JP2013160450A - 風呂装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 追い焚き動作開始時に高温又は低温の浴槽水で入浴者に不快感を与えない風呂装置を提供する。
【解決手段】 追い焚き動作開始時に貯湯温度センサ43aで検知された風呂熱交換器30の周囲にある湯水の温度が所定値より高い、あるいは、外気温センサ14で検知された外気温が所定値より低い場合、前回の追い焚き動作から経過した時間が所定時間以上であれば、風呂熱交換器30内の浴槽水が高温、もしくは風呂循環回路34内の浴槽水が低温だとして、風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量から所定の流量だけ落とした第2所定流量で駆動することで浴槽31に浴槽水が低流量で流入することから、入浴者が高温もしくは低温の浴槽水で不快な思いをすることがなく、快適な入浴が可能となる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、浴槽内にある浴槽水を風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う風呂装置に関するものである。
従来、この種のものでは、湯水を貯湯する貯湯タンクの内部に風呂熱交換器を設置し、風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路の途中に所定の流量で駆動する風呂循環ポンプを備えたものにおいて、追い焚き動作の開始時に検知された外気温に応じて浴槽に流入する浴槽水の流量を変化させたものがあり、外気温が低い時には風呂循環ポンプを高流量で駆動して入浴者が触れる浴槽水量を増やし体感温度を高め、外気温が高い時には風呂循環ポンプを低流量で駆動して入浴者が触れる浴槽水量を減らして体感温度を下げることで、快適な入浴を可能にしたものがあった。(例えば、特許文献1)
特開2009−97815号公報
しかし、この従来のものでは、前回行った追い焚き動作が終了して風呂循環ポンプが停止してから所定時間以上経過した状態で追い焚き動作を開始すると、貯湯タンク内に設置された風呂熱交換器内の周囲に高温湯がある場合、高温湯で加熱され高温となった浴槽水が浴槽内に流入することや、外気温が低いことで低下した風呂循環回路内の浴槽水が浴槽内に流入することで、入浴者が不快に感じる問題があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内に設けられて浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路と、該風呂循環回路に設置され浴槽水を循環させる風呂循環ポンプと、前記貯湯タンクに設置され前記風呂熱交換器の周囲の温度を検知する貯湯温度センサと、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させ浴槽水を前記風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う制御部とを備えた風呂装置において、追い焚き動作開始時に前記制御部は、前記貯湯温度センサで検知された温度が所定値以上であり、前記風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、所定の流量を低下させるものである。
また、請求項2では、湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の湯水と熱交換して浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路と、該風呂循環回路に設置され浴槽水を循環させる風呂循環ポンプと、外気温を検出する外気温センサと、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させ浴槽水を前記風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う制御部とを備えた風呂装置において、追い焚き動作開始時に前記制御部は、前記外気温センサで検知された外気温が所定値以下であり、前記風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、所定の流量を低下させて前記風呂循環ポンプを駆動開始するようにしたものである。
また、請求項3では、前記制御部は、前記風呂循環ポンプの流量を低下させてから所定時間以上経過したら、前記風呂循環ポンプの流量を上げるものである。
この発明の請求項1によれば、追い焚き動作開始時に貯湯温度センサで検知された温度が所定値以上であり、風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上経過していると判断したら所定の流量を低下させるので、追い焚き動作開始時に風呂熱交換器内にある高温の浴槽水が低流量で浴槽に流入するため、入浴者に不快感を与えることがない。
