JP2011192018A - 表示装置、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

表示装置、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】制御プログラムが単純順次実行型であるか状況適応型であるかを問わず、プログラム制御される制御対象装置の特定部位の軌跡を表示可能な表示装置を提供する。
【解決手段】PC10は、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を取得する指令値取得部1131と、取得された位置の指令値に対応する、制御周期毎または複数の指定された制御周期における一連の特定部位の位置を求める位置演算部1132と、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成する軌跡データ作成部1133と、軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを軌跡データを用いて作成する画像データ作成部1134と、画像データを用いて画像を画面に表示させる表示制御部1011とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を画面に軌跡として表示する表示装置、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、制御対象装置を動作させるための制御プログラムが知られている。
特許文献1には、当該制御プログラムである加工プログラムを用いた方法が開示されている。また、特許文献1には、数値制御装置の理想的な工具経路を表示するとともに、当該理想的な工具経路と実際の工具経路との誤差を拡大して当該実際の工具経路を表示する方法が記載されている。当該方法では、数値制御装置が加工プログラムを読み取り、数値制御装置内蔵の工具経路表示機能により工具経路を表示する。
特許文献2には、上記制御プログラムとして、産業用ロボットの教示に用いるプログラミングペンダント(手持ちして使用する教示装置)が開示されている。当該プログラミングペンダントは、ロボットの目標位置データを移動命令によって記述した作業プログラムを格納している。プログラミングペンダントは、作業プログラムにしたがって動くロボットアームが保持するトーチの先端の軌跡を、グラフィカルに3次元表示する。プログラミングペンダントは、軌跡に重ねてロボットのサーフェースモデルを表示することもできる。
特開平6−138934号公報 特開2007−242054号公報
特許文献1の数値制御装置の工具経路表示方法においては、理想的な工具経路をどのようにして求めているかについての具体的な説明がされていない。しかしながら、当該工具経路表示方法は、数値制御装置が加工プログラムを実行するより前に工具経路の表示を行なうため、当該工具経路表示方法では加工プログラムに含まれている命令とパラメータとを分析して理想的な工具経路を求めていると理解するのが妥当である。
特許文献2のプログラミングペンダントは、制御対象装置の特定部位の3次元軌跡を表示する。このプログラミングペンダントで実行される制御プログラムは、ある座標の点から次の座標の点までを直線的に(または円弧状に)動作させるといった動作命令についての単純順次実行型の制御プログラムである。このプログラミングペンダントは、動作命令を単位とした部分軌跡をつなぎ合わせ、当該部分軌跡をつなぎ合わせた軌跡を表示する。
上記特許文献1,2には、制御対象装置の特定部位を予め定められた経路にしたがって動かすための単純順次実行型の制御プログラムの命令とパラメータとを解析して、当該特定部位の経路を求める技術が開示されている。したがって、当該技術では、たとえば動作中に外部からの信号到来や内部状態の変化があった場合に当該信号到来や内部状態の変化に応じて動き方を変えるような状況適応型の制御プログラムによって制御される制御対象装置の特定部位の軌跡を求めることができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、制御プログラムが単純順次実行型であるか状況適応型であるかを問わず、プログラム制御される制御対象装置の特定部位の軌跡を表示可能な表示装置、表示制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、表示装置は、制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を画面に表示する表示装置である。表示装置は、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を取得する取得手段と、取得された位置の指令値に対応する、周期毎または複数の指定された周期における一連の特定部位の位置を求める位置演算手段と、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成する軌跡データ作成手段と、軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを、軌跡データを用いて作成する画像データ作成手段と、画像データを用いて上記画像を画面に表示させる表示制御手段とを備える。
好ましくは、軌跡データは、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線を示すデータである。
好ましくは、軌跡データは、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線を示すデータである。
好ましくは、軌跡データは、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線における各線分に垂直な平面、または一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線の接線に垂直な平面における当該直線または当該曲線を囲む閉曲線を当該直線または当該曲線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータである。
好ましくは、軌跡データは、一連の特定部位の位置に沿った形態の3次元オブジェクトを示すデータである。
好ましくは、画像データ作成手段は、画像データとして、一連の位置の指令値に従って動作する電子的に構築された3次元モデルである仮想機構および軌跡の空間的形態を動画像として画面に表示するためのデータを作成する。表示制御手段は、動画像を画面に表示させる。
好ましくは、軌跡データは、時刻情報が対応付けられている。表示装置は、第1の時刻と第2の時刻との指定を受け付ける受付手段をさらに備える。表示制御手段は、時刻情報を用いて、軌跡のうち第1の時刻から第2の時刻の間の軌跡データに対応する部分の空間的形態を画面に表示させる。
