JP2011190734A - アイドリングストップ装置、及び、エンジン始動方法 - Google Patents

アイドリングストップ装置、及び、エンジン始動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロコンピュータのリセット後においてもバッテリの電圧低下を把握して、バッテリの電圧の大きな低下を防止できる技術を提供する。
【解決手段】アイドリングストップ装置1においては、バッテリ51の電圧が低下して、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCがマイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vt未満となった場合に、マイクロコンピュータ2がリセットされる。その一方で、電圧低下情報が記憶部3に記憶される。このため、リセット後のマイクロコンピュータ2は、電圧低下情報に基づいてバッテリ51の電圧が低下したことを把握できる。そして以降、マイクロコンピュータ2は、エンジン57を始動する際に、PWM制御で第2リレーコイル96を通電させ、スタータモータ55の電流の立ち上がりの速さを抑制する。これにより、バッテリ51の電圧の大きな低下を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエンジンを自動で停止/始動するアイドリングストップ技術に関する。
近年、燃料節減や排ガス削減などを目的とし、信号待ちなどの比較的短時間の車両の停車中において、車両のエンジンを自動で停止/始動するアイドリングストップ装置が実用化されている。アイドリングストップ装置を備えた車両においては、走行状態からブレーキが踏まれて停止状態となるなどの停止条件が成立するとエンジンが自動で停止され、そのエンジン停止中にブレーキがリリースされるなどの始動条件が成立するとエンジンが自動で始動されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−13953号公報
車両のエンジンを始動するためのスタータモータを駆動する電力は車両が備えるバッテリから供給される。エンジンの始動のためにスタータモータが必要とする電力は非常に大きいことから、バッテリの電圧が低下している場合にアイドリングストップ機能によるエンジンの停止/始動を繰り返すと、バッテリの電圧がさらに低下し、エンジンが始動できないなどの支障をきたす可能性がある。したがって、バッテリが劣化してその電圧が低下しているような場合は、アイドリングストップ機能でエンジンを始動可能とするために、バッテリの電圧の低下を防止する対策が必要となる。
ところで、前述のように、エンジンの始動のためにスタータモータが必要とする電力は非常に大きいため、エンジンの始動の際にはバッテリの電圧が大きく低下する。このため例えば、アイドリングストップ装置が備えるマイクロコンピュータに、ユーザのスタートスイッチの操作によるエンジンの始動の際におけるバッテリの電圧を監視させる。そして、このときのバッテリの電圧が所定の閾値よりも低下するような場合は、それ以降のアイドリングストップ機能でのエンジンの始動の際に、マイクロコンピュータがバッテリの電圧の低下を防止する対策を実行するように構成することが考えられる。
しかしながら、マイクロコンピュータを動作させるための電力もバッテリから供給されるため、エンジンの始動の際に、バッテリの電圧がマイクロコンピュータが動作可能な電圧未満まで大きく低下するような場合は、マイクロコンピュータ自体が動作できずにリセットされてしまう。このようにしてリセットされ再起動したマイクロコンピュータは、リセットの原因やリセット前のバッテリの電圧を把握できない。マイクロコンピュータは、電源の電圧低下のほか、例えば、暴走状態となった場合などにおいてもリセットされるが、このようなリセットの原因を把握できない。
このため、バッテリの電圧が大きく低下してリセットされた場合においても、リセット後のマイクロコンピュータは、バッテリの電圧の低下を防止する対策をせずに、アイドリングストップ機能によるエンジンの始動を実行してしまう。その結果、マイクロコンピュータのリセットが再発生して、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、マイクロコンピュータのリセット後においてもバッテリの電圧低下を把握して、エンジンを始動する際にバッテリの電圧の大きな低下を防止できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、車両に搭載され、前記車両のエンジンを自動で停止/始動するアイドリングストップ装置であって、所定の停止条件が成立したときに前記エンジンを自動で停止するとともに、前記エンジンの停止中に所定の始動条件が成立したときに前記エンジンを自動で始動するアイドリングストップ機能を有するマイクロコンピュータと、前記車両のバッテリの電圧を降圧して得られる前記マイクロコンピュータの電源の電圧が前記マイクロコンピュータの最低動作電圧未満となったことを検知する検知手段と、前記電源の電圧が前記最低動作電圧未満となった場合に、前記マイクロコンピュータの状態に関わらず電圧低下情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に前記電圧低下情報が記憶されている場合は、前記エンジンを始動する際に、前記エンジンのスタータモータの電流の立ち上がりの速さを抑制する制御手段と、を備えている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のアイドリングストップ装置において、前記制御手段は、時間の経過とともにデューティ比が高くなるPWM信号のオン期間のみ、前記バッテリから前記スタータモータに電力を供給させる。
また、請求項3の発明は、所定の停止条件が成立したときに車両のエンジンを自動で停止するとともに、前記エンジンの停止中に所定の始動条件が成立したときに前記エンジンを自動で始動するアイドリングストップ機能を有するマイクロコンピュータが搭載された車両のエンジンを始動するエンジン始動方法であって、前記車両のバッテリの電圧を降圧して得られる前記マイクロコンピュータの電源の電圧が前記マイクロコンピュータの最低動作電圧未満となったことを検知する工程と、前記電源の電圧が前記最低動作電圧未満となった場合に、前記マイクロコンピュータの状態に関わらず電圧低下情報を記憶手段に記憶する工程と、前記記憶手段に前記電圧低下情報が記憶されている場合は、前記エンジンを始動する際に、前記エンジンのスタータモータの電流の立ち上がりの速さを抑制する工程と、を備えている。
請求項1ないし3の発明によれば、マイクロコンピュータの電源の電圧がマイクロコンピュータの最低動作電圧未満となった場合に、マイクロコンピュータがリセットされたとしても電圧低下情報が記憶手段に記憶される。このため、リセット後のマイクロコンピュータは、電圧低下情報に基づいてバッテリの電圧低下を把握できる。そして以降、エンジンを始動する際にスタータモータの電流の立ち上がりの速さを抑制することから、エンジンを始動する際にバッテリの電圧の大きな低下を防止できる。
図1は、アイドリングストップ装置の構成を示すブロック図である。 図2は、マイクロコンピュータがリセットする場合のアイドリングストップ装置の処理の流れを示す図である。 図3は、マイクロコンピュータがリセットする場合の各種信号の変化を示す図である。 図4は、アイドリングストップ装置のアイドリングストップ機能に係る処理の流れを示す図である。 図5は、PWM信号の一例を示す図である。 図6は、通常制御の場合のスタータモータの電流の変化を示す図である。 図7は、PWM制御の場合のスタータモータの電流の変化を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.構成>
図1は、本実施の形態のアイドリングストップ装置1とその周辺要素との構成を示すブロック図である。このアイドリングストップ装置1は、例えば、自動車などの車両に搭載され、信号待ちなどの比較的短時間の車両の停車中において、車両が備えるエンジン57を自動で停止/始動する機能を有している。
アイドリングストップ装置1が搭載される車両は、車両各部の電気負荷に電力を供給するバッテリ51を備えている。このバッテリ51には電源ライン91が接続され、この電源ライン91にはユーザが操作可能なイグニッションスイッチ92が設けられている。イグニッションスイッチ92がオンとなると、電源ライン91を介してバッテリ51からアイドリングストップ装置1に電力が供給される。また、イグニッションスイッチ92がオンとなると、車両に搭載される各種の電気負荷に対しても、バッテリ51から電源ライン91を介して電力が供給される。
エンジン57は、スタータモータ55を駆動することで始動する。このスタータモータ55は、第1リレースイッチ95を介して電源ライン91に接続されている。このため、第1リレースイッチ95がオンとなると、バッテリ51からスタータモータ55に電力が供給される。これにより、スタータモータ55が駆動し、エンジン57が始動する。
第1リレースイッチ95は、対応する第1リレーコイル94を通電することでオンとなる。この第1リレーコイル94は、その上流側に設けられた第2リレースイッチ97をオンとした場合、あるいは、ユーザが操作可能なスタートスイッチ93をオンとした場合に通電する。ユーザが車両に乗車した際には、このスタートスイッチ93をオンとする操作に応答してスタータモータ55が駆動し、エンジン57が始動することになる。
また、第2リレースイッチ97は、対応する第2リレーコイル96を通電することでオンとなる。したがって、第2リレーコイル96を通電すれば、第2リレースイッチ97がオンとなって、第1リレーコイル94に電流が流れる。その結果、第1リレースイッチ95がオンとなり、スタータモータ55に電流が流れて、エンジン57が始動することになる。
