JP7146564B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特に像振れ補正機構および放熱機構を有する撮像装置に関するものである。
従来、撮影レンズからの撮影光束をCMOSなどの撮像素子で受光し、撮影画像を得るカメラがある。このようなカメラにおいて、カメラの保持状態によって生じる手振れなどに起因するカメラ振れによる像振れが発生することがある。そこで、撮像素子を支持する構成ユニットを、カメラ振れの量に応じて移動させることによって像振れを防止する像振れ補正機構を有するカメラがある。
また、撮像素子の発熱により発生する暗電流が、いわゆる熱ノイズの原因となり、撮影画像の画質が低下することがある。そこで、撮像素子の熱を放熱する放熱機構を有するカメラがある。
特許文献1は、撮像素子を保持する保持部材を光軸に直交する方向へ移動させる駆動手段により、画像の像ブレを除去する補正を行う像ブレ補正手段を有する撮像装置を開示しており、駆動手段により、保持部材を放熱部材に接触させる制御手段を有している。
特開2011-77901号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、撮像素子の放熱は単一方向のパスから行われているため、撮像素子の熱分布に偏りが発生していると想定される。一般に、撮像素子は電気特性の温度依存性を持っており、この熱分布の偏りは、撮影画像の画質の対称性及び均一性を損ねてしまう。
そこで、本発明の目的は、撮影画像の画質の対称性および均一性を向上可能な撮像素子駆動手段を有する撮像装置を提供することである。
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体像を光電変換する撮像素子を移動させることで、前記被写体像の像ブレを除去する像ブレ補正を行う像ブレ補正機構を備える撮像装置であって、前記撮像装置の本体に形成された矩形の開口部に隙間をもって配置され、前記撮像素子を保持する、矩形の保持手段と、前記像ブレ補正を行える第1の位置と前記像ブレ補正を行えない第2の位置との間で前記保持手段を移動させる駆動手段と、前記開口部の対向する2辺に設けられる第1及び第2の伝熱部材と、を有し、前記駆動手段は、前記第2の位置において前記保持手段を前記第1及び第2の伝熱部材に当接させることを特徴とする。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、撮影画像の画質の対称性および均一性を向上可能な撮像素子駆動手段を有する撮像装置を提供することができる。
本発明に係るカメラの機能構成を示すブロック図 本発明に係るカメラの外観斜視図。(a)は前面側から見た図。(b)は背面側から見た図。 本発明に係る撮像ユニットの分解斜視図 従来のカメラの放熱機構 本発明に係る実施例1に記載のカメラの放熱機構。(a)は撮影状態、(b)は放熱状態。 本発明に係る実施例2に記載のカメラの放熱機構。(a)は撮影状態、(b)は放熱状態。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
まず、図1と図2を参照してカメラの構成を説明する。図1は、本発明に係るカメラの機能構成を示すブロック図である。図2は、本発明に係るカメラの外観斜視図であり、図2(a)は、カメラを前面側から見た図で、撮影レンズを外した状態を示す。また、図2(b)は、カメラを背面側から見た図である。
図1および図2において、10は本発明の撮像装置としてのカメラ、30は撮影レンズである。撮影レンズ30は、カメラ10前面のマウント開口部75に対し、レンズ着脱ボタン76の押下操作により、着脱可能になっている。カメラ10と撮影レンズ30はカメラ側通信I/F17とレンズ側通信I/F36で電気的に接続され、各種信号を通信することができる。また、カメラ10から撮影レンズ30への電源供給も行われる。カメラ10のレンズ検知スイッチ18は、カメラ10と撮影レンズ30が、カメラ側通信I/F17とレンズ側通信I/F36を介して通信可能か否かの判別を行う。また、レンズ検知スイッチ18は、カメラ10に装着された撮影レンズ30の種類を識別することができる。31a、31bはフォーカスレンズやズームレンズ等の複数のレンズによって構成されるレンズである。32は開口量を調節するための絞り、33はレンズ31a、31bを駆動し、ピント合わせやズーム駆動をするためのレンズ駆動機構、34は絞り32を駆動し、絞り値を制御するための絞り駆動機構、35は撮影レンズ30の信号処理を行うレンズCPUである。カメラ10は、ユーザーがカメラ10を保持するためのグリップ部80を有する。
11aは撮影レンズ30からの撮影光束(図1の1点鎖線)を後述するペンタプリズム26に反射するとともに、撮影光束の一部をAF(オートフォーカス)のために透過させるハーフミラーからなる主ミラーで、回動可能に配置されている。11bは主ミラー11aとともに回動可能なサブミラーであり、主ミラー11aを透過した撮影光束を反射して、自動焦点調節を行うAFセンサ25へ導く。以下、主ミラー11a、サブミラー11bを特に区別する必要がない場合は、単にミラー11という。14はミラー11を駆動させるミラー駆動回路で、ミラーモータ(不図示)への通電制御により、ミラー11を撮像光路上(図1の実線の位置)、および撮像光路から上方に退避した位置(図1の2点鎖線の位置)に回動および保持可能に構成されている。12はフォーカルプレーンシャッタからなるシャッタで、撮像素子430を露出および遮蔽することにより撮影光束の入射制御を行う。430は撮影レンズ30からの撮影光束を取り込み光電変換するCMOSセンサやCCDセンサからなる撮像素子で、電子シャッタ機能を有する。また、本発明の撮像素子430は、有効画素サイズが約36mm×24mmのいわゆるフルサイズセンサを採用している。さらに、本発明のカメラ10は、撮影時にアスペクト比に応じて、撮像素子430から必要なデータのみを読み出す、いわゆるクロップ撮影機能を有している。
15はシャッタ12のシャッタ幕(不図示)を開閉動作させるシャッタ駆動回路であり、撮像素子430を露出させる開状態、および遮蔽する閉状態にシャッタ幕(不図示)を移行および保持可能に構成されている。
410は撮像素子430の前面に配置され、水晶などの材料からなる矩形状の光学ローパスフィルタである。415は光学ローパスフィルタ410の表面に接着保持され、電圧を印加することで、光学ローパスフィルタ410をZ軸方向(カメラ10の光軸方向)に波状に振動させる圧電素子である。60は圧電素子415への通電制御を行う圧電素子駆動回路である。圧電素子415と圧電素子駆動回路60は、不図示の圧電素子用フレキシブル基板を介し、電気的に接続している。圧電素子415は圧電素子駆動回路60により通電制御され、複数の次数の異なる振動モードで光学ローパスフィルタ410をZ軸方向(カメラ10の光軸方向)に波状に振動させるように構成されている。これにより光学ローパスフィルタ410の表面に付着した塵埃が除去可能な構成となっている。ここで、圧電素子415によって、光学ローパスフィルタ410を振動させて、光学ローパスフィルタ410の表面に付着した塵埃を除去する構成についての詳細は、公知の技術であるため省略する。
50は手振れなどによるカメラ10の振れ量を検出する振れ検出センサである。振れ検出センサ50は、角速度センサからなり、カメラ10の移動量を表す角速度を周期的に検出し、電気信号に変換して出力する構成である。
460は撮像素子430をカメラ10の光軸と直交する平面上で、図2のX方向、図2のY方向、図2のZ軸周りの回転方向に駆動するための駆動コイルである。470は前記駆動コイル460とともに、撮像素子430をカメラ10の光軸と直交する平面上で、図2のX方向、図2のY方向、図2のZ軸周りの回転方向に駆動するための永久磁石である。70は駆動コイル460の通電制御を行う撮像ユニット駆動回路である。駆動コイル460、永久磁石470および撮像ユニット駆動回路70は駆動手段に相当する。駆動コイル460と撮像ユニット駆動回路70は、不図示の駆動コイル用フレキシブル基板を介し、電気的に接続している。480は撮像素子430の位置情報を検出するホール素子などからなる位置検出センサである。位置検出センサ480は、不図示の位置検出センサ用フレキシブル基板を介し、後述のCPU20と電気的に接続される。そして、位置検出センサ480は、周期的に撮像素子430の位置情報を検出し、後述のCPU20に送信する。
以下、撮像素子430、光学ローパスフィルタ410、圧電素子415、駆動コイル460、位置検出センサ480を含む構成ユニットを撮像ユニット400という。撮像ユニット400の構成については、詳細を後述する。
振れ検出センサ50の検出結果に応じて、カメラ10の振れを打ち消す方向に撮像ユニット400を駆動することで、像振れが補正可能な構成となっている。
前記のとおり、撮像ユニット400は、除塵機構および像振れ補正機構を有する。
19はカメラ10の設定や撮影動作を行うための複数のボタンやダイヤルからなる操作部材である。具体的には、操作部材19はカメラ10の電源をonとoffに切り替える電源スイッチ81、撮影動作を行うシャッタボタン82、撮影モードを切り替えるモードダイヤル83を含む。さらに、カメラ設定を変更する設定モードに移行する設定ボタン84、種々の設定を選択する選択ダイヤル85、種々の設定を決定する選択ボタン86、を含む。
