JP2016200368A - ヒートポンプ装置および給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱の回収効率を高めて、ヒートポンプサイクルの効率を高めることが可能なヒートポンプ装置および給湯装置を提供する。
【解決手段】圧縮機101、水冷媒熱交換器102、膨張弁、蒸発器104、冷媒を循環させる冷媒配管、および蒸発器104と圧縮機101とを接続する吸込配管10の途中に設けられる排熱回収熱交換器106A、を備え、排熱回収熱交換器106Aは、圧縮機101、水冷媒熱交換器102、膨張弁および冷媒流路のいずれかの長手方向に沿う面に対向して配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒートポンプ装置および給湯装置に関する。
低温の水を温水へと加熱するヒートポンプ式の給湯装置では、水を高温に加熱する目的から高い冷媒温度を必要とするため、冷媒を圧縮する圧縮機が高温になる。これにより、圧縮機から、圧縮機が設置されている機械室に多くの熱が放出され、この熱が排熱となって製品外部へと捨てられるという課題があった。
これに対して、従来の給湯装置では、機械室へと放出された圧縮機からの排熱を、圧縮機へと流入する吸込冷媒へと回収することで、圧縮機吐出側の冷媒圧力を低減し、ヒートポンプサイクルの成績係数(COP)を向上する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−92287号公報
特許文献1に記載の従来技術では、圧縮機に流入する吸込冷媒が流通する吸込配管を、高温の空気が滞留しやすい圧縮機の上部、または機械室内部の任意の箇所に配置していた。しかし、吸込配管を圧縮機の上部に配置した場合、吸込配管が伝熱面積の大きい圧縮機の側面領域から離れてしまうため、圧縮機の放熱が吸込配管以外の低温の部品へと容易に伝わってしまう。また、特許文献1に記載の従来技術では、吸込配管を機械室の任意の箇所に配置することを特徴としているが、どの部分に配置した場合に、回収熱量が最大化するかは明示していない。以上のように、従来技術には回収可能な吸熱量に対する吸熱効率に改善の余地がある。
本発明は、放熱の回収効率を高めて、ヒートポンプサイクルの効率を高めることが可能なヒートポンプ装置および給湯装置を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも圧縮装置、液−冷媒熱交換装置、膨張装置、蒸発装置を有してなる冷媒機器類と、前記圧縮装置、前記液−冷媒熱交換装置、前記膨張装置、前記蒸発装置の順で冷媒を循環させる冷媒流路と、前記蒸発装置と前記圧縮装置とを接続する前記冷媒流路の途中に設けられる排熱回収熱交換器と、を備え、前記排熱回収熱交換器は、前記圧縮装置、前記膨張装置、前記液−冷媒熱交換装置および前記冷媒流路のいずれかの長手方向に沿う面に対向して配置されることを特徴とする。
本発明によれば、放熱の回収効率を高めて、ヒートポンプサイクルの効率を高めることが可能なヒートポンプ装置および給湯装置を提供できる。
第1実施形態のヒートポンプユニットを備えた給湯装置を示すシステム概略図である。 第1実施形態のヒートポンプユニット内部の配置図である。 図2のA―A線断面図である。 第1実施形態における排熱回収熱交換器を示す概略図である。 比較例としてのヒートポンプユニットの内部構成図である。 本発明と比較例のそれぞれの効果を示す熱収支の分析結果である。 第1実施形態の効果を示すT−S線図である。 第2実施形態のヒートポンプユニットを備えた給湯装置を示すシステム構成図である。 第2実施形態の効果を表すT−S線図である。 第3実施形態におけるヒートポンプユニット内部の配置図である。 第3実施形態における排熱回収熱交換器の概略図である。 第4実施形態におけるヒートポンプユニット内部の配置図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図面で共通する部材には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。正面背面上下左右の方向については、各図の記載によるものとする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のヒートポンプユニットを備えた給湯装置を示すシステム概略図である。
