JP2003139416A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2003139416A
JP2003139416A JP2001339124A JP2001339124A JP2003139416A JP 2003139416 A JP2003139416 A JP 2003139416A JP 2001339124 A JP2001339124 A JP 2001339124A JP 2001339124 A JP2001339124 A JP 2001339124A JP 2003139416 A JP2003139416 A JP 2003139416A
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JP
Japan
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compressor
suction pipe
pipe
cooler
suction
Prior art date
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JP2001339124A
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English (en)
Inventor
Shinjiro Asakura
新二郎 朝倉
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却装置の冷凍サイクルを構成するサクショ
ンパイプの加熱を向上させ、液冷媒の圧縮機流入やサク
ションパイプの結露の防止および圧縮機の加熱の防止が
できるようにした冷却装置を提供する。 【解決手段】 キャピラリチューブ12をサクションパ
イプ13に半田付け等により密着させ、前記サクション
パイプ13を加熱させるとともに、前記サクションパイ
プ13に、圧縮機9の外周にコイル状に接触させ巻き付
けた巻付部14を形成し、前記圧縮機9の熱を、前記サ
クションパイプ13に導く熱伝導手段を設けたもので、
前記巻付部14の前記圧縮機9との接触部から前記圧縮
機9の熱で前記サクションパイプ13を加熱している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却装置に係わり、
より詳細には、同冷却装置の冷凍サイクルを構成するサ
クションパイプの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却装置の一つである冷蔵庫につ
いて説明する。この種の冷蔵庫には、例えば図1および
図6で示すようなものがある。図において、本体1は外
箱2と、内箱3と、これら両者間に充填された発泡断熱
材4等で構成され、同本体1の底部に機械室8を設け、
同機械室8内に圧縮機9と、同圧縮機9から発生する熱
を放熱する送風機10を配設していた。
【0003】また、前記内箱3内背面に冷却器室5を設
け、同冷却器室5内に冷気を生成する冷却器6と、生成
した冷気を強制循環する送風機7を配設し、前記圧縮機
9の吐出側と前記冷却器6の入口との間に凝縮器を兼ね
た放熱パイプ、キャピラリチューブを順次直列に接続し
て構成した高圧側配管を接続し、前記冷却器6の出口と
前記圧縮機9の吸入側との間に、前記キャピラリチュー
ブを添設するサクションパイプ13を直列に接続して構
成した低圧側配管を接続している。
【0004】図2は、その冷凍サイクルを図に表したも
のであり、圧縮機9、放熱パイプ11、キャピラリチュ
ーブ12、前記冷却器6がサクションパイプ13によっ
て順次連結され環状の閉回路を形成されている。
【0005】上記構成において、前記冷却器6を通過し
た冷媒が前記圧縮機9において圧縮され、高温、高圧の
ガス状冷媒となる。このガス状冷媒が前記放熱パイプ1
1により放熱し、中温、高圧の液状冷媒となる。続い
て、この液状冷媒は前記キャピラリチューブ12により
減圧された後、前記冷却器6を通過しながら蒸発し、低
温、低圧の冷媒ガスとなり、各区画室における熱交換機
能を成している。この後、冷媒はガス状態で前記サクシ
ョンパイプ13を経由し、再び前記圧縮機9に吸入され
ることにより冷凍サイクルを完了するようになってい
た。
【0006】そして、前記キャピラリチューブ12を前
記サクションパイプ13に半田付け等により密着させ、
両者の熱交換によって、前者を冷却し、後者を加熱させ
ていた。特に、液冷媒の圧縮機9流入やサクションパイ
プ13の結露の防止として、前記サクションパイプ13
の加熱は、冷媒の蒸発促進手段として有効である。
【0007】しかしながら、本効果を全うするために
は、前記キャピラリチューブ12と前記サクションパイ
プ13との半田付け等による密着距離を長くする必要が
ある恐れや、更に、前記比容積の大きいハイドロカーボ
ン系等の冷媒使用時は、液冷媒の圧縮機9流入やサクシ
ョンパイプ13の結露現象が起こり易くなるという恐れ
のある問題を有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、冷却装置の冷凍サイクルを構成するサクションパ
イプの加熱を向上させ、液冷媒の圧縮機流入やサクショ
ンパイプの結露の防止および圧縮機の加熱の防止ができ
るようにした冷却装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、圧縮機と、冷却器と、前記圧縮機の吐出
