JP6615705B2 - テスト用制水弁開放忘れ防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル内の火災時に水を噴霧して消火する水噴霧設備のテスト用制水弁開放忘れ防止装置に関する。
従来、トンネル内で火災が発生したときに、火災の発生を検知することによって、自動的に水を噴霧して消火する水噴霧設備が知られている。例えば、特許文献1に記載の水を噴霧する水噴霧ヘッドに、消火用水の供給に伴って発生する水撃作用を弱める水撃抑制機構を備えた水噴霧設備が知られている。特許文献1は、トンネルの壁面に、火災の発生を検知したときに自動的に開放される自動弁装置が設けられており、自動弁装置の二次側には、仕切弁が設けられている。仕切弁は、例えばテスト用制水弁として用いられ、通常時には開放されている。そして、仕切弁は、自動弁装置の動作試験時に、閉止されて、自動弁装置が開放されても水噴霧ヘッドにまで水が到達することを防止している。
特開2016−59648号公報(請求項1)
しかしながら、特許文献1に開示された水噴霧設備は、動作試験が終了した際に、テスト用制水弁を開放せずに閉止したままにしてしまう恐れがある。この場合、通常時に自動弁装置が開放されても、水は、テスト用制水弁で阻まれ、水噴霧ヘッドにまで到達しない。よって、通常時には、テスト用制水弁が確実に開放されていることが望まれている。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、開放し忘れることを防止するテスト用制水弁開放忘れ防止装置を提供するものである。
本発明に係るテスト用制水弁開放忘れ防止装置は、トンネルに設けられる水噴霧設備を起動する自動弁装置の二次側に取り付けられ、自動弁装置と共に格納箱に収納され、水が流れる開口が形成された本体と、本体に取り付けられ、本体の開口を開閉する弁体と、弁体に取り付けられ、弁体の開閉を操作するハンドルと、格納箱に取り付けられ、ハンドルの回転に連動して動作する弁開放忘れ防止装置と、を備え、弁開放忘れ防止装置は、弁体が開口を開放する第1方向にハンドルが回転されるときに、格納箱の内部に収納され、弁体が開口を閉止する第2方向にハンドルが回転されるときに、格納箱の外部に突出するものであることを特徴とする。
本発明によれば、弁体が本体の開口を閉止しているとき、弁開放忘れ防止装置が格納箱の外部に突出するため、使用者は格納箱の枠体に例えば前面プレートを取り付けることができない。これにより、使用者は、前面プレートを取り付けようとする際に、テスト用制水弁が閉止していることに気付く。このため、テスト用制水弁を開放し忘れることを防止することができる。
本発明の実施の形態1における水噴霧設備2を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における格納箱10を示す図である。 本発明の実施の形態1における格納箱10を示す図である。 本発明の実施の形態1における前面プレート12を示す図である。 本発明の実施の形態1における前面プレート12の取り付け図である。 本発明の実施の形態1に係るテスト用制水弁1を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るテスト用制水弁1の開放時の動作および状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るテスト用制水弁1の閉止時の動作および状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係るテスト用制水弁100の動作を示す模式図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係るテスト用制水弁の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。図1は、本発明の実施の形態1における水噴霧設備2を示す模式図である。この図1に基づいて、水噴霧設備2について説明する。図1に示すように、水噴霧設備2は、トンネル内の火災時に水を噴霧して消火するものであり、ポンプ3と、一次側弁4と、自動弁装置5と、テスト用制水弁1と、水噴霧ヘッド6とを備えている。