20はカメラ10の信号処理を行うカメラCPUであり、本発明の除塵機構を構成する圧電素子駆動回路60の駆動制御や、像振れ補正機構を構成する撮像ユニット駆動回路70の駆動制御を行う。以下、カメラCPU20を単にCPU20とする。21はカメラ10の背面に設けられ、カメラ10の設定表示や状態表示やライブビュー表示や撮影画像表示を行う、液晶表示パネルなどからなる背面モニタである。22はカメラ10の内部温度を検出する温度検出部である。温度検出部22は、サーミスタなどの電子回路からなり、温度変化に伴う抵抗値の変化を電気信号として出力する構成である。温度検出部22はカメラ10の内部温度として、撮像素子430、シャッタ12、AFセンサ25の温度を検出できる構成である。
23はカメラ10の姿勢(正位置、縦位置)の検出や電子水準器の機能を構成するための姿勢検出センサである。姿勢検出センサ23は複数の検出軸を有する加速度センサなどからなり、カメラ10の動きによって生じる姿勢検出センサ23の加速度を電気信号に変換して出力する構成である。24はカメラ10に着脱可能な半導体メモリーカードなどからなる、撮影画像を記録する外部メモリである。
26は主ミラー11aによって反射された撮影光束を後述するAEセンサ27および後述するファインダ28に導く、ガラスなどからなるペンタプリズムである。27は自動露出制御を行うAEセンサである。28はペンタプリズム26から導かれた撮影光束を観察するためのファインダである。29はCPU20からの信号を受けて、カメラ10の設定表示や状態表示を行う、液晶表示パネルなどからなるファインダ内表示器である。
つぎに、図3を参照して撮像ユニット400の構成を説明する。
図3は、本発明に係る撮像ユニットの分解斜視図である。撮像ユニット400は、X方向(カメラ10の光軸に対して直交横方向)、Y方向(カメラ10の光軸に対して直交縦方向)、Z軸周り(カメラ10の光軸周り)の回転方向の像振れを低減するために、撮像素子430を各々の方向に移動させることが可能である。
410は光学ローパスフィルタであり、水晶からなる1枚の複屈折板で矩形状に形成され、撮像素子430の被写体側に配置されている。また、光学ローパスフィルタ410の表面には、赤外カットや反射防止などの光学的なコーティングが施されている。415は圧電素子であり、矩形状の単板で形成され、光学ローパスフィルタ410上において4辺のうち1辺に近接して接着保持される。そして、圧電素子415は、図1の圧電素子駆動回路60の通電制御により、次数の異なる複数の振動モードで光学ローパスフィルタ410をZ軸方向(カメラ10の光軸方向)に波状に振動させるように構成する。ここで、本実施例では、圧電素子415を光学ローパスフィルタ410上において4辺のうち1辺に近接して接着保持される構成としたが、光学ローパスフィルタ410上の4辺のうち対向する2辺に近接して接着保持される構成としても良い。
420はシフトホルダー(保持手段)であり、光学ローパスフィルタ410および撮像素子430を保持し、X方向、Y方向、Z軸周りの回転方向に移動可能である。430は撮像素子であり、シフトホルダー420に不図示の締結部材もしくは粘着部材により固定される。440は撮像ユニット400のベース部材の一部をなすシフトベースであり、撮像素子430の撮影者側に配置されている。450は正面視略L字形をなすフロントベースであり、シフトホルダー420を挟んでシフトベース440とは反対側に配置されている。シフトベース440、フロントベース450は鉄等の軟磁性体からなるものである。フロントベース450は、その一部がシフトベース440に結合され、シフトベース440と一体化されている。すなわち、シフトベース440とフロントベース450とによって撮像ユニット400のベース部材が構成されている。そして、シフトベース440は不図示のカメラ10の本体に締結固定される。
460aはX方向駆動コイルであり、460bおよび460cはY方向駆動コイルであり、不図示の駆動コイル用フレキシブル基板等に半田付けされ、シフトホルダー420に接着固定されている。図3に示すように、駆動コイル460aは、撮像素子430の右側(+X側)に、カメラ10の光軸を含むX方向平面上(図中のXZ平面上)にコイル中心が合致するように配置されている。一方、図3に示すように、駆動コイル460bおよび460cは、撮像素子430の下側(-Y側)に、カメラ10の光軸を含むY方向平面(図中のYZ平面)に対して所定間隔で対称に配置されている。
