されたときにも、第3コイルスプリング86を当該過大トルクを吸収するダンパとして機能させることが可能となる。
なお、上述のようにダイナミックダンパおよび過大トルク吸収用ダンパの双方として機能する第3コイルスプリング86の剛性すなわちバネ定数は、過大トルクに基づくトルクの吸収特性を優先して定めると好ましく、第3コイルスプリング86やタービンランナ5、タービン連結部材87により構成されるダイナミックダンパの振動減衰特性は、タービン連結部材87の質量やタービンランナ5やタービン連結部材87に取り付けられる錘の質量により調整されると好ましい。
以上説明したように、流体伝動装置1では、タービンランナ5すなわち当該タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87とダンパ機構8を構成する複数要素の何れか一つである第1要素としての入力要素81との間にそれぞれ両者と当接するように複数の第3コイルスプリング86が配置されている。従って、ロックアップクラッチ9により入力部材としての入力側センターピース2とダンパ機構8の入力要素81とが係合されるロックアップオン時に、入力要素81とタービンランナ5すなわちタービン連結部材87との間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2と出力部材としてのダンパハブ7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87と共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力側センターピース2から第1要素として入力要素81までの間で生じる振動を減衰し、入力要素81から出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することができる。すなわち、複数の第3コイルスプリング86とマスとしてのタービンランナ5やタービン連結部材87とにより構成されるダイナミックダンパの共振周波数を調整することで、エンジン回転数が比較的低いときに原動機としてのエンジンから流体伝動装置1すなわち入力側センターピース2へと伝達される振動を上記ダイナミックダンパによって効果的に吸収(減衰)して当該振動が入力要素81よりも下流側に伝達されるのを良好に抑制することが可能となる。
そして、流体伝動装置1は、タービンランナ5とダンパ機構8を構成する複数の要素の中の入力要素81(第1要素)以外の出力要素82(第2要素)との間にタービンランナ5と出力要素82とを一体に回転するように係合させることができる係合機構88が配置されており、係合機構88によりタービンランナ5と出力要素82とが係合されて一体に回転すると、タービンランナ5と入力要素81との間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2とダンパハブ7との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、流体伝動装置1では、タービンランナ5と入力要素81との間の複数の第3コイルスプリング86をダイナミックダンパ用の弾性体および原動機としてのエンジンから入力側センターピース2に入力される過大なトルクを吸収する弾性体として兼用することが可能となるので、エンジンから入力部材に入力される過大なトルクを吸収する専用の弾性体をダンパ機構に対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置1にダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。
更に、実施例の流体伝動装置1では、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87がダンパ機構8を構成する複数要素の中で特にロックアップオン時であって入力側センターピース2の回転速度(エンジン回転数)が比較的低いときに中間要素85や出力要素82に比べて大きい振動エネルギを有する入力要素81と複数の第3コイルスプリング86(弾性体)を介して係合しており、入力側センターピース2から動力の伝達対象である変速装置までの動力伝達経路のより上流側でダイナミックダンパによって振動が吸収されることになる。これにより、ロックアップオン時には、原動機としてのエンジンから流体伝動装置1すなわち入力側センターピース2へと伝達される振動をダンパ機構8の入力要素81よりも下流側の要素で減衰される前にダイナミックダンパによって効果的に吸収(減衰)して当該振動が入力要素81よりも下流側に伝達されるのを良好に抑制することが可能となる。
図5は、変形例に係る流体伝動装置1Bを示す概略構成図である。同図に示す流体伝動装置1Bは、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Bとダンパ機構8Bを構成する複数要素の中の出力要素82B(第1要素)との間にそれぞれ両者に当接するように配置された複数の第3コイルスプリング86(弾性体)と、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Bとダンパ機構8Bを構成する複数要素の中の出力要素82B(第1要素)以外の入力要素81B(第2要素)との間に配置されており、タービンランナ5と入力要素81Bとが一体に回転するようにタービン連結部材87Bと入力要素81Bとを係合させることができる係合機構88Bとを備える。
