JP6498366B1 - 教示装置 - Google Patents

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Abstract

状態ウィンドウ(502)を有する機能アイコン(5)を表示した選択領域(602)、及び作成領域(603)を有する教示画面(6)を生成する画面生成部(306)と、教示画面(6)において、選択領域(602)から機能アイコン(5)を選択し、当該機能アイコン(5)を複製した機能アイコン(5)を作成領域(603)に配置する機能アイコン表示部(307)と、作成領域(603)に配置された機能アイコン(5)が表す機能のパラメータを設定する設定部(308)と、作成領域(603)に配置された機能アイコン(5)及び設定部(308)による設定に基づいて、制御プログラムを作成するプログラム作成部(309)とを備え、機能アイコン表示部(307)は、設定部(308)による設定に応じ、作成領域(603)に配置した機能アイコン(5)の外観(501)を変更する。

Description

この発明は、ロボットに対する制御プログラムを作成する教示装置に関する。
従来から、図25に示すように、制御プログラムの通りに駆動するアーム101を有し、反復運動又は高速運動等の運動を行うロボット1が存在する。なお、制御プログラムは、ロボット1を動作させるためのプログラムであり、通過点、動作順序、動作タイミング又は条件付き動作等のロボット1の駆動に係る指令データを指す。このロボット1に対しては、制御プログラムを作成するロボット教示が必要となる。
図25は、ロボット教示を行うロボット1の動作の一例を示している。図25に示すロボット1の動作では、末端のアーム101にフランジ102を介して取付けられたツール103が、ワーク4を把持して目的地に移動させる動作を示している。
図25に示すロボット1の動作では、まず、ツール103が、動作を開始する通過点P01から通過点P02に移動する。次いで、ツール103が、ワーク4が存在する通過点P03に垂直に降下してワーク4を把持する。次いで、ツール103が、通過点P02を経由して通過点P04に移動する。次いで、ツール103が、目的地である通過点P05に垂直に降下して把持を開放する。次いで、ツール103が、通過点P04を経由して通過点P01に戻る。
従来、教示者は、上記のような動作順序をロボット教示する場合、その動作順序をロボット教示のためのプログラミング言語に翻訳し、それを文字列で記述して制御プログラムを作成する必要がある。よって、教示者は、プログラム言語の知識を要する。
また、教示者は、プログラム言語による制御プログラムの内容を把握するためには、プログラム言語を読み解く時間が必要となる。すなわち、例えば図26に示すように、プログラム言語による文字列で記述された制御プログラムは、全体構成又は詳細情報等の情報の粒度に依らず視覚的に均一であり、教示者はプログラム言語を読み解くことでしか内容を把握できない。例えば、サブルーチン或いは座標又は時間の指定に必要な数値情報等のように、情報の種別の違いも、文字列として全体の記述に埋没してしまうため、直感性が無い。そのため、プログラム言語の知識がある者でも他者が作成した制御プログラムの内容把握には時間を要する。また、自身で作成した制御プログラムでも時間の経過とともに内容を忘れてしまうため、効率的に内容を把握できるよう、制御プログラムに影響を与えない記述方法で覚書のコメントを記載する等の工夫を要する。なお、図26において、符号261はサブルーチンを示し、符号262は数値情報を示している。
これに対し、組立作業を行う教示システムのプログラミング方法として、アイコンを利用した方法が開示されている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示された方法では、プログラミングに必要な情報を少なくとも3段階の階層に分解し、整理して表示している。
特開平08−249026号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、アイコンが表す機能のパラメータの設定に依らず、アイコンの表示は固定である。よって、このアイコンを用いたプログラミングでは、教示者はアイコンから機能がどのような設定となっているかを直感的に把握できないという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ロボットに対する制御プログラムを作成する教示装置において、ユーザが、当該制御プログラムを構成する機能を表す機能アイコンから当該機能のパラメータの設定状態を直感的に把握可能な教示装置を提供することを目的としている。
この発明に係る教示装置は、ロボットに対する制御プログラムを構成する機能を表すアイコンであって、当該機能のパラメータの設定概要を文字で表示する状態ウィンドウを有するアイコンである機能アイコンを表示した第1の領域、及び第2の領域を有する教示画面を生成する画面生成部と、画面生成部により生成された教示画面において、第1の領域から機能アイコンを選択し、当該機能アイコンを複製した機能アイコンを第2の領域に配置する機能アイコン表示部と、機能アイコン表示部により第2の領域に配置された機能アイコンが表す機能のパラメータを設定する設定部と、機能アイコン表示部により第2の領域に配置された機能アイコン及び設定部による設定に基づいて、制御プログラムを作成するプログラム作成部とを備え、機能アイコン表示部は、設定部による設定に応じ、第2の領域に配置した機能アイコンの外観を変更することを特徴とする。
この発明によれば、上記のように構成したので、ユーザが、制御プログラムを構成する機能を表す機能アイコンから当該機能のパラメータの設定状態を直感的に把握可能となる。
この発明の実施の形態1に係る教示システムの構成例を示す図である。 図2A〜図2Cは、この発明の実施の形態1におけるロボットの構成例を示す図である。 図3A、図3Bは、この発明の実施の形態1におけるツールの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるプログラム生成部の構成例を示す図である。 図5A〜図5Eは、この発明の実施の形態1に係る教示装置で用いられる機能アイコンの一例を示す図であり、図5Aは通過点アイコンの一例を示し、図5Bは移動アイコンの一例を示し、図5Cは一時停止アイコンの一例を示し、図5Dはツールアイコンの一例を示し、図5Eはサブルーチンアイコンの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る教示装置に表示される初期の教示画面の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る教示装置に表示される教示画面での機能アイコンの操作の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る教示装置に表示される教示画面での機能アイコンの操作の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る教示装置に表示される教示画面での機能アイコンの操作の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る教示装置に表示される教示画面での機能アイコンの操作の一例を説明する図である。 図11A〜図11Dは、この発明の実施の形態1における教示装置で用いられる通過点アイコンの一例を示す図である。 図12A〜図12Cは、この発明の実施の形態1に係るロボットの通過点でのフランジの角度を説明する図である。 図13A、図13Bは、この発明の実施の形態1に係るロボットの通過点に対する接近距離を説明する図である。 図14A〜図14Dは、この発明の実施の形態1における教示装置で用いられる移動アイコンの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における教示装置で用いられる一時停止アイコンの一例を示す図である。 図16A〜図16Cは、この発明の実施の形態1における教示装置で用いられるツールアイコンの一例を示す図である。 図17A〜図17Cは、この発明の実施の形態1における教示装置で用いられるサブルーチンアイコンの一例を示す図である。 