JP2011182595A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で部品加工や組立の作業が容易かつ効率的であり、ステータの位置決め精度が高い回転電機のステータ組み付け構造および組み付け方法を提供する。
【解決手段】ステータホルダおよびステータコアを含むステータの組み付け構造であって、ステータホルダは、筒状の一方の端縁から半径方向外向きに延びるとともに円周方向に離隔して複数の位置決め孔31をもつフランジ部23と固定部(固定孔41)とを有し、ケース8は、ステータホルダのフランジ部23の位置決め孔31の孔径よりも小さい外径で各位置決め孔31に嵌入可能な位置決めピン81と固定座(ねじ孔82)とを有し、ステータホルダのフランジ部23の各位置決め孔31は、孔31の周縁311から内側に向かって延在する少なくとも3個の折り曲げ部51、52を有し、各折り曲げ部51、52が長さ方向の任意の位置でフランジ部23に対して折り曲げられて形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は回転電機のステータ組み付け構造および組み付け方法に関する。
ハイブリッド車や電気自動車に搭載される発電電動機などの回転電機には、コイルを有するステータを外周側に配置し、磁石を有するロータを内周側に配置したインナーロータ回転磁石形のものが多用されている。この種の回転電機のステータでは、従来、電磁鋼板などを環状に打ち抜いて形成した積層材料を積層してステータコアを形成している。環状の積層材料では歩留まりが低いので、等しい中心角で円周方向に分割した積層材料を積層する分割コアを用いることも一般的になってきている。複数の分割コアは、圧入や焼き嵌めなどの一体化技術により、筒状のステータホルダの内周に固定される。これらの一体化技術では、まず、ステータホルダの内径が分割コアの外径よりもごくわずかに小さくなるように両者を別々に製作しておく。そして、圧入では、外力を加えて分割コアをステータホルダに強制的に押し込み、両者を一体化成形する。また、焼き嵌めでは、ステータホルダを加熱して膨張させ、分割コアを収容したのちにステータホルダを冷却して収縮させ、両者を一体化成形する。
分割コアを用いたステータで構成されたモータの一例を、本願出願人は特許文献1に開示している。特許文献1のモータは、筒状に形成されたステータホルダの内周面に複数の分割ステータ(分割コア)を圧入してステータを構成しており、ステータホルダの一方の端部に内周方向に屈曲する曲がり部を備えることを特徴としている。その効果として、曲がり部を備えることでステータホルダの捻り強度が向上して部材点数を削減でき、またモータの剛性低下に起因する振動騒音を抑えることができる、とされている。
特開2008−193806号公報
ところで、特許文献1に例示される圧入や焼き嵌めなどの一体化成形の際にはステータホルダの変形を伴うため、分割コアを用いたステータは環状コアを用いたステータと比較して回転軸線の位置が不正確になりがちである。回転電機のケースにステータを組み付けたときに、両者の回転軸線が一致していないと回転電機の性能が低下するのは言うまでもない。ケースとステータに限らず2つの部材の位置関係や回転軸線を揃える一般的な手段として、位置決めピンおよび位置決め孔を用いることがある。すなわち、一方の部材に位置決めピンを立設し、他方の部材に位置決め孔を形成し、位置決めピンを位置決め孔に嵌入させることで2つの部材の位置関係を揃えることができる。
しかしながら、ステータホルダに位置決めピンあるいは位置決め孔を設ける工程は、分割コアをステータホルダに一体化成形する際の変形よりも後に行う必要がある。つまり、部品加工工程から組立工程に進んだのち、再び部品加工工程に戻る必要が生じる。これにより、単に再加工の手間だけでなく、ステータを往き来させる工程戻りの手間、リードタイムの延長、工程管理の煩雑さなどの問題点が生じる。