JP2020046520A - 撮像装置 - Google Patents

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悠人 鈴木
Yuto Suzuki
悠人 鈴木
俊一 馬渕
Shunichi Mabuchi
俊一 馬渕
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Abstract

【課題】 像振れ補正機構に搭載された撮像基板等の移動体へ、受電端子表面に異物が付着した場合でも安定して給電することを可能にした撮像装置を提供すること【解決手段】撮像装置は、給電部を備える第1の部材(433)と、前記給電部からの通電を受ける受電部を備え、前記第1の部材に対して移動可能な、撮像素子を有する第2の部材(401)と、を有し、前記第2の部材は、前記給電部から前記受電部に通電を行う第1および第2の位置とに移動可能である。【選択図】図1

Description

本発明は移動体を有する撮像装置に関する。
レンズ交換式カメラなどの撮像装置において、カメラを保持する撮影者の手振れなどに起因するカメラ振れによって、撮影画像に像振れが発生することがある。
そこで、従来、撮像素子を支持する構成ユニットを、カメラ振れの量に応じて移動させることで像振れを防止する像振れ補正機構を有するカメラがある。像振れ補正機構の例としては、撮像基板を光軸に垂直な面内でシフトさせることで像振れを抑える機構がある。このような像振れ補正機構では、撮像基板と他基板を接続する電気配線が撮像基板の移動によって撓み、この撓みによって生じる電気配線のコシが、撮像基板の移動負荷を大きくする。その結果、像振れ補正機構の動作を妨害してしまうという問題がある。
特許文献1では、撮像基板と他基板間で電気配線によらずにミリ波で信号伝送を行う、像振れ補正機構を持つ撮像装置が開示されている。特許文献1の撮像装置は、撮像基板と他基板間の電気配線を無くすことで、前述の電気配線のコシが像振れ補正機構の動作を妨害してしまうという問題を解決することができる。
特許文献2では、移動体の自動給電装置が開示されている。特許文献2の自動給電装置は、給電用電源に接続された正極・負極のそれぞれ複数の給電端子から移動体に設けた受電端子を介して、移動体に搭載されている充電池に充電を行う。
特許文献2に開示の従来技術を適用すると、撮像基板と他基板間の電気配線を無くし、他基板に設けた給電端子から撮像基板に設けた受電端子を介して、撮像基板に搭載された電気素子と他基板の間で信号伝送ができる。給電端子と受電端子が離れている間に、像振れ補正機構を動作させることで、前述の電気配線のコシが像振れ補正機構の動作を妨害してしまうという問題を解決することができる。
特開2011‐39340号公報 特許第4494760号公報 特開2015−36718号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、電気配線を無くしたことで、撮像基板が他基板から電気的に独立する。そのため、撮像基板に搭載された撮像素子等の電気素子を動作させるための電源を供給する機構が必要となるという問題がある。この問題は、特許文献2に開示された従来技術を適用して、他基板に設けた給電端子から撮像基板に設けた受電端子を介して、撮像基板に搭載された電気素子へ電力を供給することで解決可能である。
しかしながら、レンズ交換式カメラのような撮影レンズを着脱可能な構成のカメラにおいては、レンズ着脱の際に空気中の塵埃や微小ゴミがカメラ内部に侵入する可能性がある。特許文献2に開示された従来技術では、受電端子表面に塵埃や微小ゴミなどの異物が付着すると、受電端子と給電端子の間で導通不良が発生して、撮像基板へ安定して給電することができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、像振れ補正機構に搭載された撮像基板等の移動体へ、受電端子表面に異物が付着した場合でも安定して給電することを可能にした撮像装置を提供することである。
本発明の一側面としての撮像装置は、給電部を備える第1の部材と、給電部からの通電を受ける受電部を備え、第1の部材に対して移動可能な、撮像素子を有する第2の部材と、を有し、第2の部材は、給電部から受電部に通電を行う第1および第2の位置とに移動可能であることを特徴とする。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、像振れ補正機構に搭載された撮像基板等の移動体へ、受電端子表面に異物が付着した場合でも安定して給電することを可能にした撮像装置を提供することができる。
本発明に係る撮像装置の撮像ユニットの分解斜視図。 本発明に係る撮像装置の機能構成を示すブロック図。 本発明に係る撮像装置の外観斜視図。(a)前面側から見た図、(b)背面側から見た図。 本発明に係る撮像基板を撮像装置背面側から見た外観斜視図 本発明に係る第1の給電動作を説明するための図およびその受電端子部拡大図。 本発明に係る受電端子に異物が付着した状態を示す図(a)、本発明に係る第1の給電動作における可動ユニットの動作を説明するための受電端子部拡大図(b)。 本発明に係る第2の給電動作を説明するための受電端子部拡大図。 本発明に係る受電端子の撮影動作時の位置を説明するための図。 本発明に係る撮像装置の制御フローチャート。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
