JP2011010824A - 消火栓装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】消火栓装置において、消火用ホースを着脱する際に、取り外しや固定の作業が不要な、簡便な機構のホースガイドを提供する。
【解決手段】前方に倒れる方向に開放する扉体2の背面に、消火用ホース4を挿通させるコイル形状のホースガイド5を設け、そのホースガイドの一巻き毎の間隔をホースの直径よりも大きくした。したがって、消火用ホースの着脱が容易となり、作業後にホースガイド部材等の付け忘れが生じる危険が無く、ホース引き出し時にホースが外れる危険性がない。
【選択図】図2
【解決手段】前方に倒れる方向に開放する扉体2の背面に、消火用ホース4を挿通させるコイル形状のホースガイド5を設け、そのホースガイドの一巻き毎の間隔をホースの直径よりも大きくした。したがって、消火用ホースの着脱が容易となり、作業後にホースガイド部材等の付け忘れが生じる危険が無く、ホース引き出し時にホースが外れる危険性がない。
【選択図】図2
Description
本発明は、トンネル等に設置され、消火活動に使用される消火栓装置に関する。
従来のトンネル向けの消火栓装置においては、内巻式のホースがバラけ出ることを防止する目的などで、逆U字形状のホースガイドが用いられている。このホースガイドは前傾扉の背面側に立設されて、ホースガイドの内側をホースが通されている。そして、消火活動の際には、このホースガイドを通してホースを引き出すこととなる。
しかし、このホースガイドは、ホースを引き出すときにはガイドとなるが、ホースを収容する際には邪魔である。そのため、例えば、逆U字形状の一端を回転自在に装着するとともに、他端を扉側に対し着脱自在とするような取り外し機構(特許文献1参照)や、2本のホースフックを互いに向けて突出し前後に隔てた位置に配置して隙間を設ける構造(特許文献2参照)が用いられ、ホースガイドからホースが抜けるようにされている。
従来のホースガイドの取り外し機構は、ホースの収納時に、ホースガイドの一端を外す作業が必要となり、同時に収容作業後にホースガイドを固定する作業も必要で、着脱作業における取り外し取り付けが面倒という不具合がある。また、着け忘れがあると、ホースガイドが機能しない場合も発生する。
また、ホースガイドを2本のホースフックとする構造も、U字形状の部材が2本必要となり前傾扉が重くなってしまうこと、スペースをとってしまい作業の邪魔になりやすく、フック形状は開放された一端が引っ掛かりやすいという不具合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、消火栓装置において、ホースの着脱を行いやすく簡便な機構のホースガイドを得ることを目的とする。
筐体内部のホース収容部に消火用ホースを収納し、前記筐体の前面に設けた扉体を開いて、前記消火用ホースを引き出す消火栓装置において、前方に倒れる方向に開放する前記扉体の背面に、前記消火用ホースを挿通させる略コイル形状のホースガイドを設け、該ホースガイドは、一巻毎の間隔を消火用ホースの直径より大きくした。
また、前記ホースガイドの一端部をコイル形状の直径方向の外側に向けた。
前記コイル形状のホースガイドにより、コイル形状の巻きの間隔を通して自在に消火用ホースを着脱することができるので、ホースの着脱時に、ホースガイドの如何なる部分も外す作業が不要となり、ホースの着脱が容易となる上、また、ホース収容作業後にホースガイドを固定する作業も不要となり、作業後にホースガイド部材等の着け忘れが生じる危険が無い。
また、前記ホースガイドの端部をコイル形状の直径方向の外側に向けることにより、如何なる方向に消火用ホースが引き出されたとしても、ホースガイド端部に触れることがなく、消火用ホースが傷つけられることがない。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は本発明に係る消火栓装置全体の形態を具体的にした斜視図である。消火栓装置の筐体1の内部のホース収容部には消火用ホース4を収納し、前記筐体1の前面には、前方に倒れる方向に開放する扉、すなわち前傾扉2が備えられ、この前傾扉2の背面側にホースガイド5が立設され、このホースガイド5の内側を通してホース収容部からホース4を引き出すこととなる。前記ホースガイド5の形状は、コイル形状とし、その端部をコイル形状の直径方向の外側へ向け、内部を貫通するホース4が引っ掛からないようにする。
図1は本発明に係る消火栓装置全体の形態を具体的にした斜視図である。消火栓装置の筐体1の内部のホース収容部には消火用ホース4を収納し、前記筐体1の前面には、前方に倒れる方向に開放する扉、すなわち前傾扉2が備えられ、この前傾扉2の背面側にホースガイド5が立設され、このホースガイド5の内側を通してホース収容部からホース4を引き出すこととなる。前記ホースガイド5の形状は、コイル形状とし、その端部をコイル形状の直径方向の外側へ向け、内部を貫通するホース4が引っ掛からないようにする。
図2は、図1のホースガイド5を詳細に示す図であり、コイル形状とした前記ホースガイド5の斜視図である。ホースガイド5は、棒状のホースガイド本体を仮想の略円筒形が内接するようコイル状に巻き、その直径は、ホースガイドとして機能する大きさであって、消火用ホース4の断面よりも十分に大きくすれば良く、また、一定である必要はない。なお、前記略円筒形は、その断面形状が略円形であっても、略楕円形であっても、角を丸めて鋭角部が存在しないようにした多角形であっても良い。さらに、ホースガイド5は粗巻きとする。すなわち、コイル形状に巻かれたホースガイド5の本体同士の間隔、あるいは、一巻き毎の互いの最短距離は、消火用ホース4の直径よりも大きくし、この間隔を通して消火用ホース4を自由に出し入れ可能とするものである。したがって、ホース4の着脱時に、ホースガイド5の如何なる部分も外す作業が不要となり、ホース4の着脱が容易となる上、また、ホース収容作業後にホースガイド5を固定する作業も不要となり、作業後にホースガイド5を構成する部材等の着け忘れが生じる危険が無い。また、消火用ホース4を該ホースガイド5を挿通した状態にすると、消火用ホース4が引き出される際に、消火用ホース4がホースガイド5から外れてしまう危険もない。
また、ホースガイド5の端部6をコイル形状の直径方向の外側に向けることにより、如何なる方向に消火用ホース4が引き出されたとしても、ホースガイド端部6に触れることがなく、消火用ホース4が傷つけられることがない。
以上のように、実施の形態に示される消火栓装置は、筐体1内部のホース収容部に消火用ホース4を収納し、前記筐体1の前面に設けた扉体としての前傾扉2を開いて、前記消火用ホース4を引き出す消火栓装置において、前方に倒れる方向に開放する前傾扉2の背面に、前記消火用ホース4を挿通させるコイル形状のホースガイド5を設け、該ホースガイド5の本体同士の間隔、すなわち、コイル一巻き毎の互いの最短距離は、消火用ホース4の直径よりも大きくし、この間隔を通して、消火用ホース4を自由に出し入れ可能な構造としたので、消火用ホース4の着脱時に、ホースガイド5の一端を外す作業が不要となり、また、ホース4収容作業後にホースガイド5を固定する作業も不要となり、ホース4の着脱が容易になる上、作業後にホースガイド5を構成する部材の着け忘れが生じる危険性がない。また、消火用ホース4を該ホースガイド5を挿通した状態にすると、消火用ホース4が引き出される際に開放される部分がなく、消火用ホース4がホースガイド5から脱落する危険がない。
さらに、ホースガイド5の端部6をコイル形状の直径方向の外側に向けることにより、如何なる方向に消火用ホース4が引き出されたとしても、ホースガイド端部6に触れることがなく、消火用ホース4が傷つけられることがない。
1 筐体、2 前傾扉、3 ノズル、4 消火用ホース、5 ホースガイド、6 ホースガイド端部
Claims (2)
- 筐体内部のホース収容部に消火用ホースを収納し、前記筐体の前面に設けた扉体を開いて、前記消火用ホースを引き出す消火栓装置において、
前方に倒れる方向に開放する前記扉体の背面に、前記消火用ホースを挿通させるコイル形状のホースガイドを設け、該ホースガイドは、一巻き毎の間隔が消火用ホースの直径よりも大きいことを特徴とする消火栓装置。 - 前記ホースガイドの端部が、コイル形状の直径方向外側に向けて曲げられていることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009156912A JP2011010824A (ja) | 2009-07-01 | 2009-07-01 | 消火栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009156912A JP2011010824A (ja) | 2009-07-01 | 2009-07-01 | 消火栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011010824A true JP2011010824A (ja) | 2011-01-20 |
Family
ID=43590258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009156912A Pending JP2011010824A (ja) | 2009-07-01 | 2009-07-01 | 消火栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011010824A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015027432A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-02-12 | ホーチキ株式会社 | 消火栓装置 |
JP2019130156A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 能美防災株式会社 | 消火栓装置 |
-
2009
- 2009-07-01 JP JP2009156912A patent/JP2011010824A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019130156A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 能美防災株式会社 | 消火栓装置 |
JP7193917B2 (ja) | 2018-02-01 | 2022-12-21 | 能美防災株式会社 | 消火栓装置 |
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