JP2011189154A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い球止め機能を兼備する球均し部材を備えたパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】支持軸36aから球均し部材35bの最長下端までの長さを、タンクレール19の内底面までの最短距離よりも長くして、球均し部材35bの最長下端が支持軸36aの直下位置よりも下流側に位置する球均し位置α3において球均しを行うと共に、球均し部材35bの最長下端が支持軸36aの直下位置よりもタンクレール19の上流側でタンクレール19の内底面に当接する球止め位置β3において球止めを行うようにした。
【選択図】図17

Description

本発明は、タンクレール内を積み重なった状態で流下する遊技球を平らに均すための球均し部材を備えたパチンコ遊技機に関する。
一般に、パチンコ遊技機にあっては、図18に示すように、遊技機本体の裏面側に装着される裏機構板mの上部位置に、遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクkと、該球タンクkから放出された遊技球を流下させる緩勾配で下方傾斜した左右方向のタンクレールaとが配設されており、該タンクレールaを流下する遊技球は上下方向の球通路eを介して下方の球払出装置fに送られるようになっている。
前記タンクレールaには、遊技球が積み重なった状態で流下することに起因して発生する種々の不具合を未然に防ぐために球均し部材bが設けられており、この球均し部材bによって積み重なった状態の遊技球を平らに均すようにしている(以下、球均しという。)。従来の球均し部材bは、タンクレールa内における遊技球の流下方向に直交させてタンクレールaの上方に突設された支持軸cに上端部を軸支してタンクレールaに沿って回動可能に取り付けられており、下端部には回動した球均し部材bを垂下状態に復帰させる重錘dが収納されている。そして、遊技球がタンクレールa内を積み重なった状態で流下した場合に、球均し部材bが、タンクレールaの上流側から遊技球の流圧を受けて下流側へ回動し、該球均し部材bの最下端部分とタンクレールaの内底面との間に前記回動に伴って生じる遊技球1個分の間隙から最下層の遊技球を流下させるとともに、重錘dによって垂下状態に復帰しようとする球均し部材bの復帰力により、最下層の遊技球上に積み重なる遊技球を押し下げて、タンクレールa内を積み重なった状態で流下する遊技球を平らに均すようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、上述したように、タンクレールaを流下する遊技球は球通路eを介して球払出装置fに送られる。ここで、故障や保守点検等で該球払出装置fや球通路eを取り外す場合にはタンクレールa内から流下する遊技球が機外にこぼれ落ちるおそれがあるため、かかる場合には、タンクレールaの下端近傍部に配設された球止め部材gによって、タンクレールaの遊技球通過を遮断するようにしている(以下、球止めという。)。従来の球止め部材gは、略直角に曲成されたストッパ片部hを先端に備えた断面略L形の帯板材からなり、その基部がタンクレールaの上部に横架された回動軸jに回動可能に軸支されている。そして、回動軸jの上部側で、基部を支点として正逆いずれかの方向へ球止め部材gを選択的に回動させることにより、先端のストッパ片部hがタンクレールa内に挿入されて遊技球を塞き止める球止め位置と、タンクレールa内から退避して遊技球の流下を許容する待機位置とに変換可能に設けられている(例えば、特許文献3参照)。
ここで、球止め部材が有する球止め機能を球均し部材に兼備させることにより、球止め部材を省略する構成が特許文献4に提案されている。この構成は、所定の支持軸を中心に回動自在に取り付けられた球均し部材と、球均し部材に係脱可能に取り付けられた保持部材とを備え、保持部材を球均し部材に係合させて球均し部材の回動を規制することによって球止めを行うものである。かかる構成とすることにより、故障のおそれや製造コストを低減させ、また、設置空間を小さくすることができる効果がある。
特開平8−84836号公報 特開平8−243211号公報 特開平9−70476号公報 特開2003−126389号公報
