JP2011212128A - 炭酸風呂 - Google Patents

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Hajime Fujii
元 藤井
Tatsunori Hara
達範 原
Kazuhisa Igawa
一久 井川
Hideki Okamoto
秀樹 岡本
Masuo Motoike
益男 元池
Kazuto Yamamoto
一人 山本
Keisuke Oubi
景介 奥備
Hideya Suyama
英也 壽山
Masaki Miyazaki
正樹 宮崎
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

【課題】炭酸風呂を継続的に利用するにあたって、炭酸ガス残量をチェックする煩雑な作業をすることなく、容易に炭酸ガスの交換時期を知ることができる炭酸風呂を提供する。
【解決手段】炭酸ガスボンベ15から炭酸ガス供給路14を介して供給された炭酸ガスを湯水に溶解させた炭酸ガス溶解湯を浴槽2に供給する炭酸風呂である。炭酸ガス供給路14に設けられる弁16と、弁16の開時間又は弁16の開時間及び開度を検知する検知手段と、報知部32を備える。検知手段による検知結果に基づいて推定される炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量が所定量以下になった際に報知部32で報知する制御部4を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は炭酸風呂に関する。
従来から浴槽に炭酸ガスを溶解させた湯水を供給して炭酸浴を行えるようにした炭酸風呂が利用されている。この炭酸風呂を利用した炭酸浴は、湯水に溶け込んだ炭酸ガスによる末梢血管の拡張作用等で入浴者の血行が促進され、入浴者に対して保温作用があり、また、末梢循環障害の治療にもなると言われている。
特許文献1に開示される炭酸風呂は、浴槽内の湯水を循環流路を介して循環させる循環ポンプと、炭酸ガスボンベから前記循環流路を流れる湯水に炭酸ガスを供給するための炭酸ガス供給路と、循環流路に設けられて前記炭酸ガス供給路から供給された炭酸ガスを循環流路を流れる湯水に溶解させる炭酸ガス溶解器とを備え、炭酸ガス溶解器にて、循環流路を流れる湯水、すなわち浴槽内に供給される湯水に炭酸ガスを溶解させている。
特開平8−215270号公報
ところで、前記炭酸浴を継続的に行うには、炭酸ガスボンベ内の炭酸ガスがなくなる前の段階で炭酸ガスボンベを交換する必要がある。ここで、炭酸ガスボンベの適切な交換時期を知るには、屋外に設置された炭酸ガスボンベのレギュレーターをチェックする等して炭酸ガス残量をこまめに確認する必要があり、手間を要する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、継続的な利用にあたって、炭酸ガス残量をチェックする煩雑な作業をすることなく、容易に炭酸ガスの交換時期を知ることができる炭酸風呂を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1に係る炭酸風呂は、炭酸ガスボンベから炭酸ガス供給路を介して供給された炭酸ガスを湯水に溶解させた炭酸ガス溶解湯を浴槽に供給する炭酸風呂であって、前記炭酸ガス供給路に設けられる弁と、該弁の開時間又は該弁の開時間及び開度を検知する検知手段と、報知部と、前記検知手段による検知結果に基づいて推定される炭酸ガスボンベの炭酸ガス残量が所定量以下になった際に前記報知部で報知する制御部と、を備えたことを特徴とする。
次に請求項2に係る炭酸風呂は、炭酸ガスボンベから供給された炭酸ガスを溶解させた湯水を浴槽に供給する炭酸風呂であって、報知部と、炭酸ガスボンベ内の炭酸ガスの重量を検知する検知手段と、検知した炭酸ガス重量が所定値以下になった際に前記報知部で報知する制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る炭酸風呂の制御部は、検知手段により炭酸ガス供給路に設けられた弁の開時間又は弁の開時間及び開度を検知し、この検知結果に基づいて推定される炭酸ガスボンベの炭酸ガス残量が所定量以下となった際に報知部により報知する。これにより、利用者等は炭酸ガスボンベの交換時期を知ることができ、煩雑な炭酸ガス残量をチェックする作業をすることなく炭酸浴を継続的に行うことができる。また、制御部は、ガス供給路に設けられた弁の開時間又は開時間及び開度を検知し、この検知結果に基づいて炭酸ガスボンベの炭酸ガス残量を推定するので、別途炭酸ガス残量を検知する手段を設ける必要がなく、コストを抑えることができる。
