JP2009074701A - 空気調和機用室外機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

空気調和機用室外機ユニットおよび空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】ラジエータの放熱能力を増加させ、ラジエータの放熱面積を小さくし、ラジエータのサイズの小型化を図るのに有利な空気調和機用室外機ユニットおよび空気調和機を提供する。
【解決手段】室外機ユニット10は、圧縮機200と、圧縮機200で圧縮された冷媒を凝縮させる第1凝縮器310および第2凝縮器320と、圧縮機200を駆動させる駆動源400と、ラジエータ500と、送風要素600とをもつ。第1空気流W1は第1凝縮器310と熱交換する。第2空気流W2は第2凝縮器320と熱交換する。ラジエータ500は、第1凝縮器310と第2凝縮器320との間に配置されており、第1空気流W1および第2空気流W2の双方と接触して熱交換可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機用室外機ユニットおよび空気調和機に関する。
空気調和機は、冷媒を圧縮させる圧縮工程と圧縮された冷媒を凝縮させて液化を進行させる凝縮工程とを実施する室外機ユニットと、凝縮工程を経た冷媒を蒸発させて吸熱作用を行う蒸発工程を実施する室内機ユニットとを備えている。室外機ユニットは、冷媒を圧縮させる圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出すると共に互いに対向する第1凝縮器および第2凝縮器と、圧縮機を駆動させるエンジンと、エンジンを冷却する冷却水が流れ冷却水の熱を放出させるラジエータと、空気流を生成して排出口から排出する送風ファンと、基部とを備えている(特許文献1)。このものによれば、ラジエータは第1ラジエータと第2ラジエータとで形成されており、第1ラジエータは第1凝縮器に取り付けられ、第2ラジエータは第2凝縮器に取り付けられている。
また、空調用の冷媒が流れる冷媒管路の配列中に、エンジン冷却水が流れるラジエータ機能を有する冷却水管路を配置した室外熱交換機が設けられている空気調和機が知られている(特許文献2)。
また、図8に示すように、空調用の冷媒を凝縮させる第1凝縮器31Xおよび第2凝縮器32Xをファン6Xの両側に配置させると共に、第1凝縮器31Xと第1ラジエータ51Xとを並設させると共に、第2凝縮器32Xと第2ラジエータ52Xとを並設させる構造を有する空気調和機用室外機ユニットが知られている。このものによれば、ファン6Xが回転駆動すると、第1空気流が第1凝縮器31Xおよび第1ラジエータ51Xを通過すると共に、第2空気流が第2凝縮器31Xおよび第2ラジエータ51Xを通過する。
特開2000−28219号公報 特開2001−41502号公報
上記した技術によれば、ラジエータの放熱能力の更なる向上が要請されている。ラジエータの放熱能力が向上すれば、ラジエータのサイズの小型化が図られる。しかしながらラジエータの放熱能力の向上、ラジエータの小型化には限界があった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、ラジエータの放熱能力の向上を図り得、ラジエータのサイズの小型化に有利な空気調和機用室外機ユニットおよび空気調和機を提供することを課題とする。
(1)様相1に係る空気調和機用室外機ユニットは、排気口を備える基部と、基部に配設され、冷媒を圧縮させる圧縮機と、基部に配設され、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出すると共に互いに対向する第1凝縮器および第2凝縮器と、基部に配設され、圧縮機を駆動させる駆動源と、基部に配設され、駆動源を冷却する冷却液が流れ冷却液の熱を放出させるラジエータと、基部に配設され、第1凝縮器と熱交換する第1空気流と、第2凝縮器と熱交換する第2空気流とを生成し、且つ、第1空気流および第2空気流を合流させて排出口から排出する送風要素とを具備しており、
ラジエータは、基部において第1凝縮器と第2凝縮器との間に配置されており、第1空気流および第2空気流の双方と接触して熱交換可能であることを特徴とする。第1凝縮器および第2凝縮器は、空調運転時において冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出させるものをいい、冷房運転時における凝縮器、暖房式における凝縮器のうちのいずれでも良い。
(2)様相2に係る空気調和機用室外機ユニットは、冷媒を圧縮させる圧縮工程と圧縮された冷媒を凝縮させて液化を進行させる凝縮工程とを実施する室外機ユニットと、凝縮工程を経た冷媒を蒸発させて吸熱作用を行う蒸発工程を実施する室内機ユニットとを具備する空気調和機において、室外機ユニットは、上記した様相に係る室外機ユニットで構成されていることを特徴とする。
(3)様相1,2によれば、基部は排出口を備えており、第1凝縮器および第2凝縮器、駆動源、ラジエータ、送風要素を搭載する。駆動源は圧縮機を駆動させるものであり、エンジン、モータが例示される。第1凝縮器および第2凝縮器は、基部において、互いに対向するように配置されており、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出し、冷媒の液化を進行させる。ラジエータはエンジン等の駆動源を冷却する冷却液が流れ、冷却液の温度を放出させ、これによりエンジン等の駆動源の過熱を防止する。冷却液としては冷却水、冷却油が例示される。送風要素は、第1凝縮器と熱交換する第1空気流を生成させると共に、第2凝縮器と熱交換する第2空気流を生成させる。これにより第1凝縮器および第2凝縮器における凝縮作用が確保される。送風要素により生成される第1空気流および第2空気流は、基部の内部において合流し、基部の排出口から外方に排出される。送風要素は、第1空気流および第2空気流を生成できるものであれば何でも良く、ファン、ブロアが例示される。
本様相によれば、ラジエータは、基部において第1凝縮器と第2凝縮器との間に配置されている。第1空気流および第2空気流の流れ方向において、ラジエータは、第1凝縮器および第2凝縮器の下流に位置し且つ排出口の上流に位置する。ラジエータは、第1空気流および第2空気流の双方に接触し、第1空気流および第2空気流の双方と熱交換可能である。このように第1空気流の風量および第2空気流の風量の双方をラジエータは受ける。このことから、ラジエータを通過する空気の風速が増加し、ラジエータの放熱能力が増加する。このためラジエータの放熱面積を小さくし、ラジエータの小型化を図ることができる。
本様相によれば次の形態が採用できる。
・断面において、ラジエータは、第1凝縮器の中央と第2凝縮器の中央とを仮想的に繋ぐ仮想線に沿って寝かせた状態で基部の排出口の下方に配置されている(請求項2)。この場合、ラジエータは、基部において第1凝縮器と第2凝縮器との間に配置されている。ラジエータは、第1空気流および第2空気流の双方に接触し易くなり、第1空気流および第2空気流の双方と熱交換可能となる。ここで、『ラジエータが仮想線に沿って配置されている』とは、仮想線に対してラジエータが平行に配置されている形態のほかに、当該仮想線に対してラジエータが角度θ1傾斜して配置されている形態を含む。角度θ1は30度以内、20度以内にでき、例えば0.5〜30度にできる。
・ラジエータは第1凝縮器および第2凝縮器から分離されている(請求項3)。この場合、ラジエータと第1凝縮器との間における熱伝達、ラジエータと第2凝縮器との間における熱伝達が抑えられる。従ってラジエータと第1凝縮器とを個別に冷却でき、ラジエータと第2凝縮器とを個別に冷却できる。この場合、ラジエータの放熱による影響を第1凝縮器および第2凝縮器が受けにくくなり、第1凝縮器および第2凝縮器における凝縮効率が確保される。ラジエータからみれば、第1凝縮器および第2凝縮器の放熱による影響をラジエータが受けにくくなる。この場合、ラジエータの放熱効率が確保される。
・基部は、第1凝縮器と熱交換する第1空気流をラジエータに案内する第1案内部材と、第2凝縮器と熱交換する第2空気流をラジエータに案内する第2案内部材とを備えている(請求項4)。この場合、第1空気流および第2空気流の双方はラジエータに接触し易くなり、ラジエータが第1空気流および第2空気流の双方と熱交換する確率が高くなり、ラジエータのサイズの小型化に貢献できる。
・基部は、送風要素を排出口に対面させて搭載する搭載フレームを備えており、搭載フレームは排出口に対向する位置にラジエータを搭載している(請求項5)。この場合、第1空気流および第2空気流の双方は合流して排出口から排出される。ラジエータは排出口に対向する位置に搭載されているため、ラジエータは第1空気流および第2空気流の双方と接触して熱交換する確率が高くなる。
・基部は、ラジエータと熱交換しない空気流に通過抵抗を与える通風抵抗体を備えている(請求項6)。この場合、ラジエータと熱交換しない空気流の流れが通風抵抗体により妨げられる。従って、ラジエータと熱交換しない空気流の風量が減少する。換言すると、ラジエータと熱交換する空気流の風量が増加する。このためラジエータの放熱能力を向上させることができる。ラジエータの放熱能力を維持させつつ、ラジエータの放熱面積を小さくし、ラジエータのサイズの小型化を図るのに有利となる。通風抵抗体は、空気流に通過抵抗を与えるものであれば、何でもよい。
第1凝縮器を通過する第1空気流と、第2凝縮器を通過する第2空気流との双方は、ラジエータを通過する。このためラジエータは、第1空気流および第2空気流の双方と熱交換可能である。このようにラジエータは第1空気流の風量および第2空気流の双方の風量を受ける。このためラジエータを通過する空気の風速が増加し、ラジエータの放熱能力を増加させることができる。このためラジエータの放熱能力が同一であれば、ラジエータの放熱面積を小さくし、ラジエータの小型化を図ることができる。

