JP2011183516A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキ装置を解除する操作の負担を軽減して操作性が良好となる電動工具を提供する。
【解決手段】モータMを収容したハウジング11に、モータの駆動スイッチをON/OFFさせる操作部材20を設ける一方、ハウジング内に、モータの出力軸12に固定されるブレーキ板31と、ブレーキ板に接離動作可能なブレーキ部材32と、ブレーキ部材をブレーキ板との当接位置へ付勢する付勢手段Bとを含むブレーキ装置30を設けた電動工具1であって、ブレーキ部材を、回転に伴って接離動作するようにハウジング内に保持し、操作部材に、モータの駆動スイッチのON側への操作によってブレーキ部材と当接し、付勢手段の付勢に抗してブレーキ部材をブレーキ板から離間する回転方向へ回転させる押圧部材22を設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、モータの出力軸に固定されるブレーキ板に接離可能なブレーキ部材を有するブレーキ装置を設けた電動工具に関する。
例えば、特許文献1には、電動工具のスイッチが切られた後に駆動軸を制動する装置(ブレーキ装置)を備えた電動工具が開示されている。特許文献1に記載のブレーキ装置では、前記スイッチが切られたときに、駆動軸に固定された制動ディスクに対し、ばねの付勢力によって対応制動ディスクを押し付けている。これにより、制動ディスクが固定された駆動軸を停止させることができる。
一方、ハウジングの上面にあるスライダを手動操作して、上記のスイッチが入れられるときは、スライダに連結されたロッド状の連結部材が、駆動軸の軸方向にスライドする。この連結部材は、前記軸方向にスライドすることにより、ブレーキ装置を解除する際に、前記軸方向において対応制動ディスクに結合された操作機構の上端部を、該軸方向に押す。これにより、操作機構を、前記軸方向に垂直な方向に対して傾動させる。これに伴って、上記のばねの付勢力に抗し、対応制動ディスクが前記軸方向に移動して制動ディスクから解放される。したがって、上記の駆動軸を回転させることが可能になる。
欧州特許出願公開第1938924号明細書
しかしながら、上記のブレーキ装置のように、スライダの手動操作に連動させて制動ディスクから対応制動ディスクを解放させるためには、操作機構の旋回軸から上端部までの距離に対応させて、操作機構を傾動させるために必要な力のモーメントが大きくなる。このため、作業者は、上述したばねの付勢力に打ち勝つ力に加えて、操作機構を傾動させるために必要な力でスライダを手動操作しなければならなかった。このため、作業者にとっては、スライダの手動操作が容易ではなく、ブレーキ装置を解除する操作に負担を感じることがあった。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、ブレーキ装置を解除する操作の負担を軽減して操作性が良好となる電動工具を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る電動工具は、モータを収容したハウジングに、前記モータの駆動スイッチをON/OFFさせる操作部材を設ける一方、前記ハウジング内に、前記モータの出力軸に固定されるブレーキ板と、そのブレーキ板に接離動作可能なブレーキ部材と、該ブレーキ部材を前記ブレーキ板との当接位置へ付勢する付勢手段とを含むブレーキ装置を設けた電動工具であって、前記ブレーキ部材を、回転に伴って前記接離動作するように前記ハウジング内に保持して、前記操作部材に、前記モータの駆動スイッチのON側への操作によって前記ブレーキ部材と当接し、前記付勢手段の付勢に抗して前記ブレーキ部材を前記ブレーキ板から離間する回転方向へ回転させる押圧部材を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記ハウジングと前記ブレーキ部材との何れか一方に設けられたリード溝と、他方に設けられて前記リード溝に遊挿するピンとによって、前記ブレーキ部材を前記ハウジング内で保持することで、前記回転に伴う前記接離動作を可能とし、前記リード溝を、前記ブレーキ部材が前記出力軸の回転方向と逆の回転方向で前記ブレーキ板に当接するように形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記押圧部材と前記ブレーキ部材との互いの当接部の何れか一方を傾斜面として、前記押圧部材と前記ブレーキ部材との当接の際には、前記傾斜面による案内で前記ブレーキ部材を回転させるようにして、前記傾斜面が案内する他方の当接部を、前記傾斜面を転動する転動体としたことを特徴とする。
