JP3201334U - 消火栓装置のノズルホルダ - Google Patents
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Abstract
Description
この状態では、ノズルは上側ノズル押え部及び下側ノズル押え部から押えられることで、保持状態が維持される。
また、ノズルを取り外す際には、上記と同様にノズルを持って、前記隙間側に引き出すようにすることで、上側ノズル押え部及び下側ノズル押え部が変形して、ノズルを取り外すことができる。
しかしながら、ノズルが回転すると、消火栓扉の窓部から「ノズル」の文字が見えなくなってしまう。
しかしながら、保持力が弱いと、振動によりノズルが回転したり、消火栓扉を開放した状態で、ハンドルの重さでノズルが回転したりして、ハンドルが奥側や下側に位置してしまい、ハンドルを把持しにくくなり、ひいてはノズルを取り外し難くなる。
前記保持片は、合成樹脂の平板に前記消火ノズルの外形に沿うように形成されたノズル収容穴と、該ノズル収容穴に前記消火ノズルを通過させるための切欠き部と、前記ノズル収容穴の穴縁に前記ノズル収容穴の内方側に出っ張るように形成されて収容された前記消火ノズルの回転を防止する回転防止部とを備えたことを特徴とするものである。
このため、例えばノズルホルダを前傾式扉の背面側に取り付けた場合、前傾式扉を閉止した状態では、消火ノズルに記載された「ノズル」の文字を常に視認することができ、消火活動の際に前傾式扉を開放してもハンドルの向きが適切な向き(上向き)を維持するため、ハンドルを把持して消火ノズルを取り外し易く、消火活動を円滑に行うことができる。
消火栓装置1は、図2、3に示すように、箱状の本体3と、本体3の前面に設けられた開口部5aを有する前面パネル5と、前面パネル5の開口部5aに開閉可能に設けられた消火栓扉に相当する前傾式扉7とを備えている。
なお、消火栓装置1は、トンネル内の監査路等、トンネルの壁面付近に設けられるが、設置状態で車道側を前面、トンネルの壁面側を背面と表記する。
そして、2本の棒状体21の間に中央開口部17が形成され、ここからホース13が引き出される。
また、本体3の図中左側には、消火器10を収納するための消火器収納部16が設けられている。
前傾式扉7は、下辺両端に回動軸(蝶番30)が設けられ、開口部5aを閉鎖状態から、図3に示すように、略180°開くことができる。
前傾式扉7の背面側には、消火ノズル25を着脱可能に保持するノズルホルダ27及び、ホース13に消火水を供給する消火水供給管路に設けられた消火栓弁(図示なし)を開閉操作する操作レバー29(消火栓弁操作部)が設けられている。
なお、前傾式扉7におけるノズルホルダ27に対応する箇所は透明なアクリル板が設置されており、前傾式扉7の背面側においてノズルホルダ27に着脱可能に保持されている消火ノズル25が見える。
消火ノズル25は、基端側がホース13と接続され、先端側から消火水を放出する。消火ノズル25は、これを把持し易くするためのハンドル25aを備えており、後述するノズルホルダ27から消火ノズル25を取り外す際にも、ハンドル25aを把持することで消火ノズル25を取り出しやすくなっている。
ノズルホルダ27は、ホース13の収納時において、ホース13の先端に設けられた消火ノズル25を保持するものであり、全体の形状がC形状を有する一対の保持片31によって形成されている。一対の保持片31は、図2、図3に示すように、所定間隔を離して前傾式扉7の背面側に固定されている。
さらに、ノズル収容穴37の穴縁37aにノズル収容穴37の内方側に出っ張るように形成されて収容された消火ノズル25の回転を防止する回転防止部41とを備えている。
ノズル収容穴37に消火ノズル25を保持した状態では、回転防止部41が消火ノズル25を押圧することで消火ノズル25の回転が防止される。
したがって、前傾式扉7を閉止した状態では、図2に示すように、消火ノズル25に記載した「ノズル」の文字が常に視認できる状態になっている。また、この状態では、消火ノズル25のハンドル25aは下向きの状態となっている。
もっとも、回転防止部41の態様は上記のような壁部に限られるものではなく、ノズル収容穴37の内方側に出っ張るように形成されて収容された消火ノズル25の回転を防止できるものであれば他の態様も含む。例えば、連続する突起のようなものでもよく、摩擦係数の高い素材をノズル収容穴37の一部に貼り付けるような態様でもよい。
なお、保持片31を1枚で構成する場合の例として、保持片31を、切欠き部39の向きが横向きになるように消火栓装置1内に取り付け、消火ノズル25をその先端側が上方を向くように保持する場合がある。
3 本体
5 前面パネル
5a 開口部
7 前傾式扉
8 消火器扉
10 消火器
13 ホース
15 ホース収納部
16 消火器収納部
17 中央開口部
19 配管系統
21 棒状体
23 帯板
25 消火ノズル
25a ハンドル
27 ノズルホルダ
29 操作レバー
30 蝶番
31 保持片
33 ボルト孔
35 基部
36a 長爪部
36b 短爪部
37 ノズル収容穴
37a 穴縁
39 切欠き部
41 回転防止部
Claims (4)
- 消火栓装置内に設けられて消火ノズルを保持する保持片からなるノズルホルダであって、
前記保持片は、合成樹脂の平板に前記消火ノズルの外形に沿うように形成されたノズル収容穴と、該ノズル収容穴に前記消火ノズルを通過させるための切欠き部と、前記ノズル収容穴の穴縁に前記ノズル収容穴の内方側に出っ張るように形成されて収容された前記消火ノズルの回転を防止する回転防止部とを備えたことを特徴とする消火栓装置のノズルホルダ。 - 前記回転防止部は、湾曲する穴縁の2点を結ぶように形成された直線部を備えた壁部であることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置のノズルホルダ。
- 前記保持片は、前記切欠き部の向きが横向きになるように前記消火栓装置内に取り付けられており、前記消火ノズルがその先端側が上方を向くように保持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の消火栓装置のノズルホルダ。
- 前記保持片が所定の間隔を離して、少なくとも2個設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の消火栓装置のノズルホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004795U JP3201334U (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | 消火栓装置のノズルホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004795U JP3201334U (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | 消火栓装置のノズルホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3201334U true JP3201334U (ja) | 2015-12-03 |
Family
ID=54750962
Family Applications (1)
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JP2015004795U Active JP3201334U (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | 消火栓装置のノズルホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3201334U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017209135A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 能美防災株式会社 | 消火栓装置 |
JP2019111000A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 能美防災株式会社 | 消火栓装置 |
JP2020031712A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 沖電気工業株式会社 | 道路用消火栓 |
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2015
- 2015-09-18 JP JP2015004795U patent/JP3201334U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019111000A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 能美防災株式会社 | 消火栓装置 |
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JP2020031712A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 沖電気工業株式会社 | 道路用消火栓 |
JP7200544B2 (ja) | 2018-08-27 | 2023-01-10 | 沖電気工業株式会社 | 道路用消火栓 |
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