JP2011189801A - トラクタ用バランスウェイト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体部11と、本体部11の上部に形成されバランスウェイト取付部20の前面部の上部に上方から係合する係合部12とを備えて、係合部12をバランスウェイト取付部20の前面部の上部に係合させた状態で、バランスウェイト取付部20の前面部に当接して姿勢が維持されるように構成し、係合部12をバランスウェイト取付部20の前面部の上部に係合させた状態で、本体部11の底面16におけるバランスウェイト取付部20の前面部側の端部から下方に延出する延出部14と、当該延出部14に機体前後方向に向く連結用の孔部15とを備えて、機体前方から孔部15を介して延出部14をバランスウェイト取付部20の前面部にボルト連結可能に構成した。
【選択図】図3
Description
本体部と、前記本体部の上部に形成され前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に上方から係合する係合部とを備えて、前記係合部を前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させた状態で、前記バランスウェイト取付部の前面部に当接して姿勢が維持されるように構成し、
前記係合部を前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させた状態で、前記本体部の底面における前記バランスウェイト取付部の前面部側の端部から下方に延出する延出部と、当該延出部に機体前後方向に向く連結用の孔部とを備えて、機体前方から前記孔部を介して前記延出部を前記バランスウェイト取付部の前面部にボルト連結可能に構成した点にある。
バランスウェイトは、本体部と、本体部の上部に形成されバランスウェイト取付部の前面部の上部に上方から係合する係合部とを備えるので、トラクタの機体前端部に備えられたバランスウェイト取付部にバランスウェイトを取付けるには、まず、係合部をバランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させるとともに、バランスウェイト取付部の前面部に当接させてバランスウェイトの姿勢を維持させる。その後、本体部から下方に延出された延出部に設けられた孔部を介して、機体前方から延出部をバランスウェイト取付部の前面部にボルト連結して、バランスウェイトを固定する。
このように、バランスウェイトをバランスウェイト取付部に取付けた状態において、機体旋回時にバランスウェイトの前下部が畦等と衝突し難くなり、トラクタの走行性能を向上させることができる。また、バランスウェイトのバランスウェイト取付部への取付け作業も簡易となり、バランスウェイトの取付け作業の作業性も向上する。
バランスウェイトをバランスウェイト取付部に取付けた状態で、バランスウェイトの延出部の前方である前下部が機体前上方に向けてさらに開放されることとなり、バランスウェイトが外部の障害物に衝突し難くなる。
このように、バランスウェイトの前下部が機体前上方に向けてさらに開放されることで、バランスウェイトの前下部が畦等に一層衝突し難くなり、トラクタの走行性能をより向上させることができる。また、バランスウェイトの着脱時の延出部の前側の操作空間も広くなって、バランスウェイトの着脱が一層容易になり、バランスウェイトウェイトの取付け作業の作業性も向上する。
バランスウェイトの上部の後面が機体前方に向けて斜め上方に傾斜するように形成されているので、バランスウェイトを機体前面部に近接させて取付けても、バランスウェイトがエンジンボンネットの前面に形成された吸気口を閉鎖することが少ない。また、バランスウェイトを機体前面部に近接させた状態で取付けることができるので、機体前端部からのバランスウェイトの突出を抑えることができる。
こうして、バランスウェイトを取付けるに当たって、エンジン冷却風の吸気を阻害しない状態で、かつ、機体の前方への突出を極力抑えた状態でバランスウェイトを取付けることができる。その結果、エンジンのオーバーヒートを抑制でき、機体旋回時にバランスウェイトが畦等に衝突し難くなり、トラクタの走行性能を向上させることができる。
(1)上記の実施形態では、一例として、後輪としてクローラ走行装置3を採用したトラクタ1にバランスウェイト10を取付けたが、バランスウェイト10を取付けるトラクタ1は、前輪、後輪共にホイール型の車輪で構成されていてもよい。
4 機体フレーム
6 吸気口
10 バランスウェイト
11 本体部
12 係合部
14 延出部
15 孔部
16 底面
17 後面
20 バランスウェイト取付部
21 凹部
22 孔部
23 被係合部
24 孔部
Claims (3)
- トラクタの機体前端部に備えられたバランスウェイト取付部の前面部に、機体前方に突出するように取付けられるトラクタ用バランスウェイトであって、
本体部と、前記本体部の上部に形成され前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に上方から係合する係合部とを備えて、前記係合部を前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させた状態で、前記バランスウェイト取付部の前面部に当接して姿勢が維持されるように構成し、
前記係合部を前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させた状態で、前記本体部の底面における前記バランスウェイト取付部の前面部側の端部から下方に延出する延出部と、当該延出部に機体前後方向に向く連結用の孔部とを備えて、機体前方から前記孔部を介して前記延出部を前記バランスウェイト取付部の前面部にボルト連結可能に構成したトラクタ用バランスウェイト。 - 前記係合部を前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させた状態で、前記本体部の底面が左右全幅に亘って前記延出部から機体前方に向けて斜め上方に傾斜するように形成されている請求項1記載のトラクタ用バランスウェイト。
- 前記係合部を前記バランスウェイト取付部の前面部の上部に係合させた状態で、前記本体部における上部の後面が機体前方に向けて斜め上方に傾斜するように形成されている請求項1又は2記載のトラクタ用バランスウェイト。
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- 2010-03-12 JP JP2010056340A patent/JP5451468B2/ja active Active
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