本発明の他の局面に従うと、表示制御方法は、制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を表示装置の画面に表示させる表示制御方法である。ヒョ時制御方法は、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を取得するステップと、取得された位置の指令値に対応する、周期毎または複数の指定された周期における一連の特定部位の位置を求めるステップと、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成するステップと、軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを、軌跡データを用いて作成するステップと、画像データを用いて上記画像を画面に表示するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を表示装置の画面に表示させるプログラムである。プログラムは、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を取得するステップと、取得された位置の指令値に対応する、周期毎または複数の指定された周期における一連の特定部位の位置を求めるステップと、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成するステップと、軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを、軌跡データを用いて作成するステップと、画像データを用いて上記画像を画面に表示するステップとを、表示装置に実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、コンピュータ読み取り可能媒体は、制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を表示装置の画面に表示させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。プログラムは、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を取得するステップと、取得された位置の指令値に対応する、周期毎または複数の指定された周期における一連の特定部位の位置を求めるステップと、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成するステップと、軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを、軌跡データを用いて作成するステップと、画像データを用いて画像を画面に表示するステップとを、表示装置に実行させる。
制御プログラムが単純順次実行型であるか状況適応型であるかを問わず、プログラム制御される制御対象装置の特定部位の軌跡を表示することができる。
制御システムの概略構成を示した図である。 PCのハードウェア構成を表わすブロック図である。 PLCサポートプログラムの構成を示した図である。 軌跡表示プログラム部に含まれる画像データ処理部と、ユーザインターフェースとの機能的構成を示した図である。 PCにおける軌跡表示の処理を示したフローチャートである。 PLCサポートプログラムを実行した際にPCで表示されるウィンドウを示した図である。 仮想機構を選択するためのウィンドウを示した図である。 仮想機構の一例であるXYZ機構を示した図である。 仮想機構と特定部位の軌跡とが表示された画面を示した図である。 仮想機構と特定部位の軌跡とが表示された他の画面を示した図である。 軌跡の表示を残したまま仮想機構の表示を消し、座標軸の表示を追加した場合における、対象画像表示領域の表示内容を示した図である。 図11の軌跡に3次元オブジェクトとしての太さ(円形断面の直径)を与えた場合における軌跡を示した図である。 軌跡の描写の仕方を説明するために、位置の指令値の座標を3次元空間内にプロットした状態を示した図である。 図13のプロットを時間の経過順に直線で結んだ折れ線による軌跡を示した図である。 図14に示した折れ線を中心軸とする円柱列の3次元オブジェクトによって軌跡を表現した状態を示した図である。 図13のプロットを時間の経過順に通る滑らかな曲線によって軌跡を表示した状態を示した図である。 図16の曲線を中心軸とする断面が一定の直径の円形であるワイヤ状の3次元オブジェクトによって軌跡を表現した状態を示した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る表示装置について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係る制御システム1の概略構成を示した図である。図1を参照して、制御システム1は、PC(Personal Computer)10と、PLC(Programmable Logic Controller)20と、制御対象装置30と、サーバ装置40とを備える。
PC(表示装置)10は、インストールされたPLCサポートプログラム11を格納している。また、PC10は、ユーザが作成した制御プログラム12を格納している。
CD−ROM999は、PLCサポートプログラム11を格納している。PC10にインストールされているPLCサポートプログラム11は、CD−ROM999を用いてインストールされたものである。
PLC20は、制御対象装置30の動きを制御するためのコントローラとして働く。すなわち、PLC20は、いわゆるモーションコントロール機能を備えている。PLC20は、制御対象装置30に対する制御内容を規定する制御プログラム21を記憶している。PLC20は、PC10と通信可能に接続されている。PLC20に格納されている制御プログラム21は、PC10から送られてきたものである。具体的には、制御プログラム21は、PC10に記憶されている制御プログラム12の複製物である。
制御対象装置30は、サーボモータ、ステッピングモータなどのモータを備える。制御対象装置30は、当該モータによって駆動する。モータには、モータドライバから駆動電流が供給される。
モータドライバは、制御プログラムを実行するPLC20から制御周期毎に位置の指令値を与えられる。モータドライバは、位置の指令値に応じた駆動電流をモータに供給する。モータがサーボモータである場合、当該モータにはエンコーダが備えられている。エンコーダは、モータの回転位置の実測値を検出する。モータドライバは、モータの回転位置の実測値をフィードバック制御に利用する。
PC10は、インターネットなどのネットワーク50を介してサーバ装置40に接続可能である。PLCサポートプログラム11は、サーバ装置40からPC10にダウンロードすることもできる。
図2は、PC10のハードウェア構成を表わすブロック図である。図2を参照して、PC10は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU901と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)902と、CPU901によるプログラムの実行により作成されたデータ、又はキーボード905もしくはマウス906を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM903と、データを不揮発的に格納するHDD(Hard Disk Drive)904と、PC10の使用者による指示の入力を受けるキーボード905およびマウス906と、モニタ907と、CD−ROM駆動装置908と、通信IF909とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。CD−ROM駆動装置908には、CD−ROM999が装着される。
