JP2013185767A - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013185767A
JP2013185767A JP2012051998A JP2012051998A JP2013185767A JP 2013185767 A JP2013185767 A JP 2013185767A JP 2012051998 A JP2012051998 A JP 2012051998A JP 2012051998 A JP2012051998 A JP 2012051998A JP 2013185767 A JP2013185767 A JP 2013185767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath
hot water
bathtub
circulation pump
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012051998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5897937B2 (ja
Inventor
Tokuji Kobayashi
徳司 小林
Shoko Tokunaga
晶子 徳永
Satoru Tsurumaki
悟 鶴巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP2012051998A priority Critical patent/JP5897937B2/ja
Publication of JP2013185767A publication Critical patent/JP2013185767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5897937B2 publication Critical patent/JP5897937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Control For Baths (AREA)

Abstract

【課題】 追い焚き動作開始時に浴槽へ流入する浴槽水によって入浴者に不快感を与えない風呂装置を提供する。
【解決手段】 浴槽水の追い焚き動作開始時に入浴判断手段60で浴槽31内に入浴者が存在すると判断した場合、風呂循環ポンプ35を第1所定流量から所定値だけ増大させた第2所定流量で駆動させ、10秒経過後に風呂循環ポンプ35を第1所定流量まで低下させることで、浴槽31内の浴槽水とすばやく混合して風呂循環回路34から浴槽31への流入口付近だけが部分的に熱くならず快適に入浴することができ、過剰に浴槽水を混合することで風呂循環回路34から放熱する熱量が増加することを防止し、風呂熱交換器30での加熱効率を下げないため、効率的に浴槽水の昇温をすることができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、浴槽内にある浴槽水を風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う風呂装置に関するものである。
従来、この種のものでは、湯水を貯湯する貯湯タンクと、貯湯タンク内に設けられ浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、浴槽水を風呂循環回路に循環させる風呂循環ポンプと、浴槽内の水位を検出する水位センサとを備え、水位センサの増減によって浴槽内への人の入浴動作を検知すると、風呂循環ポンプを駆動して浴槽水を加熱する追焚き動作を行うことで、快適な温度での入浴を可能としたものがあった。(例えば、特許文献1)
特開2011−252667号公報
しかし、この従来のものでは、貯湯タンク内に設置された風呂熱交換器の周囲に高温水があると、風呂熱交換器内の浴槽水が高温に加熱されている場合があり、追い焚き動作の開始時、風呂循環回路と浴槽とを接続する浴槽水の流入口付近が部分的に熱くなることで、入浴者に不快感を与える問題があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内に設けられ浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路と、該風呂循環回路に設置され浴槽水を循環する風呂循環ポンプと、該風呂循環ポンプの停止時間をカウントする計時手段と、前記貯湯タンクに設置され前記風呂熱交換器の周囲の温度を検知する貯湯温度センサと、該貯湯温度センサで検知された温度と所定値とを比較する比較手段と、前記浴槽内の水位を検知する水位センサと、該水位センサで検知された水位の増減に基づいて前記浴槽内の入浴者の存在有無を判断する入浴判断手段と、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動して浴槽水を前記風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う制御部とを備えた風呂装置において、追い焚き動作開始時に前記入浴判断手段が前記浴槽内に入浴者の存在有りと判断した場合、前記制御部は、前記比較手段で前記貯湯温度センサで検知された温度と所定値とを比較して、前記貯湯温度センサで検知された温度が所定値以上かつ、前記計時手段でカウントした前記風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、前記風呂循環ポンプの所定の流量を増大させるものである。
また、請求項2では、前記制御部は、前記計時手段でカウントした前記風呂循環ポンプの所定の流量を増大させてからの駆動時間が所定時間となったら、前記風呂循環ポンプの流量を低下させるものである。