請求項1の発明に係る電動工具によれば、付勢手段の付勢に抗してブレーキ板からブレーキ部材を離間させるために、押圧部材(操作部材)によって、該ブレーキ部材を、ブレーキ板から離間する回転方向へ回転させることで、従来よりもブレーキ部材に加わる力のモーメントを小さくして、作業者が操作部材に加えるべき力を軽減できる。したがって、ブレーキ装置を解除させる際の操作性が良好となる。
請求項2の発明によれば、請求項2の効果に加えて、リード溝とピンとを利用した簡単な構造で、ブレーキ部材を、その回転に伴ってブレーキ板に接離動作させることが可能になる。特に、付勢手段によってブレーキ部材をブレーキ板へ当接させる際には、リード溝の傾斜の向きの設定により、ブレーキ部材が、ブレーキ板の回転とは逆方向に回転することになるため、ブレーキ板に対する制動効果が高くなる。
請求項3の発明によれば、請求項1及び2の効果に加えて、転動体が傾斜面を転動してブレーキ部材が回転するときは、該転動体を用いることで、転動体と傾斜面との当接部分の摩擦抵抗が抑えられる。これにより、転動体が傾斜面を転動する動作が妨げられることがなく、ブレーキ部材を回転させる動作を円滑に行うことができる。
(a)図は本発明の実施形態のグラインダの要部横断面図であり、(b)図は同グラインダの要部縦断面図である。 図1の(a)図のグラインダのC1−C1線方向の部分拡大矢視図である。 (a)図は図1の(b)図のグラインダのC2−C2線方向の矢視図であり、(b)図は図1の(b)図のグラインダのC3−C3線方向の矢視図である。 (a)図は同グラインダが備えるブレーキ板の正面図であり、(b)図は同ブレーキ板の縦断面図である。 同グラインダが備えるブレーキ部材の斜視図である。 (a)図は同ブレーキ部材を上方から見た図であり、(b)図は同ブレーキ部材の要部縦断面図であり、(c)図は同ブレーキ部材を下方から見た図である。 整流子モータの駆動スイッチをONする際に傾斜面に対して転動体が転動する状態の説明図である。 (a)図はブレーキ板からブレーキ部材が離間する際にリード溝内をピンが案内される状態の説明図であり、(b)図は同転動体が傾斜面によって押し下げられた状態の説明図である。 (a)図はブレーキ板からブレーキ部材が離間した状態を示したグラインダの要部横断面図であり、(b)図はブレーキ板からブレーキ部材が離間した状態を示したグラインダの要部縦断面図である。
本発明の実施形態を、図1ないし図9を参照しつつ説明する。図1ないし図3に示すように、グラインダ1は、ハウジング10と、スライドスイッチレバー20と、ブレーキ装置30とを備えている。なお、グラインダ1は、本発明の電動工具の一例である。
ハウジング10は、筒状のモータハウジング11と、ギヤハウジング15とによって構成されている。モータハウジング11内には、整流子モータMが収容されている。整流子モータMの回転子軸12は、軸受13を介してモータハウジング11内に、回転可能に支持されている。回転子軸12の先端には、第1ベベルギヤ14が外装されている。
モータハウジング11内には、該モータハウジング11の前後方向(図1の左右方向)に、カバー部材の環状リブ11Aが突設されている。環状リブ11Aには、上シフトピン11C(図1及び図3参照。)が環状リブ11Aの軸心側へ突出するように固定されている。加えて、環状リブ11Aにおける上シフトピン11Cの点対称位置には、下シフトピン11D(図1及び図3参照。)が環状リブ11Aの軸心側へ突出するように固定されている。各シフトピン11C、11Dは、後述のリード溝40、40にそれぞれ遊挿される。なお、モータハウジング11は、本発明のハウジングの一例である。
