JP5006508B2 - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents
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Description
(1)光学系を構成する様々な光学要素で生じる光漏れや迷光のため、充分なコントラストが得られない。そのため、表示できる階調範囲(ダイナミックレンジ)が狭く、陰極線管(CRT)を用いた既存の表示装置に比較すると、表示画像の品質や迫力の点で劣ってしまう。
(2)各種の映像信号(画像信号)処理により表示画像の品質向上を図ろうとしても、ダイナミックレンジが固定されているために、充分な効果を発揮することができない。
すなわち、従来では、階調信号としての画像信号をまず伸張処理し、その後、得られた伸張処理後の階調信号(画像信号)を明るさ信号に変換し、この明るさ信号を基に、ライトバルブを制御するようにしている。また、前記の調光処理においても、階調値で与えられた調光制御信号に対し、これを明るさ信号に変換した後、この明るさ信号を基に、例えば調光素子を制御するようにしている。
(明るさ信号)=(階調信号)2.2
すなわち、前述したように伸張処理や調光処理を行った後、得られた伸張処理後の階調信号や調光制御信号を前記式により2.2乗して明るさ信号に変換し、得られた明るさ信号により、ライトバルブや調光素子を制御するようにしているのである。
したがって、画像信号に対する明るさ信号への変換処理を、伸張処理前に行った場合も伸張処理後に行った場合も、人間の目には同じに視認されるのである。
階調信号として入力された前記画像信号を明るさ信号に変換する信号変換手段と、
前記明るさ信号を伸張処理して伸張明るさ信号に変換する伸張処理手段と、
前記明るさ信号を基に前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを決定する画像パラメータ決定手段と、
前記画像パラメータ決定手段で決定された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる調光制御手段と、
前記伸張明るさ信号に基づいてライトバルブ上の画像変化に係る画像制御パラメータを決定し、該画像制御パラメータに基づいてライトバルブ上の画像を変化させるライトバルブ制御手段と、を備えてなり、
前記信号変換手段は、入力された画像信号を、その階調信号としての階調値に応じて異なる複数の変換形態で、階調信号から明るさ信号に変換することを特徴としている。
階調信号として入力された前記画像信号を明るさ信号に変換する第1ステップと、
前記明るさ信号を伸張処理して伸張明るさ信号に変換する第2ステップと、
前記明るさ信号を基に前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを決定する第3ステップと、
前記第3ステップで決定された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる第4ステップと、
前記伸張明るさ信号に基づいてライトバルブ上の画像変化に係る画像制御パラメータを決定し、該画像制御パラメータに基づいてライトバルブ上の画像を変化させる第5ステップと、を備えてなり、
前記第1ステップは、入力された画像信号を、その階調信号としての階調値に応じて異なる複数の変換形態で、階調信号から明るさ信号に変換することを特徴としている。
また、信号変換手段によって画像信号から明るさ信号に変換した後、伸張処理手段によって得られた明るさ信号を伸張処理し、伸張明るさ信号に変換するようにしているので、変換処理によって信号間の比が変わってしまうことがなく、したがって画像信号で与えられた本来のトーンや色により忠実な表示が可能になる。
また、従来では伸張処理後の階調信号と調光制御信号とをそれぞれ別に明るさ信号に変換していたのに対し、本発明では画像信号から明るさ信号に一回変換処理するだけでよく、したがって回路構造や変換方法の変更が容易になり、画像の種類や視聴者の好みに応じた変更に容易に対応可能となる。
このようにすれば、より複雑な変換処理が可能になる。
前記伸張処理手段における伸張係数は、前記画像パラメータに基づいて伸張係数を決定する伸張係数決定手段により、与えられるのが好ましい。
このようにすれば、伸張係数が、本来のトーンや色により忠実な信号に基づいて決定された画像パラメータから決定されるので、得られる表示画像が本来のトーンや色により忠実になる。
信号変換手段は複雑な変換処理を行うものとなっているので、整数で与えられた階調信号(画像信号)を明るさ信号に変換した際、得られた明るさ信号は例えば計算式上、整数とはならずに小数を伴うことが多くなる。しかし、信号変換手段は計算の負荷を軽減するため、通常は四捨五入や切り捨て、切り上げ等の処理を行うことで、本来の数値とは異なる(差を有する)整数を、明るさ信号としてを与える。
そこで、例えば明るさ信号の精度(処理桁数)を向上することにより、前記の四捨五入や切り捨て等の処理によってできた値の、実際に与えられる明るさ信号の値に対する差を小さくする。その結果、より自然できめ細かい表示特性が得られるようになる。
また、精度を低くすれば、従来に比べ信号変換手段での演算の負荷を軽減し、装置の小型化(小容量化)を図ることができる。
一方、このようにして得られた階調信号(明るさ信号)をそのまま用いて伸張処理等を行うと、これらに要する処理(演算処理)の負担が大きくなり、コストが上昇してしまう。
まず、本発明の画像表示方法を用いる画像表示装置として、R(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に液晶ライトバルブを備えた、3板式のプロジェクタを例にして説明する。
青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー513は、光源510からの白色光のうちの赤色光LRを透過させるとともに、青色光LBと緑色光LGとを反射する。透過した赤色光LRは、反射ミラー517で反射され、赤色光用液晶ライトバルブ522に入射される。
[第1の実施形態]
図2は、本発明の画像表示装置の第1の実施形態を用いた前記プロジェクタの、駆動回路の構成を示すブロック図である。調光機能を持たないプロジェクタの場合、入力された画像信号(映像信号)は適当な補正処理を経て、そのまま液晶パネルドライバに供給されるが、本発明の画像表示装置のように、調光機能を有し、かつそれを画像信号に基づいて制御する方式の場合、基本的な構成として、以下に説明するようにデジタル信号処理ブロックである信号変換部82、画像解析部83、調光制御部85、伸張処理部87、ライトバルブドライバ88などの回路を備えている。
なお、この信号変換部82では、前述したように256段階で与えられる階調信号(画像信号)に対し、変換処理を行った後、変換処理後に得られる明るさ信号についても、256段階で与えられる明るさ信号となるよう、その変換比、すなわち[画像信号:明るさ信号]を1:1としている。
ここで、この信号変換部82は、複雑な変換処理を行うものとなっているので、整数で与えられた階調信号を明るさ信号に変換した際、得られた明るさ信号は例えば計算式上、整数とはならずに小数を伴うことが多くなる。そこで、本発明の信号変換手段82は、計算の負荷を軽減するため、例えば四捨五入や切り捨て、切り上げ等の処理を行うことで、本来の数値とは異なる(差を有する)整数を、明るさ信号としてを与えるようになっている。
画像解析部83では、入力した前記明るさ信号に基づき、最終的に得られる表示画像の明るさを特徴付ける制御信号(画像パラメータ)を単位時間毎に抽出・決定し(第3ステップ)、決定した制御信号を調光制御部85(調光制御手段)に出力する。
ここで、前記画像解析部83での制御信号(画像パラメータ)の決定(第3ステップ)方法としては、例えば次の(a)〜(c)に示す3通りが挙げられる。
例えば、0〜255の256ステップの階調数からなる画像信号を想定する。連続した映像を構成する任意の1フレームに着目した場合、そのフレームに含まれる画素データの階調値毎の出現数分布(ヒストグラム)が、図3のようになったとする。この図3の場合、ヒストグラムに含まれる最も明るい階調値が150であるので、この階調値150を制御信号(画像パラメータ)とする。この方法は、入力される画像信号に対し、最も忠実に明るさを表現できる方法である。
例えば、画像信号の出現数分布が図4のようであった場合、ヒストグラムより明るい側から10%の領域をとる。10%に相当するところの階調値が230であったとすると、この階調値230を制御信号(画像パラメータ)とする。図4に示したヒストグラムのように、階調値255の近傍に突発的なピークがあった場合、前記(a)の方法を採用すれば、階調値255が明るさ制御信号となる。しかしながら、この突発的なピーク部分は表示画像全体における情報としてはあまり意味をなしていない。これに対して、階調値230を明るさ制御信号とする本方法は、表示画像全体の中で情報として意味を持つ領域によって判定する方法と言うことができる。なお、前記の割合は0.1〜50%程度の範囲で変化させてもよい。
例えば、図5に示すように、表示画像をm×n個のブロックに分割し、それぞれのブロックA11,…,Amn毎の明るさ(階調値)の平均値を算出し、そのうちで最大のものを制御信号(画像パラメータ)とする。なお、表示画像の分割数は6〜200程度とすることが望ましい。この方法は、表示画像全体の雰囲気を損なうことなく、明るさを制御することができる方法である。
また、この画像解析部83には、前記伸張処理部87(伸張処理手段)での伸張係数を決定する伸張係数決定部84(伸張係数決定手段)が備えられており、この伸張係数決定部84は、抽出・決定した前記の制御信号(画像パラメータ)を基に、後述するように伸張処理部87で伸張処理する際の伸張係数を決定するようになっている。
この場合は、予め用意されたLUT(ルック・アップ・テーブル)に制御信号(画像パラメータ)を照らし合わせることで調光量信号を決定し、明るさに応じた素子制御を行う。調光素子26を比較的低速で動作させれば、細かい時間の変化に素子が追従しないため、短い周期での明暗の変化を避けることができる。
例えば、LPFによって1〜30秒以下の制御信号(画像パラメータ)の変化分をカットし、その出力を調光制御パラメータとして、これにより制御する。この方法によれば、細かい時間の変化分はカットされるため、前記のような短い周期での明暗の変化を避けることができる。
このように、信号変換部82によって画像信号(階調信号)から明るさ信号に変換した後、この明るさ信号を伸張処理することで伸張明るさ信号に変換するようにしているので、画像信号として与えられた信号間の比は、この変換処理によって変わってしまうことがない。すなわち、伸張明るさ信号間の比は、与えられた画像信号間の比そのままに、保持されるようになっている。
なお、前記伸張係数決定部84(伸張係数決定手段)での、前記制御信号(画像パラメータ)に基づく伸張係数の決定方法としては、例えば予め設定した式によって求める方法や、予め用意したLUT(ルック・アップ・テーブル)に基づいて求める方法が採用される。
ライトバルブドライバ88では、入力した前記伸張明るさ信号に基づき、ライトバルブ上の画像変化に係る画像制御パラメータ(画像制御信号)を決定し、該画像制御パラメータに基づいてライトバルブ上の画像を変化させる(第5ステップ)。
これにより、Rパネル51(赤色光用液晶ライトバルブ522)、Gパネル52(緑色光用液晶ライトバルブ523)、Bパネル53(青色光用液晶ライトバルブ524)は、前記の画像制御信号に基づいた画像を表示する。
また、信号変換部82(信号変換手段)によって画像信号を明るさ信号に変換した後、伸張処理部87(伸張処理手段)によって得られた明るさ信号を伸張処理し、伸張明るさ信号に変換するようにしているので、変換処理によって信号間の比が変わってしまうことがなく、したがって画像信号で与えられた本来のトーンや色により忠実な表示を行うことができる。
また、従来では伸張処理後の階調信号と調光制御信号とをそれぞれ別に明るさ信号に変換していたのに対し、本実施形態では信号変換部82によって画像信号から明るさ信号に一回変換処理するだけでよく、したがって回路構造や変換方法の変更が容易になり、画像の種類や視聴者の好みに応じた変更に容易に対応することができる。
図6は、ある表示画像についての画像信号から明るさ成分のみを抽出した際の、階調ごとの画像信号のヒストグラムである。
このようなヒストグラムで表される画像信号に対し、第1の実施形態に係る画像表示装置では、信号変換部82により、図7中実線で示す曲線による複雑な変換処理(第1ステップ)を行った。そして、このような変換処理によって明るさ信号を得た後、伸張処理部87で1.5倍の伸張処理を行った(第2ステップ)。
一方、従来の画像表示装置では、まず、図6のヒストグラムで表される画像信号に対して1.5倍の伸張処理を行い、その後、図7中実線で示す曲線による複雑な変換処理を行った。
図8(b)に示されるヒストグラムは、図8(a)に示されるヒストグラムとほぼ同じ分布形状となっており、したがって第1の実施形態に係る画像表示装置は、画像信号で与えられた本来のトーンや色により忠実な表示をなすことが確認された。
図9は、本発明の画像表示装置の第2の実施形態を用いた前記プロジェクタの、駆動回路の構成を示すブロック図である。この第2の実施形態が前記第1の実施形態と異なるところは、信号変換部(信号変換手段)における具体的な処理内容である。すなわち、第1の実施形態における信号変換部82が、その画像信号から明るさ信号への変換を同じ精度で行っているのに対し、本実施形態の信号変換部91は、画像信号から明るさ信号に変換する際に、明るさ信号の精度を高くしている点にある。
すなわち、信号変換部91は複雑な変換処理を行うので、整数で与えられた階調信号(画像信号)を明るさ信号に変換した際、得られた明るさ信号は例えば計算式上、整数とはならずに小数を伴うことが多くなる。そこで、信号変換部82では計算の負荷を軽減するため、四捨五入や切り捨て等の処理を行うことで、本来の数値とは異なる(差を有する)整数を、明るさ信号としてを与える。
なお、精度を低くすることで、従来に比べ信号変換部91(信号変換手段)での演算の負荷を軽減し、装置の小型化(小容量化)を図ることもできる。
図10は、本発明の画像表示装置の第3の実施形態を用いた前記プロジェクタの、駆動回路の構成を示すブロック図である。この第3の実施形態が前記第2の実施形態と異なるところは、前記信号変換部91(信号変換手段)に均等化処理部92が備えられ、前記調光制御部85(調光制御手段)に逆均等化処理部93が備えられ、前記ライトバルブドライバ88(ライトバルブ制御手段)に逆均等化処理部94が備えられた点である。
すなわち、本実施形態の画像表示装置において、前記信号変換部91(信号変換手段)は、第2の実施形態で示したように画像信号を明るさ信号に変換する際の変換の際の数値精度を高く(具体的には処理信号ビット幅を2ないし4ビット拡張)しているので、前述したように低階調側でより自然できめ細かい表示特性が得られるようになる。
よって、この均一化処理後に得られた明るさ信号を伸張処理部87で伸張処理し、また、この明るさ信号に基づいて画像解析部83で制御信号(画像パラメータ)を決定し、さらに調光制御部85で調光量信号(調光制御パラメータ)を決定する際、明るさ信号の階調数が小さくなっていることから、これら伸張処理部87や画像解析部83、調光制御部85での処理(演算処理)の負担を軽減する。
よって、本実施形態にあっては、特に低階調側においてより自然できめ細かい表示特性が得られるのに加え、均等化処理及び逆均等化処理を行うことで、例えば画像解析部83や伸張処理部87での処理(演算処理)の負担を軽減し、装置(回路)を小型化することなどによってコストダウンを図ることができる。
また、本発明の技術範囲はこのような調光手段に限定されず、例えば高圧水銀ランプやLED(発光ダイオード)などの光源の出力強度を直接的に変化させる調光手段を用いたプロジェクタに対して本発明を適用することも可能である。
83…画像解析部(画像パラメータ決定手段)、
84…伸張係数決定部(伸張係数決定手段)、85…調光制御部(調光制御手段)、
87…伸張処理部(伸張処理手段)、
88…ライトバルブドライバ(ライトバルブ制御手段)、92…均等化処理部、
93、94…逆均等化処理部、510……光源
Claims (6)
- 入力された画像信号に基づき、ライトバルブ上の画像を変化させるとともに、ライトバルブに入射する光量を調光処理によって変化させ、表示画像を調整する画像表示装置であって、
階調信号として入力された前記画像信号を明るさ信号に変換する信号変換手段と、
前記信号変換手段で変換された前記明るさ信号に基づいて決定された伸張係数を前記明るさ信号に乗算する伸張処理を行うことにより、該明るさ信号を伸張明るさ信号に変換する伸張処理手段と、
前記明るさ信号を基に前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを決定する画像パラメータ決定手段と、
前記画像パラメータ決定手段で決定された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる調光制御手段と、
前記伸張明るさ信号に基づいてライトバルブ上の画像変化に係る画像制御パラメータを決定し、該画像制御パラメータに基づいてライトバルブ上の画像を変化させるライトバルブ制御手段と、を備えてなり、
前記信号変換手段は、入力された画像信号を、その階調信号としての階調値に応じて異なる複数の変換形態で、階調信号から明るさ信号に変換した後に、前記入力された画像信号の階調度の増減に対する得られた明るさ信号の階調度の増減の傾きを均等化する均等化処理を行うようになっており、
前記調光制御手段は、調光制御パラメータを決定した後、前記均等化処理と逆の逆均等化処理を行うようになっており、
前記ライトバルブ制御手段は、画像制御パラメータを決定した後、前記均等化処理と逆の逆均等化処理を行うようになっていることを特徴とする画像表示装置。 - 前記信号変換手段は、入力された画像信号を、所定の変換式に基づいて明るさ信号に変換することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 前記信号変換手段は、入力された画像信号を、ルック・アップ・テーブルに基づいて明るさ信号に変換することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 前記画像パラメータ決定手段は、前記明るさ信号を基に前記画像パラメータを決定するものとなっており、
前記伸張処理手段における伸張係数は、前記画像パラメータに基づいて伸張係数を決定する伸張係数決定手段により、与えられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置。 - 前記信号変換手段は、画像信号から明るさ信号に変換する際に、明るさ信号の精度を高くすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
- 入力された画像信号に基づき、ライトバルブ上の画像を変化させるとともに、ライトバルブに入射する光量を調光処理によって変化させ、表示画像を調整する画像表示方法であって、
階調信号として入力された前記画像信号を明るさ信号に変換する第1ステップと、
前記第1ステップで変換された前記明るさ信号に基づいて決定された伸張係数を前記明るさ信号に乗算する伸張処理を行うことにより、該明るさ信号を伸張明るさ信号に変換する第2ステップと、
前記明るさ信号を基に前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを決定する第3ステップと、
前記第3ステップで決定された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる第4ステップと、
前記伸張明るさ信号に基づいてライトバルブ上の画像変化に係る画像制御パラメータを決定し、該画像制御パラメータに基づいてライトバルブ上の画像を変化させる第5ステップと、を備えてなり、
前記第1ステップは、入力された画像信号を、その階調信号としての階調値に応じて異なる複数の変換形態で、階調信号から明るさ信号に変換した後に、前記入力された画像信号の階調度の増減に対する得られた明るさ信号の階調度の増減の傾きを均等化する均等化処理を行うようになっており、
前記第4ステップは、調光制御パラメータを決定した後、前記均等化処理と逆の逆均等化処理を行うようになっており、
前記第5ステップは、画像制御パラメータを決定した後、前記均等化処理と逆の逆均等化処理を行うようになっていることを特徴とする画像表示方法。
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