また、請求項3では、前記入浴判断手段が前記浴槽内に入浴者の存在無しと判断した場合、前記制御部は、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させるものである。
この発明の請求項1によれば、追い焚き動作の開始時、浴槽内に入浴者の存在有りと判断した場合、貯湯温度センサで検知された温度が所定値以上かつ、風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、風呂循環ポンプの所定の流量を増大させるので、浴槽内に入浴者が存在すれば風呂循環回路内の浴槽水を浴槽へ勢いよく流入してすばやく浴槽水と混合することで、浴槽水の流入口付近が部分的に熱くなることが防止され、快適な入浴が可能となる。
また、請求項2によれば、風呂循環ポンプの所定の流量を増大させてからの駆動時間が所定時間となったら、風呂循環ポンプの流量を低下させるので、長時間浴槽内の浴槽水を過剰に混合して風呂熱交換器での加熱効率が低下することを防止し、浴槽水を効率的に昇温することができる。
また、請求項3によれば、浴槽内に入浴者が存在しないと判断した場合、風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させるので、風呂循環ポンプの流量が増大して駆動音が増加するのを防止できる。
この発明の一実施形態を示す概略構成図 同発明の一実施形態の制御ブロック図 同発明の一実施形態の追い焚き動作を説明するフローチャート
次に、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
1は湯水を所定量貯湯可能な貯湯タンク2等を収納した貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2内の湯水を加熱するヒートポンプユニットである。
前記ヒートポンプユニット3は、冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機4と、高温高圧の冷媒と熱交換によって湯水を加熱する冷媒水熱交換器5と、冷媒を減圧する電動式の膨張弁6と、空気熱で冷媒を蒸発させる空気熱交換器7とを配管で環状に接続した冷媒回路8と、空気熱交換器7に周囲の空気を送り込む送風ファン9とを備えており、冷媒回路8内には冷媒として二酸化炭素が使用され超臨界ヒートポンプサイクルを構成している。
ここで、冷媒水熱交換器5は冷媒と被加熱水である貯湯タンク2内の湯水とが対向して流れる対向流方式を採用しており、超臨界ヒートポンプサイクルでは熱交換時において冷媒は超臨界状態のまま凝縮されるため効率よく高温まで被加熱水を加熱することができ、冷媒水熱交換器5に流入する冷媒の入口温度と流出する出口温度の温度差が一定になるように膨張弁6または圧縮機4を制御して、冷媒水熱交換器5に流入する被加熱水の温度を5〜20℃の低温にすることで効率よく加熱することができ、COPが向上する。
10は圧縮機4から吐出し冷媒水熱交換器5に流入する冷媒の温度を検出する水熱交入口センサ、11は冷媒水熱交換器5で放熱した冷媒の温度を検出する水熱交出口センサ、12は膨張弁6で減圧され空気熱交換器7に流入する冷媒の温度を検出する空熱交入口センサ、13は空気熱交換器7で蒸発した冷媒の温度を検出する空熱交出口センサ、14は空気熱交換器7の上部に設置され周囲の気温を検出する外気温センサである。
15は貯湯タンク2下部と冷媒水熱交換器5とを配管で接続するヒーポン往き管、16は冷媒水熱交換器5と貯湯タンク2上部とを配管で接続するヒーポン戻り管、17はヒーポン往き管15の途中に設置され配管内の湯水を循環させるヒーポン循環ポンプであり、該ヒーポン循環ポンプ17を駆動することで貯湯タンク2下部にある湯水をヒーポン往き管15から冷媒水熱交換器5に流入して加熱し、ヒーポン戻り管16から貯湯タンク2に流入することで高温湯を貯湯するヒーポン循環回路18を形成している。
19はヒーポン往き管15に設置され冷媒水熱交換器5に流入する湯水の温度を検出する往き管温度センサ、20はヒーポン戻り管16に設置され冷媒水熱交換器5で加熱された湯水の温度を検出する戻り管温度センサであり、往き管温度センサ19及び戻り管温度センサ20で検出された湯水の温度に基づいて圧縮機4の出力やヒーポン循環ポンプ17の流量を制御し、設定された目標沸き上げ温度まで沸き上げる沸き上げ動作を行う。
21は貯湯タンク2に市水を流入する給水管、22は貯湯タンク2上部にある高温湯を出湯する出湯管、23は給水管21から分岐した給水バイパス管、24は出湯管22と給水バイパス管23内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された給湯温度に調節する給湯混合弁、25は出湯管22と給水バイパス管23内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された風呂温度に調節する風呂混合弁である。
26は給湯混合弁24で所定の比率で混合された湯水が流動する給湯管、27は洗面所等に設置され給湯混合弁24で給湯温度に調節された湯水を開栓することで出湯可能な給湯栓、28は給湯管26内を流動する湯水の流量を検知する給湯流量センサ、29は給湯管26内を流動する湯水の温度を検知する給湯温度センサである。
30は貯湯タンク2内の高温湯と熱交換して浴槽31内に貯められた浴槽水を加熱する風呂熱交換器、32は浴槽水を風呂熱交換器30に送る風呂戻り管、33は風呂熱交換器30で加熱された浴槽水を浴槽31内に戻す風呂往き管、34は風呂往き管33と風呂熱交換器30と風呂戻り管32とで形成された風呂循環回路、35は風呂循環回路34内の浴槽水を循環させる流量可変のDCポンプで構成された風呂循環ポンプである。