PC10における処理は、各ハードウェアおよびCPU901により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD904に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM999その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、CD−ROM駆動装置908その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF909を介してダウンロードされた後、HDD904に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU901によってHDD904から読み出され、RAM903に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU901は、そのプログラムを実行する。
同図に示されるPC10を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM903、HDD904、CD−ROM999その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、PC10の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の
固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図3は、PLCサポートプログラム11の構成を示した図である。図3を参照して、ユーザインターフェース部101と、PLCインターフェース部102と、制御プログラム編集部103と、制御プログラムシミュレーション部104と、軌跡表示プログラム部105とを備える。軌跡表示プログラム部105は、ライブラリ111と、仮想機構管理部112と、画像データ処理部113とを含む。ライブラリ111は、仮想機構ライブラリ1111と、機構要素ライブラリ1112とを有する。
ユーザインターフェース部101は、PC10の画面(モニタ907の画面)に表示するウィンドウの内容を作成する。ユーザインターフェース部101は、キーボードやマウスによるユーザの操作を受け付ける。ユーザインターフェース部101の機能的な構成については、後述する(図4)。
制御プログラム編集部103は、ユーザから受け付けた指示に従い、制御プログラムの入力および編集を行なう。制御プログラム編集部103は、制御プログラムを実行するためにコンパイルが必要である場合はコンパイルも行なう。制御プログラム編集部103は、作成した制御プログラムを、PLCインターフェース部102を介してPLC20に送る。制御プログラム編集部103は、PLC20に格納されている制御プログラム21を読み出して、当該読み出した制御プログラム21を編集することもできる。
制御プログラムシミュレーション部104は、PLC20のシミュレータである。制御プログラムシミュレーション部104は、PLC20が制御プログラム21を実行する動作をシミュレートし、PLC20が制御周期毎に出力するはずの位置の指令値を算出する。制御プログラムシミュレーション部104は、外部からの信号が到来して制御プログラム21の動作に影響を与える様子をシミュレートする。制御プログラムシミュレーション部104は、制御プログラム21の実行自体によってPLC20のメモリの記憶内容などのPLC20の内部状態が変化する場合、当該変化が制御プログラム21の動作に影響を与える様子をシミュレートする。制御プログラムシミュレーション部104は、ユーザインターフェース部101を介してユーザから受け付けた指示に従い、シミュレーションを実行する。
仮想機構管理部112は、仮想機構ライブラリ1111に用意されている電子的に構築された3次元モデルである仮想機構を、ユーザインターフェース部101を介して選択肢としてユーザに提示する。仮想機構管理部112は、ユーザから受け付けた指示に従い、仮想機構を選択する。さらに、仮想機構管理部112は、選択された仮想機構についてユーザが設定すべき内容があれば、ユーザインターフェース部101を介して当該設定も受け付ける。
仮想機構管理部112は、ユーザが仮想機構ライブラリ1111に用意されていない新たな仮想機構を定義する場合には、機構要素ライブラリ1112に用意されている機構要素を、ユーザインターフェース部101を介して選択肢としてユーザに提示する。仮想機構管理部112は、ユーザから受け付けた指示に従い、機構要素を選択する。さらに、仮想機構管理部112は、どの機構要素にどの機構要素を接続して連動させるかについての指定操作を、ユーザインターフェース部101を介して受け付ける。
仮想機構管理部112は、ユーザからの指定された内容に基づき、新たな仮想機構を定義して利用可能とするとともに、当該利用可能とした仮想機構を仮想機構ライブラリ1111に追加する。
図4は、軌跡表示プログラム部105に含まれる画像データ処理部113と、ユーザインターフェース部101との機能的構成を示した図である。図4を参照して、ユーザインターフェース部101は、表示制御部1011と、受付部1012とを備える。画像データ処理部113は、指令値取得部1131と、位置演算部1132と、軌跡データ作成部1133と、画像データ作成部1134とを備える。
表示制御部1011は、画像データ作成部1134から受け付けた画像データを、画面に表示させる。
受付部1012は、ユーザからの指示を受け付ける。受付部1012は、受け付けた指示を、指示の内容に応じて、制御プログラム編集部103および軌跡表示プログラム部105のいずれかに送る。
指令値取得部1131は、制御プログラムシミュレーション部104から、制御プログラム12の実行結果である一連の位置の指令値を取得する。
位置演算部1132は、取得された位置の指令値に対応する、制御周期毎または複数の指定された制御周期における一連の上記特定部位の位置を求める。位置演算部1132は、取得した位置の指令値自体を制御対象装置30の特定部位の位置とする場合もある。あるいは、位置演算部1132は、取得した位置の指令値の座標に所定の偏差を与えて制御対象装置30の特定部位の位置とする場合もある。なお、「複数の指定された制御周期」とは、たとえば、一定周期ごとに抽出された各制御周期である。
軌跡データ作成部1133は、上記一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成する。
画像データ作成部1134は、上記軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを、上記軌跡データに基づき作成する。
なお、画像データ処理部113は、一連の位置の指令値をPLC20から取得するように構成してもよい。この場合、PLC20の実機が制御プログラム21を実行することによって生成された指令値を、PLCインターフェース部102を介して画像データ処理部113が取得する。なお、以下では、画像データ処理部113が制御プログラムシミュレーション部104から一連の位置の指令値を取得する構成を例に挙げて説明する。
