JP2011205780A - リーファコンテナの給電装置の制御方法、及びその装置 - Google Patents

リーファコンテナの給電装置の制御方法、及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
コンテナ船、コンテナ運搬用トレーラ又はリーファスタンドの給電設備と、リーファコンテナ20の電気的な接続及び解除を、短時間で且つ簡易に行うことのできるリーファコンテナ20の給電装置1の制御方法、及びその装置を提供する。
【解決手段】
給電装置1が、給電設備側に、移動機構4を介して設置した1次コイル2と、リーファコンテナ20側に設置した2次コイル3を有し、移動機構4が、1次コイル2を少なくとも鉛直方向に位置合わせを行う昇降装置5と、1次コイル2を傾動する傾動機構8を有しており、給電設備1とリーファコンテナ20を電気的に接続する場合は、1次コイル2の鉛直方向の位置を2次コイル3の高さに合わせ、給電を行う制御を行い、給電設備とリーファコンテナ20の電気的な接続を解除する場合は、傾動機構8を作動し、1次コイル2を2次コイル3から離れる方向に移動し、給電を停止する制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、リーファコンテナ(冷凍コンテナとも言う)に給電を行う給電装置の制御方法及びその装置に関するものである。
生鮮食品等の海上輸送にリーファコンテナ(冷凍コンテナ)を使用している。このリーファコンテナは、冷蔵又は冷凍装置を搭載した輸送用コンテナであり、内部の被搬送物を一定温度に保持する機能を有している。リーファコンテナは、15m又は18.5mと国際規格で長さを決められた電源ケーブルを有している。この電源ケーブルを外部の給電設備に接続して、リーファコンテナに給電するように構成している。この給電設備は、例えばコンテナ船内、又はコンテナターミナル内に設置したリーファスタンド(櫓)に設置している。
図5に、コンテナターミナル内のリーファコンテナの様子を示す。コンテナターミナルは、リーファコンテナを載置する専用スペースとしてリーファエリアを有している。このリーファエリアには、複数の櫓状のリーファスタンド22を設置しており、このリーファスタンド22に沿って、リーファコンテナ20を設置するように構成している。このリーファスタンド22は、給電設備を有しており、リーファコンテナ20から伸びる電源ケーブルと接続するように構成している。なお、xはクレーンの横行方向、yはクレーンの走行方向、zは鉛直方向を示している。
このリーファコンテナ20を荷役する際は、例えば門型クレーン26に搭載したトロリ27を利用して行う。コンテナ荷役の際、リーファコンテナ20から伸びる電源ケーブルは、接続を解除し、リーファコンテナ内に収納する必要がある。
前述のリーファコンテナ20と給電設備を接続する電源ケーブルを、給電設備側に設置した構成が公開されている(例えば、特許文献1参照)。この構成により、リーファコンテナ20に、電源ケーブル及び電源ケーブルの収納部を設ける必要が無くなる。その結果、コンテナを荷役する際に、電源ケーブルが収納部から飛び出して落下する事故を防止することができる。
また、コンテナ20の重量を軽量化することができる。このため、コンテナ輸送に伴うクレーン及び船舶等のエネルギー消費量を抑制することができる。つまり、効率的なコンテナ輸送を実現することができる。
しかしながら、上記の構成は、リーファコンテナ20を荷役する際に必要な時間を短縮することができないという問題を有している。つまり、リーファコンテナ20の荷役に伴い、従来と同様、電源ケーブルの着脱及び電源ケーブルの収納作業が必要となる。
例えば、縦に3段に積んだリーファコンテナ20のうち、最下段にある1段目のコンテナ20を取り出す場合、作業員が1乃至3段目のコンテナ20の電源ケーブルの接続解除及び収納作業を行う必要がある。そして、1段目のコンテナ20をクレーン26で運び出した後に、もともと2段目、3段目であったコンテナ20を元の位置に戻し(1段目、2段目となる)、電源ケーブルを接続し、給電設備からリーファコンテナ20に給電する。
これらの作業に30分以上の時間がかかるため、コンテナの荷役効率を向上することが困難である。また、クレーン26によりコンテナ20を荷役する際は、作業員はリーファ
スタンド22から安全のため退避する必要がある。
特開平6−82155号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、コンテナ船、コンテナ運搬用トレーラ又はリーファスタンドの給電設備と、リーファコンテナの電気的な接続及び解除を、短時間で且つ簡易に行うことのできるリーファコンテナの給電装置の制御方法、及びその装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係るリーファコンテナの給電装置の制御方法は、1次コイル及び2次コイルを利用した非接触給電で、給電設備からリーファコンテナに給電する給電装置の制御方法であって、前記給電装置が、前記給電設備側に、移動機構を介して設置した1次コイルと、前記リーファコンテナ側に設置した2次コイルを有し、前記移動機構が、前記1次コイルを少なくとも鉛直方向に位置合わせを行う昇降装置と、前記1次コイルを傾動する傾動機構を有しており、前記給電設備と前記リーファコンテナを電気的に接続する場合は、前記1次コイルの鉛直方向の位置を前記2次コイルの高さに合わせ、給電を行う制御を行い、前記給電設備と前記リーファコンテナの電気的な接続を解除する場合は、前記傾動機構を作動し、前記1次コイルを前記2次コイルから離れる方向に移動し、給電を停止する制御を行うことを特徴とする。
この構成により、従来必要であった電源ケーブルの収納作業が不要となるため、給電設備とリーファコンテナの電気的な接続及び解除を短時間で且つ容易に行うことができる。また、高さの異なるリーファコンテナに対しても、1次コイルの位置合わせを行うのみで給電することができるため、電気的な接続が容易となる。なお、1次コイルの位置合わせは、作業員が行ってもよく、また、全自動で行うように構成してもよい。更に、傾動機構により、例えば1次コイルを跳ね上げるように構成することができるため、電気的な接続解除が容易となる。つまり、傾動機構の作動により、リーファコンテナを荷役するためのスペースを確保することができる。
上記の給電装置の制御方法において、前記給電設備側の前記給電装置が、2次コイルの位置を検出する3次元センサを有しており、前記3次元センサで前記2次コイルの位置を検出し、検出した前記2次コイルの位置から前記昇降装置の移動距離を決定し、前記1次コイルを前記2次コイルの高さに合わせる制御を行うことを特徴とする。
この構成により、2次コイルに対して、1次コイルを自動的に接近させて、全自動で電気的接続を実現することができる。また、1次コイルを傾動機構で移動させて、全自動で電気的接続の解除を実現することができる。そのため、給電設備とリーファコンテナの電気的接続及び接続解除を、迅速に行うことができる。また、作業員がリーファスタンド上で作業を行う必要がなくなるため、安全性を向上することができる。
上記の給電装置の制御方法において、前記2次コイルを、複数の前記リーファコンテナの下端から同一の高さに設置するように構成し、前記3次元センサで前記リーファコンテナの下部にあるツイストロック用の穴を検出するように構成し、前記穴の位置から前記2次コイルの高さを検知するように構成したことを特徴とする。
この構成により、3次元センサは、より検知の容易なツイストロック用の穴を検出すればよいため、3次元センサによる検出精度を向上することができる。つまり、給電設備とリーファコンテナの電気的接続を短時間で、確実に行うことができる。特に、異なる高さのリーファコンテナを荷役する場合であっても、2次コイルをツイストロック用の穴から一定の高さに設置しているため、2次コイルの位置を容易に検出することができる。
上記の給電装置の制御方法において、前記給電装置が、給電側にクレーン接近検知センサを有しており、前記クレーン接近検知センサが、クレーンの接近を検知した場合、前記移動機構の前記傾動機構が作動し、前記1次コイルを前記2次コイルから離れる方向に移動するように制御することを特徴とする。
この構成により、クレーンのオペレータは、任意のリーファコンテナに接近し、即、荷役作業を開始することができる。また、クレーンでリーファコンテナを荷役する際に、1次パネルとリーファコンテナが接触して、給電装置が破損する等の事故を防止することができる。
上記の目的を達成するための本発明に係るリーファコンテナの給電装置は、1次コイル及び2次コイルを利用した非接触給電で、給電設備からリーファコンテナに給電する給電装置であって、前記給電装置が、前記給電設備側に前記2次コイルの位置を検出する3次元センサと、移動機構を介して設置した1次コイルを有し、前記リーファコンテナ側に2次コイルを有し、前記移動機構が、前記1次コイルを少なくとも鉛直方向に位置合わせを行う昇降装置と、前記1次コイルを傾動する傾動機構を有しており、前記給電設備と前記リーファコンテナを電気的に接続する場合は、前記3次元センサで前記2次コイルの位置を検出し、検出した前記2次コイルの位置から前記昇降装置の移動距離を決定し、前記1次コイルを前記2次コイルの高さに合わせる制御を行うことを特徴とする。この構成により、上記の給電装置の給電方法と同様の作用効果を得ることができる。
上記の給電装置において、前記移動機構が、鉛直方向に伸縮する昇降用シリンダと、前記昇降用シリンダの上方側面に設置した基材と、前記基材から水平方向に突設して端部に1次コイルを設置したリンク機構と、前記基材と前記1次コイルを接続する傾斜シリンダを有しており、前記昇降用シリンダの摺動により前記1次コイルの鉛直方向の位置合わせを行い、前記傾斜シリンダの摺動により前記リンク機構の変形を行い、前記1次コイルが前記リーファコンテナに接近又は離間する方向に移動可能に構成したことを特徴とする。
この構成により、上記の給電装置の給電方法と同様の作用効果を得ることができる。更に、移動機構を例えば油圧シリンダ等のシリンダで構成したため、移動機構のメンテナンス性を向上することができる。
本発明に係る給電装置の制御方法及びその装置によれば、コンテナ船、コンテナ運搬用トレーラ又はリーファスタンドの給電設備と、リーファコンテナの電気的な接続及び解除を、短時間で且つ簡易に行うことのできる給電装置の制御方法及びその装置を提供することができる。
本発明に係る実施の形態の給電装置の概略を示した図である。 本発明に係る実施の形態の給電装置の移動機構の概略を示した図である。 本発明に係る実施の形態の給電装置をリーファスタンドに設置した様子を示した図である。 本発明に係る実施の形態の給電装置をリーファスタンドに設置した様子を示した図である。 従来のリーファスタンドの概略を示した図である。
以下、本発明に係る実施の形態の給電装置の制御方法について、図面を参照しながら説明する。図1に、給電装置1の概略を示す。この給電装置1の給電側は、給電側の1次パネル(1次コイル)2と、1次パネル2を移動する移動機構4を有している。移動機構4は、鉛直方向に伸縮する昇降用シリンダ(昇降装置)5と、昇降用シリンダ5の上方側面に設置した基材6と、前記基材6から水平方向に突設して端部に1次パネル2を設置したリンク機構7と、基材6と1次パネル2を接続する傾斜シリンダ(傾動機構)8を有している。
また、給電装置1の受電側は、リーファコンテナ20に設置した2次パネル3を有している。この2次パネル3は、リーファコンテナ20の下端部から一定の距離に設置することが望ましい。ここで、21は、ツイストロック用の穴を示している。なお、移動機構4は、モータとラックアンドピニオンギアを利用する機構、パンタグラフ型、直動スライダー型等も利用することができる。また、昇降装置及び傾動機構は、上記の例に限られるものではなく、他のモータ等を利用した機構を利用することもできる。
次に、給電装置1の動作に関して説明する。この給電装置1の有する移動機構4の動作により、1次パネル2と2次パネル3を接近するように制御する。具体的には、昇降用シリンダ5の伸縮により、2次パネル3の位置と、1次パネル2の鉛直方向zの位置合わせを行う。また、傾斜シリンダ8を利用して、走行方向yの位置合わせを行えるように構成してもよい。この1次パネル2と2次パネル3を接近させ、コイルを有した1次パネル2に電気を供給し、コイルを有した2次パネル3側で受電するように構成する。これは、いわゆる非接触給電である。
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、従来必要であった電源ケーブルの収納作業が不要となるため、給電設備1とリーファコンテナ20の電気的な接続及び解除を短時間で且つ容易に行うことができる。また、移動機構4を油圧シリンダ等のシリンダ機構5、8とする構成により、モータ等に比べてメンテナンス性を向上することができる。特に、風雨に曝されるコンテナターミナル等においては、シリンダ機構の方が、高い耐久性を得ることができる。
ここで、1次パネル2及び2次パネル3は、直径を700〜1000mm程度、厚さが20〜50mm程度であることが望ましい。更に望ましくは直径を850mm、厚さを33mmとする。このサイズの1次パネル2及び2次パネル3で構成する非接触給電パネルは、2つのパネルの中心軸が±50〜60mm程度ずれた場合であっても、給電を行うことができる。なお、門型クレーン26等がコンテナを載置する位置合わせの精度は、±50mm以下であるため、リーファコンテナ20に確実に給電することができる。
つまり、移動機構4は、少なくともリーファコンテナ20の異なる高さの影響のでる鉛直方向zに移動可能に構成すればよい。横行方向x及び走行方向yは、位置合わせを行わなくても高効率に給電を行うことができる。ただし、移動機構4を横行方向x及び走行方向yに移動可能とする構成により、給電効率を更に高めることは可能である。
図2に、給電側給電装置1aの移動機構4の動作の様子を示す。図2Aは、給電時の状態を示し、図2Bは、それ以外の場合(例えば、コンテナ荷役時)の状態を示している。1次パネル2の中心近傍に3次元センサを設置している。なお、移動機構は、1次パネルを少なくともz軸方向に調整することができる構成を有していればよい。これは、クレーンの荷役作業において、コンテナ載置位置のx軸方向及びy軸方向の誤差は±50mm以下であるため、1次パネルを主に調整すべき方向はコンテナの高さの影響の出るz軸方向となる。
次に、移動機構4の動作に関して説明する。移動機構4が、昇降用シリンダ5の伸縮により1次パネル2の鉛直方向zの位置を2次パネル3の高さに合わせる。また、傾斜シリンダ8の作動により、コンテナ20の荷役の際等は、1次パネル2を2次パネル3から離れる方向に移動し、クレーン26の荷役作業を円滑に進められるように制御する。つまり、1次パネル2を例えば、図2Bに示す様に跳ね上げて、荷役中のコンテナ20等が揺れにより給電側給電装置1aに接触しないように制御する。なお、傾斜シリンダ8の作動により、1次パネル2を2次パネル3に接近させる方向の位置合わせを行えるように構成してもよい。
上記の構成により、高さの異なるリーファコンテナ20に対しても、移動機構4の制御により確実に給電を行うことができる。また、移動機構4により、1次パネルを跳ね上げることができるため、コンテナ20の荷役作業は従来どおり行うことができる。なお、リーファコンテナ20の高さは、8ft、8ft6in、9ft、9ft6inと多種存在する。この昇降用シリンダ5を有した移動機構4により、全てのコンテナ20に対して安定的な給電を実現することができる。
なお、1次パネル2は、傾斜シリンダ8により2次パネル3から離れる方向に移動できるが、本発明はこの構造に限定されるものではない。例えば、1次パネル2を走行方向yに移動する直動機構等を、移動機構4に組み込んでもよい。つまり、コンテナ荷役の際に、1次パネル2を、2次パネル3から離して、荷役作業の妨げにならない機構を設置すればよい。
図3及び4に、コンテナターミナル内のリーファエリア25の様子を示している。図3は走行方向yと鉛直方向zで構成する平面を、図4は横行方向xと鉛直方向zで構成する平面を示している。リーファエリア25は、櫓状のリーファスタンド22を有しており、このリーファスタンド22に、複数段にわたり給電側給電装置1aを設置している。図3Aは、8ftの高さを有するコンテナ20aを載置している様子を示しており、図3Bは、9ftの高さを有するコンテナ20bを載置している様子を示している。また、リーファスタンド22は、クレーン26の接近を検知するクレーン接近検知センサ23を有している。
次に、リーファエリア25を例に、リーファコンテナ20の荷役に伴う給電装置1の制御方法を説明する。まず、リーファコンテナ20をリーファエリア25に載置する場合を説明する。リーファコンテナ20を、コンテナ船等から荷下ろし、岸壁クレーン、トレーラ、門型クレーン等によりリーファエリア25まで運搬する。門型クレーン26は、横行方向x及び走行方向yにおいて、±50mm以下の誤差で、コンテナ20をエリア25内に載置する。
このリーファコンテナ20の載置を、3次元センサ24で確認し、更に、コンテナ20の下端のツイストロック用の穴21の位置を検出する。この位置を基に、2次パネル3の位置を算出し、昇降用シリンダ5を伸縮制御する。同時に、傾斜シリンダ8を収縮して、1次パネル2を基材6の正面となる位置まで下げる。以上の動作により、1次パネル2は2次パネル3に接近し、給電可能な状態となる。
次に、リーファコンテナ20をリーファエリア25から移動する場合を説明する。門型クレーン26等の接近を、クレーン接近検知センサ23が検知する。クレーン26の接近
したリーファコンテナ20において、最上段に位置する給電側給電装置1aの傾斜シリンダ8を伸張し、1次パネル2を跳ね上げる。つまり、クレーン26の走行に合わせて、現在給電を行っている給電側給電装置1aの内の最上段のものが、順次跳ね上げられる制御となる。
上記の構成により、クレーン26は、リーファコンテナ20の荷役作業を、待ち時間無く迅速に行うことが可能となる。また、全てのリーファコンテナ20において、ツイストロック用の穴21のある高さから同一の高さとなる位置(リーファコンテナ20の下面から同一の高さとなる位置)に、2次パネル3を設置した構成により、3次元センサ24は精度よく2次パネル3の位置を検出することができる。更に、この構成により1段目の給電側給電装置1aには、昇降用シリンダ5を設置する必要がなくなる。
なお、3次元センサ24は、少なくともリーファコンテナ20の下端のツイストロック用の穴21を検出できればよいため、リーファスタンド22等に固定してもよい。しかし、望ましくは1次パネル2の中心近傍に設置する。この構成により、3次元センサ24は、穴21の検出に加え、2次パネル3との接近を検出することができる。この接近の検出により、1次パネル2と2次パネル3の衝突を防止することができる。また、3次元センサ24を1次パネル2の中心近傍に設置する構成により、1次パネル2と2次パネル3が接近して、3次元センサ24の視野角が狭くなった場合(検出範囲が狭くなった場合)であっても、2次パネル3の位置を検出することができる。
また、本発明の給電装置1は、リーファエリア25内以外でも、コンテナ船内及びコンテナ運搬用トレーラにおいて、同様に設置し、給電を行うことができる。
1 給電装置
1a 給電側給電装置
2 1次コイル(1次パネル)
3 2次コイル(2次パネル)
4 移動機構
5 昇降装置(昇降用シリンダ)
6 基材
7 リンク機構
8 傾動機構(傾斜シリンダ)
21 ツイストロック用の穴
22 リーファスタンド
23 クレーン接近検知センサ
24 3次元センサ
26 クレーン

Claims (6)

  1. 1次コイル及び2次コイルを利用した非接触給電で、給電設備からリーファコンテナに給電する給電装置の制御方法であって、
    前記給電装置が、前記給電設備側に、移動機構を介して設置した1次コイルと、前記リーファコンテナ側に設置した2次コイルを有し、前記移動機構が、前記1次コイルを少なくとも鉛直方向に位置合わせを行う昇降装置と、前記1次コイルを傾動する傾動機構を有しており、
    前記給電設備と前記リーファコンテナを電気的に接続する場合は、前記1次コイルの鉛直方向の位置を前記2次コイルの高さに合わせ、給電を行う制御を行い、前記給電設備と前記リーファコンテナの電気的な接続を解除する場合は、前記傾動機構を作動し、前記1次コイルを前記2次コイルから離れる方向に移動し、給電を停止する制御を行うことを特徴とする給電装置の制御方法。
  2. 前記給電設備側の前記給電装置が、2次コイルの位置を検出する3次元センサを有しており、前記3次元センサで前記2次コイルの位置を検出し、検出した前記2次コイルの位置から前記昇降装置の移動距離を決定し、前記1次コイルを前記2次コイルの高さに合わせる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の給電装置の制御方法。
  3. 前記2次コイルを、複数の前記リーファコンテナの下端から同一の高さに設置するように構成し、前記3次元センサで前記リーファコンテナの下部にあるツイストロック用の穴を検出するように構成し、前記穴の位置から前記2次コイルの高さを検知するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の給電装置の制御方法。
  4. 前記給電装置が、給電側にクレーン接近検知センサを有しており、前記クレーン接近検知センサが、クレーンの接近を検知した場合、前記移動機構の前記傾動機構が作動し、前記1次コイルを前記2次コイルから離れる方向に移動するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の給電装置の制御方法。
  5. 1次コイル及び2次コイルを利用した非接触給電で、給電設備からリーファコンテナに給電する給電装置であって、
    前記給電装置が、前記給電設備側に前記2次コイルの位置を検出する3次元センサと、移動機構を介して設置した1次コイルを有し、前記リーファコンテナ側に2次コイルを有し、前記移動機構が、前記1次コイルを少なくとも鉛直方向に位置合わせを行う昇降装置と、前記1次コイルを傾動する傾動機構を有しており、前記給電設備と前記リーファコンテナを電気的に接続する場合は、前記3次元センサで前記2次コイルの位置を検出し、検出した前記2次コイルの位置から前記昇降装置の移動距離を決定し、前記1次コイルを前記2次コイルの高さに合わせる制御を行うことを特徴とする給電装置。
  6. 前記移動機構が、鉛直方向に伸縮する昇降用シリンダと、前記昇降用シリンダの上方側面に設置した基材と、前記基材から水平方向に突設して端部に1次コイルを設置したリンク機構と、前記基材と前記1次コイルを接続する傾斜シリンダを有しており、前記昇降用シリンダの摺動により前記1次コイルの鉛直方向の位置合わせを行い、前記傾斜シリンダの摺動により前記リンク機構の変形を行い、前記1次コイルが前記リーファコンテナに接近又は離間する方向に移動可能に構成したことを特徴とする請求項5に記載の給電装置。
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