ポンプ3は、水噴霧ヘッド6に水を供給するものである。一次側弁4は、自動弁装置5の一次側、即ち水の流れの上流側に設けられており、通常時には開放されている。一次側弁4は、例えば自動弁装置5を交換する際に閉止される。これにより、ポンプ3から送られる水が一次側弁4で阻まれ、自動弁装置5まで到達することを防止することができる。従って、自動弁装置5を修理や交換する際に閉止される。自動弁装置5は、通常時に閉止されており、トンネル内で火災が発生したとき、操作信号に基づいて自動的に開放されるものである。これにより、ポンプ3から送られる水は、水噴霧ヘッド6に供給される。自動弁装置5は、加圧開放式であり、一次側において圧力がかかった水が、自動弁装置5のピストン室(図示せず)に流入することによって、開放される。
テスト用制水弁1は、自動弁装置5の二次側、即ち水の流れの下流側に設けられており、通常時及び火災時には開放されている。テスト用制水弁1は、水噴霧設備2のメンテナンス等で実施される動作試験等で自動弁装置5が開放される際に、閉止されるものである。前述の如く、自動弁装置5は、加圧開放式であり、自動弁装置5の開放試験を行うためには、自動弁装置5の一次側に圧力水が必要である。このため、テスト用制水弁1が閉止されていないと、水噴霧ヘッド6から圧力水が放水されてしまう。ここで、テスト用制水弁1を閉止することによって、自動弁装置5が開放されても、圧力水がテスト用制水弁1に阻まれて水噴霧ヘッド6に到達することを防止している。
水噴霧ヘッド6は、トンネル内に水を噴霧するものであり、1台の自動弁装置5に対し、例えば、5m毎に約10個設けられている。ここで、自動弁装置5及びテスト用制水弁1は、格納箱10に収納されている。格納箱10は、トンネルに設置された消火栓装置7(図2(a)及び図2(b)参照)に併設されている。格納箱10は、例えばトンネルに設置された全ての消火栓装置に1台ずつ併設されている。
図2は、本発明の実施の形態1における格納箱10を示す図である。図2(a)は、格納箱10を示す正面図、図2(b)は、格納箱10を示す上面断面図であり、図2(a)のB−B断面図、図2(c)は、格納箱10を示す側面断面図であり、図2(a)のA−A断面図である。図2(a)、図2(b)及び図2(c)に示すように、格納箱10は、例えば直方体状をなしており、枠体11と、前面プレート12とを有している。格納箱10は、例えばトンネルの壁面に形成された設置用開口部に挿入されている。また、格納箱10の奥には、自動弁装置5及びテスト用制水弁1が収納されている。格納箱10は、動作試験時に、自動弁装置5及びテスト用制水弁1を操作するために、枠体11から前面プレート12が取り外される。これにより、自動弁装置5及びテスト用制水弁1が露出するため、動作試験を行うことができる。なお、テスト用制水弁1の設置場所は、適宜変更することができる。なお、格納箱10と消火栓装置7とは、接続部材7aで接続されている。
図3は、本発明の実施の形態1における格納箱10を示す図である。図3(a)は、格納箱10を示す正面図、図3(b)は、格納箱10を示す上面図、図3(c)は、格納箱10を示す一側面図、図3(d)は、格納箱10を示す他側面図である。図3(a)、図3(b)、図3(c)及び図3(d)に示すように、枠体11は、前面及び背面が開口された枠状の部材である。枠体11において、背面の奥側に自動弁装置5及びテスト用制水弁1が設けられ、前面の開口に前面プレート12が取り付けられる。また、枠体11の前面の上部には、前面プレート12を取り付ける際に使用される引っ掛け金具11aが設けられている。
更に、枠体11の前面の下部には、後述する前面プレート12のボス14がはめ込まれるはめ込み孔11bが形成されている(図5(c)参照)。枠体11の側面には、消火栓装置7の接続部材7aを取り付けるために使用される取付ボルト用長穴11cが形成されている。更に、枠体11の他側面には、消火栓装置7と自動弁装置5の一次側とを接続する配管(図示せず)が設置される切欠き11dが形成されている。
図4は、本発明の実施の形態1における前面プレート12を示す図である。図4(a)は、前面プレート12を示す背面図、図4(b)は、前面プレート12を示す上面図、図4(c)は、前面プレート12を示す側面図である。前面プレート12は、枠体11の前面に取り付けられて、枠体11の内部を覆うものであり、プレート本体12aと、取っ手12bとを有している。プレート本体12aは、板状の部材の外周を折り曲げて強度を増したものである。プレート本体12aの上部には、枠体11の引っ掛け金具11aに係合する係合部13が設けられている。また、プレート本体12aの下部には、枠体11の下部のはめ込み孔11bに挿入されて枠体11のはめ込み孔11bにはめ込まれるボス14が設けられている。