画像データ作成部1134は、必要な設定が済ませられて使用可能となった仮想機構を、仮想機構管理部112を介して仮想機構ライブラリ1111から取得する。画像データ作成部1134は、制御プログラムシミュレーション部104から取得した一連の位置の指令値を用いて、制御周期毎または複数の指定された制御周期における仮想機構の状態を描写した一連の画像データを作成する。PC10は、ユーザインターフェース部101を介して当該一連の画像データを画面に順次表示すると、仮想機構の動画となる。なお、仮想機構の画像を作成する制御周期を抽出する場合に、抽出する制御周期は、上記軌跡を求めるために抽出する制御周期と同じである必要はない。
以上のように、画像データ作成部1134は、一連の位置の指令値に従って動作する電子的に構築された3次元モデルである仮想機構および上記軌跡の空間的形態を動画像として画面に表示するための画像データを作成する。画像データ作成部1134は、当該作成した画像データをユーザインターフェース部101に送る。
ユーザインターフェース部101の表示制御部1011は、画像データ作成部1134で作成された画像データに基づいた画像(動画像)を画面に表示させる。
なお、PC10は、ユーザの選択操作に応じて、モニタ907に仮想機構を表示することなく軌跡を表示するか、軌跡と仮想機構とを重ねて表示するかを決定する。また、PC10は、軌跡を表示せずに仮想機構を表示する選択を可能としてもよい。
ところで、軌跡データ作成部1133が作成する軌跡データとしては、たとえば、以下のような種類のデータがある。なお、PC10が、いずれのデータを用いて画像を表示するかは、ユーザの指示に従う。
(A)一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線を示すデータ(図14参照)。
(B)一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線を示すデータ(図16等参照)。なお、「滑らかな曲線」とは曲線上の任意の点において微分可能な曲線をいう。
(C)一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線における各線分に垂直な平面における当該直線を囲む閉曲線を当該直線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータ(図15参照)。
(D)一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線の接線に垂直な平面における当該曲線を囲む閉曲線を当該曲線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータ(図17参照)。
(E)一連の特定部位の位置に沿った形態の3次元オブジェクトを示すデータ。
より詳しくは、軌跡データ作成部1133で作成される軌跡データは、時刻情報が対応付けられている。軌跡データには、たとえば、プログラムの実行開始時刻を0秒とした時刻情報が対応付けられている。当該時刻情報は、たとえば図示しないタイマ機構により生成される。時刻情報は、秒のような時刻単位の情報に限らず、時間の経過順序を示す各軌跡データの通算番号でもよい。各軌跡データが記録されたメモリ上の位置が時刻情報を表す形で軌跡データと時刻情報とを対応付けてもよい。
ユーザインターフェース部101の受付部1012は、ユーザから、第1の時刻と第2の時刻との指定を受け付ける。この時刻指定は、秒のような時刻単位によって時刻を特定できる指定に限らず、プログラムの全実行時間のうち経過した時間の割合による指定のような相対的な時刻指定であってもよい。受付部1012が第1の時刻と第2の時刻とを受け付けた場合には、表示制御部1011は、軌跡のうち第1の時刻から第2の時刻の間の軌跡データに対応する部分の空間的形態を画面に表示させる。
なお、受付部1012が第1の時刻のみを受け付けた場合には、表示制御部1011は、時刻情報に基づき、軌跡のうち第1の時刻以降の軌跡データに対応する部分の空間的形態を画面に表示させる。
図5は、PC10における軌跡表示の処理を示したフローチャートである。図5を参照して、ステップS2において、指令値取得部1131は、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を、制御プログラムシミュレーション部104から取得する。ステップS4において、位置演算部1132は、取得された位置の指令値に対応する、制御周期毎または複数の指定された制御周期における一連の上記特定部位の位置を求める。
ステップS6において、軌跡データ作成部1133は、上記一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成する。ステップS8において、画像データ処理部113は、ユーザインターフェース部101を介して仮想機構を表示する指示を受け付けたか否かを判断する。
仮想機構を表示する指示を受け付けた場合(ステップS8においてYES)、画像データ作成部1134は、一連の位置の指令値に従って動作する仮想機構および上記軌跡の空間的形態を動画像として画面に表示するための画像データを作成する。一方、仮想機構を表示する指示を受け付けていない場合(ステップS8においてNO)、画像データ作成部1134は、上記軌跡の空間的形態を画面に表示するための画像データを作成する。
ステップS12において、表示制御部1011は、画像データ作成部1134から受け付けた画像データを、画面に表示させる。すなわち、PC10は、画像データ作成部1134が作成した画像データに基づく軌跡の画像を、画面に表示する。
図6は、PLCサポートプログラム11を実行した際にPC10で表示されるウィンドウ120を示した図である。図6を参照して、ウィンドウ120は、設定領域121と、制御プログラム編集領域122と、画像表示リンク領域123とを含む。
設定領域121は、制御プログラム12の編集やシミュレーションを行なう上で必要となる種々の設定の入力を行なうための領域である。設定領域121に含まれている「仮想機構」の文字をユーザが選択(たとえば、クリック)すると、PC10は、仮想機構選択画面(図7参照)を別ウィンドウとして開く。「XY機構」の文字は、現在選択されている仮想機構がXY機構であることを示す。
制御プログラム編集領域122は、ユーザが制御プログラムを入力したり、制御プログラムを編集するために用いられる。
画像表示リンク領域123をユーザが選択すると、PC10は、画像表示画面(図9)を別ウィンドウとして開く。
図7は、仮想機構を選択するためのウィンドウ130を示した図である。なお、図7も、PLCサポートプログラム11の実行により、PC10の画面に出力される画像を示している。図7を参照して、ウィンドウ130は、仮想機構名を示した領域131と、ヘルプを示した領域132と、OKボタンを示した領域133とを含む。
PC10は、仮想機構名を示した領域131に、利用可能な仮想機構のリストを表示する。仮想機構名のいずれかがユーザによってクリックされた場合、PC10は、当該クリックされた仮想機構を選択された状態とする。図7は、矩形で囲まれたXY機構1311が選択された状態を示している。この状態でユーザがOKボタンを押すと、XY機構の選択が確定する。選択された仮想機構が設定情報の入力を必要とする場合は、PC10は、仮想機構設定画面を別ウィンドウとして開いて、ユーザに対して設定情報の入力を促す。
