JP2001354031A - ウインドシールドガラスの組付構造 - Google Patents

ウインドシールドガラスの組付構造

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JP2001354031A
JP2001354031A JP2000177755A JP2000177755A JP2001354031A JP 2001354031 A JP2001354031 A JP 2001354031A JP 2000177755 A JP2000177755 A JP 2000177755A JP 2000177755 A JP2000177755 A JP 2000177755A JP 2001354031 A JP2001354031 A JP 2001354031A
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center
window frame
windshield glass
body side
roof panel
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JP2000177755A
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Koji Arakawa
光司 荒川
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Piolax Inc
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Piolax Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドシールドガラスを窓枠開口の中心に
センタリングして組み付けられる組付構造の提供。 【解決手段】 取付孔4を穿設したルーフパネル1とボ
ディサイドパネル2とを溶接して、各パネルで画成され
る窓枠開口3に取付孔に挿入されるクリップ5を貼着し
たウインドシールドガラスGを組み付ける組付構造にお
いて、ルーフパネルの取付孔内にボディサイドパネルの
端部2aを臨ましめる一方、クリップに取付孔内に臨む
ボディサイドパネルの端部に弾接する弾性腕8を設ける
ことにより、各パネル同士の溶接位置にバラツキが生じ
て、ルーフパネルの中心と窓枠開口の中心とがズレたと
しても、クリップをルーフパネルの対応する取付孔内に
挿入すると、クリップの弾性腕が取付孔内のボディサイ
ドパネルの端部に弾接して、窓枠開口の中心に対してウ
インドシールドガラスをセンタリングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
側及びリア側におけるウインドシールドガラスの組付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種組付構造として、例えば、
特開平8−310233号公報に示すものが存する。該
従来の組付構造は、具体的には図示しないが、ウインド
シールドガラスの上側面に貼着される2個のクリップを
介して、ウインドシールドガラスをルーフパネルにより
画成される窓枠開口に組み付けようとするもので、クリ
ップは、ウインドシールドガラス面に貼着されるベース
板と、該ベース板から垂下する脚体とから成り、該脚体
の先端部側に爪部を設け、同基端部側に押え部を設け、
上記窓枠開口を画成するルーフパネルに対しては、ウイ
ンドシールドガラス方向に立ち上がる2個の立上片を立
設すると共に、該各立上片の後方に上記各クリップの脚
体を挿入する一対の取付孔を穿設する構成となってい
る。
【0003】そして、実際に、ウインドシールドガラス
を自動車の窓枠開口に組み付ける場合には、ウインドシ
ールドガラスの上側面に2個のクリップのベース板を両
面接着テープを介して貼着する状態を得て、ウインドシ
ールドガラスの周縁に接着剤を塗布した後、各クリップ
の脚体とルーフパネルの取付孔とを一致させながら、ウ
インドシールドガラスを窓枠開口の窪みに嵌め込むと、
各クリップの脚体がルーフパネルの対応する取付孔内に
挿入されて、脚体の先端部に設けられた爪部が取付孔の
孔縁に係止して、ウインドシールドガラスの浮き上がり
を防止すると同時に、脚体の基端部に設けられた押え部
が立上片に当接して、ウインドシールドガラスの自重に
よる下方へのズレを防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の組付構
造にあっては、ウインドシールドガラスの上側を基準と
