JP5338180B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5338180B2
JP5338180B2 JP2008200384A JP2008200384A JP5338180B2 JP 5338180 B2 JP5338180 B2 JP 5338180B2 JP 2008200384 A JP2008200384 A JP 2008200384A JP 2008200384 A JP2008200384 A JP 2008200384A JP 5338180 B2 JP5338180 B2 JP 5338180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow shaft
transmission cylinder
torque transmission
shaft
serration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008200384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010036678A (ja
Inventor
篤 渡邊
淳 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2008200384A priority Critical patent/JP5338180B2/ja
Publication of JP2010036678A publication Critical patent/JP2010036678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5338180B2 publication Critical patent/JP5338180B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、電動モータを駆動して所要の操舵補助力をステアリングギヤに付与する電動式パワーステアリング装置に関する。
電動式パワーステアリング装置は、ハンドル側の入力軸と車輪側の出力軸をトーションバーで連結し、このトーションバーの捩れをトルクセンサで検出し、この検出結果から、トーションバーに作用するトルクを検出し、電動モータを駆動して、所要の操舵補助力を出力軸に付与している。
このような電動式パワーステアリング装置では、車体に電動式パワーステアリング装置を取り付けた時に、ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態を精度良く一致させるためには、ハンドルの回転が伝達される入力軸の雄セレーションの位相と、車輪側に回転を伝達する出力軸の雄セレーションの位相を精度良く一致させる必要がある。
しかし、電動式パワーステアリング装置では、入力軸に出力軸を組み付けた時に、トルクセンサが磁気的中立状態になるように組み付ける必要がある。この磁気的中立状態に入力軸と出力軸を組み付けた時に、入力軸の雄セレーションの加工誤差と出力軸の雄セレーションの加工誤差が積み重なって、入力軸の雄セレーションの位相と、出力軸の雄セレーションの位相に差異が生じ、ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態のずれが大きくなる。ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態のずれは、丸ハンドルではわかりにくいが、バーハンドルでは、その左右方向の長さが長いために、両端グリップ部に拡大されて顕著に表れるため、問題となる。
入力軸の雄セレーションと出力軸の雄セレーションを、それぞれ部品単位で切削加工によって高精度に加工すれば、入力軸に出力軸を組み付けた時に、入力軸の雄セレーションの位相と、出力軸の雄セレーションの位相を一致させて、ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態を精度良く一致させることが可能となる。しかし、切削加工では量産には適せず、製造コストも高くなる。また、転造による雄セレーションの加工は、量産と製造コストの点では適しているが、高精度に雄セレーションを製造するのが難しい。
特許文献1、特許文献2に示す電動式パワーステアリング装置は、電動式パワーステアリング装置の入力軸側に形成したテーパー軸に、ハンドル側に形成したテーパー孔を嵌合して、ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態を精度良く一致させている。
しかし、特許文献1、特許文献2に示す電動式パワーステアリング装置では、電動式パワーステアリング装置の車体への取り付け時に、ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態を精度良く一致させるための作業を行う必要があるため、車体の総組み付け時間が長くなる。また、テーパー軸とテーパー孔との摩擦による結合であるため、大きな回転トルクが繰り返してハンドルに加わると、テーパー軸とテーパー孔との結合部にガタが生じ、ハンドルが空転する恐れがある。
特開2006−256576号公報 特開2006−256577号公報
