JP2011194819A - インクジェット噴射装置及びそのギャップ調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラインヘッド16Kが固定された固定手段から被噴射媒体までの距離を取得するとともに、ラインヘッドの高さ情報である固定手段からラインヘッドのノズル面までの距離を取得し、これらの距離からラインヘッドのノズル面と被噴射媒体とのギャップ距離を計算し、算出したギャップ距離と予め定められた基準ギャップ距離G1との差分に基づいて昇降手段を昇降させるようにしたので、ラインヘッドの製造誤差があっても、自動的に適切な距離にギャップを調整することができる。
【選択図】図14
Description
きるため、全ての記録ヘッドと記録媒体とのギャップが等しくなるように調整することができる。その結果、各記録ヘッドから吐出されたインクを記録媒体における正確な着弾位置に着弾させることができ、色ずれなどのない高画質の画像を形成することができる。
このように従来の技術では、記録媒体の記録面と複数の記録ヘッドとをそれぞれ高精度に位置決めすることができなかった。また、記録媒体の厚さが変化した場合にも対応できなかった。
図1は、本発明が適用されたインクジェット記録装置の描画部の概略構成図である。
次に、ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kの構造について説明する。なお、各ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kの構造は共通しているので、以下では、これらを代表してK色のラインヘッド16Kについて説明する。
図1に示すように、描画ドラム14によってその周面に吸着保持されて回転搬送される用紙12は、描画ドラム14の外周面に対向して配置された4本のラインヘッド16C、16M、16Y、16KからC、M、Y、Kの各色のインクを打滴されて、記録面にカラー画像が描画される。このカラー画像を高精度に描画するためには、各ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kが、描画ドラム14に対して正確に位置決めされて設置される必要がある。具体的には、各ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kのノズル面が、描画ドラム14の外周面に対して平行、かつ、一定距離の位置に配置される必要がある。このため、本実施の形態のインクジェット記録装置では、次のようにして、各ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kが取り付けられている。なお、各ラインヘッド16C、16M、16Y、16Kの取付部の構造は共通しているので、以下では、これらを代表してK色のラインヘッド16Kの取付部について説明する。
次に、ラインヘッドの昇降制御系の構成について説明する。本実施形態の描画部10は、上記のラインヘッドの昇降機構を制御して、ラインヘッド毎のギャップ調整を行う。
次に、上記の取付部へのラインヘッドの取付時におけるギャップ調整について説明する。図11は、ラインヘッドの取付け時のギャップの自動調整を示すフローチャート。
このように算出された基準ノズル面距離T1を、ラインヘッド16Kのメモリ80K(図9参照)に記憶させておく。
現在位置T0+G1を読み出す(ステップS4)。これらのデータから、ラインヘッド16Kの基準ノズル面と描画ドラム14との距離と規定ギャップG1との差分(T0−T1)を算出する(ステップS5)。
本発明に係るインクジェット記録装置は、ラインヘッドを交換した場合であっても、容易なギャップ調整が可能となる。図15は、ラインヘッドの交換時の自動ギャップ調整を示すフローチャートである。
上記の実施形態では、グラフィック印刷用のインクジェット記録装置への適用を例に説明したが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。例えば、電子回路の配線パターンを描画する配線描画装置、各種デバイスの製造装置、吐出用の機能性液体として樹脂液を用いるレジスト印刷装置、カラーフィルタ製造装置、マテリアルデポジション用の材料を用いて微細構造物を形成する微細構造物形成装置など、液状機能性材料を用いて様々な形状やパターンを得るインクジェットシステムにも広く適用できる。
Claims (11)
- ラインヘッドの複数のノズルから被噴射媒体に対して液体を噴射するインクジェット噴射装置において、
前記ラインヘッドを固定する固定手段であって、該ラインヘッドのノズル面を前記被噴射媒体に向けて固定する固定手段と、