また、請求項2によれば、追い焚き動作開始時に外気温センサで検知された値が所定値以下であり、風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上経過していると判断したら、所定の流量を低下させて風呂循環ポンプを駆動開始するので、追い焚き動作開始時に風呂循環回路内にある低温の浴槽水が低流量で浴槽に流入するため、入浴者に不快感を与えることがない。
また、請求項3によれば、風呂循環ポンプの流量を低下させてから所定時間以上経過したら流量を上げるので、追い焚き動作が長引くことがなく早期に設定温度まで到達する。
この発明の一実施形態を示す概略構成図 同発明の制御ブロック図 同発明の追い焚き動作を説明するフローチャート
次に、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
1は湯水を所定量貯湯可能な貯湯タンク2等を収納した貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2内の湯水を加熱するヒートポンプユニットである。
前記ヒートポンプユニット3は、冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機4と、高温高圧の冷媒と熱交換によって湯水を加熱する冷媒水熱交換器5と、冷媒を減圧する電動式の膨張弁6と、空気熱で冷媒を蒸発させる空気熱交換器7とを配管で環状に接続した冷媒回路8と、空気熱交換器7に周囲の空気を送り込む送風ファン9とを備えており、冷媒回路8内には冷媒として二酸化炭素が使用され超臨界ヒートポンプサイクルを構成している。
ここで、冷媒水熱交換器5は冷媒と被加熱水である貯湯タンク2内の湯水とが対向して流れる対向流方式を採用しており、超臨界ヒートポンプサイクルでは熱交換時において冷媒は超臨界状態のまま凝縮されるため効率よく高温まで被加熱水を加熱することができ、冷媒水熱交換器5に流入する冷媒の入口温度と流出する出口温度の温度差が一定になるように膨張弁6または圧縮機4を制御して、冷媒水熱交換器5に流入する被加熱水の温度を5〜20℃の低温にすることで効率よく加熱することができ、COPが向上する。
10は圧縮機4から吐出し冷媒水熱交換器5に流入する冷媒の温度を検出する水熱交入口センサ、11は冷媒水熱交換器5で放熱した冷媒の温度を検出する水熱交出口センサ、12は膨張弁6で減圧され空気熱交換器7に流入する冷媒の温度を検出する空熱交入口センサ、13は空気熱交換器7で蒸発した冷媒の温度を検出する空熱交出口センサ、14は空気熱交換器7の上部に設置され周囲の気温を検出する外気温センサである。
15は貯湯タンク2下部と冷媒水熱交換器5とを配管で接続するヒーポン往き管、16は冷媒水熱交換器5と貯湯タンク2上部とを配管で接続するヒーポン戻り管、17はヒーポン往き管15の途中に設置され配管内の湯水を循環させるヒーポン循環ポンプであり、該ヒーポン循環ポンプ17を駆動することで貯湯タンク2下部にある湯水をヒーポン往き管15から冷媒水熱交換器5に流入して加熱し、ヒーポン戻り管16から貯湯タンク2に流入することで高温湯を貯湯するヒーポン循環回路18を形成している。
19はヒーポン往き管15に設置され冷媒水熱交換器5に流入する湯水の温度を検出する往き管温度センサ、20はヒーポン戻り管16に設置され冷媒水熱交換器5で加熱された湯水の温度を検出する戻り管温度センサであり、往き管温度センサ19及び戻り管温度センサ20で検出された湯水の温度に基づいて圧縮機4の出力やヒーポン循環ポンプ17の流量を制御し、設定された目標沸き上げ温度まで沸き上げる沸き上げ動作を行う。
21は貯湯タンク2に市水を流入する給水管、22は貯湯タンク2上部にある高温湯を出湯する出湯管、23は給水管21から分岐した給水バイパス管、24は出湯管22と給水バイパス管23内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された給湯温度に調節する給湯混合弁、25は出湯管22と給水バイパス管23内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された風呂温度に調節する風呂混合弁である。
26は給湯混合弁24で所定の比率で混合された湯水が流動する給湯管、27は洗面所等に設置され給湯混合弁24で給湯温度に調節された湯水を開栓することで出湯可能な給湯栓、28は給湯管26内を流動する湯水の流量を検知する給湯流量センサ、29は給湯管26内を流動する湯水の温度を検知する給湯温度センサである。
30は貯湯タンク2内の高温湯と熱交換して浴槽31内に貯められた浴槽水を加熱する風呂熱交換器、32は浴槽水を風呂熱交換器30に送る風呂戻り管、33は風呂熱交換器30で加熱された浴槽水を浴槽31内に戻す風呂往き管、34は風呂往き管33と風呂熱交換器30と風呂戻り管32とで形成された風呂循環回路、35は風呂循環回路34内の浴槽水を循環させる流量可変のDCポンプで構成された風呂循環ポンプである。