本発明は、電動式パワーステアリング装置単体で、入力軸のセレーションの位相と、出力軸のセレーションの位相を精度良く一致させて、ハンドルの中立状態と車輪側の中立状態を精度良く一致させることを可能にした電動式パワーステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、ギヤハウジング、上記ギヤハウジングに回転可能に軸支され、車輪側に回転を伝達するセレーションを有する出力軸、上記出力軸にハンドル側の回転を伝達する中空軸、上記中空軸に形成された軸方向貫通孔に内嵌し、軸方向の一端が中空軸のハンドル側の端部にピンで結合され、軸方向の他端が上記出力軸にトルク伝達可能に係合したトーションバー、上記トーションバーに作用するトルクを検出するトルクセンサ、上記トルクセンサの検出値に応じて所定の操舵補助力を上記出力軸に付与する電動モータ、上記中空軸の外周に形成された雄セレーションに圧入して係合し、中空軸の雄セレーションよりも硬度の低い内径孔を有する中空のトルク伝達筒、上記トルク伝達筒のハンドル側の端部に形成され、ハンドルの回転が伝達されるセレーション、上記ギヤハウジングとトルク伝達筒との間に介挿され、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受を備え、上記中空軸の外周には、中空軸にトルク伝達筒を圧入した時の圧入荷重を支持する段差面が形成されており、上記トーションバーと上記出力軸が組み付けられた上記中空軸と上記トルク伝達筒とは、上記出力軸のセレーションと上記トルク伝達筒のセレーションの位相を一致させて、上記中空軸の外周に形成されている上記段差面で圧入荷重を支持しながら、上記中空軸の雄セレーションにトルク伝達筒の内径孔を塑性変形させながら圧入して係合させたものであることを特徴とする電動式パワーステアリング装置である。
第2番目の発明は、ギヤハウジング、上記ギヤハウジングに回転可能に軸支され、車輪側に回転を伝達するセレーションを有する出力軸、上記出力軸にハンドル側の回転を伝達する中空軸、上記中空軸に形成された軸方向貫通孔に内嵌し、軸方向の一端が中空軸のハンドル側の端部にピンで結合され、軸方向の他端が上記出力軸にトルク伝達可能に係合したトーションバー、上記トーションバーに作用するトルクを検出するトルクセンサ、上記トルクセンサの検出値に応じて所定の操舵補助力を上記出力軸に付与する電動モータ、上記中空軸の外周に圧入して係合し、中空軸の外周よりも硬度の高い雌セレーションを有する中空のトルク伝達筒、上記トルク伝達筒のハンドル側の端部に形成され、ハンドルの回転が伝達されるセレーション、上記ギヤハウジングとトルク伝達筒との間に介挿され、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受を備え、上記中空軸の外周には、中空軸にトルク伝達筒を圧入した時の圧入荷重を支持する段差面が形成されており、上記トーションバーと上記出力軸が組み付けられた上記中空軸と上記トルク伝達筒とは、上記出力軸のセレーションと上記トルク伝達筒のセレーションの位相を一致させて、上記中空軸の外周に形成されている上記段差面で圧入荷重を支持しながら、上記トルク伝達筒の雌セレーションに中空軸の外周を塑性変形させながら圧入して係合させたものであることを特徴とする電動式パワーステアリング装置である。
本発明の電動式パワーステアリング装置では、ギヤハウジングに回転可能に軸支され、車輪側に回転を伝達するセレーションを有する出力軸と、出力軸にハンドル側の回転を伝達する中空軸と、中空軸の外周にセレーション圧入される中空のトルク伝達筒と、トルク伝達筒のハンドル側の端部に形成され、ハンドルの回転が伝達されるセレーションと、ギヤハウジングとトルク伝達筒との間に介挿され、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受とを備え、出力軸のセレーションとトルク伝達筒のセレーションの位相を一致させて、中空軸の外周にトルク伝達筒をセレーション圧入して係合している。
また、本発明の電動式パワーステアリング装置では、ギヤハウジングに挿通されハンドルの回転が伝達されるセレーションを有する入力軸と、入力軸の回転を車輪側に伝達する中空軸と、中空軸の外周にセレーション圧入される中空のトルク伝達筒と、トルク伝達筒の外周の車輪側の端部に形成され、トルク伝達筒の回転を車輪側に伝達するセレーションと、ギヤハウジングとトルク伝達筒との間に介挿され、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受とを備え、入力軸のセレーションとトルク伝達筒のセレーションの位相を一致させて、中空軸の外周にトルク伝達筒をセレーション圧入して係合している。
従って、電動式パワーステアリング装置単体で、入力側と出力側のセレーションの位相が一致し、ハンドルと車輪の中立位置を、高精度に一致させることが可能となる。
また、入力側と出力側のセレーションを高精度に加工する必要がなくなるため、セレーションの転造加工が可能で、量産性と製造コストに優れる。さらに、トルク伝達筒を中空軸の外周にセレーション圧入して結合させるため、従来のテーパー軸とテーパー孔の結合部に生じるガタや空転の恐れがない。また、電動式パワーステアリング装置単体で、入力側と出力側のセレーションの位相が一致するため、従来のテーパー軸とテーパー孔の結合と比較して、車体への組み付け時間を短縮することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は本発明の実施例の電動式パワーステアリング装置20のギヤハウジング部分の縦断面図である。図1に示すように、電動式パワーステアリング装置20のギヤハウジング21には、中空軸11と出力軸23が同一中心軸線上に配置されている。