(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る空気調和機用の室外機ユニット10について説明する。図1は空気調和機室の室外機ユニット10を示す。図1に示すように、室外機ユニット10は、基部としてのハウジング100と、冷媒を圧縮させる圧縮機200と、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出すると共に互いに対向する第1凝縮器310および第2凝縮器320と、圧縮機200を回転駆動させる駆動源としてのエンジン400と、エンジン400を冷却する冷却水(冷却液)が流れ冷却水の熱を放出するラジエータ500と、送風要素600とを備えている。送風要素600は図1の紙面垂直方向において複数個(例えば3個)所定の間隔を隔てて配置されている。従って排出口104も天板103において図1の紙面垂直方向において複数個(例えば3個)所定の間隔を隔てて配置されている。図1では端側の送風要素600を示す。
ハウジング100は、仕切部材105で仕切られており、上搭載室107をもつ上ハウジング101(第1ハウジング)と、下搭載室108をもつ下ハウジング102(第2ハウジング)と、上ハウジング101の上面開口を塞ぐ天板103とを備えている。天板103は、空気流を排出する排出口104をもつ。仕切部材105は、上ハウジング101の上搭載室107内と下ハウジング102の下搭載室108内とを連通させる連通口106を有する。上ハウジング101は、第1凝縮器310および第2凝縮器320、エンジン400、圧縮機200、ラジエータ500、送風要素600を上搭載室107に搭載する。エンジン400に使用される燃料としてはガス状燃料とされているが、これに限らず、液体燃料でもよいし、固体燃料でもよい。下ハウジング102は側面板102a,102cを有する。
第1凝縮器310および第2凝縮器320は、圧縮機200で圧縮されたガス状の冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出しつつ、ガス状の冷媒の液化を進行させる。第1凝縮器310は、冷媒が通過する多数の冷媒チューブ313と、空気流W1が横方向に通過できる多数の空気流路314と、空気流路314を冷媒チューブ313に隣接して形成する多数の冷却フィン315とをもち、高い放熱面積をもつ。第2凝縮器320も同様の構造とされている。第1凝縮器310および第2凝縮器320は同サイズでも良いし、異なるサイズでも良い。即ち、第1凝縮器310および第2凝縮器320の凝縮能力は同一でも良いし、異なっていても良い。但し、第1凝縮器310および第2凝縮器320を同じものとし、共通化すれば、部品点数の削減を図り得る。
図1に示すように、第1凝縮器310および第2凝縮器320は、上ハウジング101の上搭載室107において、間隔LAを隔てて互いに対向するように配置されている。第1凝縮器310は外気PAに対面するように、上ハウジング101に直立状態に立設されている。第2凝縮器320は外気PAに対面するように、上ハウジング101に直立状態に立設されている。下ハウジング102はマウント402を介してエンジン400を搭載する。
送風要素600は、モータ軸601をもつファンモータ602と、ファンモータ602により回転されるようにモータ軸601に取り付けられたファン603とを備えている。ファン603はハウジング100の排出口104に対面するように、排出口104の空気流の上流、即ち、排出口104の下方に設けられている。ラジエータ500はエンジン400を冷却する冷却水(冷却液)が流れ、冷却水の温度を放出させ、これによりエンジン400の過熱を防止する放熱器である。ラジエータ500の長さはL1とされている。ここで、L1≒LAとされている。
図2はラジエータ500の取付構造を示す。図2に示すように、上ハウジング101の内部には、横方に架設されている第1搭載フレーム701が設けられている。ファンモータ602の取付フランジ605は、第1締結具702により複数の第1搭載フレーム701の上面701uに取り付けられている。第1搭載フレーム701の長手方向(LX方向)に沿ってファンモータ602は間隔を隔てて複数個並設されている。LX方向はファンモータ602の並設方向を示し、長さL1と交差する方向を示す。第1搭載フレーム701には空気流の流通性を高める開口701mが形成されている。第1搭載フレーム701の下面には第2搭載フレーム705が第2締結具706により固定されている。第2搭載フレーム705にラジエータ500が第3締結具707より固定されている。第1搭載フレーム701および第2搭載フレーム705は、送風要素600およびラジエータ500の双方を共通して取り付ける共通取付部材として機能する。取付部材の節約を図り得る。
図2に示すように、ラジエータ500は、冷却水が通過する多数の冷却チューブ501と、空気流が上下方向に通過できるように上下方向に貫通する多数の空気流路502と、空気流路502を冷却チューブ501に隣接して形成する多数の冷却フィン503とをもち、大きな放熱面積をもつ。多数の空気流路502は排出口104に連通するように対向している。冷却チューブ501は、横方向に沿って延設されている。この場合、冷却チューブ501における熱対流が発生しにくくなる。