取っ手12bは、プレート本体12aの前面に2個取り付けられており、取っ手12bを用いることによって、前面プレート12を枠体11に着脱することができる。前面プレート12は、通常時に、自動弁装置5及びテスト用制水弁1等が外部から操作されることを防止するため、枠体11に取り付けられている。また、前面プレート12は、自動弁装置5の動作試験時等に、自動弁装置5及びテスト用制水弁1等を操作するために、枠体11から取り外される。
図5は、本発明の実施の形態1における前面プレート12の取り付け図である。図5(a)は、前面プレート12が枠体11に取り付けられる動作を示す側面図、図5(b)は、前面プレート12の上部を拡大した拡大図、図5(c)は、前面プレート12の下部を拡大した拡大図である。図5(a)に示すように、枠体11から取り外されている前面プレート12は、先ず、前面プレート12の上部が、枠体11の上部に取り付けられる。その際、図5(b)に示すように、係合部13が引っ掛け金具11aに係合して、前面プレート12の上部が枠体11の上部に取り付けられる。次に、前面プレート12の下部が、枠体11の下部に取り付けられる。その際、図5(c)に示すように、ボス14がはめ込み孔11bに挿入された状態で締結され、前面プレート12の下部が枠体11の下部に取り付けられる。これにより、図3のように、枠体11に前面プレート12が取り付けられる。
図6は、本発明の実施の形態1に係るテスト用制水弁1を示す図である。図6(a)は、テスト用制水弁1を示す正面図、図6(b)は、テスト用制水弁1を示す上面図、図6(c)は、テスト用制水弁1を示す側面図である。図6(a)、図6(b)及び図6(c)に示すように、テスト用制水弁1は、本体21と、弁体22と、ハンドル23とを備えたバタフライ弁である。本体21は、水が流れる配管にフランジで挟み込んで接続されるものであり、水が流れる開口21aが形成されている。
弁体22は、本体21に取り付けられ、自動弁装置5を試験する際に本体21の開口21aを閉止し、通常時に本体21の開口21aを開放するものである。弁体22は、本体21の開口21aを閉止する際に、本体21の開口21aに対し水平に位置し、本体21の開口21aを開放する際に、本体21の開口21aに対し垂直に位置する。即ち、弁体22は、本体21の開口21aを開閉する際、90°回転する。ハンドル23は、弁体22に取り付けられ、回転することによって、連動して回転する弁体22に開口21aを開閉させるものである。なお、ハンドル23は、複数回転されることによって、弁体22を90°回転させる。
図7(a)は、本発明の実施の形態1に係るテスト用制水弁1の動作を示す模式図である。図7(a)に示すように、テスト用制水弁1は、弁開放忘れ防止装置30を備えている。弁開放忘れ防止装置30は、格納箱10に取り付けられ、ハンドル23の回転に連動して動作するものであり、ワイヤ31と、保持部32と、動作部33とを有している。ワイヤ31は、基端部がハンドル23に巻きつけられるものであり、例えばピアノ線といった張力を有する部材である。ワイヤ31は、弁体22が開口21aを開放する第1方向Aにハンドル23が回転されるときに、ハンドル23に巻き取られるように、ハンドル23に巻きつけられている。即ち、ハンドル23が第1方向Aに回転されるときに、ワイヤ31は引っ張られる。一方、弁体22が開口21aを閉止する第2方向Bにハンドル23が回転されるとき(図8(a)参照)に、ハンドル23に巻きつけられたワイヤ31は弛む。
保持部32は、格納箱10に取り付けられ、ワイヤ31を保持するものである。保持部32は、L字状に曲げられた取付部32aと、取付部32aに取り付けられワイヤ31をガイドするガイド部32bとを有する。取付部32aは、例えば図2(a)、図2(c)及び図5(a)に示すように、格納箱10の枠体11の内壁における前面近傍に溶接されたボルト32dによって取り付けられている。ガイド部32bは、ワイヤ31が挿通される挿通孔32cが形成された部材であり、取付部32aに例えば2個取り付けられている。ワイヤ31は、ガイド部32bの挿通孔32cに挿通されることによって、ガイドされる。
動作部33は、保持部32に設けられると共にワイヤ31の先端部に取り付けられるものである。具体的には、L字状を維持するように付勢されたばね丁番にL字状の部材を取り付けた動作部33が、保持部32の取付部32aの一端に設けられており、格納箱10の前面側に突出するように付勢されている。このため、動作部33は、ワイヤ31が弛んでいるときに格納箱10の外部に突出する。一方、動作部33は、ワイヤ31が張っているときにワイヤ31によって格納箱10の背面側に引っ張られるため、格納箱10の内部に収納される。なお、ばね丁番の取り付けられたL字状の部材の形状はこれに限定されず、また、このL字状の部材がなくても、ばね丁番自身が格納箱10の外部に突出する大きさのものを用いてもよい。
図7(b)は、本発明の実施の形態1における弁開放忘れ防止装置30の状態を示す模式図である。次に、テスト用制水弁1の動作について説明する。図7(a)に示すように、動作部33は、ハンドル23が第1方向A(弁体22が開口21aを開放する回転方向)に回転されることによってワイヤ31が巻き取られるときにワイヤ31に引っ張られて格納箱10の内部に収納される。即ち、図7(b)に示すように、枠体11における前面プレート12が取り付けられる位置に、動作部33が飛び出していない。このように、前面プレート12が枠体11に取り付けられる際の障害がないため、使用者は、格納箱10の枠体11に前面プレート12を取り付けることができる。
図8(a)は、本発明の実施の形態1に係るテスト用制水弁1の動作を示す模式図、図8(b)は、本発明の実施の形態1における弁開放忘れ防止装置30の状態を示す模式図である。図8(a)に示すように、動作部33は、ハンドル23が第2方向B(弁体22が開口21aを閉止する回転方向)に回転されることによってワイヤ31が弛められるときに自身の復元力によって格納箱10の外部に突出する。即ち、図8(b)に示すように、枠体11における前面プレート12が取り付けられる位置に、動作部33が飛び出している。このように、前面プレート12が枠体11に取り付けられる際に障害があるため、使用者は、格納箱10の枠体11に前面プレート12を取り付けることができない。
本実施の形態1によれば、動作試験時に、テスト用制水弁1の弁体22が本体21の開口21aを閉止しているとき、弁開放忘れ防止装置30が格納箱10の外部に突出するため、動作試験後に、テスト用制水弁1を開放しないと、使用者は格納箱10の枠体11に前面プレート12を取り付けることができない。これにより、使用者は、前面プレート12を取り付けようとする際に、テスト用制水弁1が閉止していることに気付く。このため、動作試験後に、テスト用制水弁1を開放し忘れることを防止することができる。
実施の形態2.
図9(a)は、本発明の実施の形態2に係るテスト用制水弁100の動作を示す模式図である。図9(a)に示すように、本実施の形態2は、弁開放忘れ防止装置130が実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9(b)は、本発明の実施の形態2に係るテスト用制水弁100の動作を示す模式図であり、図9(a)を矢印C側からみた図である。図9(a)に示すように、弁開放忘れ防止装置130は、第1のプーリー131と、ケーブル132と、第2のプーリー133と、アーム134とを有している。図9(b)に示すように、第1のプーリー131は、弁体22の軸に取り付けられ、弁体22の回転に連動して回転するものである。ここで、弁体22は、90°回転するものであるため、第1のプーリー131も、弁体22の回転に伴って90°回転する。ケーブル132は、第1のプーリー131に巻きつけられるものであり、例えばパワーケーブルである。
第2のプーリー133は、格納箱10の枠体11の内壁における前面近傍に回動可能に取り付けられている。第2のプーリー133は、ケーブル132が巻きつけられ、第1のプーリー131の回転動作がケーブル132によって伝達されて回転するものである。ここで、第1のプーリー131は、90°回転するものであり、第2のプーリー133も、第1のプーリー131の回転に伴って90°回転する。アーム134は、第2のプーリー133に取り付けられるL字状の棒部材である。ここで、第2のプーリー133は、90°回転するものであるため、アーム134も、第2のプーリー133の回転に伴って90°回転する。
次に、テスト用制水弁100の動作について説明する。図9(a)に示すように、アーム134は、ハンドル23が第1方向A(弁体22が開口21aを開放する回転方向、図9(a)の破線矢印)に回転されることによって第1のプーリー131及び第2のプーリー133が回転して格納箱10の内部に収納される(図9(a)の実線のアーム134)。このとき、前面プレート12が枠体11に取り付けられる際の障害がないため、使用者は、格納箱10の枠体11に前面プレート12を取り付けることができる。