まず、図2と図3を参照してカメラの構成を説明する。図2は、本発明に係るカメラの機能構成を示すブロック図である。図3は、本発明に係るカメラの外観斜視図であり、図3(a)は、カメラを前面側から見た図で、撮影レンズを外した状態を示す。また、図3(b)は、カメラを背面側から見た図である。
図2および図3において、10は本発明の撮像装置としてのカメラ、30は撮影レンズで、撮影レンズ30はカメラ10の前面のマウント開口部75に対し、レンズ着脱ボタン76の押下操作により、着脱可能である。
カメラ10と撮影レンズ30はカメラ側通信I/F17とレンズ側通信I/F36で電気的に接続され、各種信号を通信することができる。また、カメラ10から撮影レンズ30への電源供給も行われる。カメラ10のレンズ検知スイッチ18により、カメラ10と撮影レンズ30が、カメラ側通信I/F17とレンズ側通信I/F36を介して通信可能か否かの判別を行う。
また、レンズ検知スイッチ18では、カメラ10に装着された撮影レンズ30の種類を識別することができる。31a、31bはフォーカスレンズやズームレンズ等の複数のレンズによって構成されるレンズである。32は開口量を調節するための絞り、33はレンズ31a、31bを駆動し、ピント合わせやズーム駆動をするためのレンズ駆動機構、34は絞り32を駆動し、絞り値を制御するための絞り駆動機構、35は撮影レンズ30の信号処理を行うレンズCPUである。
カメラ10は、ユーザーがカメラ10を保持するためのグリップ部80を有する。11aは撮影レンズ30からの撮影光束(図2の1点鎖線)を後述するペンタプリズム26に反射するとともに、一部をAF(オートフォーカス)のために透過させるハーフミラーからなる主ミラーで、回動可能に配置されている。11bは主ミラー11aとともに回動可能なサブミラーであり、主ミラー11aを透過した撮影光束を反射して、自動焦点調節を行うAFセンサ25へ導く。以下、主ミラー11a、サブミラー11bを特に区別する必要がない場合は、単にミラー11という。14はミラー11を駆動させるミラー駆動回路で、ミラーモータ(不図示)への通電制御により、ミラー11を撮像光路上(図2の実線の位置)、および撮像光路から上方に退避した位置(図2の2点鎖線の位置)に回動および保持可能に構成されている。
12はフォーカルプレーンシャッタからなるシャッタで、撮像素子430を露出および遮蔽することにより撮影光束の入射制御を行う。430は撮影レンズ30からの撮影光束を取り込み光電変換するCMOSセンサやCCDセンサからなる撮像素子で、電子シャッタ機能を有する。15はシャッタ12のシャッタ幕(不図示)を開閉動作させるシャッタ駆動回路であり、撮像素子430を露出させる開状態、および遮蔽する閉状態にシャッタ幕(不図示)を移行および保持可能に構成されている。
410は光学ローパスフィルタであり、水晶からなる1枚の複屈折板で矩形状に形成され、撮像素子430の被写体側に配置されている。また、光学ローパスフィルタ410の表面には、赤外カットや反射防止などの光学的なコーティングが施されている。
50は手振れなどによるカメラ10の振れ量を検出する振れ検出センサである。振れ検出センサ50は、角速度センサからなり、カメラ10の移動量を表す角速度を周期的に検出し、電気信号に変換して出力する構成である。
460は撮像素子430をカメラ10の光軸と直交する平面上で、図3のX方向、図3のY方向、図3のZ軸周りの回転方向に駆動するための駆動コイルである。470は前記駆動コイル460とともに、撮像素子430をカメラ10の光軸と直交する平面上で、図3のX方向、図3のY方向、図3のZ軸周りの回転方向に駆動するための永久磁石である。70は駆動コイル460の通電制御を行う撮像ユニット駆動回路である。駆動コイル460と撮像ユニット駆動回路70は、不図示の駆動コイル用フレキシブル基板を介し、電気的に接続している。
480は撮像素子430の位置情報を検出するホール素子などからなる位置検出センサである。位置検出センサ480は、不図示の位置検出センサ用フレキシブル基板を介し、後述のCPU20と電気的に接続される。そして、周期的に撮像素子430の位置情報を検出し、後述のCPU20に送信する。以下、撮像素子430、光学ローパスフィルタ410、駆動コイル460、永久磁石470、位置検出センサ480を含む構成ユニットを撮像ユニット400という。撮像ユニット400の構成については、詳細を後述する。振れ検出センサ50の検出結果に応じて、カメラ10の振れを打ち消す方向に撮像ユニット400を駆動することで、像振れを補正可能な構成となっている。
19はカメラ10の設定や撮影動作を行うための複数のボタンやダイヤルからなる操作部材である。具体的には、カメラ10の電源をonとoffに切り替える電源スイッチ81、撮影動作を行うシャッタボタン82、撮影モードを切り替えるモードダイヤル83を含む。さらに、カメラ設定を変更する設定モードに移行する設定ボタン84、種々の設定を選択する選択ダイヤル85、種々の設定を決定する選択ボタン86を含む。
20はカメラ10の信号処理を行うカメラCPUであり、本発明の像振れ補正機構を構成する撮像ユニット駆動回路70の駆動制御を行う。以下、カメラCPU20を単にCPU20とする。CPU20は、受電端子432への入力電流を検知して、後述する充電池423を含む可動ユニット401への給電動作の開始を判断する。
