JP2011197231A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各色ごとに感光体を露光するビームに位置ずれを生じていても、該位置ずれの影響を受けることなく正確なレジストずれ量を算出可能な画像形成装置を得る。
【解決手段】各色ごとの画像データに基づいて各色ごとに複数の発光点を有する光源から放射される複数のビームによって感光体上を露光して静電潜像を形成し、該静電潜像をトナー像に現像し、該トナー像を中間転写ベルト21に転写/合成してカラー画像を形成する画像形成装置。中間転写ベルト21上に各色の画像の位置を調整するための所定形状をなすトナーパターンPa1〜Pa4を形成し、該トナーパターンを検出した結果に基づいて各色ごとの位置ずれ量を算出/補正する。各色ごとに前記トナーパターンを形成する際、書出しビームを異ならせた全てのビームの組合せによって前記トナーパターンを形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、特に、電子写真プロセスによってカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスによってカラー画像を形成する装置は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各トナー像を形成するプロセスユニットを並置したタンデム方式が一般的に採用されている。各プロセスユニットは、四つの感光体ドラムのそれぞれに各色ごとの画像データに基づいて変調されたビームで露光して静電潜像を形成し、この潜像をそれぞれのカラートナーによって現像し、中間転写ベルト上に1次転写して合成する。その後、合成されたトナー像は中間転写ベルトから記録シート上に2次転写され、加熱定着される。
この種の画像形成装置において、各色ごとに形成されたトナー像を中間転写ベルト上で位置(以下、レジストと称する)合わせを行うため、中間転写ベルト上に所定形状のトナーパターンを形成し、色ごとのトナーパターンの間隔を検出し、その検出結果に基づいてレジストずれ量を算出/補正している。
近年では、プロセス速度(感光体ドラムの回転周速度に等しい)の高速化に伴い、各色ごとの光源に複数の発光点を有するマルチビームでの露光が主流となっている。このマルチビームでの露光では、図12(B),(C)に示すように、ビーム1〜4のいずれかに副走査方向Zに関する位置ずれがあると、書出しビームが異なるごとに形成されるトナーパターンのライン幅Wにムラを生じるという問題を有している。
ちなみに、図12(A)はビーム1〜4に位置ずれを生じていない場合を示している。図12(B)はビーム1がずれている場合、図12(C)はビーム1,4がずれている場合を示している。また、矢印はビーム1〜4での露光によって形成された1ラインの重心位置を示している。
従来、前記のようなビームの位置ずれに対処するため、特許文献1では、各色の副走査方向の書出しが合っているビームから露光を開始することを提案している。また、特許文献2では、副走査方向のビーム間の重なり量を最小画素以下にすることでピッチムラを低減させることを提案している。しかし、これらは、いずれも書出しビームが異なることによって形成されたトナーパターンのずれ量に基づいて補正するものではなく、正確なレジスト補正は困難であった。
ビームピッチにムラを有している場合に、トナーパターンの幅に影響が出るのは、主走査方向のラインの線幅であるが、実際の補正制御では算出された副走査方向のずれ量から、主走査方向のずれ量、主走査方向の倍率ずれ量なども補正しているため、ビームピッチムラの影響は、主走査方向及び副走査方向のレジストずれ量の算出にも影響する。
特開2003−202510号公報 特開2004−106365号公報
そこで、本発明の目的は、各色ごとに感光体を露光する1組のビームに位置ずれを生じていても、該位置ずれの影響を受けることなく正確なレジストずれ量を算出可能な画像形成装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明の一形態である画像形成装置は、
各色ごとの画像データに基づいて各色ごとに複数の発光点を有する光源から放射される複数のビームによって感光体上を露光して静電潜像を形成し、該静電潜像をトナー像に現像し、該トナー像を中間転写体に転写/合成してカラー画像を形成する画像形成手段と、
前記中間転写体上に各色の画像の位置を調整するための所定形状をなすトナーパターンを形成するトナーパターン形成手段と、