PC10は、ヘルプを示した領域に、選択されている仮想機構についての説明を表示する。
仮想機構名を示した領域131の「新規作成」の領域1312が選択され、かつ当該選択が確定すると、PC10は、新規仮想機構作成画面を別ウィンドウとして開く。これにより、ユーザは、新しい仮想機構を定義することができる。
図8は、仮想機構の一例であるXYZ機構を示した図である。図8を参照して、XYZ機構200は、第1要素210と、第2要素220と、第3要素230とを備える。第1要素210、第2要素220と、第3要素230は、それぞれ、X方向の直動要素、Y方向の直動要素、Z方向の直動要素である。
第1要素210は、可動部211と、直動軸212と、終端部材213とを含む。第2要素220は、可動部221と、直動軸222と、終端部材223とを含む。第3要素230は、伸縮柱である直動軸231を含む。
各直動軸212,222,231の形状は、円柱状である。各可動部211,221の形状は、立方体形状である。可動部211は、直動軸212に沿って移動する。可動部221は、直動軸222に沿って移動する。終端部材213,223の形状は、垂直な板状である。終端部材213は、直動軸212の各端部に設けられている。終端部材223は、直動軸222における、可動部211とは反対側の端部に設けられている。
第2要素220は、第1要素210の可動部211に接続しており、可動部211の動きに連動して動作する。第3要素は、第2要素220の可動部221に接続しており、可動部221の動きに連動して動作する。
このように、X方向およびY方向の直動要素(第1要素210,第2要素220)は、直動軸212,222と、直動軸に沿って移動する可動部211,221とを含む形態で表示される。また、Z方向の直動要素(第3要素230)は、基端2311がY方向の直動要素の可動部221に接続する伸縮柱の形態で表示される。
Z方向の直動軸231(伸縮柱)の先端2312の位置が、与えられた位置の指令値のXYZ座標を示している。
この仮想機構には、位置の指令値と軌跡を求める特定部位の位置との間の偏差は設定されていないため、Z方向の伸縮柱の先端位置が軌跡を求めるべき特定部位の位置となっている。
図9は、仮想機構と特定部位の軌跡とが表示された画面140を示した図である。具体的には、図9は、図6の画像表示リンク領域123がクリックされたときに開かれるウィンドウ140を示した図である。また、図9は、PLCサポートプログラム11の実行により、PC10の画面に出力される画像を示している。
ウィンドウ140は、現在使用されている仮想機構の名称を示した領域141と、三角マーク142と、設定編集を示したボタン143と、座標値を示した領域144と、軸とモーションFB(Function Block)の対応を示した領域145と、対象画像表示領域146A,146B,146C,146Dと、表示設定領域147と、再生スライドバー151と、再生ボタン152と、停止ボタン153とを含む。再生スライドバー151は、再生時間バー1511と、軌跡始点つまみ1512と、軌跡終点つまみ1513と、現在時刻つまみ1514とを含む。
PC10は、現在使用されている仮想機構の名称を示した領域141と、三角マーク142と、設定編集を示したボタン143とを、ウィンドウ140内の上部に表示する。PC10は、再生スライドバー151と、再生ボタン152と、停止ボタン153とを、ウィンドウ140内の下部に表示する。
PC10は、三角マーク142をユーザが選択すると仮想機構のリストを表示する。PC10は、当該表示したリストに含まれる項目がユーザに選択されることにより、現在使用されている仮想機構を選択された仮想機構に変更する。PC10は、設定編集のボタン143がユーザによって押されると、仮想機構設定画面を別ウィンドウとして開く。PC10は、座標値を示した領域144に、座標軸ごとの指令値の現在値を表示する。
PC10は、軸とモーションFBの対応を示した領域145に、制御プログラム12の中で使われている軸名とモーションFB名との対応関係を表示する。モーションFBは、制御プログラム12の中で使用されるプログラム要素である。詳しくは、モーションFBは、ある点から他の点までの移動のような動作の基本単位ごとにブロック化されたモーションプログラムである。モーションFBは、制御周期ごとの指令値を算出する。PC10は、軸とモーションFBの対応を示した領域145に、現在働いているモーションFBを表示する。
PC10は、対象画像表示領域146Aに、2つの直交座標軸X,YがなすXY平面に対する仮想機構200および軌跡300の投影図を表示する。PC10は、対象画像表示領域146Bに、仮想機構200および軌跡300の3D画像を表示する。PC10は、対象画像表示領域146Cに、2つの直交座標軸X,ZがなすXZ平面に対する仮想機構200および軌跡300の投影図を表示する。PC10は、対象画像表示領域146Dに、2つの直交座標軸Y,ZがなすYZ平面に対する仮想機構200および軌跡300の投影図を表示する。
PC10は、対象画像表示領域146A,146B,146C,146Dの互いの位置関係に応じた配置となるように、表示設定領域147に、それぞれ対応する表示方法(「3D」、「X−Y」、「X−Z」、「Y−Z」)を示す各ボタン1471を表示する。PC10は、4つのボタン1471の配置を変更する指示をユーザから受け付ければ、各対象画像表示領域146A〜146Dの配置を変更する。PC10は、ユーザがいずれか1つのボタン1471を選択する指示をユーザから受け付けると、選択されたボタンに対応する対象画像表示領域を拡大表示する。
3D表示は、透視図法によって描写されている。PC10は、ユーザのマウス操作に従って、3次元空間内での視点の位置と視線方向とを変更する。
PC10は、各対象画像表示領域146A〜146Dにおける表示内容の表示倍率を変更できる。また、PC10は、当該表示内容を上下左右にスクロール移動することもできる。
PC10は、各対象画像表示領域146A〜146Dに、制御対象装置30の特定部位の軌跡300(この実施形態では位置の指令値の軌跡)と仮想機構であるXYZ機構200とを重ね合わせて表示する。なお、図9においては、軌跡300は曲線で示されている。PC10は、Z方向の直動要素(第3要素230)の先端2312に、現在位置を示す現在位置マーカ290を表示する。図9においては、現在位置マーカ290を、小球で示している。PC10が表示する軌跡300は、Z方向に上昇しつつ、XY座標平面への投影としては半円を描く軌跡である。
PC10は、表示設定領域147に、上述した各対象画像表示領域146A〜146Dの配置の他に、指令値の軌跡300を表示するかどうかをユーザに選択させるチェックボックス1472、および仮想機構200を表示するのかどうかをユーザに選択させるチェックボックス1473を表示する。PC10は、仮想機構200を表示しない場合には、軌跡300だけを表示する。また、PC10は、仮想機構200を表示しない場合には、軌跡300と現在位置マーカ290だけの表示としてもよい。ユーザが詳細設定ボタンを押すと、PC10は、軌跡の太さの設定、軌跡の表示色の設定、座標軸と座標数値を表示する設定などを行なうための操作画面を表示する。
