JPH07171750A - 回転式研削工具の安全装置 - Google Patents
回転式研削工具の安全装置Info
- Publication number
- JPH07171750A JPH07171750A JP10660694A JP10660694A JPH07171750A JP H07171750 A JPH07171750 A JP H07171750A JP 10660694 A JP10660694 A JP 10660694A JP 10660694 A JP10660694 A JP 10660694A JP H07171750 A JPH07171750 A JP H07171750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- trigger
- grinder
- grinding tool
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、スイッチを切るとそれと連
動して研削盤の回転が止まるようにすることにある。 【構成】 スイッチ１のトリガ２に凸部４を設け、該凸
部４に当接するフランジ部６を有する回転抑止棒５と、
該回転抑止棒５と摺動する２つのメタル７、８、回転抑
止棒５のフランジ部６を介して回転抑止棒５を押し戻そ
うとするスプリング９により構成される。
動して研削盤の回転が止まるようにすることにある。 【構成】 スイッチ１のトリガ２に凸部４を設け、該凸
部４に当接するフランジ部６を有する回転抑止棒５と、
該回転抑止棒５と摺動する２つのメタル７、８、回転抑
止棒５のフランジ部６を介して回転抑止棒５を押し戻そ
うとするスプリング９により構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転する研削盤に研削具
を取付け、該研削具によって研削するようにした回転式
研削工具の安全装置に関するものである。
を取付け、該研削具によって研削するようにした回転式
研削工具の安全装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の回転式研削工具は、トリガを引く
ことによりスイッチを入れるとモータが回転し、該モー
タの回転を軸受を介して研削盤に伝達し、該研削盤の底
面に装着されたサンドペーパ等の研削具により被削材を
研削する。かかる研削工具はブレーキ機構を有していな
いため、スイッチを切っても摩擦によって前記軸受の外
輪が止まるまで研削盤の回転が止まらなかった。
ことによりスイッチを入れるとモータが回転し、該モー
タの回転を軸受を介して研削盤に伝達し、該研削盤の底
面に装着されたサンドペーパ等の研削具により被削材を
研削する。かかる研削工具はブレーキ機構を有していな
いため、スイッチを切っても摩擦によって前記軸受の外
輪が止まるまで研削盤の回転が止まらなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転式研削工具
は、ブレーキ機構を有していないため、スイッチを切っ
てもすぐには研削盤の回転が止まらないので、該研削盤
の回転が止まるまで工具を保持していなければならず、
作業効率が悪いという問題点があった。また回転し続け
る研削盤が誤って被削材に触れて被削材に傷をつけた
り、また作業者が接触してケガをする恐れがあるという
問題があった。本発明の目的は、上記した従来技術の問
題を解決し、研削工具の作業性及び安全性を向上させる
ことである。
は、ブレーキ機構を有していないため、スイッチを切っ
てもすぐには研削盤の回転が止まらないので、該研削盤
の回転が止まるまで工具を保持していなければならず、
作業効率が悪いという問題点があった。また回転し続け
る研削盤が誤って被削材に触れて被削材に傷をつけた
り、また作業者が接触してケガをする恐れがあるという
問題があった。本発明の目的は、上記した従来技術の問
題を解決し、研削工具の作業性及び安全性を向上させる
ことである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、スイッチの
入切を制御するトリガ端部に凸部を設けると共に上端が
該凸部と係合する回転抑止棒を設け、更に該回転抑止棒
の底面と研削盤の平面とが、トリガを戻してスイッチを
切った時に接触するように構成することにより達成され
る。
入切を制御するトリガ端部に凸部を設けると共に上端が
該凸部と係合する回転抑止棒を設け、更に該回転抑止棒
の底面と研削盤の平面とが、トリガを戻してスイッチを
切った時に接触するように構成することにより達成され
る。
【０００５】
【作用】上記のように構成された安全装置は、トリガを
戻してスイッチを切った時、トリガの凸部に当接した回
転抑止棒がトリガの戻りと同時に下方に移動し、回転抑
止棒の底面と研削盤の上面とが接触して摩擦が生じ、研
削盤にブレーキがかかるので、スイッチの切り操作に連
動して研削盤の回転が速やかに止まる。
戻してスイッチを切った時、トリガの凸部に当接した回
転抑止棒がトリガの戻りと同時に下方に移動し、回転抑
止棒の底面と研削盤の上面とが接触して摩擦が生じ、研
削盤にブレーキがかかるので、スイッチの切り操作に連
動して研削盤の回転が速やかに止まる。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図１を用い以下説明す
る。１はスイッチであり、２はスイッチ１の入切の制御
をするトリガ、３はトリガ２を通常は下方に押圧してい
るスプリングである。４はトリガ２の端部に設けられた
凸部であり、５は上端が前記凸部４に当接しトリガ２の
上下動と連動し、更に底面が研削盤１０と接触可能な回