出力軸23は軸受(深みぞ形ラジアル玉軸受)41によって、カバー22に回転可能に軸支されている。カバー22は、ギヤハウジング21の左側開放端を覆っている。中空軸11と出力軸23は、トーションバー24によって連結されている。
出力軸23の右端寄りには円盤状の芯金52が圧入され、芯金52の外周には、ウォーム53と噛み合うウォームホイール51が圧入されている。出力軸23に対する芯金52の圧入は、セレーション圧入(出力軸23の右端外周の雄セレーションを焼き入れして硬度を高くし、芯金52の生材の内径孔に雄セレーションを圧入し、内径孔を塑性変形させる)である。ウォーム53は、図示しない電動モータによって回転駆動される。出力軸23の左端(車体前方側端部の車輪側)には、雄セレーション231が形成され、この雄セレーション231が、図示しない自在継手、中間シャフト、ステアリングギヤ等を介してタイロッドに連結され、図示しない車輪を操舵する。出力軸23左端の雄セレーション231に代えて雌セレーションを形成し、この雌セレーションを、図示しない自在継手、中間シャフト、ステアリングギヤ等を介してタイロッドに連結してもよい。
トーションバー24は、中空軸11に形成された軸方向貫通孔114に内嵌している。トーションバー24は、出力軸23にその左端(車体前方側端部の車輪側)が圧入され、その右端(車体後方側端部のハンドル側)がピン25によって、中空軸11の右端に連結されている。
出力軸23とトーションバー24の圧入は、セレーション圧入(トーションバー24外周の雄セレーションを焼き入れして硬度を高くし、出力軸23の生材の内径孔にトーションバー24の雄セレーションを圧入し、内径孔を塑性変形させる)である。また、トーションバー24は、中空軸11の軸方向貫通孔114の左端に、ブッシュ26によって外周を軸支されている。
トーションバー24に作用するトルクを検出するトルクセンサ61は、センサーシャフト部62、検出コイル63、円筒部材64から構成されている。センサーシャフト部62は、中空軸11の左端(車体前方側端部の車輪側)に一体的に形成されている。検出コイル63は、ギヤハウジング21との間に隙間を有し、ギヤハウジング21の内側に圧入した板バネでギヤハウジング21に固定されている。円筒部材64は、センサーシャフト部62の外周と、検出コイル63の内周との間の隙間に配置されている。
円筒部材64は出力軸23の右端(車体後方側端部)に、かしめによって固定され、センサーシャフト部62には、軸方向に延びた複数の凸条が円周方向に等間隔に形成されている。円筒部材64には、検出コイル63に対向する位置に、円周方向に等間隔に複数の長方形の窓が形成されている。
中空軸11には、中空のトルク伝達筒12が外嵌している。トルク伝達筒12は、中空軸11の右端(トーションバー24と中空軸11のピン25による結合部)よりも車体前方側(車輪側)で、中空軸11にトルク伝達可能に係合している。トルク伝達筒12と中空軸11の係合は、トルク伝達筒12の内径孔121と中空軸11の雄セレーション111のセレーション圧入(中空軸11の雄セレーション111を焼き入れして硬度を高くし、トルク伝達筒12の生材の内径孔121に雄セレーション111を圧入し、内径孔121を塑性変形させる)による係合である。すなわち、中空軸11とトルク伝達筒12とは、トルク伝達可能に係合することによって一体化して、従来の入力軸の機能を有している。
ギヤハウジング21とトルク伝達筒12との間には、トルク伝達筒12を回転可能に軸支する二個の軸受(深みぞ形ラジアル玉軸受)42、43が、トルク伝達筒12の軸方向に隣接して介挿されている。軸受42、43は、トルク伝達筒12と中空軸11のセレーション係合部と中空軸11の右端との間の軸方向位置に配置されている。トルク伝達筒12を中空軸11に圧入すると、圧入部のトルク伝達筒12の外径寸法が膨張するため、圧入部から軸方向にずらした位置に軸受42、43を配置するのが好ましい。
トルク伝達筒12の内周122と中空軸11の外周112との間には、隙間が形成されている。この隙間は、トルク伝達筒12と中空軸11とのセレーション係合部から中空軸11の右端までの軸方向の全長にわたって形成されている。このトルク伝達筒12の内周122と中空軸11の外周112との間の隙間は、トルク伝達筒12と中空軸11とのセレーション係合部から形成する必要はなく、軸受42、43によるトルク伝達筒12の軸支部から、中空軸11の右端までの軸方向の全長にわたって形成してもよい。
また、トルク伝達筒12の右端(車体後方側端部のハンドル側)には、雄セレーション123が形成され、この雄セレーション123が、図示しないステアリングシャフトを介してハンドル(丸ハンドルでもバーハンドルでもよい)に連結され、ハンドルの回転がトルク伝達筒12に伝達される。トルク伝達筒12右端の雄セレーション123に代えて雌セレーションを形成し、この雌セレーションを、図示しないステアリングシャフトを介してハンドルに連結してもよい。