36は浴槽31内にある浴槽水の水位を検知する水位センサ、37は風呂熱交換器30で加熱された浴槽水の温度を検知する風呂温度センサであり、風呂往き管33途中にそれぞれ設置されている。
38は風呂混合弁25で混合された湯水を風呂戻り管32に搬送する湯張り回路であり、配管途中には、風呂混合弁25で混合された湯水の温度を検知する湯張り温度センサ39と、電動弁を開閉して浴槽31への湯張り開始及び停止を行う湯張り電磁弁40と、配管内を流動する湯水の流量から浴槽31への湯張り量を検知する湯張り流量センサ41と、浴槽31の湯水が逆流するのを防止する逆止弁42とが設置されている。
43は貯湯タンク2の上下方向に複数配置された貯湯温度センサで、この実施形態では貯湯温度センサ43a、43b、43c、43d、43eの5つが設置されているものであり、この貯湯温度センサ43が検出する温度情報によって貯湯タンク2内の残熱量と、貯湯タンク2内の上下方向の温度分布が確認できる。
なお、この実施形態では貯湯温度センサ43aが風呂熱交換器30の周囲にある湯水の温度を検知しており、貯湯温度センサ43aで検知された温度から風呂熱交換器30での浴槽水の加熱が可能か判断する。
44は貯湯タンク2上部に連通し加熱した湯水の体積膨張による圧力上昇を防止する逃し弁、45は市水からの圧力を減圧する減圧弁、46は給水管21内を流動する市水の温度を検出する給水温度センサ、47は給水管21に設置され栓を備えた給水栓である。
48は台所等に設置されたメインリモコンであり、浴槽31へ風呂設定温度の湯水を湯張りする湯張り動作を行ってから所定時間だけ風呂設定温度で浴槽水を保温する風呂保温運転の開始を指示する風呂自動スイッチ49と、給湯設定温度や風呂設定温度を表示する表示部50と、給湯設定温度や風呂の湯張り完了等を音声で報知するスピーカ51とが備えられている。
52は浴槽31がある浴室53の壁等に設置された風呂リモコンであり、風呂熱交換器30で浴槽水を加熱する追い焚き動作を開始する追い焚きスイッチ54と、浴槽31に湯張りする湯水の風呂設定温度等を表示する風呂表示部55と、設定した内容等を音声で報知する風呂スピーカ56とが備えられている。
前記表示部50及び風呂表示部55は液晶、LED、ドットマトリクス型表示器等の各種の表示器が使用可能であり、この実施形態では、液晶タッチパネルで形成されている。これにより、各種項目スイッチ及び数値入力ためのスイッチが表示され、任意のスイッチに触れて操作することで項目の選択や数値の入力が可能となる。
57は貯湯タンクユニット1内に設置された各センサの入力を受け、各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵した制御部であり、各センサで検知された値と所定値とを比較する比較手段58と、追い焚き動作や湯張り動作等を開始してから経過した時間をカウントする計時手段59と、水位センサ36で検知された浴槽31の水位の増減で浴槽31内に入浴者が存在するか判断する入浴判断手段60とを備えている。
61はヒートポンプユニット3内に設置された各センサでの検知値に基づき各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵したヒーポン制御部であり、制御部57と相互に通信して圧縮機2の駆動やヒーポン循環ポンプ17の流量を制御する。
62は貯湯タンク2の底部に接続され配管途中に排水栓63を設置した排水管であり、地震等の災害が発生して断水状態になった場合は、給水栓47を閉栓して逃し弁44を開放し、排水栓63を開栓することで貯湯タンク2内に残存する湯水が取り出せる。
次に、この発明の一実施形態の具体的な動作について説明する。
まず、通常時での沸き上げ動作について説明すると、各地の時間帯別契約電力における電力単価が安価な深夜時間帯に達したら、制御部57は、貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプユニット3で加熱する沸き上げ動作を開始する。
制御部57は、過去一週間における平均使用湯量や貯湯温度センサ43での検知温度に基づいて、貯湯タンク2内に貯湯する湯水の沸き上げ目標温度や湯量を判定し、沸き上げ完了時刻に目標温度の湯水が所定量沸き上がるために沸き上げ動作を開始する沸き上げ開始時刻を算出して、ヒーポン制御部61にそれらの情報を送信する。
そして、沸き上げ開始時刻に達したと判断したら、ヒーポン制御部61は、圧縮機4及びヒーポン循環ポンプ17を駆動させることで、貯湯タンク2下部にある低温水がヒーポン往き管15を介して冷媒水熱交換器5で加熱され、ヒーポン戻り管16を介して貯湯タンク2上部に沸き上げ目標温度の高温水が流入して、貯湯タンク2の上部から高温水が順次積層するように貯湯していく。
そして、ヒーポン制御部61は、貯湯温度センサ43で検知された温度から目標沸き上げ温度の湯水が所定の湯量まで貯湯したと判断したら、圧縮機4とヒーポン循環ポンプ17を停止して沸き上げ動作を終了する。
次に、浴槽31へ湯水を設定湯張り量だけ流入する湯張り動作について説明する。
メインリモコン48の風呂自動スイッチ49が操作されたら、制御部57は、湯張り電磁弁40を開放して風呂設定温度の湯水が浴槽31に流入するよう風呂混合弁25の開度を調節し、湯張り流量センサ41で検知された流量から浴槽31に設定湯張り量の湯水が流入したと判断したら、湯張り電磁弁40を閉止し水位センサ36で検知された浴槽31の水位を記憶して湯張り動作を終了する。
次に、浴槽31内にある浴槽水の追い焚き動作について図3のフローチャートに基づいて説明する。