再生時間バー1511は、制御プログラム12を最初から最後まで実行するのに要する時間を表している。PC10は、現在時刻つまみ1514を、再生時間バー1511上を制御プログラム12の実行時間の経過にしたがって左から右に移動する。現在時刻つまみ1514をマウスでユーザがドラッグ操作することにより、PC10は、動画の表示開始時刻を変更する。
軌跡始点つまみ1512、軌跡終点つまみ1513は、それぞれ、軌跡の表示開始時刻、軌跡の表示終了時刻を示している。両つまみ1512,1513の各々をマウスでユーザがドラッグ操作することにより、PC10は、両つまみ1512,1513を再生時間バー1511に沿って移動する。現在位置(現在位置マーカ290の位置)が時間の経過とともに連続的に移動する場合は、ユーザが軌跡始点つまみ1512または軌跡終点つまみ1514を動かす指令を入力すると、PC10は、当該指令に応じて、表示している軌跡300の長さを変える。
軌跡始点つまみ1512、軌跡終点つまみ1513をモーションFBの実行が開始される制御周期などプログラム実行上の区切りに対応する時刻にステップ的に移動するようにしてもよい。この場合、ユーザは、プログラム実行中の状態遷移と関係した特定の時間区間に対応する軌跡を観察することができる。制御プログラム12の全実行時間に対応する軌跡または表示されている軌跡が観察しやすい大きさに表示すべく、画像表示部の表示倍率を自動調整するようにPC10を構成してもよい。
ユーザが再生ボタン152を押すと、PC10は動画像の表示を開始する。ユーザが停止ボタン153を押すと、PC10は動画像の表示を停止する。
PC10は、動画像の表示を開始すると、各機構要素が動いて現在位置マーカ290が軌跡に沿って動いていく様子を表示する。PC10は、各対象画像表示領域146A〜146Dに、互いに同じ時刻の仮想機構200を描写し、各対象画像表示領域146A〜146Dに表示されている仮想機構200の動きを互いに同期させる。
動画を構成する順次に表示される各静止画は、軌跡と、一定の間隔で抽出された制御周期におけるXYZ機構とを描写したものである。一例として、動画を毎秒60フレーム、すなわち16.7ms間隔で表示される一連の静止画で構成するものとし、制御周期が167μsであるとする。この場合、PC10は、制御周期100回ごとに制御周期に対応する静止画を作成して順次に表示すれば、実際の制御対象装置30と同じ速さで動く仮想機構を表示することができる。静止画を作成する制御周期は、必ずしも一定間隔には限らない。特に、整数回ごとに1回の制御周期では希望する表示上の速さを実現できない場合には、PC10は、平均的に希望する表示上の速さとなるように、静止画を作成する制御周期の間隔を毎回微調整してもよい。
静止画を作成する制御周期の間隔を変更するためのユーザ操作を受け付けるようにPC10を構成すれば、ユーザは表示上の制御対象装置30の動作速度を自由に早くしたり遅くしたりすることができる。全ての制御周期における静止画を順次に表示するようにPC10を構成すれば、ユーザは、仮想機構の動きをスローモーションで詳しく観察することができる。
図10は、仮想機構と特定部位の軌跡とが表示された画面160を示した図である。具体的には、図10は、図9の表示設定領域147の「3D」を示したボタン1471がユーザによって押されたときに表示される画面を示した図である。図10を参照して、「3D」を示したボタン1471がユーザによって押されると、PC10は、3D表示を大きくする。すなわち、PC10は,図9の対象画像表示領域146Bに示されている仮想機構200および軌跡300を対象画像表示領域161に拡大表示する。図10に示した状態において「3D」を示したボタン1471がユーザによって再度押されると、PC10は、画面160から画面140(図9)に戻る。
図11は、軌跡300の表示を残したまま仮想機構200の表示を消し、座標軸の表示を追加した場合における、対象画像表示領域161の表示内容を示した図である。より詳しくは、図11は、対象画像表示領域161に表示される画像(3次元オブジェクト)の太さをゼロに設定した場合を示した図である。
PC10は、このような設定の場合、軌跡300を一定の太さの曲線として表示する。PC10は、描写の視点を曲線に近づけたり遠ざけたりする操作を受け付けても、軌跡300の表示上の太さを変化させない。
なお、上記では対象画像表示領域161にオブジェクトを表示させる例を挙げて説明したが、対象画像表示領域146A〜146Dにオブジェクトを表示させる場合も同様である。また、後述する図12〜図17においても同様である。
また、PC10による軌跡の表示方法は、図11に限られない。以下では、軌跡の他の表示方法について説明する。なお、どの様な表示方法をPC10が行なうかは、ユーザの指示に基づく。
図12は、図11の軌跡300に3次元オブジェクトとしての太さ(円形断面の直径)を与えた場合における軌跡310を示した図である。図12を参照して、PC10は、軌跡310を視点に近い部分は太くかつ遠い部分は細く表示するため、ユーザは、軌跡310の形状を3次元的に把握することが容易になる。
なお、軌跡の3次元オブジェクトにゼロでない太さを与えたまま、画面上での太さが一定である線として軌跡を表示するようユーザが指定できる機能をPC10に設けてもよい。また、PC10を以下のように構成してもよい。
PC10は、太さを有する3次元オブジェクトの形態で描写される軌跡の画面上での太さが視認しやすい特定の太さ以上となる部分については、そのまま3次元オブジェクトの形態で描写する。一方、PC10は、軌跡が視点から遠くてそのまま3次元オブジェクトとして描写したのでは画面上での太さが特定の太さに満たないため視認しにくくなる部分については、自動的に視認しやすい一定の太さの線に置き換えて軌跡を表示する。このような構成とすることにより、ユーザは、軌跡を3次元的に確実に視認することができる。
図13は、軌跡の描写の仕方を説明するために、位置の指令値の座標を3次元空間内にプロットした状態を示した図である。図13を参照して、指令値の座標は、最初はx軸上を原点に向かって移動する。指令値の座標は、原点近くで半径Rの円弧を描いてy軸上に遷移する。その後、指令値の座標は、y軸上を原点から遠ざかる方向に進む。
実際には、このように指令値の座標が離散的に見えるのは、軌跡320を描写するために抽出した制御周期の間隔が非常に大きいか、あるいは視点を軌跡に非常に接近させた場合である。
図14は、図13のプロットを時間の経過順に直線で結んだ折れ線による軌跡330を示した図である。具体的には、図14は、上記軌跡データが、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線を示すデータである場合を示した図である。
図14を参照して、軌跡330の3次元オブジェクトとしての太さはゼロである。軌跡330は、複数の線分331〜337で構成されている。PC10は、このような表示をする場合は、軌跡330の画像を生成するための計算量が少なくて済む。このため、PC10は、計算量が少なくて済む分だけ、軌跡330を早く表示することができる。なお、ユーザは、視点を現在位置から画面とは反対方向に少し離せば、当該折れ線が滑らかな曲線として見える。
図15は、図14に示した折れ線を中心軸とする円柱列の3次元オブジェクトによって軌跡を表現した状態を示した図である。具体的には、図15は、上記軌跡データが、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線における各線分に垂直な平面における当該直線を囲む閉曲線を当該直線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータである場合を示した図である。