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、簡易な構造で部品加工や組立の作業が容易かつ効率的であり、ステータの位置決め精度が高い回転電機のステータ組み付け構造および組み付け方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係る回転電機のステータ組み付け構造発明は、筒状のステータホルダおよび該ステータホルダの内周面に保持されたステータコアを含むステータをケースに組み付ける回転電機のステータ組み付け構造であって、前記ステータホルダは、筒状の一方の端縁から半径方向外向きに延びるとともに円周方向に離隔して複数の位置決め孔をもつフランジ部と、前記ステータを前記ケースに固定可能な固定部とを有し、前記ケースは、前記ステータホルダの前記フランジ部の前記位置決め孔の孔径よりも小さい外径で各前記位置決め孔に嵌入可能な位置決めピンと、前記ステータホルダの前記固定部を固定する固定座とを有し、前記ステータホルダの前記フランジ部の各前記位置決め孔は、該位置決め孔の周縁から内側に向かって延在する少なくとも3個の折り曲げ部を有し、各該折り曲げ部が周縁から内側に向かう長さ方向の任意の位置で前記フランジ部に対して折り曲げられて形成されている、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記少なくとも3個の折り曲げ部は、前記位置決め孔の周縁から中心に向かって延在するとともに前記長さ方向にしたがいその幅が徐々に拡がっていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、前記少なくとも3個の折り曲げ部は、前記位置決め孔の周縁から同じ回転方向に傾斜して延在するとともに前記長さ方向によらず一定幅であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記ステータホルダが有する前記固定部は、前記フランジ部に円周方向に離隔して形成された複数の固定孔であることを特徴とする。
上記課題を解決する請求項5に係る回転電機のステータ組み付け方法の発明は、筒状のステータホルダおよび該ステータホルダの内周面に保持されたステータコアを含むステータをケースに組み付ける回転電機のステータ組み付け方法であって、前記ステータホルダは、筒状の一方の端縁から半径方向外向きに延びるとともに円周方向に離隔して複数の位置決め孔をもつフランジ部と、前記ステータを前記ケースに固定可能な固定部とを有し、 前記ケースは、前記ステータホルダの前記フランジ部の前記位置決め孔の孔径よりも小さい外径で各前記位置決め孔に嵌入可能な位置決めピンと、前記ステータホルダの前記固定部を固定する固定座とを有し、前記ステータホルダの前記フランジ部の各前記位置決め孔に、該位置決め孔の周縁から内側に向かって延在するとともに周縁から内側に向かう長さ方向の任意の位置で折り曲げ可能な少なくとも3個の折り曲げ部を配置し、前記ケースの各前記位置決めピンの外径および配置に合わせ、前記ステータの正規組み付け位置を規定するように前記ステータホルダの前記フランジ部の前記少なくとも3個の折り曲げ部を前記長さ方向の途中の位置で前記フランジ部に対して折り曲げる折り曲げ工程と、折り曲げられた少なくとも3個の折り曲げ部により規定された各中心位置に前記ケースの各前記位置決めピンが嵌入するように、前記ステータを前記ケースに挿入する挿入工程と、各前記中心位置に各前記位置決めピンが嵌入した状態で、前記ステータホルダの前記固定部を前記ケースの前記固定座に固定する固定工程と、を有することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5において、前記折り曲げ工程で、前記ステータの前記正規組み付け位置は、前記ステータが含む前記ステータコアの内周面により規定される回転軸線が前記ケースの回転軸線に一致する位置であることを特徴とする。
請求項1に係る回転電機のステータ組み付け構造の発明では、ステータホルダのフランジ部の各位置決め孔は少なくとも3個の折り曲げ部を有し、各折り曲げ部は周縁から内側に向かう長さ方向の任意の位置でフランジ部に対して折り曲げられている。この折り曲げ位置を調整することにより、折り曲げられた少なくとも3個の折り曲げ部により規定される中心位置を調整することができる。さらに、複数の位置決め孔において各中心位置を調整することにより、ステータの正規組み付け位置を規定することができる。したがって、ステータ側の折り曲げ部により規定される各中心位置にケース側の各位置決めピンを嵌入させることで、ステータとケースの回転軸線を揃えて位置決めすることができる。
ここで、ステータホルダのフランジ部の各位置決め孔および各折り曲げ部の形成は、部品加工工程で工作機械を用いた打ち抜き加工により行う。各折り曲げ部の折り曲げ加工は、加工操作力が小さくて済むため、ステータ組立工程内で簡易な治具を用いて人手により行うことができる。したがって、ステータコアとステータホルダとを一体化成形したのちに折り曲げ部の折り曲げ位置を調整して中心位置を規定することができ、一体化成形時に変形が生じてもその影響をキャンセルできるのでステータの位置決め精度が高い。また、従来の一般的な位置決め孔に折り曲げ部を追加しただけの簡易な構造であり、部品加工や組立の作業は容易である。加えて、一体化成形後に部品加工工程に戻して工作機械により位置決め孔を打ち抜き加工する煩雑さがなく、作業は効率的である。
請求項2に係る発明では、少なくとも3個の折り曲げ部は、位置決め孔の周縁から中心に向かって延在するとともに長さ方向にしたがいその幅が徐々に拡がっている。これにより、折り曲げ部を任意の折り曲げ位置でフランジ部に対して折り曲げたときの弾性戻り量(スプリングバック)の影響が低減されるため、ステータの位置決め精度が高い。詳述すると、折り曲げ部を任意の折り曲げ位置で折り曲げるように塑性加工しても、弾性の影響を受けて実際の折り曲げ角度はわずかに減少し、折り曲げ部の先端は折り曲げ位置よりも孔径方向内向きに弾性戻り量だけ変位する。このとき、折り曲げ角度が減少する戻り角は、折り曲げ部の幅が広くなるほど顕著になる。このため、位置決め孔の内側に近い折り曲げ部の先端付近で折り曲げると、幅が広いので戻り角は大きくかつ折り曲げ長は小さくなる。また、周縁に近い折り曲げ部の根元付近で折り曲げると、幅が狭いので戻り角は小さくかつ折り曲げ長は大きくなる。したがって、折り曲げ長と戻り角で決まる弾性戻り量は、折り曲げ位置に関わらず略一定となる。このことは、弾性戻り量だけ変位した折り曲げ部の先端で規定される中心位置が折り曲げ位置で規定される中心位置に略一致し、弾性戻り量の影響をキャンセルしてステータの位置決め精度を高くできることを意味する。
請求項3に係る発明では、少なくとも3個の折り曲げ部は、位置決め孔の周縁から同じ回転方向に傾斜して延在するとともに長さ方向によらず一定幅になっている。これにより、折り曲げ部を任意の折り曲げ位置でフランジ部に対して折り曲げたときの弾性戻り量の影響を受けなくなり、ステータの位置決め精度が高い。詳述すると、折り曲げ部を任意の折り曲げ位置で折り曲げるように塑性加工しても、弾性の影響を受けて実際の折り曲げ角度はわずかに減少する。しかしながら、折り曲げ部は当初位置決め孔の周縁から同じ回転方向に傾斜して延在しているので、傾斜して立設されるよう折り曲げられ、その先端は孔の中心から遠ざかる。これにより、折り曲げ部の先端は、少なくとも3個の折り曲げ部の折り曲げ位置を通る円筒面よりも外側に配置されるので、弾性戻り量の影響を受けずに中心位置を規定できる。
請求項4に係る発明では、ステータホルダが有する固定部は、フランジ部に円周方向に離隔して形成された複数の固定孔とされている。ステータホルダのフランジ部に、位置決め孔および折り曲げ部に加えて複数の固定孔を形成し、簡易な構造とすることができる。また、位置決め孔、折り曲げ部および固定孔を一度の打ち抜き加工で形成でき、部品加工効率が良好である。さらには、折り曲げられた折り曲げ部により規定される中心位置への位置決めピンの嵌入状況を確認しながら、ステータの挿入および固定を行えるため組立効率が良好である。
請求項5に係る回転電機のステータ組み付け方法の発明では、折り曲げ工程、挿入工程、および固定工程を行うことで請求項1のステータ組み付け構造を実現でき、請求項1と同様の効果が生じる。
請求項6に係る発明では、ステータの正規組み付け位置は、ステータが含むステータコアの内周面により規定される回転軸線がケースの回転軸線に一致する位置としている。したがって、ステータコアとステータホルダとを一体化成形するときに仮に変形や歪みが生じても、ロータとの関係で最も重要なステータコアの内周面を基準として、ステータの位置決めを行うことができる。これを折り曲げ工程で実施するために、例えば、ステータコアの内周面に合わせて装着可能でかつケースの位置決めピンに対応する位置に加工ピンを有する治具を用い、加工ピンにより折り曲げ部を折り曲げ加工することができる。
第1実施形態のステータ組み付け構造を説明する図であり、(1)は正面図、(2)は(1)のA−AX−B矢視断面図である。 第1フランジ部および第1位置決め孔の形状を詳細に説明する図であり、(1)は第1フランジ部の全体正面図、(2)は第1位置決め孔が有する1個の折り曲げ部の拡大正面図である。 折り曲げ工程を説明する第1フランジ部の側面断面図であり、(1)は折り曲げ部を折り曲げる前の状態、(2)は折り曲げた後の状態を示している。 折り曲げ後の折り曲げ部を説明する正面図である。 折り曲げ部を折り曲げた後の弾性戻り量を説明する側面断面図である。 挿入工程および固定工程を説明するために、ステータの組み付け状態を示した側面断面図である。 第2実施形態のステータ組み付け構造における第1フランジ部および第1位置決め孔の形状を詳細に説明する図であり、(1)は第1フランジ部の全体正面図、(2)は第1位置決め孔および折り曲げ部の拡大正面図である。 第2実施形態において折り曲げ部を折り曲げた後の形状を説明する図であり、(1)は第1位置決め孔の正面図、(2)は側面図である。 第3実施形態のステータ組み付け構造における第1フランジ部および第1位置決め孔の形状を詳細に説明する図であり、(1)は第1フランジ部の全体正面図、(2)は第1位置決め孔および折り曲げ部の拡大正面図である。
本発明の第1実施形態の回転電機のステータ組み付け構造および組み付け方法について、図1〜図6を参考にして説明する。図1は、第1実施形態のステータ組み付け構造を説明する図であり、(1)は正面図、(2)は(1)のA−AX−B矢視断面図である。ステータ1は、インナーロータ回転磁石形の発電電動機に用いられるものである。ステータ1は、回転軸線AXを中心として概ね軸対称に構成されており、ステータホルダ2およびステータコア6を含んでいる。
ステータホルダ2は、筒状の金属製の部材である。図1(2)に示されるように、ステータホルダ2の筒部21の左側の端縁は、全周にわたり半径方向外向きに屈曲されてわずかに延びる面取り部22とされている。面取り部22の外周に連続して半径方向の3箇所に概ね等角度間隔で、半径方向外向きに延びる第1〜第3フランジ部23〜25が設けられている。第1〜第3フランジ部23〜25は、曲げ加工あるいは溶接加工により設けることができる。第1フランジ部23は、概ね等脚台形状であり、円周方向に並んで第1位置決め孔31および第1固定孔41が穿設されている。第2フランジ部24は、図1(1)に示されるように、第1フランジ部23と対称に形成され、第2位置決め孔32および第2固定孔42が穿設されている。また、第3フランジ部25は、概ね二等辺三角形状であり、第3固定孔43のみが穿設されている。
ステータコア6は、図1に破線で示されており、図の例では20個の分割コアが環状に配置されて構成されている。各分割コアは、ステータホルダ2の筒部21に面取り部22側から圧入されて一体化成形されている。回転軸線AXは、ステータホルダ2単体の軸線に概ね一致するが、圧入時の変形を考慮する必要があるため、厳密には圧入後のステータコア6の内周面により規定されるものである。
図2は、第1フランジ部23および第1位置決め孔31の形状を詳細に説明する図であり、(1)は第1フランジ部23の全体正面図、(2)は第1位置決め孔31が有する1個の折り曲げ部5の拡大正面図である。第1位置決め孔31は、孔31の中心線C1を中心として60°ピッチで回転対称に配置された6個の折り曲げ部5を有している。なお、第1位置決め孔31の中心線C1は、第1フランジ部23に直交しており、回転軸線AXに平行している。各折り曲げ部5は、第1位置決め孔31の周縁311から中心線C1に向かって延在している。図2(2)に示されるように、折り曲げ部5の幅Wは、周縁311に近い根元5R付近で幅W1と小さく、先端5T付近で幅W2と大きく、周縁311から中心線C1に向かう長さ方向にしたがいその幅Wが徐々に拡がっている。各折り曲げ部5は、ステータ1をケース8に組み付ける前に、長さ方向の任意の位置で第1フランジ部23に対して折り曲げられる。本実施形態において、折り曲げ角度は直角とされている。
第1固定孔41は、ステータ2をケース8に固定する固定部であり、後述する固定ボルト85の外径よりも大径とされている。第1位置決め孔31と各折り曲げ部5、および第1固定孔41は、第1フランジ部23に一度の打ち抜き加工を施すことで形成することができる。第2フランジ部24の第2位置決め孔32の形状は、第1位置決め孔31と同じであり、6個の折り曲げ部5を有している。第2フランジ部24の第2固定孔42、および第3フランジ部25の第3固定孔43の形状は、第1固定孔41と同じである。