前記中間転写体上に形成されたトナーパターンを検出する検出手段と、
前記トナーパターン形成手段を制御するとともに、前記検出手段による検出結果に基づいて各色ごとの位置ずれ量を算出/補正する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、各色ごとに前記トナーパターンを形成する際、書出しビームを異ならせた全てのビームの組合せによって前記トナーパターンを形成すること、
を特徴とする。
本発明によれば、各色ごとにトナーパターンを形成する際、書出しビームを異ならせた全てのビームの組合せによってトナーパターンを形成するため、各ビームの位置ずれの影響を受けることなく、正確なずれ量を算出することができ、ひいては高品質なカラー画像を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成図である。 前記画像形成装置の制御部を示すブロック図である。 位置ずれ調整用の一般的なトナーパターンを模式的に示す平面図である。 トナーパターンの検出波形を示すチャート図である。 実施例1で形成されるトナーパターンを模式的に示す平面図である。 実施例1での制御手順を示すフローチャート図である。 実施例1で形成されるいま一つのトナーパターンを示す平面図である。 実施例1でのいま一つの制御手順を示すフローチャート図である。 実施例2で形成されるトナーパターンを模式的に示す平面図である。 実施例2での制御手順を示すフローチャート図である。 実施例3で形成されるトナーパターンを模式的に示す平面図である。 ビームの位置ずれを模式的に示す説明図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各実施例において同じ部材、部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
(画像形成装置の概略構成、図1参照)
本発明の一実施例である画像形成装置は、図1に示すように、タンデム方式の電子写真複写機であり、概略、Y,M,C,Kの各色のトナー画像を形成するためのプロセスユニット10(10Y,10M,10C,10K)と、中間転写ユニット20と、記録シートを収容した給紙ユニット30と、定着ユニット35と、画像読取りユニット40と、で構成されている。
プロセスユニット10は、それぞれ、感光体ドラム11、帯電チャージャ12、現像器13などを配置したもので、レーザ走査ユニット14から照射される光によってそれぞれの感光体ドラム11上に描画される静電潜像を現像器13で現像して各色のトナー画像を形成する。画像データは、画像読取りユニット40からあるいは図示しないコンピュータから通信部56を介して制御部50(図2参照)に転送されてくる。
中間転写ユニット20は、矢印Z方向に無端状に回転駆動される中間転写ベルト21を備え、各感光体ドラム11と対向する転写チャージャ22から付与される電界にて、各感光体ドラム11上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト21上に1次転写して合成する。なお、このような電子写真法による画像形成プロセスは周知であり、詳細な説明は省略する。
装置本体の下部には、記録シートを1枚ずつ給紙する給紙ユニット30が配置され、記録シートは給紙ローラ31から前記中間転写ベルト21と2次転写ローラ25とのニップ部に搬送され、ここでトナー画像(合成カラー画像)が2次転写される。その後、記録シートは定着ユニット35に搬送されてトナーの加熱定着を施され、トレイ36に排出される。
画像安定化制御を行うためのトナーパターンを検出するセンサSE1は、中間転写ベルト21の表面に、プロセスユニット10Kの下流側で、対向して配置されている。このセンサSE1は光学式の反射型センサである。なお、センサSE1は、中間転写ベルト21上に形成されるトナーパターンの位置に対応するように設けられている。後述の2列のトナーパターンを形成する画像形成装置においては、中間転写ベルト21の幅方向に二つのセンサSE1が設けられる。
(制御部、図2参照)
図2に示すように、制御部50は、CPU、制御プログラムを格納したROM、ワークメモリなどを備え、トナーパターン形成制御部51、色ずれ補正制御部52、トナー付着量制御部53を備えている。また、制御部50は記憶部55、通信部56、画像形成制御部57などがシステムバス59により接続され、これらを総括的に制御する。例えば、操作部58やホストコンピュータから入力された各種設定情報を取り込み、データチェックを行い、予め決められたフォームに変換して記憶部55に保存する。
