JP2011213207A - 電動パワーステアリング装置の製造方法 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不良率を低くできる電動パワーステアリング装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本製造方法は、入力軸および出力軸18を同軸上に連結したトーションバーを備え、入力軸の一端が、円筒状に巻かれた巻きブッシュ35を介して出力軸18の連結孔181に支持されている電動パワーステアリング装置に適用される。本製造方法は、圧入治具40を用いて巻きブッシュ35を出力軸18の連結孔181に圧入する工程と、圧入治具40を取り外した後、入力軸の一端を巻きブッシュ35内に挿入する工程と、を含む。圧入治具40は、巻きブッシュ35内に挿入される挿入軸41および巻きブッシュ35の軸方向端部353を押圧する押圧部42を含む。圧入する工程では、出力軸18の連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の周方向端部354が内側へ入り込むことが、挿入軸41によって抑制されるようにしてある。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置の製造方法に関する。
電動パワーステアリング装置は、操舵部材に連結されたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトを伝達される操舵トルクを検出するトルクセンサとを有している。検出された操舵トルクに基づいて制御装置が電動モータを制御することで、転舵機構に操舵補助力が付与される。
ステアリングシャフトは、操舵部材に連なる入力軸と、転舵機構に連なる出力軸とに分割されている。これら入力軸および出力軸はトーションバーを介して同一の軸線上で互いに連結されている。入力軸に操舵トルクが入力されたときに、トーションバーが弾性ねじり変形し、これにより、入力軸および出力軸が相対回転するようになっている。トルクセンサは、トーションバーを介する入力軸および出力軸の間の相対回転変位量により操舵トルクを検出する。入力軸の一端の外周は、出力軸の連結孔に、円筒状に巻かれた巻きブッシュを介して支持されている。この巻きブッシュは出力軸の連結孔に圧入されている。
また、ブッシュを圧入する技術として、特許文献1の技術が知られている。
特開2002−321125号公報
ところで、電動パワーステアリング装置の上述した巻きブッシュが出力軸の連結孔に圧入されるときに、巻きブッシュの周方向端部が径方向内方に入り込み、突起状に変形することがある。その結果、圧入後の巻きブッシュの内径が一部で小さくなり過ぎ、真円度が悪くなって、製造時の不良率が高くなる。ひいては、製造コストが高くなる。
そこで、本発明の目的は、製造時の不良率を低くできる電動パワーステアリング装置の製造方法を提供することである。
上記の目的を達成するため、本願発明者は鋭意研究を重ねた結果、圧入時に、巻きブッシュの周方向端部が突起状に変形する原因として、以下の知見を得るに至った。すなわち、巻きブッシュが圧入されるときには、巻きブッシュの内周に圧入治具の挿入軸が挿入されている。挿入軸の外径は、圧入後の巻きブッシュの内径と比べて十分に小さくされていたので、上述の突起状の変形を規制できなかった。
本発明は、第1軸(17)と、第2軸(18)と、上記第1軸および上記第2軸を貫通して上記第1軸および上記第2軸を同軸上に連結したトーションバー(19)と、を備え、上記第1軸の一端(171)が、円筒状に巻かれた巻きブッシュ(35)を介して上記第2軸の連結孔(181)に支持されている電動パワーステアリング装置(1)の製造方法である。この製造方法は、上記巻きブッシュ内に挿入される挿入軸(41)および上記巻きブッシュの軸方向端部(353)を押圧する押圧部(42)を含む圧入治具(40)を用いて、上記巻きブッシュを上記第2軸の上記連結孔に圧入する工程と、上記圧入治具を取り外した後、上記第1軸の上記一端を上記巻きブッシュ内に挿入する工程と、を含む。上記圧入する工程では、上記第2軸の上記連結孔に圧入された上記巻きブッシュの周方向端部(354)が内側へ入り込むことが、上記挿入軸によって抑制されるようにしてあることを特徴とするものである。
本発明では、圧入治具の挿入軸が、圧入時に巻きブッシュの径方向内方へ当該巻きブッシュの周方向端部が突起状に変形することを抑制できる。その結果、製造時の不良率を低くできる。ひいては、製造コストを低減できる。例えば、挿入軸の外径は、以下のように設定するのが好ましい。
