JP2011201419A - 車両のウインドシールド構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロントウインドシールド1の上側周縁部1Jが着色されている車両のウインドシールド構造であって、フロントウインドシールド1の上側周縁部1Jの着色部12のうち左右中央部1J1の着色部部分12Bが左右両端部1J2の着色部部分12Aよりも幅狭に設定され、着色部12は上側周縁部1Jの左右両端部1J2から左右中央部1J1に向かって徐々に幅狭になっている。
【選択図】図1
Description
ウインドシールドの上側周縁部が着色されている車両のウインドシールド構造に関する。
従来、前記上側周縁部の着色部は一定の幅に設定されていた(特許文献1参照)。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、乗員の視野を広くすることができ、しかも、ウインドシールドのデザインの自由度を高くすることができる車両のウインドシールド構造を提供する点にある。
ウインドシールドの上側周縁部が着色されている車両のウインドシールド構造であって、
前記ウインドシールドの上側周縁部の着色部のうち左右中央部の着色部部分が左右両端部の着色部部分よりも幅狭に設定されている点にある。(請求項1)
前記着色部は前記上側周縁部の左右両端部から左右中央部に向かって徐々に幅狭になっていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記ウインドシールドの上側周縁部はルーフパネルに接着剤で接着され、
前記ウインドシールドの上側周縁部と前記ルーフパネルとの前記接着剤による接着の際に、前記ウインドシールドの上側周縁部の左右両端部が保持部材を介して前記ルーフパネルに仮り保持され、
前記上側周縁部の左右両端部の着色部部分は前記接着剤と前記保持部材を覆い隠し可能な幅に設定され、
前記上側周縁部の左右中央部の着色部部分は前記接着剤を覆い隠し可能な幅に設定されて、前記上側周縁部の左右両端部の着色部分よりも前記保持部材に対応する幅だけ幅狭に形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
また、前記上側周縁部の左右両端部の着色部部分は前記接着剤と前記保持部材を覆い隠し可能な幅に設定されているから、接着剤と保持部材を車外側から見えなくすることができて、ウインドシールドの外観をよくすることができる。
さらに、上側周縁部の左右中央部の着色部部分は前記接着剤を覆い隠し可能な幅に設定されているから、前記接着剤を車外側から見えなくすることができて、ウインドシールドの外観をよくすることができる。
そして、前記上側周縁部の左右中央部の着色部部分は、前記上側周縁部の左右両端部の着色部分よりも前記保持部材に対応する幅だけ幅狭に形成されているから、ウインドシールドの左右中央部の透視可能な幅を大きくすることができて、乗員の視野を十分広くすることができる。これにより、ウインドシールドの幅を大きくしなくても済み、ウインドシールドのデザインの自由度を高くすることができる。(請求項3)
乗員の視野を広くすることができ、しかも、ウインドシールドのデザインの自由度を高くすることができる車両のウインドシールド構造を提供することができた。
図1に自動車の上半部に設けられたウインドシールド構造の正面図を示してある。符号1は前下がりに傾斜したフロントウインドシールド(ウインドシールドに相当)、2はフロントフード、3はサイドミラーである。
さらに、前記左右中央部1J1の着色部部分12Bは、前記上側周縁部1Jの左右両端部1J2の着色部分12Aよりもウインドシールドファスナー8に対応する幅だけ幅狭に形成されている。そして、前記上側周縁部1Jの着色部12は、上側周縁部1Jの左右両端部1J2から左右中央部1J1に向かって徐々に幅狭になるように設定されている。
(1) 本発明はリヤウインドシールドにも適用することができる。
(2) 前記フロントウインドシールド1の下側周縁部又はリヤウインドシールドの下側周縁部の着色部のうち左右中央部の着色部部分が左右両端部の着色部部分よりも幅狭に設定されていてもよく、この着色部が下側周縁部の左右両端部から左右中央部に向かって徐々に幅狭になっていてもよい。
1J 上側周縁部
1J1 左右中央部(上側周縁部の左右中央部)
1J2 左右両端部(上側周縁部の左右両端部)
5 ルーフパネル
8 保持部材(ウインドシールドファスナー)
9 接着剤
12 着色部
12A 左右両端部の着色部部分(上側周縁部の左右両端部の着色部部分)
12B 左右中央部の着色部部分(上側周縁部の左右中央部の着色部部分)
Claims (3)
- ウインドシールドの上側周縁部が着色されている車両のウインドシールド構造であって、
前記ウインドシールドの上側周縁部の着色部のうち左右中央部の着色部部分が左右両端部の着色部部分よりも幅狭に設定されている車両のウインドシールド構造。 - 前記着色部は前記上側周縁部の左右両端部から左右中央部に向かって徐々に幅狭になっている請求項1記載の車両のウインドシールド構造。
- 前記ウインドシールドの上側周縁部はルーフパネルに接着剤で接着され、
前記ウインドシールドの上側周縁部と前記ルーフパネルとの前記接着剤による接着の際に、前記ウインドシールドの上側周縁部の左右両端部が保持部材を介して前記ルーフパネルに仮り保持され、
前記上側周縁部の左右両端部の着色部部分は前記接着剤と前記保持部材を覆い隠し可能な幅に設定され、
前記上側周縁部の左右中央部の着色部部分は前記接着剤を覆い隠し可能な幅に設定されて、前記上側周縁部の左右両端部の着色部分よりも前記保持部材に対応する幅だけ幅狭に形成されている請求項1又は2記載の車両のウインドシールド構造。
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Cited By (1)
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2010
- 2010-03-25 JP JP2010070450A patent/JP5659528B2/ja active Active
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