470aはX方向永久磁石であり、470bおよび470cはY方向永久磁石であり、シフトベース440のフロントベース450に対向する面に接着固定されている。X方向永久磁石470aは、そのN極とS極がX方向に並んでおり、Y方向永久磁石470bおよび470cは、そのN極とS極がY方向に並んでいる。また、永久磁石470a、470b、470cは、駆動コイル460a、460b、460cに各々対向して配置されている。具体的には、X方向駆動コイル460aは常にX方向永久磁石470aの磁界内に位置しており、駆動コイル460aの右辺は常に永久磁石470aのN極とZ方向に重合し、駆動コイル460aの左辺は常に永久磁石470aのS極とZ方向に重合する。一方、Y方向駆動コイル460bは常にY方向永久磁石470bの磁界内に位置しており、駆動コイル460bの上辺は常に永久磁石470bのN極とZ方向に重合し、駆動コイル460bの下辺は常に永久磁石470bのS極とZ方向に重合する。同じくY方向駆動コイル460cは常にY方向永久磁石470cの磁界内に位置しており、駆動コイル460cの上辺は常に永久磁石470cのN極とZ方向に重合し、駆動コイル460cの下辺は常に永久磁石470cのS極とZ方向に重合する。
図1の撮像ユニット駆動回路70により、X方向駆動コイル460aへの通電が行われると、駆動コイル460aが発生する磁束とX方向永久磁石470aによる磁束とが磁気的に干渉してローレンツ力が発生する。そして、シフトホルダー420は、このローレンツ力を推力(駆動力)としてシフトベース440に対してX方向に直線的に移動しようとする。具体的には、X方向駆動コイル460aに正面視右回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460aの右辺、左辺ともに-X方向(正面視で左方向)の力が生じる。逆に、X方向駆動コイル460aに正面視左回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460aの右辺、左辺ともに+X方向(正面視で右方向)の力が生じる。つまり、撮像ユニット駆動回路70によりX方向駆動コイル460aへ流す電流の向きを調整することで、X方向(正面視で左右方向)に直線移動させることができる。また、ローレンツ力は流れる電流の大きさに略比例するので、X方向駆動コイル460aへ流す電流を大きくすれば、X方向の推力は大きくなる。よって、撮像ユニット駆動回路70によりX方向駆動コイル460aへ流す電流の大きさを調整することで、X方向手振れによる像振れの速度に応じた速度でシフトホルダー420をX方向に移動させることができる。
一方、図1の撮像ユニット駆動回路70により、Y方向駆動コイル460bおよび460cへの通電が行われると、駆動コイル460b、460cが発生する磁束とY方向永久磁石470b、470cによる磁束とが、各々磁気的に干渉してローレンツ力が発生する。そして、シフトホルダー420は、このローレンツ力を推力(駆動力)としてシフトベース440に対してY方向に直線的に移動しようとする。具体的には、Y方向駆動コイル460b、460cに正面視右回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460b、460cの上辺、下辺ともに-Y方向(正面視で下方向)の力が生じる。逆に、Y方向駆動コイル460b、460cに正面視左回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460b、460cの上辺、下辺ともに+Y方向(正面視で上方向)の力が生じる。つまり、撮像ユニット駆動回路70によりY方向駆動コイル460b、460cへ流す電流の大きさを同じにして、電流の向きを調整することで、Y方向(正面視で上下方向)に直線移動させることができる。また、ローレンツ力は流れる電流の大きさに略比例するので、Y方向駆動コイル460b、460cへ流す電流を大きくすれば、Y方向の推力は大きくなる。よって、撮像ユニット駆動回路70によりY方向駆動コイル460b、460cへ流す電流の大きさを調整することで、Y方向手振れによる像振れの速度に応じた速度でシフトホルダー420をY方向に移動させることができる。さらに、Y方向駆動コイル460b、460cへ流す電流の大きさを個別に調整すると、駆動コイル460b、460cに発生するY方向の推力は各々異なる。これにより、シフトホルダー420をシフトベース440に対して相対回転させることができる。
位置検出センサ480aは、X方向駆動コイル460aのX方向の変位を検出するホール素子であり、X方向駆動コイル460aの近傍に位置し、X方向永久磁石470aの着磁境界に対向する位置に配置される。位置検出センサ480aは、不図示の位置検出センサ用フレキシブル基板等に半田付けされ、シフトホルダー420に接着固定されている。ホール素子からなる位置検出センサ480aはX方向永久磁石470aから発生する磁束の変化に応じた電気信号を出力し、X方向駆動コイル460aのX方向の変位を検出する。