図18A、図18Bは、この発明の実施の形態1における教示装置で用いられるサブルーチンアイコンが有する状態ウィンドウの一例を説明する図である。 図19A〜図19Cは、この発明の実施の形態1における教示装置で用いられるサブルーチンアイコンが有する詳細ボタンの一例を説明する図である。 この発明の実施の形態1における教示装置に表示されるサブルーチンアイコンの保存の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る教示装置に表示される教示画面の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る教示装置に表示される3Dプレビューウィンドウの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る教示装置に表示される3Dプレビューウィンドウの一例を示す図である。 図24A、図24Bは、この発明の実施の形態1,2に係る教示装置のハードウェア構成例を示す図である。 ロボットの動作の一例を説明する図である。 プログラム言語による制御プログラムの一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る教示システムの構成例を示す図である。図1では、各装置に対する電源供給については図示を省略している。
教示システムは、図1に示すように、ロボット1、ロボット制御装置2及び教示装置3を備えている。
ロボット1は、ロボット制御装置2から出力された動作制御信号に応じて駆動するアーム101を有し、反復運動又は高速運動等の運動を行う。
図2に示すように、アーム101は、ロボット1の軸と軸とを結ぶ筐体及び末端の軸から延びる筐体を指す。また、軸は、ロボット1が有する回転運動する駆動装置の回転中心を指す。また、軸は、回転運動を直線運動に変える駆動装置の移動軌跡も含む。軸の数は、ロボット1の種別に応じて異なる。図2Aは6軸(J1〜J6)を有するロボット1を示し、図2Bは4軸(J1〜J4)を有するロボット1を示し、図2Cは4軸(J1〜J4)を有するロボット1を示している。図2において、J1はロボット1の据付部に最も近い軸である。
また、図3に示すように、ロボット1には、末端のアーム101にフランジ102を介してツール103が取付けられている。フランジ102は、末端のアーム101におけるツール103を固定する箇所を指す。また、ツール103は、フランジ102に固定され、組立、搬送又はバリ取り等の作業を行う装置を指す。ツール103は、作業に応じて各種存在する。図3Aはワーク4を把持するタイプのツール103であるハンドを示し、図3Bは工具104を把持するタイプのツール103を示している。図3Bでは、工具104としてグラインダーを示している。また、ツール103としては、上記の他にも、例えば、ワーク4を吸引力により保持するタイプのツール103であるバキュームが挙げられる。また、工具104としては、上記の他にも、例えばスプレーが挙げられる。
なお、ワーク4は、ロボット1の作業対象を指す。ロボット1による作業が組立又は搬送である場合には、ワーク4は、図3Aのようにハンドが掴む対象を指す。また、ロボット1による作業がバリ取りである場合には、ワーク4は、図3Bのようにグラインダーを押し当てる対象を指す。
また、図3における符号11は、制御点を示している。制御点は、ツール103の先端の1点を指す。制御点は、ハンドの場合には把持する点を指し、工具104を把持するタイプのツール103の場合には工具104の加工する点を指す。
ロボット制御装置2は、教示装置3から読出した制御プログラムに基づいて動作制御信号を生成し、当該動作制御信号をロボット1に出力する。制御プログラムは、ロボット1を動作させるためのプログラムであり、通過点、動作順序、動作タイミング又は条件付き動作等のロボット1の駆動に係る指令データを指す。
このロボット制御装置2は、図1に示すように、プログラム読出し部201、動作制御信号生成部202及び動作制御信号出力部203を備えている。
プログラム読出し部201は、教示装置3の後述するプログラム保存部304から制御プログラムを読出す。
動作制御信号生成部202は、プログラム読出し部201により読出された制御プログラムに基づいて動作制御信号を生成する。
動作制御信号出力部203は、動作制御信号生成部202により生成された動作制御信号をロボット1に出力する。
なお、ロボット1及びロボット制御装置2の構成及び動作は、従来から知られているロボット及びロボット制御装置の構成及び動作と同様である。
教示装置3は、ユーザによる操作に応じて制御プログラムを作成する装置である。なお、教示装置3による制御プログラムの作成は、制御プログラムの新規作成又は制御プログラムの修正を意味する。この教示装置3としては、ロボット専用教示装置、ロボット教示ソフトウェアをインストールした汎用パソコン又はタブレット端末等が用いられる。また、ユーザは、教示装置3を操作する教示者である。
この教示装置3は、図1に示すように、表示部301、入力部302、プログラム生成部303及びプログラム保存部304を備えている。
表示部301は、プログラム生成部303により生成された教示画面6を表示する。
入力部302は、表示部301に表示された教示画面6に対し、ユーザによる操作を受付ける。
プログラム生成部303は、表示部301に表示させる教示画面6を生成し、入力部302により受付けられた操作に応じて教示画面6の更新等の各種処理を行って制御プログラムを作成する。このプログラム生成部303は、図4に示すように、データ記憶部305、画面生成部306、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309を有している。
データ記憶部305は、機能アイコン5に関するデータを記憶する。
機能アイコン5は、制御プログラムを構成する機能を表すアイコンであり、当該機能を想起させるようにグラフィカルに表現された外観501を有するアイコンである。また、機能アイコン5は、ロボット教示に特化したパラメータの設定を可能とする機能を有する。この機能アイコン5の詳細については後述する。機能アイコン5としては、図5に示すように、例えば、通過点アイコン5a、移動アイコン5b、一時停止アイコン5c、ツールアイコン5d及びサブルーチンアイコン5eが挙げられる。また、機能アイコン5に関するデータとしては、機能アイコン5の外観501に用いられる図案、機能アイコン5が表す機能のパラメータ、及び、当該機能をプログラム言語により文字列で記述したプログラム等を示すデータが含まれる。
なお、機能アイコン5及び機能アイコン5の構成を示す符号について、機能アイコン5の種別毎に区別する必要がある場合には接尾記号(a,b,・・・,e)を付し、区別する必要がない場合には接尾記号を付さないものとする。
また、データ記憶部305は、ロボット1及び周辺環境を示す3Dデータを記憶してもよい。なお、周辺環境は、ロボット1が設置される空間、並びに、当該空間における床、柱、台、関連する機器、配線又はワーク4等の物品全てを総称したものを指す。また、3Dデータは、ロボット1及び周辺環境の外形、位置又は動きを数値化した仮想三次元空間上の立体データを指す。
画面生成部306は、データ記憶部305に記憶されているデータを用いて、教示画面6を生成する。実施の形態1における教示画面6は、選択領域(第1の領域)602及び作成領域(第2の領域)603を有するビジュアルプログラムウィンドウ601である。選択領域602は、画面生成部306によりデータ記憶部305に記憶されているデータから作成された基本となる機能アイコン5が表示された領域である。作成領域603は、機能アイコン表示部307により選択領域602で選択された機能アイコン5が複製された機能アイコン5が配置される領域である。
機能アイコン表示部307は、入力部302により受付けられた操作に応じ、データ記憶部305に記憶されているデータを用いて、画面生成部306により生成された教示画面6の作成領域603に機能アイコン5を配置する。この際、機能アイコン表示部307は、選択領域602から機能アイコン5を選択し、当該機能アイコン5を複製した機能アイコン5を作成領域603に配置する。