図15を参照して、軌跡340は、3次元形状で表示される。このため、ユーザは、軌跡を折れ線で表示した場合よりも、軌跡の形状を3次元的に把握することが容易である。また、PC10は、円柱の側面に陰影を付けて表示する機能も備える。陰影を付けることにより、ユーザは、軌跡を一層3次元的に容易に把握できる。
図16は、図13のプロットを時間の経過順に通る滑らかな曲線によって軌跡を表示した状態を示した図である。具体的には、図16は、上記軌跡データが、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線を示すデータである場合を示した図である。
図16を参照して、軌跡350の3次元オブジェクトとしての太さはゼロである。PC10が当該表示を行なう場合には、動きが急激に変化する部分にユーザが視点を接近させたり、PC10がユーザの指示に応じて当該部分を拡大表示したりしても、ユーザは滑らかな軌跡曲線を見ることができる。また、軌跡350の画像を生成するための計算量も比較的少ない。
図17は、図16の曲線を中心軸とする断面が一定の直径の円形であるワイヤ状の3次元オブジェクトによって軌跡を表現した状態を示した図である。具体的には、図17は、上記軌跡データが、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線の接線に垂直な平面における当該曲線を囲む閉曲線を当該曲線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータである場合を示した図である。
図17を参照して、軌跡を曲線で表示した場合よりも、ユーザは軌跡の形状を3次元的に把握することが容易となる。また、上述したように、PC10が3次元オブジェクトの表面に陰影を付けて表示すれば、ユーザは、軌跡を一層3次元的に容易に把握できる。
ところで、図15おいび図17の場合においては、軌跡の3次元オブジェクトの断面(軌跡の延伸方向に垂直な断面)が円形である場合を示した。しかしながら、軌跡の3次元オブジェクトの断面は円形に限定されず、任意の閉曲線でもよい。また、断面は、厳密に図14の折れ線や図16の曲線を軸とする対称図形である必要もない。軌跡を表現する3次元オブジェクトは、画面に表示されたときに軌跡を表現しているとユーザが認識できる限り、軌跡の表示対象部位の位置の列に沿う形態であればよい。すなわち、上記軌跡データが、一連の特定部位の位置に沿った形態の3次元オブジェクトを示すデータであればよい。
上述したPC10の構成および機能等の一部をまとめると以下のとおりである。
(1)PC10は、制御プログラムの実行結果である一連の位置の指令値を取得する指令値取得部1131を備える。また、PCは、取得された位置の指令値に対応する、周期毎または複数の指定された周期における一連の特定部位の位置を求める位置演算部1132を備える。さらに、PC10は、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成する軌跡データ作成部1133を備える。また、PC10は、軌跡の空間的形態を画像として画面に表示するための画像データを、軌跡データを用いて作成する画像データ作成部1134を備える。さらに、PC10は、画像データを用いて上記画像を画面に表示させる表示制御部1011を備える。
したがって、PC10によれば、制御プログラムが単純順次実行型であるか状況適応型であるかを問わず、プログラム制御される制御対象装置30の特定部位の軌跡を表示することができる。
(2)軌跡データ作成部1133は、上記軌跡データとして、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線を示すデータを作成する。
したがって、PC10は、簡単な計算で軌跡を求めることができる。しかも、真の軌跡が曲線である場合に、各特定部位の位置の間隔が十分短ければ、PC10は、ユーザにとって滑らかな曲線に見える軌跡を表示することができる。
(3)軌跡データ作成部1133は、上記軌跡データとして、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線を示すデータを作成する。
したがって、特定部位の各位置の間隔が大きかったり、PC10がユーザの指示に応じて軌跡の一部を拡大して表示したりする場合であっても、PC10は、滑らかな曲線に見える軌跡を表示することができる。
(4)軌跡データ作成部1133は、上記軌跡データとして、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に直線で結んだ折れ線における各線分に垂直な平面における当該直線を囲む閉曲線を当該直線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータを作成する。
したがって、PC10は、軌跡を表面および太さを有するワイヤやケーブルに似た立体物として表示する。それゆえ、ユーザは、表示された軌跡の画像を見るときに、軌跡を3次元空間の中に正しく位置付けて把握することが容易になる。
(5)軌跡データ作成部1133は、上記軌跡データとして、一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る滑らかな曲線の接線に垂直な平面における当該曲線を囲む閉曲線を当該曲線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータを作成する。
したがって、PC10は、軌跡を表面および太さを有するワイヤやケーブルに似た立体物として表示する。それゆえ、ユーザは、表示された軌跡の画像を見るときに、軌跡を3次元空間の中に正しく位置付けて把握することが容易になる。
(6)軌跡データ作成部1133は、上記軌跡データとして、一連の特定部位の位置に沿った形態の3次元オブジェクトを示すデータを作成する。
したがって、PC10は、軌跡を表面および太さを有するワイヤやケーブルに似た立体物として表示する。それゆえ、ユーザは、表示された軌跡の画像を見るときに、軌跡を3次元空間の中に正しく位置付けて把握することが容易になる。
(7)画像データ作成部1134は、上記画像データとして、一連の位置の指令値に従って動作する電子的に構築された3次元モデルである仮想機構および軌跡の空間的形態を動画像として画面に表示するためのデータを作成する。表示制御部1011は、動画像を画面に表示させる。
したがって、PC10が動く仮想装置とともに軌跡を表示することにより、ユーザは、制御対象装置30の動きを容易に理解できる。
(8)軌跡データは、時刻情報が対応付けられている。PC10は、第1の時刻と第2の時刻との指定を受け付ける受付部1012をさらに備える。表示制御部1011は、時刻情報を用いて、軌跡のうち第1の時刻から第2の時刻の間の軌跡データに対応する部分の空間的形態を画面に表示させる。