トナーパターン形成制御部51及び色ずれ補正制御部52による制御は後述する。トナー付着量制御部53による制御は従来からよく知られているもので、その説明は省略する。
(レジスト補正、図3及び図4参照)
ここで、レジスト補正について説明する。レジスト補正とは、中間転写ベルト21上に各色の画像位置を調整するために形成されたトナーパターンを作成し、該トナーパターンをセンサSE1で検出し、その検出結果に基づいて各色ごとの位置ずれ量を算出/補正する制御をいう。算出した補正量は記憶部55へバックアップし、実際の画像形成制御に使用される。さらに、バックアップされた補正量は、次回のレジスト補正制御の際にトナーパターンを形成するときの露光タイミングの決定に使用される。
光源に関しては各色ごとに四つの発光点(図12のビーム1〜4に対応する)が副走査方向Zに配置されたものを使用している。
図3に一般的なレジスト補正用トナーパターンを示す。中間転写ベルト21上において、その進行方向Z(副走査方向)の前半部分の2列のトナーパターンPaは、副走査方向Zの各色での位置ずれ量を検出するためのものである。後半部分の2列のトナーパターンPbは主走査方向Yの各色での位置ずれ量を検出するためのものである。
トナーパターンPaは、等間隔でK,C,M,Yの順で副走査方向Zに並び、KCMYで1ユニットを構成する。トナーパターンPbはKCKMKYの順序で形成される。これらのトナーパターンPa,Pbは中間転写ベルト21の両サイドに形成される。トナーパターンPa,Pbは各色が重なってしまうと位置の検出が不可能になるため、重ならないように形成することが必要となる。そこで、前回のレジスト補正から各色の露光タイミングを調整することにより、レジスト補正時に各色が重なる危険性を回避している。また、初めてレジスト補正を行う場合、予め工場の生産ラインなどで補正量を設定することで対応する。
次に、前記トナーパターンPa,Pbの形成/検出について説明する。トナーパターンPa,Pbを中間転写ベルト21上に形成する際、副走査方向Zのずれ量の演算結果に従って各色の露光タイミングを調整する。中間転写ベルト21上に形成されたトナーパターンPaを反射型フォトセンサSE1で読み取ったときの検出波形は図4に示すとおりである。この検出波形はKCMYの1ユニットを読み取ったときのものである。トナーパターンPaはKCMYの順序で検出されるため、図4では、時間軸(横軸)の左からKCMYのラインを検出した出力となっている。
補正量の算出は、まず、検出波形から各色ごとのトナーパターンの重心位置を算出する。重心位置の算出は次のとおりであり、ブラックKで代表してその算出処理を説明する。
(1)図4に示す中間値TH_Kを決定する範囲内Wst〜Wendでの検出波形の最大値Xmax_Kと最小値Xmin_Kを求める。
(2)最大値Xmax_Kと最小値Xmin_Kの中間値をTH_Kとする。
(3)中間値TH_Kと検出波形の交点である第1交点aと第2交点bを求める。
(4)検出波形と交点a,bで囲まれた面積を求める。
(5)求めた面積の重心位置T_Kを求める。
次に、前記重心位置T_Kからの位置ずれ量の算出方法を説明する。各色間は画像データとしては、図3に示すように等ピッチpである。基準色をKとした場合は、Kに対するC,M,Yの位置ずれ量を算出する。例えば、Yの位置ずれ量Gap_Yは、以下の式で求めることができる。
Gap_Y=|T_Y−T_K|−3×p
結果が負の場合、Kに対してGap_Yだけ早いタイミングで露光を開始する。Kに対するM,Cの位置ずれ量Gap_M,Gap_Cは、以下の式で求めることができる。
Gap_M=|T_M−T_K|−2×p
Gap_C=|T_C−T_K|−p
同様に、図3に示す主走査方向Yのずれ量を検出するためのトナーパターンPbをセンサSE1で検出し、パターンPbの横線と斜め線の重心位置から、基準色と対比色との主走査方向Yのずれ量を求め、主走査方向Yに関する露光タイミングの補正を行う。
さらには、中間転写ベルト21上に主走査方向Yに複数のトナーパターン(図示せず)を形成し、それらをセンサSE1で検出することにより、主走査方向Yの倍率ずれ量、副走査方向Zのスキューずれ量を算出し、補正を行う。なお、これらの補正の詳細な説明は省略する。
(実施例1、図5〜図8参照)
実施例1では、図5に示すように、各色ごとにトナーパターンPaを形成する際、書出しビーム1〜4を同色において異ならせた全てのビーム1〜4の組合せによってトナーパターンPaを形成する(図6のステップS1)。具体的には、パターンPa1はビーム1を先頭にしてビーム2,3,4の順に露光し、パターンPa2はビーム2を先頭にしてビーム3,4,1の順に露光し、パターンPa3はビーム3を先頭にしてビーム4,1,2の順に露光し、パターンPa4はビーム4を先頭にしてビーム1,2,3の順に露光する。各パターンPa1〜Pa4はビーム数の整数倍のラインで形成される。即ち、各ラインは4ビームで4ドットずつ計24ドットで形成される。
中間転写ベルト21上に転写された各パターンPa1〜Pa4をセンサSE1によって検出し(図6のステップS2)、前述のごとく求めた各パターンの重心位置から各ビームの副走査方向Zのピッチムラを算出し、各色ごとに基準色との副走査方向Zのずれ量及び必要な補正量を演算し(図6のステップS3)、その値を微調整量として記憶部55にメモリする(図6のステップS4)。図5における矢印xはセンサSE1による検出位置である。
次に、図7に示すように、書出しビームを固定した状態で、例えば、ビーム1に固定し、ビーム2,3,4の順でビーム数の整数倍のライン(4ビーム×4ドットで計24ドット)でトナーパターンPa、Pbを形成する(図8のステップS11)。ここでは、KとCのずれ量を検出するために、KとCのトナーパターンを交互に形成している。
中間転写ベルト21上に転写されたこれらのパターンPa,PbをセンサSE1によって検出し(図8のステップS12)、前述のごとく求めたKとCの各パターンの重心位置から基準色Kと隣接するCとのずれ量から、主走査方向Yのずれ量、副走査方向Zのずれ量、主走査方向Yの倍率ずれ量、副走査方向Zの倍率ずれ量などを演算する(図8のステップS13)。これらのずれ量は記憶部55にメモリされる(図8のステップS14)。
ここで、副走査方向Zのずれ量にはビームのピッチ間ずれ量が加味されていないため、メモリしておいた前記微調整量(ビーム間の位置ずれ量)を足し合わせて、副走査方向Zのずれ量を補正する(図8のステップS15)。さらに、以上の制御を、基準色Kに対してM,Yも同様に実行する。
実施例1では、最初に、色ごとに書出しビームを異ならせた全てのビームの組合せたトナーパターンを形成してそれぞれのパターンの重心位置を求め、該重心位置に基づいて最適な微調整量を求め(図5、図6参照)、次に、書出しビームを固定した組合せのトナーパターンを形成して特定色と基準色とのずれ量を算出し、副走査方向Zのずれ量に関しては前記微調整量を加味して補正する(図7、図8参照)。このような制御によって、各色ごとに感光体ドラム11を露光する1組のビームに位置ずれを生じていても、該位置ずれの影響を排除して正確なレジストずれ量を算出することができる。
(実施例2、図9及び図10参照)
実施例2では、図9に示すように、基準色Kと比較対象となる各色(図9ではCを例示している)ごとにトナーパターンPa,Pbを形成する。このとき、書出しビーム1〜4を異ならせた全てのビーム1〜4の組合せによってトナーパターンPa,Pbを形成する(図10のステップS21)。具体的には、パターンPa1はビーム1を先頭にしてビーム2,3,4の順に露光し、パターンPa2はビーム2を先頭にしてビーム3,4,1の順に露光し、パターンPa3はビーム3を先頭にしてビーム4,1,2の順に露光し、パターンPa4はビーム4を先頭にしてビーム1,2,3の順に露光する。各パターンPa1〜Pa4はビーム数の整数倍のラインで形成される。即ち、各ラインは4ビームで4ドットずつ計24ドットで形成される。
中間転写ベルト21上に転写された各パターンPa1〜Pa4をセンサSE1によって検出し(図10のステップS22)、各パターンの重心位置を前述のごとく求める。そして、基準色KとCとの以下に示す組合せからそれぞれのずれ量を算出する。
KのパターンPa1と、CのパターンPa1、Pa2,Pa3,Pa4
KのパターンPa2と、CのパターンPa1、Pa2,Pa3,Pa4
KのパターンPa3と、CのパターンPa1、Pa2,Pa3,Pa4
KのパターンPa4と、CのパターンPa1、Pa2,Pa3,Pa4
以上の組合せに基づく基準色KとCのずれ量から、主走査方向Yのずれ量、副走査方向Zのずれ量、主走査方向Yの倍率ずれ量、副走査方向Zの倍率ずれ量などを演算する(図10のステップS23)。これらのずれ量は記憶部55にメモリされる(図10のステップS24)。
本実施例2においても、各色ごとに感光体ドラム11を露光する1組のビームに位置ずれを生じていても、該位置ずれの影響を排除して正確なレジストずれ量を算出することができる。
(第3実施例、図11参照)
第3実施例は1色ごとの光源が八つの発光点を有する場合であり、1度に8ビームで露光する。この場合においても、図11に示すように、各色ごとにトナーパターンPaを形成する際(図11では基準色KとCのずれ量を検出する場合を示している)、書出しビーム1〜4を同色において異ならせた全てのビーム1〜8の組合せによってトナーパターンPaを形成する。具体的には、パターンPa1はビーム1を先頭にしてビーム2〜8の順に露光し、パターンPa2はビーム2を先頭にしてビーム3〜8,1の順に露光し、パターンPa3はビーム3を先頭にしてビーム4〜8,1,2の順に露光し、以下同様である。各パターンPa1〜Pa8はビーム数8×3の24ドットで形成される。
中間転写ベルト21上に転写された各パターンPa1〜Pa8をセンサSE1によって検出し、前述のごとく求めた各パターンの重心位置から各ビームの副走査方向Zのピッチムラを算出し、各色ごとに基準色との副走査方向Zのずれ量及び必要な補正量を演算し、その値を微調整量として記憶部55にメモリする。
次に、図7で示したように、書出しビームを固定した状態で、例えば、ビーム1に固定し、ビーム2〜8の順でビーム数の整数倍のライン(8ビーム×3ドットで計24ドット)でKとCのトナーパターンを形成する。中間転写ベルト21上に転写されたこれらのトナーパターンセンサSE1によって検出し、前述のごとく求めたKとCの各パターンの重心位置から基準色Kと隣接するCとのずれ量から、主走査方向Yのずれ量、副走査方向Zのずれ量、主走査方向Yの倍率ずれ量、副走査方向Zの倍率ずれ量などを演算する。これらのずれ量は記憶部55にメモリされる。
ここで、副走査方向Zのずれ量にはビームのピッチ間ずれ量が加味されていないため、メモリしておいた前記微調整量(ビーム間の位置ずれ量)を足し合わせて、副走査方向Zのずれ量を補正する。
さらに、以上の制御を、基準色Kに対してM,Yも同様に実行する。
本第3実施例の効果は前記第1実施例と同様である。また、一つの光源における発光点の数が増加した場合においても、同様の制御によって、ビームピッチ間隔のムラの影響を受けることなく正確にレジスト補正を実行することができる。
以上のように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、1組のビームに位置ずれを生じていても、該位置ずれの影響を受けることなく正確なレジストずれ量を算出できる点で優れている。
1〜4…ビーム
10…プロセスユニット
11…感光体ドラム
13…現像器
14…レーザ走査ユニット
21…中間転写ベルト
50…制御部
51…トナーパターン形成制御部
52…色ずれ補正制御部
55…記憶部
57…画像形成制御部
SE1…光学センサ

Claims (3)

  1. 各色ごとの画像データに基づいて各色ごとに複数の発光点を有する光源から放射される複数のビームによって感光体上を露光して静電潜像を形成し、該静電潜像をトナー像に現像し、該トナー像を中間転写体に転写/合成してカラー画像を形成する画像形成手段と、
    前記中間転写体上に各色の画像の位置を調整するための所定形状をなすトナーパターンを形成するトナーパターン形成手段と、
    前記中間転写体上に形成されたトナーパターンを検出する検出手段と、
    前記トナーパターン形成手段を制御するとともに、前記検出手段による検出結果に基づいて各色ごとの位置ずれ量を算出/補正する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、各色ごとに前記トナーパターンを形成する際、書出しビームを異ならせた全てのビームの組合せによって前記トナーパターンを形成すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、形成された前記トナーパターンの書出しビームと、該トナーパターンの重心位置とに基づいて、各ビームの位置ずれに起因する各色でのトナーパターンの位置ずれ量を算出し、副走査方向の位置ずれ量の算出にはビーム間の位置ずれを含めて補正すること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記トナーパターンを各光源から放射されるビーム数の整数倍のラインで形成すること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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