図1に示すように、給湯装置210Aは、冷水から温水への沸上げ時等に稼動するヒートポンプサイクル100Aを搭載するヒートポンプユニット40A(ヒートポンプ装置)と、沸上げ運転時等に稼動する水側サイクル200および給湯時に稼動する給湯用流路群を搭載する貯湯ユニット41と、を備えて構成されている。
ヒートポンプサイクル100Aは、圧縮機101(圧縮装置)、水冷媒熱交換器102(液−冷媒熱交換装置)、膨張弁103(膨張装置)、蒸発器104(蒸発装置)等の冷媒機器類を備えるとともに、圧縮機101、水冷媒熱交換器102、膨張弁103、蒸発器104の順で冷媒を循環させる冷媒配管110(冷媒流路)を備えて構成されている。
冷媒配管110は、蒸発器104と圧縮機101とを接続する吸込配管10と、圧縮機101と水冷媒熱交換器102とを接続する吐出配管11と、水冷媒熱交換器102と膨張弁103とを接続する膨張弁入口配管12と、膨張弁103と蒸発器104とを接続する膨張弁出口配管13と、を備えて構成されている。
水側サイクル200は、貯湯容器201、沸上げ用循環ポンプ202、水冷媒熱交換器102等の水側機器類を備えるとともに、これらを環状に接続する循環流路206を備えて構成されている。
貯湯ユニット41の給湯用流路群は、水道管204、貯湯容器201、給湯口203を直列に接続した流路と、水道管204と給湯口203の入口とを直結したバイパス流路205と、を備えて構成されている。
本実施形態では、ヒートポンプサイクル100AにCO(二酸化炭素)冷媒であるR744を封入し、水側サイクル200に水を満たしているが、冷媒はR744に限定されるものではなく、R410AやR32など目的に応じて様々なものが選択可能である。ちなみに、CO冷媒を使用することで、超臨界で使用する場合に、ヒートポンプサイクルの効率をより高めることが可能になる。
また、本実施形態では、貯湯容器201内に溜めた水を水冷媒熱交換器102で加熱して給湯口203から給湯する場合を冷媒に挙げて説明するが、このような給湯装置に限定されるものではなく、貯湯容器201内に溜めた熱媒体(流体、液体)を液−冷媒熱交換器で加熱し、別の熱交換器(水−熱媒体熱交換器)を介して、加熱された熱媒体で水道水を加熱してから給湯口203から給湯する給湯装置に適用してもよい。
図2は、第1実施形態のヒートポンプユニット内部の配置図である。なお、図2は、ヒートポンプユニット40Aを上面から見た配置を示している。
図2に示すように、ヒートポンプユニット40Aは、仕切板22によって機械室20と風路空間27とに区画されている。圧縮機101から膨張弁103(図1参照)までの冷媒配管110(冷媒流路)、圧縮機101、膨張弁103、水冷媒熱交換器102のすべてが機械室(1つの区画)内に配置されている。
風路空間27には、蒸発器104と軸流ファン107が配置されている。蒸発器104は、L字型に構成され、後面と左側面に位置している。軸流ファン107は、背面側の蒸発器104の前方に位置している。
機械室20は、仕切板22と外板23(側板と底板を含む)と外板蓋24(図3参照)とで囲まれた空間である。また、機械室20の内部には、ヒートポンプサイクル100Aを構成する種々の要素部品(冷媒機器類)が配置されるが、図2では代表的なものとして圧縮機101、水冷媒熱交換器102、吸込配管10、排熱回収熱交換器106Aを記載した。ここで、圧縮機101は、振動音が外部へと伝わるのを抑制することを目的として、防音側面カバー31および防音上面カバー32の素材で覆われている。
吸込配管10は、排熱回収熱交換器106Aを経由した後、圧縮機101に接続されている。なお、図2では説明のために省略したが、機械室20には他にも膨張弁103や各種配管が設置されている。
図3は、図2のA−A線断面図である。
図3に示すように、ヒートポンプユニット40Aは、外板23と外板蓋24で閉じられた機械室20を有し、この機械室20の上部にはヒートポンプユニット40Aの駆動に必要な電気回路が保管されている電気品収納箱25が設置されている。
排熱回収熱交換器106Aは、並列した複数本(例えば、8本)の流路から成る受熱配管1Aで構成された伝熱部を有している。この受熱配管1Aは、圧縮機101の側面を覆う防音側面カバー31の側面に位置している。また、受熱配管1Aの一部は、圧縮機101内に設けられた圧縮機モータ部30の側面領域に配置されている。
受熱配管1Aは、流路分岐部(ヘッド部)3Aと流路合流部(ヘッド部)4Aとを有している。1本の吸込配管10は、流路分岐部3Aによって並列した8本の管部1aに分岐し、流路合流部4Aによって8本の管部1aが1つに合流する。流路分岐部3Aおよび流路合流部4Aは、鉛直方向(圧縮機101の長手方向)に延在する縦管3a,4aを有している。
また、流路分岐部3Aの冷媒流入部3a1は、流路分岐部3A(縦管3a)の鉛直方向の上端に位置している。流路合流部4Aの冷媒流出部4a1は、流路合流部4A(縦管4a)の鉛直方向の下端に位置している。これにより、冷媒とともに流れる潤滑油が管部1aに溜まって冷媒の流れが阻害されるのを防止できる。
また、受熱配管1Aは、冷媒の入口側(流路分岐部3A)から出口側(流路合流部4A)に向かって流路が下方に向かうように水平方向に対してθaだけ傾いている。これにより、受熱配管1A(管部1a)の表面が結露して、凝縮水が付着したときに、この凝縮水が重力(自重)の影響で管部1aに沿って流れることで、凝縮水を除去できる。
圧縮機101は、例えば、円筒形状のチャンバを有するものであり、内部に圧縮部(不図示)および圧縮機モータ部30を備えたものである。排熱回収熱交換器106Aは、圧縮機101の側面101a(長手方向に沿う面)に対向して配置されている。なお、圧縮機101の圧縮方式は、長手方向に沿う面を備え、その面から放出される熱で吸込配管10内を通る冷媒を加熱できるものであれば、特に限定されるものではない。
水冷媒熱交換器102は、例えば、円柱形状を呈するものであり、外側に冷媒が通流するらせん状の流路が構成され、その内側に貯湯容器201(図1参照)内の水が通流するらせん状の流路が構成されている。また、水冷媒熱交換器102は、複数本を並べて配置すること(図2参照)によって構成されている。なお、図3に示す水冷媒熱交換器102は、一例であって、水と冷媒との間で熱交換を行うことができるものではあれば、本実施形態に限定されるものではなく、プレート式など他の方式の液−冷媒熱交換器を適用することができる。
図4は、第1実施形態における排熱回収熱交換器を示す概略図である。
図4に示すように、吸込配管10は、流路分岐部3Aを経て8本の並行する断面円形の管部1a(管状流路)を備え、各管部1aが防音側面カバー31の周上を略半周通過した後、流路合流部4Aにて再度合流するように構成されている。ここで、各管部1aは、防音側面カバー31の周面の曲率と略同一の曲率を持つ湾曲構造であり、これにより防音側面カバー31と各管部1aとが密着するようになっている。なお、管部1aの断面を半円状にして、防音側面カバー31の表面との接触面積を断面円形の管部1aの場合よりも大きくするように構成してもよい。
次に、第1実施形態におけるシステムの動作について主に図1を参照して説明する。
冷媒(CO)は、圧縮機101で圧縮されて高温−高圧状態になった後、水冷媒熱交換器102にて、貯湯容器201の下部から沸上げ用循環ポンプ202によって送られてきた冷水に熱を伝え、温水へと加熱する代わりに自身の熱を失う。そして、冷媒は、膨張弁103を通過することで低温−低圧状態の気液二相流になった後、蒸発器104にて軸流ファン107によって送られた空気から熱を受け取り蒸発する。最後に、蒸発器104から流出した冷媒は、排熱回収熱交換器106Aにて機械室20(圧縮機101)から熱を回収した後、再び圧縮機101に流入する。なお、水冷媒熱交換器102では、水と冷媒は対向する方向に流通し、被加熱後の温水は貯湯容器201の上部に戻される。
給湯装置210Aでは、給湯時において、貯湯容器201の上部から供給される温水と、水道管204からバイパス流路205を通って供給される水道水とが、混合弁(図示省略)によって混合された後、給湯口203から出湯される。
次にヒートポンプユニット40A内の動作について説明する。ヒートポンプサイクル100Aを駆動した場合、軸流ファン107が回転することで、蒸発器104から軸流ファン107に向かって外気が流入し、風路空間27において空気の流れが発生する。ここで機械室20と風路空間27は仕切板22で区切られているため、機械室20には空気はほぼ流入しない。
機械室20では、圧縮機101が冷媒を高温・高圧に圧縮するために、圧縮機101の外壁温度が約90℃まで上昇し、冷媒に伝え切れなかった熱が排熱となって機械室20へ放熱する。これにより、防音側面カバー31は約40℃、機械室20は約30℃程度となる。これに対して、排熱回収熱交換器106Aに流入する前の吸込配管10の冷媒温度は約3℃であるため、機械室20に対して約27℃、防音側面カバー31に対して約37℃の温度差となっている。
吸込配管10から排熱回収熱交換器106Aへと流入した冷媒は、流路分岐部3Aを経て8本の並列する管部1aへと流入し、機械室20の空気および防音側面カバー31と熱交換を行う。ここで受熱配管1Aは複数に分岐しているため、冷媒の圧力損失を低く抑えつつ熱を得ることができる。また、冷媒は、流路分岐部3Aの上方から流入し、受熱配管1Aの管部1aを下った後、流路合流部4Aの下方から流出するため(図3および図4参照)、特定の流路(特定の管部1a)内に圧縮機101用の潤滑油の滞留や詰まりが発生することがなく、安定した吸熱効果が得られる。
また、受熱配管1A(各管部1a)は、防音側面カバー31と接触しているため、圧縮機101の防音性を保ちつつ、圧縮機101から放出される熱を回収する。さらに、受熱配管1Aの一部は、圧縮機101における吐出冷媒と同等の温度に達する圧縮機モータ部30の側面領域に配置されているため(図3参照)、圧縮機モータ部30の排熱を効果的に回収でき、圧縮機101のモータ温度の低減によるモータ効率の向上を図ることが可能になる。
前記した経過を経ることで、排熱回収熱交換器106Aにおいて、吸込冷媒の温度が約3℃から約10℃まで上昇した後、圧縮機101へと再度流入する。
ところで、機械室20に元々存在していた空気や、機械室20と外板23との隙間からわずかに流入した空気の湿度が高い場合には、吸込配管10および受熱配管1Aの表面にて水分の凝縮が発生する。本実施形態では、図3および図4に示すように、受熱配管1Aの管部1aが水平方向に対して角度θa傾けて配置されているため、凝縮した水分が、管部1aの外表面を伝って斜め下方に向けて流れ、そして各管部1aの下端において流路合流部4Aの外表面に沿って鉛直方向下方に向けて流れ落ちるようになっている。このように、受熱配管1Aが傾斜した管部1aを備えることで、凝縮した水分が落下し易くなっている。これにより、受熱配管1Aの表面で絶えず空気中の水分を凝縮させる(凝縮を繰り返す)ことができるため、この際発生する凝縮熱による吸込冷媒の加熱効果も加わり、管部1aを水平方向に配置する場合よりも熱回収量を向上できる。
次に本実施形態における効果について、比較例(従来技術)としての排熱回収熱交換器306を備えたヒートポンプユニット(図5参照)を参照して説明する。図5は、比較例としてのヒートポンプユニットの内部構成図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図5に示すように、比較例としての排熱回収熱交換器306は、圧縮機101の上部に配置され、フィン群301を受熱配管302が貫通する構成となっている。なお、比較例における水冷媒熱交換器307は機械室20に無く、風路空間27の下部に置かれた構造となっている。
図6は、本実施形態と比較例のそれぞれの効果を示す熱収支の分析結果である。
図6において、「伝熱部なし」は、排熱回収熱交換器106A,306が無い場合であり、「条件1」は、排熱回収熱交換器306を備えた場合(従来技術の場合)の機械室の熱収支の計算結果を示す。「条件2」、「条件3」および「条件4」は、本実施形態に対応するものであり、機械室20の熱収支の計算結果を示す。「条件2」は、排熱回収熱交換器106A1(106A)を、圧縮機101を覆う防音側面カバー31の側面から側方に離した場合である。「条件3」は、第1実施形態に対応するものであり、排熱回収熱交換器106Aを、圧縮機101を覆う防音側面カバー31の側面に接触させた場合である。「条件4」は、排熱回収熱交換器106A2(106A)を、圧縮機101の側面101aに直接に接触させた場合である。なお、図6の計算結果では、同一管径、同一配管長の円管を排熱回収熱交換器106A,306としている。
まず、伝熱部が無い、すなわち排熱回収熱交換器106Aが存在しない場合、機械室20の熱は、約20%が吸込冷媒に供給されるものの(図6(a)参照)、残りの約80%は外気や他の要素部品へと伝わることがわかる(図6(b),(c)参照)。言い換えれば、吸熱効率は、約20%であることを意味している。
次に、従来技術に代表されるような、機械室20の上部に排熱回収熱交換器306を配置した場合(条件1)、「伝熱部なし」の場合に比べて吸込冷媒の受ける熱量比は増加するものの、吸熱効率は30%程度に留まっている。
前記した「伝熱部なし」および「条件1」に対して、排熱回収熱交換器106Aを圧縮機101の側面に対向するように配置した本実施形態では、排熱回収熱交換器106Aを防音側面カバー31の側面から離して配置した場合(条件2)、防音側面カバー31に接触させて配置した場合(条件3)、そして圧縮機101に直接接触させて配置した場合(条件4)、圧縮機101に近づくほど吸込冷媒の受ける熱量比は増加する。それぞれの吸熱効率は約60%、約70%、約80%と従来技術(条件1)の2倍以上となり、吸熱効率が向上することがわかる。
図7は、第1実施形態の効果を示すT−S線図である。図7は、従来技術(図5、図6の条件1参照)と本実施形態(図6の条件3)のそれぞれに対する、ヒートポンプサイクル100Aのサイクル線図を示す。図7の横軸は冷媒の比エンタルピ、縦軸は冷媒温度である。また、図中のAは蒸発器104の出口、Bは圧縮機101の入口、Cは圧縮機101の出口、Dは水冷媒熱交換器102の出口(膨張弁103の入口)、Eは蒸発器104の入口(膨張弁103の出口)であり、図中の「○」が従来技術、「●」が本実施形態を示している。
図7に示すように、本実施形態のヒートポンプユニット40Aを搭載することで、従来技術(図6の条件1)に比べて、蒸発器104の出口から圧縮機101の入口までの温度上昇幅がΔT1からΔT2に増加する。これにより、水冷媒熱交換器102で同じ加熱能力を得るための圧縮機101の冷媒吐出条件が変化し、従来技術に比べて圧縮機101の吐出温度がΔT3増加する替わりに圧縮機101の吐出圧力がΔPだけ低下する。この結果、圧縮前後の差圧が縮まり、圧縮動力の低減によってヒートポンプサイクル100AのCOPが向上する。
なお、本実施形態では、圧縮機101の防音側面カバー31に受熱配管1Aを接触させた場合について説明したが、計算結果に示すとおり、圧縮機101に受熱配管1Aを直接接触させた場合(図6の条件4)や、受熱配管1Aを防音側面カバー31に対して離して配置した場合(図6の条件2)についても、従来技術に比べてCOP向上の効果が得られる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のヒートポンプユニット40Bについて、図8および図9を参照して説明する。図8は、第2実施形態のヒートポンプユニットを備えた給湯装置を示すシステム構成図、図9は、第2実施形態の効果を表すT−S線図である。なお、図8において、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する(その他の実施形態についても同様)。
図8に示すように、第2実施形態の給湯装置210Bは、第1実施形態に対して、膨張弁入口配管12と吸込配管10とを接触させた内部熱交換器105(内部熱交換装置)が付加されたヒートポンプユニット40B(ヒートポンプ装置)と、沸上げ運転時等に稼動する水側サイクル200および給湯時に稼動する給湯用流路群を搭載する貯湯ユニット41と、を備えて構成されている。
図9は第1実施形態と第2実施形態とを比較したサイクル図であり、横軸が冷媒の比エンタルピ、縦軸が冷媒温度を示している。また、図中の「A1」は蒸発器104の出口、「A2」は内部熱交換器105の出口、「B」は圧縮機101の入口、「C」は圧縮機101の出口、「D1」は水冷媒熱交換器102の出口、「D2」は膨張弁103の入口、「E」は蒸発器104の入口を示し、図中の「○」が第1実施形態、「●」が第2実施形態の結果を示している。
図9に示すように、第1実施形態のヒートポンプサイクル100Aでは、排熱回収熱交換器106Aによって冷媒温度をΔT2上昇させた後、圧縮機101へと流入させている。これに対して、第2実施形態のヒートポンプサイクル100Bでは、蒸発器104の出口冷媒を、内部熱交換器105において水冷媒熱交換器102の出口冷媒によってΔT4だけ加熱した後、さらに排熱回収熱交換器106AによってΔT5上昇させている。
一般的に水冷媒熱交換器102の出口冷媒の温度は、機械室20や圧縮機101の温度よりも低い。そのため、熱源温度がより高い機械室20や圧縮機101の排熱については、水冷媒熱交換器102の出口冷媒で加熱した後の冷媒の加熱に用いることで、効率的に圧縮機101の吸込温度を上昇させることができ、結果として圧縮機101の吐出圧力の低減効果を高めることができる。つまり、吸込配管10の冷媒を、先に内部熱交換器105で加熱し、その後で排熱回収熱交換器106Aで加熱することで、効率的に圧縮機101の吸込温度を上昇させることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のヒートポンプユニット40C(ヒートポンプ装置)について、図10および図11を参照して説明する。図10は、第3実施形態におけるヒートポンプユニット内部の配置図、図11は、第3実施形態における排熱回収熱交換器の概略図である。
図10に示すように、第3実施形態のヒートポンプユニット40C(ヒートポンプ装置)は、第1実施形態の排熱回収熱交換器106Aに替えて排熱回収熱交換器106Bとし、圧縮機101から排熱回収熱交換器106Bにかけての上部に機械室カバー21(覆い部材)を追加した構成である。
排熱回収熱交換器106Bは、圧縮機101の側面101a(長手方向に沿う面)に対向して配置されている。機械室カバー21は、機械室20内の、圧縮機101、排熱回収熱交換器106B、水冷媒熱交換器102、および圧縮機101から膨張弁103までの冷媒配管110の上部を覆うものである。なお、圧縮機101と排熱回収熱交換器106Bの上部に位置する機械室カバー21の上面21aは、圧縮機101の上部および排熱回収熱交換器106Bの上部に近い位置に配置されている。
図11に示すように、排熱回収熱交換器106Bは、アルミニウムや銅などの金属製の板状のフィンを厚み方向に複数枚並べて構成されるフィン群2と、このフィン群2を貫通する受熱配管1Bと、を備えて構成されている。また、第1実施形態と同様に、受熱配管1Bは、流路分岐部3Bと流路合流部4Bとを備え、流路分岐部3Bによって14本の管部1aに分岐した後、14本の管部1aが流路合流部4Bによって合流し、圧縮機101に接続されている。
また、流路分岐部3Bの冷媒流入部3a1は、流路分岐部3B(縦管3a)の鉛直方向の上端に位置している。流路合流部4Bの冷媒流出部4a1は、流路合流部4B(縦管4a)の鉛直方向の下端に位置している。これにより、冷媒とともに流れる潤滑油が管部1aに溜まって冷媒の流れが阻害されるのを防止できる。
第3実施形態では、第2実施形態に比べて、圧縮機101から得られる熱は少ないものの、機械室20の空気と吸込配管10との伝熱面積を拡大するようにフィン群2(排熱回収熱交換器106B)を設けているため、熱伝達率の低い機械室20の空気との熱交換効率が高まり、圧縮機101以外の部品から放出された排熱から効率的に熱を得ることができる。また、排熱回収熱交換器106Bから圧縮機101までの上部において機械室カバー21で覆いをすることにより、圧縮機101からの排熱が機械室20の上部へと上昇することが抑制されるため、圧縮機101または防音側面カバー31に排熱回収熱交換器106Bを直接接触させずとも、圧縮機101からの排熱を得ることができる。
また、第3実施形態では、フィン群2と、このフィン群2を貫通する受熱配管1Bとで構成したので、蒸発器104と同様な構成にできるので、製造が容易である。
なお、第3実施形態では、機械室20の空気からの受熱を主眼においた構成となっているため、排熱回収熱交換器106Bと圧縮機101または防音側面カバー31とを非接触としたが、これらを接触させた場合においても吸込冷媒の加熱効果が得られる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態のヒートポンプユニット40D(ヒートポンプ装置)については、図12を参照して説明する。図12は、第4実施形態におけるヒートポンプユニット内部の配置図である。
図12に示すように、第4実施形態は、第3実施形態に対して高温の要素部品を機械室カバー21A内の高温部品空間26(高温空間)に集めた点が異なっている。具体的には、圧縮機101、吐出配管11、水冷媒熱交換器102、膨張弁入口配管12、内部熱交換器105、膨張弁103、吸込配管10および排熱回収熱交換器106Bが機械室カバー21Aによって密閉された高温部品空間26に配置されている。
機械室カバー21Aは、高温部品空間26の上部を密閉する上カバー21bを備えている。これにより、高温部品空間26と電気品収納箱25が配置される上部空間とが区画されている。
このように、第4実施形態では、排熱回収熱交換器106Bを十分に大きくした場合、吸込冷媒に対して、高温部品空間26の全ての要素が高温となるため、排熱回収熱交換器106Bが得る熱量が最大化する。よって、吸熱効率がさらに向上し、結果的にCOPをさらに向上することができる。なお、第4実施形態では、すべての高温の要素部品を高温部品空間26に集めたが、必ずしも全てを集める必要はなく、任意に選択可能である。
以上説明したように、前記した各実施形態では、従来技術(図5参照)に比べてより多くの機械室20の熱を吸込冷媒へと回収することができるため、吸熱効率が向上し、結果的にCOPを向上することができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々変更できる。前記した実施形態では、2種類の排熱回収熱交換器106A,106Bを示して説明したが、熱交換器の形状を限定するものではなく、フィンで圧縮機101を覆うように構成するなど、目的に応じて様々なものが選択できる。
また、第1実施形態の排熱回収熱交換器106Aでは、圧縮機101(防音側面カバー31)の周囲に半周状に受熱配管1Aを設けた場合を例に挙げて説明したが、分岐部や合流部を設けずに、1本の受熱配管で圧縮機101の側面に対向する位置において上部から下部に向けてらせん状に配置する構成であってもよく、また分岐部と合流部を設けて、らせん状に配置する構成であってもよい。また、図4に記載の排熱回収熱交換器106Aを2つ組み合わせて、圧縮機101(防音側面カバー31)の側面に対向する全周に設ける構成であってもよい。
また、前記した実施形態では、圧縮機101の側面に対向する位置に排熱回収熱交換器106Aを配置した場合を例に挙げて説明したが、水冷媒熱交換器102の側面102a(長手方向(図3の上下方向)に沿う面)に対向して排熱回収熱交換器106A,106Bを配置する構成であってもよい。また、膨張弁103の長手方向に沿う面に対向する側に、排熱回収熱交換器106A,106Bを配置する構成であってもよい。
1A,1B 受熱配管
1a 管部(流路)
2 フィン群
2a 板状のフィン
3A,3B 流路分岐部(分岐部)
3a 縦管
3a1 冷媒流入部
4A,4B 流路合流部(合流部)
4a 縦管
4a1 冷媒流出部
10 吸込配管
11 吐出配管
12 膨張弁入口配管
13 膨張弁出口配管
20 機械室
21,21A 機械室カバー
22 仕切板
23 外板
24 外板蓋
25 電気品収納箱
26 高温部品空間(高温空間)
27 風路空間
30 圧縮機モータ部
31 防音側面カバー(圧縮装置を覆う素材)
32 防音上面カバー(圧縮装置を覆う素材)
40A,40B,40C,40D ヒートポンプユニット(ヒートポンプ装置)
41 貯湯ユニット
100A,100B ヒートポンプサイクル
101 圧縮機(圧縮装置)
101a 側面(長手方向に沿う面)
102 水冷媒熱交換器(液−冷媒熱交換装置)
103 膨張弁(膨張装置)
104 蒸発器(蒸発装置)
105 内部熱交換器(内部熱交換装置)
110 冷媒配管(冷媒流路)
106A,106B 排熱回収熱交換器
107 軸流ファン
200 水側サイクル
201 貯湯容器
202 沸上げ用循環ポンプ
203 給湯口
204 水道管
205 バイパス流路
206 循環流路
210A,210B 給湯装置
301 フィン群(従来技術)
302 受熱配管(従来技術)
306 排熱回収熱交換器(従来技術)
307 水冷媒熱交換器(従来技術)

Claims (13)

  1. 少なくとも圧縮装置、液−冷媒熱交換装置、膨張装置、蒸発装置を有してなる冷媒機器類と、
    前記圧縮装置、前記液−冷媒熱交換装置、前記膨張装置、前記蒸発装置の順で冷媒を循環させる冷媒流路と、
    前記蒸発装置と前記圧縮装置とを接続する前記冷媒流路の途中に設けられる排熱回収熱交換器と、を備え、
    前記排熱回収熱交換器は、前記圧縮装置、前記膨張装置、前記液−冷媒熱交換装置および前記冷媒流路のいずれかの長手方向に沿う面に対向して配置されることを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. 前記長手方向に沿う面は、前記圧縮装置の側面であることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 前記排熱回収熱交換器は、前記圧縮装置を覆う素材の表面に接触していることを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ装置
  4. 前記排熱回収熱交換器は、前記圧縮装置の側面に直接接触していることを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ装置。
  5. 前記排熱回収熱交換器は、管状流路によって構成され、
    前記管状流路は、水平方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ装置。
  6. 前記圧縮装置から前記膨張装置までの前記冷媒流路、前記圧縮装置、前記膨張装置、前記液−冷媒熱交換装置の一部またはすべてを1つの区画内に配置し、
    前記冷媒流路、前記圧縮装置、前記膨張装置、前記液−冷媒熱交換装置の上部に覆い部材を設けることで高温空間を形成し、前記排熱回収熱交換器を前記高温空間に配置したことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  7. 前記覆い部材は、前記高温空間の上部を密閉していることを特徴とする請求項6に記載のヒートポンプ装置。
  8. 前記排熱回収熱交換器は、冷媒が流通する管状流路と、複数の板状のフィンを並べてなるフィン群と、を備え、前記管状流路が前記フィン群を貫通するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  9. 前記排熱回収熱交換器は、冷媒を分流させる分岐部と、冷媒を合流させる合流部とを備え、
    前記分岐部と前記合流部との間は、複数の並行する流路で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ装置。
  10. 前記排熱回収熱交換器は、鉛直方向上端に冷媒が流入する冷媒流入部と、鉛直方向下端に冷媒が流出する冷媒流出部と、を備えることを特徴とする請求項9に記載のヒートポンプ装置。
  11. 前記液−冷媒熱交換装置と前記蒸発装置との間の前記冷媒流路と、前記蒸発装置と前記排熱回収熱交換器との間の前記冷媒流路との間で熱交換を行う内部熱交換装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  12. 前記冷媒は、二酸化炭素であることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置と、前記ヒートポンプ装置で加熱された液を蓄える貯湯容器と、を備えることを特徴とする給湯装置。
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