ギヤハウジング15は、モータハウジング11の前方に組み付けられている。図1に示すように、ギヤハウジング15内には、モータハウジング11から上記の回転子軸12が突入している。加えて、ギヤハウジング15内には、軸受17、18を介してスピンドル16が、回転可能な状態で、回転子軸12と直交状に支持されている。スピンドル16の上方側には、第2ベベルギヤ19が外装されている。第2ベベルギヤ19に上記の第1ベベルギヤ14が噛合することにより、回転子軸12の回転がスピンドル16に伝達される。スピンドル16の下端には、円盤状砥石(図示せず。)が取り付けられる。この円盤状砥石によって、被研磨材が研磨される。
スライドスイッチレバー20は、図1の(a)図及び図2に示すように、操作子21と、連結バー22とによって構成されている。操作子21は、モータハウジング11の側部に設けたガイド23、23に沿って該モータハウジング11の前後方向(図2の左右方向)へスライド可能に設けられている。この操作子21をスライド操作することにより、整流子モータMの駆動スイッチ(図示せず。)をON/OFF可能である。なお、スライドスイッチレバー20は、本発明の操作部材の一例である。
連結バー22は、操作子21の先端に結合されている。図2に示すように、連結バー22の先端側には、右下がり傾斜でカットした傾斜面24が形成されている。後述するように、上記の操作子21をスライド操作することにより整流子モータMの駆動スイッチをONする際に、傾斜面24は、後述の転動体50を介してブレーキ部材32に当接可能とされている。
ブレーキ装置30は、整流子モータMの回転子軸12を制動することによりスピンドル16を停止させるために設けられている。ブレーキ装置30は、図1に示すように、ブレーキ板31と、ブレーキ部材32と、コイルばねBとを有する。
ブレーキ板31は、図4に示すように、筒部31Aと、円形のフランジ部31Bとを備えている。筒部31Aは、中空構造とされて、回転子軸12に嵌着される。これにより、図1及び図3に示すように、ブレーキ板31は、回転子軸12に固定される。なお、回転子軸12は、本発明のモータの出力軸の一例である。
ブレーキ部材32は、図5及び図6に示すように、中空円筒部及び円板部を有する。図1に示すように、ブレーキ部材32は、回転子軸12の軸方向において、ブレーキ板31の前方に、環状リブ11Aを介して、モータハウジング11内に保持されている。後述するように、ブレーキ部材32は、該ブレーキ部材32を回転させることに伴って、ブレーキ板31に対して接近又は離間可能とされている。ブレーキ部材32には、ブレーキ板31と対向する後面にブレーキシュー34(図1参照。)が固定されている。
コイルばねBは、モータハウジング11内に装入されて、常にブレーキ部材32をブレーキ板31と当接する方向に付勢する。このため、整流子モータMの駆動スイッチをOFFする際には、コイルばねBの付勢力により、上記のブレーキシュー34がブレーキ板31に強く押し付けられる。これにより、回転子軸12及びスピンドル16を短時間で停止させることができる。なお、コイルばねBは、本発明の付勢手段の一例である。
本実施形態では、図1ないし3及び図5、6に示すように、ブレーキ部材32が、一対のリード溝40、40と、転動体50とを備えている。
リード溝40、40は、ブレーキ部材32の中空円筒部の外周に、その前方へ向かって左回りして螺旋状となる傾斜を有するように形成されている。左回り方向は、回転子軸12の回転方向(ブレーキ部材32の前方に向かって右回り方向)とは逆の方向を意味する。リード溝40、40には、上記の各シフトピン11C、11Dがそれぞれ遊挿される。
転動体50は、ピン51(図1ないし図3参照。)によって、ブレーキ部材32の中空円筒部の外周から、該ブレーキ部材32の半径方向へ突出して回転可能に軸支されている。図5及び図6の(b)図に示すように、前記中空円筒部の外周には、直方体形状のホルダ部32Aが突設されている。ピン51は、嵌合孔32Bを介してホルダ部32Aに固定される。
