JP2011212263A - 消火栓装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に製造でき、精度良く取り付けできるホースガイドを提供する。
【解決手段】筐体3内部のホース収容部5に消火用ホース7を内巻きに収納し、前記筐体3の前面に設けた前傾扉10を開いて、前記消火用ホース7を引き出す消火栓装置1において、前方に倒れる方向に開放する前記前傾扉10の背面10aに、前記消火用ホース7を挿通させる渦巻き形状のホースガイド18を設ける。
【選択図】 図2
【解決手段】筐体3内部のホース収容部5に消火用ホース7を内巻きに収納し、前記筐体3の前面に設けた前傾扉10を開いて、前記消火用ホース7を引き出す消火栓装置1において、前方に倒れる方向に開放する前記前傾扉10の背面10aに、前記消火用ホース7を挿通させる渦巻き形状のホースガイド18を設ける。
【選択図】 図2
Description
この発明は、トンネル等に配設され、消火に使用される消火栓装置に関するものであり、更に述べると、消火栓装置のホースガイドに関するものである。
従来の高速道路などのトンネルには、消火栓装置が配設されている。この消火栓装置の筐体内にはホース収容部が設けられ、該筐体の前面には前傾扉が設けられている。前記ホース収容部に収納される消火用ホースは、内巻き式であり、外側から内側に至るように順次巻き付けて収納されている。
前記消火栓装置では、作業者が消火用ホースを引き出すと、その引っ張る力に加え、消火用ホースの自重によりホース収容部から落下する力が加わる。
特に、前記消火用ホースに消火用水が供給されている場合には、前記消火用ホースの落下する力が大きくなる。そのため、前記消火用ホースが作業者の意に反して飛び出してしまい、消火作業に支障をきたすことがある。
特に、前記消火用ホースに消火用水が供給されている場合には、前記消火用ホースの落下する力が大きくなる。そのため、前記消火用ホースが作業者の意に反して飛び出してしまい、消火作業に支障をきたすことがある。
そこで、前記問題の解決を図るため、前傾扉の内側に、2本の逆J字型のホースガイドを組み合わせ、このホースガイドに消火用ホースを挿通させている(例えば、特許文献1、参照)。この従来例のホースガイドは、前記消火用ホースが飛び出すのを防止するとともに、消火後、引き出した消火用ホースをホース収容部に収納するために、該消火用ホースを取り外す際には,該ホースガイドを取り外すことなく、ホースガイドから消火用ホースを容易に取り外せるようにしたものがある
従来例では、2本のホースガイドを組み合わせる必要があり、製造時における取付け作業が増えるので、面倒であり、取付け作業効率が良くない。又、2つのホースガイドを精度良く配設しないと、消火用ホースが引っかり、作業者の意図した様に消火用ホースを引き出すことおよびホースガイドから消火用ホースを取り外すことができなくなることがある。
この発明は、上記事情に鑑み、簡単に製造でき、精度良く取り付けできるホースガイドを提供することを目的とする。
この発明は、筐体内部のホース収容部に消火用ホースを内巻きに収納し、前記筐体の前面に設けた前傾扉を開いて、前記消火用ホースを引き出す消火栓装置において、前方に倒れる方向に開放する前記前傾扉の背面に、前記消火用ホースを挿通させる渦巻き形状のホースガイドを設けたことを特徴とする。
この発明の前記ホースガイドの一巻き毎の間隔は、消火用ホースの直径より大きいことを特徴とする。この発明の前記ホースガイドの中央部に、消火用ホースを係止する保持部が設けられていることを特徴とする。この発明の前記ホースガイドの挿入口が、該ホースガイドの下側、又は、上側に設けられていることを特徴とする。
この発明は、以上のように構成したので、ホースガイドは1つの部材で形成することができる。そのため、精度良く取り付け易く、又、製造工程も1つですむので、製造が容易である。そして、1つの部材で形成されることによって、従来例のように、消火用ホースが引っかかり、作業者の意図した様に引き出すことおよびホースガイドから消火用ホースを取り外すことが、できなくなることはない。
この発明の実施形態を図1〜図3により説明する。
消火栓装置1の筐体3内には、ホース収容部5が設けられ、該ホース収容部5には、消火用ホース7が内巻き式、即ち、外側から内側に至るように順次巻き付けて収納されている。
消火栓装置1の筐体3内には、ホース収容部5が設けられ、該ホース収容部5には、消火用ホース7が内巻き式、即ち、外側から内側に至るように順次巻き付けて収納されている。
前記筐体3には、該筐体3の前面を開閉する前傾扉10が設けられている。前記前傾扉10の背面(内側)10aには、消火栓弁を開閉するレバー12と、消火用ホース7のノズル14を保持するノズルホルダ16と、消火用ホース7の移動を規制するホースガイド18と、が設けられている。
また、図示は省略するが、消火用ホース7に消火水を供給するための消火栓弁や配管等も備えている。なお、前記ホースガイド18は、前傾扉10を閉じたときには、ホース収容部5の開口部5aに収納される。
また、図示は省略するが、消火用ホース7に消火水を供給するための消火栓弁や配管等も備えている。なお、前記ホースガイド18は、前傾扉10を閉じたときには、ホース収容部5の開口部5aに収納される。
前記ホースガイド18は、パイプ等の部材を曲げて渦巻き形状、即ち、渦を巻くような、旋回するにつれて中心から遠ざかる二次元曲線となる様に、同一平面上に形成されている。前記ホースガイド18は、1.5回転以上巻くようにすると、消火用ホース7が外れにくくて良い。
前記ホースガイド18の先端部18aは、円弧状に形成され、該ホースガイド18の略中央部に位置しているが、消火用ホース7を係止する保持部として機能する。前記先端部(保持部)18aの断面半径は、消火用ホース7との接触抵抗を調整するため、該消火用ホース7の曲率半径より大きく形成され、又、前記保持部18aの円弧の大きさは、消火用ホース7が外れるのを防止するため、該消火用ホース7の外周の半分以上を包囲できる大きさに形成されている。前記保持部18aの曲率半径及び円弧の大きさは、必要に応じて適宜選択される。
前記ホースガイド18のホース通路22、即ち、一巻き毎の間隔dは、消火用ホース7の直径Dより大きく形成されている。前記ホース通路22の挿通口22aは、ホースガイド18の下側に位置している。
この発明の実施形態の作動について説明する。
火災発生の際、作業者は、前傾扉10を手前に引いて筐体3の前面を開放し、その背面10aを露出させる。その後、レバー12を引いて消火栓弁を開放させるとともに、ノズル14を掴んでノズルホルダ16から外し、消火用ホースに消火水を供給した状態で消火用ホース7を引っ張りながら火源に向かう。
火災発生の際、作業者は、前傾扉10を手前に引いて筐体3の前面を開放し、その背面10aを露出させる。その後、レバー12を引いて消火栓弁を開放させるとともに、ノズル14を掴んでノズルホルダ16から外し、消火用ホースに消火水を供給した状態で消火用ホース7を引っ張りながら火源に向かう。
この時、作業者が消火用ホース7を引き出すと、その引っ張る力に加え、消火用ホース7の自重によりホース収容部5から落下する力、及び消火水の圧力によって、ホース収容部5の内部から開口部5aに向かって真っ直ぐ伸びようとして、引き出した以上に開口部5aから飛び出そうとする力、が加わる。そのため、前記消火用ホース7は、ホース収容部5から飛び出そうとするが、前記消火用ホース7は、ホースガイド18に保持されているので、摩擦抵抗を受ける。従って、前記消火用ホース7は、飛び出しを規制されるので、過度に引き出されるのを防止することができる。
消火作業終了後等に、消火用ホース7をホース収容部5に収納するために、消火用ホース7をホースガイド18から外すときには、先端部(保持部)18aに保持されている消火用ホース7を手で握り、ホース通路22を通して挿入口22aから取り出せば良いので、簡単に取り外すことができる。
このホースガイド18は、一つの部材で渦巻き型に形成されるので、製造が簡単であるとともに、前傾扉10の背面10aに取り付けるときに、他の部材との位置調整等が必要ないため、精度良く取り付けることができる。又、前述のように、このホースガイド18では、消火用ホース7の着脱を簡単に行うことができる。そして、1つの部材で形成されることによって、従来例のように、消火用ホースが引っかかり、作業者の意図した様に引き出すことおよびホースガイドから消火用ホースを取り外すことが、できなくなることはない。
この発明の実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、次の様にしても良い。
(1)ホースガイド18を前傾扉10に設ける代わりに、筐体3、例えば、ホース収容部5の開口部5aの開口縁5b等に設けること。
(1)ホースガイド18を前傾扉10に設ける代わりに、筐体3、例えば、ホース収容部5の開口部5aの開口縁5b等に設けること。
(2)消火用ホース7の抜け出し防止のため、前記ホース通路22の挿入口22aの大きさを前記直径Dより少し小さく形成する。この場合、消火用ホース7をホース通路22に挿入する際に、前記挿入口22aを少し大きくしなければならないが、パイプ等の部材は、弾性変形し容易に拡径するか、或いは、消火用ホースの外面がつぶれるので、挿入しにくくなることはない。
(3)ホースガイド18を円形状の渦巻き型にする代わりに、四角形状、又は、三角形状の渦巻き型としても良い。
(4)ホースガイド18の渦巻き数は、必要に応じて適宜選択されるが、例えば、一巻きにし、略「の」字状にしても良い。
(5)前記ホースガイド18の挿入口22aを、該ホースガイド18の下側に設ける代わりに、その上側に設ける様にしても良い。この様にすると、ホースガイド18の上側から消火用ホース7の着脱を行うことができる。
(4)ホースガイド18の渦巻き数は、必要に応じて適宜選択されるが、例えば、一巻きにし、略「の」字状にしても良い。
(5)前記ホースガイド18の挿入口22aを、該ホースガイド18の下側に設ける代わりに、その上側に設ける様にしても良い。この様にすると、ホースガイド18の上側から消火用ホース7の着脱を行うことができる。
1 消火栓装置
3 筐体
7 消火用ホース
10 前傾扉
18 ホースガイド
22 ホース通路
3 筐体
7 消火用ホース
10 前傾扉
18 ホースガイド
22 ホース通路
Claims (4)
- 筐体内部のホース収容部に消火用ホースを内巻きに収納し、前記筐体の前面に設けた前傾扉を開いて、前記消火用ホースを引き出す消火栓装置において、
前方に倒れる方向に開放する前記前傾扉の背面に、前記消火用ホースを挿通させる渦巻き形状のホースガイドを設けたことを特徴とする消火栓装置。 - 前記ホースガイドの一巻き毎の間隔は、消火用ホースの直径より大きいことを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。
- 前記ホースガイドの中央部に、消火用ホースを係止する保持部が位置していることを特徴とする請求項1、又は、2記載の消火栓装置。
- 前記ホースガイドの挿入口が、該ホースガイドの下側、又は、上側に設けられていることを特徴とする請求項1、2、又は、3記載の消火栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010083827A JP2011212263A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 消火栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010083827A JP2011212263A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 消火栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011212263A true JP2011212263A (ja) | 2011-10-27 |
Family
ID=44942644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010083827A Pending JP2011212263A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 消火栓装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011212263A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015027432A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-02-12 | ホーチキ株式会社 | 消火栓装置 |
JP2023075264A (ja) * | 2016-09-02 | 2023-05-30 | ホーチキ株式会社 | 消火栓装置及び消火栓設備 |
-
2010
- 2010-03-31 JP JP2010083827A patent/JP2011212263A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7407991B2 (ja) | 2016-09-02 | 2024-01-04 | ホーチキ株式会社 | 消火栓装置及び消火栓設備 |
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