また、機能アイコン表示部307は、設定部308による設定に応じ、データ記憶部305に記憶されているデータを用いて、作成領域603に配置した機能アイコン5の外観501を変更する。
設定部308は、入力部302による受付けられた操作に応じ、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する。
プログラム作成部309は、データ記憶部305に記憶されているデータを用いて、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5及び設定部308による設定に基づいて、制御プログラムを作成する。
プログラム保存部304は、プログラム作成部309により作成された制御プログラムを保存する。
なお、プログラム保存部304及びデータ記憶部305としては、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、又はDVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
また、図1,4では、表示部301、入力部302、プログラム保存部304及びデータ記憶部305が教示装置3の内部に設けられた場合を示している。しかしながら、これに限らず、表示部301、入力部302、プログラム保存部304及びデータ記憶部305は教示装置3の外部に設けられていてもよい。
次に、実施の形態1に係る教示装置3による制御プログラムの作成方法について説明する。
実施の形態1に係る教示装置3は、まず、教示画面6を表示する。そして、教示装置3は、ユーザによる操作に応じ、教示画面6の選択領域602から機能アイコン5を選択し、当該機能アイコン5を複製した機能アイコン5を作成領域603に並べる。そして、教示装置3は、作成領域603に配置した機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定し、その設定に応じて機能アイコン5の外観501を変更する。そして、教示装置3は、作成領域603に配置した機能アイコン5及び当該機能アイコン5が表す機能に対して設定したパラメータから、制御プログラムを作成する。これにより、ユーザは、プログラム言語の文法の知識を必要とせずに、制御プログラムを容易に作成可能となる。
教示装置3に表示される初期の教示画面6の一例を図6に示す。
図6に示すように、画面生成部306は、選択領域602に、基本となる機能アイコン5を表示する。図6に示す教示画面6では、選択領域602に、通過点アイコン5a、一時停止アイコン5c、ツールアイコン5d及びサブルーチンアイコン5eが表示されている。なお、画面生成部306は、選択領域602に表示する機能アイコン5の外観501として、事前に設定した図案を用いる。例えば、図6に示す教示画面6では、ツールアイコン5dの外観501dとして、ハンドの形状を模した図案が用いられている。また、設定部308は、画面生成部306により選択領域602に表示された機能アイコン5が表す機能のパラメータに対して基準値を設定している。また、初期の教示画面6では、作成領域603に機能アイコン5は配置されていない。
また、図6に示す教示画面6では、画面生成部306が、選択領域602において、機能アイコン5の上部に、当該機能アイコン5の名称を表示している。図6の示す教示画面6では、移動アイコン5bの上部に「POSITION」の文字が表示されている。また、図6の示す教示画面6では、一時停止アイコン5cの上部に「DELAY」の文字が表示されている。また、図6の示す教示画面6では、ツールアイコン5dの上部に「HAND」の文字が表示されている。また、図6の示す教示画面6では、サブルーチンアイコン5eの上部に「SUBROUTINE」の文字が表示されている。
また、図6に示す教示画面6では、画面生成部306が、作成領域603に、制御プログラムの開始点及び終了点を示す表示を行っている。図6に示す教示画面6では、作成領域603において、制御プログラムの開始点の箇所に「START」の文字が表示され、制御プログラムの終了点の箇所に「END」の文字が表示されている。
また、図6に示す教示画面6では、画面生成部306が、作成領域603において、制御プログラムの開始点と終了点との間に、仕切り線604を表示している。
そして、図7に矢印12で示すように、機能アイコン表示部307は、選択領域602に表示された機能アイコン5に対するユーザによるドラッグに応じ、当該機能アイコンと同一の機能アイコン5を複製して作成領域603に移動させる。
その後、矢印13で示すように、機能アイコン表示部307が、機能アイコン5を、制御プログラムの開始点の表示と終了点の表示との間に対して既定範囲内に近づけたとする。この場合、画面生成部306は、開始点の表示と終了点の表示との間の隙間を広げる。図7に示す教示画面6では、画面生成部306が、開始点の表示と終了点の表示との間の仕切り線604を2つに分割し、その間に隙間を設けている。また、図7に示す教示画面6では、画面生成部306が、開始点の表示、終了点の表示及び仕切り線604を斜めに傾けている。これらにより、ユーザは、開始点の表示と終了点の表示との間に機能アイコン5をドロップすればよいと理解でき、取扱い説明書が無くても操作可能となる。
その後、機能アイコン表示部307は、ユーザにより機能アイコン5が開始点の表示と終了点の表示との間でドロップされると、当該機能アイコン5を開始点の表示と終了点の表示との間に配置する。
また、図8に矢印14で示すように、機能アイコン表示部307が、機能アイコン5を、作成領域603に既に配置した機能アイコン5と制御プログラムの終了点の表示との間に対して既定範囲内に近づけたとする。この場合、画面生成部306及び機能アイコン表示部307は、上記と同様に、既に配置した機能アイコン5と終了点の表示との間の隙間を広げる。図8に示す教示画面6では、画面生成部306が、既に配置された機能アイコン5と終了点の表示との間の仕切り線604を2つに分割し、その間に隙間を設けている。また、図8に示す教示画面6では、画面生成部306及び機能アイコン表示部307が、既に配置した機能アイコン5、終了点の表示及び仕切り線604を斜めに傾けている。
その後、機能アイコン表示部307は、ユーザにより機能アイコン5が既に配置した機能アイコン5と終了点の表示との間でドロップされると、当該機能アイコン5を既に配置した機能アイコン5と終了点の表示との間に配置する。
また、機能アイコン表示部307が、機能アイコン5を、制御プログラムの開始点の表示と作成領域603に既に配置した機能アイコン5との間に既定範囲内に近づけたとする。この場合についても、画面生成部306及び機能アイコン表示部307は上記と同様の動作を行う。
また、図9に矢印15で示すように、機能アイコン表示部307が、機能アイコン5を、作成領域603に既に配置した2つの機能アイコン5の間に既定範囲内に近づけたとする。この場合についても、機能アイコン表示部307は上記と同様に動作を行う。
なお、画面生成部306は、作成領域603において、制御プログラムとして機能アイコン5を配置可能な位置にのみ、挙動可能とする。また、機能アイコン表示部307は、作成領域603に既に配置した機能アイコン5のうち、制御プログラムとして機能アイコン5を配置可能な位置の前後に位置する機能アイコン5のみ挙動可能とする。これらにより、ユーザは、機能アイコン5を配置可能な位置を直感的に把握可能となり、また、制御プログラムのエラーを軽減可能となる。
また、図10に矢印16で示すように、機能アイコン表示部307は、作成領域603に既に配置した機能アイコン5を別の位置に移動させることも可能である。この場合についても、画面生成部306及び機能アイコン表示部307の動作は上記と同様である。これにより、ユーザは、制御プログラムの吟味が可能となる。また、ユーザは、教示装置3の操作に一貫性があるため、取扱い説明書が無くても操作可能となる。
次に、教示装置3で用いられる機能アイコン5について説明する。
図5に示すように、機能アイコン5は、機能を想起させるようにグラフィカルに表現された外観501を有する。また、機能アイコン5は、一つ以上の状態ウィンドウ502を有する。更に、機能アイコン5は、必要に応じて、詳細ボタン503を有する。なお、詳細ボタン503は、機能アイコン5の種別に依らず同じ外観でもよい。