次に、図1および図2に示された第1実施形態のステータ1をケース8に組み付ける第1実施形態のステータ組み付け方法について説明する。第1実施形態のステータ組み付け方法は、折り曲げ工程、挿入工程、および固定工程を有する。図3は、折り曲げ工程を説明する第1フランジ部23の側面断面図であり、(1)は折り曲げ部51、52を折り曲げる前の状態、(2)は折り曲げた後の状態を示している。また、図4は折り曲げ後の折り曲げ部5、51、52を説明する正面図である。
図3に示される折り曲げ工程では、人手により操作する治具9を用いる。図3(1)において、ステータ1に治具9が取り付けられている。治具9は、第1挟着部材91、第2挟着部材92、および加工ピン93などにより構成されている。第1挟着部材91は、ステータコア6の内周面に合わせて装着可能であり、かつ第1および第2フランジ部23、24の一方の面に当接するようになっている。第2挟着部材92は、第1および第2フランジ部23、24の他方の面に当接するように配置される。第1挟着部材91および第2挟着部材92は、協働して第1および第2フランジ部23、24を挟着し、図略の締め付け部材で締め付け固定されるようになっている。第1挟着部材91および第2挟着部材92にはそれぞれ、ケース8に立設された位置決めピン81の外径D2および配置に合わせて、加工孔911、921が穿設されている。さらに、加工孔911、921と中心線C2を共有して加工ピン93が設けられている。加工ピン93の外径D1は、ケース8に立設された位置決めピン81の外径D2よりもわずかに大きく、その先端931は鋭利な錐状となっている。加工ピン93は、第1および第2フランジ部23、24と直交する方向に移動可能であり、人手により操作できるようになっている。
図3(1)において、ステータ1のステータホルダ2の第1フランジ部23が治具9に挟着された状態が図示されており、第2フランジ部24についても同様の状態となっており、第1フランジ部23を例にして説明する。図3(1)において、ステータ1側の第1位置決め孔31の中心線C1に対して、治具9側の加工ピン93の中心線C2は位置ずれ量DZだけ変位している。変位する原因は、ステータコア6を一体化成形したときのステータホルダ2の変形にあるため、位置ずれ量DZは一定でなくステータ1ごとに個体差が生じる。
ここで、加工ピン93を図中下方から上方に操作すると、6個の折り曲げ部51、52は、加工ピン93に押圧され第2挟着部材92の加工孔921の外周面に圧接される。これにより、折り曲げ部5は第1フランジ部23に対して直角に折り曲げられ、図3(2)に示される状態となる。図中左側の折り曲げ部51では、折り曲げ位置51Bは先端51Tに近く、折り曲げ長51Lは小さくなっている。一方、図中右側の折り曲げ部52では、折り曲げ位置52Bは根元52Rに近く、折り曲げ長52Lは大きくなっている。図4は、折り曲げ部を折り曲げた後の状態を示す図3(2)を上方から見た図である。図中で、第2挟着部材92は省略され、その加工孔921の周面が破線で示されている。折り曲げられた6個の折り曲げ部5、51、52により規定された中心位置は、加工ピン93の中心線C2に一致する。換言すれば、規定された中心位置C2は、第1位置決め孔31の中心線C1からずれて、ケース8に立設された位置決めピン81の配置に合った位置となる。
次に、ステータ1から治具9を取り外すと、各折り曲げ部5に弾性戻り量(スプリングバック)が発生する。図5は、折り曲げ部5を折り曲げた後の弾性戻り量を説明する側面断面図である。治具9を用い、折り曲げ部5を直角に折り曲げるように塑性加工しても、弾性の影響を受けて実際の折り曲げ角度は直角よりもわずかに減少し(減少分を戻り角と言う)、折り曲げ部51、52の先端51T、52Tは折り曲げ位置51B、52Bよりも孔径方向内向きに弾性戻り量51Y、52Yだけ変位する。図5において、図中左側の折り曲げ部51では、折り曲げ位置51Bは先端51Tに近く、幅W2は広いので戻り角θ1は大きくなる。一方、図中右側の折り曲げ部52では、折り曲げ位置52Bは根元52Rに近く、幅W1は狭いので戻り角θ2は小さくなる。図中左右の弾性戻り量51Y、52Yはそれぞれ、折り曲げ長51L、52Lと戻り角θ1、θ2の正弦関数の積で近似される次式1および2により求められる。
図中左側の弾性戻り量51Y=折り曲げ長51L×sinθ1(式1)
図中右側の弾性戻り量52Y=折り曲げ長52L×sinθ2(式2)
ここで、折り曲げ長51L<折り曲げ長52Lであり、戻り角θ1>戻り角θ2、すなわちsinθ1>sinθ2である。したがって、式1および式2において、右辺の積の第1項と第2項の大小関係が逆転し、左右の弾性戻り量51Y、52Yは略一定となる。さらに、折り曲げ部5は長さ方向にしたがいその幅Wが徐々に拡がっていることから、弾性戻り量は折り曲げ位置に関わらず略一定となる。このことは、折り曲げ部51、52の先端51T、52Tで規定される中心位置が、折り曲げ位置51B、52Bで規定される中心位置C2に一致し、弾性戻り量51Y,52Yの影響をキャンセルしてステータ1の位置決め精度を高くできることを意味する。
さらに、第2フランジ部24の第2位置決め孔32においても、6個の折り曲げ部5に対して同様の折り曲げ加工が行われて中心位置が規定される。したがって、第1および第2位置決め孔31、32の二つの中心位置C2により、ステータ1の正規組み付け位置が規定される。
折り曲げ工程に続いて、挿入工程を実施する。図6は、挿入工程および固定工程を説明するために、ステータ1の組み付け状態を示した側面断面図である。図示されるように、ケース8は、外径D2で先端が丸く面取りされた円柱状の位置決めピン81を2個有し、その位置は第1および第2位置決め孔31、32に対応している。また、ケース8は、固定座としてのねじ孔82を3個有し、その位置は第1〜第3固定孔41〜43に対応している。挿入工程において、第1および第2位置決め孔31、32の折り曲げ部51、52により規定された各中心位置C2にケース8の各位置決めピン81が嵌入するように、ステータ1をケース8に挿入する。このとき、位置決めピン81を折り曲げ部51、52の先端51T、52Tに摺接させることで中心位置C2に嵌入できる。また、目視により嵌入状況を確認しながらステータ1の挿入を行えるため、挿入作業効率が良好である。
最後の固定工程では、各中心位置C2に位置決めピン81が嵌入した状態で、ステータホルダ2の各固定孔41〜43をケース8のねじ孔82に固定する。固定には、固定ねじ85を用い、ワッシャ86を介して固定孔41〜43を貫通させたのちねじ孔82に螺合固定する。このとき、中心位置C2への位置決めピン81の嵌入状況を目視により確認しながら、固定ねじ85の締め付け作業を行えるため、固定作業効率が良好である。
第1実施形態のステータ組み付け構造および組み付け方法では、ステータホルダ2の第1および2フランジ部23、24の第1および第2位置決め孔31、32および各折り曲げ部5の形成は、部品加工工程で工作機械を用いた打ち抜き加工により行う。各折り曲げ部5、51、52の折り曲げ加工は、加工操作力が小さくて済むため、ステータ1の組立工程内で簡易な治具9を用いて人手により行うことができる。したがって、ステータコア6とステータホルダ2とを圧入により一体化成形したのちに折り曲げ部51、52の折り曲げ位置51B、52Bを調整して中心位置C2を規定することができ、一体化成形時に変形が生じてもその影響をキャンセルできるのでステータ1の位置決め精度が高い。また、第1および第2位置決め孔31、32に折り曲げ部5、51、52を追加しただけの簡易な構造であり、部品加工や組立の作業は容易である。加えて、一体化成形後に部品加工工程に戻して工作機械により第1および第2位置決め孔31、32を打ち抜き加工する煩雑さがなく、作業は効率的である。
次に、折り曲げ部の形状が異なる第2実施形態のステータ組み付け構造について、図7および図8を参考にして説明する。第2実施形態において、折り曲げ部以外の構造は第1実施形態と同様であり、説明は省略する。図7は、第2実施形態のステータ組み付け構造における第1フランジ部27および第1位置決め孔37の形状を詳細に説明する図であり、(1)は第1フランジ部27の全体正面図、(2)は第1位置決め孔37および折り曲げ部57の拡大正面図である。
