JP2011185755A - 材料試験機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費電力を低減させることができ、また、作動油の劣化も低減させることが可能な材料試験機を提供することを目的とする。
【解決手段】 交流電源を供給されることにより回転するモータ34とこのモータ34により駆動される油圧ポンプ33とを備え、油圧シリンダに対して作動油を供給する油圧源と、モータ34の回転数を変更するインバータ35と、材料試験を行うときの油圧シリンダのシリンダロットのストロークを検出する変位検出器と、この変位検出器により検出した油圧シリンダのシリンダロットのストロークに応じてインバータ35を制御することにより、モータ34の回転数を変更する制御部とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は材料試験機に関し、特に、油圧シリンダを駆動源とする材料試験機に関する。
材料試験機においては、一般に、負荷機構の駆動により試験片等の供試体に対して、各種の負荷を加えている。例えば、試験片に対して疲労試験を行う場合には、試験片を連続して振動を付与している。そして、試験片に振動を付与するための負荷機構の駆動源としては、油圧シリンダが使用されている。
このような油圧シリンダを駆動源とする材料試験機においては、油圧シリンダに対して作動油を供給するために、油圧ポンプを含む油圧源が使用される。そして、この油圧ポンプを駆動するためのモータは、例えば、AC電源で動作する誘導モータ等が使用され、材料試験の実行中においては、その回転数が一定に維持されている。また、油圧源から油圧シリンダに供給される作動油の供給圧は、例えば、リリーフ弁等を使用することによって一定圧に設定され、材料試験の実行中においては、その設定供給圧が維持される構成となっている。
このような材料試験機においては、油圧源の能力は、材料試験機に要求される最大パフォーマンスに応じて設定されている。すなわち、材料試験機における油圧源を構成する各部材の選定に際しては、作動油の最大吐出量や最大吐出圧等は、材料試験機に要求される油圧シリンダの最大移動速度や最大の試験力等の最大パフォーマンスと関連付けて行われている。しかしながら、実際の材料試験時には、その最大パフォーマンスが要求される時間が短い場合も多い。このため、このようにして設定された材料試験機は、必要以上に電力を消費しているという問題がある。また、油圧ポンプを駆動するモータの回転数や作動油の供給圧力が大きくなった場合には、作動油の劣化が必要以上にすすむという問題も生ずる。
このため、特許文献1においては、油圧式アクチュエータに対して作動油を供給する油圧源のポンプ駆動用のモータを回転数可変のものとし、そのモータの回転数を、材料試験機の試験準備から試験終了までの各状態に応じて自動的に変化させる材料試験機が開示されている。この材料試験機によれば、試験準備中などの作動油流量が要求されない状態では低速回転とし、必要なときにだけ高速で回転させることにより、消費電力を低減させることが可能となる。
特開2004−163149号公報
この特許文献1に記載された材料試験機は、消費電力を低減可能な優れたものではあるが、油圧源の能力が材料試験機に要求される最大パフォーマンスに応じて設定されていることから、材料試験の実行中においても、材料試験に必要とされる能力以上の回転数で油圧ポンプが運転され、また、油圧シリンダに高圧の作動油が供給されていることから、必要以上に電力を消費していることにかわりはない。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、消費電力を低減させることができ、また、作動油の劣化も低減させることが可能な材料試験機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、供試体に対して試験力を付与することにより材料試験を行う材料試験機において、油圧シリンダと、交流電源を供給されることにより回転するモータと、このモータにより駆動されるポンプとを備え、前記油圧シリンダに対して作動油を供給する油圧源と、前記油圧源におけるモータに接続され、当該モータの回転数を変更するインバータと、材料試験時における前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークに応じて、前記インバータを制御することにより、前記モータの回転数を変更する制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークを検出する変位検出器を備え、前記制御部は、前記変位検出器で検出した前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークに基づいて前記モータの回転数を変更する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークを予め設定する入力部と、前記入力部により入力された前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークを記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、予め設定され前記記憶部に記憶された前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークに基づいて前記モータの回転数を変更する。