状態ウィンドウ502は、機能アイコン5が表す機能のパラメータの設定概要を文字又は数値で表示するウィンドウである。この状態ウィンドウ502に表示される文字又は数値は、ユーザによる選択又は入力により変更可能である。
そして、設定部308は、機能アイコン表示部307により表示された状態ウィンドウ502に対するユーザによる設定に応じ、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する。
また、機能アイコン表示部307は、作成領域603に配置した機能アイコン5においてユーザにより詳細ボタン503が選択された場合に、当該機能アイコン5の近傍に、ポップアップウィンドウ504を表示する。ポップアップウィンドウ504は、機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定可能とするウィンドウである。このポップアップウィンドウ504に表示されるパラメータは、ユーザによる選択又は入力により変更可能である。
そして、設定部308は、機能アイコン表示部307により表示されたポップアップウィンドウ504に対するユーザによる設定に応じ、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する。
この機能アイコン5により、ユーザは、プログラム言語の変数名又は変数毎の記述内容の知識を必要とせずに、制御プログラムを作成可能となる。また、機能アイコン5の外観501及び状態ウィンドウ502の表示によって、ユーザは、制御プログラムの全体構成を直感的に効率的に把握できる。また、教示装置3は、設定部308による設定項目を複数の階層に分け、上位の階層については状態ウィンドウ502で表示し、下位の階層については詳細ボタン503が選択された場合にのみポップアップウィンドウ504で表示する。これにより、ユーザは、視覚的な煩雑さが軽減され、制御プログラムの構成を把握し易くなる。
以下、図5に示した機能アイコン5の詳細についてそれぞれ説明する。
まず、通過点アイコン5aについて、図11を参照しながら説明する。
通過点アイコン5aは、ロボット1の制御点が通過する点である通過点を表すアイコンである。図11Aに示すように、通過点アイコン5aの外観501aは、円形等の図案であり、特定の座標の点を示すことを表現する。なお、座標は、ロボット1に対して決定した任意の原点からの、互いに直交する3方向における距離を表したものである。
また、通過点アイコン5aが有する状態ウィンドウ502aは、通過点の名称を表示する。この状態ウィンドウ502aに表示される通過点の名称は、ユーザによる文字入力により変更可能である。
また、設定部308は、機能アイコン表示部307により通過点アイコン5aが作成領域603に配置された場合に、通過点の名称を自動的に設定してもよい。例えば、機能アイコン表示部307により1つ目の通過点アイコン5aが作成領域603に配置された場合、設定部308は、当該通過点アイコン5aが表す通過点の名称を「P01」等としてもよい。その後、機能アイコン表示部307により2つ目の通過点アイコン5aが作成領域603に配置された場合、設定部308は、当該通過点アイコン5aが表す通過点の名称を連番で「P02」等としてもよい。
また、機能アイコン表示部307は、複数の通過点アイコン5aを作成領域603に配置した場合に、図11Bに示すように、当該各通過点アイコン5aが有する状態ウィンドウ502aとしてプルダウンリストを表示する。このプルダウンリストは、上記各通過点アイコン5aが表す通過点を選択可能とするリストである。図11Bに示すプルダウンリストでは、通過点として「P01」又は「P02」が選択可能となっている。これにより、ユーザは、一つの通過点を何度も通過する経路を教示させ易くなる。
また、設定部308は、機能アイコン表示部307により複数の通過点アイコン5aが作成領域603に配置された場合、当該各通過点アイコン5aが表す通過点が重ならないようにそれぞれの座標の初期値を自動でずらしてもよい。
また、作成領域603において、通過点アイコン5aが有する詳細ボタン503aがユーザにより選択されると、図11Cに示すように、機能アイコン表示部307はポップアップウィンドウ504aを表示する。図11Cに示すポップアップウィンドウ504aにおいて、X,Y,Zの入力欄は、ロボット1の原点に対する通過点の座標を数値入力可能とする欄である。また、図11Cに示すポップアップウィンドウ504aにおいて、A,B,Cの入力欄は、ロボット1の通過点でのフランジ102の角度を数値入力可能とする欄である。なお、Aは、図12Aに示すように、通過点を通るX軸を回転軸とするフランジ102の角度である。また、Bは、図12Bに示すように、通過点を通るY軸を回転軸とするフランジ102の角度である。Cは、図12Cに示すように、通過点を通るZ軸を回転軸とするフランジ102の角度である。なお、図12において符号17は通過点を示している。これにより、ユーザは、通過点でのツール103の向きを指定可能となる。
また、設定部308が、プルダウンリストに対するユーザによる選択に応じて、通過点アイコン5aが表す通過点を他の複数の通過点アイコン5aが表す通過点と同一に設定したとする。この場合、機能アイコン表示部307は、図11Dに示すように、上記通過点アイコン5aに対して表示するポップアップウィンドウ504aに、接近距離を入力可能とする入力欄を追加する。接近距離は、図13に示すように、フランジ102の面に対して垂直な方向への通過点からの距離である。なお、図13において符号18は通過点を示している。また、通過点を中心にフランジ102へ近づく方向(図13に示す矢印19の方向)の距離はマイナスの数値とし、通過点を中心にフランジ102から遠ざかる方向(図13に示す矢印20の方向)の距離はプラスの数値とする。接近距離が0の場合には、その点は通過点である。そして、設定部308は、機能アイコン表示部307により表示されたポップアップウィンドウ504aの入力欄に対するユーザによる入力に応じ、当該ポップアップウィンドウ504aが表示された通過点アイコン5aが表す通過点を変更する。すなわち、設定部308は、上記他の通過点アイコン5aが表す通過点の座標に、接近距離に対する数値を加味した座標を、上記通過点アイコン5aが表す通過点の座標とする。
このように、教示装置3が接近距離を用いることで、元となる通過点の座標が変わった場合に、関連する通過点の座標に対してもその変更を自動的に反映できる。よって、ユーザは、元となる通過点の座標が変わった場合でも、関連する通過点に対する座標の変更を個々に行う必要がなくなり、操作が容易となる。
また、機能アイコン表示部307は、設定部308により接近距離に対する数値が設定された場合、図11Dに示すように、状態ウィンドウ502aに、通過点の名称とともに上記数値を表示してもよい。図11Dでは、設定部308が通過点の名称を「P01」に設定し且つ接近距離を「−8.00」に設定し、機能アイコン表示部307が状態ウィンドウ502aに「P01,−8」と表示している。
また、機能アイコン表示部307は、設定部308により接近距離に対する数値が設定された場合、状態ウィンドウ502aとして表示したプルダウンリストにより、当該接近距離が設定された通過点アイコン5aが表す通過点も選択可能としてもよい。例えば図11Dに示す例では、機能アイコン表示部307は、プルダウンリストにより、通過点として「P01,−8」を選択可能としてもよい。
次に、移動アイコン5bについて、図14を参照しながら説明する。
移動アイコン5bは、ロボット1の通過点から通過点への移動方式を表すアイコンである。図14A、図14Bに示すように、移動アイコン5bの外観501bは、矢印等を模した図案であり、移動を表現する。
なお、機能アイコン表示部307は、移動アイコン5bを作成領域603に単独では配置せず、通過点アイコン5aを配置した際に当該通過点アイコン5aの1つ前の工程に移動アイコン5bを自動的に配置してもよい。これにより、ユーザは、操作が容易となる。
また、移動アイコン5bが有する状態ウィンドウ502bは、移動方式の種別を表示する。また、機能アイコン表示部307は、図14Cに示すように、状態ウィンドウ502bとして、移動方式の種別を選択可能とするプルダウンリストを表示する。移動方式としては、直線補間、関節補間又は円弧補間等が挙げられる。直線補間は、移動の軌跡が直線を保つ方式である。関節補間は、移動の軌跡がロボット1が有する各関節の運動の成り行きに任せて決定される方式である。円弧補間は、移動の軌跡が円弧を保つ方式である。図14Cに示すプルダウンリストでは、移動方式の種別として、直線補間を意味する「直線」又は関節補間を意味する「関節」が選択可能となっている。
また、機能アイコン表示部307は、設定部308により設定された移動方式に応じて、移動アイコン5bの外観501bを変更する。例えば、設定部308により移動方式が直線補間に設定された場合には、機能アイコン表示部307は、図14Aに示すように、移動アイコン5bの外観501bとして直線の矢印を模した図案を用いる。また、設定部308により移動方式が関節補間に設定された場合には、機能アイコン表示部307は、図14Bに示すように、移動アイコン5bの外観501bとして波線の矢印を模した図案とする。これにより、ユーザは、移動アイコン5bの外観501bから移動方式を直感的に把握可能となる。
また、作成領域603において、移動アイコン5bが有する詳細ボタン503bがユーザにより選択されると、図14Dに示すように、機能アイコン表示部307はポップアップウィンドウ504bを表示する。このポップアップウィンドウ504bは、移動速度を設定可能とするウィンドウである。図14Cに示すポップアップウィンドウ504bでは、移動速度を基準速度に対して何%とするかを示す数値を入力可能とする入力欄と、基準速度を示す数値を入力可能とする入力欄とを有している。
また、設定部308は、移動アイコン5bの移動速度を基準速度以外の速度に設定した場合、機能アイコン表示部307により当該移動アイコン5bの後工程に配置された移動アイコン5bの移動速度も同一の速度に設定する。同様に、設定部308は、移動アイコン5bの移動速度を更に別の速度又は基準速度に設定した場合、機能アイコン表示部307により当該移動アイコン5bの後工程に配置された移動アイコン5bの移動速度も同一の速度に設定する。ロボット教示では、移動速度は、場所毎での設定が求められる場合もあるが、全体での設定が求められる場合の方が多いと考えられる。そこで、教示装置3は、移動アイコン5bに対して設定変更した移動速度を当該移動アイコン5bよりも後工程に位置する移動アイコン5bに対しても反映する。これにより、ユーザは、操作が容易となる。
次に、一時停止アイコン5cについて、図15を参照しながら説明する。
一時停止アイコン5cは、任意の時間だけ次の工程の実施を一時停止することを表すアイコンである。図15に示すように、一時停止アイコン5cの外観501cは、時計等の図案であり、時間を表現する。また、図15に示すように、機能アイコン表示部307は、一時停止アイコン5c内に、時間の単位を表示してもよい。
また、一時停止アイコン5cが有する状態ウィンドウ502cは、一時停止する時間を表示する。この状態ウィンドウ502cに表示される時間は、ユーザによる数値入力により変更可能である。
また、設定部308は、機能アイコン表示部307により一時停止アイコン5cが作成領域603に配置された場合に、一時停止する時間を基準値に設定してもよい。例えば、機能アイコン表示部307により一時停止アイコン5cが作成領域603に配置された場合に、設定部308は一時停止する時間を1.0sとし、ユーザは必要に応じて数値を変更する。
なお、一時停止アイコン5cでは詳細ボタン503は無い。
次に、ツールアイコン5dについて、図16を参照しながら説明する。なお、図16では、ツール103がハンドである場合を示している。
ツールアイコン5dは、ツール103が動作することを表すアイコンである。図16A、図16Bに示すように、ツールアイコン5dの外観501dは、ツール103の形状及び動作を模した図案であり、各ツール103の種別及び動作を表現する。
また、ツールアイコン5dが有する状態ウィンドウ502dは、ツール103の名称を表示する。この状態ウィンドウ502dに表示されるツール103の名称は、ユーザによる文字入力により変更可能である。
また、機能アイコン表示部307は、ツール103の種別が複数存在する場合、状態ウィンドウ502dとしてプルダウンリストを表示する。このプルダウンリストは、ツール103の種別を選択可能とするウィンドウである。
また、機能アイコン表示部307は、設定部308により設定されたツール103の種別に応じて、ツールアイコン5dの外観501dを変更する。例えば、設定部308によりツール103の種別がハンドに設定された場合には、機能アイコン表示部307は、図16に示すように、ツールアイコン5dの外観501dをハンドの形状を模した図案とする。また、設定部308によりツール103の種別がグラインダーを把持するタイプのツール103に設定された場合には、機能アイコン表示部307は、ツールアイコン5dの外観501dをグラインダーの形状を模した図案とする。これにより、ユーザは、ツールアイコン5dの外観501dからツール103の種別を直感的に把握可能となる。
また、作成領域603において、ツールアイコン5dにおける詳細ボタン503dがユーザにより選択されると、図16Cに示すように、機能アイコン表示部307はポップアップウィンドウ504dを表示する。このポップアップウィンドウ504dは、ツール103の動作、当該動作の速度又は当該動作の強度等を設定可能とするウィンドウである。図16Cに示すポップアップウィンドウ504dでは、ハンドの開動作を示す「開」又は閉動作を示す「閉」を選択可能とする項目と、ハンドの開閉の速さを基準速度に対して何%とするかを示す数値を入力可能とする入力欄と、ハンドの開閉の強さを基準強度に対して何%とするかを示す数値を入力可能とする入力欄とを有している。
また、機能アイコン表示部307は、設定部308により設定されたツール103の動作に応じて、ツールアイコン5dの外観501dを変更する。例えば、設定部308によりハンドの動作が閉動作に設定された場合は、機能アイコン表示部307は、図16Aに示すように、ツールアイコン5dの外観501dをハンドを閉じた形状を模した図案とする。また、設定部308によりハンドの動作が開動作に設定された場合は、機能アイコン表示部307は、図16Bに示すように、ツールアイコン5dの外観501dをハンドを開いた形状を模した図案とする。これにより、ユーザは、ツールアイコン5dの外観501dからツール103の動作を直感的に把握可能となる。
次に、サブルーチンアイコン5eについて、図17を参照しながら説明する。
サブルーチンアイコン5eは、内部に他の機能アイコン5を配置可能な空間505eを有するアイコンであって、当該空間505eに配置された他の機能アイコン5により構成される関連性を持った一連のプログラムであるサブルーチンを表すアイコンである。図17Aに示すように、サブルーチンアイコン5eの外観501eは、中央に空間505eを有する囲い等の図案であり、何かを囲うことができることを表現する。すなわち、この外観501eは、他の機能アイコン5を近づけることで、サブルーチンアイコン5eの中に当該機能アイコン5を配置可能であることを想起させる。また、ユーザは、サブルーチンアイコン5eが有する空間505eの内部に配置された機能アイコン5から、どの機能アイコン5までグルーピングできたかを直感的に把握可能となる。
また、図17Bに矢印21で示すように、機能アイコン表示部307が、作成領域603に配置したサブルーチンアイコン5eに対して他の機能アイコン5を既定範囲内に近づけたとする。この場合、矢印22で示すように、機能アイコン表示部307は、上記サブルーチンアイコン5eが有する空間505eを広げる。これにより、ユーザは、サブルーチンアイコン5eの中に機能アイコン5をドロップすればよいと理解でき、取扱い説明書が無くても操作可能となる。
その後、機能アイコン表示部307は、ユーザによりサブルーチンアイコン5eが有する空間505eの内部で他の機能アイコン5がドロップされると、当該空間505eの内部に当該他の機能アイコン5を取り込む。
また、サブルーチンアイコン5eは、左右両端部に伸縮ドラッグ領域506eを有している。