すなわち、本発明において、上記圧入する工程において、上記挿入軸の外径(L1)は、上記連結孔の内径(L3)がその公差範囲内の下限値(L31)であるときに当該連結孔に圧入された上記巻きブッシュの内径(L41)よりも大きく、且つ上記連結孔の上記内径がその公差範囲内の上限値(L32)であるときに当該連結孔に圧入された上記巻きブッシュの内径(L42)よりも小さくされている場合がある(請求項2)。この場合、圧入時に巻きブッシュの周方向端部が内側に突起状に変形することは、連結孔の内径がその公差範囲内の下限値に近くなる程に生じ易くなる。このように突起状の変形が生じ易い上述の下限値のときの連結孔に圧入された巻きブッシュの内径よりも、挿入軸の外径を大きくしたので、圧入時に巻きブッシュの周方向端部が内側に突起状に変形することをより確実に防止できる。これにより、製造時の不良率を一層低くできる結果、製造コストを一層低減できる。
また、本発明において、上記圧入する工程において上記挿入軸が挿入される上記巻きブッシュの内周(352)には、フッ素樹脂(37)が被覆されている場合がある(請求項3)。この場合、フッ素樹脂は、弾性変形可能で低摩擦特性を有するので、圧入後の巻きブッシュから挿入軸を容易に抜くことができる。ひいては、製造コストの低減に寄与する。
なお、上記括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を示すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施形態の製造方法が適用された電動パワーステアリング装置の概略構成の模式図である。 図1の出力軸、ウォームホイール等の断面図である。 出力軸の連結孔に巻きブッシュを圧入するときの、出力軸、巻きブッシュ、圧入治具等の断面図である。 図4(a)は、圧入治具に装着された巻きブッシュが出力軸の連結孔に圧入されたときの出力軸、巻きブッシュおよび圧入治具の断面図であり、図4(b)は、図4(a)に示すIVb−IVb断面の断面図である。 出力軸の連結孔に圧入された巻きブッシュの内周に、入力軸を挿入するときの出力軸、巻きブッシュ、入力軸等の断面図である。 出力軸の連結孔、巻きブッシュおよび圧入治具の寸法関係を示す模式図である。 圧入後の巻きブッシュの内径の測定結果を示すグラフであり、比較例に係るグループの製造用中間体における圧入後の巻きブッシュの内周の外接円および内接円の直径のばらつき範囲A1,A2と、試験例1,2に係るグループの製造用中間体における圧入後の巻きブッシュの内周の外接円および内接円の直径のばらつき範囲B1,B2とを示す。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の製造方法が適用された電動パワーステアリング装置(EPS:Electric Power Steering System)の概略構成の模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結しているステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に第1の自在継手4を介して連結された中間軸5と、中間軸5に第2の自在継手6を介して連結されたピニオン軸7と、ピニオン軸7の端部近傍に設けられたピニオン8に噛み合うラック9を有して自動車の左右方向に延びる転舵軸としてのラック軸10とを有している。
ピニオン軸7およびラック軸10により、ラックアンドピニオン機構からなる転舵機構11が構成されている。ラック軸10は、車体(図示せず)に固定されるラックハウジング13内に図示しない複数の軸受を介して直線往復可能に支持されている。ラック軸10には、一対のタイロッド14が結合されている。各タイロッド14は対応するナックルアームを介して対応する転舵輪16に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン8およびラック9によって、自動車の左右方向に関するラック軸10の直線運動に変換される。これにより、転舵輪16の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連なる第1軸としての入力軸17と、ピニオン軸7に連なる第2軸としての出力軸18とに分割されている。これら入力軸17および出力軸18はトーションバー19を介して同一の軸線上で互いに連結されている。入力軸17に操舵トルクが入力されたときに、トーションバー19が弾性ねじり変形し、これにより、入力軸17および出力軸18が相対回転するようになっている。
トーションバー19を介する入力軸17および出力軸18の間の相対回転変位量により操舵トルクを検出するトルクセンサ20が設けられている。また、車速を検出するための車速センサ21が設けられている。また、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit :電子制御ユニット)22が設けられている。また、操舵力(本実施形態では操舵補助力)を発生するためのアクチュエータとしての電動モータ23と、この電動モータ23の出力回転を減速する減速機24とが設けられている。
トルクセンサ20および車速センサ21からの検出信号が、ECU22に入力されるようになっている。ECU22は、トルク検出結果や車速検出結果等に基づいて、操舵補助用の電動モータ23を制御する。電動モータ23の出力回転が減速機24を介して減速されてピニオン軸7に伝達され、ラック軸10の直線運動に変換されて、操舵が補助されるようになっている。
減速機24は、電動モータ23により回転駆動される駆動ギヤとしてのウォーム軸26と、このウォーム軸26に噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール27とを有している。ウォームホイール27は、ステアリングシャフト3の出力軸18に同伴回転可能に連結されている。例えば、ウォームホイール27は出力軸18の外周に圧入されている。
図2は、図1の出力軸18、ウォームホイール27等の断面図である。図1と図2を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持するステアリングコラム28を有している。ステアリングシャフト3は、例えば、操舵部材2が上方になるようにして、車体の前後方向に対して斜めに取り付けられている。
また、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持するための第1の軸受(図示せず)、第2の軸受(図示せず)、第3の軸受33、第4の軸受34、および第5の軸受としての巻きブッシュ35を有している。
ステアリングシャフト3の軸方向に関してのステアリングコラム28の上端部は、第1の軸受を保持し、この第1の軸受を介して、入力軸17の軸方向の上部を回転可能に支持している。第1の軸受は、転がり軸受としての玉軸受である。
ステアリングシャフト3の軸方向に関してのステアリングコラム28の中間部は、第2の軸受(図示せず)を保持し、この第2の軸受を介して、入力軸17の軸方向の下部を回転可能に支持している。第2の軸受は、転がり軸受としての玉軸受である。
ステアリングシャフト3の軸方向に関してのステアリングコラム28の下部は、第3の軸受33および第4の軸受34を保持し、これら第3の軸受33および第4の軸受34を介して、出力軸18を回転可能に支持している。第3の軸受33および第4の軸受34は、それぞれ転がり軸受としての玉軸受である。第3の軸受33および第4の軸受34の内輪が、出力軸18の外周に、例えば、圧入されている。
ステアリングシャフト3は、上述のように、第1軸としての入力軸17と、第2軸としての出力軸18と、入力軸17および出力軸18を貫通して入力軸17および出力軸18を同軸上に連結したトーションバー19と、を有している。入力軸17の一端171が、円筒状に巻かれた巻きブッシュ35を介して出力軸18の連結孔181に支持されている。
出力軸18の連結孔181は、ステアリングシャフト3の軸方向に関して、出力軸18の中間部に配置されている。連結孔181の内周は、円筒形状をなす圧入面を形成している。この圧入面に、巻きブッシュ35の外周351が圧入されて、固定されている。
入力軸17の一端171は、ステアリングシャフト3の軸方向に関して、入力軸17の下端部に配置されている。一端171の外周は、円筒形状をなす嵌合面を有している。この嵌合面が、巻きブッシュ35の内周352に嵌合している。嵌合面の外径は、連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内周352との間に所定量の隙間を確保できるように、連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径未満の値に設定されている。
巻きブッシュ35は、入力軸17と出力軸18との間に介在している。巻きブッシュ35は、入力軸17の一端171を回転可能に支持している。巻きブッシュ35は、滑り軸受である。
巻きブッシュ35の内周352には、フッ素樹脂37が被覆されている。すなわち、巻きブッシュ35は、金属製の筒部材38と、この筒部材38の内周を覆うフッ素樹脂37とを有している。フッ素樹脂37は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であり、巻きブッシュ35の内周352を形成している。フッ素樹脂37は、弾性変形可能とされるとともに、相手方の入力軸17の一端171と相対摺動するときの摩擦を小さくする効果を有する。巻きブッシュ35の筒部材38は、金属製の板材が円筒形状に巻かれるとともに板材の相対向する一対の縁部が互いに突き合わされてなる。
図3は、出力軸18に巻きブッシュ35を圧入するときの、出力軸18、巻きブッシュ35、圧入治具40等の断面図である。図4(a)は、圧入治具40に装着された巻きブッシュ35が出力軸18の連結孔181に圧入されたときの出力軸18、巻きブッシュ35、および圧入治具40の断面図であり、図4(b)は、図4(a)に示すIVb−IVb断面の断面図である。図5は、出力軸18の連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内周352に、入力軸17を挿入するときの、入力軸17、出力軸18、巻きブッシュ35等の断面図である。図6は、出力軸18の連結孔181、巻きブッシュ35および圧入治具40の寸法関係を誇張して示す模式図である。
本実施形態の電動パワーステアリング装置1の製造方法は、後述する圧入治具40を用いて巻きブッシュ35を出力軸18の連結孔181に圧入する工程(図3参照)と、圧入治具40を取り外した後に入力軸17の一端171を巻きブッシュ35内に挿入する工程(図5参照)と、を含んでいる。その後、入力軸17および出力軸18に、トーションバー19が連結され、ステアリングコラム28に組み付けられる(図2参照)。
図3を参照して、圧入する工程で用いられる圧入治具40は、巻きブッシュ35内に挿入される挿入軸41と、巻きブッシュ35の軸方向端部353を押圧する押圧部42とを有している。挿入軸41は、円柱形状をなしている。押圧部42は、環状段部により構成されている。この環状段部は、挿入軸41の軸方向についての当該挿入軸41の端部から当該挿入軸41の径方向の外方に延設されている。圧入治具40は、受け治具43に対して位置決めされており、挿入軸41の軸方向(巻きブッシュ35の圧入方向に相当する。)に案内部材(図示せず)により移動可能に支持されており、挿入軸41の軸方向に付勢部材(図示せず)により付勢されるようになっている。
図3と図5を参照して、例えば、挿入軸41の外径L1は、入力軸の一端171の嵌合面の外径L2の公差範囲内の下限値と等しいか、この下限値よりも大きくされている。より好ましくは、入力軸の一端171の嵌合面の外径L2の公差範囲内の上限値と等しいか、この上限値よりも大きくされている。
図3を参照して、圧入する工程では、第3の軸受33およびウォームホイール27が固定された出力軸18が、受け治具43に保持される。受け治具43に保持された出力軸18の連結孔181に、圧入治具40の挿入軸41に保持された巻きブッシュ35が圧入される(図4(a)参照。)。
図4(a)および図4(b)を参照して、圧入する工程では、出力軸18の連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の周方向端部354が内側へ入り込むことが、挿入軸41によって抑制されるようにしてある。
このように、本実施形態では、圧入治具40の挿入軸41が、圧入時に巻きブッシュ35の径方向内方へ当該巻きブッシュ35の周方向端部354が突起状に変形することを抑制できる。その結果、圧入後の巻きブッシュ35の内周352の真円度を向上することができ、製造時の不良率を低くできる。ひいては、製造コストを低減できる。
また、圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することを抑制できるので、出力軸18の連結孔181の内径および巻きブッシュ35の肉厚の双方の公差を現状値に維持しつつ、製造時の真円度の不良率を低くできる。
図1と図4(b)を参照して、圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することを抑制できるので、電動パワーステアリング装置1において入力軸17と出力軸18とが相対回転するときの摩擦が大きくなることが抑制される。その結果、操舵トルクの検出精度の低下を抑制できる。ひいては、操舵フィーリングの低下を抑制できる。
図2と図4(b)を参照して、さらに言えば、圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することを抑制できるので、出力軸18の連結孔181の内径の公差範囲の上限値および中央値を小さくすることも可能となる。その結果、圧入後の巻きブッシュ35の内周352と入力軸17の一端171の外周との隙間量を、相対回転がスムーズにできて且つがたつきが生じないような適正範囲内の値にすることも可能となる。
ひいては、電動パワーステアリング装置1において、異音の発生を抑制できる。また、異音の発生を抑制するための部品(例えば、連結孔内の内周に設けられた周溝に配置されたバックアップ用のOリング等)を用いる必要がない。従って、電動パワーステアリング装置1における異音発生の不良率を低減できて、製造コストの低減に寄与する。
このように、圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することを抑制することを通じて、上述の真円度の不良率および異音発生の不良率をともに低減することが可能となる。