21はカメラ10の背面に設けられ、カメラ10の設定表示や状態表示やライブビュー表示や撮影画像表示を行う、液晶表示パネルなどからなる背面モニタである。24はカメラ10に着脱可能な半導体メモリーカードなどからなる、撮影画像を記録する外部メモリである。26は主ミラー11aによって反射された撮影光束を後述するAEセンサ27および後述するファインダ28に導く、ガラスなどからなるペンタプリズムである。27は自動露出制御を行うAEセンサである。28はペンタプリズム26から導かれた撮影光束を観察するためのファインダである。29はCPU20からの信号を受けて、カメラ10の設定表示や状態表示を行う、液晶表示パネルなどからなるファインダ内表示器である。電源42は、カメラ10の各要素に対して電源を供給する。
つぎに、図1、図4を参照して撮像ユニット400の構成を説明する。図1は、本発明に係る撮像ユニットの分解斜視図である。図4は、本発明に係る撮像基板を撮像装置背面側から見た外観斜視図である。
420はシフトホルダーであり、光学ローパスフィルタ410および撮像素子430を保持し、X方向、Y方向、Z軸周りの回転方向に移動可能である。撮像素子430は、シフトホルダー420に不図示の締結部材もしくは粘着部材により固定される。440は撮像ユニット400のベース部材の一部をなすシフトベースであり、撮像素子430の撮影者側に配置されている。450は正面視略L字形をなすフロントベースであり、シフトホルダー420を挟んでシフトベース440とは反対側に配置されている。シフトベース440、フロントベース450は鉄等の軟磁性体からなるものである。
フロントベース450は、その一部がシフトベース440に結合され、シフトベース440と一体化されている。すなわち、シフトベース440とフロントベース450とによって撮像ユニット400のベース部材が構成されている。そして、シフトベース440は不図示のカメラ10の本体に締結固定される。
460aはX方向駆動コイルであり、460bおよび460cはY方向駆動コイルであり、不図示の駆動コイル用フレキシブル基板等に半田付けされ、シフトホルダー420に接着固定されている。
図1に示すように、駆動コイル460aは、撮像素子430の右側(+X側)に、カメラ10の光軸を含むX方向平面上(図中のXZ平面上)にコイル中心が合致するように配置されている。一方、図1に示すように、駆動コイル460bおよび460cは、撮像素子430の下側(−Y側)に、カメラ10の光軸を含むY方向平面(図中のYZ平面)に対して所定間隔で対称に配置されている。
470aはX方向永久磁石であり、470bおよび470cはY方向永久磁石であり、シフトベース440のフロントベース450に対向する面に接着固定されている。永久磁石470aは、そのN極とS極がX方向に並んでおり、永久磁石470bおよび470cは、そのN極とS極がY方向に並んでいる。また、永久磁石470a、470b、470cは、駆動コイル460a、460b、460cに各々対向して配置されている。具体的には、駆動コイル460aは常に永久磁石470aの磁界内に位置しており、駆動コイル460aの右辺は常に永久磁石470aのN極とZ方向に重なり、駆動コイル460aの左辺は常に永久磁石470aのS極とZ方向に重なるように位置している。
一方、駆動コイル460bは常に永久磁石470bの磁界内に位置しており、駆動コイル460bの上辺は常に永久磁石470bのN極とZ方向に重なり、駆動コイル460bの下辺は常に永久磁石470bのS極とZ方向に重なるように位置している。同じく駆動コイル460cは常に永久磁石470cの磁界内に位置しており、駆動コイル460cの上辺は常に永久磁石470cのN極とZ方向に重なり、駆動コイル460cの下辺は常に永久磁石470cのS極とZ方向に重なるように位置している。
図2の撮像ユニット駆動回路70により、駆動コイル460aへの通電が行われると、駆動コイル460aが発生する磁束と永久磁石470aによる磁束とが磁気的に干渉してローレンツ力が発生する。そして、シフトホルダー420は、このローレンツ力を推力(駆動力)としてシフトベース440に対してX方向に直線的に移動しようとする。具体的には、駆動コイル460aに正面視右回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460aの右辺、左辺ともに−X方向(正面視で左方向)の力が生じる。逆に、駆動コイル460aに正面視左回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460aの右辺、左辺ともに+X方向(正面視で右方向)の力が生じる。つまり、撮像ユニット駆動回路70により駆動コイル460aへ流す電流の向きを調整することで、X方向(正面視で左右方向)に直線移動させることができる。また、ローレンツ力は流れる電流の大きさに略比例するので、駆動コイル460aへ流す電流を大きくすれば、X方向の推力は大きくなる。よって、撮像ユニット駆動回路70により駆動コイル460aへ流す電流の大きさを調整することで、X方向手振れによる像振れの速度に応じた速度でシフトホルダー420をX方向に移動させることができる。