側と前記冷却器の入口間に凝縮器を兼ねた放熱パイプ、
キャピラリチューブ等を接続して構成した高圧側配管を
接続し、前記冷却器の出口と前記圧縮機の吸入側との間
に、前記キャピラリチューブを添設するサクションパイ
プを接続して構成した低圧側配管を接続して用いる冷凍
サイクルを備えた冷却装置において、前記サクションパ
イプを、前記圧縮機の外周に接触させた構成となってい
る。
【0010】前記圧縮機の外周に、前記サクションパイ
プをコイル状に巻き付けた構成となっている。
【0011】前記圧縮機の外壁と前記サクションパイプ
との間に、熱伝導手段を設けた構成となっている。
【0012】前記圧縮機の外周に、前記サクションパイ
プを取り付けるための支持部材を設け、同支持部材で前
記サクションパイプを前記圧縮機の外周に取り付けた構
成となっている。
【0013】圧縮機と、冷却器と、前記圧縮機の吐出側
と前記冷却器の入口間に凝縮器を兼ねた放熱パイプ、キ
ャピラリチューブ等を接続して構成した高圧側配管を接
続し、前記冷却器の出口と前記圧縮機の吸入側との間
に、前記キャピラリチューブを添設するサクションパイ
プを接続して構成した低圧側配管を接続して用いる冷凍
サイクルを備えた冷却装置において、前記サクションパ
イプを、前記圧縮機の内部に貫通させた構成となってい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による冷蔵庫の概略側断面図(A)と、背面斜視図
(B)であり、図2は本発明の冷凍サイクルの構成図で
あり、図3は本発明の第一の実施例の形態を示す背面図
(A)および(B)であり、図4は本発明の第二の実施
例の形態を示す背面図であり、図5は本発明の第三の実
施例の形態を示す背面図である。なお、従来例と同じ部
分の符号は同一とする。
【0015】図において、図1で示すように、本体1は
外箱2と、内箱3と、これら両者間に充填された発泡断
熱材4等で構成され、同本体1の底部に機械室8を設
け、同機械室8内に圧縮機9と、同圧縮機9から発生す
る熱を放熱する送風機10を配設している。
【0016】また、前記内箱3内背面に冷却器室5を設
け、同冷却器室5内に冷気を生成する冷却器6と、生成
した冷気を強制循環する送風機7を配設し、前記圧縮機
9の吐出側と前記冷却器6の入口との間に凝縮器を兼ね
た放熱パイプ、キャピラリチューブを順次直列に接続し
て構成した高圧側配管を接続し、前記冷却器6の出口と
前記圧縮機9の吸入側との間に、前記キャピラリチュー
ブを添設するサクションパイプを直列に接続して構成し
た低圧側配管を接続している。
【0017】図2は、その冷凍サイクルを図に表したも
のであり、圧縮機9、放熱パイプ11、キャピラリチュ
ーブ12、前記冷却器6がサクションパイプ13によっ
て順次連結され環状の閉回路を形成している。
【0018】上記構成において、前記冷却器6を通過し
た冷媒が前記圧縮機9において圧縮され、高温、高圧の
ガス状冷媒となる。このガス状冷媒が前記放熱パイプ1
1により放熱し、中温、高圧の液状冷媒となる。続い
て、この液状冷媒は前記キャピラリチューブ12により
減圧された後、前記冷却器6を通過しながら蒸発し、低
温、低圧の冷媒ガスとなり、各区画室における熱交換機
能を成している。この後、冷媒はガス状態で前記サクシ
ョンパイプ13を経由し、再び前記圧縮機9に吸入され
ることにより冷凍サイクルを完了する。
【0019】そして、前記キャピラリチューブ12を前
記サクションパイプ13に半田付け等により密着させ、
両者の熱交換によって、前者を冷却し、後者を加熱させ
ている。特に、比容積の大きいハイドロカーボン系等の
冷媒使用時は、液冷媒の圧縮機9流入やサクションパイ
プ13の結露現象が起こり易くなる。
【0020】そこで、本発明の第一の実施例は、上記構
成に併せて、図3(A)で示すように、前記サクション
パイプ13に、前記圧縮機9の外周にコイル状に接触さ
せ巻き付けた巻付部14を形成し、同巻付部14の前記
圧縮機9との接触部から前記圧縮機9の熱で前記サクシ
ョンパイプ13を加熱し、冷媒の蒸発促進手段として、
液冷媒の圧縮機9流入や前記サクションパイプ13の結
露を防止している。
【0021】そして、前記サクションパイプ13を、前
記圧縮機9の外周に接触させることにより、両者の熱交
換によって、前記圧縮機9は前記サクションパイプ13
により冷却され、前記圧縮機9の加熱を防止するように
している。
【0022】また、図3(B)で示すように、前記圧縮
機9の外壁に、前記サクションパイプ13をコイル状に
巻き付けた前記巻付部14の接触部をロウ付14aする
ことにより、前記圧縮機9の外壁と前記サクションパイ
プ13との間に、熱伝導手段を設けたもので、前記圧縮
機9と前記サクションパイプ13の密着を強固にし、前
記圧縮機9の熱の前記サクションパイプ13への熱伝導
率をより高めたものである。
【0023】また、本発明の第二の実施例は、図4で示
すように、前記圧縮機9の外周に、前記サクションパイ
プ13を取り付けるための支持部材15を設け、同支持
部材15で前記サクションパイプ13を前記圧縮機9の
外周に取り付けている。
【0024】また、本発明の第三の実施例は、図5で示
すように、前記サクションパイプ13を、前記圧縮機9
の内部に貫通させた貫通部16を設け、前記圧縮機9の
熱で直接に前記サクションパイプ13を加熱している。