トルク伝達筒12に大きな曲げ荷重が負荷されると、この曲げ荷重によって、トルク伝達筒12が弾性変形する。トルク伝達筒12の内周122と中空軸11の外周112との間の隙間は、このトルク伝達筒12の弾性変形量よりも大きく設定されている。従って、中空軸11、トーションバー24には曲げ荷重が作用せず、トーションバー24の捩れが操舵トルクを正確に反映するため、出力軸23に適切な操舵補助力を付与することが可能となる。
トルク伝達筒12に大きな曲げ荷重が負荷されると、この曲げ荷重によって、トルク伝達筒12が弾性変形するとともに、軸受42、43の内輪と外輪との間に傾きが生じる。しかし、本発明の実施例に示すように、トルク伝達筒12を少なくとも二個の軸受42、43でギヤハウジング21に軸支すれば、曲げ荷重による軸受42、43の内輪と外輪との間の傾きが小さくなるため、トルク伝達筒12の変形が小さくなり、好ましい。
また、トルク伝達筒12を回転可能に軸支する軸受42、43が、トルク伝達筒12と中空軸11とのセレーション係合部と中空軸11の右端(トーションバー24と中空軸11のピン25による結合部)との間の軸方向位置に配置されている。従って、ギヤハウジング21が大きくならず、重量の増加や車室内の所要スペースの増大が抑制されて、電動式パワーステアリング装置の小型軽量化が可能となる。
本発明の電動式パワーステアリング装置20の組立手順は下記の通りである。図2は出力軸23に中空軸11を組み付けた後、中空軸11にトルク伝達筒12を組み付ける前の状態を示す縦断面図である。図2に示すように、まず、出力軸23に、ウォームホイール51が圧入された芯金52、トーションバー24、円筒部材64を圧入する。
次ぎに、中空軸11をトーションバー24に外嵌し、中空軸11を出力軸23に対して相対回転させて、センサーシャフト部62の表面の凸条と円筒部材64の窓との間の位相を、磁気的中立状態にする。磁気的中立状態の検出は、図示しないマスター検出コイルで行う。この磁気的中立状態で、中空軸11とトーションバー24にピン孔251を加工し、このピン孔251にピン25を打ち込んで、中空軸11とトーションバー24を連結する。
次ぎに、トルク伝達筒12を中空軸11に組み付ける。図3は、中空軸11にトルク伝達筒12を組み付ける工程を示す縦断面図である。図4(1)はトルク伝達筒12の雄セレーション123とプレス機械のスライド側との結合状態を示す縦断面図、図4(2)は図4(1)のA−A断面図である。
図5(1)は出力軸23の雄セレーション231とプレス機械のボルスタ側との結合状態を示す縦断面図、図5(2)は図5(1)のB−B断面図である。図6(1)は図3の組み付け治具に出力軸と中空軸の組み付け品が正常にセットされた状態を示す要部の縦断面図、図6(2)は図3の組み付け治具に出力軸と中空軸の組み付け品が軸方向にずれてセットされた状態を示す要部の縦断面図である。
図3から図6に示すように、トルク伝達筒12と中空軸11の組み付けは、プレス機械で行う。プレス機械の下部のボルスタ71の上面には、雌セレーション治具72と保持治具73A、73Bが取り付けられる。また、プレス機械の上部のスライド74の下面には、雌セレーション治具75が取り付けられる。
ボルスタ71の上面に固定された雌セレーション治具72は、円筒形状で、雌セレーション721が内周に形成され、出力軸23の雄セレーション231に係合可能である。また、プレス機械の上部のスライド74に固定された雌セレーション治具75は、円筒形状で、雌セレーション751が内周に形成され、トルク伝達筒12の雄セレーション123に係合可能である。雌セレーション721、雌セレーション751は、雄セレーション231、雄セレーション123と係合した時のガタを小さくするために、嵌合がきつめに加工されている。
雌セレーション721と雌セレーション751の位相を高精度に一致させて、雌セレーション治具72、雌セレーション治具75を、各々ボルスタ71、スライド74に固定する。この高精度な位相合わせは、軸方向の両端に高精度に雄セレーションが加工されたマスターセレーション軸を、雌セレーション721と雌セレーション751に同時に係合させることによって行う。
図4、図5に示すように、トルク伝達筒12の雄セレーション123、出力軸23の雄セレーション231には、各々、欠歯部124、233が形成されている。図3に示すように、この欠歯部124、233の位相が一致するように、トルク伝達筒12の雄セレーション123を雌セレーション治具75に係合させ、出力軸23の雄セレーション231
を雌セレーション治具72に係合させる。位相合わせの目印となる欠歯部124、233
に代えて、雄セレーション123及び雄セレーション231に、セレーションの谷部を埋めた谷埋部、またはマーキングを施してもよい。
保持治具73A、73Bは、トルク伝達筒12を中空軸11に圧入する時の荷重を支持する。すなわち、保持治具73A、73Bは、円筒を縦に二つ割りした形状を有し、ボルスタ71の上面に沿って図3の左右方向に移動可能で、中空軸11の外周112を図3の左右方向から挟持する。
図6(1)に示すように、中空軸11の外周112には、雄セレーション111の下方に段差面115が形成されている。出力軸23と中空軸11の組み付け品が、保持治具73A、73Bに正常にセットされた状態で、保持治具73A、73Bを図6(1)の矢印P方向(保持方向)に移動させる。すると、図6(1)に示すように、保持治具73A、73Bの把持面732A、732Bが中空軸11の外周112を把持するとともに、中空軸11の段差面115が、保持治具73A、73Bの上面731A、731Bに当接する。