挿入軸41の外径L1は、上述のように、入力軸17の一端171の寸法にしたがって設定してもよいが、以下のように設定するのがより好ましい。
図6を参照して、挿入軸41の外径L1は、連結孔181の内径L3がその公差範囲内の下限値L31であるときに当該連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L41よりも大きく、且つ連結孔181の内径L3がその公差範囲内の上限値L32であるときに当該連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L42よりも小さくされている(L42≧L1≧L41)。
なお、図6には、連結孔181の内径L3がその公差範囲内の上限値L32であるときの当該連結孔181およびこの連結孔181に圧入された巻きブッシュ35を実線で図示した。また、連結孔181の内径L3がその公差範囲内の下限値L31であるときの当該連結孔181およびこの連結孔181に圧入された巻きブッシュ35を二点鎖線で図示した。
ここで、連結孔181の内径L3がその公差範囲内の下限値L31(例えば、13.970mm)であるときに当該連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L41は、圧入後の巻きブッシュ35の内径の公差範囲の上限値に相当する。上述の値L41は、例えば、上述の下限値L31から、巻きブッシュ35の肉厚L5の平均値(例えば、圧入前の値0.978mm)の2倍の値を差し引いた値(例えば、12.014mm)である。この値L41を求める際に、肉厚L5の平均値に代えて、肉厚L5の公差範囲の上限値を用いてもよい。
連結孔181の内径L3がその公差範囲内の上限値L32(例えば、14.018mm)であるときに当該連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L42は、圧入後の巻きブッシュ35の内径の公差範囲の下限値に相当する。上述の値L42は、例えば、上述の上限値L32から、巻きブッシュ35の肉厚L5の平均値(例えば、圧入前の値0.978mm)の2倍の値を差し引いた値(例えば、12.062mm)である。この値L42を求める際に、肉厚L5の平均値に代えて肉厚L5の公差範囲の下限値を用いてもよい。
図6および図4(b)を参照して、個体間の巻きブッシュ35の肉厚L5の公差は、通例小さいので、上述のように挿入軸41の外径L1を設定するに際して、肉厚L5の平均値を用いても問題はない。また、個体間の巻きブッシュ35の肉厚L5の公差が大きい場合であっても、巻きブッシュ35がフッ素樹脂37を含む場合には、フッ素樹脂37の弾性変形により、巻きブッシュ35の肉厚の公差が吸収されるので、問題はない。
圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することは、連結孔181の内径L3がその公差範囲内の下限値L31に近くなる程に生じ易くなる。このように突起状の変形が生じ易い上述の下限値L31のときの連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L41よりも、挿入軸41の外径L1を大きく(L1≧L41)したので、圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することをより確実に防止できる。これにより、製造時の不良率を一層低くできる結果、製造コストを一層低減できる。
一方、圧入時に巻きブッシュ35の周方向端部354が内側に突起状に変形することは、連結孔181の内径L3がその公差範囲内の上限値L32に近くなる程に生じ難くなる。その一方で、上限値L32のときの連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L42を超えて挿入軸41の外径L1が大きい(L1>L42)と、連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内周352に挿入軸41の外周が圧入されてしまう。その結果、連結孔181に圧入された巻きブッシュ35から挿入軸41を抜き難くなる。そこで、挿入軸41の外径L1を、上限値L32のときの連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径L4の値L42よりも小さくし(L1≦L42)、圧入された巻きブッシュ35から圧入治具40の挿入軸41を容易に抜くことができるようにした。その結果、製造コストをより一層低減できる。