転抑止棒、６は回転抑止棒５が有するフランジ部であ
る。７、８は回転抑止棒５を支持するメタル、９は回転
抑止棒５をフランジ部６を介して上に押し戻すスプリン
グである。以上が安全装置を構成する要素である。１０
は駆動モータからの回転動力によって回転運動する円板
状の研削盤である。該研削盤１０の底面には、被削材を
研削する図示しない研削具例えばサンドペーパ等を装着
される。
る。１はスイッチであり、２はスイッチ１の入切の制御
をするトリガ、３はトリガ２を通常は下方に押圧してい
るスプリングである。４はトリガ２の端部に設けられた
凸部であり、５は上端が前記凸部４に当接しトリガ２の
上下動と連動し、更に底面が研削盤１０と接触可能な回
転抑止棒、６は回転抑止棒５が有するフランジ部であ
る。７、８は回転抑止棒５を支持するメタル、９は回転
抑止棒５をフランジ部６を介して上に押し戻すスプリン
グである。以上が安全装置を構成する要素である。１０
は駆動モータからの回転動力によって回転運動する円板
状の研削盤である。該研削盤１０の底面には、被削材を
研削する図示しない研削具例えばサンドペーパ等を装着
される。
【０００７】以上のように構成された安全装置を有する
回転式研削工具は、トリガ２を戻してスイッチ１を切る
ことにより、駆動モータへの電源を断つと共にスプリン
グ３がトリガ２を突出させ、該トリガ２の凸部４が回転
抑止棒５を下に押し返し、該回転抑止棒５の底面と円板
状の研削盤１０の上面とが接触して摩擦が生じ、研削盤
１０の回転が速やかに止まる。
回転式研削工具は、トリガ２を戻してスイッチ１を切る
ことにより、駆動モータへの電源を断つと共にスプリン
グ３がトリガ２を突出させ、該トリガ２の凸部４が回転
抑止棒５を下に押し返し、該回転抑止棒５の底面と円板
状の研削盤１０の上面とが接触して摩擦が生じ、研削盤
１０の回転が速やかに止まる。
【０００８】しかし上記構成では、スイッチ１を切った
り入れたりする度に回転抑止棒５が研削盤１０の上面に
無数の打痕や傷をつけるため、該打痕や傷等が発起点と
なって高速回転している研削盤１０が運転中に破壊する
恐れがあることが分かった。そこで本発明の他の実施例
を図２〜図４を用いて説明する。本実施例では、回転抑
止棒５が研削盤１０の回転を停止させるために下方に移
動する移動速度を遅くするようにしたものである。
り入れたりする度に回転抑止棒５が研削盤１０の上面に
無数の打痕や傷をつけるため、該打痕や傷等が発起点と
なって高速回転している研削盤１０が運転中に破壊する
恐れがあることが分かった。そこで本発明の他の実施例
を図２〜図４を用いて説明する。本実施例では、回転抑
止棒５が研削盤１０の回転を停止させるために下方に移
動する移動速度を遅くするようにしたものである。
【０００９】すなわち、トリガ２の凸部４と係合し、該
係合のバランスが崩れると矢印ａ方向に回転する小歯車
１１と、該小歯車１１の回転に追従するように軽量化を
図った大歯車１２を設けると共に小歯車１１及び大歯車
１２を支持する軸１３、１４を設ける。また小歯車１１
には前記凸部４と係合するバランサ部１５が設けられて
いる。１６は大歯車１２の側面に設けられた軸、１７は
軸１６を中心に回転するコネクティングピースである。
１８は回転抑止棒５が有するコネクティングピース１７
を挟持するコネクタである。
係合のバランスが崩れると矢印ａ方向に回転する小歯車
１１と、該小歯車１１の回転に追従するように軽量化を
図った大歯車１２を設けると共に小歯車１１及び大歯車
１２を支持する軸１３、１４を設ける。また小歯車１１
には前記凸部４と係合するバランサ部１５が設けられて
いる。１６は大歯車１２の側面に設けられた軸、１７は
軸１６を中心に回転するコネクティングピースである。
１８は回転抑止棒５が有するコネクティングピース１７
を挟持するコネクタである。
【００１０】以上のように構成された回転式研削工具
は、トリガ２を放してスイッチ１を切ると、スプリング
３がトリガ２を瞬時に下方向に突出させる。トリガ２の
凸部４４と小歯車１１が有するバランサ部１５との係合
が外れるので、小歯車１１が矢印ａ方向に回転する。小
歯車１１の回転に連動して、大歯車１２が矢印ｂ向に回
転し、該大歯車１２の側面に突設された軸１６の位置が
点ｃから点ｄに移動する。この時コネクティングピース
１７は、軸１６を中心に矢印ｅ方向に回転しながら上下
方向に距離Ｙ分移動すると共に、コネクタ１８内に挟持
されたまま、横方向に距離Ｘ分移動する。またコネクタ
１８はコネクティングピース１７に連動するので、上記
動作と同様に動く。従って移動量Ｙだけ回転抑止棒５が
ゆっくりと矢印ｆ方向に降下し、該回転抑止棒５の下端
面と研削盤１０の上端面とが接触して摩擦が生じ、研削
盤１０の回転が徐々に止まる。
は、トリガ２を放してスイッチ１を切ると、スプリング
３がトリガ２を瞬時に下方向に突出させる。トリガ２の
凸部４４と小歯車１１が有するバランサ部１５との係合
が外れるので、小歯車１１が矢印ａ方向に回転する。小
歯車１１の回転に連動して、大歯車１２が矢印ｂ向に回
転し、該大歯車１２の側面に突設された軸１６の位置が
点ｃから点ｄに移動する。この時コネクティングピース
１７は、軸１６を中心に矢印ｅ方向に回転しながら上下
方向に距離Ｙ分移動すると共に、コネクタ１８内に挟持
されたまま、横方向に距離Ｘ分移動する。またコネクタ
１８はコネクティングピース１７に連動するので、上記
動作と同様に動く。従って移動量Ｙだけ回転抑止棒５が
ゆっくりと矢印ｆ方向に降下し、該回転抑止棒５の下端
面と研削盤１０の上端面とが接触して摩擦が生じ、研削
盤１０の回転が徐々に止まる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、回転式研削工具のスイ