そして、図17Cに矢印23で示すように、機能アイコン表示部307は、作成領域603に配置したサブルーチンアイコン5eの伸縮ドラッグ領域506eがユーザにより伸ばす方向にドラッグされた場合、当該伸縮ドラッグ領域506e側の空間505eを伸ばす。この際、機能アイコン表示部307は、上記伸縮ドラッグ領域506eに隣接し且つ上記空間505eの内部に存在する機能アイコン5を傾けてもよい。そして、機能アイコン表示部307は、上記伸縮ドラッグ領域506eに隣接し且つ上記空間505eの外部に存在する機能アイコン5を当該空間505eの内部へ取り込む。
また、機能アイコン表示部307は、作成領域603に配置したサブルーチンアイコン5eの伸縮ドラッグ領域506eがユーザにより縮める方向にドラッグされた場合、当該伸縮ドラッグ領域506e側の空間505eを縮める。そして、機能アイコン表示部307は、上記伸縮ドラッグ領域506eに隣接し且つ上記空間505eの内部に存在する機能アイコン5を当該空間505eの外部へ排出する。
また、サブルーチンアイコン5eが有する状態ウィンドウ502eは、サブルーチンの名称を表示する。この状態ウィンドウ502eに表示されるサブルーチンの名称は、ユーザによる文字入力により変更可能である。
また、設定部308は、機能アイコン表示部307によりサブルーチンアイコン5eが作成領域603に配置された場合に、サブルーチンの名称を自動的に設定してもよい。例えば、機能アイコン表示部307により1つ目のサブルーチンアイコン5eが作成領域603に配置された場合、設定部308は、当該サブルーチンアイコン5eが表すサブルーチンの名称を「Sub1」等としてもよい。その後、機能アイコン表示部307により2つ目のサブルーチンアイコン5eが作成領域603に配置された場合、設定部308は、当該サブルーチンアイコン5eが表すサブルーチンの名称を連番で「Sub2」等としてもよい。
また、機能アイコン表示部307は、複数のサブルーチンアイコン5eを作成領域603に配置した場合に、図18Aに示すように、当該各サブルーチンアイコン5eが有する状態ウィンドウ502eとしてプルダウンリストを表示する。このプルダウンリストは、上記各サブルーチンアイコン5eが表すサブルーチンを選択可能とするリストである。図18Aに示すプルダウンリストでは、サブルーチンとして「Sub1」又は「Sub2」が選択可能となっている。そして、設定部308がサブルーチンアイコン5eが表すサブルーチンを切換えると、機能アイコン表示部307は当該サブルーチンアイコン5eが有する空間505eに配置している機能アイコン5を切換える。図18Bでは、設定部308により図18Aに示すサブルーチンアイコン5eが表すサブルーチンが「Sub1」から「Sub2」に切換えられた場合を示している。
これにより、教示装置3は、新規のサブルーチンアイコン5eを作成領域603に配置した場合でも、既に作成したサブルーチンを指定することで、当該新規のサブルーチンアイコン5eに当該サブルーチンを再構築できる。これにより、ユーザは、繰り返し作業の設定又は条件に合わせた作業工程の設定が容易となる。
また、作成領域603において、サブルーチンアイコン5eが有する詳細ボタン503eがユーザにより選択されると、図19Aに示すように、機能アイコン表示部307はポップアップウィンドウ504eを表示する。図19Aに示すポップアップウィンドウ504eは、サブルーチンの集約、サブルーチンの展開、及び、サブルーチンの解体を選択可能としている。
図19Aに示すポップアップウィンドウ504eにおいてユーザによりサブルーチンの集約が選択されると、機能アイコン表示部307は、サブルーチンアイコン5eが有する空間505eの内部に配置している機能アイコン5を、図19Bに示すように非表示とする。これにより、サブルーチンアイコン5eの外観501eは、作成領域603に新規に配置された状態と同じとなる。このように、教示装置3がサブルーチンアイコン5eにおいてサブルーチンを集約して詳細情報を非表示とすることで、ユーザは、制御プログラム全体を把握する際に直感的で効率的な把握が可能となる。
また、ポップアップウィンドウ504eにおいてユーザによりサブルーチンの展開が選択されると、機能アイコン表示部307は、サブルーチンアイコン5eが有する空間505eの内部に配置している機能アイコン5を、図19Aに示すように表示する。
また、ポップアップウィンドウ504eにおいてユーザによりサブルーチンの解体が選択されると、機能アイコン表示部307は、図19Cに示すように、サブルーチンアイコン5eが有する空間505eの内部に配置している機能アイコン5を全て外部に排出し、且つ、当該サブルーチンアイコン5eを削除する。
また、図20に示すようにサブルーチンアイコン5eにおいてサブルーチンを集約した状態では、機能アイコン表示部307は、ユーザによるドラッグに応じて当該サブルーチンアイコン5eの配置を変更可能である。この場合の機能アイコン表示部307によるサブルーチンアイコン5eの配置方法及び周辺の機能アイコン5の挙動は他の機能アイコン5と同様である。
また、図20に矢印24で示すように、機能アイコン表示部307は、サブルーチンアイコン5eを作成領域603から選択領域602に移動することも可能である。この場合、画面生成部306は、機能アイコン表示部307により選択領域602に移動されたサブルーチンアイコン5eを複製したサブルーチンアイコン5eを選択領域602に表示する。画面生成部306により選択領域602に複製されたサブルーチンアイコン5eは、機能アイコン表示部307により作成領域603に再構築可能である。この場合の機能アイコン表示部307によるサブルーチンアイコン5eの配置方法及び周辺の機能アイコン5の挙動は他の機能アイコン5と同様である。
また、機能アイコン表示部307は、画面生成部306によりサブルーチンアイコン5eが選択領域602に複製された場合、作成領域603に配置したサブルーチンアイコン5eが有する状態ウィンドウ502eとしてプルダウンリストを表示してもよい。このプルダウンリストは、画面生成部306により選択領域602に複製されたサブルーチンアイコン5eが表すサブルーチンを選択可能とするリストである。例えば図20に示す例では、機能アイコン表示部307は、プルダウンリストにより、サブルーチンとして「Sub2」を選択可能としてもよい。これにより、ユーザは、選択領域602にはあるが作成領域603にないサブルーチンも容易に利用可能となり、効率化を図ることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、教示装置3は、ロボット1に対する制御プログラムを構成する機能を表すアイコンであって、当該機能のパラメータの設定概要を表示する状態ウィンドウ502を有するアイコンである機能アイコン5を表示した選択領域602、及び作成領域603を有する教示画面6を生成する画面生成部306と、画面生成部306により生成された教示画面6において、選択領域602から機能アイコン5を選択し、当該機能アイコン5を複製した機能アイコン5を作成領域603に配置する機能アイコン表示部307と、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する設定部308と、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5及び設定部308による設定に基づいて、制御プログラムを作成するプログラム作成部309とを備え、機能アイコン表示部307は、設定部308による設定に応じ、作成領域603に配置した機能アイコン5の外観501を変更する。これにより、ユーザは、制御プログラムを構成する機能を表す機能アイコン5から当該機能の設定状態を直感的に把握可能となる。その結果、ユーザは、プログラム言語の知識が無くてもロボット教示が可能となる。また、ユーザは、取扱い説明書がなくてもロボット教示が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、画面生成部306が教示画面6としてビジュアルプログラムウィンドウ601のみを生成する場合を示した。これに対し、実施の形態2では、画面生成部306が教示画面6としてビジュアルプログラムウィンドウ601を含む複数のウィンドウから成る画面を生成する場合を示す。