従って、トルク伝達筒12を中空軸11に圧入する時の圧入荷重が、段差面115と保持治具73A、73Bの上面731A、731Bで支持される。そのため、中空軸11は下方には動かされず、トーションバー24には圧入時の荷重が加わらないため、トーションバー24が曲がることはない。
図6(2)に示すように、出力軸23と中空軸11の組み付け品が、保持治具73A、73Bに対して、軸方向の上側にずれてセットされた状態で、保持治具73A、73Bを図6(2)の矢印P方向(保持方向)に移動させる。すると、ウォームホイール51の外周が、保持治具73A、73Bの小径内周面733A、733Bに当接して、保持治具73A、73Bが保持方向へ移動するのを止める。
これによって、保持治具73A、73Bの把持面732A、732Bが、薄肉の円筒部材64を締め付けて、円筒部材64を変形させたり、傷つけたりしないようにしている。
トルク伝達筒12の雄セレーション123の欠歯部124、出力軸23の雄セレーション231の欠歯部233の位相が一致するように、トルク伝達筒12の雄セレーション123を雌セレーション治具75に係合させ、出力軸23の雄セレーション231を雌セレーション治具72に係合させる。
図6(1)に示すように、出力軸23と中空軸11の組み付け品を、保持治具73A、73Bに対して、軸方向の位置が正常位置になるようにセットする。次ぎに、保持治具73A、73Bの把持面732A、732Bで中空軸11の外周112を把持し、中空軸11の段差面115を保持治具73A、73Bの上面731A、731Bに当接させる。
この状態で、図3に示すスライド74を下降させて、トルク伝達筒12を中空軸11に外嵌し、トルク伝達筒12の内径孔121を中空軸11の雄セレーション111に圧入し、内径孔121を塑性変形させて雄セレーション111に係合させる。
従って、電動式パワーステアリング装置20単体で、トルク伝達筒12の雄セレーション123と出力軸23の雄セレーション231の位相が精度良く一致し、ハンドルと車輪の中立位置を、高精度に一致させることが可能となる。
また、トルク伝達筒12の雄セレーション123と出力軸23の雄セレーション231を高精度に加工する必要がなくなるため、量産と製造コストに優れた転造加工が可能となる。さらに、トルク伝達筒12の内径孔121を中空軸11の雄セレーション111にセレーション圧入して結合させるため、従来のテーパー軸とテーパー孔の結合部に生じるガタや空転の恐れがない。また、電動式パワーステアリング装置単体で、入力側と出力側のセレーションの位相が一致するため、従来のテーパー軸とテーパー孔の結合と比較して、車体への組み付け時間を短縮することができる。
上記実施例では、中空軸11の雄セレーション111を焼き入れして硬度を高くし、トルク伝達筒12の生材の内径孔121に雄セレーション111を圧入し、内径孔121を塑性変形させている。他の例として、トルク伝達筒12に形成した雌セレーションを焼き入れして硬度を高くし、中空軸11の生材の外周にトルク伝達筒12の雌セレーションを圧入し、中空軸11の生材の外周を塑性変形させてもよい。
図7(1)が、中空軸11に対するトルク伝達筒12の組み付けが完了した状態を示す軸組み付け品の縦断面図である。出力軸23、ウォームホイール51、トーションバー24、中空軸11、トルク伝達筒12が組み付けられた軸組み付け品を、図1の検出コイル63、軸受42、43が組み付けられたギヤハウジング21に組み付ける。
軸組み付け品の組み付けは、ギヤハウジング21に、図1の左側(車体前方側)から挿入する。次ぎに、軸受41が組み付けられたカバー22を、ギヤハウジング21に図1の左側(車体前方側)から組み付ければ、電動式パワーステアリング装置20の組立が完了する。
この電動式パワーステアリング装置20を車体に組み付け、図示しないハンドルを操作すると、ハンドルの回転がトルク伝達筒12に伝達される。トルク伝達筒12の回転力が、トルク伝達筒12の内径孔121と中空軸11の雄セレーション111、中空軸11、ピン25、トーションバー24を介して出力軸23に伝達される。
この時、車輪側の抵抗によって、中空軸11と出力軸23を連結するトーションバー24に捩れが生じ、センサーシャフト部62の表面の凸条と円筒部材64の窓との間に相対回転が生じる。
この相対回転で、センサーシャフト部62に発生する磁束が増減し、この磁束の増減を検出コイル63がインダクタンスの変化として検出する。この検出結果から、トーションバー24に作用するトルクを検出し、図示しない電動モータを駆動してウォーム53を所要の操舵補助力で回転させる。ウォーム53の回転は、ウォームホイール51、芯金52、出力軸23を介して車輪に伝達され、運転者の操舵トルクを軽減する。
図7(1)、(2)に示すように、大トルクが中空軸11に負荷された時に、トーションバー24に過大な捩れ応力が作用するのを防止するために、中空軸11と出力軸23との間には、ストッパが形成されている。
すなわち、図7(2)に拡大して示すように、中空軸11の左端外周と出力軸23の右端内周の嵌合部には、ストッパ113、232が形成されている。ストッパ113、232は、等角度間隔に各8個形成され、トルクが中空軸11に負荷されない時には、回転方向の隙間βを有している。大トルクが中空軸11に負荷されると、ストッパ113、232が当接し、トーションバー24に過大な捩れ応力が作用するのを防止している。
しかし、ストッパ113、232が当接してからも、トルク伝達筒12、中空軸11は若干捩れる。このトルク伝達筒12、中空軸11の若干の捩れによって、トーションバー24も若干捩れる。
ストッパ113、232が当接してからのトーションバー24の捩れは、トーションバー24の耐久性に影響するため、できる限り小さいことが望ましい。本発明の実施例では、トルク伝達筒12は直径が大きく形成されているため、ほとんど捩れない。
従って、トルク伝達筒12の内径孔121と中空軸11の雄セレーション111との係合部とストッパ113、232との間の中空軸11だけが捩れることになる。そのため、トーションバー24の捩れも小さく、トーションバー24の耐久性に及ぼす悪影響を軽減することが可能となる。
また、ストッパ113、232が当接してからのトーションバー24の捩れが小さいため、中空軸11の剛性(トルク伝達筒12の内径孔121と中空軸11の雄セレーション111との係合部よりもピン25側)は、トーションバー24の小さな捩れに耐えられる程度の剛性で済む。
本発明の実施例では、入力側の中空軸11に形成された軸方向貫通孔114にトーションバー24が内嵌し、中空軸11のハンドル側の端部に、ピン25でトーションバー24が結合された形式の電動式パワーステアリング装置20に適用した例を示した。
変形例として、出力側の中空軸11に形成された軸方向貫通孔にトーションバー24が内嵌し、中空軸11の車輪側の端部に、ピン25でトーションバー24が結合された形式の電動式パワーステアリング装置20に適用してもよい。
具体的には、出力側の中空軸11に中空のトルク伝達筒を外嵌し、ピン25と中空軸11との結合部よりもハンドル側で、中空軸11にトルク伝達筒をトルク伝達可能にセレーション圧入させる。
このトルク伝達筒の外周の車輪側の端部には、トルク伝達筒の回転を車輪側に伝達するセレーションを形成する。また、ギヤハウジング21とトルク伝達筒との間には、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受を配置すればよい。
本発明の実施例の電動式パワーステアリング装置のギヤハウジング部分の縦断面図である。 出力軸に中空軸を組み付けた後、中空軸にトルク伝達筒を組み付ける前の状態を示す縦断面図である。 中空軸にトルク伝達筒を組み付ける工程を示す縦断面図である。 (1)はトルク伝達筒の雄セレーションとプレス機械のスライド側との結合状態を示す縦断面図、(2)は(1)のA−A断面図である。 (1)は出力軸の雄セレーションとプレス機械のボルスタ側との結合状態を示す縦断面図、(2)は(1)のB−B断面図である。 (1)は図3の組み付け治具に出力軸と中空軸の組み付け品が正常にセットされた状態を示す要部の縦断面図、(2)は図3の組み付け治具に出力軸と中空軸の組み付け品が軸方向にずれてセットされた状態を示す要部の縦断面図である。 (1)は中空軸に対するトルク伝達筒の組み付けが完了した状態を示す縦断面図、(2)は(1)のC−C断面図である。
符号の説明
11 中空軸
111 雄セレーション
112 外周
113 ストッパ
114 軸方向貫通孔
115 段差面
12 トルク伝達筒
121 内径孔
122 内周
123 雄セレーション
124 欠歯部
20 電動式パワーステアリング装置
21 ギヤハウジング
22 カバー
23 出力軸
231 雄セレーション
232 ストッパ
233 欠歯部
24 トーションバー
25 ピン
251 ピン孔
26 ブッシュ
41 軸受(深みぞ形ラジアル玉軸受)
42、43 軸受(深みぞ形ラジアル玉軸受)
51 ウォームホイール
52 芯金
53 ウォーム
61 トルクセンサ
62 センサーシャフト部
63 検出コイル
64 円筒部材
71 ボルスタ
72 雌セレーション治具
721 雌セレーション
73A、73B 保持治具
731A、731B 上面
732A、732B 把持面
733A、733B 小径内周面
74 スライド
75 雌セレーション治具
751 雌セレーション

Claims (2)

  1. ギヤハウジング、
    上記ギヤハウジングに回転可能に軸支され、車輪側に回転を伝達するセレーションを有する出力軸、
    上記出力軸にハンドル側の回転を伝達する中空軸、
    上記中空軸に形成された軸方向貫通孔に内嵌し、軸方向の一端が中空軸のハンドル側の端部にピンで結合され、軸方向の他端が上記出力軸にトルク伝達可能に係合したトーションバー、
    上記トーションバーに作用するトルクを検出するトルクセンサ、
    上記トルクセンサの検出値に応じて所定の操舵補助力を上記出力軸に付与する電動モータ、
    上記中空軸の外周に形成された雄セレーションに圧入して係合し、中空軸の雄セレーションよりも硬度の低い内径孔を有する中空のトルク伝達筒、
    上記トルク伝達筒のハンドル側の端部に形成され、ハンドルの回転が伝達されるセレーション、
    上記ギヤハウジングとトルク伝達筒との間に介挿され、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受を備え、