図9(a)に示すように、アーム134は、ハンドル23が第2方向B(弁体22が開口21aを閉止する回転方向、図9(a)の実線矢印)に回転されることによって第1のプーリー131及び第2のプーリー133が回転して格納箱10の外部に突出する。このように、前面プレート12が枠体11に取り付けられる際にアーム134が障害となるため、使用者は、格納箱10の枠体11に前面プレート12を取り付けることができない。
本実施の形態2によれば、動作試験時に、弁体22が本体21の開口21aを閉止しているとき、アーム134が格納箱10の外部に突出するため、動作試験後に、テスト用制水弁1を開放しないと、使用者は格納箱10の枠体11に前面プレート12を取り付けることができない。このため、実施の形態1と同様に、動作試験後に、テスト用制水弁100を開放し忘れることを防止することができる。なお、アーム134はL字状に限定されず、例えばI字状であってもよい。
1 テスト用制水弁、2 水噴霧設備、3 ポンプ、4 一次側弁、5 自動弁装置、6 水噴霧ヘッド、7 消火栓装置、10 格納箱、11 枠体、11a 引っ掛け金具、11b はめ込み孔、11c 取付ボルト用長穴、11d 切欠き、12 前面プレート、12a プレート本体、12b 取っ手、13 係合部、14 ボス、21 本体、21a 開口、22 弁体、23 ハンドル、30 弁開放忘れ防止装置、31 ワイヤ、32 保持部、32a 取付部、32b ガイド部、32c 挿通孔、32d ボルト、33 動作部、100 テスト用制水弁、130 弁開放忘れ防止装置、131 第1のプーリー、132 ケーブル、133 第2のプーリー、134 アーム、A 第1方向、B 第2方向。

Claims (3)

  1. トンネルに設けられる水噴霧設備を起動する自動弁装置の二次側に取り付けられ、前記自動弁装置と共に格納箱に収納され、水が流れる開口が形成された本体と、
    前記本体に取り付けられ、前記本体の前記開口を開閉する弁体と、
    前記弁体に取り付けられ、前記弁体の開閉を操作するハンドルと、
    前記格納箱に取り付けられ、前記ハンドルの回転に連動して動作する弁開放忘れ防止装置と、を備え、
    前記弁開放忘れ防止装置は、
    前記弁体が前記開口を開放する第1方向に前記ハンドルが回転されるときに、前記格納箱の内部に収納され、前記弁体が前記開口を閉止する第2方向に前記ハンドルが回転されるときに、前記格納箱の外部に突出するものである
    ことを特徴とするテスト用制水弁開放忘れ防止装置。
  2. 前記弁開放忘れ防止装置は、
    基端部が前記ハンドルに巻きつけられるワイヤと、
    前記格納箱に取り付けられ、前記ワイヤを保持する保持部と、
    前記保持部に設けられると共に前記ワイヤの先端部に取り付けられる動作部と、を有し、
    前記動作部は、
    前記ハンドルが前記第1方向に回転されることによって前記ワイヤが巻き取られるときに前記ワイヤに引っ張られて前記格納箱の内部に収納され、
    前記ハンドルが前記第2方向に回転されることによって前記ワイヤが弛められるときに自身の復元力によって前記格納箱の外部に突出するものである
    ことを特徴とする請求項1記載のテスト用制水弁開放忘れ防止装置。
  3. 前記弁開放忘れ防止装置は、
    前記本体に取り付けられ、前記弁体の回転に連動して回転する第1のプーリーと、
    前記第1のプーリーに巻きつけられるケーブルと、
    前記格納箱に取り付けられると共に前記ケーブルが巻きつけられ、前記第1のプーリーの回転動作が前記ケーブルを介して伝達されることによって回転する第2のプーリーと、
    前記第2のプーリーに取り付けられるアームと、を有し、
    前記アームは、
    前記ハンドルが前記第1方向に回転されることによって前記第1のプーリー及び前記第2のプーリーが回転して前記格納箱の内部に収納され、
    前記ハンドルが前記第2方向に回転されることによって前記第1のプーリー及び前記第2のプーリーが回転して前記格納箱の外部に突出するものである
    ことを特徴とする請求項1記載のテスト用制水弁開放忘れ防止装置。
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