JP2011198863A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像素子で発生した熱の放熱性を高める。
【解決手段】固体撮像装置1は、入射光を受光する受光領域2aを有する固体撮像素子2と、固体撮像素子2の受光領域2aと対向するように配置され、受光領域2aと対向する面に固体撮像素子2と電気的に接続される配線パターン4が形成された基板3と、固体撮像素子2と基板3との間の、固体撮像素子2の受光領域2aを含む空間を封止する封止部6と、封止部6により封止された空間の内部から外部にわたり設けられ、基板3よりも熱伝導率の高い材料からなる熱伝導部7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置に関するものである。
下記特許文献1の図2等には、チップとして構成された固体撮像素子と、その受光領域側に配置されたガラス板とを有する固体撮像装置が、開示されている。この従来の固体撮像装置では、前記ガラス板に配線パターン及びこれに接続された電極が形成され、前記ガラス板の前記電極と固体撮像素子の電極とが電気的に接続されている。
そして、この従来の固体撮像装置では、前記ガラス板には、配線パターン及びこれに接続された電極以外は、何ら形成されていない。
特開平11−121653号公報
固体撮像素子から熱が発生するが、その熱に起因してノイズ(例えば、暗電流や熱雑音等)が生じ、得られる画像の画質が低下する。このため、固体撮像装置では、固体撮像素子で発生した熱の放熱性を高めることが要請される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、前記従来の固体撮像装置に比べて、固体撮像素子で発生した熱の放熱性を高めることができる固体撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、以下の各態様を提示する。第1の態様による固体撮像装置は、入射光を受光する受光領域を有する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の受光領域と対向するように配置され、前記受光領域と対向する面に前記固体撮像素子と電気的に接続される配線パターンが形成された基板と、前記固体撮像素子と前記基板との間の、前記固体撮像素子の受光領域を含む空間を封止する封止部と、前記封止部により封止された空間の内部から外部にわたり設けられ、前記基板よりも熱伝導率の高い材料からなる熱伝導部と、を備えるものである。
第2の態様による固体撮像装置は、前記第1の態様において、前記熱伝導部は、前記基板の前記受光領域と対向する面に形成された熱伝導膜であるものである。
第3の態様による固体撮像装置は、前記第1又は第2の態様において、前記配線パターンの材料と前記熱伝導部の材料とは、同一であるものである。
第4の態様による固体撮像装置は、前記第1乃至第3のいずれかの態様において、(i)前記基板は長方形状をなし、(ii)前記基板には、前記配線パターンに電気的に接続された外部接続用電極パッドが、前記基板の相対する2辺にそれぞれ沿って並ぶように複数形成され、(iii)前記熱伝導部は、少なくとも前記基板の残りの2辺うちの1辺の側において、前記固体撮像素子と重なる領域から前記固体撮像素子と重ならない領域にかけて、前記基板の前記固体撮像素子側の面に形成されたものである。
第5の態様による固体撮像装置は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記熱伝導部は、前記固体撮像素子と電気的に接続されていないものである。
第6の態様による固体撮像装置は、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記固体撮像素子と前記熱伝導部との間を熱的に接続する熱接続部が設けられたものである。
第7の態様による固体撮像装置は、前記第6の態様において、前記熱接続部は、1箇所以上にスポット的に設けられたものである。
第8の態様による固体撮像装置は、前記第6又は7の態様において、前記熱接続部は、前記固体撮像素子と前記熱伝導部との間に形成された熱伝導材料層であるものである。
第9の態様による固体撮像装置は、前記第1乃至第8のいずれかの態様において、前記熱伝導部は、前記配線パターンに電気的に接続された外部接続用電極パッドの付近に延在したものである。
第10の態様による固体撮像装置は、前記第1乃至第9のいずれかの態様において、前記固体撮像素子における前記基板とは反対側の面に、前記固体撮像素子と接触する放熱部材が設けられたものである。