第2リレーコイル96は、第1リレーコイル94と比較して、小さな電流の通電で対応するリレースイッチ(この場合は、第2リレースイッチ97)をオンとすることが可能である。このため、第1リレーコイル94を直接通電するよりも、第2リレーコイル96を通電したほうが、比較的小さな電流の信号で、エンジン57を始動できる。
また、バッテリ51は、発電機であるオルタネータ52によって充電される。オルタネータ52は、エンジン57から伝達される機械的運動エネルギーを交流の電力へと変換し、さらにダイオードを含む整流器で直流の電力へと整流する。発電した電力は、電源ライン91を介してバッテリ51に蓄積される。オルタネータ52が発電する際には発電の目標となる目標電圧が設定され、電源ライン91の電圧が目標電圧となるようにオルタネータ52が発電を行う。
アイドリングストップ装置1は、ECU(Electronic Control Unit)として構成されており、主たる構成要素としてマイクロコンピュータ2を備えている。マイクロコンピュータ2は、CPU21、RAM22及びROM23を備えている。マイクロコンピュータ2が備える各種機能は、ROM23に予め記録されたプログラムに従ってCPU21が演算処理を行うことで実現される。このようなマイクロコンピュータ2が備える機能に、アイドリングストップ機能が含まれている。
アイドリングストップ機能は、車両の走行状態に応じて、車両のエンジン57を自動で停止/始動する機能である。車両の走行状態を示す信号は、車両に設けられた各種センサからインターフェイス18を介してマイクロコンピュータ2に入力される。具体的には、車速センサから車両の速度、シフトセンサからシフトレバーのポジション、アクセルセンサからアクセルの操作内容、ブレーキセンサからブレーキの操作内容がそれぞれ信号として入力される。
これらの走行状態を示す信号に基づいて所定の停止条件が成立した場合は、アイドリングストップ機能によりエンジン57が停止される。例えば、「車両の速度が0」、「シフトレバーが”D”または”N”」、「アクセルの操作なし」、及び、「ブレーキの操作あり」の各種条件をすべて満足した場合に、停止条件が成立したと判断される。
アイドリングストップ機能でエンジン57を停止する際には、マイクロコンピュータ2が、エンジン57を制御するエンジンECU56に対して所定の停止信号を送信する。エンジンECU56は、この信号に応答してエンジン57を停止する。
また、アイドリングストップ機能によるエンジン57の停止中に、走行状態を示す信号に基づいて所定の始動条件が成立した場合は、アイドリングストップ機能によりエンジン57が自動で始動される。例えば、「シフトレバーが”D”」、「アクセルの操作あり」、及び、「ブレーキの操作なし」の各種条件をすべて満足した場合に、始動条件が成立したと判断される。
アイドリングストップ機能でエンジン57を始動する際には、マイクロコンピュータ2が、アイドリングストップ装置1が備えるスタータ制御回路16に対して所定の始動信号を送信する。スタータ制御回路16は、この信号に応答して第2リレーコイル96を通電して、スタータモータ55を駆動させる。
スタータ制御回路16が、第2リレーコイル96を通電する制御として、2種類の制御がある。一つは、第2リレーコイル96を単純に通電する通常制御であり、他の一つは、PWM(Pulse Width Modulation)信号のオン期間のみ通電するPWM制御である。スタータ制御回路16は、このPWM制御のためのPWM信号を発生するPWM回路17を備えている。通常制御とPWM制御とのいずれで制御するかは、バッテリの劣化状態に応じてマイクロコンピュータ2が選択することになるが、詳細は後述する。
また、アイドリングストップ装置1は、マイクロコンピュータ2への電源供給回路として、入力電圧を一定電圧へ降圧するレギュレータ11を備えている。レギュレータ11は、例えば、スイッチングレギュレータとシリーズレギュレータとを組み合わせて構成される。
マイクロコンピュータ2の電力は車両のバッテリ51から供給されるが、マイクロコンピュータ2の電源の電圧の理想値は例えば5Vであるのに対し、バッテリ51の通常電圧は例えば12Vである。このため、アイドリングストップ装置1では、バッテリ51の電圧BATTを、レギュレータ11で降圧してマイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCを得るようになっている。
なお、レギュレータ11は、入力電圧を上限とする範囲で出力電圧を調整するものであり、入力電圧が一定とすべき目的の電圧より低下すれば、レギュレータ11の出力電圧も目的の電圧より低下することになる。したがって、バッテリ51が劣化している場合においては、バッテリの電圧BATTが低下すれば、それにつれて、レギュレータ11で降圧して得られるマイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCも低下する。