一方、位置検出センサ480bおよび480cは、Y方向駆動コイル460b、460cのY方向の変位を検出するホール素子である。そして、各々Y方向駆動コイル460b、460cの近傍に位置し、各々Y方向永久磁石470b、470cの着磁境界に対向する位置に配置される。位置検出センサ480b、480cは、不図示の位置検出センサ用フレキシブル基板等に半田付けされ、シフトホルダー420に接着固定されている。ホール素子からなる位置検出センサ480b、480cは各々Y方向永久磁石470b、470cから発生する磁束の変化に応じた電気信号を出力し、Y方向駆動コイル460b、460cのY方向の変位を検出する。なお、図3に示すように、位置検出センサ480bをY方向駆動コイル460bの左側(-X側)に配置し、位置検出センサ480cをY方向駆動コイル460cの右側(+X側)に配置している。このように配置すると、位置検出センサ480bおよび480cを、Y方向駆動コイル460bと460cとの間に配置する場合と比べて、位置検出センサ480bと480cの間隔を長くすることができる。こうすることで、シフトホルダー420が回転した場合に、位置検出センサ480bと480cの検出値の差が大きくなり、回転量をより正確に検出することができ、手振れによる回転方向の像振れ低減をより正確に行うことができる。
ここで、撮像素子430、シフトホルダー420、光学ローパスフィルタ410、圧電素子415、駆動コイル460(460a、460b、460c)、位置検出センサ480(480a、480b、480c)は一体的に移動する可動ユニット500を構成する。
490はシフトホルダー420とシフトベース440との間に挟み込まれて保持された複数(3つ)のボールである。各ボール490は、シフトホルダー420とシフトベース440に形成された不図示の保持部(当接部)に当接し、シフトホルダー420のシフトベース440に対する移動にともなって転動可能である。この保持部のボール490と当接する面は、シフトホルダー420の移動面に平行な平面により形成されている。これにより、シフトホルダー420の移動面に平行な全方向(X方向およびY方向への直進移動、Z軸周りの回転方向を含む)への転動が許容される。また、3つのボール490の外径は互いに同じである。これにより、シフトホルダー420をカメラ10のZ軸に対して倒すことなく保持および移動させることが可能となる。また、シフトホルダー420は磁気吸引等の手法によりシフトベース440に向かって付勢される。これにより、シフトホルダー420とシフトベース440との間でボール490を加圧状態で挟持することができる。
なお、各ボール490は、その近くに配置される永久磁石470a、470b、470cに吸着されないように、SUS304やセラミック等の材料により形成されている。また、各ボール490と保持部との間には、シフトホルダー420とシフトベース440との間の挟持力が弱まったり、あるいはなくなったりしてもボール490が容易に保持部から脱落しないように、適切な粘度を有する潤滑油が塗布されている。これにより、撮像ユニット400に加わった振動や衝撃によって大きな慣性力がシフトホルダー420に作用して、ボールの挟持力が弱まったり、あるいはなくなったりしても、ボール490の脱落やずれを防止できる。
次に本発明の実施形態における撮像ユニット400の像振れ低減の動作について図1から図3を用いて説明する。ユーザーの手振れなどによりカメラ10が揺れると、カメラ10の光軸に対する角度振れおよび回転振れが生じ、画像に揺れが生じてしまう。像振れ低減の動作は、この画像の揺れ方向とは逆方向に撮像素子430を移動させ、画像の揺れを打ち消すように行われる。
カメラ10にX方向、Y方向、およびZ軸に対して回転方向に手振れが生じたときに、各方向の振れ検出センサ50の出力が積分され、各方向の角度振れ量が算出され、CPU20に送信される。CPU20は、振れ検出センサ50からの角度振れ量に基づいて、像振れを低減するために必要な撮像素子430のX方向、Y方向、Z軸周りの回転方向での目標シフト位置を算出する。そして、これら目標シフト位置に撮像素子430を移動させるための制御信号を撮像ユニット駆動回路70に出力する。この制御信号に応じて撮像ユニット駆動回路70は、X方向駆動コイル460aおよびY方向駆動コイル460b、460cに対して通電制御を行い、撮像素子430を目標シフト位置へ移動させる。