湯張り動作が終了して風呂保温運転を開始したら、水位センサ36で検知した現在の水位と湯張り動作終了時に記憶した湯張り水位とを比較手段58で比較し、現在の水位が湯張り水位よりも増加しているかで浴槽31への入浴動作の有無を入浴判断手段60で判断し(ステップS101)、検知した水位が記憶した湯張り水位よりも増加していれば浴槽31への入浴動作有りと判断し、制御部57は、増加した入浴水位を記憶して貯湯タンク2に設置された貯湯温度センサ43aで検知された温度を確認する(ステップS102)。
ステップS102で貯湯温度センサ43aで検知された温度を確認したら、制御部57は、貯湯温度センサ43aで検知された温度と所定値である75℃とを比較手段58で比較し、貯湯温度センサ43aで検知された温度が75℃を超えているか判断して(ステップ103)、検知された温度が75℃を超えていれば、計時手段59がカウントした風呂循環ポンプ35の停止時間を確認し(ステップS104)、風呂循環ポンプ35の停止時間が10分以上か判断して(ステップS105)、停止時間が10分以上であれば風呂熱交換器30内に高温の浴槽水があると判断して、風呂循環ポンプ35を所定の流量から所定値だけ増大させた第2所定流量で駆動する(ステップS106)。
ステップS107で風呂循環ポンプ35を第2所定流量で駆動させたら、制御部57は、風呂循環ポンプ35を駆動してから経過した時間を計時手段59で確認し、駆動開始から所定時間である10秒以上経過したか判断し(ステップS107)、10秒以上経過していれば風呂循環ポンプ35の流量を低下させ所定の流量である第1所定流量に変更し(ステップS108)、通常の流量で風呂循環ポンプ35を駆動させる。
ステップS108で風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量に変更したら、制御部57は、予めメインリモコン48もしくは風呂リモコン52で設定した風呂設定温度と風呂温度センサ37での検知値とを比較手段58で比較し、風呂温度センサ37での検知値が風呂設定温度に到達したか判断して(ステップS109)、風呂設定温度に到達していると判断したら風呂循環ポンプ35を停止させ(ステップS110)、追い焚き動作を終了する。
そして、入浴者が入浴中の状態で風呂保温運転を継続している場合、制御部57は、ステップS101で入浴動作を検知せずにNoと判断して次のステップに進み、湯張り動作の終了、又は前回の追い焚き動作の終了から20分等の所定のインターバル時間が経過したことや風呂リモコン52に設置された追い焚きスイッチ54が操作された等の追い焚き要求が有るか判断する(ステップS111)。
ステップS111で追い焚き要求有りと判断したら、水位センサ36で検知された現在の水位と記憶した入浴動作有り判定時の入浴水位とを比較手段58で比較し、現在の水位が記憶した入浴水位よりも減少したかで浴槽31に入浴中か入浴判断手段60で判断し(ステップS112)、現在の水位が入浴水位から減少しておらず浴槽31に入浴中と判断したらステップS102へ進み、制御部57は、貯湯温度センサ43aで検知された温度と風呂循環ポンプ35の停止時間とから第2所定流量で風呂循環ポンプ35を駆動させるか判断する。
また、入浴動作の後に出浴がされステップS112で水位センサ36で検知した現在の水位が記憶した入浴動作有り判定時の入浴水位と比較して減少している、もしくは、湯張り動作完了から一度も入浴動作がなく湯張り動作時に記憶した湯張り水位と比較して水位が変動していなければ、浴槽31に入浴中ではないと入浴判断手段60が判断し、制御部57は、風呂循環ポンプ35を第1所定流量で駆動させ(ステップS113)、風呂設定温度になるまで風呂循環ポンプ35を駆動する通常の追い焚き動作を行う。
また、ステップS103で貯湯温度センサ43aで検知された温度が75℃以下と判断したら、風呂熱交換器30内の浴槽水は高温でないとしてステップS113で風呂循環ポンプ35を第1所定流量で駆動させ、ステップS105で風呂循環ポンプ35の停止時間が10分未満だと判断したら、前回の追い焚き動作から短時間しか経過しておらず、風呂熱交換器30内の浴槽水は高温に加熱されていないとして、ステップS113で風呂循環ポンプ35を第1所定流量で駆動させ、通常の追い焚き動作を行う。
なお、入浴判断手段60は、入浴中の判断について上記実施形態に限定されず、例えば、所定時間内に所定水位以上の水位増加があると入浴動作があったと判断し、入浴動作があった後に、所定時間内に所定水位以上の水位減少があると出浴動作があったと判断すると共に、入浴動作から出浴動作があるまでの間を入浴中と判断するようにしてもよい。
以上のように、追い焚き動作の開始時、浴槽31内に入浴者の存在有りと判断した場合、風呂循環ポンプ35を第1所定流量よりも所定値だけ増大させた第2所定流量で駆動することで、風呂熱交換器30内で加熱された浴槽水が勢いよく浴槽31内に流入して浴槽31全体にすばやく混合するので、風呂循環回路34から浴槽31への流入口付近だけが部分的に熱くならず快適に入浴することができる。
また、風呂循環ポンプ35を第2所定流量で駆動してから10秒経過したら第1所定流量まで低下させることで、増大した流量の浴槽水が浴槽31に流入して入浴者に当たり続けることで不快に感じることがなく、浴槽31内の浴槽水を過剰に混合して浴槽水の温度差をなくすことで風呂循環回路34から放熱する熱量の増加を防止し、風呂熱交換器30での加熱効率を下げることがないため、効率的に浴槽水を昇温することができる。
また、浴槽31内に入浴者の存在無しと判断した場合、風呂循環ポンプ35を第1所定流量で駆動するため、風呂循環ポンプ35の駆動音の増加を防止することができる。
また、今回の実施形態では、冷媒に二酸化炭素を用いたヒートポンプユニット3を熱源装置として説明したが、これに限らず、フロン、代替フロンなどの冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルでもよいものである。