しかしながら、上記特許文献4に開示される構成は、保持部材が球均し部材の上部に設けられた被保持部に当接して、該被保持部を突っ張るようにして支持することによって球均し部材を回動不能にするものである。しかし、このように球均し部材の回動を規制する構成では、保持部材に加わる負荷が大きくなるため、例えば、球均し部材が比較的下流側に設けられたり、タンクレールの幅を広くなっていたりして、遊技球から受ける流圧が大きくなると、保持部材と被保持部材との係合が外れてしまうおそれがあり、球均し部材の有する球止め機能は信頼性の低いものであった。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであって、信頼性の高い球止め機能を兼備する球均し部材を備えたパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明は、遊技機本体の裏面側に、遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクと、球タンクから放出された遊技球を流下させる下方傾斜したタンクレールと、タンクレール上方位置に、遊技機本体裏面に対して略垂直に突設された支持軸と、該支持軸から、当該タンクレールに沿って回動可能となるよう吊り下げられて、当該タンクレール内を積み重なって流下する遊技球を平らに均す球均し部材とを備えたパチンコ遊技機において、支持軸から球均し部材の最長下端までの長さは、支持軸からタンクレールの内底面までの最短距離よりも長くなっており、球均し部材は、その最長下端を支持軸の直下位置よりもタンクレールの下流側に位置させる球均し位置においてタンクレール内を流下する遊技球に均し作用を生ずると共に、その最長下端を支持軸の直下位置よりもタンクレールの上流側でタンクレールの内底面に当接させる球止め位置においてタンクレール内の遊技球の流下を遮断するものであることを特徴とするものである。ここで、球均し部材の最長下端とは、球均し部材の下端部の中で、支持軸から最も離れた位置の端部を指す。
本構成では、球均し部材は、支持軸の直下位置付近でタンクレールの内底面と衝突することとなるため、その最長下端を支持軸の直下位置へ回動させることができない。このため、球均し部材は、球止め位置ではタンクレールの内底面につかえて下流側へ回動不能となり、当該球止め位置で上流からの遊技球を塞き止めて、遊技球の流下を遮断することが可能となる。一方、球均し部材は、球均し位置では、所定回動角度でタンクレールの内底面と衝突して上流側へ回動不能となるが、下流側方向へは制約なく回動可能となる。このため、球均し部材は、球均し位置では、上流側から流下する遊技球に押圧されて回動し、遊技球に均し作用を発揮することとなる。かかる構成では、球止めを行う際に球均し部材をタンクレールの内底面で支持可能となり、また、球均し部材を支持軸に回動自在に保持する機構だけで、球均し部材に球均しと球止めの二つの機能を発揮させることができ、球均し部材の構造の簡素化も可能となる。なお、本構成にあっては、球均し部材は、その最長下端を支持軸の直下位置へ回動させることができないため、球均し部材を球均し位置から球止め位置に変換する際には、その最長下端が支持軸上方を経由するように回動させることが提案される。
本発明は、支持軸から球均し部材の最長下端までの長さを、支持軸からタンクレールの内底面までの最短距離よりも長くして、球均し部材の最長下端が支持軸の直下位置よりも下流側に位置する球均し位置において球均しを行うと共に、球均し部材の最長下端が支持軸の直下位置よりもタンクレールの上流側でタンクレールの内底面に当接する球止め位置において球止めを行うようにしたから、球均し部材の球止め位置において、球均し部材を従来よりも強固に保持できると共に、球均し部材を支持軸に保持するための機構を簡素化することができる。
第一参考実施例のパチンコ遊技機1の正面図である。 ガラス扉10を開放したパチンコ遊技機1の斜視図である。 裏機構板15の背面図である。 タンクレール19中流部位の縦断側面図である。 タンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は球均し部材35を分離した状態を、(b)は球均し部材35を組み付けた状態を示す。 タンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均し部材35が球均し位置α1にある状態を、(b)は球均し部材35を球均し位置α1と球止め位置β1とに変換する途中の状態を示す。 タンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均し部材35が球止め位置β1にある状態を、(b)は(a)から本体部40の下部を破断した状態を示す。 球均し部材35の使用態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均しを行う状態を、(b)は球止めを行う状態を示す。 第二参考実施例におけるタンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は球均し部材35aを分離した状態を、(b)は球均し部材35aを組み付けた状態を示す。 タンクレール19中流部位の縦断側面図である。 タンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均し部材35aが球均し位置α2にある状態を、(b)は球均し部材35aを球均し位置α2と球止め位置β2とに変換する途中の状態を、(c)は球均し部材35aが球止め位置β2にある状態を示す。 球均し部材35aの使用態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均しを行う状態を、(b)は球止めを行うための移動途上を、(c)は球止めを行う状態を示す。 側壁部31bの一部を破断して示す本発明に係る実施例におけるタンクレール19中流部位の拡大斜視図である。 タンクレール19中流部位の縦断側面図である。 球均し部材35b等を分解して示す斜視図である。 タンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均し部材35bが球均し位置α3にある状態を示し、(b)は球均し部材35bを球均し位置α3から球止め位置β3に変換する態様を示し、(c)は球均し部材35bを縦断し、球均し部材35bが球止め位置β3にある状態を示す。 球均し部材35bの使用態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均しを行う状態を示し、(b)は球均し位置α3から球止め位置β3への変換途上を示し、(c)は球止めを行う状態を示す。 従来の球均し部材b及び球止め部材gを示す裏機構板mの拡大背面図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
パチンコ遊技機1は、図1,図2に示すように、遊技島設備(図示省略)に固定される外枠2と、該外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。
遊技機本体3は、略正方形状の開口部5が中央上部に形成された前枠6を備え、該前枠6の一側縁がヒンジ部材4,4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。この前枠6には、略円形のレール7により区画形成された遊技領域を備える遊技盤8が前記開口部5に嵌合された状態で取り付けられており、さらに前枠6には、遊技盤8を覆うガラス扉10と、上受皿11を備えた上皿パネル12とが夫々開閉可能に軸支されている。また、前枠6の下部には、上受皿11の下方に位置させて下受皿13が一体形成されており、該下受皿13の右側方に発射ハンドル14が配設されている。なお、図示省略されているが、前記遊技盤8の遊技領域には、図柄表示装置,大入賞口,電動役物,遊技釘,風車等の各種遊技部材が所定位置に配設されている。
一方、遊技機本体3の裏面側には、遊技盤8の背面に当接させるようにして裏機構板15(図3参照)が対設されている。該裏機構板15は、その一側縁が前枠6の裏面側縁部にヒンジ部材16,16を介して開閉可能に枢結されている。該裏機構板15には、図3に示すように、その上部に球タンク17が配設されており、図示しない遊技島設備の補給樋から可撓パイプを介して供給される遊技球を該球タンク17内に受け入れ得るようになっている。また、裏機構板15には、球タンク17の底壁に開口された球出口18から放出される遊技球を受け入れて流下させる緩勾配で下方傾斜した左右方向のタンクレール19と、該タンクレール19の下端部と連通して遊技球を下方の球払出装置20に導く上下方向の球通路21とが設けられている。また、裏機構板15には、前記球払出装置20から払い出される遊技球をさらに下方に導く二股状に分岐された払出し流路22a,22bが設けられており、その一方の払出し流路22aは上受皿11の球出口23に連通され、他方の払出し流路22bは下受皿13の球出口24に連通されている。なお、前記タンクレール19,球通路21,払出し流路22a,22bは、透光性を有する合成樹脂によって形成されており、内部を流下する遊技球を視認し得るようになっている。
また、裏機構板15には、遊技盤8の裏面側に突出した状態で取り付けられる制御装置や該制御装置の保護カバー(いずれも図示省略)との干渉を避けるために、その略中央部に矩形状の開口部25が形成されており、該開口部25の上方に前記タンクレール19が配設され、該開口部25の側方に前記球通路21と球払出装置20が配設されている。さらに裏機構板15の上部位置には、遊技状態等の所要情報信号を出力する情報端子基板26が、球タンク17の横に並べて配設されている。
以下、図4〜図8は本発明外の第一参考実施例であり、かかる構成を詳細に説明する。
前記タンクレール19は、図4に示すように、底壁部30と前後の側壁部31a,31bとにより断面略コ字形に形成され、その内部には底壁部30に立設された仕切り壁部32によって二条の流路33,33が区画形成されている。この流路33,33の各横幅は、遊技球の直径寸法より若干広く設定されており、これによって、遊技球xを一列状に整列させて流下させ得るようになっている。また、タンクレール19の中流部位には、本発明の要部にかかる球均し部材35(図3参照)が配設されている。この球均し部材35よりタンクレール19の上流側の側壁部31bは、所定高さ位置まで上方に延設されており、該側壁部31bによってタンクレール19の後面側の側部を遮断して、遊技球xが積み重なった状態で流下してもタンクレール19からこぼれ落ちないようにしている。また、タンクレール19の内底面29の、球均し部材35の下方に当たる位置には、球均し部材35の下端と係合する溝状の係合凹部34が、流路33を横断する方向に形成される。以下、タンクレール19の上流側を単に上流側と、タンクレール19の下流側を単に下流側という。