また、請求項2に係る炭酸風呂にあっては、炭酸ガス重量検知手段で検知した残量が所定量以下となった際に、報知部で報知がなされる。このため、利用者は前記報知部の報知により炭酸ガスボンベの交換時期を知ることができ、煩雑な炭酸ガス残量をチェックする作業をすることなく炭酸浴を継続的に行うことができる。
本発明の第一実施形態及び第二実施形態の炭酸風呂の構成図である。 同上の炭酸風呂のブロック図である。 通常風呂モードにおける自動湯張り時の湯水の流れを示す説明図である。 炭酸風呂モードにおける自動湯張り時の湯水及び炭酸ガスの流れを示す説明図である。 通常風呂モード及び炭酸風呂モードにおける追い焚き時の湯水及び炭酸ガスの流れを示す説明図である。 第三実施形態の炭酸風呂のブロック図である。 第四実施形態の炭酸風呂の構成図である。 第五実施形態の炭酸風呂の構成図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第一実施形態)図1は本実施形態の炭酸風呂の構成図であり、図2はブロック図である。
本実施形態の炭酸風呂は湯張り機能と追い焚き機能を有するシステムであって、浴槽2と給湯器29と炭酸ガスボンベ15を備えている。
浴槽2には供給口5と吸込口6が設けられている。本実施形態では浴槽2に供給口5と吸込口6が設けられた一つのアダプタ7が取り付けられている。供給口5には供給路8の一端が接続され、吸込口6には戻し路9の一端が接続されている。供給路8の他端と戻し路9の他端が接続されて循環路11が構成されている。供給路8と戻し路9の接続部には水源である水道から水が供給される給水路10の下流端が接続され、給水路10には弁17が設けられている。
供給路8には給水路10から供給される水を加熱する加熱部1が設けられている。加熱部1よりも下流側の供給路8で浴槽2に湯を供給する給湯路28が構成されている。加熱部1は、例えば供給路8の一部と熱交換する熱交換部1aを備え、熱交換部1aは、バーナー等の熱源により加熱した熱媒と熱交換すること、又は熱交換部1aをバーナーで加熱することで、供給路8を通過する水を加熱し、所望の温度の湯を生成する。
給湯路28には炭酸ガスを混合溶解する炭酸ガス溶解部13が設けられている。炭酸ガス溶解部13には炭酸ガス供給路14を介して炭酸ガスボンベ15が接続されている。炭酸ガス供給路14には、上流側から順に、レギュレーター30と、弁16が設けられている。レギュレーター30は、炭酸ガス供給路14の炭酸ガスボンベ15から弁16に向かって流れる炭酸ガスの流量を略一定に保つものであり、例えば炭酸ガス供給路14を流れる炭酸ガスの流量が5L/分となるよう設定される。また、戻し路9には、上流側から順に、循環ポンプ3、サーミスタ等の湯温検知手段19、及び弁20が設けられている。
加熱部1で加熱されて浴槽2に供給される湯の温度は、湯温調整手段18を制御することで任意の設定温度とされる。湯温調整手段18としては、例えば熱交換部1aで加熱された水と別途水道から供給された水との混合量を調整したり、バーナーにより与えられる熱量を調整したり、熱交換部1aを加熱する熱媒の流量や供給間隔の調整をしたり、弁17の開度を調整して給水路10からの水の供給量の調整したり、循環ポンプ3により浴槽2内の湯の循環量を調整したり、熱交換部1aを加熱する熱媒の流量を調整したりすることが挙げられ、これらのうちのいずれであってもよい。
給湯器29は、給湯器本体31と、給湯器本体31を操作するための操作盤12(図2参照)を備えている。操作盤12は、屋内、詳しくは浴室やリビング等の部屋の壁等に設けられる。給湯器本体31は、弁16、17、20、循環ポンプ3、これらを制御する制御部4、加熱部1、及び炭酸ガス溶解部13を有している。
図2のように操作盤12には、電源のON/OFFを切り替える電源釦22、運転モードを切り替えるためのモード設定釦23、加熱部1で加熱されて生成される湯の温度を設定する湯温設定釦21、湯張り量を設定するための湯張り量設定釦25、湯張りの運転指令をする自動湯張り釦24、追い焚きの運転指令をする追い焚き釦26が設けられている。また、操作盤12には、給湯器本体31の電源のON/OFF状態や、モード設定釦23で設定された運転モード、湯温設定釦21で設定された湯温、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量等を表示する表示部27と、後述する報知部32が設けられている。