また、貯湯された湯水を加熱する加熱手段をヒートポンプユニット3として説明したが、これに限らず、太陽熱、ガス、液体燃料による給湯機や電気温水器等に適用することが可能である。
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
30 風呂熱交換器
31 浴槽
34 風呂循環回路
35 風呂循環ポンプ
36 水位センサ
57 制御部
58 比較手段
59 計時手段
60 入浴判断手段

Claims (3)

  1. 湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内に設けられ浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路と、該風呂循環回路に設置され浴槽水を循環する風呂循環ポンプと、該風呂循環ポンプの駆動及び停止時間をカウントする計時手段と、前記貯湯タンクに設置され前記風呂熱交換器の周囲の温度を検知する貯湯温度センサと、該貯湯温度センサで検知された温度と所定値とを比較する比較手段と、前記浴槽内の水位を検知する水位センサと、該水位センサで検知された水位の増減に基づいて前記浴槽内の入浴者の存在有無を判断する入浴判断手段と、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動して浴槽水を前記風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う制御部とを備えた風呂装置において、追い焚き動作開始時に前記入浴判断手段が前記浴槽内に入浴者の存在有りと判断した場合、前記制御部は、前記比較手段で前記貯湯温度センサで検知された温度と所定値とを比較して、前記貯湯温度センサで検知された温度が所定値以上かつ、前記計時手段でカウントした前記風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、前記風呂循環ポンプの所定の流量を増大させることを特徴とする風呂装置。
  2. 前記制御部は、前記計時手段でカウントした前記風呂循環ポンプの所定の流量を増大させてからの駆動時間が所定時間となったら、前記風呂循環ポンプの流量を低下させることを特徴とする請求項1に記載の風呂装置。
  3. 前記入浴判断手段が前記浴槽内に入浴者の存在無しと判断した場合、前記制御部は、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の風呂装置。
JP2012051998A 2012-03-08 2012-03-08 風呂装置 Expired - Fee Related JP5897937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012051998A JP5897937B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 風呂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012051998A JP5897937B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 風呂装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013185767A true JP2013185767A (ja) 2013-09-19
JP5897937B2 JP5897937B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49387353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012051998A Expired - Fee Related JP5897937B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 風呂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5897937B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008763A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 株式会社ガスター 風呂装置
JP2018071858A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社コロナ 風呂給湯装置
JP2018071857A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社コロナ 風呂給湯装置
JP2020073857A (ja) * 2020-02-14 2020-05-14 株式会社コロナ 風呂給湯装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108352U (ja) * 1982-01-14 1983-07-23 株式会社ノーリツ 強制循環式風呂加熱装置
JPH026952U (ja) * 1988-06-24 1990-01-17
JPH05240502A (ja) * 1992-02-26 1993-09-17 Noritz Corp 風呂の追い焚き方法
JP2003156251A (ja) * 2001-11-16 2003-05-30 Corona Corp 貯湯式給湯風呂装置