なお、実施の形態2に係る教示システムの構成例及びプログラム生成部303の構成例は、図1に示す実施の形態1に係る教示システムの構成例及び図4に示す実施の形態1におけるプログラム生成部303の構成例と同様である。
実施の形態2における画面生成部306は、データ記憶部305に記憶されているデータを用いて、ビジュアルプログラムウィンドウ601の他、プログラム生成部303(機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309)による処理状態を示す1つ以上のウィンドウから成る教示画面6を生成する。
実施の形態2における画面生成部306により生成される教示画面6の一例を図21に示す。図21に示す教示画面6は、実施の形態1で示したビジュアルプログラムウィンドウ601の他、プログラムリストウィンドウ605、プログラムウィンドウ606、ポジションウィンドウ607及び3Dプレビューウィンドウ608を有している。
プログラムリストウィンドウ605は、プログラム生成部303により作成された制御プログラムの名称の一覧を示すウィンドウである。
なお、図21に示すプログラムリストウィンドウ605においてユーザにより制御プログラムの「EXPORT」が選択されると、プログラム生成部303は、ビジュアルプログラムウィンドウ601に当該制御プログラムを表す機能アイコン5を表示する。また、図21に示すプログラムリストウィンドウ605においてユーザにより制御プログラムの「DELETE」が選択されると、プログラム生成部303は当該制御プログラムを削除する。
また、プログラムウィンドウ606は、ビジュアルプログラムウィンドウ601においてプログラム生成部303により作成された制御プログラム、すなわちプログラム言語により文字列で記述された制御プログラムを示すウィンドウである。
また、ポジションウィンドウ607は、ビジュアルプログラムウィンドウ601においてプログラム生成部303により設定されたロボット1の通過点の座標及びその通過点でのフランジ102の角度等の詳細情報を示すウィンドウである。
なお、ポジションウィンドウ607により示された詳細情報は、ユーザによる数値入力により変更可能としてもよい。この場合、設定部308は、ポジションウィンドウ607に対するユーザによる数値入力に応じ、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する。
また、3Dプレビューウィンドウ608は、ビジュアルプログラムウィンドウ601においてプログラム生成部303により作成された制御プログラムの状態を仮想三次元空間上で示すウィンドウである。なお、画面生成部306は、ビジュアルプログラムウィンドウ601に3Dプレビューの表示位置609を表示し、3Dプレビューウィンドウ608に当該表示位置609でのロボット1の状態を表示する。また、ビジュアルプログラムウィンドウ601に表示された3Dプレビューの表示位置609は、作成領域603に配置された機能アイコン5間で移動可能である。
また、図21に示す3Dプレビューウィンドウ608では、画面生成部306が、ロボット1の移動経路を示す軌跡を表示している。しかしながら、これに限らず、例えば図22に示す3Dプレビューウィンドウ608のように、画面生成部306は、ロボット1の移動経路を示す進行方向を矢印で表示してもよい。この場合、図22に示すように、画面生成部306は、ロボット1の移動経路が同一の経路を行き来する場合、矢印が重ならないようにずらして表示する。また図22に示す3Dプレビューウィンドウ608では、画面生成部306が、上記矢印として、移動方式が直線補間である場合には直線の矢印を用い、移動方式が関節補間である場合には波線の矢印を用いている。
また、図23に示すように、画面生成部306は、3Dプレビューウィンドウ608において、ユーザにより通過点が選択された場合に、ロボット1の通過点の座標及び通過点でのフランジ102の角度を設定可能とするポップアップウィンドウ610を表示してもよい。なお、図23において、符号231は、ユーザにより選択された通過点を示している。また、図23に示すポップアップウィンドウ610は、接近距離の入力欄も有している。このポップアップウィンドウ610に表示されるパラメータは、ユーザによる数値入力により変更可能である。この場合、設定部308は、ポップアップウィンドウ610に対するユーザによる数値入力に応じ、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する。
また、図23に示すように、画面生成部306は、3Dプレビューウィンドウ608において、ユーザにより移動経路を示す矢印が選択された場合に、移動方式の種別を選択可能とするプルダウンリスト611を表示してもよい。なお、図23において、符号232は、ユーザにより選択された矢印を示している。この場合、設定部308は、プルダウンリスト611に対するユーザによる選択に応じ、機能アイコン表示部307により作成領域603に配置された機能アイコン5が表す機能のパラメータを設定する。
このように、実施の形態2に係る教示装置3は、画面生成部306が、教示画面6として、ビジュアルプログラムウィンドウ601に加え、プログラム生成部303による処理状態を示すウィンドウを1つ以上表示する。これにより、実施の形態1における効果に加え、ユーザは、制御プログラムの設定状態をより容易に把握可能となる。
最後に、図24を参照して、実施の形態1,2に係る教示装置3のハードウェア構成例を説明する。以下では、実施の形態1に係る教示装置3のハードウェア構成例について示すが、実施の形態2に係る教示装置3のハードウェア構成例についても同様である。
教示装置3における表示部301はディスプレイであり、入力部302は入力装置である。教示装置3における画面生成部306、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309の各機能は、処理回路51により実現される。処理回路51は、図24Aに示すように、専用のハードウェアであってもよいし、図24Bに示すように、メモリ53に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、又はDSP(Digital Signal Processor)ともいう)52であってもよい。
処理回路51が専用のハードウェアである場合、処理回路51は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。画面生成部306、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309の各部の機能それぞれを処理回路51で実現してもよいし、各部の機能をまとめて処理回路51で実現してもよい。
処理回路51がCPU52の場合、画面生成部306、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ53に格納される。処理回路51は、メモリ53に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、教示装置3は、処理回路51により実行されるときに、例えば図6〜11,14〜20に示した処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ53を備える。また、これらのプログラムは、画面生成部306、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309の手順及び方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ53としては、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、又はDVD等が該当する。