図3は、エンジン400を冷却する冷却循環回路800を示す。冷却循環回路800は、ラジエータ500を通過しない第1流路801と、ラジエータ500の冷却チューブ501を通過する第2流路802と、第1流路801に設けられたポンプ803と、バルブ804とをもつ。バルブ804は、第1流路801に流れる冷却水の流量と、第2流路802に流れる冷却水の流量との比率を調整する。ポンプ804が駆動すると、冷却循環回路800に冷却水が流れ、ひいてはエンジン400の冷却ジャケット405を流れ、エンジン400が冷却される。ここで、エンジン400の温度が所定温度よりも低いとき、第2流路802を閉鎖するようにバルブ804の開度が調整され、冷却水がラジエータ500に流れない。エンジン400の温度が上昇すると、第2流路802の流量が増加するようにバルブ804の開度が調整され、冷却水がラジエータ500に流れ、冷却水の熱がラジエータ500から更に放出され、エンジン400を冷却する冷却水の過熱が抑えられる。更にエンジン400の温度が更に上昇すると。第2流路802の流量を更に増加するようにバルブ804の開度が調整され、ラジエータ500に流れる冷却水の流量が増加し、冷却水の熱がラジエータ500から放出され、冷却水の過熱が抑えられる。
図1に示すように、ラジエータ500は、ハウジング100において第1凝縮器310と第2凝縮器320との間に配置されている。換言すると、ラジエータ500は、ハウジング100において第1凝縮器310と第2凝縮器320とで挟まれる位置に配置されている。これにより排出口104から排出される空気流は、送風機600およびラジエータ500に接触し易くなり、送風機600およびラジエータ500を効果的に冷却できる。ここで、ラジエータ500は、送風機600を介してハウジング100の排出口104の真下に位置して配置されている。なお図1から理解できるように、空気流が流れる方向において、ラジエータ500は、第1凝縮器310および第2凝縮器320の下流に位置し且つ排出口104の上流に位置する。
ここで、空気調和機が駆動するとき、送風要素600のモータ602によりファン603が回転されると、ファン603による送風作用により空気流が発生する。図1において、W1は、第1凝縮器310を通過して第1凝縮器310と接触して第1凝縮器310と熱交換する第1空気流を示す。同様に、W2は、第2凝縮器320を通過して第2凝縮器320と接触して第2凝縮器320と熱交換する第2空気流を示す。
第1空気流W1および第2空気流W2は、ファンモータ602に接触してファンモータ602を冷却させつつ合流し、ハウジング100の排出口104から上向き(矢印W6方向)に排出される。更にモータ602によりファン603が回転されると、下ハウジング102のエンジン400付近の空気は連通口106を介して吸引され、排出口104から上向きに排出される。
本実施形態によれば、断面(図1)において、仮想線PAは、第1凝縮器310の高さ方向の中央と第2凝縮器320の高さ方向の中央とを仮想的に繋ぐ。ラジエータ500は仮想線PAに沿って仮想線PAに対してほぼ平行に配置されている。この場合、ラジエータ500は、上ハウジング101において第1凝縮器310と第2凝縮器320との間において、横向きに寝かせた状態で配置されている。すなわち、立設状態の第1凝縮器310および第2凝縮器320に対して、ラジエータ500は水平方向に沿って寝かせた状態で配置されている。従って、ラジエータ500の長手方向平面(平面)が仮想線PAに対してほぼ平行に配置され、且つ、ラジエータ500は、凝縮器310,320が配置されているハウジング100の側面に直交(交差)している。このためラジエータ500は、第1凝縮器310を通過する第1空気流W1と、第2凝縮器320を通過する第2空気流W2との双方に一層接触し易くなり、第1空気流W1および第2空気流W2の双方と熱交換可能となる。仮想線PAは水平線とすることができるが、水平線に対して多少傾斜していても良い。
なお、仮に、ラジエータが鉛直方向に沿って立設されているときには、ラジエータを構成する長い冷却チューブが上下方向に沿って配置される構造を採用するのが一般的である。この構造の場合には、冷却チューブ内の冷却水は上下方向に沿って流れる方式が採用されることになる。このように仮に冷却チューブが上下方向に沿って配置される構造が採用される場合には、冷却チューブ内の冷却水は熱対流の影響を受け、鉛直方向に沿って立設されているラジエータの上部(鉛直方向の上部)と下部(鉛直方向の下部)とで熱交換効率が変動するおそれがある。この点について本実施形態によれば、図1および図2に示すように、ラジエータ500は横向きに寝かせた状態で配置されており、冷却水が通過する多数の冷却チューブ501は、横方向(水平方向)に沿って延設されているため、熱対流に起因する熱交換効率の低下を低減させるのに有利となる。よって、ラジエータ500における放熱効率を高めるのに有利である。図2に示すように、ラジエータ500を構成する冷却チューブ501は左右方向に沿って配置されており、冷却チューブ501内の冷却水が左右方向(水平方向)に沿って流れる。本明細書において、『方向に沿って』とは、その方向と平行である形態と、その方向に対して所定角度(例えば30度、20度)以内で傾斜している形態とを含む。
更に説明を加える。本実施形態によれば、図1に示すように、第1空気流W1は、第1凝縮器310を通過して第1凝縮器310と熱交換するものであるが、空気流W11と空気流W12とからなる。ここで、空気流W11は、第1凝縮器310およびラジエータ500の双方を通過し、第1凝縮器310およびラジエータ500の双方と接触して熱交換する。これに対して空気流W12は、第1凝縮器310を通過して第1凝縮器310と熱交換するものの、ラジエータ500を通過しないため、ラジエータ500とは実質的に熱交換しない。ここで、単位時間あたりの流量をみると、空気流W11は空気流W12よりも大きく設定されている。その理由としてはラジエータ500の放熱量を高めるためである。なお、単位時間あたりの流量比としては、例えば、W11/W12=1.5〜8の範囲内、2.5〜4の範囲内に設定されている。但しこれに限定されるものではない。
更に、図1に示すように、第2空気流W2は第2凝縮器320を通過して第2凝縮器320と熱交換するものであるが、空気流W21と空気流W22とからなる。ここで、空気流W21は、第2凝縮器320およびラジエータ500の双方を通過し、第2凝縮器320およびラジエータ500の双方と接触して熱交換する。これに対して空気流W22は、第2凝縮器320を通過して第2凝縮器320と熱交換するものの、ラジエータ500を通過しないため、ラジエータ500とは熱交換しない。ここで、単位時間あたりの流量をみると、空気流W21は空気流W22よりも大きく設定されている。その理由としてはラジエータ500の放熱量を高めるためである。なお、単位時間あたりの流量比としては、例えば、W21/W22=1.5〜8の範囲内、2.5〜4の範囲内に設定されている。但しこれに限定されるものではない。
本実施形態によれば、上記したように第1凝縮器310を通過した空気流W11と、第2凝縮器320を通過した空気流W21の双方は、ラジエータ500を通過し、ラジエータ500と接触して熱交換する。このように第1凝縮器310を通過した空気流W11と、第2凝縮器320を通過した空気流W21の双方とが、ラジエータ500を通過して熱交換することから、ラジエータ500を通過する空気の風量が増加する。この結果、ラジエータ500を通過する空気の風速が増加する。故に、単位時間あたりラジエータ500と熱交換できる空気流の流量が増加し、単位時間あたりのラジエータ500の放熱能力を増加させることができる。このためラジエータ500の放熱能力を維持しつつ、ラジエータ500のサイズを変化させることができる。換言すれば、ラジエータ500の放熱能力を維持しつつ、ラジエータ500の放熱面積をできるだけ小さくでき、ラジエータ500のサイズの小型化を図ることができる。
図2に示すように、ハウジング100は第1搭載フレーム701を備えている。第1搭載フレーム701の上面側には、ファンモータ602が排出口104に対面して搭載している。第1搭載フレーム701の下面側には、ラジエータ500を搭載している。この場合、前述したように第1空気流W1および第2空気流W2の双方は合流して排出口104から排出される。ラジエータ500は排出口104に対向するように排出口104の下流側に位置しているため、ラジエータ500は第1空気流W1および第2空気流W2の双方と効率よく接触して熱交換する確率が高くなる。
本実施形態によれば、図1に示すように、第1凝縮器310および第2凝縮器320はラジエータ500に対して空気流の上流に設けられている。このためエンジン400が高温であり、ラジエータ500からの放熱量が大きいときであっても、第1凝縮器310および第2凝縮器320がラジエータ500の放熱の影響を受けることが抑制されている。このため第1凝縮器310における凝縮作用および第2凝縮器320における凝縮作用が良好に得られる。
本実施形態によれば、図1に示すように、ラジエータ500は第1凝縮器310および第2凝縮器320から物理的に分離されている。この場合、ラジエータ500と第1凝縮器310との間における熱伝達が抑えられる。また、ラジエータ500と第2凝縮器320との間における熱伝達が抑えられる。従ってラジエータ500と凝縮器(第1凝縮器310および第2凝縮器320)とを個別に冷却できる。このため第1凝縮器310および第2凝縮器320がラジエータ500の放熱の影響を受けにくくなる。同様に、ラジエータ500は第1凝縮器310および第2凝縮器320の放熱の影響を受けにくくなる。結果として、ラジエータ500、第1凝縮器310および第2凝縮器320の所要の性能を確保するのに有利である。
更に本実施形態によれば、ラジエータ500は第1凝縮器310および第2凝縮器320から物理的に分離されている。このため第1凝縮器310および第2凝縮器320の凝縮機能に対して独立して、ラジエータ500の放熱量およびサイズを決定できる自由度を増加させることができる。従って、エンジン400の能力に対応させてラジエータ500のサイズを決定でき、エンジン400の変更に対処し易い。ラジエータ500が第1凝縮器310および第2凝縮器320から物理的に分離されているため、ファン603と第1凝縮器310との間隔、ファン603と第2凝縮器320との間隔を狭くすることができ、ハウジング100の大きさL0の増加を抑制できる。
(実施形態2)
図4は実施形態2を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を果たす。図4に示すように、ハウジング100は、第1案内部材751と第2案内部材752とを備えている。第1案内部材751はモータ602に対面しており、ラジエータ500の一端部500aと第1凝縮器310の上端部310uとの間に配置されている。図4に示すように、第2案内部材752はモータ602に対面しており、ラジエータ500の他端部500cと第2凝縮器320の上端部320uとの間に配置されている。第1案内部材751は、第1凝縮器310と接触して第1凝縮器310と熱交換した空気流W12をラジエータ500に向けて案内する空気案内機能を果たす。第2案内部材752は、第2凝縮器320と接触して第2凝縮器320と熱交換した空気流W22をラジエータ500に向けて案内する空気案内機能を果たす。
更に説明を加える。図4に示すように、W1は、第1凝縮器310を通過して第1凝縮器310と熱交換する第1空気流を示す。ここで、空気流W11は、第1凝縮器310およびラジエータ500の双方を通過し、第1凝縮器310およびラジエータ500の双方と接触して熱交換する。また空気流W12は、第1凝縮器310を通過した後第1案内部材751でラジエータ500に向けて案内されるため、ラジエータ500を通過し、ラジエータ500と熱交換する。
また図4に示すように、W2は、第2凝縮器320を通過して第2凝縮器320と熱交換する第2空気流を示す。ここで、空気流W21は、第2凝縮器320およびラジエータ500の双方を通過し、第2凝縮器320およびラジエータ500の双方と接触して熱交換する。また空気流W22は、第2凝縮器320を通過した後第2案内部材752でラジエータ500に向けて案内されるため、ラジエータ500を通過し、ラジエータ500と熱交換する。
本実施例によれば、第1案内部材751および第2案内部材752の案内作用により、空気流W12および空気流W22(第1案内部材751および第2案内部材752が設けられていないとき、本来的にはラジエータ500を通過しない空気流)がラジエータ500に向けて流れる確率が高くなる。従って、第1空気流W1の流量、第2空気流W2の流量のうち、ラジエータ500と接触しない空気流の流量は、抑えられる。
このようにラジエータ500は第1空気流W1の風量および第2空気流W2の風量の双方を受けることから、ラジエータ500を通過する空気の風速が更に増加し、ラジエータ500の放熱能力を更に増加させることができる。このためラジエータ500の放熱能力を維持しつつ、ラジエータ500の放熱面積を小さくでき、ラジエータ500のサイズの小型化を図ることができる。なおラジエータ500の長さはL2(図4参照)とされており、小型化が図られている(L2<L1)。
本実施形態によれば、図4に示すように、ラジエータ500の一端部500aは第1凝縮器310からΔL10に分離されている。ラジエータ500の他端部500cは第2凝縮器320からΔL12分離されている。この場合、ラジエータ500と第1凝縮器310との間における熱伝達が抑えられ、且つ、ラジエータ500と第2凝縮器320との間における熱伝達が抑えられる。従ってラジエータ500と第1凝縮器310とを個別に冷却でき、ラジエータ500と第2凝縮器320とを個別に冷却できる。この場合、ラジエータ500の放熱の影響を避けつつ、第1凝縮器310および第2凝縮器320における凝縮効率を高めるのに有利であり、空調能力を増加させることができる。第1案内部材751および第2案内部材752のうちの一方または双方は、図4の紙面垂直方向に沿って連続的に延設されており、ハウジング100のうち紙面垂直方向の部位近くまで延設されていることが好ましい。但し、第1案内部材751および第2案内部材752のうちの一方または双方は、図4の紙面垂直方向に沿って間隔を隔てて断続的に配置されていても良い。
(実施形態3)
図5は実施形態3を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を果たす。本発明によれば、ラジエータ500を通過する空気の風速を増加させることができるため、ラジエータ500の放熱能力を高めることができる。このためラジエータ500の放熱能力を維持しつつ、ラジエータ500の放熱面積を小さくでき、ラジエータ500のサイズの小型化を図ることができる。従って、ラジエータ500のサイズはL3とされて小型化されている(L3<L2<L1)。従ってラジエータ500による通風抵抗が更に減少している。
このように通風抵抗が減少しているため、第1空気流W1、第2空気流W2の流速を高めるのに有利である。故に、第1空気流W1と第1凝縮器310との熱交換効率、第2空気流W2と第2凝縮器320との熱交換効率を高めることができる。この場合、第1凝縮器310および第2凝縮器320のそれぞれにおける凝縮効率を高めるのに有利であり、空調能力を増加させることができる。
本実施形態によれば、図5に示すように、ラジエータ500の一端部500aは第1凝縮器310からΔL20に離間されている。ラジエータ500の他端部500cは第2凝縮器320からΔL22に離間されている。従って、ラジエータ500と第1凝縮器310との間における熱伝達が一層抑えられ、ラジエータ500と第2凝縮器320との間における熱伝達が一層抑えられる。従って、ラジエータ500からの放熱が第1凝縮器310および第2凝縮器320における凝縮効率を低下させることが抑制される。
(実施形態4)
図6は実施形態4を示す。本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を果たす。ハウジング100は通風抵抗体770を備えている。通風抵抗体770は、第1空気流W1および第2空気流W2のうち、ラジエータ500と熱交換しない空気流に通過抵抗を与えるものである。この結果、第1空気流W1および第2空気流W2のうち、ラジエータ500と熱交換しない空気流の流れが通風抵抗体770により妨げられる。このためラジエータ500と熱交換しない空気流の風量が減少する。換言すると、ラジエータ500と熱交換する空気流の風量を増加させることができる。このためラジエータ500の放熱能力を高めることができる。故に、ラジエータ500の放熱能力を維持しつつ、ラジエータ500のサイズの小型化を図るのに有利となる。通風抵抗体770は図6の紙面垂直方向に沿って、ハウジング100のうち紙面垂直方向の部位近くまで延設されていることが好ましい。但し、通風抵抗体770は図6の紙面垂直方向に沿って断続的に配置されていても良い。
(適用形態)
図7は適用形態を示し、室内冷房機能および室内暖房機能をもつ空気調和機の回路を示す。空気調和装置は、室外機ユニット10、室内機ユニット30、及び室外機ユニット10と室内機ユニット30とを循環する冷媒循環通路1より構成される。室外機ユニット10は、圧縮機200(200A,200B)を駆動するためのガスエンジンで形成したスタータ機能付きのエンジン400と、ガス状の冷媒と液状の冷媒とを完全に分離するアキュムレータ12と、空調のために冷媒の熱交換を行う室外熱交換器14(冷房運転において凝縮器して機能する)とを有する。室内機ユニット30は、室内空気と冷媒とで熱交換を行う室内熱交換器31と、冷媒を膨張させる膨張弁32とを有する。
ここで、空気調和装置で室内を冷房するときの作用を説明する。ガス状の燃料によりエンジン400は駆動し、圧縮機200A、200Bを駆動させる。圧縮機200A、200Bは、アキュムレータ12のガス状の冷媒を吸引ポート12aから流路1xに吸引して圧縮室で圧縮し、高温高圧状態の冷媒ガスとして流路1a側に吐出する。吐出された冷媒は、オイルセパレータ19において、冷媒からオイルが分離される。オイルが分離された冷媒は、四方弁17に至り、四方弁17のポート17aから流路1bを介して室外熱交換器14に流入する。高温高圧のガス状冷媒は、室外熱交換器14(冷房運転において凝縮器として機能)で冷却されて凝縮し、液化される。液化された冷媒は、流路1c、フィルタドライヤ22、ボールバルブ23A、流路1d、ストレーナ31nを経由して膨張弁32に至り、膨張弁32において膨張されて低温となる。低温となった冷媒は、ストレーナ31mを経て室内熱交換器31に至り、室内熱交換器31(冷房運転において蒸発器として機能)で蒸発され、室内空気を冷却する。次に冷媒は、流路1e、バルブ23B、流路1f、四方弁17のポート17c、ポート17b、二重管熱交換器18、流路1hを経て、アキュムレータ12の帰還ポート12cに戻される。このように帰還された冷媒は、アキュムレータ12において、液状の冷媒とガス状の冷媒とに分離された状態で収納される。なお、二重管熱交換器18は冷媒とエンジン冷却水が熱交換するものであり、冷房時には二重管熱交換器18にはエンジン冷却水を流していない。
次に、室内を暖房するときの作用を説明する。ガス状の燃料によりエンジン400が駆動し、圧縮機200A、200Bを駆動する。圧縮機200A、200Bは、アキュムレータ12のガス状の冷媒を吸引ポート12aから吸引して圧縮室において圧縮し、高温高圧状態のガスとして流路1a側に吐出する。吐出されたガス状の冷媒は、オイルセパレータ19において、冷媒からオイルが分離される。オイルが分離された冷媒は、四方弁17のポート17c、流路1f、バルブ23B、流路1eを介して室内熱交換器31に流入する。高温高圧の冷媒は、室内熱交換器31(暖房運転において凝縮器として機能)で凝縮して液化し、凝縮熱を室内に放出して室内空気を加熱する。これにより室内が暖房される。次に冷媒は、ストレーナ31mを経て膨張弁32で膨張され、ストレーナ31n、流路1d、バルブ23A,流路1cを経て、室外熱交換器14(暖房運転において蒸発器として機能)に至る。そして、流路1b、四方弁17のポート17a,17b、二重熱交換器18、流路1hを経てアキュムレータ12の帰還ポート12cに戻る。エンジン400はガス状の燃料で駆動するものとされているが、液状の燃料、固形状の燃料で駆動するものでも良い。
(その他)
上記した実施形態1によれば、第1凝縮器310および第2凝縮器320はエンジン400の上側に配置されているが、これに限らず、第1凝縮器310および第2凝縮器320はエンジン400の下側に配置されていてもよい。上記した実施形態1によれば、上ハウジング101は、第1凝縮器310および第2凝縮器320、エンジン400、ラジエータ500、送風要素600を上搭載室107に搭載するが、これに限らず、下ハウジング102は、第1凝縮器310および第2凝縮器320、エンジン400、ラジエータ500、送風要素600を搭載していてもよい。
上記した実施形態1によれば、ラジエータ500はハウジング100の排出口104の真下に配置されているが、これに限らず、ラジエータ500はハウジング100の排出口104の真下ではないものの、横下方に配置されていることにしても良い。送風要素600は図1の紙面垂直方向において複数個(例えば3個)所定の間隔を隔てて配置されているが、これに限らず、送風要素600は1個配置されていても良い。空気調和機は、室内冷房機能および室内暖房機能をもつが、これに限らず、室内冷房機能および室内冷房機能のうちの一方をもつだけのものでもよい。空気調和機の配管は図7に示す構造に限定されるものではなく、適宜変更して実施できる。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
本発明は一般家庭用、業務用の空気調和機に利用できる。
実施形態1に係り、室外機ユニットを模式的に示す側面図である。 室外機ユニットのファンモータ付近を模式的に示す斜視図である。 室外機ユニットに搭載されているエンジンを冷却する冷却循環回路を示す回路図である。 実施形態2に係り、室外機ユニットを模式的に示す側面図である。 実施形態3に係り、室外機ユニットを模式的に示す側面図である。 実施形態4に係り、室外機ユニットを模式的に示す側面図である。 適用形態に係り、空気調和機における空調回路を示す回路図である。 従来形態に係り、室外機ユニットを模式的に示す側面図である。
符号の説明
図中、10は室外機ユニット、100はハウジング(基部)、200は圧縮機、310は第1凝縮器、320は第2凝縮器、400はエンジン(駆動源)、500はラジエータ、W1は第1空気流、W2は第2空気流、104は排出口、600は送風要素を示す。

Claims (7)

  1. 排気口を備える基部と、
    前記基部に配設され、冷媒を圧縮させる圧縮機と、
    前記基部に配設され、前記圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させて凝縮熱を放出すると共に互いに対向する第1凝縮器および第2凝縮器と、
    前記基部に配設され、前記圧縮機を駆動させる駆動源と、
    前記基部に配設され、前記駆動源を冷却する冷却液が流れ冷却液の熱を放出させるラジエータと、
    前記基部に配設され、前記第1凝縮器と熱交換する第1空気流と、前記第2凝縮器と熱交換する第2空気流とを生成し、且つ、前記第1空気流および前記第2空気流を合流させて前記排出口から排出する送風要素とを具備しており、
    前記ラジエータは、前記基部において前記第1凝縮器と前記第2凝縮器との間に配置されており、前記第1空気流および前記第2空気流の双方と接触して熱交換可能であることを特徴とする空気調和機用室外機ユニット。
  2. 請求項1において、断面において、前記ラジエータは、前記第1凝縮器の中央と前記第2凝縮器の中央とを仮想的に繋ぐ仮想線に沿って寝かせた状態で前記基部の前記排出口の下方に配置されていることを特徴とする空気調和機用室外機ユニット。
  3. 請求項1または2において、前記ラジエータは前記第1凝縮器および前記第2凝縮器から分離されていることを特徴とする空気調和機用室外機ユニット。
  4. 請求項1〜3のうちの一項において、前記基部は、前記第1凝縮器と熱交換した後の前記第1空気流を前記ラジエータに案内する第1案内部材と、前記第2凝縮器と熱交換した後の前記第2空気流を前記ラジエータに案内する第2案内部材とを備えていることを特徴とする空気調和機用室外機ユニット。
  5. 請求項1〜4のうちの一項において、前記基部は、前記送風要素を前記排出口に対面させて搭載する搭載フレームを備えており、前記搭載フレームは前記排出口に対向する位置に前記ラジエータを搭載していることを特徴とする空気調和機用室外機ユニット。
  6. 請求項1〜5のうちの一項において、前記基部は、前記ラジエータと接触しない空気流に通過抵抗を与える通風抵抗体を備えていることを特徴とする空気調和機用室外機ユニット。
  7. 冷媒を圧縮させる圧縮工程と圧縮された冷媒を凝縮させて液化を進行させる凝縮工程とを実施する室外機ユニットと、凝縮工程を経た冷媒を蒸発させて吸熱作用を行う蒸発工程を実施する室内機ユニットとを具備する空気調和機において、前記室外機ユニットは、請求項1〜6のうちの一項に係る前記室外機ユニットで構成されていることを特徴とする空気調和機。
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