して、その浮き上がりや下方へのズレを防止しながら、
ウインドシールドガラスを窓枠開口側に組み付けること
が可能となるが、例えば、車体天井が中央のルーフパネ
ルと左右のボディサイドパネルとから成るように場合に
は、各パネル同士の溶接位置のバラツキにより、ルーフ
パネルの中心と窓枠開口の中心とがズレてしまうので、
ウインドシールドガラスを窓枠開口のセンタリング位置
に組み付けることは甚だ困難となってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる実情に
鑑み開発されたもので、一対の取付孔を穿設した中央の
ルーフパネルと左右のボディサイドパネルとを溶接し
て、該各パネルで画成される窓枠開口に上記取付孔に挿
入される2個のクリップを貼着したウインドシールドガ
ラスを組み付ける組付構造において、上記ルーフパネル
の各取付孔内に左右のボディサイドパネルの端部を臨ま
しめる一方、クリップの側面に当該各取付孔内に臨むボ
ディサイドパネルの端部に弾接する弾性腕を設ける構成
を採用した。
【0006】依って、本発明にあっては、中央のルーフ
パネルと左右のボディサイドパネルとの溶接位置にバラ
ツキが生じて、ルーフパネルの中心と窓枠開口の中心と
がズレたとしても、ウインドシールドガラスに貼着され
たクリップをルーフパネルの対応する取付孔内に挿入す
ると、当該クリップの弾性腕が取付孔内の各ボディサイ
ドパネルの端部に弾接して、窓枠開口の中心に対してウ
インドシールドガラスをセンタリングするので、常に、
ウインドシールドガラスを窓枠開口の正しい位置に組み
付けることが可能となる。従って、従来と異なり、溶接
作業や取付孔の穿設作業に高精度が要求されることがな
くなるので、車体の組立が容易となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係るウ
インドシールドガラスの組付構造は、図1に示す如く、
中央のルーフパネル1と左右のボディサイドパネル2・
2とをその側縁同士を順に溶接して、当該各パネル1・
2・2で画成される窓枠開口3にウインドシールドガラ
スを2個のクリップを介して組み付けることを特徴とす
るものである。
【0008】具体的には、上記中央のルーフパネル1に
対しては、図示する如く、後述するクリップ5の脚体7
を挿入する一対の矩形状を呈する取付孔4を穿設する一
方、左右のボディサイドパネル2・2のフランジを延長
して、該各フランジの延長端部2aを上記対応する取付
孔4内に臨ましめる構成となしている。
【0009】又、2個のクリップ5は、合成樹脂の一体
成形品で、いずれも、図2に示す如く、ウインドシール
ドガラスの上側面に両面接着テープ・接着剤等を介して
貼着されるベース板6と、該ベース板6から垂下する脚
体7と、該脚体7の側面から上外方に延びる1本の弾性
腕8とから成り、脚体7の弾性腕8が設けられていない
対向する側面に上記取付孔4の孔縁に係止する爪部9を
形成する構成となっている。
【0010】依って、実際に、ウインドシールドガラス
Gを自動車の窓枠開口3に組み付ける場合には、まず、
図3に示す如く、ウインドシールドガラスGの上側面に
2個のクリップ5のベース板6を両面接着テープ(図示
せず)等を介して貼着することとなるが、クリップ5の
貼着に際しては、ルーフパネル1の各取付孔4と対応す
る個所に個々の弾性腕8がいずれも外側に位置する状態
をもって貼着するものとする。
【0011】そして、斯かる状態を得た後は、ウインド
シールドガラスGの周縁に接着剤10を塗布して、各ク
リップ5の脚体7とルーフパネル1の取付孔4とを一致
させながら、ウインドシールドガラスGを窓枠開口3の
窪みに嵌め込むと、クリップ5の脚体7がルーフパネル
1の取付孔4内に挿入されることとなるが、この時に
は、図4・図5に示す如く、各クリップ5の弾性腕8が
若干撓みながら取付孔4内に臨むボディサイドパネル2
・2の延長端部2aに弾接して、ウインドシールドガラ
スGを左右方向において自動的にセンタリングする。
【0012】従って、本実施の形態の下では、ルーフパ
ネル1やボディサイドパネル2単品では高精度をもって
成形することは可能であるが、溶接時のバラツキで、ル
ーフパネル1の中心と窓枠開口3の中心がズレたような
場合でも、取付孔4内に臨むボディサイドパネル2・2
の各延長端部2aに対する弾性腕8の弾接を得てセンタ
リングすることにより、ウインドシールドガラスGを窓
枠開口3の中心位置に正確に組み付けることが可能とな
る。この為、本実施の形態にあっては、溶接作業や取付
孔4の穿設作業等に高精度が要求されることがなくなる
ので、車体の組立が頗る容易となる。
【0013】又、この時は、図6に示す如く、接着剤1
0が硬化するまでの間、従来と同様に、脚体7の先端部
に設けられた爪部9が取付孔4の孔縁に係止して、ウイ
ンドシールドガラスGの浮き上がりを防止すると同時
に、脚体7自体が各取付孔4の孔縁に当接して、ウイン
ドシールドガラスGの自重による下方へのズレを防止す
ることは言うまでもない。
【0014】尚、上記クリップ5に関しては、図7に示
す如く、弾性腕8の付根部を爪部9の上面よりも下方ま
で切り込ませる構成となせば、爪部9が取付孔4の孔縁
に係止している状態の下でも、弾性腕8が良く撓んで、
ウインドシールドガラスGを窓枠開口3の中心位置に確
実にセンタリングすることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、中央のルーフパネルと左右のボディサイドパネ
ルとの溶接位置にバラツキが生じて、ルーフパネルの中
心と窓枠開口の中心とがズレたとしても、ウインドシー
ルドガラスに貼着されたクリップをルーフパネルの対応
する取付孔内に挿入すると、当該クリップの弾性腕が取
付孔内の各ボディサイドパネルの端部に弾接して、窓枠
開口の中心に対してウインドシールドガラスをセンタリ
ングするので、常に、ウインドシールドガラスを窓枠開
口の正しい位置に組み付けることが可能となる。従っ
て、従来と異なり、溶接作業や取付孔の穿設作業に高精
度が要求されることがなくなるので、車体の組立が容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフパネルとボディサイドパネルの関係を示
す要部説明図である。
【図2】(A)はクリップの正面図、(B)は同側面図
である。
【図3】ウインドシールドガラスにクリップを貼着して
接着剤を塗布した状態を示す説明図である。
【図4】ウインドシールドガラスをセンタリングする状
態を示す説明図である。
【図5】ウインドシールドガラスをセンタリングする状
態を示す要部断面図である
【図6】ウインドシールドガラスを窓枠開口側に組み付
けた状態を示す要部断面図である。
【図7】クリップの他例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 ボディサイドパネル 2a ボディサイドパネルの延長端部 3 窓枠開口 4 取付孔 5 クリップ 6 クリップのベース板 7 クリップの脚体 8 クリップの弾性腕 9 クリップの爪部 10 接着剤 G ウインドシールドガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の取付孔を穿設した中央のルーフパ
    ネルと左右のボディサイドパネルとを溶接して、該各パ
    ネルで画成される窓枠開口に上記取付孔に挿入される2
    個のクリップを貼着したウインドシールドガラスを組み
    付ける組付構造において、上記ルーフパネルの各取付孔
    内に左右のボディサイドパネルの端部を臨ましめる一
    方、クリップの側面に当該各取付孔内に臨むボディサイ
    ドパネルの端部に弾接する弾性腕を設けたことを特徴と
    するウインドシールドガラスの組付構造。
JP2000177755A 2000-06-14 2000-06-14 ウインドシールドガラスの組付構造 Pending JP2001354031A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2927053A1 (fr) * 2008-02-05 2009-08-07 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de pose manuelle d'un vitrage sur une entree de baie de vehicule
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JP2012201281A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fuji Heavy Ind Ltd リアウインドウのガラス取付構造及びその取付方法
CN104209893A (zh) * 2014-06-26 2014-12-17 福耀玻璃(湖北)有限公司 深弯带孔汽车玻璃附件粘结定位工装
WO2018073911A1 (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 日産自動車株式会社 ウインドウガラス支持構造

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