一方、図2の撮像ユニット駆動回路70により、駆動コイル460bおよび460cへの通電が行われると、駆動コイル460b、460cが発生する磁束と永久磁石470b、470cによる磁束とが、各々磁気的に干渉してローレンツ力が発生する。そして、シフトホルダー420は、このローレンツ力を推力(駆動力)としてシフトベース440に対してY方向に直線的に移動しようとする。具体的には、駆動コイル460b、460cに正面視右回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460b、460cの上辺、下辺ともに−Y方向(正面視で下方向)の力が生じる。逆に、駆動コイル460b、460cに正面視左回りの方向に電流が流れると、駆動コイル460b、460cの上辺、下辺ともに+Y方向(正面視で上方向)の力が生じる。つまり、撮像ユニット駆動回路70により駆動コイル460b、460cへ流す電流の大きさを同じにして、電流の向きを調整することで、Y方向(正面視で上下方向)に直線移動させることができる。また、ローレンツ力は流れる電流の大きさに略比例するので、駆動コイル460b、460cへ流す電流を大きくすれば、Y方向の推力は大きくなる。よって、撮像ユニット駆動回路70により駆動コイル460b、460cへ流す電流の大きさを調整することで、Y方向手振れによる像振れの速度に応じた速度でシフトホルダー420をY方向に移動させることができる。
さらに、駆動コイル460b、460cへ流す電流の大きさを個別に調整すると、駆動コイル460b、460cに発生するY方向の推力は各々異なる。これにより、シフトホルダー420をシフトベース440に対して相対回転させることができる。
位置検出センサ480aは、駆動コイル460aのX方向の変位を検出するホール素子であり、駆動コイル460aの近傍に位置し、永久磁石470aの着磁境界に対向する位置に配置される。位置検出センサ480aは、不図示の位置検出センサ用フレキシブル基板等に半田付けされ、シフトホルダー420に接着固定されている。ホール素子からなる位置検出センサ480aは永久磁石470aから発生する磁束の変化に応じた電気信号を出力し、駆動コイル460aのX方向の変位を検出する。一方、位置検出センサ480bおよび480cは、駆動コイル460b、460cのY方向の変位を検出するホール素子である。そして、各々駆動コイル460b、460cの近傍に位置し、各々永久磁石470b、470cの着磁境界に対向する位置に配置される。
位置検出センサ480b、480cは、不図示の位置検出センサ用フレキシブル基板等に半田付けされ、シフトホルダー420に接着固定されている。ホール素子からなる位置検出センサ480b、480cは各々永久磁石470b、470cから発生する磁束の変化に応じた電気信号を出力し、駆動コイル460b、460cのY方向の変位を検出する。なお、図1に示すように、位置検出センサ480bを駆動コイル460bの左側(−X側)に配置し、位置検出センサ480bを駆動コイル460bの右側(+X側)に配置している。このように配置すると、位置検出センサ480bおよび480cを、駆動コイル460bと460cとの間に配置する場合と比べて、位置検出センサ480bと480cの間隔を長くすることができる。こうすることで、シフトホルダー420が回転した場合に、位置検出センサ480bと480cの検出値の差が大きくなり、回転量をより正確に検出することができ、手振れによる回転方向の像振れ低減をより正確に行うことができる。
ここで、撮像素子430、シフトホルダー420、光学ローパスフィルタ410、駆動コイル460(460a、460b、460c)、位置検出センサ480(480a、480b、480c)は一体的に移動する可動ユニット(第2の部材)401を構成する。
490はシフトホルダー420とシフトベース440との間に挟み込まれて保持された複数(3つ)のボールである。各ボール490は、シフトホルダー420とシフトベース440に形成された不図示の保持部(当接部)に当接し、シフトホルダー420のシフトベース440に対する移動にともなって転動可能である。この保持部のボール490と当接する面は、シフトホルダー420の移動面に平行な平面により形成されている。これにより、シフトホルダー420の移動面に平行な全方向(X方向およびY方向への直進移動、Z軸周りの回転方向を含む)への転動が許容される。また、3つのボール490の外径は互いに同じである。これにより、シフトホルダー420をカメラ10のZ軸に対して倒すことなく保持および移動させることが可能となる。
また、シフトホルダー420は磁気吸引等の手法によりシフトベース440に向かって付勢される。これにより、シフトホルダー420とシフトベース440との間でボール490を加圧状態で挟持することができる。なお、各ボール490は、その近くに配置される永久磁石470a、470b、470cに吸着されないように、SUS304やセラミック等の材料により形成されている。
また、各ボール490と前記の保持部との間には、シフトホルダー420とシフトベース440との間の挟持力が弱まったり、あるいはなくなったりしてもボール490が容易に保持部から脱落しないように、適切な粘度を有する潤滑油が塗布されている。これにより、撮像ユニット400に加わった振動や衝撃によって大きな慣性力がシフトホルダー420に作用して、ボール490の挟持力が弱まったり、あるいはなくなったりしても、ボール490の脱落やずれを防止できる。
