JP2011209513A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶パネルを用いた画像表示に関する技術を提供する。
【解決手段】画像表示装置であって、複数の液晶セルから構成され、各液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより、画像を表示する液晶パネルと、各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に比べて、変化率が低減された特性を有する階調信号が入力され、各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に適合した駆動電圧を生成し入力信号として液晶パネルに入力する特性緩和部と、パネル面内における表示特性のバラツキによるムラの発生を抑制するために、液晶セルの変化率が低減された表示特性を表わす特性値を参照し、画像データに対応したガンマ補正済みの階調データを補正したムラ補正画像信号を生成し階調信号として特性緩和部に入力し、駆動電圧を生成させるムラ補正処理回路とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶パネルを用いた画像表示の技術に関するものである。
液晶パネルを用いた表示装置、例えば3LCD方式の液晶プロジェクターは、透過率または反射率などの各液晶パネルの特性(以下、表示特性とも呼ぶ)や、光源から液晶パネルへの分光照射強度が均一でないと輝度ムラを生じる場合がある。原色(赤、緑、青)毎、つまり各液晶パネル毎の特性のばらつき、特に液晶パネル面内の表示特性のばらつきは、投写されたカラー画像において「色ムラ」となる。このような色ムラを低減するために、色ムラ補正回路を搭載したプロジェクターが知られている(下記特許文献1)。
特開2005−115400号公報
こうした色ムラ補正回路は、各液晶パネル毎(赤、緑、青)の面内の表示特性のばらつき(以下、「特性ムラ」とも言う)を補正する回路で、液晶プロジェクターに入力された画像信号に応じて、各液晶パネルを駆動するための信号を生成する過程で、液晶パネルを構成する各液晶セルの位置に関連した補正値を、画像信号に含まれる階調に対応したデータ値に加算することで特性ムラの低減を実現している。また、色ムラ補正回路は、画像信号の特定の階調値毎に補正値のデータ(以下、補正データとも呼ぶ)を持つ。入力された画像信号の階調値(以下、入力階調値とも呼ぶ)が、その特定の階調値以外の値である場合は、入力階調値を挟む2つの特定の階調値の補正値を直線補間することによって、入力階調値に対応した補正値を算出している。そして、算出した補正値に基づいて補正を行った階調値データを、各液晶セルへの印加電圧の値に変換して液晶パネルに入力している。
しかし、液晶パネルを構成する各液晶セルの「印加電圧−透過率特性(以下、VT特性とも言う)」は直線ではなく、急激に傾きの変化するポイントを持つS字のカーブとなっており、特定の階調値間での直線補間を行った補正値を用いて入力階調値を補正した場合、補正値に誤差を生じることがあり、場合によっては色ムラとして発現してしまうという問題が指摘されていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
入力した画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置であって、複数の液晶セルから構成され、該各液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより、画像を表示する液晶パネルと、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に比べて、前記変化率が低減された特性を有する階調信号が入力され、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に適合した駆動電圧を生成し前記入力信号として前記液晶パネルに入力する特性緩和部と、前記パネル面内における表示特性のバラツキによるムラの発生を抑制するために、前記液晶パネルの面内の所定箇所の液晶セルを特定して用意された値であって該特定された液晶セルの前記変化率が低減された表示特性を表わす特性値を参照し、前記画像データに対応したガンマ補正済みの階調データを補正したムラ補正画像信号を生成し前記階調信号として前記特性緩和部に入力し、前記駆動電圧を生成させるムラ補正処理回路とを備えた画像表示装置。