撮像素子430の実際の位置情報は、位置検出センサ480により検出され、撮像素子430のX方向変位、Y方向変位、Z軸周りの回転変位は、CPU20へ送信される。CPU20は、X方向、Y方向、Z軸周りの回転方向での目標シフト位置と、位置検出センサ480によって得られた撮像素子430の実際の位置とを比較し、これらの差がゼロに近づくように制御信号を撮像ユニット駆動回路70に出力する。このフィードバック制御を行うことにより、撮像素子430が目標シフト位置に向かって移動し、像振れが低減される。なお、Z軸周りの回転方向の像振れ低減の動作は公知の技術を用いればよい。本実施例ではY方向角度振れ量と回転方向角度振れ量の一方を加算、他方を減算処理する。そして、一方は位置検出センサ480bとの誤差量がゼロになるように駆動コイル460bを制御し、他方は位置検出センサ480cとの誤差量がゼロになるように駆動コイル460cを制御している。
次に、従来の撮像素子430の放熱機構を図4に示す模式図を用いて説明する。
撮影動作によって撮像素子430が発熱することで暗電流が発生し、いわゆる熱ノイズの原因となり、撮影画像の画質が低下することがある。よって撮像素子430が発した熱を別部材に伝達することが望ましいが、上記のように撮像素子430を移動させる機構を有している場合は、常時、別部材に熱を伝達することができない。従って以下のような放熱機構を有している。
図4において、100は樹脂などの材料からなるカメラ10の本体である。本体100は、一部にアルミニウムなどの金属をインサートし、樹脂と金属が一体的に形成されている。本体100の略中央には、シフトホルダー420の外形から所定の隙間を設けた位置に略矩形の開口部110が設けられている。開口部110の、シフトホルダー420の外形の1辺と対応する辺に、弾性を有する材料からなる第1の伝熱部材150を設け、粘着テープ(不図示)などで貼り付け保持されている。
駆動コイル460への通電により、シフトホルダー420を第1の伝熱部材150または第2の伝熱部材160の方向へ移動し、当接させることで撮像素子430の熱を本体100に放熱することが可能な構成となっている。
シフトホルダー420が像振れ低減の動作で移動する範囲内で、シフトホルダー420と第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160が干渉しないように、所定の隙間を設ける。これにより、像振れ低減の動作を阻害することなく、放熱が可能である。
従って上記の動作は、像振れ低減の動作が不要な非撮影時に実施し、ユーザーが撮影動作を行っている際には、上記の放熱は実施しない。放熱の実施、非実施を確定させる条件は温度検出部(温度検出手段)22にて検出される温度としても良い。
一般的に撮像素子430の電気特性には温度依存性があり、温度の差はすなわち画質の差となってしまう。そのため、撮影時の熱分布が撮像素子430を中心に対し極力対称に、また極力均一になるように、熱源や熱の伝達経路が配置されることが多い。
駆動コイル460への通電により、シフトホルダー420を第1の伝熱部材150の方向へ移動し、シフトホルダー420の辺421と第1の伝熱部材150が当接すると、撮像素子430に蓄積された熱は当接されている箇所から本体100に移っていく。一方で撮像素子430の中心位置基準にてシフトホルダー420の辺421と略反対側となる箇所からは放熱がなされない。そのため、撮像素子430の放熱が開始されてから十分に時間が経過し、熱平衡状態となる過程において、撮像素子430の熱分布の対称性及び均一性が失われてしまう。
熱平衡状態となる前に、ユーザーが撮影動作に移り、カメラ10が撮影状態となった場合には、撮像素子430の電気特性は撮像素子430を中心に対称ではなく均一性も低いため、ユーザーによって撮影される画像の品質を損ねてしまうという課題がある。
上記の課題を省みて発案された本発明の実施形態における放熱機構について図5、図6を参照して説明する。
図5は、本発明の実施形態1における放熱機構を示す模式図であり、図5(a)は撮影状態のシフトホルダー420の位置(第1の位置)を示し、図5(b)は撮像素子430を放熱させている状態(非撮影状態)のシフトホルダー420の位置(第2の位置)を示している。
図5において、従来構成と同様に100は樹脂などの材料からなるカメラ10の本体である。本体100は、一部にアルミニウムなどの金属をインサートし、樹脂と金属が一体的に形成されている。本体100の略中央には、シフトホルダー420の外形から所定の隙間を設けた位置に略矩形の開口部110が設けられている。
シフトホルダー420の第1の辺422及び、第2の辺423は撮像素子430のどの辺とも並行ではなく、一定の傾きを持って設定される。またシフトホルダー420の第1の辺422と第2の辺423は、撮像素子430を挟んで略対称形状とする。
シフトホルダー420の第1の辺422及び第2の辺423と対応する開口部110の2辺に、弾性を有する材料からなる第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160を設け、粘着テープ(不図示)などで貼り付け保持されている。
図5(a)に示すように撮影時において、シフトホルダー420の第1の辺422及び第2の辺423と、第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160は一定の傾きを持っている。
カメラ10が非撮影状態であり、温度検出部22にて検出される温度が一定以上の場合、カメラ10は放熱状態への切り替えを行う。
放熱時は、駆動コイル460への通電により、シフトホルダー420をZ軸に対し時計回りに回転させ、図5(b)に示すように、第1の伝熱部材150及び第2の伝熱部材160に同時に当接させる。ここでいう同時とは、厳密な意味での同時ではなく、製造誤差やシフトホルダー420の位置などが原因で、シフトホルダー420が第1の伝熱部材150及び第2の伝熱部材160にわずかなタイミングのズレで当接する場合も含む意図である。非撮影状態の場合は、撮像素子430がどの位置にあっても良い。すなわち、シフトホルダー420を第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160に当接することが可能である。
撮像素子430に蓄積した熱は撮像素子430の中心を挟んで対極にある+Y方向と-Y方向の2方向から第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160を介して本体100に放熱される。対極にある2箇所から同時に放熱されるため、撮像素子430の熱分布も撮像素子430の中心を挟んで対称となる。また、従来構成のように1方向のみから放熱された場合と比較して、撮像素子430の熱分布の均一性も高くなる。
放熱が開始されてから熱平衡状態となる前に、ユーザーが撮影動作を行い、カメラが撮影状態となった場合において、撮像素子430の電気特性は撮像素子430を中心に対称となり均一性も従来構成と比較して高いため、品質の良い画像をユーザーに提供可能な構成となっている。また放熱時間によらず、常に撮像素子430の熱分布の対称性は保たれているため、撮影状態と放熱状態を短時間の間に何度も切り替えることが可能となる。
本実施例では、シフトホルダー420をZ軸に対し時計回りに回転させ、第1の伝熱部材150及び第2の伝熱部材160に同時に当接させる構成としたが、シフトホルダー420を半時計回りに回転させて第1の伝熱部材150及び第2の伝熱部材160に同時に当接させる構成としてもよい。
図6は、本発明の実施形態2における放熱機構を示す模式図であり、図6(a)は像振れ低減の動作を実施していない撮影状態初期のシフトホルダー420の位置を示し、図6(b)は撮像素子430を放熱させている状態のシフトホルダー420の位置を示している。図6において、従来構成、実施形態1と同様に100は樹脂などの材料からなるカメラ10の本体である。本体100は、一部にアルミニウムなどの金属をインサートし、樹脂と金属が一体的に形成されている。本体100の略中央には、シフトホルダー420の外形から所定の隙間を設けた位置に略矩形の開口部110が設けられている。
シフトホルダー420の第1の辺425及び、第2の辺426は撮像素子430のどの辺とも平行ではなく、一定の傾きを持って設定される。シフトホルダー420の第1の辺425と第2の辺426の間隔は-Y方向になるほど狭くする。また、シフトホルダー420の第1の辺425と第2の辺426は、撮像素子430を挟んで略対称の形状とする。
シフトホルダー420の第1の辺425及び第2の辺426と対応する開口部110の2辺に、弾性を有する材料からなる第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160を設け、粘着テープ(不図示)などで貼り付け保持されている。
図6(a)に示すように撮影状態初期において、シフトホルダー420の第1の辺425及び第2の辺426と、第1の伝熱部材150および第2の伝熱部材160はそれぞれ平行に配置されている。
カメラ10が非撮影状態であり、温度検出部22にて検出される温度が一定以上の場合、カメラ10は放熱状態への切り替えを行う。このとき、撮影時に像振れ低減の動作が撮像素子430の回転方向に行われ、撮像素子430の姿勢がXY平面上にて傾いていた場合、図6(a)に示す撮影初期状態と同じ姿勢になるよう、撮像素子駆動コイル460への通電により、シフトホルダー420が制御される。続いて、シフトホルダー420を撮像素子430の撮像面に平行な-Y方向へ平行移動させ、図6(b)に示すように、第1の伝熱部材150及び第2の伝熱部材160に同時に当接させる。