図5(a),(b)に示すように、裏機構板15の、タンクレール19中流部位の上方位置には、タンクレール19内における遊技球の流下方向に直交する支持軸36が突設される。前記球均し部材35は、この支持軸36に上端部を軸支されて、タンクレール19に沿って回動可能となるよう吊り下げられる。支持軸36は、図4に示すように、裏機構板15の正面側に突成された軸受筒部27に内嵌した状態で、抜止めピン28によって軸受筒部27に回動不能に固定される。また、図5(a)に示すように、支持軸36の裏機構板15の背面側に突出する先端部は、一定間隔の収容間隙41を置いて左右に列設された軸杆38a,38bにより構成される。各軸杆38a,38bは弾性樹脂材からなる可撓性を有するものであり、各軸杆38a,38bを収容間隙41側に撓ませて相互に近接させることによって、支持軸36の先端部の横幅を縮幅できるようになっている。前記軸杆38a,38bは、収容間隙41を挟んで相互に対称形状をなすものであり、夫々の外側面は断面円弧状をなすように膨出して、球均し部材35を回動可能に支持する支持面を形成している。また、支持軸36は、先端側部分と根元側部分が中間部分よりも太径であると共に、先端側部分は先端方向に縮径するテーパー状をなしており、球均し部材35を先端側部分から圧入して中間部分で脱落困難に保持し得るようになっている。
球均し部材35は、図4,5に示すように、前後対称形状をなすものであって、前記支持軸36を挿通させるガイド溝37が形成された上部の取付腕部39と、取付腕部39の下端に連成されてタンクレール19内に進入し、遊技球に均し作用を生じる本体部40とで構成される。なお、球均し部材35は比較的比重の重い金属(例えばステンレス)により構成されており、球均し部材35自体が下方に垂下するための重錘として機能するようになっている。
取付腕部39は、図5(a)に示すように、上下に長尺な溝形状をなし、この取付腕部39の中央にガイド溝37が前後に貫設される。ガイド溝37は、上下に長尺形状をなすものであり、その下端部には、支持軸36の中間部分を溝内で遊転させ得る大きさの円形をなす球均し用溝部43bが形成される。また、球均し用溝部の上方には、軸杆38a,38bを収容間隙41内に撓ませて縮幅した支持軸36aの中間部分が辛うじて通過し得る幅をなす狭幅溝部44が連成される。さらに、ガイド溝37の上端部には、支持軸36を溝内で遊転させ得る大きさの円形をなす球止め用溝部43aが、狭幅溝部44の上端と連続するように形成される。かかるガイド溝37と支持軸36によれば、図6,7に示すように、縮幅させない限り支持軸36を球止め用溝部43a又は球均し用溝部43bのいずれかに保持して、各溝部43a,43b内で支持軸36を相対的に遊転させることが可能であり、また、支持軸36を縮幅させて、支持軸36を狭幅溝部44に沿って相対移動させることにより、球止め用溝部43aと球均し用溝部43bとに支持軸36を変位させることができる。後述するように、本実施例では、支持軸36がガイド溝37下端の球均し用溝部43bに保持される位置を球均し部材35の球均し位置α1とすると共に、支持軸36がガイド溝37上端の球止め用溝部43aに保持される位置を球均し部材35の球止め位置β1としている。すなわち、本実施例では、本発明に係る球均し保持手段が、球均し用溝部43bと狭幅溝部44とを備えたガイド溝37と、弾縮可能な支持軸36とによって構成される。
本体部40は、図4に示すように、タンクレール19の前後幅よりも若干狭幅となっており、タンクレール19の側壁部31a,31bと当接せずにタンクレール19内に進入可能となっている。この本体部40は、正面視が上下に長尺な長円形状をなしており、後述するように、その上流側下部の曲面部分をタンクレール19の遊技球と当接することによって均し作用を生じる。本体部40の下端部には、タンクレール19の内底面29に形成された前記係合凹部34と係合し得る形状の係合凸部42が形成される。また、本体部40の下部には、タンクレール19の仕切り壁部32と上下に対向する位置に、該仕切り壁部32と係合し得る形状の係合溝45が形成される。なお、本実施例では、図7(b)に示すように、仕切り壁部32の上縁が平坦形状であるため、係合溝45の上底面もこれに合わせて平坦形状となっているが、これ以外にも、仕切り壁部32の上縁と係合溝45の上底面とを相互に係合し得る凹凸形状にしてもよい。
球均し部材35は、図4,5(b),6(a)に示すように、通常は、ガイド溝37下端の球均し用溝部43bに支持軸36に保持した状態、すなわち、球均し部材35を上述の球均し位置α1に保持した状態で取り付けられる。かかる状態では、球均し部材35の下端とタンクレール19の内底面29との間に遊技球約1.5個分の間隙が生じており、球均し部材35はタンクレール19と衝突することなく支持軸36を中心に回動可能となる。このため、かかる状態では、図8(a)に示すように、流路33の最下層の遊技球xが球均し部材35の下方の間隙から下流側に通過可能となると共に、上層の遊技球xは本体部40の上流側下部に衝突し、球均し部材35を下流側に回動させ、垂下状態に復帰しようとする球均し部材35に適切な力で下方に押圧されることによって平らに均されることとなる。
一方、球均し部材35によって球止めを行う場合には、図7(a)に示すように、ガイド溝37上端の球止め用溝部43aに支持軸36を保持した状態、すなわち球均し部材35を上述の球止め位置β1に保持する。球均し位置α1から球止め位置β1への変換は、支持軸36が垂下した状態で、軸杆38a,38bを左右に摘んで内側に撓ませて支持軸36の左右幅を縮幅させると共に、図6(b),7(a)に示すように、球均し部材35を下方に移動させて支持軸36を狭幅溝部44に進入させ、支持軸36を球止め用溝部43aまで相対移動させることによって行うことができる。球止め位置β1から球均し位置α1への変換はかかる操作と逆向きの操作によって可能である。
かかる球止め位置β1では、図7(a)に示すように、本体部40下端の係合凸部42が、タンクレール19の内底面29の係合凹部34と係合し、球均し部材35は回動不能に保持される。また、図7(b)に示すように、球均し部材35の係合溝45が、タンクレール19の内底面29に立設された仕切り壁部32と係合し、かかる係合によっても球均し部材35は回動不能に保持されることとなる。すなわち、本実施例においては、本発明に係る球止め保持手段が、相互に係合する係合凸部42及び係合凹部34と、これらとは別に係合する仕切り壁部32及び係合溝45との二つの組合せによって構成される。このため、かかる球止め位置β1では、図8(b)に示すように、球均し部材35の下部によりタンクレール19の流路33が閉塞されると共に、球均し部材35が回動不能に規制され、タンクレール内の遊技球の流下が球均し部材35によって遮断されることとなる。
このように、第一参考実施例に係る球均し部材35は、球均し位置α1に保持することで球均し機能を発揮すると共に、球止め位置β1に保持することで球均し機能を発揮することとなる。ここで、本実施例では、球均し部材35の球止め位置β1において、係合凸部42と係合凹部34とを係合させると共に、仕切り壁部32と球均し部材35の係合溝45とを係合させることによって球均し部材35が回動不能となるように規制している。このため、球均し部材の上部で球均し部材の回動を規制する従来構成に比べて、球均し部材の回動を強固に規制することができ、上流側に多量の遊技球が存在する場合でも、かかる遊技球の流下を確実に遮断できるといった利点がある。
また、第一参考実施例では、相互に係合する係合凸部42及び係合凹部34と、これらとは別に係合する仕切り壁部32及び係合溝45との二つの組合せによって本発明に係る球止め保持手段を構成しているため、部品点数を増加させずに球止め保持手段を実現できるという利点がある。
また、第一参考実施例では、図8(a)に示すように、球均し位置α1において球均し部材35が垂下した状態で、球均し部材35とタンクレール19との間に、タンクレール19の最下層の遊技球xが球均し部材35と当接せずに通過し得るだけの間隙を生じさせている。このため、本実施例では、球均しを行う際に、最下層の遊技球が阻害されることなく球均し部材35の下方を円滑に通過することができ、球詰り等の不具合が生じにくいという利点がある。
また、第一参考実施例では、可撓性の軸杆38a,38bを先端部に有する支持軸36と、球均し用溝部43bと狭幅溝部44とを備えるガイド溝37によって本発明に係る球均し保持手段を構成している。このため、球均し保持手段を、部品点数を増加させることなく、コンパクトな構成によって実現できるという利点がある。
なお、第一参考実施例では、球均し部材35の可動スペースを最小限に留める観点から、球均し部材35を球均し位置α1から球止め位置β1へ変換する際に、球均し部材35を鉛直方向へ移動するようにしているが、これに限らず、支持軸36の弾縮し得る方向を変更することにより、上流方向又は下流方向や斜め方向への移動によって球均し部材35を位置変換することもできる。また、上記実施例では、球均し部材35を回動自在に保持する支持軸36を裏機構板15に固定しているが、これに限らず、支持軸36を、タンクレール19の側壁部31a,31bなどに固定することもできる。さらにいえば、支持軸36を球均し部材35側に固定し、ガイド溝37を裏機構板15やタンクレール19などの固定部材に配設することも可能である。また、本実施例では、本発明に係る球止め保持手段を、係合凸部42及び係合凹部34と、仕切り壁部32及び係合溝45の二対によって構成しているが、いずれか一対のみによって球止め保持手段を構成するようにしてもよい。
次に、第一参考実施例から球均し部材の構成を変更した第二参考実施例について説明する。なお、第一参考実施例と共通する構成については、符号を一致させて説明を簡略又は省略する。
第二参考実施例の球均し部材35aは、上記第一参考実施例の球均し部材35から本体部40の形状を変更したものである。球均し部材35aの取付腕部39は第一参考実施例と同構成であり、球均し部材35aは、第一参考実施例と同様に、裏機構板15に突設された支持軸36をガイド溝37に挿通させることによってタンクレール19内に吊り下げられる。
ここで、第二参考実施例の球均し部材35aは、図9に示すように、本体部40aの下端に係合凸部が形成されておらず、タンクレール19の内底面29にも係合凹部が形成されていない。第二参考実施例では、それらの代わりに、本体部40aの下部に、下流側へ突出する係合突端50が形成される。係合突端50は、球均し部材35aの下端部の中で、支持軸36から最も離れた位置にあり、この係合突端50が球均し部材35aの最長下端を構成する。また、球均し部材35aの、仕切り壁部32と上下に対向する位置には、球止め位置β2において仕切り壁部32との衝突を回避するための溝状の逃げ部51が形成される。
球均し部材35は、図9(b),10,11(a)に示すように、通常は、球均し部材35を球均し位置α2に保持した状態で取り付けられる。かかる状態では、図10,11(a)に示すように、支持軸36から係合突端(最長下端)50までの長さが支持軸36からタンクレール19の内底面29までの最短距離よりも短くなり、球均し部材35aの下端とタンクレール19の内底面29との間に遊技球約1.5個分の間隙が生じ、球均し部材35aはタンクレール19と衝突することなく支持軸36を中心に回動可能となる。このため、かかる状態では、図12(a)に示すように、流路33の最下層の遊技球xが球均し部材35aの下方の間隙から下流側に通過可能となると共に、上層の遊技球xは本体部40aの上流側下部に衝突し、球均し部材35aを下流側に回動させ、垂下状態に復帰しようとする球均し部材35aに適切な力で下方に押圧されることによって平らに均されることとなる。
一方、球均し部材35aによって球止めを行う場合には、図11(c)に示すように、ガイド溝37上端の球止め用溝部43aに支持軸36を保持した状態、すなわち球均し部材35aを上述の球止め位置β2に保持する。球均し位置α2から球止め位置β2への変換は、第一実施例と同様に、支持軸36が垂下した状態で、軸杆38a,38bを左右に摘んで内側に撓ませて支持軸36の左右幅を縮幅させると共に、図11(b),(c)に示すように、球均し部材35aを下方に移動させて支持軸36を狭幅溝部44に進入させ、支持軸36を球止め用溝部43aまで相対移動させることによって行うことができる。また、球止め位置β2から球均し位置α2への変換もかかる操作と逆向きの操作によって可能である。
かかる球止め位置β2では、支持軸36から係合突端50までの長さが、支持軸36からタンクレール19の内底面29までの最短距離より長くなることとなる。ここで、球均し部材35aを垂下させた状態では、図11(c)の想像線で示すように、球均し部材35aの係合突端50が支持軸36の直下位置よりも下流側寄りに位置しており、係合突端50をタンクレール19の内底面29に衝突させずに、球均し部材35aを下流側に回動可能となっている。そして、かかる状態から、図11(c)に示すように、支持軸36を中心に、球均し部材35aを略一回転させると、支持軸36aの直下位置よりも上流側で、係合突端50がタンクレール19の内底面29に衝突し、球均し部材35aは当該位置から下流側へは回動不能となる。このため、かかる状態では、図12(c)に示すように、球均し部材35aの下部によりタンクレール19の流路33が閉塞されると共に、球均し部材35aが下流側へ回動不能に規制されることとなり、タンクレール19内の遊技球の流下が球均し部材35aによって遮断されることとなる。
このように、第二参考実施例に係る球均し部材35aでは、球止め位置β2において、支持軸36から球均し部材35aの係合突端(最長下端)50までの長さが、支持軸36からタンクレール19の内底面29の最短距離より長くなるため、係合突端50を支持軸36の直下位置よりも上流側でタンクレール19の内底面29に当接することによって球均し部材35aの下流側への回動を規制して、タンクレール19内の遊技球の流下を遮断する。したがって、本実施例にあっても、球止めを行う際に、遊技球の流圧を受ける球均し部材35aの下部がタンクレール19の底部に直接支持されることとなるため、従来構成に比べて、球均し部材の回動を強固に規制することができ、タンクレールの遊技球の流下を確実に遮断することができる。特に本構成では、球止め位置β2において、球均し部材35aの下部をタンクレールの底部に当接させて球均し部材35aの回動を規制できるため、球均し部材35aの回動を規制するための機構を簡素化できるという利点がある。
次に、第二参考実施例から球均し部材の構成を変更した本発明の実施例について説明する。なお、第二参考実施例と共通する構成については、符号を一致させて説明を簡略又は省略する。
本実施例に係る球均し部材35bは、図13〜15に示すように、上記実施例同様にタンクレール19の中流部位に設けられた支持軸36aに、タンクレール19に沿って回動可能となるよう吊り下げられる。また、タンクレール19の構成は上記実施例と同じである。
支持軸36aは断面円形の長尺金属棒によって構成される。この支持軸36aは、図13〜15に示すように、タンクレール19の側壁部31bと裏機構板15とに形成された支持軸孔55a,55bに挿通されて、タンクレール19の上方を横断するように架け渡される。支持軸36aの背面側の端部には正面円形状の操作部材58が固定される。この操作部材58は側壁部31bの背面側に配置されており、操作部材58の背面に突成される摘み部59を指で回動操作することにより支持軸36aを自転させ得るようになっている。また、支持軸36aの前面側の端部には、裏機構板15の前面側から脱落防止用のリング部材56が外嵌し、固定用ボルト57によって支持軸36aに固定されている。
球均し部材35bは、図13〜15に示すように、前後対称形状をなすものであって、支持軸36aに上端部を軸支される杆状の取付腕部39aと、該取付腕部39aの下端部に保持されてタンクレール19内に垂下し、遊技球に均し作用を生じる本体部40bとで構成される。取付腕部39aと本体部40bとは、円柱状の連結軸60によって、タンクレール19に沿って所定範囲で相対傾動し得るように連結される。
取付腕部39aは上下に長尺な樹脂片からなる。この取付腕部39aの上端部には、図15に示すように、支持軸36aを挿通させる支持軸孔55cが前後方向に貫設される。また、取付腕部39aの頂部には、支持軸孔55c内を臨むボルト孔62が形成されており、このボルト孔62に固定用ボルト57を螺着することによって、取付腕部39aは支持軸36aに固定される。また、取付腕部39aの下端部には、連結軸60を挿通させる連結軸孔63aが前後方向に貫設される。
本体部40bは、図14に示すように、タンクレール19の前後幅よりも若干狭幅な金属片によって構成される。この本体部40bの上部には、図15に示すように、連結軸60を挿通させる連結軸孔63bが前後方向に貫設されると共に、取付腕部39aの下部形状に合わせた切欠凹部64が形成されており、この切欠凹部64に取付腕部39aの下部を収容し、各連結軸孔63a,63bに連結軸60を挿通することによって、本体部40bは連結軸60を中心にしてタンクレール19に沿って回動可能に保持される。ここで、本体部40bの、切欠凹部64の上流側に当たる部分には、本体部40bの回動範囲を規制するストッパ部65が形成されており、このストッパ部65によって、本体部40bは、取付腕部39aに対してその下端を下流側に傾ける方向のみに傾動可能となっている。また、本体部40bの下部には、第二実施例同様に、下流側に突出する係合突端50aが形成されており、当該係合突端50aが球均し部材35bの最長下端を構成する。また、図14,15に示すように、本体部40bの、仕切り壁部32と上下に対向する位置には、仕切り壁部32との衝突を回避するための溝状の逃げ部51aが形成される。
球均し部材35bは、図13,14,16(a)に示すように、通常は、支持軸36aに吊り下げられて、係合突端50aを支持軸36aの直下位置よりも下流側に位置させる球均し位置α3に配置される。ここで、球均し部材35bが支持軸36aの直下に垂下した状態では、図14,16(a)に示すように、本体部40bとタンクレール19の間には遊技球が通過し得る隙間は生じていないが、かかる状態では取付腕部39a及び本体部40bが下流側に回動可能であるため、図17(a)に示すように、上流側から遊技球xが流下すると、その流圧によって取付腕部39a及び本体部40bが下流側に回動し、球均し部材35bとタンクレール19との間に、最下層の遊技球xのみを通過させ得る間隙が生じることとなる。このため、流路33の最下層の遊技球xは、球均し部材35aの下方の間隙から下流側に通過すると共に、上層の遊技球xは本体部40aの上流側下部に衝突して下方に案内されることとなり、球均し部材35bの下方を通過する遊技球xは一層に均されることとなる。
一方、球均し部材35bによって球止めを行う場合には、図16(c)に示すように、係合突端50aを支持軸36aの直下位置よりも上流側でタンクレール19の内底面29に当接させる球止め位置β3に球均し部材35bを保持する。前記球均し位置α3から球止め位置β3への変換は、操作部材58の操作によって、図16(b),17(b)に示す方向に球均し部材35bを回転させることにより行うことができる。また、球止め位置β3から球均し位置α3への変換はこれと逆向きの操作によって可能である。
かかる球止め位置β3では、図16(c)に示すように、係合突端50がタンクレール19の内底面29に当接し、本体部40bは、内底面29とストッパ部65とに保持されて取付腕部39aに対して上流側へも下流側へも傾動不能となり、取付腕部39aも下流側へ回動不能となる。このため、かかる球止め位置β3では、図17(c)に示すように、球均し部材35bによってタンクレール19の流路33が閉塞されると共に、上流側から遊技球xの流圧を受けても球均し部材35bは下流側に回動せず、タンクレール19内の遊技球の流下が遮断されることとなる。
このように、本実施例では、支持軸36aから球均し部材35bの係合突端(最長下端)50aまでの長さが、支持軸36aからタンクレール19の内底面29までの最短距離よりも長くなっており、球均し部材35bを、係合突端50aが支持軸36aの直下位置よりも下流側に位置する球均し位置α3に保持した状態で球均し機能を発揮させると共に、球均し部材35bを、係合突端50aが支持軸36aの直下位置よりも上流側でタンクレール19の内底面29に当接する球止め位置β3に保持した状態で、球止め機能を発揮させる。したがって、本実施例にあっても、球止めを行う際に球均し部材35bの下部がタンクレール19の底部に直接支持されるため、従来構成に比べて、球均し部材の回動を強固に規制することができ、タンクレールの遊技球の流下を確実に遮断することができる。
特に本構成では、球均し部材35bは支持軸36aに対して回動自在に保持するのみであり、上記実施例におけるガイド溝のような球均し部材を上下移動させる機構を要しないため、球均し部材の保持機構を簡易化できるといった利点がある。
なお、本実施例では、球均し部材35bを、連結軸60を介して連結された取付腕部39aと本体部40bとにより構成しているが、取付腕部39aと本体部40bは一体的な構成であってもかまわない。
以上のように本発明の実施形態を実施例によって説明したが、本発明の実施形態は上述の実施例の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、実施例のタンクレール19は、仕切り壁部32によって二条の流路に区画されたものであるが、本発明は区画されていないタンクレールや、三条以上に区画されたタンクレールにも適用可能である。また、実施例の球均し部材は、二つの流路の遊技球に対して球均しと球止めを行うものであるが、支持軸から複数の球均し部材を吊り下げて、各球均し部材によって流路ごとに球均しと球止めを行う構成にしてもよい。
1 パチンコ遊技機
3 遊技機本体
15 裏機構板
17 球タンク
19 タンクレール
29 内底面
31a,31b 側壁部
32 仕切り壁部
33 流路
34 係合凹部
35,35a,35b 球均し部材
36,36a 支持軸
37 ガイド溝
38a,38b 軸杆
39,39a 取付腕部
40,40a,40b 球均し部
42 係合凸部
43a 球止め用溝部
43b 球均し用溝部
44 狭幅溝部
45 係合溝
50,50a 係合突端(最長下端)
α1,α2,α3 球均し位置
β1,β2,β3 球止め位置

Claims (2)

  1. 遊技機本体の裏面側に、
    遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクと、
    球タンクから放出された遊技球を流下させる下方傾斜したタンクレールと、
    タンクレール上方位置に、遊技機本体裏面に対して略垂直に突設された支持軸と、
    該支持軸から、当該タンクレールに沿って回動可能となるよう吊り下げられて、当該タンクレール内を積み重なって流下する遊技球を平らに均す球均し部材と
    を備えたパチンコ遊技機において、
    支持軸から球均し部材の最長下端までの長さは、支持軸からタンクレールの内底面までの最短距離よりも長くなっており、
    球均し部材は、
    その最長下端を支持軸の直下位置よりもタンクレールの下流側に位置させる球均し位置においてタンクレール内を流下する遊技球に均し作用を生ずると共に、
    その最長下端を支持軸の直下位置よりもタンクレールの上流側でタンクレールの内底面に当接させる球止め位置においてタンクレール内の遊技球の流下を遮断するものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 球均し部材は、支持軸に上端部を軸支される取付腕部と、該取付腕部の下端部に保持されてタンクレール内に垂下し、遊技球に均し作用を生じる本体部とで構成され、本体部は、連結軸により、取付腕部に対してその下端をタンクレールに沿って下流側に傾ける方向のみに傾動可能に連結されるものであり、取付腕部に対して非傾動状態にある本体部の下端により最長下端を構成するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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