本発明によれば、固体撮像素子で発生した熱の放熱性を高めることができる固体撮像装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による固体撮像装置を模式的に示す概略平面図である。 図1中のA−A’線に沿った概略断面図である。 図1中のB−B’線に沿った概略断面図である。 本発明の第2の実施の形態による固体撮像装置を模式的に示す概略平面図である。 図4中のC−C’線に沿った概略断面図である。 図4中のD−D’線に沿った概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態による固体撮像装置を模式的に示す概略断面図である。 本発明の第4の実施の形態による固体撮像装置を模式的に示す概略断面図である。
以下、本発明による固体撮像装置について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による固体撮像装置1を模式的に示す概略平面図である。図1は、ガラス板3の側から見た平面図であるが、ガラス板3の図1中の紙面奥側(後述する図2中の下側)の面に形成されている配線パターン4、内部接続用電極4a、外部接続用電極4b及び熱伝導膜7を、実線で示している。また、図1において、固体撮像素子2及びその受光領域2aは、破線で示している。
図2は、図1中のA−A’線に沿った概略断面図である。図3は、図1中のB−B’線に沿った概略断面図である。
本実施の形態による固体撮像装置1は、固体撮像素子2と、透光性板としてのガラス板3(基板)とを備え、いわゆるCOG(チップオングラス)構造を有している。もっとも、本発明は、固体撮像素子2の受光領域2aに対向するようにガラス板3が配置された固体撮像装置であれば、必ずしもCOG構造の固体撮像装置に限られない。
固体撮像素子2は、チップとして構成されたCCD、CMOS等のイメージセンサである。固体撮像素子2は、平面視で長方形状を有している。固体撮像素子2の受光領域2aは、固体撮像素子2の図2中の上面側の、平面視で中央の長方形状の領域である。固体撮像素子2は、ガラス板3を介して受光領域2aに入射した入射光を光電変換して、画像信号を出力する。固体撮像素子2における図1中の左辺及び右辺にそれぞれ沿った帯状の領域は、後述する内部接続用電極4aにそれぞれ対応してその図2中下側に1対1に設けられたバンプによる電極5が配置された電極領域である。この電極領域と受光領域2aとを除いた固体撮像素子2における受光領域2aの周囲の領域(四周の領域)は、周辺回路領域である。周辺回路領域に搭載された周辺回路は、受光領域2aに2次元配置された画素を駆動する走査回路であったり、画素からの信号を処理するCDS回路やAD変換回路であったりする。なお、図面には示していないが、周辺回路領域の最上層は絶縁層になっている。
ガラス板3は、平面視において長方形状を有している。ガラス板3は、固体撮像素子2の受光領域2aに対向するように配置され、固体撮像素子2とガラス板3と間の空間は気密構造とされている。本実施の形態では、ガラス板3は、平面視で、固体撮像素子2の図1中の4辺からそれぞれはみ出すようになっているが、必ずしも4辺すべてからはみ出すようにする必要はない。ガラス板13に代えて、透明樹脂板等の他の透光性板を用いてもよい。
ガラス板3の下面(ガラス板3の固体撮像素子2側の面、すなわち、ガラス板3の図1中の紙面奥側(図2中の下側)の面)には、図1に示すように、配線パターン4、内部接続用電極4a及び外部接続用電極4bが、形成されている。外部接続用電極4bは、ガラス板3の相対する2辺(図1中の左辺及び右辺)にそれぞれ沿って並ぶように複数形成されている。外部接続用電極4bは、固体撮像素子2の電極領域に対応する領域において、固体撮像素子2の電極5と1対1に対応して形成されている。内部接続用電極4a及び外部接続用電極4bも互いに1対1に対応しており、対応する電極4a,4bは図1中の横方向に並んでいる。それらの間は、横方向に延びた配線パターン4により電気的に接続されている。本実施の形態では、内部接続用電極4a、外部接続用電極4b及び配線パターン4は一体の金等の金属膜として構成され、配線パターン4の一部が内部接続用電極4a及び外部接続用電極4bとなっている。もっとも、電極4a,4bは、例えば、配線パターン4に形成した導電部材で構成してもよい。図2に示すように、固体撮像素子2の電極5とガラス板3の内部接続用電極4aとの間が、接合されて電気的に接続されている。