36は浴槽31内にある浴槽水の水位を検知する水位センサ、37は風呂熱交換器30で加熱された浴槽水の温度を検知する風呂温度センサであり、風呂往き管33途中にそれぞれ設置されている。
38は風呂混合弁25で混合された湯水を風呂戻り管32に搬送する湯張り回路であり、配管途中には、風呂混合弁25で混合された湯水の温度を検知する湯張り温度センサ39と、電動弁を開閉して浴槽31への湯張り開始及び停止を行う湯張り電磁弁40と、配管内を流動する湯水の流量から浴槽31への湯張り量を検知する湯張り流量センサ41と、浴槽31の湯水が逆流するのを防止する逆止弁42とが設置されている。
43は貯湯タンク2の上下方向に複数配置された貯湯温度センサで、この実施形態では貯湯温度センサ43a、43b、43c、43d、43eの5つが設置されているものであり、この貯湯温度センサ43が検出する温度情報によって貯湯タンク2内の残熱量と、貯湯タンク2内の上下方向の温度分布が確認できる。
なお、この実施形態では貯湯温度センサ43aが風呂熱交換器30の周囲にある湯水の温度を検知しており、貯湯温度センサ43aで検知された温度から風呂熱交換器30での浴槽水の加熱が可能か判断する。
44は貯湯タンク2上部に連通し加熱した湯水の体積膨張による圧力上昇を防止する逃し弁、45は市水からの圧力を一定に減圧する減圧弁、46は給水管21内を流動する市水の温度を検出する給水温度センサ、47は給水管21に設置され栓を備えた給水栓である。
48は台所等に設置されたメインリモコンであり、浴槽31へ設定温度の湯水を湯張りする湯張り動作を行い保温する風呂自動運転を開始する風呂自動スイッチ49と、給湯設定温度や風呂設定温度を表示する表示部50と、給湯設定温度や風呂の湯張り完了等を音声で報知するスピーカ51とが備えられている。
52は浴槽31がある浴室53の壁等に設置された風呂リモコンであり、風呂熱交換器30で浴槽水を加熱する追い焚き動作を開始させる追い焚きスイッチ54と、浴槽31に湯張りする湯水の設定温度等を表示する風呂表示部55と、追い焚き動作の開始等を音声で報知する風呂スピーカ56とが備えられている。
前記表示部50及び風呂表示部55は液晶、LED、ドットマトリクス型表示器等の各種の表示器が使用可能であり、この実施形態では、液晶タッチパネルで形成されている。これにより、各種項目スイッチ及び数値入力ためのスイッチが表示され、任意のスイッチに触れて操作することで項目の選択や数値の入力が可能となる。
57は貯湯タンクユニット1内に設置された各センサの入力を受け、各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵した制御部であり、風呂循環ポンプ35の流量を変化させ風呂循環回路34を流動する浴槽水の流量を変更する流量変更手段58と、各温度センサで検知された値と所定値とを比較する温度比較手段59と、追い焚き動作や湯張り動作等を開始してから経過した時間と所定時間とを比較する時間比較手段60とを備えている。
61はヒートポンプユニット3内に設置された各センサでの検知値に基づいて、各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵したヒーポン制御部であり、制御部57と相互に通信して圧縮機2の駆動やヒーポン循環ポンプ17の流量を制御する。
62は貯湯タンク2の底部に接続され配管途中に排水栓63を設置した排水管であり、地震等の災害が発生して断水状態になった場合は、給水栓47を閉栓して逃し弁44を開放し、排水栓63を開栓することで貯湯タンク2内に残存する湯水が取り出せる。
次に、この発明の一実施形態の具体的な動作について説明する。
まず、通常時での沸き上げ動作について説明すると、各地の時間帯別契約電力における電力単価が安価な深夜時間帯に達したら、制御部57は、貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプユニット3で加熱する沸き上げ動作を開始する。
制御部57は、過去一週間における平均使用湯量や貯湯温度センサ43での検知温度に基づいて、貯湯タンク2内に貯湯する湯水の沸き上げ目標温度や湯量を判定し、沸き上げ完了時刻に目標温度の湯水が所定量沸き上がるために沸き上げ動作を開始する沸き上げ開始時刻を算出して、ヒーポン制御部61にそれらの情報を送信する。
そして、沸き上げ開始時刻に達したと判断したら、ヒーポン制御部61は、圧縮機4及びヒーポン循環ポンプ17を駆動させることで、貯湯タンク2下部にある低温水がヒーポン往き管15を介して冷媒水熱交換器5で加熱され、ヒーポン戻り管16を介して貯湯タンク2上部に沸き上げ目標温度の高温水が流入して、貯湯タンク2の上部から高温水が順次積層するように貯湯していく。