この画像表示装置は特性緩和部を備える。液晶セルの表示特性を、この特性緩和部を介して評価すると、実際の液晶セルの表示特性の傾きの変化率より低い変化率の表示特性として評価することができる。よって、液晶パネルの前段に特性緩和部を備えることにより、傾きの変化率が低い表示特性を示す液晶セルを備える液晶パネルとして制御することができる。ここで、表示特性の「傾き」とは、例えば、表示特性の一つである液晶セルのVT特性(印加電圧−透過率特性)における印加電圧(V)に対する透過率(T)の「変化の割合」を言う。つまりは、本例の場合、「傾きの変化率」は、VT特性における印加電圧(V)による二回微分値に相当する。また、ムラ補正処理回路は、そのような特性の液晶パネルとみなして、液晶セルの表示特性の前記パネル面内のバラツキによるムラの発生を抑制することができる。なお、表示特性としては、例えば液晶セルの印加電圧に対する透過率や反射率が挙げられる。
[適用例2]
適用例1記載の画像表示装置であって、前記特性緩和部は、前記ムラ補正処理回路から入力した前記ムラ補正画像信号に対応して、前記液晶パネルに出力する前記駆動電圧を生成する際に参照するルックアップテーブルを備える画像表示装置。
この画像処表示装置によると、特性緩和部はルックアップテーブルを備えるので、全ての処理を演算により行う場合に比べて、処理を高速に行うことができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の画像表示装置であって、前記ムラ補正処理回路は、前記特性値を前記階調データの特定の階調値に対応して記憶し、入力した前記階調データが、前記特定の階調値ではない場合は、前記特性値を参照した補間演算によって算出した値である階調補間特性値を前記特性値とする画像表示装置。
この画像表示装置によると、ムラ補正処理回路は特定の階調値に対応した特性値のみを記憶するので、全ての階調値に対して特性値を記憶する場合と比べて、記憶部の記憶容量を軽減することができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれか記載の画像表示装置であって、前記ムラ補正処理回路は、前記液晶パネルの面内の前記所定箇所の液晶セル以外の液晶セルに対応した前記階調データに対して前記補正を行う場合は、前記所定箇所の液晶セルに対応した前記特性値を参照した補間演算によって算出した値である面内補間特性値を、前記特性値として参照する画像表示装置。
この画像表示装置によると、液晶パネルの面内の所定箇所の液晶セル以外の液晶セルに対応した階調データに対して補正を行う場合は、所定箇所の液晶セルに対応した特性値を参照した補間演算によって算出するので、所定箇所の液晶セルに対応した特性値をそのまま参照して補正を行う場合と比べて、精度の高い補正をすることができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれか記載の画像表示装置であって、前記入力した画像データは、R,G,Bの3つの前記階調データ成分を含み、前記特性緩和部は、前記R,G,Bの各々の前記階調データに対して各々異なる前記修正を行う画像表示装置。
液晶セルの表示特性は一般に、R,G,Bのそれぞれの光に対して異なる。この画像表示装置によると、特性緩和部は、R,G、Bのそれぞれの階調データに対して、各々異なる修正を行うので、R,G、Bのそれぞれの階調データに対し同一処理による修正を行う場合と比べて、精度の高い修正を行うことができる。
[適用例6]
適用例1ないし適用例5記載の画像表示装置であって、前記入力した画像データは、R,G,Bの3つの前記階調データ成分を含み、前記ムラ補正処理回路は、前記R,G,Bの各々の前記階調データに対して各々異なる前記ルックアップテーブルを備える画像表示装置。
この画像表示装置によると、ムラ補正処理回路は、R,G,Bのそれぞれの階調データに対して異なるルックアップテーブルを用いて補正をするので、R,G、Bの3つの階調データに対して同じルックアップテーブルを用いて補正を行う場合と比べて精度の高い補正を行うことができる。
[適用例7]
当該画像表示装置は、前記画像データに基づいて表示画像を投写表示するプロジェクターである適用例1ないし適用例6のいずれか記載の画像表示装置。
[適用例8]
複数の液晶セルから構成され、該各液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより、画像を表示する液晶パネルを用い、入力した画像データに基づいて画像を表示する画像表示方法であって、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に比べて、前記変化率が低減された特性を有する階調信号を入力し、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に適合した駆動電圧を生成し前記入力信号として前記液晶パネルに入力し、前記駆動信号の生成に先立って、前記パネル面内における表示特性のバラツキによるムラの発生を抑制するために、前記液晶パネルの面内の所定箇所の液晶セルを特定して用意された値であって該特定された液晶セルの前記変化率が低減された表示特性を表わす特性値を参照し、前記画像データに対応したガンマ補正済みの階調データを補正したムラ補正画像信号を生成し、該生成したムラ補正画像信号を前記階調信号として前記駆動電圧を生成する画像表示方法。
この画像表示方法によると、液晶セルの表示特性を、実際の液晶セルの表示特性の傾きの変化率より低い変化率の表示特性として扱い、ムラの発生を抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、データ変換方法および装置、データ処理システム、それらの方法または装置の機能を実現するための集積回路、コンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
プロジェクター10の構成を示す説明図である。 データ変換処理の流れを説明するブロック図である。 色ムラ補正回路における処理を説明する説明図である。 VT緩和LUTを説明する説明図である。 VT緩和LUTを説明する説明図である。 変形例1を説明する説明図である。 変形例2を説明する説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)システム構成:
図1は、本発明の第1実施例としてプロジェクター10の構成を示す説明図である。プロジェクター10は、3LCD方式の液晶プロジェクターである。プロジェクター10は、入力インターフェース(入力IF)20、色変換回路30、ガンマ補正回路40、色ムラ補正回路50、VT特性緩和回路60、液晶パネル駆動部70、液晶パネル91〜93、制御部110、メモリー120を備える。
色変換回路30、ガンマ補正回路40、色ムラ補正回路50、VT特性緩和回路60は、画像処理専用に設けられた画像処理部100に備えられている。画像処理部100は画像処理専用プロセッサーであり、例えば、DSP(Digital Signal Processor)を用いることができる。また、プロジェクター10は、液晶パネル91〜93を照明するための照明光学系80を備え、照明光学系80は光源81と、光源81から発せられる照明光をR,G,Bの照明光に分光する分光光学系82とを備える。さらに、プロジェクター10は、分光光学系82で分光された3つの光(R,G,B)に対して、それぞれ液晶パネル91、92、93で変調した画像光を合成するダイクロイックプリズム94およびレンズユニット95を備える。ダイクロイックプリズム94およびレンズユニット95で合成された画像光は、スクリーンSCに表示画像として投射表示される。なお、液晶パネル91〜93をまとめて単に液晶パネル90とも呼ぶ。
入力IF20は、パーソナルコンピューターやDVD再生装置等の画像データ出力機器から入力される画像データをプロジェクター10に入力するための処理部である。本実施例においては、入力IF20は、画像データとして、Y(明度)U(色差)V(色差)の色空間で表現された画像データ(以下、YUVデータとも呼ぶ)を入力する。
色変換回路30は、入力IF20から入力される画像データ(YUVデータ)を、プロジェクター10で処理可能な10bitのRGBで表現される階調データDa(以下、RGBデータDaとも呼ぶ)に変換する回路である。ガンマ補正回路40は、液晶パネル90に入力されるRGBデータに対してガンマ補正を行う回路である。具体的には、階調データDaに対して、液晶パネル90の透過率(T)が所定の特性になるように、液晶パネル90のVT特性(印加電圧−透過率特性)を考慮して、階調データDaを補正する回路である。なお、ガンマ補正後の階調データを階調データDbとする。
色ムラ補正回路50は、スクリーンSCに表示される画像に発生する色のムラを制御するように、ガンマ補正回路40でのガンマ補正後の階調データDbに対して補正を行う。「色ムラ」は、液晶パネルの液晶層の厚さが不均一であったり、各液晶セルに対応したTFTの動作特性が液晶パネル面内でバラついているために生じる液晶パネル面内方向および階調方向の表示特性のばらつきを言う。従って、色ムラ補正回路50は、液晶パネル面内方向、および階調方向に階調データDbに補正を行い、色ムラを低減している。
VT緩和回路60は、液晶パネル90を構成する液晶セルのVT特性を緩和する回路である。以下、液晶パネル90を構成する液晶セルのVT特性を、単に液晶パネル90のVT特性とも呼ぶ。液晶パネル90のVT特性は、後で図4(B)において説明するように、急激に傾きの変化するポイントを持つS字のカーブとなっており、局所的な階調領域(印加電圧領域)で、透過率(T)または反射率の変化の割合(以下、「傾き」とも言う)が増加する特性を持っている。換言すれば、VT特性のカーブ(以下VTカーブとも呼ぶ)は、局所的に曲率(又は、透過率(T)の、印加電圧(V)による2階微分値)が大きい部分を有する形状となっている。VT緩和回路は、色ムラ補正回路50がVTカーブの曲線を緩やかな形状として扱って、階調データDbの階調方向の色ムラ補正を精度良く行えるように、色ムラ補正回路50から相対的に見た液晶パネル90のVT特性のVTカーブを緩やかにしている。実際には、色ムラ補正回路50で色ムラ補正された階調データDcに対してデータ変換を行うことによってVT特性の緩和を行っている。なお、VT緩和回路60でのデータ変換後のデータを階調データDdと呼ぶ。液晶パネル駆動部70は、階調データDdに対応した電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル90(91〜93)に画像を形成する。制御部110は、CPUを備えており、メモリー120に格納されているプロジェクター10のドライバープログラムを読み込み、プロジェクター10の動作を制御する機能を有している。
(A2)データ変換処理:
次に、プロジェクター10の、ガンマ補正回路40、色ムラ補正回路50、VT特性緩和回路60を介して行われるデータ変換処理について説明する。図2は、入力IF20を介して入力されたYUVデータが、データ変換処理によって液晶パネル91〜93に入力されるまでのデータの流れを説明するブロック図である。上述したように、YUVデータは色変換回路30を介してRGBデータである階調データDaに変換される。階調データDaの赤色成分データを階調データDar、緑色成分データを階調データDag、青色成分データを階調データDabと呼ぶ。なお、以下で説明する階調データの符号の語尾が「r」「g」「b」のデータはそれぞれ、赤色成分のデータ、緑色の成分データ、青色の成分データを示す。以下、本説明では、赤色の成分の階調データによってデータ変換処理を説明する。
図2に示すように、色変換回路30はYUVデータに対して色変換(YUV→RGB)を行い、10bitのRGBデータを出力する。階調データDarは、RGBデータの赤色成分の10bitデータである。色変換回路30は色変換によって生成した階調データDarをガンマ補正回路40に入力する。ガンマ補正回路40は、ガンマ補正に用いるルックアップテーブルであるガンマLUT41、ガンマLUT42、ガンマLUT43を備える。ガンマLUT41には、階調データDarに対するガンマ補正後の12bitの階調値(ガンマ補正値)が記憶されている。ガンマ補正回路40は、階調データDarの各階調値に対してガンマ補正値を記憶しており、階調データDarの階調値に応じてアドレスを指定して、ガンマLUT41のガンマ補正値を読み込み、12bitの階調データDbrとして色ムラ補正回路50に入力する。
色ムラ補正回路50は、色ムラ補正に用いるルックアップテーブルである色ムラ補正LUT51、色ムラ補正LUT52、色ムラ補正LUT53を備える。各色ムラ補正LUT51〜53には、階調データDbに色ムラ補正として加算する色ムラ補正値Dhが記憶されている。色ムラ補正LUT51には、階調データDbrに加算する色ムラ補正値Dhrが記憶されている。図3は、色ムラ補正回路における階調データDbrの処理を説明する説明図である。図3の中央の格子点は色ムラ補正LUT51を示している。色ムラ補正LUT51には液晶パネル91の複数の特定の液晶セルに対する色ムラ補正値Dhrが記憶されている。以下、この複数の特定の液晶セルのセル位置に対応した色ムラ補正LUT51の格子位置を特定位置とも呼ぶ。さらに、色ムラ補正LUT51は、1つの特定位置に対応して入力される階調データDbrの階調範囲に応じて、特定の8つの階調値毎に色ムラ補正値Dhrを記憶している。以下、この特定の8つの階調値に対応する色ムラ補正LUT51の格子平面を特定階調値1〜8とも呼ぶ。つまり、色ムラ補正LUT51は、各特定位置における各特定階調値ごとに色ムラ補正値Dhrを記憶している3次元のルックアップテーブル(以下、3D−LUT)である。この色ムラ補正値Dhrを記憶している特定位置の特定階調値に対応する階調データDbrを記憶値階調データとも呼ぶ。
色ムラ補正回路50は、入力された階調データDbrが、液晶パネル91の特定位置の特定階調値に対応する階調データの場合、つまり記憶値階調データの場合、その対応する色ムラ補正値Dhrを読み出し階調データDbrに加算して階調データDcrとしてVT特性緩和回路60に入力する。一方、入力された階調データDbrが、記憶値階調データ以外の階調データDbrの場合、入力された階調データDbrの液晶面内方向および階調方向に隣接する8つの記憶値階調データの色ムラ補正値Dhrを読み出す。そして、階調データDbrを挟む2つの特定階調値毎に、液晶パネル面内方向に、各面内4つの色ムラ補正値Dhrを用いて補間演算を行い2つの補間演算値α1、α2を算出する。図3の具体例の場合、入力された階調データDbrは、特定階調値1と特定階調値2に挟まれた階調値で、かつ、液晶パネル面内の特定位置1,2,3,4に囲まれた液晶パネルの位置に対応する階調データである。よって、特定階調値1における液晶パネルの面内方向に、各記憶値階調データ1〜4に記憶された色ムラ補正値Dhr1〜4を用いて加重平均により補間演算値α1を算出する。加重平均は、例えば、入力された階調データDbrに対応する液晶パネル上の点(以下、入力データ点とも呼ぶ)と、特定位置1,2,3,4とで区分される面積の面積比を重み付け係数として用いた加重平均や、入力データ点と4つの特定位置との距離を重み付け係数とした加重平均を用いる。次に、特定階調値2における液晶パネルの面内方向に、各記憶値階調データ5〜8に記憶された色ムラ補正値Dhr5〜8を用いて加重平均により補間演算値α2を算出する。
このようにして算出した補間演算値α1,2を用いて、特定階調値1と特定階調値2との間で、階調方向に直線補間をすることによって、入力された階調データDbrに対する補間演算値α0を算出する。その後、階調データDbrに補間演算値α0を加算し、12bitの階調データDcrとしてVT特性緩和回路60に入力する。このようにして、色ムラ補正回路50は階調データDbrに対して色ムラ補正を行っている。なお、補間演算値α0は、8つの格子点(本実施例では、色ムラ補正値Dhr1〜8)を用いたバイキュービクル法を用いた演算により算出してもよい。
次に、VT特性緩和回路60について説明する。VT特性緩和回路60は、液晶パネル90に入力される印加電圧に対応する階調値データを、液晶パネルに入力される手前で補正することによって、実質的に、液晶パネルのVT特性のカーブ(VTカーブ)を緩やかにするための回路である。換言すれば、VTカーブの傾きの変化率を低減するための回路である。VT特性緩和回路60は、データ変換用のルックアップテーブルであるVT緩和LUT61〜63を備え、それぞれ、赤色成分のデータである階調データDcr、緑色成分のデータである階調データDcg、青色成分のデータである階調データDcbのデータ変換に用いられる。
本説明ではVT緩和LUT61について説明する。図4(A)は液晶パネル90のVT特性よりも緩和されたVT特性である緩和VT特性を示し、図4(B)はVT緩和LUTの特性を示し、図4(C)は液晶パネルのVT特性を示している。本説明においても赤色成分の階調データを用いて説明する。色ムラ補正回路50に入力された階調データDbrが、VT特性緩和回路60、そして液晶パネル91を介して、液晶パネル91の透過率T(%)に変換されるまでの処理の順に沿って説明する。VT特性緩和回路60から色ムラ補正回路50に入力された12bitの階調データDbrは、図4(A)に示すように、12bitの階調データDcrに変換される。そして、階調データDcrは、VT特性緩和回路60に入力され、図4(B)に示すように、12bitの階調データDdrに変換される。
階調データDdrは駆動回路71に入力される。駆動回路71は、入力された階調データDdrを電圧Vdrに変換して、液晶パネル91に入力する。図4(C)に示すVT特性を有する液晶パネル91は、入力された電圧Vdrが印加されるセルの透過率をT(%)にする。
上記処理を階調データDbと階調データDcとの関係についてグラフ化すると、図4(A)に示す緩和VT特性となる。さらに、図4(B)に示す特性に基づき、階調データDcは階調データDdに置き換えられ、最終的に、図4(C)に示した液晶パネルのVT特性に基づき、透過率Tに変換される。換言すると、図4(C)の液晶パネルのVT特性を、図4(A)に示したVT特性として見ることができる。図5は、これらの関係を概念的に説明する説明図である。図5から分かるように、階調データDbrは、緩和VT特性の曲線に基づいて階調データDcrに変換され、VT緩和LUTを参照して階調データDdrに変換されたあと、図示しないD/Aコンバーターにより電圧Vdrに変換されて液晶パネル91に入力され、最終的に透過率Tを得る。
その結果、液晶パネルのVT特性と緩和VT特性とをそれぞれのVTカーブに注目して形状を比較すると、液晶パネルのVTカーブに比べて緩和VT特性の方がVTカーブの形状は緩やかになっている。つまりVT特性の傾きの変化率が低減していることがわかる。つまり、VT緩和LUTは、液晶パネルのVT特性と、理想の緩和VT特性とを比較して生成された、階調データの変換関数を示すLUTである。
このようなVT緩和LUT61を介して階調データDcrは階調データDdrに変換され(図2参照)、液晶パネル91を駆動するための駆動回路71を介して階調データDdrに相当する電圧Vdrが液晶パネル91に印加されることにより、一連のデータ変換処理は終了する。このような一連のデータ変換処理を、R、G、Bの各色成分の階調データに対して行うことによって、プロジェクター10は表示画像上での色ムラを低減している。つまり、色ムラ補正LUT51、色ムラ補正LUT52、色ムラ補正LUT53には、各々異なる色ムラ補正値Dhが記憶されている。また、R、G、Bに対応する各液晶パネル91〜93は、R,G,Bの各色成分間によっても、それぞれ液晶が有するVT特性が異なるため、R,G,Bの各成分ごとに、VT特性緩和回路が備えるVT緩和LUT61、VT緩和LUT62、VT緩和LUT63に記憶されている値も、各々のVT特性に応じて異なる。つまりは、図4(A)に示した、VT緩和LUTの特性の形状が各色成分毎に異なる。
以上説明したように、VT緩和LUTを備えることにより、急峻なカーブを有する液晶パネル(液晶セル)のVT特性を、緩和VT特性に示した緩やかなカーブのVT特性を有する液晶パネルとして扱うことができる。特に、各色ムラ補正回路50の色ムラ補正LUT51〜53が記憶する特定階調値からなる階調値の各区間(以下、階調区間とも呼ぶ)に対応する電圧の区間内で、緩和VT特性がリニアに近いカーブにとなるようにVT特性緩和回路60でデータ変換すると、色ムラ補正回路50における補間演算値α0の算出の精度が向上する。補間演算値α0は、例えば本実施例においては、補間演算値α1,2を用いて、特定階調値1と特定階調値2との間で、階調方向に直線補間をすることによって算出する。この階調方向の直線補間によって算出した値である補間演算値α0は、後に、階調データDdrに対応した印加電圧Vdに反映される。この時、階調方向の補間演算による誤差が透過率Tの誤差となるが、特定階調値間で印加電圧Vdと透過率Tの関係をリニアに近づけるほど、補間演算の誤差による透過率Tの誤差を小さくすることができる。結果として、色ムラ補正の精度が向上する。
特許請求の範囲との対応関係としては、色ムラ補正回路50が特許請求の範囲に記載のムラ補正処理回路に相当し、VT特性緩和回路60が特許請求の範囲に記載の特性緩和部に相当し、階調データDcが特許請求の範囲に記載のムラ補正画像信号に相当し、階調データDdが特許請求の範囲に記載の入力信号に相当し、色ムラ補正値Dhが特許請求の範囲に記載の特性値に相当する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(B1)変形例1:
上記実施例では、図2に示すように、色ムラ補正回路50から出力する階調データDcrを12bitの階調データとしたが、それに限らず、色ムラ補正回路50から出力される階調データDcrのビット数を増やすとしてもよい。例えば、図6(A)に示すように、階調データDcrを14bitとした場合、ガンマ補正回路40〜VT特性緩和回路60を介して見たVT特性は、図6(A)示した精度の「2.2乗カーブ」のVT特性とすることができる。比較のため、図6(B)には第1実施例の場合の、ガンマ補正回路40〜VT特性緩和回路60を介して見たVT特性を示した。変形例1の「2.2乗カーブ」のVT特性の方が、入力値に対する出力値の精度が向上している事が分かる。また、このようにしても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
(B2)変形例2:
変形例2として、図7に示すようなデータ変換処理としてもよい。変形例2におけるプロジェクターは、第1実施例の構成に加え、誤差拡散処理部65を備える。また、階調データのビット数を、液晶パネル駆動部70で階調表現可能な階調値より大きくする。変形例2の場合、図7に示すように、階調データDcを14bit、階調データDdを14bit、そして誤差拡散処理部65から出力される階調データDeは12bitである。他の階調データDa,Dbは第1実施例と同様である。
誤差拡散処理部65は、14bitで順次入力された階調データDdを、12bitの階調データDeとして出力するが、その際、14bitから12bitにデータ値を丸め込む。具体的には、14bitのデータに下位2bitに対して丸め込み処理を行う。その際、丸め込みの対象となった下位2bitの情報を、丸め込み処理後の12bitのデータ値に、時間軸方向に拡散して、順次入力され丸め込まれた12bitのデータ値に加算する。換言すれば、丸め込みの対象となった下位2bitが表現し得た細かな階調表現を、丸め込み後の12bitの階調データで表現するために、その下位2bitに相当する階調値を順次出力する階調データの階調値に所定の割合で分配する。こうすることで、視覚の残像効果により、単に下位2bitを切り捨てて12bitの階調データとして表現した階調表現よりも、実質的に細かな階調表現が可能となる。また、このようにしても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
(B3)変形例3:
上記実施例では、データ変換処理を液晶プロジェクターに適用したが、それに限ることなく液晶パネルを用いる液晶テレビ、デジタルカメラの液晶表示部等、液晶パネルの透過率および反射率等の表示特性を利用して画像を表示する画像表示装置に適用可能である。
(B4)変形例4:
上記実施例では、画像表示装置の具体的な構成及び処理について説明したが、画像表示装置は、次に示す特徴を有するものであってもよい。すなわち、入力した画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置は、複数の液晶セルから構成され、該各液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより、画像を表示する液晶パネルと、前記液晶パネルの前段に介装される特性緩和部であって、該特性緩和部を介した前記液晶パネルの液晶セルの前記表示特性の傾きの変化率が、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に比べて低減された変化率であるように修正した信号である緩和信号を生成し前記入力信号として前記液晶パネルに入力する特性緩和部と、前記液晶セルの表示特性の前記パネル面内のバラツキによるムラの発生を抑制するために、前記液晶パネルの面内の所定箇所の液晶セルを特定して用意された値であって該特定された液晶セルの前記変化率が低減された表示特性を表わす特性値を参照し、前記画像データに対応したガンマ補正済みの階調データを補正したムラ補正画像信号を生成し、前記特性緩和部に入力して前記ムラ補正画像信号に基づいて前記緩和信号を生成させるムラ補正処理回路とを備えるものであってもよい。また、前記特性緩和部は、前記ムラ補正処理回路から入力した前記ムラ補正画像信号に対応して、前記液晶パネルに出力する前記緩和信号を記憶するルックアップテーブルである緩和ルックアップテーブルを備えることとしてもよい。
10…プロジェクター
30…色変換回路
40…ガンマ補正回路
50…色ムラ補正回路
60…VT特性緩和回路
61…VT緩和LUT
65…誤差拡散処理部
70…液晶パネル駆動部
71…駆動回路
80…照明光学系
81…光源
82…分光光学系
90…液晶パネル
91…液晶パネル
94…ダイクロイックプリズム
95…レンズユニット
100…画像処理部
110…制御部
120…メモリー
41〜43…ガンマLUT
51〜53…色ムラ補正LUT
Dh…色ムラ補正値
T…透過率
Da〜Dd…階調データ
Vd…電圧

Claims (8)

  1. 入力した画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置であって、
    複数の液晶セルから構成され、該各液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより、画像を表示する液晶パネルと、
    前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に比べて、前記変化率が低減された特性を有する階調信号が入力され、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に適合した駆動電圧を生成し前記入力信号として前記液晶パネルに入力する特性緩和部と、
    前記パネル面内における表示特性のバラツキによるムラの発生を抑制するために、前記液晶パネルの面内の所定箇所の液晶セルを特定して用意された値であって該特定された液晶セルの前記変化率が低減された表示特性を表わす特性値を参照し、前記画像データに対応したガンマ補正済みの階調データを補正したムラ補正画像信号を生成し前記階調信号として前記特性緩和部に入力し、前記駆動電圧を生成させるムラ補正処理回路と
    を備えた画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置であって、
    前記特性緩和部は、前記ムラ補正処理回路から入力した前記ムラ補正画像信号に対応して、前記液晶パネルに出力する前記駆動電圧を生成する際に参照するルックアップテーブルを備える
    画像表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像表示装置であって、
    前記ムラ補正処理回路は、前記特性値を前記階調データの特定の階調値に対応して記憶し、入力した前記階調データが、前記特定の階調値ではない場合は、前記特性値を参照した補間演算によって算出した値である階調補間特性値を前記特性値とする
    画像表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の画像表示装置であって、
    前記ムラ補正処理回路は、
    前記液晶パネルの面内の前記所定箇所の液晶セル以外の液晶セルに対応した前記階調データに対して前記補正を行う場合は、
    前記所定箇所の液晶セルに対応した前記特性値を参照した補間演算によって算出した値である面内補間特性値を、前記特性値として参照する
    画像表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の画像表示装置であって、
    前記入力した画像データは、R,G,Bの3つの前記階調データ成分を含み、
    前記特性緩和部は、前記R,G,Bの各々の前記階調データに対して各々異なる前記修正を行う
    画像表示装置。
  6. 請求項1ないし請求項5記載の画像表示装置であって、
    前記入力した画像データは、R,G,Bの3つの前記階調データ成分を含み、
    前記ムラ補正処理回路は、前記R,G,Bの各々の前記階調データに対して各々異なる前記ルックアップテーブルを備える
    画像表示装置。
  7. 当該画像表示装置は、前記画像データに基づいて表示画像を投写表示するプロジェクターである請求項1ないし請求項6のいずれか記載の画像表示装置。
  8. 複数の液晶セルから構成され、該各液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより、画像を表示する液晶パネルを用い、入力した画像データに基づいて画像を表示する画像表示方法であって、
    前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に比べて、前記変化率が低減された特性を有する階調信号を入力し、前記各液晶セルに固有の表示特性の傾きの変化率に適合した駆動電圧を生成し前記入力信号として前記液晶パネルに入力し、
    前記駆動信号の生成に先立って、前記パネル面内における表示特性のバラツキによるムラの発生を抑制するために、前記液晶パネルの面内の所定箇所の液晶セルを特定して用意された値であって該特定された液晶セルの前記変化率が低減された表示特性を表わす特性値を参照し、前記画像データに対応したガンマ補正済みの階調データを補正したムラ補正画像信号を生成し、該生成したムラ補正画像信号を前記階調信号として前記駆動電圧を生成する
    画像表示方法。
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