本実施形態の炭酸風呂は、加熱部1で加熱された湯に炭酸ガスを混合溶解して浴槽2に供給する炭酸風呂モードと、炭酸ガスが溶解していない湯を浴槽2に供給する通常風呂モードを備えている。
通常風呂モードで自動湯張りを行うには例えば以下のように操作盤12を操作する。まず、電源釦22を操作して給湯器本体31の電源を入れ、モード設定釦23を操作して通常風呂モードに設定し、湯温設定釦21を操作して浴槽2に供給される湯水の温度を設定し、湯張り量設定釦25を操作して湯張り量を設定し、この後、自動湯張り釦24を操作して湯張りの運転指令をする。このようにすると、制御部4は、図3のように弁16、20を閉じた状態で弁17を開き、加熱部1による加熱を開始する。これにより給水路10から供給路8に水が供給され、この水が加熱部1で加熱されて湯温調整手段18により湯温設定釦21で設定された温度の湯となり、この湯が供給口5を介して浴槽2内に供給される。そして、図示しない湯量測定手段により浴槽2内の湯量が湯張り量設定釦25で設定された湯量となったことが検知されると、制御部4は弁17を閉じ、加熱部1による加熱を停止する。これにより、浴槽2には、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量で所望温度の湯が張られる。
また、炭酸風呂モードで自動湯張りを行う場合は例えば以下のように操作盤12を操作する。まず、電源釦22を操作して電源を入れ、モード設定釦23を操作して炭酸風呂モードに設定し、次に湯温設定釦21を操作して浴槽2に供給される湯水の温度を設定し、湯張り量設定釦25を操作して湯張り量を設定し、この後、自動湯張り釦24を操作して湯張りの運転指令をする。すると、制御部4は、図4のように弁20を閉じた状態で弁17を開き、加熱部1による加熱を開始する。また、この炭酸風呂モードにおける給湯時には制御部4による制御のもと弁16が開かれる。これにより、給水路10から供給路8に水が供給され、この水が加熱部1で加熱されて湯温調整手段18により湯温設定釦21で設定された温度の湯となり、この湯に炭酸ガスボンベ15から炭酸ガス供給路14を介して炭酸ガス溶解部13に供給された炭酸ガスが当該炭酸ガス溶解部13にて混合溶解され、この炭酸ガス溶解湯が供給口5から浴槽2内に供給される。そして、前記湯量測定手段により浴槽2内の湯量が湯張り量設定釦25で設定された湯量になったことが検知されると、制御部4は弁16、17を閉じると共に加熱部1による加熱を停止する。これにより、浴槽2には、炭酸ガスを含み、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量で所望温度の湯が張られる。
前記通常風呂モードにおける自動湯張りが終了した後及び炭酸風呂モードにおける自動湯張りが終了した後、制御部4は湯温検知手段19により所定時間毎に戻し路9内の湯温を検知する。これにより湯温が湯温設定釦21で設定された湯温よりも低い追い焚き温度に低下したことが検知されると、制御部4は、図5のように弁17を閉じた状態で弁20を開き、循環ポンプ3を運転すると共に加熱部1による加熱を開始する。これによって浴槽2内の湯は吸込口6から循環路11に吸込まれて加熱部1で加熱され、湯温調整手段18により湯温設定釦21で設定された温度の湯となり、この後、供給口5から浴槽2に供給される。すなわち、循環路11を介して循環される浴槽2内の湯水が加熱部1で加熱されて自動追い焚きがなされる。そして、湯温検知手段19により検知された湯温が湯温設定釦21で設定された温度になると、制御部4は、循環ポンプ3を停止すると共に加熱部1による加熱を停止する。
通常風呂モードに設定されている状態で前記自動追い焚きが行われた際には、図5のように弁16が閉じられる。従って、浴槽2には炭酸ガスが溶解していない湯水が供給される。これに対して、炭酸風呂モードに設定されている状態で前記自動追い焚きが行われた際には、図4のように制御部4による制御のもと弁16が開かれる。これによって炭酸風呂モードにおける自動追い焚き時には、循環路11を流れる湯水に炭酸ガスが供給され、浴槽2に炭酸ガスを溶解させた湯水が供給される。
また、操作盤12の追い焚き釦26を操作することにより手動の追い焚きを行うこともできる。追い焚き釦26が操作されると、制御部4は、前記湯張り終了後の自動追い焚きと同様に弁17を閉じた状態で弁20を開き、循環ポンプ3を運転すると共に加熱部1による加熱を開始し、湯温検知手段19により検知された湯温が湯温設定釦21で設定された温度になると、循環ポンプ3を停止すると共に加熱部1による加熱を停止する。なお、この手動追い焚き時においても、通常風呂モードに設定されている場合には、弁16を閉じた状態で追い焚きが行われ、炭酸風呂モードに設定されている場合には弁16が開かれて循環路11を流れる湯水に炭酸ガスが溶解される。
制御部4は、前記炭酸風呂モードに設定されている状態では弁16の開時間を検知し、この検知した弁16の開時間に基づいて推定される炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガス残量が所定量以下となった際にこれを報知部32で報知するよう設定されている。
具体的に制御部4は、常時弁16の開閉状態を監視して弁16の開時間を検知する。すなわち、制御部4は弁16の開時間を検知する検知手段としての機能を果たす。そして、この検知結果に基づいて前回の炭酸ガスボンベ15の交換時からの炭酸ガス積算消費量を推定する。
制御部4は、レギュレーター30で設定された炭酸ガス供給路14を流れる炭酸ガスの流量と弁16の開時間を乗算することで、炭酸ガス消費量、すなわち炭酸ガスボンベ15から炭酸ガス溶解部13に供給される炭酸ガスの量を算出し、この算出された炭酸ガス消費量をメモリに記録された過去の炭酸ガス消費量に加算して前記炭酸ガス積算消費量を算出する。
また、報知部32は、音声や警報音等の音、文字や光等の表示、又はこれらの組み合わせにより、炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガス残量が所定量以下になったことを報知する。
そして、制御部4は、前記炭酸ガス積算消費量が設定量を超えた際に前記報知部32による報知を行うよう設定されている。前記設定量は炭酸ガスボンベ15の満量充填時の炭酸ガス量よりもやや少ない値に設定され、これにより炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガスが所定量以下となった時に前記報知部32による報知がなされるようになっている。
この報知部32による報知により、炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量が少なくなったことを利用者に認識させ、炭酸ガスボンベ15の交換を促すことができる。しかして、利用者は、ガスボンベ供給事業者に連絡等して炭酸ガスボンベ15を新たな炭酸ガスボンベ15と交換することにより、炭酸浴を継続的に行うことができる。なお、操作盤12にはリセット釦33が設けられ、利用者は炭酸ガスボンベ15の交換時にリセット釦33を操作することで炭酸ガス積算消費量をリセットでき、これにより交換した新たな炭酸ガスボンベ15にあっても、前回同様に炭酸ガス残量が少なくなった時に前記報知部32による報知がなされるようにすることができる。
以上説明した炭酸風呂は、炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量が所定量以下になったことが報知部32により利用者に報知される。このため、利用者は炭酸ガスボンベ15の交換時期を容易に知ることができ、炭酸ガス残量をチェックする煩雑な作業をすることなく、炭酸風呂を利用した炭酸浴を継続的に行うことができる。またこの場合、制御部4は、炭酸ガス供給路14に設けられた弁16の開時間を検知し、この検知結果に基づいて炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量を推定するため、別途炭酸ガス残量を検知する手段を設ける必要がなく、コストを抑えることができる。
(第二実施形態)次に上記とは異なる第二実施形態について説明する。なお以下の第二実施形態の説明では第一実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態の弁16は開度調節可能で炭酸ガスボンベ15から炭酸ガス溶解部13に供給される炭酸ガスの流量を調節できるようになっており、前記炭酸風呂モードにおける自動湯張り時、自動追い焚き時、及び手動追い焚き時にあっては、弁16が浴槽2に所定濃度の炭酸ガスを含む湯が供給されるように制御部4により開度が調整されて開かれるようになっている。