    上記中空軸の外周には、中空軸にトルク伝達筒を圧入した時の圧入荷重を支持する段差面が形成されており、
    上記トーションバーと上記出力軸が組み付けられた上記中空軸と上記トルク伝達筒とは、上記出力軸のセレーションと上記トルク伝達筒のセレーションの位相を一致させて、上記中空軸の外周に形成されている上記段差面で圧入荷重を支持しながら、上記中空軸の雄セレーションにトルク伝達筒の内径孔を塑性変形させながら圧入して係合させたものであること
    を特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. ギヤハウジング、
    上記ギヤハウジングに回転可能に軸支され、車輪側に回転を伝達するセレーションを有する出力軸、
    上記出力軸にハンドル側の回転を伝達する中空軸、
    上記中空軸に形成された軸方向貫通孔に内嵌し、軸方向の一端が中空軸のハンドル側の端部にピンで結合され、軸方向の他端が上記出力軸にトルク伝達可能に係合したトーションバー、
    上記トーションバーに作用するトルクを検出するトルクセンサ、
    上記トルクセンサの検出値に応じて所定の操舵補助力を上記出力軸に付与する電動モータ、
    上記中空軸の外周に圧入して係合し、中空軸の外周よりも硬度の高い雌セレーションを有する中空のトルク伝達筒、
    上記トルク伝達筒のハンドル側の端部に形成され、ハンドルの回転が伝達されるセレーション、
    上記ギヤハウジングとトルク伝達筒との間に介挿され、トルク伝達筒を回転可能に軸支する軸受を備え、
    上記中空軸の外周には、中空軸にトルク伝達筒を圧入した時の圧入荷重を支持する段差面が形成されており、
    上記トーションバーと上記出力軸が組み付けられた上記中空軸と上記トルク伝達筒とは、上記出力軸のセレーションと上記トルク伝達筒のセレーションの位相を一致させて、上記中空軸の外周に形成されている上記段差面で圧入荷重を支持しながら、上記トルク伝達筒の雌セレーションに中空軸の外周を塑性変形させながら圧入して係合させたものであること
    を特徴とする電動式パワーステアリング装置。
JP2008200384A 2008-08-04 2008-08-04 電動式パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP5338180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200384A JP5338180B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 電動式パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200384A JP5338180B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 電動式パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010036678A JP2010036678A (ja) 2010-02-18
JP5338180B2 true JP5338180B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=42009681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008200384A Expired - Fee Related JP5338180B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 電動式パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5338180B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105793139A (zh) * 2014-03-05 2016-07-20 日本精工株式会社 电动式助力转向装置及其组装方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6481880B2 (ja) * 2014-02-05 2019-03-13 株式会社リコー 画像形成装置
EP3081459B1 (en) * 2014-03-05 2019-02-27 NSK Ltd. Electric power steering device and method for assembling same
JP2016215734A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
DE102020106278A1 (de) * 2020-03-09 2021-09-09 Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Drehmomentübertragung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004276135A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Honda Motor Co Ltd セレーション軸部材の位相決め圧入方法および装置
JP4216133B2 (ja) * 2003-06-20 2009-01-28 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP2005343261A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Nsk Ltd ステアリングコラムの圧入構造
JP2006096209A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2006143186A (ja) * 2004-10-22 2006-06-08 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2007099105A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Kayaba Ind Co Ltd パワーステアリング用駆動装置
JP2007196927A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Showa Corp 電動舵取装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105793139A (zh) * 2014-03-05 2016-07-20 日本精工株式会社 电动式助力转向装置及其组装方法
US10099718B2 (en) 2014-03-05 2018-10-16 Nsk Ltd. Electric power steering device and method for assembling the same
CN105793139B (zh) * 2014-03-05 2018-11-30 日本精工株式会社 电动式助力转向装置及其组装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010036678A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1714851B1 (en) Electric power steering device
US6848534B2 (en) Electric power steering apparatus
US7484759B2 (en) Vehicle power steering assembly and method for assembling the vehicle power steering assembly
JP5338180B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP6201986B2 (ja) 回転伝達機構及び電動パワーステアリング装置
JP4968114B2 (ja) 自在継手
JP2012067796A (ja) ウォーム減速機
WO2014200040A1 (ja) ラックピニオン式ステアリングギヤユニット
US20160201728A1 (en) Steering shaft for a motor vehicle steering system
JP4817899B2 (ja) 電動式パワーステアリング機構を備える車両用ステアリング装置およびその組立方法
JP5273103B2 (ja) 雄シャフトと雌シャフトの結合構造
EP3081458B1 (en) Electric power steering device and method for assembling same
JP6616670B2 (ja) パワーステアリング装置及びこれを備えるステアリング装置
JP5181863B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の出力軸構造
JP6364823B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法
JP5228680B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4234867B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2015168306A5 (ja)
JP6413753B2 (ja) 電動アシスト装置の製造方法
JP4400369B2 (ja) ピニオン・アシスト式電動パワーステアリング装置
JP2011213207A (ja) 電動パワーステアリング装置の製造方法
JP2008057589A (ja) 部品の軸への固定構造
JP6135310B2 (ja) ウォーム減速機及びデュアルピニオン式電動パワーステアリング装置
US20010052436A1 (en) Electric power steering apparatus
JP2018052323A (ja) ステアリングシャフト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5338180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees