JP2011209514A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶パネルを用いた画像表示に関する技術を提供する。
【解決手段】画像データを入力し表示画像を表示する画像表示装置であって、複数の液晶セルから構成され、該液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより画像を表示する液晶パネルと、光源から液晶パネルに入射する入射光の光量を調整する光量調整手段と、表示特性に基づく特性値を参照して、画像データに基づく液晶パネルへの入力信号を生成する信号生成部と、光量に応じて信号生成部が参照する特性値を変更する変更手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶パネルを用いた画像表示の技術に関するものである。
液晶パネルを用いた画像表示装置、例えば3LCD方式の液晶プロジェクターにおいて、調光機能を使用したものが知られている(例えば、下記特許文献1)
特開2004−354882号公報
ところで、液晶パネルを用いた画像表示装置は、当該液晶パネルを構成する複数の液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性(例えば、印加電圧に対する透過率や反射率)にバラツキがある場合や、光源から液晶パネルへの分光照射強度が均一でないと、輝度ムラを生じる場合がある。原色(赤、緑、青)毎、つまり各液晶パネル毎の特性のバラツキ、特に液晶パネル面内の表示特性のバラツキは、投写されたカラー画像において「色ムラ」となる。このような色ムラを低減するために、色ムラ補正回路を搭載したプロジェクターが知られている。
こうした色ムラ補正回路は、各液晶パネル毎(赤、緑、青)の面内の表示特性のバラツキ(以下、「特性ムラ」とも言う)を補正する回路で、液晶プロジェクターに入力された画像信号に応じて、各液晶パネルを駆動するための信号を生成する過程で、液晶パネルを構成する各液晶セルの位置に関連した補正値を、画像信号に含まれる階調に対応したデータ値に加算することで特性ムラの低減を実現している。
しかし、液晶パネルを構成する各液晶セルの表示特性は、液晶パネルに入射する入射光の光量によっても異なる。液晶パネルに入射される入射光の光量の変化に伴う、液晶パネルの温度変化や、液晶パネルおよびその周辺に備えるデバイスの光学特性の変化に起因する。そのため、調光機能を使用した画像表示装置の場合、調光機能を使用して液晶パネルに入射する入射光の光量を変えると、光量の多い場合と少ない場合とで、色ムラの状態が異なる場合がある。そのため、光量の多い状態、つまり表示画像が明るい状態で色ムラ補正を行うと、光量が少ない状態、つまり表示画像が暗い状態になったときに色ムラ補正ができておらず、場合によっては色ムラがひどくなるという問題が指摘されていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
画像データを入力し表示画像を表示する画像表示装置であって、複数の液晶セルから構成され、該液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより画像を表示する液晶パネルと、光源から前記液晶パネルに入射する入射光の光量を調整する光量調整手段と、前記表示特性に基づく特性値を参照して、前記画像データに基づく前記液晶パネルへの前記入力信号を生成する信号生成部と、前記光量に応じて前記信号生成部が参照する前記特性値を変更する変更手段とを備える画像表示装置。
液晶パネルを構成する液晶セルは、液晶パネルに入射する入射光の光量によって、表示特性が変化する。表示特性としては、例えば、液晶セルへの印加電圧に対する透過率が挙げられる。光量による表示特性の変化は、入射光による液晶セルの温度上昇や、その他デバイスの光学特性に起因する。この画像表示装置によると、入射光の光量に応じて信号生成部が参照する表示特性に基づく特性値を変更するので、入射光の光量に依らず、同一の表示特性を参照して液晶パネルを制御する場合と比較して、より精度の高い液晶パネルの制御をすることができる。
[適用例2]
適用例1記載の画像表示装置であって、さらに、前記光量に応じた複数の前記特性値を記憶した記憶部を備え、前記変更手段は、前記光量調整手段が調整した入射光の光量に応じて、前記記憶部に記憶している前記特性値を前記信号生成部が参照するように読み出す画像表示装置。
この画像表示装置によると、入射光の光量に応じた特性値を記憶部が記憶しているので、光量の変化に応じて、参照する特性値を随時変更可能である。
[適用例3]
適用例2記載の画像表示装置であって、前記記憶部は、前記液晶パネルの面内の2以上の特定の液晶セル毎に前記特性値を記憶し、前記変更手段は、前記画像データに対応する前記液晶セルの前記液晶パネル面内における位置に基づいて、前記記憶部が記憶した前記特性値を読み出し、前記信号生成部に参照させることにより、前記液晶パネル面内における前記表示特性のばらつきによるムラの発生を抑制する画像表示装置。
この画像表示装置によると、入射光の光量に応じて、かつ、液晶パネルの面内の2以上の特定の液晶セル毎に、参照する特性値を変更することによって、液晶パネル面内における各液晶セルの表示特性のバラツキによるムラの発生を抑制することができる。
[適用例4]
適用例2または適用例3に記載の画像処理装置であって、前記記憶部は、少なくとも2つ以上の特定の前記光量における前記特性値を記憶しており、前記変更手段は、前記光量調整手段が調整した入射光の光量が前記特定の光量ではない場合、該光量調整手段が調整した入射光の光量に応じて、前記記憶部に記憶している前記特定の光量における少なくとも2つ以上の前記特性値を読み出した上で、前記読み出した前記特性値を参照した補間演算によって算出した補間特性値を、前記信号生成部に前記特性値として参照させる画像表示装置。
この画像表示装置によると、入射光の光量が特定の光量ではない場合は、特定の光量における表示特性に基づく特性値を参照した補間演算によって参照する特性値を算出するので、光量調整手段が取りうる全ての光量に対応した特性値を記憶する必要がなく記憶部の記憶容量を軽減することができる。
[適用例5]
適用例4記載の画像表示装置であって、前記変更手段は、該光量調整手段が調整した入射光の光量に基づいた重み付け係数を用いた加重平均によって、前記補間演算を行う画像表示装置。
この画像表示装置によると、光量に基づいた重み付け係数を用いて加重平均を行うので、入射光の光量に応じて特性値を変更することができる。
[適用例6]
適用例2ないし適用例5のいずれか記載の画像表示装置であって、前記記憶部は、さらに、前記画像データの特定の階調値毎に前記特性値を記憶しており、前記変更手段は、前記入力した画像データの階調値に基づいて前記記憶部から前記特性値を読み出す画像表示装置。
この画像表示装置によると、記憶部は画像データの特定の階調値毎に特性値を記憶しているので、入力した画像データの階調値に応じて特性値を変更することができる。
[適用例7]
適用例4ないし適用例6のいずれか記載の画像表示装置であって、前記入射光の特定の光量は、前記光量調整手段によって調整された前記入射光の最大光量と最小光量の2つの光量である画像表示装置。
この画像表示装置によると、記憶部は入射光の最大光量と最小光量との2つの特定の光量に関して特性値を記憶しており、入射光がその2つの光量ではない場合は、その2つの光量における特性値を補間演算することで、変更手段が参照する特性値を算出するので、3種類以上の光量における特性値を記憶する場合と比較して、記憶部の記憶容量を少なくすることができる。
[適用例8]
複数の液晶セルから構成され、該液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより画像を表示する液晶パネルを用いて、入力した画像データに基づいた表示画像を表示する画像表示方法であって、光源から前記液晶パネルに入射する入射光の光量を調整する工程と、前記表示特性に基づく特性値を参照して、前記画像データに基づく前記液晶パネルへの前記入力信号を生成する工程と、前記光量に応じて前記信号生成手段において参照する前記表示特性を変更する工程とを備える画像表示方法。
液晶パネルを構成する液晶セルは、液晶パネルに入射する入射光の光量によって、表示特性が変化する。表示特性としては、例えば、液晶セルへの印加電圧に対する透過率が挙げられる。光量による表示特性の変化は、入射光による液晶セルの温度上昇や、液晶パネルの周辺のデバイスの光学特性に起因する。この画像表示方法によると、入射光の光量に応じて、参照する特性値を変更するので、入射光の光量に依らず、同一の表示特性を参照して液晶パネルを制御する場合と比較して、より精度の高い液晶パネルの制御をすることができる。
プロジェクター10の構成を示す説明図である。 データ変換処理の流れを説明するブロック図である。 色ムラ補正回路61における処理を説明する説明図である。 色ムラ補正値Dhrlを説明する説明図である。 プロジェクター10の画像表示方法を説明するフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)システム構成:
図1は、本発明の第1実施例としてプロジェクター10の構成を示す説明図である。プロジェクター10は、3LCD方式の液晶プロジェクターである。プロジェクター10は、入力インターフェース(入力IF)20、色変換回路30、調光制御部40、ガンマ補正回路50、色ムラ補正処理部60、液晶パネル駆動部70、液晶パネル91〜93、制御部110、メモリー120を備える。
色変換回路30、調光制御部40、ガンマ補正回路50、色ムラ補正処理部60は、画像処理専用に設けられた画像処理部100に備えられている。画像処理部100は画像処理専用プロセッサーであり、例えば、DSP(Digital Signal Processor)を用いることができる。また、プロジェクター10は、液晶パネル91〜93を照明するための照明光学系80を備える。照明光学系80は、光源81と、調光装置83と、調光装置を介した光源81からの光(以下、入射光とも呼ぶ)をR,G,Bの照明光に分光する分光光学系85とを備える。調光装置83は、光源81が発した光を当該調光装置83を介すことで、液晶パネル91〜93に入射する光の光量を調整する装置である。調光装置としては、偏光素子を用いたものや、光源からの光を部分的に遮断するパネルを備えたシャッター方式のものなど種々の方式の調光装置を用いることが可能である。本実施例では、シャッター方式の調光装置を使用する。調光装置は公知の技術であるので詳細な説明は省略する。さらに、プロジェクター10は、分光光学系85で分光された3つの光(R,G,B)に対して、それぞれ液晶パネル91、92、93で変調した変調光を画像光に合成するダイクロイックプリズム94およびレンズユニット95を備える。ダイクロイックプリズム94およびレンズユニット95で合成された画像光は、スクリーンSCに表示画像として投射表示される。なお、液晶パネル91〜93をまとめて単に液晶パネル90とも呼ぶ。
入力IF20は、パーソナルコンピューターやDVD再生装置等の画像データ出力機器から入力される画像データをプロジェクター10に入力するための処理部である。本実施例においては、入力IF20は、画像データとして、Y(明度)U(色差)V(色差)の色空間で表現された画像データ(以下、YUVデータとも呼ぶ)を入力する。
図5は、第1実施例のプロジェクター10における画像表示方法を説明するフローチャートである。色変換回路30は、入力IF20から入力される画像データ(YUVデータ)を、プロジェクター10で処理可能なRGBで表現される階調データDa(以下、RGBデータDaとも呼ぶ)に変換する回路である。入力されたYUVデータに対して、色空間における座標変換(YUV→RGB)を行うことにより、色変換を行う(ステップS110)。調光制御部40は、階調データDaに対応した階調値が、画像として暗い画像か、明るい画像かを判定し(ステップS120)、暗い画像である場合に、後述する制御部110を介して調光装置83で入射光の光量を調整する(ステップS130)。また、入射光の光量調整の有無に応じて、階調データDaの階調値を補正(ゲイン調整)し(ステップS140)、階調データDbとしてガンマ補正回路50に入力する。ガンマ補正回路50は、液晶パネル90に入力されるRGBデータに対してガンマ補正を行う回路である。具体的には、階調データDbに対して、液晶パネル90の透過率(T)が所定の特性になるように、液晶パネル90のVT特性(印加電圧−透過率特性)を考慮して、階調データDbを補正する(ステップS150)。なお、ガンマ補正後の階調データを階調データDcとする。
色ムラ補正処理部60は、表示画像の色ムラの原因である液晶パネルの特性ムラを抑制するために、ガンマ補正回路50でのガンマ補正後の階調データDcに対して色ムラ補正処理を行う(ステップS160)。上述したように、特性ムラは、液晶パネルの液晶層の厚さが不均一であったり、各液晶セルに対応したTFTの動作特性が液晶パネル面内でバラついているために生じる液晶パネル面内方向および階調方向の表示特性のバラツキを言う。従って、色ムラ補正処理部60は、液晶パネル面内方向、および階調方向に階調データDcに補正を行い、階調データDdとすることで、色ムラを低減している。色ムラ補正処理については後で詳しく説明する。液晶パネル駆動部70は、階調データDdに対応した電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル90(91〜93)の各画素の光透過率を調整して、分光された各色光の変調光を得る(ステップS170)。変調光は、ダイクロイックプリズム94で合成され、画像光としてレンズユニット95からスクリーンSCに投射される。以上の処理を所定の周期で繰り返し実行することにより、入力IF20に入力される画像データに応じた画像が表示される。制御部110は、CPUを備えており、メモリー120に格納されているプロジェクター10のドライバープログラムを読み込み、プロジェクター10の動作を制御する機能を有している。
(A2)データ変換処理:
次に、プロジェクター10の、色変換回路30→調光制御部40→ガンマ補正回路50→色ムラ補正処理部60を介して行われるデータ変換処理について説明する。図2は、入力IF20を介して入力されたYUVデータが、データ変換処理によって液晶パネル91〜93に入力されるまでのデータの流れを説明するブロック図である。上述したように、YUVデータは色変換回路30を介してRGBデータである階調データDaに変換される。階調データDaの赤色成分データを階調データDar、緑色成分データを階調データDag、青色成分データを階調データDabと呼ぶ。なお、以下で説明する階調データの符号の語尾が「r」「g」「b」のデータはそれぞれ、赤色成分のデータ、緑色の成分データ、青色の成分データを示す。以下、本説明では、赤色の成分の階調データによってデータ変換処理を説明する。
図2に示すように、色変換回路30はYUVデータに対して色変換(YUV→RGB)を行い、階調データDa(RGBデータ)を出力する。階調データDarは、階調データDaの赤色成分のデータである。色変換回路30は色変換によって生成した階調データDarを調光制御部40に入力する。調光制御部40および調光装置83は、プロジェクター10に入力された画像データに基づく表示画像が全体的に暗い画像である場合の、階調表現の微細化、およびコントラスト比の向上を目的に設けられている。
一般に透過型液晶パネルを用いた画像表示装置は、液晶パネル面内に配設される画素毎に光源からの光の透過量を調整することを利用して画像を表示している。しかし液晶パネルの特性上、完全に光源からの光を遮ることはできない。つまり、液晶パネルで光源からの光を遮断したとしても、液晶パネルを透過する光(以下、「漏れ透過光)とも呼ぶ)は存在する。そこで、調光装置83を設け、光源から液晶パネルに入射される入射光自体の光量を低減することによって、液晶パネルからの漏れ透過光の光量を抑制することができる。このようにすることで、液晶パネルによる透過光の遮断によって表現している「黒」を、漏れ透過光を低減することで、より一層、本来の「黒」に近い色として表現可能になる。つまり、コントラスト比を向上することができる。また液晶パネルに入射される入射光自体の光量を低減しているので、その光量を低減した入射光を基準に液晶パネルは本来の階調表現(例えば256階調)をすることができる。つまり暗い画像において、液晶パネルが本来備える階調表現ができるので、階調表現の微細化が可能となる。
調光装置83は、入射光の光量自体を低減するので、表示画像全体が暗い画像となる。従って、調光装置83によって入射光の光量を低減するのは、本来の表示画像が暗い画像のときである。よって、表示画像が暗い画像であるか否かを判断するために、調光制御部40によって、表示画像に対応するRGB画像である階調データDaを入力し、階調データDar,Dag,Dabの各階調値を参照することで、表示画像全体の明度(以下、画像明度とも呼ぶ)を算出し、画像明度にあわせて、調光装置83によって入射光の光量を調整する。本実施例における調光装置83は、256段階に入射光の光量を調整可能である。
調光制御部40は、映像信号検出回路45と、ゲインコントロール回路41〜43を備える。映像信号検出回路45は、調光制御部40に入力されたRGBデータの階調値を参照し、表示画像の画像明度を算出する。映像信号検出回路45は、算出した画像明度が、予め設定した基準となる画像明度を下回る場合、つまり暗い画像であると判断した場合、算出した画像明度にあわせて、入射光の光量の低減度合いを示す光量ゲインGnを算出する。調光制御部40は算出した光量ゲインGnを制御部110に入力し、制御部110が、調光装置83、および、後述するゲインコントロール回路41〜43、色ムラ補正回路61〜63に出力する。調光装置83は、制御部110を介して映像信号検出回路45から光量ゲインGnを入力すると、光量ゲインGnの値に応じて、調光装置83は光源からの光量を絞って、入射光の光量を低減する。例えば、入射光の光量を1/3倍にする場合には、Gn=3として入力する。
一方、入射光の光量を低減したことに伴い、表示画像として同じ階調を表現する場合には、階調データの階調値を増幅させる必要がある。例えば、Gn=3として調光装置83によって入射光の光量を1/3倍にした場合には、階調データDaの階調値を3倍にする。階調データの階調値を3倍にすることは、つまりは、液晶パネルの透過率を3倍にすることを意味する。つまり、光量を1/3倍、透過率を3倍にすることで、本来の画像データの有する階調値と同一の階調を表示画像として表現することができる。よって、映像信号検出回路45は、制御部110を介してゲインコントロール回路41〜43に、光量ゲインGnを出力する。以下、光量ゲインGnによって階調データの階調値を増幅させることを階調増幅とも言う。
ゲインコントロール回路41は赤色の階調データである階調データDarを入力し、制御部110を介して映像信号検出回路45から取得した光量ゲインGnに応じて階調増幅を行う回路である。そして、階調増幅後の階調データを階調データDbrとしてガンマ補正回路50に出力する。
ガンマ補正回路50は、ガンマ補正回路50は、ガンマ補正に用いるルックアップテーブルであるガンマLUT51、ガンマLUT52、ガンマLUT53を備える。ガンマLUT51には、階調データDbrに対するガンマ補正後の階調値(ガンマ補正値)が記憶されている。ガンマ補正回路50は、階調データDbrの各階調値に応じてデータ読み込み用のアドレスを指定して、ガンマLUT51のガンマ補正値を読み込み、階調データDcrとして色ムラ補正処理部60に入力する。
色ムラ補正処理部60は、階調データDcに対して色ムラ補正処理を行い、表示画像の色ムラを抑制する処理部である。図2に示すように、色ムラ補正処理部60は、色ムラ補正回路61〜63を備える。色ムラ補正回路61は、階調データDcrを処理する回路である。
図3は色ムラ補正回路61における処理を説明するブロック図である。色ムラ補正回路61は、色ムラ補正に用いるルックアップテーブルである色ムラ補正LUT611、色ムラ補正LUT612、補正値算出回路615、補正値加算回路617を備える。各色ムラ補正LUT611,612には、階調データDcrに色ムラ補正として加算する色ムラ補正値Dhrが記憶されている。色ムラ補正値Dhrは、赤色の階調データに対応した色ムラ補正値Dhである。色ムラ補正LUT611には、入射光の光量が最大光量、換言すれば、表示画像が明るいとき、つまりは調光装置83で入射光の光量を低減していない場合に、液晶パネルに生じる色ムラに応じて色ムラ補正を行うための色ムラ補正値Dhrlが記憶されている。一方、色ムラ補正LUT612には、入射光の光量が最小光量、換言すれば、表示画像が暗いとき、つまりは調光装置83で入射光の光量を最も低減した場合に、液晶パネルに生じる色ムラに応じて色ムラ補正を行うための色ムラ補正値Dhrdが記憶されている。
色ムラ補正回路61は、階調データDcrに対応して色ムラ補正LUT611、色ムラ補正LUT612を参照して、色ムラ補正値Dhrl,Dhrdを算出し、補正値算出回路615に入力する。補正値算出回路615は、上述したように制御部110を介して映像信号検出回路45から光量ゲインGnを取得する。補正値算出回路615は、取得した光量ゲインGnに基づいて、後述する加重平均に用いる重み付け係数Kを算出する。
補正値算出回路615は、入射光に光量が最大光量時に対応した色ムラ補正値Dhrl、および、最小光量時に対応した色ムラ補正値Dhrdから、実際に調光装置83が調整した入射光の光量時に液晶パネルに生じる色ムラに則した色ムラ補正値Dhrを算出する。具体的には、色ムラ補正値Dhrlと色ムラ補正値Dhrdとを用いて、重み付け係数Kに基づいた加重平均による補間演算を行うことによって算出する。重み付け係数Kは、光量ゲインGnに基づいた係数である。光量ゲインGnに基づいて調光装置83で入射光の光量を調整していることから、重み付け係数Kは、入射光の光量を反映した値である。
補正値算出回路615は、補間演算によって算出した色ムラ補正値Dhrを補正値加算回路617に入力する。補正値加算回路617は、階調データDcrに色ムラ補正値Dhrを加算することによって、実際に調光装置83が調整した入射光の光量時に液晶パネルに生じる特性ムラに則した色ムラ補正処理を行う階調データDdrを算出する。
ここで、色ムラ補正回路61が備える色ムラ補正LUTについて説明する。具体例として、色ムラ補正LUT611を用いて説明する。上述したように、色ムラ補正LUT611には、入射光の光量が最大光量のときに液晶パネルに生じる液晶パネル上の特性ムラに応じて色ムラ補正を行うための色ムラ補正値Dhrlが記憶されている。図4は、色ムラ補正回路における色ムラ補正LUT611、および、色ムラ補正LUT611を用いて算出される色ムラ補正値Dhrlを説明する説明図である。
図4の中央の格子は色ムラ補正LUT611を示している。色ムラ補正LUT611には、液晶パネル91上の複数の特定の液晶セルに対する色ムラ補正値Dhrlが記憶されている。以下、この複数の特定の液晶セルのセル位置に対応した色ムラ補正LUT611の格子位置を特定位置とも呼ぶ。さらに、色ムラ補正LUT611は、1つの特定位置に対応して入力される階調データDbrの階調範囲に応じて、特定の8つの階調値毎に色ムラ補正値Dhrlを記憶している。以下、この特定の8つの階調値に対応する色ムラ補正LUT611の格子平面を特定階調値1〜8とも呼ぶ。つまり、色ムラ補正LUT611は、各特定位置における各特定階調値ごとに色ムラ補正値Dhrlを記憶している3次元のルックアップテーブル(以下、3D−LUT)である。この色ムラ補正値Dhrlを記憶している特定位置の特定階調値に対応する階調データDcrを「記憶値階調データ」とも呼ぶ。
色ムラ補正回路61は、入力された階調データDcrが、液晶パネル91の特定位置の特定階調値に対応する階調データの場合、つまり記憶値階調データであるの場合、その対応する色ムラ補正値Dhrlを読み出し、補正値算出回路615に出力する。一方、入力された階調データDcrが、記憶値階調データ以外の階調データDcrの場合、入力された階調データDcrの液晶面内方向および階調方向に隣接する8つの記憶値階調データの色ムラ補正値Dhrlを読み出す。そして、階調データDcrを挟む2つの特定階調値毎に、液晶パネル面内方向に、各面内4つの色ムラ補正値Dhrlを用いて補間演算を行い2つの補間演算値α1、α2を算出する。図4の具体例の場合、入力された階調データDcrは、特定階調値1と特定階調値2に挟まれた階調値で、かつ、液晶パネル面内の特定位置1,2,3,4に囲まれた液晶パネルの位置に対応する階調データである。よって、特定階調値1における液晶パネルの面内方向に、各記憶値階調データに記憶された色ムラ補正値Dhrl1〜4を用いて加重平均により補間演算値α1を算出する。
加重平均は、例えば、入力された階調データDcrに対応する液晶パネル上の点(以下、入力データ点とも呼ぶ)と、特定位置1,2,3,4とで区分される面積の面積比を重み付け係数として用いた加重平均や、入力データ点と4つの特定位置との距離を重み付け係数とした加重平均を用いる。次に、特定階調値2における液晶パネルの面内方向に、各記憶値階調データ5〜8に記憶された色ムラ補正値Dhr5〜8を用いて加重平均により補間演算値α2を算出する。
このようにして算出した補間演算値α1,α2を用いて、特定階調値1と特定階調値2との間で、階調方向に直線補間をすることによって、入力された階調データDcrに対する補間演算値α0を算出する。その後、算出した補間演算値α0を、入力された階調データDcrに対応する色ムラ補正値Dhrlとして、補正値算出回路615に出力する。
このようにして、色ムラ補正回路61は階調データDcrに対して色ムラ補正値Dhrlを算出し、補正値算出回路615(図3参照)に出力している。なお、補間演算値α0は、8つの格子点(本実施例では、色ムラ補正値Dhrl1〜8)を用いたバイキュービック法や、その他、バイリニア法を用いた補間により算出してもよい。
色ムラ補正回路61が上記説明した処理によって階調データDdrを算出すると、液晶パネル駆動部70(図2参照)に入力する。液晶パネル駆動部70は、駆動回路71〜73を備え、色ムラ補正処理部60から入力される各階調データDdr,Ddg,Ddbに対応した印加電圧を各液晶パネル91〜93に入力することによって、液晶パネル91〜93の各画素の光透過量を決定する。各階調データDdr,Ddg,Ddbは、色ムラ補正処理が施されたデータであるので、各液晶パネル上では、入射光の光量に応じた特性ムラが低減された画像が形成される。
以上説明したように、本実施例における色ムラ補正処理部60は、各色成分の階調データ毎に、調光装置83によって調整された入射光が最大光量の場合の液晶パネルの表示特性のバラツキを補正する色ムラ補正値Dhを記憶した色ムラ補正LUT(図3参照)と、調光装置83によって調整された入射光が最小光量の場合の液晶パネルの表示特性のバラツキを補正する色ムラ補正値Dhを記憶した色ムラ補正LUTとの2種類の色ムラ補正LUTを備える。そして、それらの色ムラ補正LUTに格納された色ムラ補正値Dhと、光量ゲインGnとを用いて、実際に調光装置83によって調整された入射光の光量に応じた液晶パネルの表示特性のバラツキ(特性ムラ)を補正することができる。
また、色ムラ補正処理部60が備える各色ムラ補正LUT(図4参照)は、液晶パネル面内の複数の特定位置毎、階調データDcが取りうる複数の特定階調値毎に、色ムラ補正値Dhを記憶している。よって、色ムラ補正処理部60は、プロジェクター10が入力した画像データに対応した、入射光の光量毎、液晶パネルの面内の位置毎、かつ、階調値毎に色ムラ補正処理を行うことができる。
特許請求の範囲との対応関係としては、調光制御部40および調光装置83が特許請求の範囲に記載の光量調整手段に相当し、色ムラ補正処理部60および補正値加算回路617が特許請求の範囲に記載の信号生成部に相当し、色ムラ補正回路61、各色ムラ補正LUTおよび補正値加算回路617が特許請求の範囲に記載の変更手段に相当し、さらに、各色ムラ補正LUTが特許請求の範囲に記載の記憶部に相当し、色ムラ補正値Dhが特許請求の範囲に記載の特性値に相当する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(B1)変形例1:
上記実施例では、色ムラ補正回路(図3参照)は各々、入射光の最大光量と最小光量とに対応する色ムラ補正LUTを備えるとしたが、それに限ることなく、さらの多くの色ムラ補正LUTを備えるとしてもよい。例えば、第1実施例においてプロジェクター10が備える調光装置83のように、256段階に入射光の光量を調整できる場合は、256段階を均等に4分割した光量(以下、特定光量とも呼ぶ)毎に、その光量に対応した色ムラ補正LUTを備えるとする。そして実際に調光装置83が調整した光量を挟む2つの特定光量に対応する2つの色ムラ補正LUTのから各々補正値を読み出し補間演算によって色ムラ補正値Dhを算出するとしてもよい。また、調光装置が調整可能な光量の段階数に対応した数だけ、各色ムラ補正回路が色ムラ補正LUTを備えるとしてもよい。例えば、調光装置が256段階に光量調整可能な場合に、各色ムラ補正回路が256個の色ムラ補正LUTを備えるとしてもよい。
(B2)変形例2:
上記実施例では、入射光の光量に応じた加重平均による補間演算によって、色ムラ補正値Dhを算出したが、それに限ることなく、色ムラ補正値Dhを記憶したLUTを各色ムラ補正回路が1つずつ備え、調光装置の光量を変更する速度に追随して、高速で、各LUT内の色ムラ補正値Dhを書き換え、入射光の光量に応じた色ムラ補正値の読み出しを行うとしてもよい。第1実施例では調光制御部40が調光装置83を制御して入射光の光量を変更したが、ユーザーの指示に基づいて光量調整を行うことができるプロジェクターや液晶テレビ等の画像表示装置では、ユーザーが行った光量調整の指示に応じて、LUT内の色ムラ補正値Dhを書き換えることは可能である。
(B3)変形例3:
上記実施例では、データ変換処理を液晶プロジェクターに適用したが、それに限ることなく液晶パネルを用いる液晶テレビ、デジタルカメラの液晶表示部など、液晶パネルの透過率および反射率等の表示特性を利用して画像を表示する画像表示装置に適用可能である。
(B4)変形例4:
上記実施例では、透過型液晶パネルを3枚用いる3板方式の液晶プロジェクターに適用したが、それに限ることなく、1枚以上の透過型液晶パネルを用いる液晶プロジェクターに適用可能である。また、上記実施例で例示した透過型液晶パネルに限らず、反射型液晶パネルを用いる液晶プロジェクターにも適用可能である。
10…プロジェクター
30…色変換回路
40…調光制御部
41…ゲインコントロール回路
45…映像信号検出回路
50…ガンマ補正回路
60…色ムラ補正処理部
61…色ムラ補正回路
70…液晶パネル駆動部
71…駆動回路
80…照明光学系
81…光源
83…調光装置
85…分光光学系
90…液晶パネル
91…液晶パネル
94…ダイクロイックプリズム
95…レンズユニット
100…画像処理部
110…制御部
120…メモリー
K…重み付け係数
Dhr…色ムラ補正値
SC…スクリーン
Da…階調データ
Db…階調データ
Dc…階調データ
Dd…階調データ
Gn…光量ゲイン

Claims (8)

  1. 画像データを入力し表示画像を表示する画像表示装置であって、
    複数の液晶セルから構成され、該液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより画像を表示する液晶パネルと、
    光源から前記液晶パネルに入射する入射光の光量を調整する光量調整手段と、
    前記表示特性に基づく特性値を参照して、前記画像データに基づく前記液晶パネルへの前記入力信号を生成する信号生成部と、
    前記光量に応じて前記信号生成部が参照する前記特性値を変更する変更手段と
    を備える画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置であって、
    さらに、前記光量に応じた複数の前記特性値を記憶した記憶部を備え、
    前記変更手段は、
    前記光量調整手段が調整した入射光の光量に応じて、前記記憶部に記憶している前記特性値を前記信号生成部が参照するように読み出す
    画像表示装置。
  3. 請求項2記載の画像表示装置であって、
    前記記憶部は、前記液晶パネルの面内の2以上の特定の液晶セル毎に前記特性値を記憶し、
    前記変更手段は、前記画像データに対応する前記液晶セルの前記液晶パネル面内における位置に基づいて、前記記憶部が記憶した前記特性値を読み出し、前記信号生成部に参照させることにより、前記液晶パネル面内における前記表示特性のばらつきによるムラの発生を抑制する
    画像表示装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記記憶部は、少なくとも2つ以上の特定の前記光量における前記特性値を記憶しており、
    前記変更手段は、前記光量調整手段が調整した入射光の光量が前記特定の光量ではない場合、該光量調整手段が調整した入射光の光量に応じて、前記記憶部に記憶している前記特定の光量における少なくとも2つ以上の前記特性値を読み出した上で、前記読み出した前記特性値を参照した補間演算によって算出した補間特性値を、前記信号生成部に前記特性値として参照させる
    画像表示装置。
  5. 請求項4記載の画像表示装置であって、
    前記変更手段は、該光量調整手段が調整した入射光の光量に基づいた重み付け係数を用いた加重平均によって、前記補間演算を行う
    画像表示装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれか記載の画像表示装置であって、
    前記記憶部は、さらに、前記画像データの特定の階調値毎に前記特性値を記憶しており、
    前記変更手段は、前記入力した画像データの階調値に基づいて前記記憶部から前記特性値を読み出す
    画像表示装置。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれか記載の画像表示装置であって、
    前記入射光の特定の光量は、前記光量調整手段によって調整された前記入射光の最大光量と最小光量の2つの光量である
    画像表示装置。
  8. 複数の液晶セルから構成され、該液晶セルが、入力信号に対する光学特性の変化として規定された表示特性に基づいて制御されることにより画像を表示する液晶パネルを用いて、入力した画像データに基づいた表示画像を表示する画像表示方法であって、
    光源から前記液晶パネルに入射する入射光の光量を調整する工程と、
    前記表示特性に基づく特性値を参照して、前記画像データに基づく前記液晶パネルへの前記入力信号を生成する工程と、
    前記光量に応じて前記信号生成手段において参照する前記表示特性を変更する工程と
    を備える画像表示方法。
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