なお、画面生成部306、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、画面生成部306については専用のハードウェアとしての処理回路51でその機能を実現し、機能アイコン表示部307、設定部308及びプログラム作成部309については処理回路51がメモリ53に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路51は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る教示装置は、ロボットに対する制御プログラムを作成する教示装置において、当該制御プログラムを構成する機能を表す機能アイコンから当該機能の設定状態を直感的に把握可能となり、ロボットに対する制御プログラムを作成する教示装置等に用いるのに適している。
1 ロボット、2 ロボット制御装置、3 教示装置、4 ワーク、5 機能アイコン、5a 通過点アイコン、5b 移動アイコン、5c 一時停止アイコン、5d ツールアイコン、5e サブルーチンアイコン、6 教示画面、51 処理回路、52 CPU、53 メモリ、101 アーム、102 フランジ、103 ツール、104 工具、201 プログラム読出し部、202 動作制御信号生成部、203 動作制御信号出力部、301 表示部、302 入力部、303 プログラム生成部、304 プログラム保存部、305 データ記憶部、306 画面生成部、307 機能アイコン表示部、308 設定部、309 プログラム作成部、501,501a〜501e 外観、502,502a〜502e 状態ウィンドウ、503,503a〜503e 詳細ボタン、504,504a〜504e ポップアップウィンドウ、505e 空間、601 ビジュアルプログラムウィンドウ、602 選択領域(第1の領域)、603 作成領域(第2の領域)、604 仕切り線、605 プログラムリストウィンドウ、606 プログラムウィンドウ、607 ポジションウィンドウ、608 3Dプレビューウィンドウ、609 3Dプレビューの表示位置。

Claims (14)

  1. ロボットに対する制御プログラムを構成する機能を表すアイコンであって、当該機能のパラメータの設定概要を表示する状態ウィンドウを有するアイコンである機能アイコンを表示した第1の領域、及び第2の領域を有する教示画面を生成する画面生成部と、
    前記画面生成部により生成された教示画面において、第1の領域から機能アイコンを選択し、当該機能アイコンを複製した機能アイコンを第2の領域に配置する機能アイコン表示部と、
    前記機能アイコン表示部により第2の領域に配置された機能アイコンが表す機能のパラメータを設定する設定部と、
    前記機能アイコン表示部により第2の領域に配置された機能アイコン及び前記設定部による設定に基づいて、制御プログラムを作成するプログラム作成部とを備え、
    前記機能アイコン表示部は、前記設定部による設定に応じ、第2の領域に配置した機能アイコンの外観を変更する
    ことを特徴とする教示装置。
  2. 前記画面生成部により第1の領域に表示される機能アイコンは、詳細ボタンを有し、
    前記機能アイコン表示部は、第2の領域に配置した機能アイコンにおいてユーザにより詳細ボタンが選択された場合に、当該機能アイコンが表す機能のパラメータを設定可能とするポップアップウィンドウを表示し、
    前記設定部は、前記機能アイコン表示部により表示されたポップアップウィンドウに対するユーザによる設定に応じ、前記機能アイコン表示部により第2の領域に配置された機能アイコンが表す機能のパラメータを設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の教示装置。
  3. 前記画面生成部により第1の領域に表示される機能アイコンは、ロボットの通過点を表す通過点アイコンを含む
    ことを特徴とする請求項2記載の教示装置。
  4. 前記機能アイコン表示部は、複数の通過点アイコンを第2の領域に配置した場合に、当該通過点アイコンが有する状態ウィンドウとして、当該通過点アイコンが表す通過点を選択可能とするプルダウンリストを表示し、
    前記設定部は、前記機能アイコン表示部により表示されたプルダウンリストに対するユーザによる選択に応じ、前記機能アイコン表示部により第2の領域に配置された通過点アイコンが表す通過点を切換える
    ことを特徴とする請求項3記載の教示装置。
  5. 前記機能アイコン表示部は、プルダウンリストに対するユーザによる選択に応じて前記設定部により通過点アイコンが表す通過点が他の通過点アイコンが表す通過点と同一に設定された場合に、当該通過点アイコンに対して表示するポップアップウィンドウに、当該通過点からの距離を入力可能とする入力欄を追加し、
    前記設定部は、前記機能アイコン表示部により表示されたポップアップウィンドウの入力欄に対するユーザによる入力に応じ、当該ポップアップウィンドウが表示された通過点アイコンが表す通過点を変更する
    ことを特徴とする請求項4記載の教示装置。
  6. 前記画面生成部により第1の領域に表示される機能アイコンは、内部に他の機能アイコンを配置可能な空間を有するアイコンであって、当該空間に配置された他の機能アイコンにより構成される一連のプログラムであるサブルーチンを表すアイコンであるサブルーチンアイコンを含む
    ことを特徴とする請求項2記載の教示装置。
  7. 前記機能アイコン表示部は、第2の領域に配置したサブルーチンアイコンに対して他の機能アイコンを既定範囲内に近づけた場合、当該サブルーチンアイコンが有する空間を広げる
    ことを特徴とする請求項6記載の教示装置。
  8. 前記機能アイコン表示部は、第2の領域に配置したサブルーチンアイコンの端部がユーザによりドラッグされた場合、当該ドラッグに応じて当該サブルーチンアイコンが有する空間を伸縮させ、当該伸縮方向に応じて、当該端部に隣接し且つ当該空間の外部に存在する機能アイコンの当該空間の内部への取り込み、又は、当該端部に隣接し且つ当該空間の内部に存在する機能アイコンの当該空間の外部への排出を行う
    ことを特徴とする請求項6記載の教示装置。
  9. 前記機能アイコン表示部は、第2の領域に配置したサブルーチンアイコンに対して表示するポップアップウィンドウとして、当該サブルーチンアイコンが有する空間の内部に配置した機能アイコンを非表示とする集約、及び当該機能アイコンを表示する展開を選択可能とするプログラムリストを表示する
    ことを特徴とする請求項6記載の教示装置。
  10. 前記機能アイコン表示部は、第2の領域に配置したサブルーチンアイコンに対して表示するポップアップウィンドウとして、当該サブルーチンアイコンが有する空間の内部に配置した機能アイコンを全て外部に排出し、且つ、当該サブルーチンアイコンを削除する解体を選択可能とするプログラムリストを表示する
    ことを特徴とする請求項6記載の教示装置。
  11. 前記画面生成部は、前記機能アイコン表示部により第2の領域に配置されたサブルーチンアイコンが第1の領域に移動された場合に、当該サブルーチンアイコンを複製したサブルーチンアイコンを第1の領域に表示する
    ことを特徴とする請求項6記載の教示装置。
  12. 前記機能アイコン表示部は、複数のサブルーチンアイコンを第2の領域に配置した場合に、当該サブルーチンアイコンが有する状態ウィンドウとして、当該サブルーチンアイコンが表すサブルーチンを選択可能とするプログラムリストを表示し、
    前記設定部は、前記機能アイコン表示部により表示されたプログラムリストに対するユーザによる選択に応じ、前記機能アイコン表示部により第2の領域に配置されたサブルーチンアイコンが表すサブルーチンを切換える
    ことを特徴とする請求項6記載の教示装置。
  13. 前記画面生成部は、教示画面に、前記機能アイコン表示部、前記設定部及び前記プログラム作成部による処理状態を示すウィンドウを1つ以上表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の教示装置。
  14. 前記画面生成部は、第2の領域に3Dプレビューの表示位置を表示し、教示画面に、当該表示位置でのロボットの状態を示す3Dプレビューウィンドウを表示する
    ことを特徴とする請求項13記載の教示装置。
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