そして、ガラス板3の下面には、平面視で固体撮像素子2と重なる領域から固体撮像素子2と重ならない領域にかけて、ガラス板3よりも熱伝導率の高い材料からなる熱伝導部としての熱伝導膜7が形成されている。すなわち、熱伝導部7は、固体撮像素子2とガラス板3との間に形成された気密空間の内部から外部にわたって延在するようにガラス板3上に形成されている。本実施の形態では、熱伝導膜7として、金等の金属膜が用いられているが、必ずしも金属膜に限定されるものではない。また、本実施の形態では、熱伝導膜7の材料は配線パターン4の材料と同じである。したがって、配線パターン4等を形成する際に、熱伝導膜7も同時に一括して形成することができるので、好ましい。もっとも、熱伝導膜7の材料は配線パターン4の材料と異なっていてもよい。
本実施の形態では、熱伝導膜7は、平面視において、図1に示すように、固体撮像素子2の受光領域2a及び電極領域と対応する領域を除いて、受光領域2aを周回している。そして、熱伝導膜7は、ガラス板3の図1中の上辺の側において固体撮像素子2と重なる領域から固体撮像素子2と重ならない領域にかけて形成されるとともに、ガラス板3の図1中の下辺の側において固体撮像素子2と重なる領域から固体撮像素子2と重ならない領域にかけて形成されている。すなわち、熱伝導膜7は、ガラス板3の図1中の上辺の側において固体撮像素子2とガラス板3との成す気密空間の内部から外部にわたって、また、ガラス板3の図1中の下辺の側において固体撮像素子2とガラス板3との成す気密空間の内部から外部にわたって形成されている。もっとも、熱伝導膜7は、例えば、ガラス板3の図1中の上辺及び下辺のいずれか一方の側においてのみ、固体撮像素子2と重なる領域から固体撮像素子2と重ならない領域にかけて形成してもよい。さらに、本実施の形態では、熱伝導膜7は、外部接続用電極4bの付近において外部接続用電極4bと並ぶように配置された部分7aを有しており、外部接続用電極4bの付近まで延在している。本実施の形態では、外部接続用電極4bと並んだ部分は、ガラス板3の四隅部にそれぞれ配置されているが、そのうちの1箇所のみに配置してもよい。もっとも、本発明では、熱伝導膜7は必ずしも外部接続用電極4b付近まで延在している必要はない。
図1及び図2からわかるように、熱伝導膜7は、固体撮像装置1内において、固体撮像素子2と電気的に接続されていない。もっとも、本発明では、熱伝導膜7は、例えば、1つの配線パターン4と一体に連続するように形成してもよい。
本実施の形態では、固体撮像素子2とガラス板3との間には、固体撮像素子2の電極5の付近を含んで、平面視で受光領域2aを周回するように、封止部としての封止材6が設けられている。封止材6として、絶縁性接着剤等が好適に利用できる。この封止部により、ガラス板3と固体撮像素子2の受光領域2aとの間の空間が、気密に封止されている。図2及び図3に示されるように、熱伝導膜7の一部は、固体撮像素子2とガラス板3と封止材6とによって形成された、受光領域2aを含む気密空間の内部に位置し、また、その他の部分はこの気密空間の外部に位置する。このようにして、熱伝道膜7は、気密空間の内部から外部にわたって設けらる。
本実施の形態によれば、ガラス板3の下面に前述した熱伝導膜7が形成されているので、固体撮像素子2で発生した熱は、熱伝導膜7と対向する固体撮像素子2の領域から、固体撮像素子2と重なる領域の熱伝導膜7の部分、及び、固体撮像素子2と重ならない領域の熱伝導膜7の部分を順次経て、空中に放熱される。したがって、本実施の形態によれば、固体撮像素子2とガラス板3との気密空間内の熱は、熱伝導膜7を介して気密空間内部から気密空間外部へ放熱されることとなり、熱伝導膜7が形成されていない場合に比べて、固体撮像素子2の温度上昇を低減することができるため、固体撮像素子2の熱に起因するノイズ、例えば、暗電流や熱雑音を低減することができ、ひいてはより高画質な画像を得ることができる。
熱伝導膜7は、例えば、カメラのボディ側の筐体等に熱的に接触させてもよく、この場合はより放熱性を高めることができる。また、本実施の形態では、熱伝導膜7の部分7aが外部接続用電極4bの付近に配置されているので、熱伝導膜7に到達した熱の、空中以外への放熱経路を形成し易い。すなわち、固体撮像素子2を実装するプリント配線板の導体パターンに、熱伝導膜7の部分7aを容易に接続することが可能となり、この接続により、熱伝導膜7に到達した熱の放熱経路を簡単に形成することができる。熱伝導膜7の部分7aを接続する相手のプリント配線板の導体パターンとしては、放熱性を高めるため、アースパターンなどの面積の大きいパターンを用いることが好ましい。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態による固体撮像装置11を模式的に示す概略平面図であり、図1に対応している。図4中の熱伝導膜7の形成領域等は、図1に示す熱伝導膜7と同一である。図5は、図4中のC−C’線に沿った概略断面図であり、図2に対応している。図6は、図4中のD−D’線に沿った概略断面図であり、図3に対応している。図4乃至図6において、図1乃至図3中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による固体撮像装置11が前記第1の実施の形態による固体撮像装置1と異なる所は、固体撮像素子2とガラス板3の熱伝導膜7との間を熱的に接触させる熱接続部8が設けられている点のみである。なお、図4において、固体撮像素子2とガラス板3との気密空間内に形成された熱接続部8は、本来、熱伝導膜7に隠れて現れないはずであるが、熱接続部8の形成領域を明示するために、熱接続部8があたかも熱伝導膜7に対して図1中の紙面手前側に存するかのようにして示している。
本実施の形態では、熱接続部8として、固体撮像素子2との熱伝導膜7との間に形成された熱伝導材料層が用いられている。この熱伝導材料は、気密空間内に充填された媒体、例えば、空気や窒素等の気体よりも熱伝導率がより高い材料を用いることが好ましい。そのような熱伝導材料層の例として、銀ペーストの層や、異方性導電ペースト(Anisotropic Conductive Paste)の層などを挙げることができる。
本実施の形態では、熱接続部8は、固体撮像素子2の電極領域を除いた受光領域2aを周回する領域に形成されている。この領域は、固体撮像素子2の周辺回路領域の大部分の領域に対応しており、一般的に周辺回路領域からの発熱量は比較的大きいので、より放熱性を高めるために好ましい。もっとも、熱接続部8の形成領域は、このような領域に限らない。
本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と比べて、放熱性を高めることができる。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態による固体撮像装置21を模式的に示す概略断面図であり、図5に対応している。図7において、図5中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による固体撮像装置21が前記第2の実施の形態による固体撮像装置11と異なる所は、前記第2の実施の形態では熱接続部8が比較的広い面積に渡って連続的に形成されているのに対し、本実施の形態では、熱接続部8が、気密空間内にスポット的に複数箇所(1箇所でもよい。)に形成されている点のみである。熱接続部8を設ける箇所は、特に発熱量の大きい箇所に設けることが好ましい。
本実施の形態においても、熱接続部8は、前記第2の実施の形態と同様の熱伝導材料層としてもよい。あるいは、本実施の形態では、熱接続部8としてバンプを用いてもよい。この場合、バンプの接触性を高めるため、弾性変形性(クッション性)を有するバンプを用いることが好ましい。
本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と比べて、放熱性を高めることができる。
[第4の実施の形態]
図8は、本発明の第4の実施の形態による固体撮像装置31を模式的に示す概略断面図であり、図2に対応している。図8において、図2中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による固体撮像装置31が前記第1の実施の形態による固体撮像装置1と異なる所は、固体撮像素子2の下面(ガラス板3と反対側の面)に、放熱部材9が設けられている点のみである。
放熱部材9としては、金属薄板等の放熱板や、放熱シート(例えば、カーボンシート、ダイヤモンドシート等)を用いることができる。放熱部材9から空中に放熱するだけでもよいが、カメラのボディ側の筐体等に熱的に接触させることが好ましい。
本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と比べて、放熱性を高めることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、前記第1乃至第3の実施の形態による固体撮像装置11,21,31において、前記第4の実施の形態による固体撮像装置31と同様に、固体撮像素子2の下面に放熱部材9を設けてもよい。
また、上記実施の形態において、熱伝導部としての熱伝導膜7は、ガラス板3に形成される一例を説明したが、熱伝導部は、必ずしもガラス板3上に形成されていなくともよい。ガラス基板3や、受光領域2aが形成された半導体基板よりも熱伝導率の高い材料からなる熱伝導部が、受光領域2aを含む気密空間の内部から外部にわたって設けられ、その結果、気密空間の内部の熱を外部へ放熱するように構成されればよい。
また、上記実施の形態において、固体撮像素子2が、ガラス板3に電気的に接続される構成を例示した。この構成に代えて、固体撮像素子2とガラス板3との間に基板としてのインターポーザを設けてもよい。この場合、配線パターン4はインターポーザに形成される。また、インターポーザの材料としては、絶縁性の材料が好ましく、例えば、シリコン、プラスチック、ガラスなどが挙げられる。なお、インターポーザが受光領域2aを覆わないように成形される場合には、インターポーザは、必ずしも透明である必要はない。例えば、周辺回路領域に対向する部分のインターポーザの色を、例えば、黒色にすれば、インターポーザは、周辺回路に対する遮光部としての機能も有する。また、この場合には、熱伝導膜7は、インターポーザ上に形成されるのが好適である。
1,11,21,31 固体撮像装置
2 固体撮像素子
3 ガラス板(透光性板)
4 配線パターン
7 熱伝導膜
8 熱接続部

Claims (10)

  1. 入射光を受光する受光領域を有する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の受光領域と対向するように配置され、前記受光領域と対向する面に前記固体撮像素子と電気的に接続される配線パターンが形成された基板と、
    前記固体撮像素子と前記基板との間の、前記固体撮像素子の受光領域を含む空間を封止する封止部と、
    前記封止部により封止された空間の内部から外部にわたり設けられ、前記基板よりも熱伝導率の高い材料からなる熱伝導部と、
    を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記熱伝導部は、前記基板の前記受光領域と対向する面に形成された熱伝導膜であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記配線パターンの材料と前記熱伝導部の材料とは同一であることを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装置。
  4. 前記基板は長方形状をなし、
    前記基板には、前記配線パターンに電気的に接続された外部接続用電極パッドが、前記基板の相対する2辺にそれぞれ沿って並ぶように複数形成され、
    前記熱伝導部は、少なくとも前記基板の残りの2辺うちの1辺の側において、前記固体撮像素子と重なる領域から前記固体撮像素子と重ならない領域にかけて、前記基板の前記固体撮像素子側の面に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の固体撮像装置。
  5. 前記熱伝導部は、前記固体撮像素子と電気的に接続されていないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記固体撮像素子と前記熱伝導部との間を熱的に接続する熱接続部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固体撮像装置。
  7. 前記熱接続部は、1箇所以上にスポット的に設けられたことを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 前記熱接続部は、前記固体撮像素子と前記熱伝導部との間に形成された熱伝導材料層であることを特徴とする請求項6又は7記載の固体撮像装置。
  9. 前記熱伝導部は、前記配線パターンに電気的に接続された外部接続用電極パッドの付近に延在したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の固体撮像装置。
  10. 前記固体撮像素子における前記基板とは反対側の面に、前記固体撮像素子と接触する放熱部材が設けられたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の固体撮像装置。
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