したがって、PC10は、軌跡の形態を表示する範囲を時間で指定する。それゆえ、PC10は、制御プログラムの移動命令、モーションファンクションブロック等のプログラム要素の実行の開始または終了によって区切られる箇所に限らず、任意の範囲で軌跡の形態を表示することができる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御システム、11 PLCサポートプログラム、12 制御プログラム、21 制御プログラム、30 制御対象装置、40 サーバ装置、50 ネットワーク、101 ユーザインターフェース部、102 PLCインターフェース部、103 制御プログラム編集部、104 制御プログラムシミュレーション部、105 軌跡表示プログラム部、111 ライブラリ、112 仮想機構管理部、113 画像データ処理部、121 設定領域、122 制御プログラム編集領域、123 画像表示リンク領域、146A,146B,146C,146D 対象画像表示領域、147 表示設定領域、151 再生スライドバー、152 再生ボタン、153 停止ボタン、161 対象画像表示領域、200 仮想機構、210 第1要素、220 第2要素、230 第3要素、290 現在位置マーカ、300,310,320,330,340,350,360 軌跡、331,332,333,334,335,336,337 線分、907 モニタ、1011 表示制御部、1012 受付部、1111 仮想機構ライブラリ、1112 機構要素ライブラリ、1131 指令値取得部、1132 位置演算部、1133 軌跡データ作成部、1134 画像データ作成部、1511 再生時間バー、2312 先端。

Claims (10)

  1. 制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を画面に表示する表示装置であって、
    前記制御プログラムの実行結果である一連の前記位置の指令値を取得する取得手段と、
    前記取得された前記位置の指令値に対応する、前記周期毎または複数の指定された前記周期における一連の前記特定部位の位置を求める位置演算手段と、
    前記一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成する軌跡データ作成手段と、
    前記軌跡の空間的形態を画像として前記画面に表示するための画像データを、前記軌跡データを用いて作成する画像データ作成手段と、
    前記画像データを用いて前記画像を前記画面に表示させる表示制御手段とを備える、表示装置。
  2. 前記軌跡データは、前記一連の特定部位の位置の各々を前記時間の経過順に直線で結んだ折れ線を示すデータである、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記軌跡データは、前記一連の特定部位の位置の各々を前記時間の経過順に通る滑らかな曲線を示すデータである、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記軌跡データは、前記一連の特定部位の位置の各々を前記時間の経過順に直線で結んだ折れ線における各線分に垂直な平面、または前記一連の特定部位の位置の各々を前記時間の経過順に通る滑らかな曲線の接線に垂直な平面における前記直線または前記曲線を囲む閉曲線を当該直線または当該曲線に沿って並進させることにより形成される3次元オブジェクトを示すデータである、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記軌跡データは、前記一連の特定部位の位置に沿った形態の3次元オブジェクトを示すデータである、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記画像データ作成手段は、前記画像データとして、前記一連の位置の指令値に従って動作する電子的に構築された3次元モデルである仮想機構および前記軌跡の空間的形態を動画像として前記画面に表示するためのデータを作成し、
    前記表示制御手段は、前記動画像を前記画面に表示させる、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記軌跡データは、時刻情報が対応付けられており、
    前記表示装置は、
    第1の時刻と第2の時刻との指定を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記時刻情報を用いて、前記軌跡のうち前記第1の時刻から前記第2の時刻の間の軌跡データに対応する部分の空間的形態を前記画面に表示させる、請求項1に記載の表示装置。
  8. 制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を表示装置の画面に表示させる表示制御方法であって、
    前記制御プログラムの実行結果である一連の前記位置の指令値を取得するステップと、
    前記取得された前記位置の指令値に対応する、前記周期毎または複数の指定された前記周期における一連の前記特定部位の位置を求めるステップと、
    前記一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成するステップと、
    前記軌跡の空間的形態を画像として前記画面に表示するための画像データを、前記軌跡データを用いて作成するステップと、
    前記画像データを用いて前記画像を前記画面に表示するステップとを備える、表示制御方法。
  9. 制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を表示装置の画面に表示させるプログラムであって、
    前記制御プログラムの実行結果である一連の前記位置の指令値を取得するステップと、
    前記取得された前記位置の指令値に対応する、前記周期毎または複数の指定された前記周期における一連の前記特定部位の位置を求めるステップと、
    前記一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成するステップと、
    前記軌跡の空間的形態を画像として前記画面に表示するための画像データを、前記軌跡データを用いて作成するステップと、
    前記画像データを用いて前記画像を前記画面に表示するステップとを、前記表示装置に実行させる、プログラム。
  10. 制御プログラムの実行によって出力される位置の指令値が予め定められた周期で入力されることによって動作する制御対象装置における特定部位の位置の変化を表示装置の画面に表示させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、
    前記制御プログラムの実行結果である一連の前記位置の指令値を取得するステップと、
    前記取得された前記位置の指令値に対応する、前記周期毎または複数の指定された前記周期における一連の前記特定部位の位置を求めるステップと、
    前記一連の特定部位の位置の各々を時間の経過順に通る軌跡を示した軌跡データを作成するステップと、
    前記軌跡の空間的形態を画像として前記画面に表示するための画像データを、前記軌跡データを用いて作成するステップと、
    前記画像データを用いて前記画像を前記画面に表示するステップとを、前記表示装置に実行させる、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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