このとき撮像素子430に蓄積した熱は撮像素子430の中心を挟んで対極にある+X方向と-X方向の2方向から本体100に放熱される。対極にある2箇所から同時に放熱されるため、撮像素子430の熱分布も撮像素子430の中心を挟んで対称となる。従来構成のように1方向のみから放熱された場合と比較して、撮像素子430の熱分布の均一性も高くなる。放熱が開始されてから熱平衡状態となる前に、ユーザーが撮影動作を行い、カメラが撮影状態となった場合において、撮像素子430の電気特性は撮像素子430を中心に対称となり均一性も従来構成と比較して高いため、品質の良い画像をユーザーに提供可能な構成となっている。また放熱時間によらず、常に撮像素子430の熱分布の対称性は保たれているため、撮影状態と放熱状態を短時間の間に何度も切り替えることが可能となる。
上記各実施例によれば、撮影画像の画質の対称性および均一性を向上可能な撮像素子駆動手段を有する撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
70 ・・・・ 撮像ユニット駆動回路
150 ・・・・ 第1の伝熱部材
160 ・・・・ 第2の伝熱部材
420 ・・・・ シフトホルダー
460(460a、460b、460c) ・・・・ 駆動コイル
470(470a、470b、470c) ・・・・ 永久磁石

Claims (11)

  1. 被写体像を光電変換する撮像素子を移動させることで、前記被写体像の像ブレを除去する像ブレ補正を行う像ブレ補正機構を備える撮像装置であって、
    前記撮像装置の本体に形成された矩形の開口部に隙間をもって配置され、前記撮像素子を保持する、矩形の保持手段と、
    前記像ブレ補正を行える第1の位置と前記像ブレ補正を行えない第2の位置との間で前記保持手段を移動させる駆動手段と、
    前記開口部の対向する2辺に設けられる第1及び第2の伝熱部材と、
    を有し、
    前記駆動手段は、前記第2の位置において前記保持手段を前記第1及び第2の伝熱部材に当接させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記駆動手段は、撮像面に垂直な軸のまわりの回転動作により、前記第2の位置において前記保持手段を前記第1及び第2の伝熱部材に当接させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の伝熱部材が設けられている前記開口部の一辺に対応する前記保持手段の第1の辺と、前記第2の伝熱部材が設けられている前記開口部の一辺に対応する前記保持手段の第2の辺は、前記撮像素子に対して対称な形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の位置において、前記第1の辺及び前記第2の辺は、前記第1の伝熱部材及び前記第2の伝熱部材に対して一定の傾きを有することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記駆動手段は、撮像面に対する平行移動により、前記第2の位置において前記保持手段を前記第1及び第2の伝熱部材に当接させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の伝熱部材及び前記第2の伝熱部材は、互いに平行に配置されていることを特徴とする請求項2から4の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の伝熱部材が設けられている辺と前記第2の伝熱部材が設けられている辺は、互いに角度を成すことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の伝熱部材および前記第2の伝熱部材は、弾性を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の撮像装置
  9. 前記撮像素子の温度を検出する温度検出手段を更に有し、
    前記撮像素子の温度が所定の温度以上の場合に、前記駆動手段は、前記第2の位置において前記保持手段を前記第1及び第2の伝熱部材に当接させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記駆動手段は、前記第2の位置において前記保持手段を前記第1及び第2の伝熱部材に同時に当接させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の撮像装置。
  11. 前記第1の位置は、前記保持手段が撮影状態にあるときの位置であり、前記第2の位置は、前記保持手段が非撮影状態にあるときの位置であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の撮像装置。



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