このように構成される流体伝動装置1Bでは、ロックアップクラッチ9により入力部材としての入力側センターピース2とダンパ機構8Bの入力要素81Bとが係合されるロックアップオン時に、出力要素82Bとタービン連結部材87Bとの間の複数の第3コイルスプリング86が入力側センターピース2と出力部材としてのダンパハブ7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87Bと共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力側センターピース2から第1要素として出力要素82Bまでの間で生じる振動を減衰し、出力要素82Bから出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することができる。そして、流体伝動装置1Bでは、原動機としてのエンジンから上述のような過大トルクが入力側センターピース2に入力されたのに伴い、係合機構88Bによりタービン連結部材87Bと入力要素81Bとが係合されてタービンランナ5と入力要素81Bとが一体に回転すると、タービンランナ5と出力要素82Bとの間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2とダンパハブ7との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、流体伝動装置1Bにおいても、原動機としてのエンジンから過大トルクが入力側センターピース2に入力されたときに当該過大トルクに基づくトルクを吸収する専用の弾性体(コイルスプリング)をダンパ機構8Bに対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置1Bにダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。
図6は、変形例に係る流体伝動装置1Cを示す概略構成図である。同図に示す流体伝動装置1Cは、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Cとダンパ機構8Cを構成する複数要素の中の中間要素85C(第1要素)との間にそれぞれ両者と当接するように配置された複数の第3コイルスプリング86(弾性体)と、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Cとダンパ機構8Cを構成する複数要素の中の中間要素85C(第1要素)以外の出力要素82C(第2要素)との間に配置されており、タービンランナ5と出力要素82Cとが一体に回転するようにタービン連結部材87Cと出力要素82Cとを係合させることができる係合機構88Cとを備える。
このように構成される流体伝動装置1Cでは、ロックアップクラッチ9により入力部材としての入力側センターピース2とダンパ機構8Cの入力要素81Cとが係合されるロックアップオン時に、中間要素85Cとタービン連結部材87Cとの間の複数の第3コイルスプリング86が入力側センターピース2と出力部材としてのダンパハブ7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87Cと共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力側センターピース2から第1要素として中間要素85Cまでの間で生じる振動を減衰し、中間要素85Cから出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することができる。そして、流体伝動装置1Cでは、原動機としてのエンジンから上述のような過大トルクが入力側センターピース2に入力されたのに伴い、係合機構88Cによりタービン連結部材87Cと出力要素82Cとが係合されてタービンランナ5と出力要素82Cとが一体に回転すると、タービンランナ5と中間要素85Cとの間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2とダンパハブ7との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、流体伝動装置1Cにおいても、原動機としてのエンジンから過大トルクが入力側センターピース2に入力されたときに当該過大トルクに基づくトルクを吸収する専用の弾性体(コイルスプリング)をダンパ機構8Cに対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置1Cにダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。
図7は、変形例に係る流体伝動装置1Dを示す概略構成図である。同図に示す流体伝動装置1Dは、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Dとダンパ機構8Dを構成する複数要素の中の中間要素85Dとの間にそれぞれ両者に当接するように配置された複数の第3コイルスプリング86(弾性体)と、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Dとダンパ機構8Dを構成する複数要素の中の中間要素85D(第1要素)以外の入力要素81D(第2要素)との間に配置されており、タービンランナ5と入力要素81Dとが一体に回転するようにタービン連結部材87Dと入力要素81Dとを係合させることができる係合機構88Dとを備える。
このように構成される流体伝動装置1Dでは、ロックアップクラッチ9により入力部材としての入力側センターピース2とダンパ機構8Dの入力要素81Dとが係合されるロックアップオン時に、中間要素85Dとタービン連結部材87Dとの間の複数の第3コイルスプリング86が入力側センターピース2と出力部材としてのダンパハブ7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87Dと共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力側センターピース2から第1要素として中間要素85Dまでの間で生じる振動を減衰し、中間要素85Dから出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することができる。そして、流体伝動装置1Dでは、原動機としてのエンジンから上述のような過大トルクが入力側センターピース2に入力されたのに伴い、係合機構88Dによりタービン連結部材87Dと入力要素81Dとが係合されてタービンランナ5と入力要素81Dとが一体に回転すると、タービンランナ5と中間要素85Cとの間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2とダンパハブ7との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、流体伝動装置1Dにおいても、原動機としてのエンジンから過大トルクが入力側センターピース2に入力されたときに当該過大トルクに基づくトルクを吸収する専用の弾性体(コイルスプリング)をダンパ機構8Dに対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置1Dにダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。