【0025】上記構成において、前記キャピラリチュー
ブ12を前記サクションパイプ13に半田付け等により
密着させ、前記サクションパイプ13を加熱するととも
に、前記圧縮機9の熱でも前記サクションパイプ13を
加熱することにより、前記キャピラリチューブ12と前
記サクションパイプ13との半田付け等による密着距離
を長くする必要がある恐れや、更に、前記比容積の大き
いハイドロカーボン系等の冷媒使用時は、液冷媒の圧縮
機9流入やサクションパイプ13の結露現象が起こり易
くなるという恐れのある問題をなくすことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷却装置の冷凍サイクルを構成するサクションパイプの
加熱を向上させ、液冷媒の圧縮機流入やサクションパイ
プの結露の防止および圧縮機の加熱の防止ができるよう
にした冷却装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による冷蔵庫の概略側断面
図(A)と、背面斜視図(B)である。
【図2】本発明および従来例による冷凍サイクルを示す
構成図である。
【図3】本発明の第一の実施例の形態を示す背面図
(A)および(B)である。
【図4】本発明の第二の実施例の形態を示す背面図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施例の形態を示す背面図であ
る。
【図6】従来例を示す背面図である。
【符号の説明】 1 冷蔵庫本体 2 外箱 3 内箱 4 発泡断熱材 5 冷却器室 6 冷却器 7、10 送風機 8 機械室 9 圧縮機 11 放熱パイプ 12 キャピラリチューブ 13 サクションパイプ 14 巻付部 14a ロウ付 15 支持部材 16 貫通部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、冷却器と、前記圧縮機の吐出
    側と前記冷却器の入口間に凝縮器を兼ねた放熱パイプ、
    キャピラリチューブ等を接続して構成した高圧側配管を
    接続し、前記冷却器の出口と前記圧縮機の吸入側との間
    に、前記キャピラリチューブを添設するサクションパイ
    プを接続して構成した低圧側配管を接続して用いる冷凍
    サイクルを備えた冷却装置において、 前記サクションパイプを、前記圧縮機の外周に接触させ
    たことを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機の外周に、前記サクションパ
    イプをコイル状に巻き付けたことを特徴とする請求項1
    記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮機の外壁と前記サクションパイ
    プとの間に、熱伝導手段を設けてなることを特徴とする
    請求項2記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機の外周に、前記サクションパ
    イプを取り付けるための支持部材を設け、同支持部材で
    前記サクションパイプを前記圧縮機の外周に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機と、冷却器と、前記圧縮機の吐出
    側と前記冷却器の入口間に凝縮器を兼ねた放熱パイプ、
    キャピラリチューブ等を接続して構成した高圧側配管を
    接続し、前記冷却器の出口と前記圧縮機の吸入側との間
    に、前記キャピラリチューブを添設するサクションパイ
    プを接続して構成した低圧側配管を接続して用いる冷凍
    サイクルを備えた冷却装置において、 前記サクションパイプを、前記圧縮機の内部に貫通させ
    たことを特徴とする冷却装置。
JP2001339124A 2001-11-05 2001-11-05 冷却装置 Pending JP2003139416A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100876356B1 (ko) 2007-07-05 2008-12-31 주식회사 에이비씨에너지시스템 히트펌프 시스템의 열교환 장치
WO2013045363A1 (en) * 2011-09-27 2013-04-04 Arcelik Anonim Sirketi Heat pump laundry dryer
JP2016200368A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ装置および給湯装置
WO2021117141A1 (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 三菱電機株式会社 ヒートポンプ装置

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WO2013045363A1 (en) * 2011-09-27 2013-04-04 Arcelik Anonim Sirketi Heat pump laundry dryer
JP2016200368A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ装置および給湯装置
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