なお、圧入治具40の挿入軸41の外径L1を、連結孔181の公差範囲内の上限値L32および下限値L31に基づいた巻きブッシュ35の内径L4の値L42および値L41にしたがって定めた場合には、圧入治具40の挿入軸41は、嵌合孔181へ圧入された巻きブッシュ35の内周352に対して締まり嵌め状態となることがある。
本実施形態では、巻きブッシュ35の内周352に被覆されたフッ素樹脂37は、弾性変形可能で低摩擦特性を有するので、圧入後の巻きブッシュ35から挿入軸41を容易に抜くことができる。ひいては、製造コストの低減に寄与する。
また、フッ素樹脂37の低摩擦特性により、組立時に、挿入軸41を巻きブッシュ35に挿入し易くできる。
図3を参照して、フッ素樹脂37が弾性変形可能であるので、挿入軸41に保持された巻きブッシュ35の外径L6と、連結孔181の内径L3との寸法差を吸収できる。その結果、巻きブッシュ35を連結孔181に圧入し易くできる。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明する。他の構成については、上述の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
例えば、巻きブッシュ35の内周352にフッ素樹脂37が被覆されていない場合も考えられる。
また、上述の実施形態では、いわゆるコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置1に本発明が適用された例について説明したが、これに限らず、いわゆるピニオンアシスト式の電動パワーステアリング装置や、いわゆるラックアシスト式の電動パワーステアリング装置に、本発明を適用してもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の変更を施すことができる。
[試験]
本発明の図3の実施形態の製造方法に対応する試験例1,2による電動パワーステアリング装置の製造用中間体を製造した。この製造用中間体は、図3に示すように、出力軸18と、この出力軸18の外周に圧入されたウォームホイール27と、出力軸18の外周に圧入された第3の軸受33と、出力軸18の連結孔181に圧入された巻きブッシュ35とを有している。製造用中間体において、出力軸18の連結孔181に圧入された巻きブッシュ35の内径を測定した。
同様に、従来の製造方法に対応する比較例による電動パワーステアリング装置の製造用中間体を製造し、製造用中間体において、圧入された巻きブッシュの内径を測定した。
これらの測定結果を互いに比較し、試験例1,2に係る製造用中間体の圧入後の巻きブッシュの真円度が、比較例に係る製造用中間体と比べて良好なことを説明する。
なお、試験例1,2に係る製造用中間体と、比較例に係る製造用中間体との間で、これら製造用中間体を構成する各部品の公差範囲は、互いに同じとした。また、これらの製造用中間体の出力軸の連結孔および巻きブッシュの具体的な寸法は、上述の実施形態で説明した通りである。
<試験例1,2>
試験例1の製造方法では、圧入治具の挿入軸の外径は、12.033mmとされる。試験例2の製造方法では、圧入治具の挿入軸の外径は、12.044mmとされる。
試験例1,2に係る製造用中間体をそれぞれ複数個(例えば、18個)製造した。すなわち、ウォームホイールおよび第3の軸受が組み付けられた出力軸の連結孔に、巻きブッシュを、試験例1,2のそれぞれの製造方法の圧入治具を用いて圧入し、製造用中間体を得た。
試験例1,2に係るグループの各製造用中間体の巻きブッシュについて、圧入後の各巻きブッシュの内径を以下のように測定した。すなわち、連結孔に圧入された巻きブッシュの内周の輪郭形状を測定し、測定した輪郭形状の外接円の直径(巻きブッシュの個体内での内径の最大値に相当する。)および内接円の直径(巻きブッシュの個体内での内径の最小値に相当する。)を求めた。なお、外接円の直径と内接円の直径との差の半分の値が、真円度に相当する。
試験例1,2に係るグループ内での巻きブッシュの内周の外接円の直径のばらつき範囲B1の上限値P11および下限値P12、並びにグループ内での巻きブッシュの内周の内接円の直径のばらつき範囲B2の上限値P21および下限値P22を図7のグラフの右半分に図示した。なお、試験例1,2に係るグループ内の製造用中間体の測定結果に有意な差はなかったので、試験例1,2を区別せずにその測定結果を図示した。
<比較例>
比較例の製造方法で用いられる従来の圧入治具の挿入軸の外径は、11.970mmである。比較例に係る製造用中間体を複数個(例えば、30個)製造した。
比較例に係るグループの各製造用中間体の圧入された巻きブッシュについて、試験例1,2と同様に、グループ内での内周の外接円の直径のばらつき範囲A1の上限値Q11および下限値Q12、並びにグループ内での内周の内接円の直径のばらつき範囲A2の上限値Q21および下限値Q22を求め、図7のグラフの左半分に図示した。