図8は、変形例に係る流体伝動装置1Eを示す概略構成図である。同図に示す流体伝動装置1Eのダンパ機構8Eは、中間要素(中間プレート)を有さず、入力要素81Eと出力要素82Eとがスプリング83Eを介して係合するように構成されたものである。そして、流体伝動装置1Eでは、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Eとダンパ機構8Eを構成する複数要素の中の入力要素81E(第1要素)との間にそれぞれ両者と当接するように配置された複数の第3コイルスプリング86(弾性体)と、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Eとダンパ機構8Eを構成する複数要素の中の入力要素81E(第1要素)以外の出力要素82E(第2要素)との間に配置されており、タービンランナ5と出力要素82Eとが一体に回転するようにタービン連結部材87Eと出力要素82Eとを係合させることができる係合機構88Eとを備える。
このように構成される流体伝動装置1Eでは、ロックアップクラッチ9により入力部材としての入力側センターピース2とダンパ機構8Eの入力要素81Eとが係合されるロックアップオン時に、入力要素81Eとタービン連結部材87Eとの間の複数の第3コイルスプリング86が入力側センターピース2と出力部材としてのダンパハブ7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87Eと共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力側センターピース2から第1要素として入力要素81Eまでの間で生じる振動を減衰し、入力要素81Eから出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することができる。そして、流体伝動装置1Eでは、原動機としてのエンジンが発生するトルクを超える過大トルクが入力側センターピース2に入力されたのに伴い、係合機構88Eによりタービン連結部材87Eと出力要素82Eとが係合されてタービンランナ5と出力要素82Eとが一体に回転すると、タービンランナ5と入力要素81Eとの間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2とダンパハブ7との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、流体伝動装置1Eにおいても、原動機としてのエンジンから過大トルクが入力側センターピース2に入力されたときに当該過大トルクに基づくトルクを吸収する専用の弾性体(コイルスプリング)をダンパ機構8Eに対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置1Eにダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。
図9は、変形例に係る流体伝動装置1Fを示す概略構成図である。同図に示す流体伝動装置1Fのダンパ機構8Fも、中間要素(中間プレート)を有さず、入力要素81Fと出力要素82Fとがスプリング83Fを介して係合するように構成されたものである。そして、流体伝動装置1Fでは、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Fとダンパ機構8Fを構成する複数要素の中の出力要素82F(第1要素)との間にそれぞれ両者に当接するように配置された複数の第3コイルスプリング86(弾性体)と、タービンランナ5に固定されたタービン連結部材87Fとダンパ機構8Fを構成する複数要素の中の出力要素82F(第1要素)以外の入力要素81F(第2要素)との間に配置されており、タービンランナ5と入力要素81Fとが一体に回転するようにタービン連結部材87Fと入力要素81Fとを係合させることができる係合機構88Fとを備える。
このように構成される流体伝動装置1Fでは、ロックアップクラッチ9により入力部材としての入力側センターピース2とダンパ機構8Fの入力要素81Fとが係合されるロックアップオン時に、出力要素82Fとタービン連結部材87Fとの間の複数の第3コイルスプリング86が入力側センターピース2と出力部材としてのダンパハブ7との間でのトルク伝達に寄与しないマスとなるタービンランナ5やタービン連結部材87Fと共にダイナミックダンパを構成し、こうして構成されるダイナミックダンパにより入力側センターピース2から第1要素として出力要素82Fまでの間で生じる振動を減衰し、出力要素82Fから出力部材としてのダンパハブ7への振動の伝達を抑制することができる。そして、流体伝動装置1Fでは、原動機としてのエンジンから上述のような過大トルクが入力側センターピース2に入力されたのに伴い、係合機構88Fによりタービン連結部材87Fと入力要素81Fとが係合されてタービンランナ5と入力要素81Fとが一体に回転すると、タービンランナ5と出力要素82Fとの間の複数の第3コイルスプリング86は、入力側センターピース2とダンパハブ7との間でトルクを吸収するダンパとして機能する。これにより、流体伝動装置1Fにおいても、原動機としてのエンジンから過大トルクが入力側センターピース2に入力されたときに当該過大トルクに基づくトルクを吸収する専用の弾性体(コイルスプリング)をダンパ機構8Fに対して設ける必要がなくなる。この結果、部品点数の増加によるコストアップや装置のサイズアップを抑制しつつ、流体伝動装置1Fにダイナミックダンパ機能を付与することが可能となる。