前記固定手段を昇降することにより前記ラインヘッドのノズル面と前記被噴射媒体とのギャップ距離を調整可能な昇降手段と、
前記昇降手段の高さ情報であって、前記固定手段から前記被噴射媒体までの距離を取得する昇降位置取得手段と、
前記固定手段に固定されたラインヘッドの高さ情報であって、前記固定手段から前記ラインヘッドのノズル面までの距離を取得するヘッド情報取得手段と、
前記昇降手段の高さ情報と前記ラインヘッドの高さ情報とから、前記ラインヘッドのノズル面と前記被噴射媒体とのギャップ距離を算出するギャップ距離算出手段と、
前記算出したギャップ距離と予め定められた基準ギャップ距離との差分を算出する昇降距離算出手段と、
前記算出された差分に基づいて前記昇降手段を制御する昇降制御手段と、
を備えたことを特徴とするインクジェット噴射装置。 - 前記昇降手段の高さ情報を記憶する昇降位置記憶手段を備え、
前記昇降位置取得手段は、前記昇降位置記憶手段から昇降手段の高さ情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット噴射装置。 - 前記昇降制御手段は、前記昇降手段を昇降させた距離に基づいて前記昇降位置記憶手段に記憶された昇降手段の高さ情報を更新することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット噴射装置。
- 前記ラインヘッドは、該ラインヘッドの高さ情報を記憶するヘッド情報記憶手段を備え、
前記ヘッド情報取得手段は、前記ヘッド情報記憶手段から該ラインヘッドの高さ情報を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット噴射装置。 - 前記ラインヘッドは、それぞれノズルを有する複数のヘッドモジュールから構成され、
前記ラインヘッドの高さ情報は、前記複数のヘッドモジュールの高さ情報に基づいて生成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット噴射装置。 - 前記ラインヘッドの高さ情報は、前記固定手段から前記複数のヘッドモジュールのノズル面までのそれぞれの距離から算出された平均値と標準偏差との和であることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット噴射装置。
- 前記昇降手段は、
前記固定手段に接続された従動カムと、
前記従動カムに当接された偏心カムと、
前記偏心カムを回転駆動するモータと、
を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット噴射装置。 - 前記昇降制御手段は、前記モータの回転量と前記昇降手段の昇降量との関係を示すテーブルを備え、
前記算出された差分と前記テーブルとから前記モータの回転量を算出し、前記算出した回転量に基づいて前記モータを回転させることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット噴射装置。 - 前記被噴射媒体の厚さを取得する媒体情報取得手段を備え、
前記ギャップ距離算出手段は、前記昇降手段の高さ情報と前記ラインヘッドの高さ情報と前記被噴射媒体の厚さ情報とから、前記ラインヘッドと前記被噴射媒体とのギャップ距離を算出することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のインクジェット噴射装置。 - 前記媒体情報取得手段は、
被噴射媒体の種別と厚さとの関係を示すテーブルを記憶する記憶手段と、
被噴射媒体の種別をユーザに選択させる手段と、
を備えたことを特徴とする請求項9に記載のインクジェット噴射装置。 - ラインヘッドの複数のノズルから被噴射媒体に対して液体を噴射するインクジェット噴射装置であって、前記ラインヘッドを固定する固定手段を昇降することにより前記ラインヘッドのノズル面と前記被噴射媒体とのギャップ距離を調整可能な昇降手段を備えたインクジェット噴射装置のギャップ調整方法において、
前記昇降手段の高さ情報であって、前記固定手段から前記被噴射媒体までの距離を取得する工程と、
前記固定手段に固定されたラインヘッドの高さ情報であって、前記固定手段から前記ラインヘッドのノズル面までの距離を取得する工程と、
前記昇降手段の高さ情報と前記ラインヘッドの高さ情報とから、前記ラインヘッドのノズル面と前記被噴射媒体とのギャップ距離を算出する工程と、
前記算出したギャップ距離と予め定められた基準ギャップ距離との差分を算出する工程と、
前記算出された差分に基づいて前記昇降手段を制御する工程と、
を備えたことを特徴とするインクジェット噴射装置のギャップ調整方法。
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