そして、ヒーポン制御部61は、貯湯温度センサ43で検知された温度から目標沸き上げ温度の湯水が所定の湯量まで貯湯したと判断したら、圧縮機4とヒーポン循環ポンプ17を停止して沸き上げ動作を終了する。
次に、浴槽31へ湯水を設定湯張り量だけ流入する湯張り動作について説明する。
メインリモコン48の風呂自動スイッチ49が操作されたら、制御部57は、湯張り電磁弁40を開放して風呂設定温度の湯水が浴槽31に流入するよう風呂混合弁25の開度を調節し、湯張り流量センサ41で検知された流量から浴槽31に設定湯張り量の湯水が流入したと判断したら、湯張り電磁弁40を閉止して湯張りを終了する。
次に、浴槽31に貯められた浴槽水の追い焚き動作について図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、風呂リモコン52の追い焚きスイッチ54が操作されたら、制御部57は、貯湯タンク2に設置された貯湯温度センサ43aで検知された温度を確認する(ステップS101)。
ステップS101で貯湯温度センサ43aでの検知値を確認したら、温度比較手段59は、貯湯温度センサ43aでの検知値が75℃を超えているか判断し(ステップS102)、検知値が75℃を超えていれば、制御部57は、風呂循環ポンプ35の停止時間から前回の追い焚き動作が終了してから経過した時間を確認する(ステップS103)。
ステップS103で風呂循環ポンプ35の停止時間を確認したら、時間比較手段60は、風呂循環ポンプ35の停止時間が所定時間である10分以上か判断し(ステップS104)、風呂循環ポンプ35の停止時間が10分未満であれば、前回の追い焚き動作から短時間しか経過しておらず、風呂熱交換器30内の浴槽水は高温でないとして、制御部57は、通常の追い焚き運転時の流量である第1所定流量で風呂循環ポンプ35を駆動させる(ステップS105)。
ステップS105で風呂循環ポンプ35を第1所定流量で駆動させたら、温度比較手段59は、風呂温度センサ37で検知された風呂循環回路34内を流動する浴槽水の温度とメインリモコン48で設定した風呂設定温度とを比較し(ステップS106)、浴槽水の温度が風呂設定温度以上であれば、制御部57は、風呂循環ポンプ35を停止して(ステップS107)、追い焚き動作を終了する。
ステップS104で風呂循環ポンプ35の停止時間が10分以上であると判断されたら、風呂熱交換器30内にある浴槽水が高温だとして、制御部57は、風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量から所定の流量だけ下げた第2所定流量で駆動させることで、入浴者に到達する高温の浴槽水量が減少し、入浴者に不快感を与えない。(ステップS108)。
ステップS108で風呂循環ポンプ35の流量を第2所定流量で駆動したら、制御部57は、風呂循環ポンプ35の流量を低下させてから所定時間である10秒経過したか判断し(ステップS109)、10秒経過していれば風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量まで上げることで(ステップS110)、追い焚き動作を長時間続けることがなく早期に浴槽水が風呂設定温度まで到達することで快適な入浴が可能となる。
ステップS110で風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量まで上げたら、温度比較手段59は、風呂温度センサ37で検知された風呂循環回路34内を流動する浴槽水の温度とメインリモコン48で設定した風呂設定温度とを比較し(ステップS111)、浴槽水の温度が風呂設定温度以上であれば風呂循環ポンプ35を停止して(ステップS112)、追い焚き動作を終了する。
ステップS102で検知された貯湯温度センサ43aの値が75℃以下であれば、制御部57は、外気温センサ14で検知された値を確認し(ステップS113)、温度比較手段59は、外気温が3℃未満か判断する(ステップS114)。外気温が3℃以上であれば風呂循環回路34にある浴槽水の温度は低温でないとして、制御部57は、ステップS105で通常の追い焚き動作時の流量である第1所定流量で風呂循環ポンプ35を駆動させる。
ステップS114で外気温が3℃未満であると判断されたら、制御部57は、風呂循環ポンプ35の停止時間から前回の追い焚き動作が終了してから経過した時間を確認し(ステップS115)、時間比較手段60は、風呂循環ポンプ35の停止時間が所定時間である20分以上か判断する(ステップS116)。風呂循環ポンプ35の停止時間が20分以上であれば風呂循環回路34内にある浴槽水が低温だとして、ステップS108で風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量から所定の流量だけ下げた第2所定流量で駆動させることで、入浴者に到達する低温の浴槽水量が減少し、入浴者に不快感を与えない。また、風呂循環ポンプ35の停止時間が20分未満であれば前回の追い焚き動作から短時間しか経過しておらず、風呂循環回路34内の浴槽水は低温でないとして、ステップS105で通常の追い焚き動作時の流量である第1所定流量で風呂循環ポンプ35を駆動させる。