そして、制御部4は、前記炭酸風呂モードに設定されている状態で、弁16の開時間及び開度を検知し、この検知した弁16の開時間及び開度に基づいて推定される炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガス残量が所定量以下となった際にこれを報知部32で報知するよう設定されている。
具体的に制御部4は常時弁16の開閉状態及び開時間を監視して弁16の開度及び開時間を検知する。すなわち、制御部4は弁16の開時間を検知する検知手段としての機能を果たす。そして、制御部4は、検知した弁16の開度及び開時間に基づいて前回の炭酸ガスボンベ15の交換時からの炭酸ガス積算消費量を推定する。
制御部4は、レギュレーター30で設定された炭酸ガス供給路14を流れる炭酸ガスの流量に、弁16の開度に応じて変化する係数と、弁16の開時間を掛けることで炭酸ガス消費量を算出し、この算出された炭酸ガス消費量をメモリに記録された過去の炭酸ガス消費量に加算して前記炭酸ガス積算消費量を算出する。
このように弁16の開時間及び開度を検知し、この検知結果に基づいて炭酸ガス積算消費量を算出することで、本実施形態のように炭酸ガスモードにおいて弁16の開度を調節する炭酸風呂においても、炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量が所定量以下となったことを報知部32で報知することができる。
なお、第一実施形態及び第二実施形態では給水路10、戻し路9にそれぞれ弁17、20を設けた例を示しているが、これらの弁17、20に代えて給水路10と戻し路9と供給路8を三方切替弁を介して接続してもよいものとする。また、炭酸風呂モードにおいて行われる自動追い焚きの際には、弁16を閉じて循環路11を流れる湯水に炭酸ガスが供給されないようにしてもよい。
(第三実施形態)次に上記とは異なる第三実施形態について説明する。なお以下の第三実施形態の説明では、第一実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態では、炭酸ガス重量検知手段により炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガスの重量を検知し、制御部4により炭酸ガス重量が所定量以下となった際に報知部32で報知するように設定してある。
図6のように本実施形態の炭酸ガス重量検知手段は炭酸ガスボンベ15の重量を検出する重量センサ34で構成され、制御部4は炭酸ガスボンベ15が設置された重量センサ34の検出結果を常時監視し、この検出結果に基づいて炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガス重量を算出する。この炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガスの重量は、炭酸ガスを満量充填した炭酸ガスボンベ15の重量から、重量センサ34で検出した炭酸ガスボンベ15の重量を減算することで算出される。そして、このように算出された炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガスの重量が所定値以下になった際に、制御部4は報知部32による報知を行う。
このように炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガスの重量を検知し、検知した炭酸ガス重量が所定値以下になった際に報知部32で報知することによって、利用者に炭酸ガスボンベ15の交換時期を知らせることができる。
(第四実施形態)次に上記とは異なる第四実施形態を図7に示す。なお以下の第四実施形態の説明では第一実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
第一実施形態では同一の加熱部1で湯張りの際の加熱と追い焚きの際の加熱を行うようにしたが、本実施形態では加熱部1を追い焚きの際の加熱のみに用い、該追い焚き用の加熱部1とは別に湯張り用の加熱部35を備えている。
加熱部35は給湯器本体31に設けられている。なお、図7では、作図上、加熱部1、弁16、20、湯温検知手段19、循環ポンプ3、及び炭酸ガス溶解部13が給湯器本体31と別位置に図示されているが、これらは全て第一実施形態と同様に給湯器本体31に設けられている。
加熱部35は湯供給路36を介して供給路8と戻し路9の接続部に接続され、湯供給路36と供給路8で給湯路28が構成されている。なお、本実施形態では給水路10は設けられていない。