433はCPU20が実装されるメイン基板(第1の部材)であり、メイン基板433に形成された配線パターンを介して、CPU20とカメラ10の各要素の間での信号伝送および電源42からカメラ10の各要素へ電力を供給する。
431は撮像素子430が実装される撮像基板であり、シフトホルダー420に対して不図示の締結部材もしくは粘着部材により固定される。撮像素子430が取得した撮像データは、撮像基板431に形成された配線パターンを介して、無線通信によってメイン基板433へ送信される。
無線通信は、撮像基板431に形成される不図示の送信アンテナパターンおよびメイン基板433に形成される受信アンテナパターンとの間で行われる。
432は複数(4つ)の受電端子(受電部)であり、撮像基板431の配線パターンによって形成され、撮像基板431表面に平面状に露出した部分である。受電端子432は、シフトホルダー420に形成された受け面421に対して、図4に示す粘着部材422によって接着固定される。また、受電端子432は、後述する電源42から充電池423へ電力を供給するための給電経路を構成する要素の1つであり、撮像基板431に形成された配線パターンを介して、図4に示す充電池423と接続している。充電池423は、撮像素子430などの撮像基板431上の各種電気素子へ電力を供給するための電源である。
435は複数(4つ)の棒状の給電ピン(給電部)であり、メイン基板433に形成された配線パターンを介して、電源42と接続している。給電ピン435は、給電ピン435の軸方向(正面視でX方向)に移動可能にピンホルダー434(保持部材)に挿通されている。給電ピン435が滑らかに移動するように、ピンホルダー434と給電ピン435の間には、わずかに隙間がある。また、ピンホルダー434は、その内部に給電ピン435が移動後、給電ピン435を所定位置に復帰させるための付勢手段を備えている。給電ピン435は、後述する電源42から充電池423へ電力を供給するための給電経路を構成する要素の1つである。
次に本発明の実施形態における撮像ユニット400の像振れ低減の動作について図1から図3を用いて説明する。
ユーザーの手振れなどによりカメラ10が揺れると、カメラ10の光軸に対する角度振れおよび回転振れが生じ、画像に揺れが生じてしまう。像振れ低減動作は、この画像の揺れ方向とは逆方向に撮像素子430を移動させ、画像の揺れを打ち消すように行われる。カメラ10にX方向、Y方向、およびZ軸周りの回転方向に手振れが生じたときに、各方向の振れ検出センサ50の出力が積分され、各方向の角度振れ量が算出され、CPU20に送信される。CPU20は、振れ検出センサ50からの角度振れ量に基づいて、像振れを低減するために必要な撮像素子430のX方向、Y方向、Z軸周りの回転方向での目標シフト位置を算出する。そして、CPU20は、これら目標シフト位置に撮像素子430を移動させるための制御信号を撮像ユニット駆動回路70に出力する。
この制御信号に応じて撮像ユニット駆動回路70は、駆動コイル460aおよび駆動コイル460b、460cに対して通電制御を行い、撮像素子430を目標シフト位置へ移動させる。撮像素子430の実際の位置情報は、位置検出センサ480a、480b、480cにより検出され、撮像素子430のX方向変位、Y方向変位、Z軸周りの回転変位は、CPU20へ送信される。CPU20は、X方向、Y方向、Z軸周りの回転方向での目標シフト位置と位置検出センサ480a、480b、480cによって得られた撮像素子430の実際の位置とを比較し、これらの差がゼロに近づくように制御信号を撮像ユニット駆動回路70に出力する。
このフィードバック制御を行うことにより、撮像素子430が目標シフト位置に向かって移動し、像振れが低減される。なお、Z軸周りの回転方向の像振れ低減の動作は公知の技術を用いればよい。本実施例ではY方向角度振れ量と回転方向角度振れ量の一方を加算、他方を減算処理する。そして、一方は位置検出センサ480bとの誤差量がゼロになるように駆動コイル460bを制御し、他方は位置検出センサ480cとの誤差量がゼロになるように駆動コイル460cを制御している。
次に本発明の実施形態における充電池423を含む可動ユニット401への給電動作について図5〜図8を用いて説明する。
図5(a)は、本発明に係る第1の給電動作を説明するための図であり、図5(b)は、本発明に係る第1の給電動作を説明するための受電端子432部の拡大図である。図5(a)、5(b)において、受電端子432、給電ピン435の周辺以外の箇所は図示していない。
図5(a)において、受電端子432は、可動ユニット401への給電を行うための位置Aに移動している。受電端子432を含む可動ユニット401の位置Aへの移動は、前述の撮像ユニット400の像振れ低減動作を利用することで可能である。具体的には、まず、位置Aに受電端子432を移動させるための制御信号を撮像ユニット駆動回路70に出力する。そして、この制御信号に応じて撮像ユニット駆動回路70が、駆動コイル460aおよび駆動コイル460b、460cに対して通電制御を行い、受電端子432を位置Aへ移動させる。
図5(b)のように、位置A(第1の位置)において受電端子432と給電ピン435は当接して、互いに電気的に接続された状態となる。給電ピン435は、ピンホルダー434内部の付勢手段より受電端子432の位置に追従して、適切な押圧力をもって受電端子432に当接することができる。これによって、電源42からメイン基板433、給電ピン435、受電端子432、充電池423の順に電気的に接続された給電経路が構成され、電源42から充電池423へ電力供給がなされる。
電源42から供給された電力は、充電池423に蓄積され、撮像素子430などの撮像基板431上の各種電気素子の電源として使用される。
図6(a)は、本発明に係る受電端子432に異物が付着した状態を示す図である。図6(b)は、本発明に係る第1の給電動作における可動ユニット401の動作を説明するための受電端子432部の拡大図であり、図6(a)の状態から可動ユニット401をY方向に移動させた図である。図6(a)、6(b)において、受電端子432、給電ピン435の周辺以外の箇所は図示していない。Xは受電端子432の表面に付着した異物である。
図6(a)に示すように、異物Xが、受電端子432と給電ピン435の間に位置している場合、受電端子432と給電ピン435の間で給電経路が断たれてしまい、充電池423への電力供給を行うことができない。そこで図6(b)のように、異物Xが付着していない受電端子432表面である接点P1(第2の位置)において、受電端子432と給電ピン435が当接するように、可動ユニット401をY方向に移動する。
受電端子432の接点P1への移動は、前述の撮像ユニット400の像振れ低減動作を利用することで可能である。具体的には、まず、接点P1に受電端子432を移動させるための制御信号を撮像ユニット駆動回路70に出力する。そして、この制御信号に応じて撮像ユニット駆動回路70が、駆動コイル460aおよび駆動コイル460b、460cに対して通電制御を行い、受電端子432を接点P1へ移動させる。
これにより、受電端子432表面に異物Xが付着している場合でも、接点P1において給電経路が確保されるため、給電動作を行うことができる。第1の給電動作における可動ユニット401の移動方向は、受電端子432表面の異物Xが付着していない箇所であれば、Y方向に限らずZ方向でもよい。
可動ユニット401のZ方向への移動は、本実施例のX方向、Y方向およびZ軸周りの回転方向の像振れ補正機構の代わりに、たとえば、X軸、Y軸周りの回転方向の像振れ補正機構を採用することで可能である。X軸、Y軸周りの回転方向の像振れ補正機構の詳細な説明は省略するが、たとえば、特許文献3に記載の公知技術を用いればよい。また、第1の給電動作には、異物Xを除去する効果もある。
前述のように、位置Aにおいて給電ピン435は、適切な押圧力をもって受電端子432に当接している。給電ピン435が受電端子432に当接したまま、可動ユニット401がY方向またはZ方向に移動することで、給電ピン435は、相対的に受電端子432表面上を擦るように移動する。この給電ピン435が受電端子432表面を擦る動作によって、受電端子432表面上の異物Xを削ぎ落とすことができる。1回の可動ユニット401の移動で、異物Xを削ぎ落とすことができなかった場合は、繰り返し可動ユニット401をY方向またはZ方向に移動すれば良い。
図7は、本発明に係る第2の給電動作を説明するための受電端子432部の拡大図であり、図6(a)の状態から可動ユニット401をZ軸周りに傾動させた図である。図7のように、異物Xが受電端子432と給電ピン435の間に位置したまま、接点P2(第2の位置)において給電経路を確保することができる。接点P2は、図6(a)の状態から可動ユニット401をZ軸周りに傾動させたときに、受電端子432と給電ピン435が当接する点である。可動ユニット401の傾動は、接点P1への移動と同様に、撮像ユニット400の像振れ低減動作を利用することで可能であり、説明は省略する。
第3の給電動作は、図7の第2の給電動作から更に、可動ユニット401を−X方向に移動、すなわち給電ピン435を押し込む動作であり、異物Xを除去することができる。前述のように、ピンホルダー434と給電ピン435の間にはわずかに隙間がある。受電端子432が給電ピン435に対して所定の角度をもって給電ピン435を押し込むことで、給電ピン435は、ピンホルダー434との隙間分だけY方向にガタつく。給電ピン435がガタつきながら押し込まれることで、第1の給電動作と同様に、給電ピン435は、相対的に受電端子432表面上を擦るように移動して、受電端子432表面上の異物Xを削ぎ落とすことができる。
図8は、本発明に係る受電端子432の撮影動作時の位置を説明するための図であり、受電端子432、給電ピン435の周辺以外の箇所を図示しない状態である。図8において、受電端子432は、カメラ10が撮影動作を行うときの位置Bに移動している。位置Bにおいて、受電端子432と給電ピン435は当接せず、互いに離れて電気的な接続が断たれた状態となる。
受電端子432と給電ピン435が互いに離れることで、受電端子432を介して可動ユニット401へと伝わる給電ピン435からの押圧力が無くなる。これにより、撮像ユニット400の像振れ低減動作を妨害することなく、撮影動作を行うことができる。また、位置B(第3の位置)においては、受電端子432と給電ピン435の電気的な接続が断たれることで給電経路も断たれるため、電源42から充電池423へ電力供給は行われない。
撮影動作で必要となる撮像素子430などの撮像基板431上の各種電気素子の電源は、充電池423に蓄積された電力を使用する。第1〜第3の給電動作は、同様に充電池423への電力供給が可能なため、どの給電動作を実行しても構わない。以降、本実施例の撮像装置に係る給電動作は、第1の給電動作を実行するものとし、特に区別する必要がない場合は、単に給電動作という。
次に、図9の本発明に係る撮像装置の制御フローチャートを参照して、本発明に係る給電動作を実行する制御フローについて説明する。
制御フローが開始すると、始めに受電端子432を位置Aに移動する(S101)。受電端子432が位置Aにいることは、位置検出センサ480が撮像素子430の位置情報を検出してCPU20に送信することで、CPU20が判断する。
受電端子432を位置Aに移動すると次に、受電端子432への入力電流が閾値以上であるか否かをCPU20が判定する(S102)。受電端子432への入力電流が閾値以上の場合は、給電経路が確保されており、電源42から充電池423へ電力供給が可能な状態にあるとCPU20が判断して、次に充電池423への電力蓄積を開始する(S103)。
充電池423への電力蓄積を開始すると次に、充電池423への蓄積電力がFullであるか否かをCPU20が判定する(S104)。充電池423への蓄積電力がFullの場合、充電池423への充電を完了したとCPU20が判断して、充電池423への電力蓄積を終了する(S105)。充電池423への蓄積電力がFullでない場合、充電池423への充電が完了していないとCPU20が判断して、充電池423への電力蓄積を繰り返す。
充電池423への電力蓄積が完了した後、撮影動作に備えるために撮像ユニット駆動回路70が受電端子432を位置Bに移動して(S106)、制御フローを終了する。
S102において、受電端子432への入力電流が閾値よりも小さい場合、受電端子432表面に異物Xがあり、給電経路が確保されていないとCPU20が判断する。そして、受電端子432表面の異物Xが付着していない箇所で受電端子432と給電ピン435が当接するように、給電動作を実行する(S107)。給電動作を実行した後、再度、受電端子432への入力電流が閾値以上であるか否かをCPU20が判定する(S102)。受電端子432への入力電流が閾値よりも小さい場合は、いまだに受電端子432表面に異物Xがあり、給電経路が確保されていないとCPU20が判断して、給電動作を繰り返し実行する。
前述のように、本実施例における給電動作は異物Xを除去することもでき、給電動作を繰り返し実行することで、安定して給電経路を確保することができる。以上が本発明に係る給電動作を実行する制御フローである。
本実施例における給電開始の判断するためのパラメータとして、受電端子432への入力電流を用いたが、受電端子432と給電ピン435の間の電気抵抗値を用いても、CPU20は同様に給電開始を判断することができる。受電端子432と給電ピン435の間の電気抵抗値が閾値以上の場合は、受電端子432表面に異物Xがあり、給電経路が確保されていないとCPU20は判断する。受電端子432と給電ピン435の間の電気抵抗値が閾値よりも小さい場合は、受電端子432表面に異物Xはなく、給電経路が確保されているとCPU20は判断する。
以上説明してきた構成をとることで、受電端子432表面に異物Xが付着した場合でも安定して充電池423に電力を供給することができる。
また、本実施例に係る受電端子432および給電ピン435は、メイン基板433と撮像基板431の間で信号またはデータ伝送を行うための通信経路として使用することもできる。伝送される信号またはデータは、撮像装置が有する機能に応じて種々の変更が可能である。例えば、撮像データを伝送する場合の通信経路は、撮像素子430から撮像基板431、受電端子432、給電ピン435、メイン基板433、CPU20の順に電気的に接続されることで形成される。
また、本実施例の給電動作は、X方向、Y方向およびZ軸周りの回転方向の像振れ低減動作を利用したが、X軸、Y軸周りの回転方向の像振れ低減動作でも実施可能である。たとえば、可動ユニット401をY軸周りの回転方向に傾動させることで、図7と同様に、受電端子432を給電ピン435に対して所定の角度をもって当接させることができる。そのため、前述の第2の給電動作と同様に、受電端子432表面に異物Xが付着した場合でも充電池423への電力供給が可能である。給電ピン435を押し込むように可動ユニット401を更に傾動すれば、前述の第3の給電動作と同様に、受電端子432表面の異物Xを削ぎ落とし、充電池423への電力供給が可能である。
なお、本発明は、撮像素子430を備えていない移動体と、移動体に設置された受動端子へ通電する給電端子を備える給電装置との間の、電力供給または信号伝送などの通電動作にも適用可能である。移動体は、たとえば、搬送台車やロボットなど、内蔵された充電池によって自律的に移動するものである。
このように本実施例において、撮像装置(10)は、給電部を備える第1の部材(433)と、給電部からの通電を受ける受電部を備え、第1の部材に対して移動可能な、撮像素子を有する第2の部材(401)と、を有し、第2の部材は、給電部から受電部に通電を行う第1および第2の位置とに移動可能である。
好ましくは、第2の部材は、第1または第2の位置から給電部と受電部が離間して非通電状態となる第3の位置までの特定空間内を、2軸方向に自由度をもって移動可能である。
また好ましくは、撮像装置は、給電部から受電部への入力電流が閾値以上であるかを判定する判定手段を更に有する。
また好ましくは、判定手段が、第1の位置での入力電流が閾値以上であると判定した場合、給電部から受電部への通電が開始される。
また好ましくは、判定手段が、第1の位置での入力電流が閾値より小さいと判定した場合、第2の部材は、前記入力電流が閾値以上である前記第2の位置へ移動する。
また好ましくは、第2の部材の第1の位置から第2の位置への移動は、受電部の平面方向への移動または第2の部材の傾動である。
また好ましくは、第2の位置において、受電部と給電部は当接する。
また好ましくは、給電部は、棒状の給電端子であり、受電部は、平面上の受電端子である。
また好ましくは、給電部は第1の部材上で保持部材によって給電部の軸方向に移動可能に保持される。
また好ましくは、判定手段が、第1の位置での入力電流が閾値より小さいと判定した場合、受電部を給電部に対して所定角度傾斜して当接させた状態で、第2の部材を給電部の軸方向に押し込む。
また好ましくは、撮像装置は、第2の部材を駆動させる駆動手段を更に有する。
また好ましくは、第2の部材は、撮像素子を備える撮像基板と一体となっている。
また好ましくは、第2の部材の移動は、像振れを防止する撮像素子の像振れ低減動作により行われる。
本発明の実施例によれば、像振れ補正機構に搭載された撮像基板等の移動体へ、受電端子表面に異物が付着した場合でも安定して給電することを可能にした撮像装置を提供することができる。
本発明を適用することで、給電装置から移動体へ、受電端子表面に異物が付着した場合でも安定して通電を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
401 可動ユニット(第2の部材)
433 メイン基板(第1の部材)

Claims (14)

  1. 給電部を備える第1の部材と、
    前記給電部からの通電を受ける受電部を備え、前記第1の部材に対して移動可能な、撮像素子を有する第2の部材と、を有し、
    前記第2の部材は、前記給電部から前記受電部に通電を行う第1および第2の位置とに移動可能であることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の部材は、前記第1または第2の位置から前記給電部と前記受電部が離間して非通電状態となる第3の位置までの特定空間内を、2軸方向に自由度をもって移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記給電部から前記受電部への入力電流が閾値以上であるかを判定する判定手段を更に有すること特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記判定手段が、前記第1の位置での前記入力電流が前記閾値以上であると判定した場合、前記給電部から前記受電部への通電が開始されることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記判定手段が、前記第1の位置での前記入力電流が前記閾値より小さいと判定した場合、前記第2の部材は、前記入力電流が前記閾値以上である前記第2の位置へ移動することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の部材の前記第1の位置から前記第2の位置への移動は、前記受電部の平面方向への移動であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の部材の前記第1の位置から前記第2の位置への移動は、前記第2の部材の傾動であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記第2の位置において、前記受電部と前記給電部は当接することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記給電部は、棒状の給電端子であり、
    前記受電部は、平面上の受電端子であることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記給電部は前記第1の部材上で保持部材によって前記給電部の軸方向に移動可能に保持されることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記判定手段が、前記第1の位置での前記入力電流が前記閾値より小さいと判定した場合、前記受電部を前記給電部に対して所定角度傾斜して当接させた状態で、前記第2の部材を前記給電部の軸方向に押し込むことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記第2の部材を駆動させる駆動手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の撮像装置。
  13. 前記第2の部材は、前記撮像素子を備える撮像基板と一体となっていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の撮像装置。
  14. 前記第2の部材の移動は、像振れを防止する前記撮像素子の像振れ低減動作により行われることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
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