なお、少なくとも上述の流体伝動装置1は、タービンランナ5からポンプインペラ4への作動油の流れを整流するステータ6を備えたトルク増幅機能を有するトルクコンバータとして構成されているが、本発明による流体伝動装置は、ステータ6すなわちトルク増幅機能を有さない流体継手として構成されてもよい。
ここで、実施例および変形例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。すなわち、上記実施例や変形例では、原動機としてのエンジンに連結される入力側センターピース2が「入力部材」に相当し、変速装置のインプットシャフトISに連結されるダンパハブ7が「出力部材」に相当し、入力側センターピース2に接続されたポンプインペラ4が「ポンプインペラ」に相当し、ポンプインペラ4と同軸に回転可能なタービンランナ5が「タービンランナ」に相当し、ダンパハブ7に接続されたダンパ機構8〜8Fが「ダンパ機構」に相当し、入力側センターピース2とダンパ機構8〜8Fの入力要素81〜81Fとを係合させると共に両者の係合を解除するロックアップクラッチ9が「ロックアップクラッチ」に相当し、タービンランナ5とダンパ機構8〜8Fを構成する複数の要素の何れか一つである第1要素との間に両者と当接するように配置された第3コイルスプリング86が「弾性体」に相当し、タービンランナ5とダンパ機構8〜8Fを構成する複数の要素の中の第1要素以外の第2要素との間に配置されており、タービンランナ5と第2要素とを一体に回転するように係合させることができる係合機構88〜88Fが「係合機構」に相当する。
ただし、実施例等の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載された発明の主要な要素との対応関係は、実施例等が課題を解決するための手段の欄に記載された発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。すなわち、実施例等はあくまで課題を解決するための手段の欄に記載された発明の具体的な一例に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載された発明の解釈は、その欄の記載に基づいて行なわれるべきものである。
以上、実施例を用いて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
本発明は、流体伝動装置の製造分野等において利用可能である。
1,1B,1C,1D,1E,1F 流体伝動装置、2 入力側センターピース、3 フロントカバー、4 ポンプインペラ、5 タービンランナ、6 ステータ、7 ダンパハブ、8,8B,8C,8D,8E,8F ダンパ機構、9 ロックアップクラッチ、40 ポンプシェル、41 ポンプブレード、50 タービンシェル、51 タービンブレード、60 ステータブレード、61 ワンウェイクラッチ、81,81B,81C,81D,81E,81F 入力要素、82,82B,82C,82D,82E,82F 出力要素、83 第1コイルスプリング、83E,83F スプリング、84 第2コイルスプリング、85,85C,85D 中間要素、86 第3コイルスプリング、87,87B,87C,87D,87E,87F タービン連結部材、88,88B,88C,88D,88E,88F 係合機構、90 ロックアップピストン、91 クラッチハブ、92 リターンスプリング、93 第1クラッチプレート、94 第2クラッチプレート、95 ロックアップ室、811 第1入力プレート、812 第2入力プレート、813 第3入力プレート、821 第1出力プレート、822 第2出力プレート、822a 軸方向突片、871 径方向突片。

Claims (5)

  1. 原動機に連結される入力部材と、変速装置の入力軸に連結される出力部材と、前記入力部材に接続されたポンプインペラと、該ポンプインペラと同軸に回転可能なタービンランナと、前記出力部材に接続されたダンパ機構と、前記入力部材と前記ダンパ機構の入力要素とを係合させると共に両者の係合を解除することができるロックアップクラッチとを備えた流体伝動装置において、
    前記タービンランナと前記ダンパ機構を構成する複数の要素の何れか一つである第1要素との間に両者と当接するように配置された弾性体と、
    前記タービンランナと前記ダンパ機構を構成する複数の要素の中の前記第1要素以外の第2要素との間に配置されており、該タービンランナと該第2要素とを一体に回転するように係合させることができる係合機構と、
    を備えることを特徴とする流体伝動装置。
  2. 請求項1に記載の流体伝動装置において、
    前記ダンパ機構は、前記入力要素と前記出力部材に接続される出力要素とを有し、前記第1要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の一方であり、前記第2要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の他方であることを特徴とする流体伝動装置。
  3. 請求項1に記載の流体伝動装置において、
    前記ダンパ機構は、前記入力要素と中間要素と前記出力部材に接続される出力要素とを有し、前記第1要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の一方であり、前記第2要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の他方であることを特徴とする流体伝動装置。
  4. 請求項1に記載の流体伝動装置装置において、
    前記ダンパ機構は、前記入力要素と中間要素と前記出力部材に接続される出力要素とを有し、前記第1要素は、前記ダンパ機構の前記中間要素であり、前記第2要素は、前記ダンパ機構の前記入力要素および前記出力要素の何れか一方であることを特徴とする流体伝動装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の流体伝動装置において、
    前記係合機構は、前記入力部材に前記ダンパ機構の許容入力トルクを超える過大トルクが入力されたときに前記タービンランナと前記第2要素とを係合させることを特徴とする流体伝動装置。
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