<試験例1,2に係るグループにおける製造用中間体の巻きブッシュの内周の直径の測定結果>
図7を参照して、試験例1,2に係るグループでは、製造用中間体の巻きブッシュの内周の外接円の直径は、上限値P11(12.052mm)と下限値P12(12.041mm)との間でばらつく。また、グループ内で、製造用中間体の巻きブッシュの内周の内接円の直径は、上限値P21(12.033mm)と下限値P22(12.019mm)との間でばらつく。
<比較例に係るグループでの製造用中間体の巻きブッシュの内周の直径の測定結果>
比較例に係るグループでは、製造用中間体の巻きブッシュの内周の外接円の直径は、上限値Q11(12.065mm)と下限値Q12(12.042mm)との間でばらつく。また、グループ内で、製造用中間体の巻きブッシュの内周の内接円の直径は、上限値Q21(12.036mm)と下限値Q22(12.010mm)との間でばらつく。
<評価>
試験例1,2に係るグループの製造用中間体において、圧入された巻きブッシュの内周の内接円の直径のばらつき範囲B2の下限値P22は、比較例に係るグループの製造用中間体における測定結果の対応する下限値Q22よりも大きい(P22>Q22)。つまり、試験例1,2に係るグループの製造用中間体では、圧入された巻きブッシュの周方向端部が内側に突出する変形が生じていないか、または変形が生じていたとしても、その突出量が小さくなっているといえる。
また、試験例1,2に係るグループの製造用中間体における圧入後の巻きブッシュの内周の外接円の直径のばらつき範囲B1の上限値P11は、比較例に係るグループの製造用中間体における測定結果の対応する上限値Q11よりも小さい(P11<Q11)。このことからは、例えば、出力軸の連結孔の内径がその公差範囲の上限値であるときには、圧入された巻きブッシュの周方向端部が内側に突出する変形が生じずに、試験例1,2に係る圧入治具の挿入軸が巻きブッシュの内周の径方向寸法が最も狭くなった部分(この部分の径方向寸法が内周の内接円の直径に相当する。)を拡径するのに伴って、当該巻きブッシュの内周の径方向寸法が最も広くなった部分(この部分の径方向寸法が内周の外接円の直径に相当する。)を縮径させると考えられる。
従って、試験例1,2に係るグループの製造用中間体においては、比較例に係るグループの製造用中間体と比べて、圧入後の巻きブッシュの内周の真円度が平均的に高くなっているといえる。
従って、試験例1,2に対応する本発明の実施形態の製造方法により、圧入後の巻きブッシュの真円度不良の発生を抑制できることが確認された。
1…電動パワーステアリング装置、17…入力軸(第1軸)、18…出力軸(第2軸)、19…トーションバー、35…巻きブッシュ、37…フッ素樹脂、41…挿入軸、42…押圧部、40…圧入治具、171…第1軸の一端、181…連結孔、352…巻きブッシュの内周、353…巻きブッシュの軸方向端部、354…巻きブッシュの周方向端部、L1…挿入軸の外径、L3…連結孔の内径、L4…巻きブッシュの内径、L31…連結孔の内径の公差範囲内の下限値、L32…連結孔の内径の公差範囲内の上限値。

Claims (3)

  1. 第1軸と、第2軸と、上記第1軸および上記第2軸を貫通して上記第1軸および上記第2軸を同軸上に連結したトーションバーと、を備え、上記第1軸の一端が、円筒状に巻かれた巻きブッシュを介して上記第2軸の連結孔に支持されている電動パワーステアリング装置の製造方法であって、
    上記巻きブッシュ内に挿入される挿入軸および上記巻きブッシュの軸方向端部を押圧する押圧部を含む圧入治具を用いて、上記巻きブッシュを上記第2軸の上記連結孔に圧入する工程と、
    上記圧入治具を取り外した後、上記第1軸の上記一端を上記巻きブッシュ内に挿入する工程と、を含み、
    上記圧入する工程では、上記第2軸の上記連結孔に圧入された上記巻きブッシュの周方向端部が内側へ入り込むことが、上記挿入軸によって抑制されるようにしてあることを特徴とする電動パワーステアリング装置の製造方法。
  2. 請求項1において、
    上記圧入する工程において、上記挿入軸の外径は、上記連結孔の内径がその公差範囲内の下限値であるときに当該連結孔に圧入された上記巻きブッシュの内径よりも大きく、且つ上記連結孔の上記内径がその公差範囲内の上限値であるときに当該連結孔に圧入された上記巻きブッシュの内径よりも小さくされている、ことを特徴とする電動パワーステアリング装置の製造方法。
  3. 請求項1または2において、
    上記圧入する工程において上記挿入軸が挿入される上記巻きブッシュの内周には、フッ素樹脂が被覆されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の製造方法。
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