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する供給圧力変更手段をさらに備えている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさを検出する試験力検出器を備え、前記供給圧力変更手段は、前記試験力検出器により検出した前記試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの試験力の大きさを予め設定する入力部と、前記入力部により入力された試験力の大きさに基づいて演算した前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶された作動油の供給圧力に基づいて前記供給圧力変更手段を制御する。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明において、前記油圧シリンダは、前記供試体に連続して振動を付与することにより、前記供試体に対して疲労試験を実行する。
請求項8に記載の発明は、供試体に対して試験力を付与することにより材料試験を行う材料試験機において、油圧シリンダと、前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する供給圧力変更手段とを備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさを検出する試験力検出器を備え、前記供給圧力変更手段は、前記試験力検出器により検出した前記試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの試験力の大きさを予め設定する入力部と、前記入力部により入力された試験力の大きさに基づいて演算した前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶された作動油の供給圧力に基づいて前記供給圧力変更手段を制御する。
請求項11に記載の発明は、請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の発明において、前記油圧シリンダは、前記供試体に連続して振動を付与することにより、前記供試体に対して疲労試験を実行する。
請求項1に記載の発明によれば、油圧シリンダのシリンダロットのストロークに応じてインバータを制御することによりモータの回転数を変更することから、材料試験を行う場合の消費電力を低減させることができ、また、作動油の劣化も低減させることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、変位検出器により検出した油圧シリンダのシリンダロットのストロークに基づいてモータの回転数を変更することから、油圧シリンダのシリンダロッドのストロークを設定値となるようにして材料試験を行うストローク制御により材料試験を実行する場合だけではなく、供試体に対する試験力が設定値となるようにして材料試験を行う試験力制御や、供試体に発生するひずみが設定値となるようにして材料試験を行うひずみ制御により材料試験を実行する場合にも、消費電力と作動油の劣化を低減させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、予め設定されて記憶部に記憶された油圧シリンダのシリンダロットのストロークに基づいてモータの回転数を変更することから、油圧シリンダのシリンダロッドのストロークを設定値となるようにして材料試験を行うストローク制御により材料試験を実行する場合に、消費電力と作動油の劣化を低減させることが可能となる。
請求項4および請求項8に記載の発明によれば、供試体に対して付与する試験力の大きさに基づいて油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更することから、消費電力と作動油の劣化を低減させることが可能となる。
請求項5および請求項9に記載の発明によれば、試験力検出器により検出した試験力の大きさに基づいて供給圧変更手段を制御することにより、油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更することから、試験力に応じた作動油の供給圧力の設定を自動的に行うことができ、消費電力と作動油の劣化を低減させることが可能となる。
請求項6および請求項10に記載の発明によれば、予め演算されて記憶部に記憶された圧力の作動油を油圧シリンダに供給することから、設定された試験力に応じた作動油を供給することにより、消費電力と作動油の劣化を低減させることが可能となる。
請求項7および請求項11に記載の発明によれば、供試体に連続して振動を付与して疲労試験を実行するときに、その消費電力と作動油の劣化とを低減させることが可能となる。
この発明に係る材料試験機の概要図である。 油圧源30を示す概要図である。 この発明に係る材料試験機により材料試験としての疲労試験を実行する動作を示すフローチャートである。 この発明に係る材料試験機を使用してストローク制御モードで疲労試験を実行する動作を示すフローチャートである。 この発明に係る材料試験機を使用して試験力制御モードで疲労試験を実行する動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る材料試験機の概要図である。
この材料試験機は、テーブル11により支持された一対のコラム12と、これらのコラム12により支持された架台13とを備える。この架台13には、供試体としての試験片10に試験力を負荷するための油圧シリンダ21が配設されている。この油圧シリンダ21は、作動油の供給量を弁開度により決定するサーボバルブ22と、油圧シリンダ21のシリンダロッド25の変位を検出する変位検出器26とに接続されている。油圧シリンダ21のシリンダロッド25には、試験片10を掴むつかみ具29が取り付けられている。
テーブル11の上には、試験力を検出するための試験力検出器としてのロードセル27と試験片10を固定するためのつかみ具29が搭載されている。また、テーブル11の下方には、油圧シリンダ21を動作させるための作動油を供給する油圧源30が配置されている。
また、この材料試験機は、装置全体を制御するための制御部40と、各種のデータを記憶するための記憶部44とを備える。この制御部40は、表示部41および入力部42を備えた入出力用コンピュータ43と接続されている。上述したサーボバルブ22は、制御部40から供給される制御信号によってその弁開度が制御される。また、変位検出器26の出力信号と、ロードセル27の出力信号とは、材料試験の実行中に、所定時間ごとに制御部40に取り込まれる。
油圧シリンダ21は、油圧源30から供給される作動油によって動作する。この油圧源30からの作動油は、管路37からサーボバルブ22を介して油圧シリンダ21に供給される。また、油圧シリンダ21から排出された作動油は、サーボバルブ22を通過した後、配管38を介して油圧源30に戻される。
図2は、上述した油圧源30を示す概要図である。
この油圧源30は、作動油を貯留するオイルタンク36と、油圧ポンプ33と、この油圧ポンプ33を駆動するためのモータ34と、このモータ34の回転数を変更するためのインバータ35と、供給圧力変更部32と、制御盤31とを備える。ここで、モータ34としては、誘導モータや同期モータなどの、交流電源を供給されることにより回転するとともに、インバータ35の制御によりその回転数が変更可能なモータが使用される。
供給圧変更部32は、油圧シリンダ21に供給する作動油の圧力を調整するためのものであり、圧力調整弁等からなる作動油の圧力調整部材を備えた構成を有する。オイルタンク36に貯留された作動油は、油圧ポンプ33の作用により、この供給圧力変更部32に圧送される。そして、この供給圧力変更部32に圧送された作動油は、圧力調整弁等により一定圧力となった状態で油圧シリンダ21に送られる。また、所定圧力以上となった作動油は、オイルタンク36に回収される。そして、この供給圧変更部32においては、複数個の圧力調整弁を選択的に使用すること等により、油圧シリンダ21に送る作動油の圧力を、連続的または段階的に変更することが可能となっている。
以上のような構成を有する材料試験機においては、試験片10をつかみ具29により支持した状態で、油圧シリンダ21のシリンダロッド25により往復移動させ、この試験片10に対して振動を付与する。このときの油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークは、変位検出器26により検出される。また、このときに試験片10に付与される試験力は、ロードセル27により検出される。そして、上述したように、このときの変位検出器26の出力信号と、ロードセル27の出力信号とは、所定時間ごとに制御部40に取り込まれる。
次に、上述した材料試験機により疲労試験を行うときの動作について説明する。図3は、この発明に係る材料試験機により材料試験としての疲労試験を実行する動作を示すフローチャートである。
この発明に係る材料試験機で供試体としての試験片10の材料試験を実行するときには、最初に、油圧源30を起動する(ステップS11)。このときには、図2に示すモータ34は回転して油圧ポンプ33駆動される。但し、この状態においては、材料試験機におけるサーボバルブ22は閉じられており、オイルタンク36から油圧ポンプ33に吸引された作動油は、再度、オイルタンク36に回収される。
また、これと並行して、試験条件を設定する(ステップS12)。このときには、変位検出器26により検出した油圧シリンダ21のシリンダロッド25のストロークを制御量とするストローク制御モードや、ロードセル27により検出した試験片10に対する試験力を制御量とする試験力制御モード、あるいは、試験片10のひずみによる変位量を制御量とするひずみ制御モード、さらには、これらのモードを組み合わせたその他の制御モードを選択することができる。そして、各モードにおける試験条件として、例えば、ストローク制御モードにおいてはシリンダロッド25のストロークを、また、試験力制御モードにおいては試験片10に付与すべき試験力の大きさを設定する。
この状態において、材料試験を開始する(ステップS13)。このときには、サーボバルブ22が開放され、油圧シリンダ21に作動油が供給され、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25が移動する。そして、つかみ具29により支持された試験片10に対して振動を付与する。このときの、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークは、変位検出器26により検出される。また、このときに試験片10に付与される試験力は、ロードセル27により検出される。そして、例えば、ストローク制御モードにおいては、シリンダロッド25の往復ストロークが設定値となるようにサーボバルブ22の開閉状態が制御され、試験力制御モードにおいては、試験片10に付与される試験力が所定値になるようにサーボバルブ22の開閉状態が制御される。
この材料試験の実行中に、一定時間が経過すれば(ステップS14)、制御部40が、変位検出器26により検出された油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークを読み込む(ステップS15)。そして、読み込まれたシリンダロッド25の往復移動のストロークに基づいて、油圧ポンプ33を駆動するためのモータ34の回転数を演算する。この演算は、以下のようにして実行される。
すなわち、材料試験の実行中に油圧ポンプ33に必要とされる吐出量D(l/min)は、ストローク制御時のシリンダロッド25の往復ストロークの振幅をa(mm)、周波数をf(Hz)、油圧シリンダ21の断面積をA(mm)とし、c1を係数とした場合に、下記の式(1)で表される。
D=c1・f・a・A ・・・ (1)
そして、油圧ポンプ33の吐出量は、その回転数と比例関係にある。このため、上記式(1)より求められた吐出量から油圧ポンプ33において必要とされる回転数、すなわち、モータ34の回転数を演算することが可能となる。
モータ34の回転数が演算されれば、制御部40からの指令によりインバータ35を制御して、モータ34の回転数を調整する(ステップS16)。
モータ34の回転数の調整に引き続き、制御部40が、ロードセル27により検出された試験片10に対する試験力の大きさを読み込む(ステップS17)。そして、読み込まれた試験力の大きさに基づいて、油圧シリンダ21に供給する作動油の圧力を演算する。この演算は、以下のようにして実行される。
すなわち、油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力P(MPa)は、試験片10に対する試験力をL(kN)とし、c2を係数とした場合、下記の式(2)で表される。
P=c2・L ・・・ (2)
このため、この式(2)により、油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力を演算することが可能となる。
油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力が演算されれば、制御部40からに指令により、供給圧力変更部32を制御して油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力を調整する(ステップS18)。
以上の動作は、試験終了まで繰り返される。すなわち、ストロークの読取工程(ステップS15)、回転数の調整工程(ステップS16)、試験力の読取工程(ステップS17)および供給圧の調整工程(ステップS18)は、一定時間ごとに繰り返し実行される。例えば、3日間の疲労試験を実行する場合においては、上記の各工程(ステップS15〜ステップS18)は、一時間ごとに繰り返される。そして、必要な材料試験が終了すれば(ステップS19)、処理を終了する。
以上のように、この実施形態に係る材料試験機によれば、変位検出器26で検出した油圧シリンダ21のシリンダロット25のストロークに基づいてモータ34の回転数を変更するとともに、試験片10に対して付与する試験力の大きさに基づいて油圧シリンダ21に供給する作動油の供給圧力を変更することから、材料試験を行う場合の消費電力を大幅に低減させることが可能となる。
例えば、作動油の流量が70(l/min)の油圧源と、定格ストロークが25(mm)、定格容量50(kN)の油圧シリンダ21とを有する材料試験機を使用して周波数5(Hz)で材料試験を実行する場合についての低減率を検討する。この場合、そのときのストロークが20(mm)であったとすれば、そのストロークに対応して油圧ポンプ33を回転駆動するモータ34の回転数を低減させた場合には、消費電力を20%(80%まで)低減させることができる。また、例えば、そのときのストロークが5(mm)であったとすれば、そのストロークに対応して油圧ポンプ33を回転駆動するモータ34の回転数を低減させた場合には、理論上は、消費電力を80%(20%まで)低減させることができることになる。
また、同一の条件の下、試験片10に対する試験力が定格の半分の25(kN)であった場合には、それにあわせて油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力を低減させることにより、消費電力を50%まで低減させることができる。このため、上述した油圧ポンプ33の回転数による消費電力の低減が20%であった場合には、その消費電力の低減量は60%(40%まで)となる。
次に、この発明の第2実施形態について説明する。図4は、この発明に係る材料試験機を使用して、特に、ストローク制御モードで疲労試験を実行する動作を示すフローチャートである。
上述した第1実施形態においては、材料試験を実行中に、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークを変位検出器26により検出するとともに、試験片10に付与される試験力をロードセル27により検出し、これらの検出値に基づいて、油圧ポンプ33の回転数と作動油の供給圧力を変更している。これに対して、この第2実施形態においては、ストローク制御モードにおいては油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークが予め設定されていることから、油圧ポンプ33の回転数はこの設定値に基づいて変更し、作動油の圧力のみを材料試験中に検出した試験力に基づいて変更するようにしている。
この実施形態において試験片10の材料試験を実行するときには、最初に、油圧源30を起動する(ステップS21)。また、これと並行して、試験条件を設定する(ステップS22)。このときには、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25のストロークを設定する。この設定値は、図1に示す入出力用コンピュータ43の入力部42により入力され、記憶部44に記憶される。
次に、予め記憶されたシリンダロッド25の往復移動のストロークに基づいて、油圧ポンプ33を駆動するためのモータ34の回転数を演算する。この演算は、上述した第1実施形態の場合と同様にして実行される。モータ34の回転数が演算されれば、制御部40からの指令によりインバータ35を制御して、モータ34の回転数を調整する(ステップS23)。
この状態において、材料試験を開始する(ステップS24)。このときにも、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークは、変位検出器26により検出される。また、このときに試験片10に付与される試験力は、ロードセル27により検出される。
この材料試験の実行中に、一定時間が経過すれば(ステップS25)、制御部40が、ロードセル27により検出された試験片10に対する試験力の大きさを読み込む(ステップS26)。そして、読み込まれた試験力の大きさに基づいて、油圧シリンダ21に供給する作動油の圧力を演算する。この演算は、上述した第1実施形態と同様にして実行される。油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力が演算されれば、制御部40からの指令により、供給圧力変更部32を制御して油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力を調整する(ステップS27)。
以上の動作は、試験終了まで繰り返される。そして、必要な試験が終了すれば(ステップS28)、処理を終了する。
次に、この発明の第3実施形態について説明する。図5は、この発明に係る材料試験機を使用して、特に、試験力制御モードで疲労試験を実行する動作を示すフローチャートである。
第1実施形態においては、上述したように、材料試験を実行中に、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークを変位検出器26により検出するとともに、試験片10に付与される試験力をロードセル27により検出し、これらの検出値に基づいて、油圧ポンプ33の回転数と作動油の供給圧力を変更している。これに対して、この第3実施形態においては、試験力制御モードにおいては試験片10に付与される試験力が予め設定されていることから、作動油の圧力箱の設定値に基づいて変更し、油圧ポンプ33の回転数のみを材料試験中に検出したシリンダロッド25のストロークに基づいて変更するようにしている。
この実施形態において試験片10の材料試験を実行するときには、最初に、油圧源30を起動する(ステップS31)。また、これと並行して、試験条件を設定する(ステップS32)。このときには、試験片10に対する試験力を設定する。この設定値は、図1に示す入出力用コンピュータ43の入力部42により入力され、記憶部44に記憶される。
次に、予め記憶された試験力の大きさに基づいて、油圧シリンダ21に供給する作動油の圧力を演算する。この演算は、上述した第1実施形態と同様にして実行される。油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力が演算されれば、制御部40からの指令により、供給圧力変更部32を制御して油圧シリンダ21に対する作動油の供給圧力を調整する(ステップS33)
この状態において、材料試験を開始する(ステップS34)。このときにも、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークは、変位検出器26により検出される。また、このときに試験片10に付与される試験力は、ロードセル27により検出される。
この材料試験の実行中に、一定時間が経過すれば(ステップS35)、制御部40が、変位検出器26により検出された油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークを読み込む(ステップS36)。そして、読み込まれたシリンダロッド25の往復移動のストロークに基づいて、油圧ポンプ33を駆動するためのモータ34の回転数を演算する。この演算は、上述した第1実施形態と同様にして実行される。モータ34の回転数が演算されれば、制御部40からの指令によりインバータ35を制御して、モータ34の回転数を調整する(ステップS37)。
以上の動作は、試験終了まで繰り返される。そして、必要な試験が終了すれば(ステップS38)、処理を終了する。
なお、上述した実施形態においては、油圧シリンダ21におけるシリンダロッド25の往復移動のストロークに基づいて油圧ポンプ33の回転数を変更するとともに、試験片10に付与される試験力に基づいて作動油の供給圧力を変更している。しかしながら、油圧ポンプの回転数の変更と作動油の供給圧力の変更のいずれか一方のみを実行するようにしてもよい。この場合においても、消費電力と作動油の劣化とを低減させることが可能となる。
10 試験片
11 テーブル
12 コラム
13 架台
21 油圧シリンダ
22 サーボバルブ
25 シリンダロッド
26 変位検出器
27 ロードセル
29 つかみ具
30 油圧源
31 制御盤
32 供給圧力変更部
33 油圧ポンプ
34 モータ
35 インバータ
36 オイルタンク
40 制御部
41 表示部
42 入力部
43 入出力用コンピュータ
44 記憶部

Claims (11)

  1. 供試体に対して試験力を付与することにより材料試験を行う材料試験機において、
    油圧シリンダと、
    交流電源を供給されることにより回転するモータと、このモータにより駆動されるポンプとを備え、前記油圧シリンダに対して作動油を供給する油圧源と、
    前記油圧源におけるモータに接続され、当該モータの回転数を変更するインバータと、
    材料試験時における前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークに応じて、前記インバータを制御することにより、前記モータの回転数を変更する制御部と、
    を備えたことを特徴とする材料試験機。
  2. 請求項1に記載の材料試験機において、
    前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークを検出する変位検出器を備え、
    前記制御部は、前記変位検出器で検出した前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークに基づいて前記モータの回転数を変更する材料試験機。
  3. 請求項1に記載の材料試験機において、
    前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークを予め設定する入力部と、
    前記入力部により入力された前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークを記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、予め設定され前記記憶部に記憶された前記油圧シリンダのシリンダロットのストロークに基づいて前記モータの回転数を変更する材料試験機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の材料試験機において、
    前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する供給圧力変更手段をさらに備えた材料試験機。
  5. 請求項4に記載の材料試験機において、
    前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさを検出する試験力検出器を備え、
    前記供給圧力変更手段は、前記試験力検出器により検出した前記試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する材料試験機。
  6. 請求項4に記載の材料試験機において、
    前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの試験力の大きさを予め設定する入力部と、
    前記入力部により入力された試験力の大きさに基づいて演算した前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された作動油の供給圧力に基づいて前記供給圧力変更手段を制御する材料試験機。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の材料試験機において、
    前記油圧シリンダは、前記供試体に連続して振動を付与することにより、前記供試体に対して疲労試験を実行する材料試験機。
  8. 供試体に対して試験力を付与することにより材料試験を行う材料試験機において、
    油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する供給圧力変更手段と、
    を備えたことを特徴とする材料試験機。
  9. 請求項8に記載の材料試験機において、
    前記油圧シリンダにより前記供試体に対して付与する試験力の大きさを検出する試験力検出器を備え、
    前記供給圧力変更手段は、前記試験力検出器により検出した前記試験力の大きさに基づいて、前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を変更する材料試験機。
  10. 請求項8に記載の材料試験機において、
    前記供試体に対して試験力を付与して材料試験を行うときの試験力の大きさを予め設定する入力部と、
    前記入力部により入力された試験力の大きさに基づいて演算した前記油圧シリンダに供給する作動油の供給圧力を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された作動油の供給圧力に基づいて前記供給圧力変更手段を制御する材料試験機。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の材料試験機において、
    前記油圧シリンダは、前記供試体に連続して振動を付与することにより、前記供試体に対して疲労試験を実行する材料試験機。
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