JP2006159860A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と、1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、前記第1、第2のレーザビームを同時に感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡とを備え、副走査方向の色ずれ補正を高精度に行うことを可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】 色ずれ補正量がm(ただしmは1以上の整数)ドットである場合には、第1のレーザビームの水平同期信号として、水平同期信号周期×(m/n)だけ基準水平同期信号から変化させたタイミングの水平同期信号404を使用するように制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関し、特に複数のレーザビームを用いて異なる色画像を形成するカラー画像形成装置における色ずれ補正に関するものである。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置においては、画像信号によって変調されたレーザビームが回転する多面鏡(以後ポリゴンミラーともいう)を有するスキャナによって反射され、感光体上を走査することによって画像形成を行っている。感光体はドラム状のものが多用され、感光ドラムと呼ばれている。この方式をカラーレーザプリンタに応用する場合、色の異なる(例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色)複数の画像を重ね合わせてカラー画像をシート状媒体(シート、記録媒体,記録紙などという)上に形成している。この重ねあわせ技術を達成するための構成には次のようなものがある。
複数の画像信号に対して同数の感光ドラムを具備し、それらの色画像信号に対して1対1に対応する感光ドラムに潜像をつくり、それぞれ異なる色の現像剤でもって可視化現像を行い、そして記録紙に順次転写する。この場合、1つの画像信号に対して1つのレーザ、1つのスキャナ、レーザの画像書き出しタイミングを検知するための1つのBD(Beam Detect)センサ、1つの感光ドラムを用意するのが一般的であり、したがって重ねあわせるべき画像信号が複数ある場合は画像信号と同数のレーザ、スキャナ、感光ドラム及びBDセンサが必要である。
また、複数の画像信号に対して同数の感光ドラムを具備し、それぞれの色画像信号に対して1対1に対応する感光ドラムに潜像を作る光学系に、1つの多面鏡にて2つのレーザを走査する方式の画像形成装置が提案されている。また、モノクロプリントの時には印刷速度を速くする目的で、ブラック画像形成部(ステーションともいう)には2つの光源を備える2ビームレーザを備え、イエロー、マゼンタ、シアン画像形成部には1つの光源を備えるレーザを備える画像形成装置が提案されている(特許文献1)。
特開平2003−114563号公報
1つのレーザに対して1つの多面鏡が1対1に対応するように構成された画像形成装置においては、副走査方向の色ずれ補正は多面鏡を回転させるスキャナモータの回転位相を制御することにより行われる。しかしながら、2つのレーザを1つの多面鏡で走査する構成においては、同一の多面鏡で異なる画像形成部のレーザを走査している制約上、スキャナモータの回転位相を制御することによる副走査方向の色ずれ補正を行うことができない。
この場合、同一の多面鏡で走査されている異なる画像形成部間の副走査方向の色ずれ補正精度は1ドット単位となる。しかし、複数の光源をもつマルチビームレーザを備える画像形成装置においては、例えば2ビームレーザで走査する画像形成部に関しては2ドット単位の補正精度となり、副走査方向の色ずれが大きくなるという問題があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と、1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、前記第1、第2のレーザビームを同時に感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡とを備え、副走査方向の色ずれ補正を高精度に行うことを可能とする画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、
前記レーザビームにより露光処理され表面上に静電潜像が形成される複数の感光体と該感光体上の静電潜像を可視化する現像手段と、
前記複数の感光体上の可視化された像を転写し保持する無端状ベルトと、
前記無端状ベルトに形成されたレジスト検知用画像パターンを読取ることにより画像のレジスト位置を検知する画像レジスト位置検知手段と、
前記第1、第2のレーザビームを同時に前記感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡をもつ光学系と、
主走査方向の書き出しタイミングの基準となる水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と副走査方向の書き出しタイミングの基準となる垂直同期信号を発生する垂直同期信号発生手段と、
前記画像レジスト位置検知手段により得られた色ずれ情報に基づいて前記垂直同期信号を基準として各色の水平同期信号を所要数カウントすることにより各色毎に最適な書き出しタイミングを生成して画像形成することにより色ずれ補正を行う画像形成装置であって、
カラー画像形成時に、前記第1のレーザビーム発生手段を有する画像形成部の走査は、前記回転多面鏡の面のn面につき1回の走査で行うように制御し、前記第2のレーザビーム発生手段を有する画像形成部の走査は、前記回転多面鏡の全ての面で走査を行うように制御し、前記垂直同期信号出力と同じタイミングで出力される水平同期信号を基準水平同期信号として、色ずれ補正量がm(ただしmは1以上の整数)ドットである場合には、第1のレーザビームの水平同期信号として、水平同期信号周期×(m/nの余り)だけ前記基準水平同期信号から変化させたタイミングの水平同期信号を使用するように制御する制御手段を備えた画像形成装置。
本発明によれば、n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と、1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、前記第1、第2のレーザビームを同時に感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡とを備えた画像形成装置において、副走査方向の色ずれ補正を高精度に行うことを可能とする。
以下本発明を実施するための最良の形態を実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて方法の形で実施することもできる。
図2は実施例1である“カラーレーザプリンタ”の構成を示すブロック図であり、201はカラーレーザプリンタ、202はホストコンピュータである。本実施例は4ドラム方式のカラーレーザプリンタの例である。
本カラーレーザプリンタ201は4色(イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBK)の画像を重ねあわせたカラー画像を形成するために4色の画像形成部を備えている。画像形成部は、像担持体としての感光ドラムを有するトナーカートリッジ207から210と、画像露光用光源としてのレーザビームを発生させるレーザダイオードを有するスキャナユニット205、206とからなる。このうち、トナーカートリッジは4色それぞれ1つづつ有する。しかし、スキャナユニットに関しては、イエロー、マゼンタで共通の1つ、シアン、ブラックで共通の1つの2つであるのが特徴である。このスキャナユニットに関しては後で詳しく説明する。
ホストコンピュータ202からの画像データを受け取ると、カラーレーザプリンタ201内のビデオコントローラ203で前記画像データをビットマップデータに展開し、画像形成用のビデオ信号を生成する。ビデオコントローラ203とエンジンコントローラ204はシリアル通信を行い、情報の送受信を行っている。ビデオコントローラ203で生成されたビデオ信号はエンジンコントローラ204に送信され、エンジンコントローラ204は前記ビデオ信号に応じてスキャナユニット205と206内のレーザダイオード(不図示)を駆動し、トナーカートリッジ207〜210内の感光ドラム(不図示)上にそれぞれ画像を形成する。前記感光ドラムは、中間転写ベルトITB211に接しており、各色の感光ドラム上に形成された画像がITB211上に転写され順次重ね合わされていくことにより、カラー画像が形成される。画像形成のプロセスについては後ほど詳しく述べる。
またITB211上のレジスト検知用画像パターンを読取ることにより、画像のレジスト位置を検知するレジ検センサ(不図示、請求項の「画像レジスト位置検知手段」に相当)がある。このレジ検センサの検出結果により、各色の画像の位置を合わせる、いわゆるレジ合わせの制御が行われる。
図3はカラーレーザプリンタの構造を示す断面図である。図2と同一のものには同一の符号を付してある。なお、図2で説明したビデオコントローラ及びエンジンコントローラは図示していない。
301〜304は感光ドラムであり、それぞれ301はブラック、302はシアン、303はマゼンタ、304はイエローの画像の形成に利用される。
LD1は図示しないビデオコントローラで生成された、ビデオ信号によって変調されたレーザビームを発生する。LD1は2個の光源を持つレーザダイオードであり、1回の走査で2ライン同時に感光ドラム上を走査していく。一方、LD2は1個の光源を持つレーザダイオードであり、1回の走査で1ラインだけ感光ドラム上を走査していく。