湯供給路36は途中で加熱部35から供給された湯のみを通過させる第一湯供給路37と炭酸ガス溶解部13が設けられた第二湯供給路38とに分岐し、下流側で再び一つの湯供給路36として合流している。
第一湯供給路37と、第二湯供給路38の炭酸ガス溶解部13の上流側の夫々には弁39、40が設けられている。弁39、40はいずれも給湯器本体31に配設されている。
通常風呂モードで自動湯張り釦24が操作されて湯張りの運転指令がなされると、制御部4は、弁16、20、40を閉じた状態で弁39を開き、加熱部35による加熱を開始する。
これにより加熱部35で湯温設定釦21で設定された温度に加熱された湯が湯供給路36に供給され、この後、第一湯供給路37及び供給路8を経て供給口5から浴槽2内に供給される。そして、湯量測定手段により浴槽2内の湯量が湯張り量設定釦25で設定された湯量となったことが検知されると、制御部4は弁39を閉じ、加熱部35による加熱を停止する。これにより、浴槽2には、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量で所望温度の湯が張られる。なお、この自動湯張り時には加熱部1による加熱は行われない。
また、炭酸風呂モードで自動湯張り釦24が操作されて湯張りの運転指令がなされると、制御部4は、弁20、39を閉じた状態で弁40を開き、加熱部35による加熱を開始する。また、この炭酸風呂モードにおける給湯時には制御部4による制御のもと弁16が開かれる。
これにより、加熱部35で湯温設定釦21で設定された温度に加熱された湯が湯供給路36に供給され、第二湯供給路38に供給される。この湯には炭酸ガスボンベ15から炭酸ガス供給路14を介して炭酸ガス溶解部13に供給された炭酸ガスが当該炭酸ガス溶解部13にて混合溶解され、この炭酸ガス溶解湯が供給路8を経て供給口5から浴槽2内に供給される。そして、湯量測定手段により浴槽2内の湯量が湯張り量設定釦25で設定された湯量になったことが検知されると、制御部4は弁16、40を閉じると共に加熱部35による加熱を停止する。これにより、浴槽2には、炭酸ガスを含み、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量で所望温度の湯が張られる。
また、通常風呂モードにおける自動湯張りが終了した後及び炭酸風呂モードにおける自動湯張りが終了した後に行われる自動追い焚き、並びに手動追い焚きにあっては、弁16、39、40が閉じられた状態で行なわれる。
本実施形態においても、第一実施形態と同様に、弁16の開度を監視して炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量を推定し、炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量が所定量以下になったことを報知部32により報知することができる。なお、本実施形態でも第二実施形態や第三実施形態と同様に炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガス残量を検知し、この検知結果に基づいて報知部32による報知を行ってもよいものとする。
(第五実施形態)次に上記とは異なる第五実施形態を図8に示す。なお以下の第五実施形態の説明では第一実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
第一実施形態では同一の加熱部1で湯張りの際の加熱と追い焚きの際の加熱を行うようにしたが、本実施形態では加熱部1を追い焚きの際の加熱のみに用い、該追い焚き用の加熱部1とは別に湯張り用の加熱部35を備えている。
加熱部35は給湯器本体31に設けられている。なお、図8では、作図上、加熱部1、弁16、17、20、湯温検知手段19、循環ポンプ3、及び炭酸ガス溶解部13が給湯器本体31と別位置に図示されているが、これらは全て第一実施形態と同様に給湯器本体31に設けられている。
加熱部35は給水路10の弁17よりも下流側に湯供給路42を介して接続され、湯供給路42、供給路8、及び両者8、42を接続する給水路10で給湯路28が構成されている。湯供給路42には弁41が設けられ、弁41も給湯器本体31に配設されている。
炭酸ガス溶解部13は給水路10の弁17よりも下流側に設けられている。給水路10の炭酸ガス溶解部13よりも下流側には湯水混合部43が設けられ、湯供給路42の下流端は湯水混合部43に接続されている。
通常風呂モードで自動湯張り釦24が操作されて湯張りの運転指令がなされると、制御部4は、弁16、20を閉じた状態で弁17、41を開き、加熱部35による加熱を開始する。
これにより加熱部35で加熱された湯が湯供給路42を介して湯水混合部43に供給され、該湯水混合部43において給水路10から供給された低温の水と混合割合を調整して混合され、これによって湯温設定釦21で設定された温度の湯が供給路8に供給され、該供給路8を経て供給口5から浴槽2内に供給される。
そして、湯量測定手段により浴槽2内の湯量が湯張り量設定釦25で設定された湯量となったことが検知されると、制御部4は弁17、41を閉じ、加熱部35による加熱を停止する。これにより、浴槽2には、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量で所望温度の湯が張られる。なお、この自動湯張り時には加熱部1による加熱は行われない。
また、炭酸風呂モードで自動湯張り釦24が操作されて湯張りの運転指令がなされると、制御部4は、弁20を閉じた状態で弁17、41を開き、加熱部35による加熱を開始する。また、この炭酸風呂モードにおける給湯時には制御部4による制御のもと弁16が開かれる。
これにより、加熱部35で加熱された湯が湯供給路42を介して湯水混合部43に供給される。また、炭酸ガスボンベ15から炭酸ガス供給路14を介して炭酸ガス溶解部13に供給された炭酸ガスが当該炭酸ガス溶解部13にて給水路10を流れる低温の水に混合溶解される。そして、湯水混合部43において、前記湯供給路42から供給された湯と、給水路10から供給され、炭酸ガスを溶解させた低温の水とが混合割合を調整して混合され、これによって湯温設定釦21で設定された温度の炭酸ガスを溶解させた湯が供給路8に供給され、該供給路8を経て供給口5から浴槽2内に供給される。そして、湯量測定手段により浴槽2内の湯量が湯張り量設定釦25で設定された湯量になったことが検知されると、制御部4は弁16、17、41を閉じると共に加熱部35による加熱を停止する。これにより、浴槽2には、炭酸ガスを含み、湯張り量設定釦25で設定された湯張り量で所望温度の湯が張られる。
また、通常風呂モードにおける自動湯張りが終了した後及び炭酸風呂モードにおける自動湯張りが終了した後に行われる自動追い焚き、並びに手動追い焚きにあっては、弁16、17、41が閉じられた状態で行なわれる。
本実施形態においても、第一実施形態と同様に、弁16の開度を監視して炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量を推定し、炭酸ガスボンベ15の炭酸ガス残量が所定量以下になったことを報知部32により報知することができる。なお、本実施形態でも第二実施形態や第三実施形態と同様に炭酸ガスボンベ15内の炭酸ガス残量を検知し、この検知結果に基づいて報知部32による報知を行ってもよい。
また、前記各実施形態では報知部32を給湯器29の操作盤12に設けたが、これに限定されるものではなく、炭酸風呂の利用者が報知部32による報知を容易に知ることができる箇所であれば、いずれの箇所に設置されてもよい。また、報知の対象は炭酸風呂の利用者以外であってもよい。例えば制御部4とガスボンベ供給事業者との間で通信する設備が整っている場合には、検知した炭酸ガス残量又は重量が所定値以下となった場合にガスボンベ供給事業者に設置した報知部で報知することが考えられる。この場合は、報知を受けたガスボンベ供給事業者は炭酸ガスボンベ15を交換するサービスを行うことができる。
2 浴槽
4 制御部
13 炭酸ガス溶解部
14 炭酸ガス供給路
15 炭酸ガスボンベ
16 弁
28 給湯路
32 報知部

Claims (2)

  1. 炭酸ガスボンベから炭酸ガス供給路を介して供給された炭酸ガスを湯水に溶解させた炭酸ガス溶解湯を浴槽に供給する炭酸風呂であって、前記炭酸ガス供給路に設けられる弁と、該弁の開時間又は該弁の開時間及び開度を検知する検知手段と、報知部と、前記検知手段による検知結果に基づいて推定される炭酸ガスボンベの炭酸ガス残量が所定量以下になった際に前記報知部で報知する制御部と、を備えたことを特徴とする炭酸風呂。
  2. 炭酸ガスボンベから供給された炭酸ガスを溶解させた湯水を浴槽に供給する炭酸風呂であって、報知部と、炭酸ガスボンベ内の炭酸ガスの重量を検知する検知手段と、検知した炭酸ガス重量が所定値以下になった際に前記報知部で報知する制御部と、を備えたことを特徴とする炭酸風呂。
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