なお、今回の実施形態では、風呂循環ポンプ35の流量を第2所定流量から第1所定流量まで上げているが、第1所定流量よりも大きな流量で風呂循環ポンプ35を駆動させてもよく、第2所定流量から第1所定流量よりも大きな流量まで上げて風呂循環ポンプ35を駆動させることで、より早く風呂設定温度に到達して追い焚き動作を完了することができる。
以上のように、浴槽水を加熱する追い焚き動作を開始する際、貯湯温度センサ43aと外気温センサ14とで風呂熱交換器30の周囲にある湯水の温度と外気温とを検知し、前回の追い焚き動作から所定時間以上経過していたら風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量から所定の流量だけ落とした第2所定流量で駆動することで、追い焚き動作の開始時に浴槽31内へ低流量で浴槽水が流入するので、入浴者に到達する高温もしくは低温の浴槽水量が減少し、入浴者に不快感を与えない。
更に、風呂循環ポンプ35の流量を第2所定流量にしてから所定時間経過したら、風呂循環ポンプ35の流量を第1所定流量まで上げることで、追い焚き動作が完了するまで長時間を必要としないため、使用感を損ねることがない。
また、今回の実施形態では、前回の追い焚き動作から経過した時間に基づいて風呂循環ポンプ35の流量を低下させるか判断しているが、湯張り動作から経過した時間に基づいて判断してもよく、追い焚き動作の開始時に湯張り動作から経過した時間が所定時間以上であると判断すれば、浴槽水の温度が高い、あるいは低いとして風呂循環ポンプ35を所定の流量だけ低下させて駆動することで、入浴者が高温もしくは低温の浴槽水で不快な思いをすることがない。
また、今回の実施形態では、冷媒に二酸化炭素を用いたヒートポンプユニット3を熱源装置として説明したが、これに限らず、フロン、代替フロンなどの冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルでもよいものである。
また、貯湯された湯水を加熱する加熱手段をヒートポンプユニット3として説明したが、これに限らず、太陽熱、ガス、液体燃料による給湯機や電気温水器等に適用することが可能である。
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
14 外気温センサ
30 風呂熱交換器
31 浴槽
34 風呂循環回路
35 風呂循環ポンプ
43 貯湯温度センサ
57 制御部

Claims (3)

  1. 湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内に設けられて浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路と、該風呂循環回路に設置され浴槽水を循環させる風呂循環ポンプと、前記貯湯タンクに設置され前記風呂熱交換器の周囲の温度を検知する貯湯温度センサと、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させ浴槽水を前記風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う制御部とを備えた風呂装置において、追い焚き動作開始時に前記制御部は、前記貯湯温度センサで検知された温度が所定値以上であり、前記風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、所定の流量を低下させることを特徴とする風呂装置。
  2. 湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の湯水と熱交換して浴槽内の浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、該風呂熱交換器と浴槽とを配管で接続する風呂循環回路と、該風呂循環回路に設置され浴槽水を循環させる風呂循環ポンプと、外気温を検出する外気温センサと、前記風呂循環ポンプを所定の流量で駆動させ浴槽水を前記風呂熱交換器で加熱する追い焚き動作を行う制御部とを備えた風呂装置において、追い焚き動作開始時に前記制御部は、前記外気温センサで検知された外気温が所定値以下であり、前記風呂循環ポンプの停止時間が所定時間以上であれば、所定の流量を低下させて前記風呂循環ポンプを駆動開始するようにしたことを特徴とする風呂装置。
  3. 前記制御部は、前記風呂循環ポンプの流量を低下させてから所定時間以上経過したら、前記風呂循環ポンプの流量を上げることを特徴とする前記請求項1、2のいずれか一項に記載の風呂装置。
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