ッチを切るとそれと連動して研削盤の回転が止まるよう
にブレーキがかかるようにしたので、作業効率が上がる
と共にスイッチを切った後に誤って研削盤に触れても研
削盤の回転は停止しているので、被削材を傷つけたり作
業者がケガをしたりする恐れをなくすことができる。
ッチを切るとそれと連動して研削盤の回転が止まるよう
にブレーキがかかるようにしたので、作業効率が上がる
と共にスイッチを切った後に誤って研削盤に触れても研
削盤の回転は停止しているので、被削材を傷つけたり作
業者がケガをしたりする恐れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明回転式研削工具の安全装置の一実施例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図２】 本発明安全装置の他の実施例を示す断面図。
【図３】 図２のＡ−Ａ線断面図。
【図４】 図２の動作説明用の線図。本発明が作動した
時の軸とコネクティングピースの位置関係を示す図。
時の軸とコネクティングピースの位置関係を示す図。
１はスイッチ、２はトリガ、３はスプリング、４は凸
部、５は回転抑止棒、６はフランジ部、７、８はメタ
ル、９はスプリング、１０は研削盤、１１は小歯車、１
２は大歯車、１１はコネクティングピース、１３はコネ
クタ、１６は大歯車１２の側面に設けられた軸である。
部、５は回転抑止棒、６はフランジ部、７、８はメタ
ル、９はスプリング、１０は研削盤、１１は小歯車、１
２は大歯車、１１はコネクティングピース、１３はコネ
クタ、１６は大歯車１２の側面に設けられた軸である。
Claims (1)
- 【請求項１】トリガを引いてスイッチを入れることによ
り回転するモータと、該モータの回転を研削盤に伝達
し、該研削盤底面に設けた研削具によって被削材を研削
する回転式研削工具において、 前記トリガ端面に凸部を設け、該凸部と係合すると共に
トリガの上下動に連動して上下動する回転抑止棒を設
け、トリガが戻った時、前記回転抑止棒底面と研削盤上
面が接触するようにしたことを特徴とする回転式研削工
具の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10660694A JPH07171750A (ja) | 1993-10-29 | 1994-05-20 | 回転式研削工具の安全装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5871593 | 1993-10-29 | ||
| JP5-58715 | 1993-10-29 | ||
| JP10660694A JPH07171750A (ja) | 1993-10-29 | 1994-05-20 | 回転式研削工具の安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171750A true JPH07171750A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=26399744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10660694A Withdrawn JPH07171750A (ja) | 1993-10-29 | 1994-05-20 | 回転式研削工具の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07171750A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011183516A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Makita Corp | 電動工具 |
| JP2013022702A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Makita Corp | 電動工具 |
| EP4238696A1 (en) * | 2022-03-01 | 2023-09-06 | X'Pole Precision Tools Inc. | Grinding machine tool |
| TWI819473B (zh) * | 2022-01-22 | 2023-10-21 | 鼎朋企業股份有限公司 | 研磨工具機 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP10660694A patent/JPH07171750A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011183516A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Makita Corp | 電動工具 |
| JP2013022702A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Makita Corp | 電動工具 |
| TWI819473B (zh) * | 2022-01-22 | 2023-10-21 | 鼎朋企業股份有限公司 | 研磨工具機 |
| EP4238696A1 (en) * | 2022-03-01 | 2023-09-06 | X'Pole Precision Tools Inc. | Grinding machine tool |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |