JP2011202928A - 熱交換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱交換装置は、熱交換室10を有する基体1と、第1熱交換媒体29が流れる第1通路23を有する第1熱交換要素2と、基体1に保持された第2熱交換要素3とを有する。第2熱交換要素3は、熱交換室10内に吐出口34を有する複数の細管32からなる細管群31を有する。細管32は、第2熱交換媒体39を細管32の吐出口34に向けて移動させる。各細管32の吐出口34は、各細管32の吐出口34から吐出された第2熱交換媒体39が第1熱交換要素2に接触し、第1通路23の第1熱交換媒体29と熱交換するように、熱交換室10内に設けられている。
【選択図】 図1
Description
図1〜図4は実施形態1の概念を示す。図1に示すように、熱交換装置は、熱交換室10を有する箱状の基体1と、基体1の熱交換室10の内部に配設された第1熱交換要素2と、基体1に保持された第2熱交換要素3とを有する。第1熱交換要素2は、基体1の熱交換室10の内部に配設された複数の伝熱管21で形成されている。場合によっては、伝熱管21は単数としても良い。伝熱管21は、Uターンする複数の曲成部20をもつ伝熱材料(例えば、銅、鋼系、アルミニウム、アルミニウム系の金属、炭化珪素等の伝熱セラミックス)で形成されたパイプで形成されており、第1熱交換媒体29(例えば冷却水等の液体)を流すパイプ孔で形成された第1通路23を有する。伝熱管21の入口21iおよび出口21pは、基体1の同じ側壁1s側に設けられているが、互いに反対側としても良く、更には他の部位でも良い。
図5は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。図5に示すように、第2熱交換要素3を構成する伝熱管21は、基体1の熱交換室10において複数個併設されている。伝熱管21の1個あたり、複数の細管32の吐出口34は、伝熱管21の外周壁面22の上部において伝熱管21の長さ方向(L方向)に沿って並設されている。このため細管32の吐出口34から吐出された第2熱交換媒体39は、伝熱管21の外周壁面22において広い面積で且つ分散された状態で接触することができる。この結果、細管32の第1熱交換媒体29と伝熱管21の第2熱交換媒体39との熱交換効率を高めることができる。
図6は実施形態3を示す。本実施形態は上記した実施形態と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。図6に示すように、細管32の吐出口34を形成する先端部33は、細管32の先端部33の中心軸線P1に対して角度θ1(θ1は例えば80〜10°の範囲内、70〜20°の範囲内)傾斜させて形成されている。これによりθ1=90°の場合よりも、吐出口34の開口面積が大きめに確保される。この場合、細管32の吐出口34から吐出させた第2熱交換媒体39を広い面積で吐出させ、ひいては、第2熱交換媒体39を広い面積で第2熱交換要素3の伝熱管21の外周壁面22に接触させることができ、熱交換効率を高め得る。細管32の先端部33の突き出し端330は、伝熱管21の外周壁面22に摩擦力で接触し、細管32の外周壁面22に対する位置がずれないように保持されている。突き出し端330は、細管32の先端部33を伝熱管21に摩擦力で保持する保持部として機能できる。
図8は実施形態4を示す。本実施形態は上記した実施形態と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。図8(A)に示す形態によれば、細管32の先端部33の吐出口34は、細管32の先端部33の中心軸線P1に対して角度θ1(θ1<90°)傾斜させて形成されている。更に、細管32の先端部33から延設された保持部として機能する突き出し端330は、伝熱管21の外周壁面22の上部に沿って摩擦力で接触係合し、細管32に対する位置がずれないように保持されている。図8(B)に示す形態によれば、細管32の先端部33から延設された突き出し端330Bは、伝熱管21の外周壁面22に沿って接触されつつ摩擦力で接触し、且つ、位置がずれないように結合部52で固定されて保持されている。結合部52としては、溶接部、半田付け部、接着材硬化部も含む意味である。図8(C)に示す形態によれば、細管32の先端部33から外方に延設された二股状の突き出し端330Cは、伝熱管21の外周壁面22に沿って逆U形状または逆V形状に延設されつつ、摩擦力で接触している。この場合、位置がずれないように結合部52で固定されて保持されていることが好ましい。
図9は実施形態5を示す。本実施形態は上記した実施形態と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。第2熱交換要素3は、基体1の上部壁1uに保持された集合部材30と、熱交換室10内に配置されるように集合部材30から分岐された複数の細管32からなる細管群31とを有する。図9に示すように、各細管32の先端部33に形成されている吐出口34は、伝熱管21の外周壁面22の上方に配置されており、多数の小孔34xで形成されている。1個の小孔34xの内径は細管32の内径よりも遙かに小さく設定されている。この結果、各細管32の吐出口34の小孔34xから吐出された第2熱交換媒体39(一般的には、液相状の水、気液混在状態の水)は、伝熱管21の上方においてシャワー状に吐出され、伝熱管21の外周壁面22に広面積で接触する。これにより、伝熱管21の第1通路23を流れる第1熱交換媒体29(冷却水等の冷媒)を効率よく熱交換させて冷却することができる。
図10は実施形態6に係り、吸収式ヒートポンプシステムの蒸発器112に適用したものであり、前記した実施形態と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有するため、図1〜図9を準用できる。吸収式ヒートポンプシステム(吸収式冷凍機)100は、気相状の水蒸気を冷却部103で冷却させて凝縮させて液相状の凝縮水とする凝縮室102を有する凝縮器101と、図略の吸引装置により低真空状態または高真空状態に維持される蒸発室111をもつと共に冷媒(第1熱交換媒体)を冷却させる蒸発器112と、吸収液を水蒸気(第2熱交換媒体)で希釈させて希釈吸収液とする吸収器130と、希釈吸収液を濃縮させて再生させる再生器132とを有する。
Claims (5)
- 熱交換室を有する基体と、
前記基体の前記熱交換室の内部に配設され第1熱交換媒体が流れる第1通路を有する第1熱交換要素と、
前記基体に保持され前記熱交換室内に位置する吐出口を有する複数の細管からなる細管群を有すると共に、第2熱交換媒体を前記細管の前記吐出口に向けて移動させる第2熱交換要素とを具備しており、
前記細管群を構成する各前記細管の前記吐出口は、各細管の前記吐出口から吐出された前記第2熱交換媒体が前記第1熱交換要素に接触して前記第1通路の前記第1熱交換媒体と熱交換するように、前記熱交換室内に設けられている熱交換装置。 - 請求項1において、前記第2熱交換要素の前記細管群を構成する前記細管の基端部は、前記基体に保持された集合部材に集合されている熱交換装置。
- 請求項1または2において、前記細管の前記吐出口側の先端部は、各前記細管の前記吐出口から吐出された前記第2熱交換媒体が前記第1熱交換要素に接触するように、前記第1熱交換要素に保持されている熱交換装置。
- 請求項1〜3のうちの一項において、前記熱交換室は大気圧未満の低真空状態に維持されており、前記細管の前記吐出口から吐出された少なくとも液相状とされた前記第2熱交換媒体は、前記熱交換室において気化して蒸発潜熱を発生することにより前記第1熱交換要素の前記第1熱交換媒体を吸熱させて熱交換を行う熱交換装置。
- 請求項1〜4のうちの一項において、前記吐出口は、前記第1熱交換要素に対面しつつ、前記細管の先端部の中心軸線に対して角度θ1(θ1<90°)で傾斜している熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010072677A JP2011202928A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010072677A JP2011202928A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 熱交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011202928A true JP2011202928A (ja) | 2011-10-13 |
Family
ID=44879766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010072677A Pending JP2011202928A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011202928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018524537A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-08-30 | ロッキード・マーチン・コーポレイションLockheed Martin Corporation | 流体分配サブアッセンブリを有する蒸発器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06347135A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | Osaka Gas Co Ltd | 吸収式冷凍機 |
JP2004247107A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Kasuga Electric Works Ltd | ノズル型放電電極 |
JP2009150624A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 蒸発器 |
-
2010
- 2010-03-26 JP JP2010072677A patent/JP2011202928A/ja active Pending
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US10670312B2 (en) | 2015-06-10 | 2020-06-02 | Lockheed Martin Corporation | Evaporator having a fluid distribution sub-assembly |
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