次に、本実施形態のグラインダ1において、操作子21を前方へスライド操作して整流子モータMの駆動スイッチをONする操作に連動させて、ブレーキ装置30を解除する動作を説明する。整流子モータMの駆動スイッチをOFFした状態では、ブレーキ部材32は、ブレーキシュー34がブレーキ板31に当接する位置に配置され、各シフトピン11C、11Dはリード溝40、40の前端側に位置する。整流子モータMの駆動スイッチをONする際には、図2に示した整流子モータMの駆動スイッチをOFFする状態から、作業者が、指で操作子21を、図7に示したガイド23、23に沿って、モータハウジング11の前方向(図7の左方向)へスライドさせる。その際には、連結バー22が前記前方向へスライドすることで、図7に示すように、傾斜面24に対して転動体50が当接しながら転動してブレーキ部材32を左回転させる。
このとき、図3の(a)図及び図8の(a)図に示すように、リード溝40、40内を各シフトピン11C、11Dが相対的に摺動することで、ブレーキ部材32が、モータハウジング11内に保持されながら、コイルばねBの付勢力に抗して前進する。
上記のように、ブレーキ部材32が、左回転することにより、図9に示すように、ブレーキ板31から離間する方向へ移動する。したがって、ブレーキ部材32に固定されたブレーキシュー34も、ブレーキ板31から離間して、該ブレーキ板31に押し付けられることがなくなる。これにより、ブレーキ装置30が解除されることになる。なお、傾斜面24が形成された連結バー22は、本発明の押圧部材の一例である。
一方、作業者が操作子21を後方へスライド操作して整流子モータMの駆動スイッチをOFFさせると、連結バー22による押圧が解除されたブレーキ部材32が、コイルばねBの付勢力によって、ブレーキ板31に対して接近するように後退する。このとき、各シフトピン11C、11Dが摺動するリード溝40、40の案内により、ブレーキ部材32は、モータハウジング11内に保持されて、整流子モータMの駆動スイッチをONする時とは逆に右回転しながら後退し、ブレーキシュー34をブレーキ板31に押し付ける。よって、ブレーキ板31には制動力が働いて、回転子軸12の回転が直ちに停止する。
<本実施形態の効果>
本実施形態のグラインダ1では、ブレーキ部材32を、その回転に伴って、ブレーキ板31に対して接近又は離間するようにモータハウジング11内に保持し、整流子モータMの駆動スイッチをONする際に、スライドスイッチレバー20の連結バー22を、転動体50を介してブレーキ部材32に当接させて、該ブレーキ部材32を、ブレーキ板31から離間させる方向(左回り方向)へ回転させた。このため、上記のコイルばねBの付勢力に抗し、ブレーキ部材32をブレーキ板31から離間させるために、連結バー22によって、ブレーキ部材32を左回転させることで、ブレーキ部材32をその軸方向に垂直な方向に対して傾動させるよりも、ブレーキ部材32に加わる力のモーメントを小さくした。これにより、ブレーキ部材32をブレーキ板31から離間させる際に、作業者が、指で操作子21に加えるべき力を軽減でき、ブレーキ装置30を解除する際の操作性が良好になる。
また、上述したように、ブレーキ部材32の外周に形成したリード溝40、40と、環状リブ11Aに固定した各シフトピン11C、11Dとによって、ブレーキ部材32を、モータハウジング11内に保持しながら回転させて、ブレーキ板31に対して接近又は離間するようにした。このため、リード溝40、40と各シフトピン11C、11Dとを利用した簡単な構造で、ブレーキ部材32が、ブレーキ板31に対して接近又は離間可能となる。加えて、コイルばねBによって、ブレーキ部材32が、ブレーキシュー34をブレーキ板31に当接させる際には、リード溝40、40の傾斜の向きの設定により、ブレーキ部材32が、整流子モータMの駆動スイッチをONする時とは逆に右回転することになるため、上述したように、ブレーキ板31に強い制動力を働かせることができる。