一方感光ドラムは図示しないドラムモータによって一定速度で矢印の方向に回転する。この感光ドラムの速度は、LD2が1ライン走査するごとに600DPIの1ドットに相当する距離だけドラム表面が移動するように設定すると、LD2にて600DPIの画素密度で画像形成を行うことができる。この場合、LD1の2レーザビームを全ての面使用して走査すると、第1の走査面で走査したLD1の下流側に位置するレーザビームで走査したラインと第1の走査面の次の走査面で走査したLD1の上流側に位置するレーザビームで走査したラインとが重なってしまい正常な画像形成を行うことができない。したがって、2ビームレーザを使用する場合は、回転多面鏡の全ての面で走査するのではなく、1面飛ばして走査することが行われている。
感光ドラム301,302は帯電ローラ305,306によって表面を一様に帯電されており、この表面をビデオコントローラで作成されたビデオ信号で変調されたレーザビームが走査することで、目には見えない静電潜像が形成される。静電潜像は現像器309,310によってトナー像として可視化される。
通常、ビデオコントローラはBDセンサの出力信号を検知してから所定時間後に、ビデオ信号をエンジンコントローラに対して送信する。そうすることにより、感光ドラム上のレーザビームによる画像の書き出し位置が常に一致するのである。
このようにして、LD2によるシアン(C)の色画像が感光ドラム302上に、また、LD1によるブラック(BK)の色画像が感光ドラム301上に形成される。
以上、図3におけるスキャナユニット205の説明をした。スキャナユニット206についても205と同様である。すなわち、感光ドラム303上にマゼンタ(M)、感光ドラム304上にイエロー(Y)の色画像がそれぞれ形成される。
各色画像は、一定速度で搬送されるITB211上に順次、重ね合うように転写(一次転写)される。つまり、最初にイエロー(Y)の画像がITB211に転写され、その上に、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の順に転写され、カラー画像が形成される。
ITB211上に形成されたカラー画像は、ITB211によって搬送されていく。一方、カセット314内のシートはピックアップローラ316によって、転写ローラ318の位置でちょうどITB211上の画像とタイミングが合うようにピックアップされる。そしてカラー画像は転写ローラ318に加圧されITB211からシートの方に転写される(2次転写)。画像が転写されたシートは定着器313で、熱と圧力によって、画像を定着させられた後、カラーレーザプリンタの上部、排紙トレイ317に排出される。
以上が、画像形成の一連のプロセスである。
本実施例のカラーレーザプリンタは、従来装置と同様に、主走査方向の書き出しタイミングの基準となる水平同期信号発生部と副走査方向の書き出しタイミングの基準となる垂直同期信号発生部を備えている。そして、垂直同期信号を基準として各色の水平同期信号を所定数カウントすることにより各色毎に書き出しタイミングを生成し、このタイミングでITB上に形成されたレジスト検知用画像パターンをレジ検センサで読取ることにより画像のレジスト位置を検知している。
次に、図1の模式図と図4のタイミングチャートを用いて本実施例の動作を説明する。図1は、第1のレーザビームの画像形成部(ブラック)(以後第1画像形成部と呼ぶ)で画像形成した画像と第2のレーザビームの画像形成部(シアン)(以後第2画像形成部と呼ぶ)で画像形成した画像の色ずれを模式的にあらわしたものである。第1画像形成部の画像を黒丸で第2画像形成部の画像を白丸で表している。本来はお互いに主走査方向に関して重なり合うものであるけれども、見やすくするために主走査方向に関して、ずらして表示している。
図4の401は垂直同期信号、402は第2画像形成部の水平同期信号、403は第1画像形成部のレジ検知動作時の水平同期信号、404は第1画像形成部の画像形成時の水平同期信号であり、破線部はポリゴンミラーからの水平同期発生手段からは出力されているけれども、エンジンコントローラ204からビデオコントローラ203へは出力されていないことを示している。レジ検知時には、第1画像形成部は403に基づいて画像を形成する。このときの副走査方向の書き出し位置ずれを図1−1に示した。図1−1を見てわかるように、副走査方向に関して第1画像形成部の書き出し位置に対して、第2画像形成部の書き出し位置がδd1だけずれている。このずれを補正するために、水平同期信号のカウント数を変えて第1画像形成部の書き出し位置を遅くしようとしても、水平同期信号のカウント数を増減するだけでは、2ライン単位の補正しかできないため、逆に書き出し位置が大きくずれてしまう。したがって、本実施例では、図4の404のように水平同期信号を発生するタイミングを水平同期信号の周期の1/2だけずらすことにより1ライン単位で補正することができるようにした。こうすることにより、図1−2のように、δd2(=42.3μm−δd1)<δd1となり、高精度の色ずれ補正を行うことができる。もちろん、δd1が1/2ラインよりも小さい場合は、画像形成時には403の主走査同期信号を用いて画像形成を行えばよい。他の画像形成部は、LD2すなわち1個の光源を有する画像形成部なので、書き出し位置の補正は、水平同期信号のカウント数をレジ検時に対し増減するだけでよい。