また、アイドリングストップ装置1は、マイクロコンピュータ2をリセットするための回路として、減電圧検知部13と、リセット部14と、暴走検知部15とを備えている。
減電圧検知部13は、レギュレータ11からマイクロコンピュータ2への電力供給線に接続され、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCを監視する。そして、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが、マイクロコンピュータ2が動作可能な最低動作電圧(以下、記号「Vt」を用いる。)未満となった場合は、リセット部14にリセットすべきことを示す指示信号を出力する。マイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vtは例えば3.9Vである。減電圧検知部13は、例えば、電圧VCCと最低動作電圧Vtとを比較するコンパレータで構成される。
暴走検知部15は、マイクロコンピュータ2がフリーズするなどの暴走状態に陥っていないかを検出する。暴走検知部15は、例えば、マイクロコンピュータ2のウォッチドッグタイマの動作信号を監視し、規則的な信号が検知されなかった場合に、マイクロコンピュータ2が暴走状態であると判断する。暴走状態となると、マイクロコンピュータ2はリセットしないとその機能を回復できない。このため、暴走検知部15は、リセット部14にリセットすべきことを示す指示信号を出力する。
リセット部14は、マイクロコンピュータ2に対してリセットを指示するリセット信号を出力するものである。リセット信号は、通常は”H”であり、”L”となることでマイクロコンピュータ2に対してリセットが指示される。リセット部14は、減電圧検知部13及び暴走検知部15のいずれかからリセットすべきことを示す指示信号が入力されると、リセット信号を”L”とする。マイクロコンピュータ2はこのリセット信号を常時に監視しており、リセット信号が”L”となるとリセットする。すなわち、マイクロコンピュータ2は、一旦動作停止した後、再起動することになる。
アイドリングストップ装置1は、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となった場合に、電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となったことを示す情報(以下、「電圧低下情報」という。)を記憶する記憶部3を備えている。減電圧検知部13から出力される指示信号は、記憶部3にも入力される。すなわち、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となった場合は、指示信号により記憶部3にその旨が通知され、それに応答して電圧低下情報が記憶部3に記憶されることになる。
記憶部3は、例えば、1ビットの情報を記憶可能な論理回路であるフリップフロップで構成される。記憶部3の最低動作電圧は、マイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vt(例えば、3.6V)よりも低く、例えば1.6Vとなっている。すなわち、記憶部3は、その電源電圧が、マイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vtよりも低くなったとしても、その記憶内容を保持できる。このため、記憶部3は、マイクロコンピュータ2の状態に関わらず、マイクロコンピュータ2のリセット中においても電圧低下情報を記憶できる。
バッテリ51の電圧が低下して電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となると、マイクロコンピュータ2はリセットされるが、その一方で記憶部3に電圧低下情報が記憶される。リセット後のマイクロコンピュータ2は、この記憶部3に電圧低下情報が記憶されていることに基づいて、リセット前に電源の電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となったことを把握することが可能となる。
<2.リセット処理>
バッテリ51の電圧が大きく低下してマイクロコンピュータ2がリセットされる現象は、スタータモータ55が必要とする電力が非常に大きいことから、エンジン57を始動する際に発生する。以下、ユーザのスタートスイッチ93の操作によりエンジン57を始動する場合における、アイドリングストップ装置1の処理について説明する。図2は、このアイドリングストップ装置1の処理の流れを示す図である。この処理の開始時点は、ユーザが車両に乗車した直後であり、アイドリングストップ装置1は起動しているが、エンジン57は始動していない。
まず、エンジン57の始動中にマイクロコンピュータ2をリセットすべき条件が成立したか否かが判断される。具体的には、減電圧検知部13により、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが、マイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vt未満となっていないかが判断される(ステップS11)。これとともに、暴走検知部15により、マイクロコンピュータ2が暴走状態に陥っていないかが判断される(ステップS12)。電圧VCCが最低動作電圧Vt以上であり(ステップS11にてNo)、かつ、マイクロコンピュータ2が暴走状態でないままエンジン57が完爆(完全に始動)した場合は(ステップS12にてNo)、処理が終了する。
また、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となった場合は(ステップS11にてYes)、減電圧検知部13からリセット部14に指示信号が出力される。また、この指示信号は記憶部3にも入力され、これに応答して記憶部3において電圧低下情報が記憶される(ステップS13)。
一方、マイクロコンピュータ2が暴走状態となった場合にも(ステップS12にてYes)、減電圧検知部13からリセット部14に指示信号が出力される。
リセット部14は、減電圧検知部13及び暴走検知部15のいずれかから指示信号が入力されると、リセット信号を”L”とする。マイクロコンピュータ2は、このリセット信号が”L”となったことに応答してリセットされる(ステップS14)。記憶部3に電圧低下情報が記憶されている場合は、このようなマイクロコンピュータ2のリセット中においても記憶部3の電圧低下情報の記憶が保持される。
その後、マイクロコンピュータ2は再起動する。再起動したマイクロコンピュータ2は、記憶部3に電圧低下情報が記憶されているか否かに基づいて、リセットされた原因を把握することが可能である。すなわち、記憶部3に電圧低下情報が記憶されていない場合は暴走状態となったことに起因してリセットされたと判断できる。逆に、記憶部3に電圧低下情報が記憶されていた場合は電圧VCCが最低動作電圧Vt未満となったことに起因してリセットされたと判断できる。
図3は、エンジン57の始動時にバッテリ51の電圧が低下する場合における各種信号の変化を示すタイムチャートである。このチャートの開始時点では、イグニッションスイッチ92はオフとされ、エンジン57は始動されていない。
まず、時点T1において、ユーザの操作によりイグニッションスイッチ92がオンとなる。これにより、バッテリ51からアイドリングストップ装置1に電力が供給され、マイクロコンピュータ2が起動する。
次に、時点T2において、ユーザの操作によりスタートスイッチ93がオンとなりスタータモータ55が駆動される。このスタータモータ55の駆動に伴ってバッテリ51の電圧BATTが低下する。これにより、電源ライン91の電圧が低下する。さらに、バッテリ51が劣化している場合は、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCも低下する。
このようにして、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが低下して、時点T3において、マイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vt未満となると、減電圧検知部13がこれを検知し、指示信号を発生する(”H”とする)。これを受けて、リセット部14は、リセット信号を”L”とし、マイクロコンピュータ2はリセットのために動作を停止する。これとともに、減電圧検知部13からの指示信号が記憶部3にも入力され、記憶部3において電圧低下情報が記憶される。以降、マイクロコンピュータ2の状態に関わらず、記憶部3において電圧低下情報が保持される。
その後、エンジン57の回転に伴いスタータモータ55の負荷が小さくなると、バッテリ51の電圧BATTが徐々に上昇していく。このため、電源ライン91の電圧や、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCも上昇する。そして、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが上昇して、時点T4において、マイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vt以上となると、減電圧検知部13は指示信号を停止する(”L”とする)。これを受けて、リセット部14はリセット信号を”H”とし、マイクロコンピュータ2が再起動することになる。以降、再起動したマイクロコンピュータ2は、記憶部3に電圧低下情報が記憶されていることに基づいて、バッテリ51が劣化してその電圧が通常よりも低下した状態となっていることを把握できる。エンジン57が完爆すると、スタータモータ55は停止されることになる(時点T5)。
<3.アイドリングストップ処理>
リセット後のマイクロコンピュータ2は、記憶部3に電圧低下情報が記憶されている場合は、アイドリングストップ機能を維持できるように、アイドリングストップ機能でエンジン57を始動する際にバッテリ51の電圧の低下を防止する対策を実行する。具体的には、マイクロコンピュータ2は、スタータ制御回路16に、通常制御ではなくPWM制御で第2リレーコイル96を通電させることになる。以下、このような処理について説明する。
図4は、アイドリングストップ装置1のアイドリングストップ機能に係る処理の流れを示す図である。この処理の開始時点では、エンジン57は始動しているものとする。
まず、マイクロコンピュータ2は、入力される走行状態を示す信号に基づいて停止条件が成立したか否かを判断する(ステップS21)。そして、停止条件が成立した場合は、マイクロコンピュータ2は、エンジンECU56に対して停止信号を送信して、エンジン57を停止させる(ステップS22)。
その後、マイクロコンピュータ2は、入力される走行状態を示す信号に基づいて始動条件が成立したか否かを判断する(ステップS23)。始動条件が成立した場合は、マイクロコンピュータ2は、続いて、記憶部3に電圧低下情報が記憶されているか否かを判断する(ステップS24)。
記憶部3に電圧低下情報が記憶されていない場合は、バッテリ51は正常である。この場合は、マイクロコンピュータ2はスタータ制御回路16に信号を送出し、スタータ制御回路16に通常制御で第2リレーコイル96を通電させ、スタータモータ55を駆動させる(ステップS26)。この場合は、第2リレーコイル96を継続して通電し、その通電している間において第1及び第2リレースイッチ95,97が単純にオンとなる。バッテリ51は正常であるため、他の電気負荷に大きな影響を与えることなく、スタータモータ55が駆動してエンジン57が始動する。
一方、記憶部3に電圧低下情報が記憶されている場合は、バッテリ51が劣化している。この場合は、マイクロコンピュータ2はスタータ制御回路16に信号を送出し、スタータ制御回路16にPWM制御で第2リレーコイル96を通電させ、スタータモータ55を駆動させる(ステップS25)。
PWM回路17が発生するPWM信号は、図5に示すように、デューティ比(信号周期Tにおけるオン期間の割合)は一定ではなく、PWM制御の開始からの時間の経過とともに徐々に高く変化するようになっている。このようなPWM信号のオン期間のみ第2リレーコイル96が通電することから、PWM信号のオン期間のみ第1及び第2リレースイッチ95,97がオンとなる。したがって、PWM信号のオン期間のみ、バッテリ51からスタータモータ55に電力が供給されることになる。このような制御により、スタータモータ55に徐々に電流を流すことができ、スタータモータ55の電流の立ち上がりの速さ(i/t)(スルーレート)を抑制することができる。
図6は、通常制御でスタータモータ55を駆動させた場合のスタータモータ55の電流、及び、バッテリ51の電圧BATTの変化を示すタイムチャートである。一方、図7は、PWM制御でスタータモータ55を駆動させた場合のスタータモータ55の電流、及び、バッテリ51の電圧BATTの変化を示すタイムチャートである。
通常制御の場合は、図6に示すように、スタータモータ55の駆動が開始される時点T11で第1及び第2リレースイッチ95,97がオンとなる。その後も継続して、第1及び第2リレースイッチ95,97はオンとなる。スタータモータ55の電流の立ち上がりの速さ(スルーレート)は大きく、その駆動開始の直後からスタータモータ55の電流は急激に上昇する。これに伴い、バッテリ51の電圧BATTも急激に低下して、バッテリ51の電圧が大きく低下することになる。その後、エンジン57の回転に伴いスタータモータ55の負荷が小さくなると、バッテリ51の電圧BATTが徐々に上昇する。時点T12でエンジン57が完爆すると、第1及び第2リレースイッチ95,97がオフとなり、スタータモータ55が停止される。
このように通常制御の場合は、バッテリ51の電圧BATTが大きく低下するため、バッテリ51が劣化している場合は、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCが低下することがある。その結果、マイクロコンピュータ2がリセットされ、エンジン57が始動できない可能性がある。
これに対して、PWM制御の場合は、図7に示すように、時点T21でスタータモータ55の駆動が開始されると、時間の経過とともにデューティ比が徐々に高くなるPWM信号がPWM回路17で発生され、このPWM信号のオン期間のみ第1及び第2リレースイッチ95,97がオンとされる(図5参照。)。すなわち、PWM信号のオン期間のみバッテリ51からスタータモータ55に電力が供給される。このため、スタータモータ55の電流の立ち上がりの速さ(スルーレート)を抑制することができる。したがって、バッテリ51の電圧の急激な低下が発生せず、バッテリ51の電圧の大きな低下を防止することができる。その結果、エンジン57の完爆までに多少の時間がかかるものの、マイクロコンピュータ2のリセットの発生が防止され、エンジン57を始動することができる。時点T22でエンジン57が完爆すると、PWM信号が停止され、スタータモータ55が停止される。
以上のように、本実施の形態のアイドリングストップ装置1においては、バッテリ51の電圧が低下して、マイクロコンピュータ2の電源の電圧VCCがマイクロコンピュータ2の最低動作電圧Vt未満となった場合に、マイクロコンピュータ2がリセットされる。その一方で、電圧低下情報が記憶部3に記憶される。このため、リセット後のマイクロコンピュータ2は、電圧低下情報に基づいてバッテリ51の電圧が低下したことを把握できる。そして以降、マイクロコンピュータ2は、アイドリングストップ機能でエンジン57を始動する際に、PWM制御で第2リレーコイル96を通電させ、スタータモータ55の電流の立ち上がりの速さを抑制する。これにより、バッテリ51の電圧の大きな低下を防止でき、アイドリングストップ機能を維持することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態で説明した形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
記憶部3の電源電圧をバッテリ51から直接的に供給するようにしたり、EEPROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを記憶部3として採用してもよい。この場合は、イグニッションスイッチのオン/オフに関わらず、電圧低下情報を記憶部3に記憶させることができる。この場合、ユーザのスタートスイッチ93の操作に応答してエンジン57を始動する場合においても、電圧低下情報が記憶部3に記憶されていれば、PWM制御で第2リレーコイル96を通電させて、スタータモータ55の電流の立ち上がりの速さを抑制するようにしてもよい。電圧低下情報は、バッテリ51の交換時に記憶部3から消去するようにすればよい。
また、上記実施の形態では、記憶部3は1ビットの情報を記憶可能な論理回路で構成されていたが、比較的大きな記憶容量を有するメモリなどを採用してもよい。ただし、上記実施の形態のように、記憶部3を1ビットの情報を記憶可能な論理回路を1つのみ備えて構成すれば、記憶部3を非常に低コストで実現することができる。
また、上記実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されてもよい。
1 アイドリングストップ装置
2 マイクロコンピュータ
3 記憶部
13 減電圧検知部
16 スタータ制御回路
51 バッテリ
55 スタータモータ
94 第1リレーコイル
96 第2リレーコイル

Claims (3)

  1. 車両に搭載され、前記車両のエンジンを自動で停止/始動するアイドリングストップ装置であって、
    所定の停止条件が成立したときに前記エンジンを自動で停止するとともに、前記エンジンの停止中に所定の始動条件が成立したときに前記エンジンを自動で始動するアイドリングストップ機能を有するマイクロコンピュータと、
    前記車両のバッテリの電圧を降圧して得られる前記マイクロコンピュータの電源の電圧が前記マイクロコンピュータの最低動作電圧未満となったことを検知する検知手段と、
    前記電源の電圧が前記最低動作電圧未満となった場合に、前記マイクロコンピュータの状態に関わらず電圧低下情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に前記電圧低下情報が記憶されている場合は、前記エンジンを始動する際に、前記エンジンのスタータモータの電流の立ち上がりの速さを抑制する制御手段と、
    を備えることを特徴とするアイドリングストップ装置。
  2. 請求項1に記載のアイドリングストップ装置において、
    前記制御手段は、時間の経過とともにデューティ比が高くなるPWM信号のオン期間のみ、前記バッテリから前記スタータモータに電力を供給させることを特徴とするアイドリングストップ装置。
  3. 所定の停止条件が成立したときに車両のエンジンを自動で停止するとともに、前記エンジンの停止中に所定の始動条件が成立したときに前記エンジンを自動で始動するアイドリングストップ機能を有するマイクロコンピュータが搭載された車両のエンジンを始動するエンジン始動方法であって、
    前記車両のバッテリの電圧を降圧して得られる前記マイクロコンピュータの電源の電圧が前記マイクロコンピュータの最低動作電圧未満となったことを検知する工程と、
    前記電源の電圧が前記最低動作電圧未満となった場合に、前記マイクロコンピュータの状態に関わらず電圧低下情報を記憶手段に記憶する工程と、
    前記記憶手段に前記電圧低下情報が記憶されている場合は、前記エンジンを始動する際に、前記エンジンのスタータモータの電流の立ち上がりの速さを抑制する工程と、
    を備えることを特徴とするエンジン始動方法。
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