さらに、連結バー22とブレーキ部材32との当接の際には、連結バー22の傾斜面24に対し、ブレーキ部材32の転動体50を転動させて、ブレーキ部材32を回転させるようにした。このため、転動体50を用いることで、転動体50と傾斜面24との当接部分の摩擦抵抗が抑えられて、ブレーキ部材32を回転させる動作を円滑に行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。例えば、上述した実施形態とは異なり、リード溝40に代えて各シフトピン11C、11Dと同様のピンを、ブレーキ部材32の中空円筒部の外周に突設させると共に、各シフトピン11C、11Dに代えてリード溝40と同様の溝を、環状リブ11Aに形成してもよい。加えて、上述した実施形態とは異なり、リード溝を、ブレーキ部材32の中空円筒部の外周に凹設してブレーキ部材32の半径方向へ貫通させないようにしてもよい。さらに、上述した実施形態とは異なり、各シフトピン11C、11D及びリード溝40、40を利用することに代えて、螺旋状の突状と溝との螺合によって、ブレーキ部材32を回転させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ブレーキ部材32をその軸方向へ回転移動させるために、スライドスイッチレバー20の連結バー22に傾斜面24を形成し、ブレーキ部材32に転動体50を軸支させたが、これに限定されない。例えば、これとは逆に、ブレーキ部材32に傾斜面を形成し、連結バー22に、転動体を回転可能に設けることで、ブレーキ部材32をその軸方向へ回転移動させてもよい。その他にも、転動体50を用いずに、ブレーキ部材32と連結バー22の双方に傾斜面を形成することで、ブレーキ部材32を回転移動させてもよい。
さらに、上述した実施形態では、本発明をグラインダに適用する例を示したが、これに限定されず、本発明を丸鋸等の電動工具に適用してもよい。
1・・グラインダ、11・・モータハウジング、11C・・上シフトピン、11D・・下シフトピン、12・・モータの回転子軸、20・・スライドスイッチレバー、22・・連結バー、24・・傾斜面、30・・ブレーキ装置、31・・ブレーキ板、32・・ブレーキ部材、40・・リード溝、50・・転動体、B・・コイルばね、M・・整流子モータ

Claims (3)

  1. モータを収容したハウジングに、前記モータの駆動スイッチをON/OFFさせる操作部材を設ける一方、前記ハウジング内に、前記モータの出力軸に固定されるブレーキ板と、そのブレーキ板に接離動作可能なブレーキ部材と、該ブレーキ部材を前記ブレーキ板との当接位置へ付勢する付勢手段とを含むブレーキ装置を設けた電動工具であって、
    前記ブレーキ部材を、回転に伴って前記接離動作するように前記ハウジング内に保持して、前記操作部材に、前記モータの駆動スイッチのON側への操作によって前記ブレーキ部材と当接し、前記付勢手段の付勢に抗して前記ブレーキ部材を前記ブレーキ板から離間する回転方向へ回転させる押圧部材を設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記ハウジングと前記ブレーキ部材との何れか一方に設けられたリード溝と、他方に設けられて前記リード溝に遊挿するピンとによって、前記ブレーキ部材を前記ハウジング内で保持することで、前記回転に伴う前記接離動作を可能とし、前記リード溝を、前記ブレーキ部材が前記出力軸の回転方向と逆の回転方向で前記ブレーキ板に当接するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記押圧部材と前記ブレーキ部材との互いの当接部の何れか一方を傾斜面として、前記押圧部材と前記ブレーキ部材との当接の際には、前記傾斜面による案内で前記ブレーキ部材を回転させるようにして、
    前記傾斜面が案内する他方の当接部を、前記傾斜面を転動する転動体としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
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