本実施例では、ITBを備えて画像を形成する画像形成装置について説明をしたものの、ETB方式の画像形成装置にも適用可能である。また、第1のレーザビームの光源の数を2個として説明したものの、3以上の光源のレーザビームにも適用可能である。
つまり、n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、前記第1、第2のレーザビームを同時に感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡を備えた画像形成装置において、カラープリント時の色ずれ補正を、色ずれ補正量がm(ただしmは1以上の整数)ドットである場合には、第1のレーザビームの水平同期信号のタイミングを、水平同期信号周期×(m/nの余り)だけ変化させればよい。
以上説明したように、本実施例によれば、副走査方向の色ずれ補正をより高精度に行うことができる。
実施例2である“カラーレーザプリンタ”について説明する。本実施例では、前記第1画像形成部による画像形成のときに、複数の光源のうちのいずれか1つの光源を用いて画像形成を行う例である。ハードウエア構成は、実施例1と同様なので、実施例1の説明を援用する。
図5の模式図と図6のタイミングチャートを用いて本実施例の動作を説明する。図5は、第1画像形成部で画像形成した画像と第2画像形成部で画像形成した画像の色ずれを模式的に表したものである。第1画像形成部の画像を黒丸で第2画像形成部の画像を白丸で表している。本来はお互いに主走査方向に関して重なり合うものであるけれども、見やすくするために主走査方向に関して、ずらしてかいている。図6の601は垂直同期信号、602は第2画像形成部の水平同期信号、603は第1画像形成部のレジ検知動作時の水平同期信号、604は第1画像形成部の画像形成時の水平同期信号であり、点線部はポリゴンミラーからの水平同期発生手段からは出力されているけれども、エンジンコントローラ204からビデオコントローラ203へは出力されていないことを示している。レジ検知時には、第1画像形成部は水平同期信号603に基づいて画像を形成する。このときの副走査方向の書き出し位置ずれを図5−1に示した。図5−1の501は第1画像形成部の上流側に位置するレーザビームで走査した場合の副走査方向の書き出し位置の画素を表していて、502は下流側に位置するレーザビームで走査した副走査方向の書き出し位置の画素を示している。
図5−1をみてわかるように、副走査方向に関して第1画像形成部の書き出し位置に対して、第2画像形成部の書き出し位置がδd1だけずれている。このずれを補正するために、水平同期信号のカウント数を変えて第1画像形成部の書き出し位置を遅くすると1ライン単位の補正を行うことができ、副走査方向の色ずれ補正を1ライン単位で行うことができる。こうすることにより、図5−2のように、δd2(=42.3μm−δd1)<δd1となり、高精度の色ずれ補正を行うことができる。もちろん、δd1が1/2ラインよりも小さい場合は、画像形成時には603の主走査同期信号を用いて画像形成を行えばよい。
本実施例では、第1画像形成部の複数の光源のうちどの光源で画像形成を行うかを選択可能にしている。つまり、図6の603のように上流側の光源の水平同期信号だけエンジンコントローラ204からビデオコントローラ203に出力するようにして、上流側の光源を使用すること、あるいは、604のように下流側の光源の水平同期信号だけをエンジンコントローラ204からビデオコントローラ203へ出力することにより、下流側の光源を使用することを選択するようになっている。
このような構成において、所定のプリントジョブの数に応じて、随時どちらの光源を使用するかを選択して画像形成することにより、片側のレーザのみ使用されつづけることを防止して、片側の光源が極端に劣化することを防ぐことが可能になる。
本実施例では、第1のレーザビームの光源の数を2個として説明したものの、3以上の光源のレーザビームにも適用可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、副走査方向の色ずれ補正をより高精度に行うことができる。
実施例3である“カラーレーザプリンタ”について説明する。本実施例では、第1画像形成部による画像形成のときに、複数の光源のうちのいずれか1つの光源を用いて画像形成を行うものである。そして、複数の光源のうちのいずれかを選択するのはレジ検時として、次のレジ検を行うまでは、常にレジ検を行うときに使用した光源と同じ光源を使用することを特徴とするものである。こうすることにより、一度レジ検を行えば、次のレジ検までは同一の補正値を使用して画像形成を行うことができて、演算の負荷を軽減できるものである。
図7のタイミングチャートを用いて本実施例の動作を説明をする。図7のステップ701(図ではS701と表記する、以下同様)は画像形成装置に電源を投入するステップである。電源投入後、ステップ702では、レジ検が必要かどうか判定する。例えば、電源投入後は常にレジ検を行うと設定しておけば、ステップ702ではレジ検を行うと判断される。判断基準はいろいろ考えられるので特定のものに限定する必要はない。ステップ702でレジ検を行わないと判断すると、本装置はステップ705に移り、スタンバイあるいはプリントモードになる。ステップ702でレジ検を行うと判断すると、本装置は、ステップ703で、第1画像形成部では前回のレジ検時に使用した光源とは異なる光源を選択して、ステップ704で選択された光源を用いてレジ検を行う。レジ検終了後は、いずれの光源を用いてレジ検を行ったかとレジ検の結果得られた色ずれ補正量を装置内のメモリに蓄え、スタンバイあるいはプリント状態(ステップ705)になる。その後、適切なタイミングでステップ702に戻り、レジ検が必要か判定する。
以上説明したように、本実施例によれば、副走査方向の色ずれ補正を高精度に行うことができるとともに、演算の負荷を軽減することができる。
実施例1における色ずれ補正の模式図 実施例1の構成を示すブロック図 実施例1の構成を示す断面図 実施例1の動作を示すタイミングチャート 実施例2における色ずれ補正の模式図 実施例2の動作を示すタイミングチャート 実施例3の動作を示すフローチャート
符号の説明
201 カラーレーザプリンタ
203 ビデオコントローラ
204 エンジンコントローラ
205 スキャナ(シアン、ブラック)
206 スキャナ(イエロー、マゼンタ)
207 カートリッジ(ブラック)
208 カートリッジ(シアン)
209 カートリッジ(マゼンタ)
210 カートリッジ(イエロー)
211 ITB
301 感光ドラム(ブラック)
302 感光ドラム(シアン)
303 感光ドラム(マゼンタ)
304 感光ドラム(イエロー)

Claims (6)

  1. n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、
    前記レーザビームにより露光処理され表面上に静電潜像が形成される複数の感光体と該感光体上の静電潜像を可視化する現像手段と、
    前記複数の感光体上の可視化された像を転写し保持する無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトに形成されたレジスト検知用画像パターンを読取ることにより画像のレジスト位置を検知する画像レジスト位置検知手段と、
    前記第1、第2のレーザビームを同時に前記感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡をもつ光学系と、
    主走査方向の書き出しタイミングの基準となる水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と副走査方向の書き出しタイミングの基準となる垂直同期信号を発生する垂直同期信号発生手段と、
    前記画像レジスト位置検知手段により得られた色ずれ情報に基づいて前記垂直同期信号を基準として各色の水平同期信号を所要数カウントすることにより各色毎に最適な書き出しタイミングを生成して画像形成することにより色ずれ補正を行う画像形成装置であって、
    カラー画像形成時に、前記第1のレーザビーム発生手段を有する画像形成部の走査は、前記回転多面鏡の面のn面につき1回の走査で行うように制御し、前記第2のレーザビーム発生手段を有する画像形成部の走査は、前記回転多面鏡の全ての面で走査を行うように制御し、前記垂直同期信号出力と同じタイミングで出力される水平同期信号を基準水平同期信号として、色ずれ補正量がm(ただしmは1以上の整数)ドットである場合には、第1のレーザビームの水平同期信号として、水平同期信号周期×(m/nの余り)だけ前記基準水平同期信号から変化させたタイミングの水平同期信号を使用するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、
    前記レーザビームにより露光処理され表面上に静電潜像が形成される複数の感光体と該感光体上の静電潜像を可視化する現像手段と、
    前記複数の感光体上の可視化された像を転写し保持する無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトに形成されたレジスト検知用画像パターンを読取ることにより画像のレジスト位置を検知する画像レジスト位置検知手段と、
    前記第1、第2のレーザビームを同時に前記感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡をもつ光学系と、
    主走査方向の書き出しタイミングの基準となる水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と副走査方向の書き出しタイミングの基準となる垂直同期信号を発生する垂直同期信号発生手段と、
    前記画像レジスト位置検知手段により得られた色ずれ情報に基づいて前記垂直同期信号を基準として各色の水平同期信号を所要数カウントすることにより各色毎に最適な書き出しタイミングを生成して画像形成することにより色ずれ補正を行う画像形成装置であって、
    カラー画像形成時に、前記第1のレーザビーム発生手段による画像形成は、前記n個の光源のうち1個の光源のみを使用して実行するよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、カラー画像形成時に、プリントジョブの数に応じて、前記第1のレーザビーム発生手段で使用する光源を変更することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、カラー画像形成時に、レジスト位置検知を行うたびに前記第1のレーザビーム発生手段で使用する光源を変更し、次回のレジスト位置検知までの間のプリントジョブでは、レジスト位置検知を行ったときに使用した光源と同一の光源を使用することを特徴とする画像形成装置。
  5. n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、
    前記レーザビームにより露光処理され表面上に静電潜像が形成される複数の感光体と該感光体上の静電潜像を可視化する現像手段と、
    前記複数の感光体上の可視化された像を転写し保持する無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトに形成されたレジスト検知用画像パターンを読取ることにより画像のレジスト位置を検知する画像レジスト位置検知手段と、
    前記第1、第2のレーザビームを同時に前記感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡をもつ光学系と、
    主走査方向の書き出しタイミングの基準となる水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と副走査方向の書き出しタイミングの基準となる垂直同期信号を発生する垂直同期信号発生手段と、
    前記画像レジスト位置検知手段により得られた色ずれ情報に基づいて前記垂直同期信号を基準として各色の水平同期信号を所要数カウントすることにより各色毎に最適な書き出しタイミングを生成して画像形成することにより色ずれ補正を行う画像形成装置における画像形成方法であって、
    カラー画像形成時に、前記第1のレーザビーム発生手段を有する画像形成部の走査は、前記回転多面鏡の面のn面につき1回の走査で行うように制御し、前記第2のレーザビーム発生手段を有する画像形成部の走査は、前記回転多面鏡の全ての面で走査を行うように制御し、前記垂直同期信号出力と同じタイミングで出力される水平同期信号を基準水平同期信号として、色ずれ補正量がm(ただしmは1以上の整数)ドットである場合には、第1のレーザビームの水平同期信号として、水平同期信号周期×(m/n)だけ前記基準水平同期信号から変化させたタイミングの水平同期信号を使用するように制御することを特徴とする画像形成方法。
  6. n(ただしnは2以上の整数)個の光源を有する第1のレーザビーム発生手段と1個の光源を有する第2のレーザビーム発生手段と、
    前記レーザビームにより露光処理され表面上に静電潜像が形成される複数の感光体と該感光体上の静電潜像を可視化する現像手段と、
    前記複数の感光体上の可視化された像を転写し保持する無端状ベルトと、
    前記無端状ベルトに形成されたレジスト検知用画像パターンを読取ることにより画像のレジスト位置を検知する画像レジスト位置検知手段と、
    前記第1、第2のレーザビームを同時に前記感光体表面上の主走査方向へ走査させる1個の回転多面鏡をもつ光学系と、
    主走査方向の書き出しタイミングの基準となる水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と副走査方向の書き出しタイミングの基準となる垂直同期信号を発生する垂直同期信号発生手段と、
    前記画像レジスト位置検知手段により得られた色ずれ情報に基づいて前記垂直同期信号を基準として各色の水平同期信号を所要数カウントすることにより各色毎に最適な書き出しタイミングを生成して画像形成することにより色ずれ補正を行う画像形成装置における画像形成方法であって、
    カラー画像形成時に、前記第1のレーザビーム発生手段による画像形成は、前記n個の光源のうち1個の光源のみを使用して実行するよう制御することを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008087462A (ja) * 2006-06-30 2008-04-17 Konica Minolta Systems Lab Inc プリンタにおけるピクセルデータ処理の方法及びシステム
JP2011197231A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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