JP2003161519A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Noritz Corp 貯湯式燃焼装置
JP2010091210A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Panasonic Corp 給湯機
JP2010203668A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Panasonic Corp 給湯機
JP2011252667A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Corona Corp ふろ給湯機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58108352U (ja) * 1982-01-14 1983-07-23 株式会社ノーリツ 強制循環式風呂加熱装置
JPH026952U (ja) * 1988-06-24 1990-01-17
JPH05240502A (ja) * 1992-02-26 1993-09-17 Noritz Corp 風呂の追い焚き方法
JP2003156251A (ja) * 2001-11-16 2003-05-30 Corona Corp 貯湯式給湯風呂装置
JP2003161519A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Noritz Corp 貯湯式燃焼装置
JP2010091210A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Panasonic Corp 給湯機
JP2010203668A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Panasonic Corp 給湯機
JP2011252667A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Corona Corp ふろ給湯機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008763A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 株式会社ガスター 風呂装置
JP2018071858A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社コロナ 風呂給湯装置
JP2018071857A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社コロナ 風呂給湯装置
JP2020073857A (ja) * 2020-02-14 2020-05-14 株式会社コロナ 風呂給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5897937B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5897937B2 (ja) 風呂装置
JP5411732B2 (ja) 風呂給湯装置
JP5416038B2 (ja) ふろ給湯機
JP6599777B2 (ja) 風呂給湯装置
JP6174482B2 (ja) 貯湯式ヒートポンプ給湯装置
JP2006308126A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5347914B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP4946835B2 (ja) 給湯装置
JP2010151366A (ja) 貯湯式給湯機
JP2010084986A (ja) 風呂加圧ポンプ内蔵貯湯式給湯機
JP2005241088A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5571489B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2013160450A (ja) 風呂装置
JP2008045851A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2019152353A (ja) 給湯装置
JP5694905B2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP7066564B2 (ja) 風呂給湯装置
JP7332504B2 (ja) 風呂給湯装置
JP3987019B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2009162415A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5882790B2 (ja) 風呂装置
JP2013185766A (ja) 貯湯式風呂装置
JP2019215158A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP5127666B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2010133619A (ja) 貯湯式給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5897937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees