JP2011212073A - 消火栓装置 - Google Patents

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享介 吉田
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Abstract

【課題】簡単な構造によって、消火用ホースの引き出しの際に、消火用ホースがホース収納部から出てくる勢いを抑えることができる消火栓装置を提供する。
【解決手段】筐体2内部のホース収納部5に消火用ホース4を内巻きに収納し、ホース収納部5に消火用ホース4が引き出される開口部5aを有する消火栓装置1において、開口部5aは、その開口縁5bが摩擦係数の高い材料で形成又は被覆されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、消火栓装置に関し、より詳細には消火用ホースが装置内に内巻きに収納される消火栓装置に関する。
例えば、トンネル等に設置される消火栓装置は、先端にノズルを有する消火用ホースを備えているが、一般に、消火用ホースは、常時は装置内部に巻き付けられた状態で収納されており、火災時に装置外部に引き出されて消火に用いられるようになっている。
この種の消火栓装置において、消火用ホースが装置内部に内巻きに巻き付けられて収納される所謂内巻き式の消火栓装置がある。
内巻き式の消火栓装置は、装置内部にホース収納部を備え、そのホース収納部内に外側から中心側に向けて順次消火用ホースを巻き付けて収納できるようになっており、そのホース収納部には、消火用ホースをホース収納部から引き出すことができるように、また消火用ホースをホース収納部に収納することができるように、前部に開口部が設けられている。
一般に、内巻き式の消火栓装置には、消火用ホースを消火水が供給された状態で引き出す際に、消火用ホースがその重みや消火水の圧力等によって強い勢いでホース収納部から出てくるために、必要以上にホース収納部から外部に出てしまうという問題がある。
そこで、例えば、特開2007−330713号公報(特許文献1)に記載の消火栓装置は、ホース収納部の開口部の中に消火用ホースが出てくる際にそれに摩擦抵抗を与えるホースガイドを備え、消火用ホースがホース収納部から出てくる勢いを抑えることができるようになっている。
特開2007−330713号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のホースガイドのように、ホース収納部の開口部の中に消火用ホースに摩擦抵抗を与える部材を設ける場合、消火用ホースのホース収納部への収納の際に邪魔にならないようにする必要があり、その部材には着脱機構や移動機構等を設ける必要があり、構造が複雑なものとなってしまう。
この発明は、前記の事情に鑑み、簡単な構造によって、消火用ホースの引き出しの際に、消火用ホースがホース収納部から出てくる勢いを抑えることができる消火栓装置を得ることを目的とする。
この発明は、筐体内部のホース収納部に消火用ホースを内巻きに収納し、前記ホース収納部に前記消火用ホースが引き出される開口部を有する消火栓装置において、前記開口部は、その開口縁が摩擦係数の高い材料で形成又は被覆されていることを特徴とする消火栓装置である。
また、この発明は、前記ホース収納部は、その少なくとも内面が摩擦係数の高い材料で形成または被覆されていることを特徴とする消火栓装置である。
また、この発明は、前記ホース収納部の内面は、前記開口部に向けて傾斜している傾斜面であって、前記開口部から前記消火用ホースが引き出される際、前記消火用ホースが接触される傾斜面を含んでいることを特徴とする消火栓装置である。
また、この発明は、前記摩擦係数の高い材料がゴムであることを特徴とする消火栓装置である。
なお、この発明において、前記ゴムは、シリコンゴム、ネオプレンゴム、ブチルゴム系、ニトリルゴム系、ウレタンエラストマー、天然ゴム又はフッ素ゴムとすることができる。
この発明によれば、消火用ホースの引き出しの際、消火水が供給された状態の消火用ホースはホース収納部の開口部からその開口縁に当たりながら出てくるが、開口縁が摩擦係数の高い材料で形成又は被覆されていることで、その開口縁によってホース収納部から出てくる消火用ホースに摩擦抵抗を与えて、その勢いを抑えることができ、必要以上に消火用ホースがホース収納部から出てこないようにすることができる。
また、この発明によれば、前記のように、ホース収納部から出てくる消火用ホースに摩擦抵抗を与えて、その勢いを抑えることができるものであるが、前記従来例と異なり、ホース収納部へ消火用ホースを収納する際に、その邪魔になるような部材は設けられていないことから、そのような部材が設けられていれば必要となる着脱機構や移動機構等を設ける必要がない。
従って、この発明によれば、簡単な構造によって、消火用ホースの引き出しの際に、消火用ホースがホース収納部から出てくる勢いを抑えることができる。
また、この発明によれば、ホース収納部をその内面が摩擦係数の高い材料で形成または被覆されているものとすれば、ホース収納部の内面によっても、消火用ホースに摩擦抵抗を与えることができ、さらに消火用ホースがホース収納部から出てくる勢いを抑えることができる。
また、この発明によれば、ホース収納部の内面を、ホース開口部に向けて傾斜している傾斜面であって、ホース開口部から消火用ホースが引き出される際、消火用ホースが接触される傾斜面を含むものとすることで、その傾斜面によっても、消火用ホースに摩擦抵抗を与えることができ、さらに消火用ホースがホース収納部から出てくる勢いを抑えることができる。
この発明の消火栓装置の実施形態を示し、前傾扉を開けた状態における全体の斜視図である。 同上を示し、要部の正面図である。 同上を示し、図2のA−A線断面図である。 同上の他の実施形態を示し、図3の断面図に相当する断面図である。 同上のさらに他の実施形態を示し、図4と同様、図3の断面図に相当する断面図である。
この発明の実施の形態を図1乃至5に基づき説明する。
消火栓装置1は、例えば道路のトンネル等に設置されるものである。また、この消火栓装置1は、先端にノズル4aを有する消火用ホース4が内巻きに収納される所謂内巻き式のものである。
図1に示すように、消火栓装置1は、筐体2内に、先端にノズル4aを有する消火用ホース4が内巻きに収納されるホース収納部5を備えており、また、図示は省略するが、消火用ホース4に消火水を供給するための消火栓弁や配管等も備えている。筐体2の前部には開口2aが設けられており、開口2aは前傾扉3によって開閉可能になっている。前傾扉3の裏面には消火栓弁の操作レバー6が設けられており、操作レバー6を開操作すれば、消火栓弁が開き、消火水が消火用ホース4に供給され、ノズル4aから放出されるようになっている。なお、消火を行う際には、ノズル4aを持った状態で操作レバー6を開操作して、消火栓弁を開いて消火水を消火用ホース4に供給した後、火災発生場所までノズル4aを引っ張って行き消火を行う。
ホース収納部5は前部に開口部5aを有しており、開口部5aから消火用ホース4を外部に引き出したり、内部に収納したりすることができるようになっている。
そして、図2に詳細を示すように、ホース収納部5において、その開口部5aの開口縁5bは摩擦係数の高い材料によって形成されたものとなっている。
ここで、前記の摩擦係数の高い材料としては、後記においても同様であるが、例えば、ゴムとすることができ、好ましくは、摩擦係数が高く、離型性がよいシリコンゴムとすることができ、次いで好ましくは、ネオプレンゴムとすることができ、さらには、その他のゴム、例えば、ブチルゴム系、ニトリルゴム系、ウレタンエラストマー、天然ゴム、フッ素ゴム等とすることもできる。
消火栓装置1は、前記のように、ホース収納部5の開口縁5bが摩擦係数の高い材料によって形成されていることで、消火水が供給された状態の消火用ホース4がホース収納部5から引き出される際に、消火用ホース4は、消火水の圧力によって、消火用ホースの内巻き径が広がるように真っ直ぐに伸びようとするため、ホース収納部5の内部にあっては、後述のホース収納部5の内面5eに押し付けられ、また、開口部5aを通過するときは、開口縁5bに押し付けられる。このとき、図3に示すように、消火用ホース4は摩擦係数が高い材料で形成されている開口縁5bに当たりながら出てくるようになっており、その段階で消火用ホース4には摩擦抵抗が与えられて、その勢いが抑えられるようになっている。これにより、必要以上に消火用ホース4がホース収納部5から出てこないようにすることができる。
また、消火栓装置1は、前記のように、消火用ホース4に摩擦抵抗が与えられて、その勢いが抑えられるようになっているが、ホース収納部5の開口縁5bによって摩擦抵抗が与えられるものとしていることで、消火用ホース4に摩擦抵抗が与えられるようになっていながらも、消火用ホース4をホース収納部5へ収納するのに邪魔になるような部材はなく、そのような部材があれば必要となる着脱機構や移動機構等を設ける必要のないものとなっている。
ここで、本実施の形態においては、開口縁5bが摩擦係数の高い材料で形成されているものとしているが、開口縁5bを摩擦係数の高い材料によって被覆されたものとしてもよい。
なお、本実施の形態において、ホース収納部5は、具体的には、筐体2の上下に向かうように設けられた一対の棒状体5cと、一対の棒状体5cのそれぞれから筐体2の背面に向かうように設けられた略L字状の帯板5dと、筐体2の上面、下面及び背面からなるものとなっており、開口部5aは一対の棒状体5cの間に形成され、開口部5aの開口縁5bは一対の棒状体5cの対向する側部に形成されたものとなっている。
さらに、本実施の形態においては、ホース収納部5の開口縁5bを摩擦係数の高い材料によって形成したものとしているが、図4に示すように、ホース収納部5の内面5eを摩擦係数の高い材料によって被覆されたものとしてもよい。このようにすれば、消火用ホース4が、ホース収納部5から引き出される際に、消火用ホース4は、消火水の圧力によって、消火用ホース4の内巻き径が広がるように真っ直ぐ伸びようとして、消火用ホース4が内面5eに押し付けられるため、ホース収納部5の内面5eによっても、消火用ホース4に摩擦抵抗を与えることができ、消火用ホース4がホース収納部5から出てくる勢いをより抑えることができる。また、図5に示すように、ホース収納部5の内面5eを開口部5bに向けて傾斜する傾斜面5fであって、開口部5bから消火用ホース4が引き出される際、消火用ホース4が接触される傾斜面5fを含むものとしてもよい。このようにすれば、その傾斜面5fによっても、消火用ホース4に摩擦抵抗を与えることができ、消火用ホース4に摩擦抵抗を与える面の面積を大きくすることができるので、消火用ホース4がホース収納部5から出てくる勢いをさらにより抑えることができる。なお、図4及び図5の例において、摩擦係数の高い材料によって被覆されているホース収納部として帯板5dしか図示されていないが、ホース収納部5を構成する筐体2の上面及び下面も摩擦係数の高い材料によって被覆されている。また、筐体の背面も被覆するようにしても良い。
なお、図4及び図5の例は、ホース収納部5の内面5e(傾斜面5fを含む)全体を摩擦係数の高い材料によって被覆されたものとしているが、部分的に摩擦係数の高い材料によって被覆されたものとしてもよく、また、ホース収納部5の全体を摩擦係数の高い材料によって被覆又は形成されたものとしてもよい。
1:消火栓装置 2:筐体 2a:開口
3:前傾扉 4:消火用ホース 4a:ノズル
5:ホース収納部 5a:開口部 5b:開口縁
5c:棒状体 5d:帯板 5e:内面
5f:傾斜面 6:操作レバー

Claims (5)

  1. 筐体内部のホース収納部に消火用ホースを内巻きに収納し、前記ホース収納部に前記消火用ホースが引き出される開口部を有する消火栓装置において、
    前記開口部は、その開口縁が摩擦係数の高い材料で形成又は被覆されていることを特徴とする消火栓装置である。
  2. 前記ホース収納部は、その少なくとも内面が摩擦係数の高い材料で形成又は被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の消火栓装置。
  3. 前記ホース収納部の内面は、前記開口部に向けて傾斜している傾斜面であって、前記開口部から前記消火用ホースが引き出される際、前記消火用ホースが接触される傾斜面を含んでいることを特徴とする請求項2記載の消火栓装置。
  4. 前記摩擦係数の高い材料がゴムであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の消火栓装置。
  5. 前記ゴムは、シリコンゴム、ネオプレンゴム、ブチルゴム系、ニトリルゴム系、ウレタンエラストマー、天然ゴム又はフッ素ゴムであることを特徴とする請求項4に記載の消火栓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018202081A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 能美防災株式会社 消火栓装置

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