図示されるように第1位置決め孔37は、孔37の周縁371から同じ回転方向に傾斜して延在する10個の折り曲げ部57を有している。なお、第1位置決め孔37の中心線C1は、第1フランジ部27に直交しており、回転軸線AXに平行している。各折り曲げ部57は、第1位置決め孔37の周縁371から図中時計回りに傾斜して延在している。図7(2)に示されるように、折り曲げ部57の幅W7は、周縁371に近い根元57R付近から先端57T付近まで長さ方向によらず一定幅W7である。
第2実施形態において、折り曲げ部57の折り曲げ加工を行うと、図8に示される状態となる。図8は、第2実施形態において折り曲げ部57を折り曲げた後の形状を説明する図であり、(1)は第1位置決め孔37の正面図、(2)は側面図である。図を見やすくするため、図中には3個の折り曲げ部57のみを示したが、実際には10個の折り曲げ部57は同様に折り曲げ加工される。図8において、折り曲げ部57は当初位置決め孔37の周縁371から図中時計回りに傾斜して延在しているため、傾斜して立設されるよう折り曲げられ、その先端57Tは孔37の中心線C1から遠ざかる。これにより、折り曲げ部57の先端57Tは、折り曲げ位置57Bを通る円筒面よりも外側に配置されるので、弾性戻り量の影響を受けずに中心位置C2を規定する。したがって、ステータ1の位置決め精度が高い。
次に、折り曲げ部の形状が第1および第2実施形態と異なる第3実施形態のステータ組み付け構造について、図9を参考にして説明する。第3実施形態において、折り曲げ部以外の構造は第1実施形態と同様であり、説明は省略する。図9は、第3実施形態のステータ組み付け構造における第1フランジ部28および第1位置決め孔38の形状を詳細に説明する図であり、(1)は第1フランジ部28の全体正面図、(2)は第1位置決め孔38および折り曲げ部58の拡大正面図である。
図示されるように、第1位置決め孔38は、孔38の中心線C1を回転中心として60°ピッチで回転対称に配置された6個の折り曲げ部58を有している。折り曲げ部58の幅W8は、周縁381に近い根元58R付近で大きく、先端58T付近で小さく、長さ方向にしたがいその幅W8が徐々に狭まっている。
第3実施形態においても、折り曲げ部58の折り曲げ加工により、ステータ1の位置決めを行うことができる。
なお、各位置決め孔が有する折り曲げ部の個数は、第1および第3実施形態で6個、第2実施形態で10個としたが、これらに限定されず、中心位置を規定するために3個以上とすればよい。また、折り曲げ部の形状も実施形態に限定されない。第1〜第3フランジ部23〜25、27、28は、ステータホルダ2の端縁の全周にわたる全周フランジとしてもよく、固定孔41〜43、ねじ孔82、および固定ボルト85の組み合わせも自由に設計できる。本発明は、その他さまざまな応用が可能である。
1:ステータ
2:ステータホルダ
21:筒部 22:面取り部 23〜25:第1〜第3フランジ部
27:第1フランジ部 28:第1フランジ部
31、32:第1、第2位置決め孔
37:第1位置決め孔 38:第1位置決め孔
41〜43:第1〜第3固定孔(固定部)
5、51、52折り曲げ部
5R、51R、52R:根元 5T、51T、52T:先端
51B、52B:折り曲げ位置 51Y、52Y:弾性戻り量
57:折り曲げ部 57R:根元 57T:先端 57B:折り曲げ位置
58:折り曲げ部 58R:根元 58T:先端
6:ステータコア
8:ケース
81:位置決めピン 82:ねじ孔(固定座) 85:固定ボルト
9:治具
91:第1挟着部材 92:第2挟着部材 93:加工ピン
AX:回転軸線
C1:第1位置決め孔の中心線 C2:中心位置(=加工孔および加工ピンの中心線)
D1:加工ピンの外径 D2:位置決めピンの外径
W、W1、W2、W7、W8:折り曲げ部の幅
θ1、θ2:戻り角

Claims (6)

  1. 筒状のステータホルダおよび該ステータホルダの内周面に保持されたステータコアを含むステータをケースに組み付ける回転電機のステータ組み付け構造であって、
    前記ステータホルダは、筒状の一方の端縁から半径方向外向きに延びるとともに円周方向に離隔して複数の位置決め孔をもつフランジ部と、前記ステータを前記ケースに固定可能な固定部とを有し、
    前記ケースは、前記ステータホルダの前記フランジ部の前記位置決め孔の孔径よりも小さい外径で各前記位置決め孔に嵌入可能な位置決めピンと、前記ステータホルダの前記固定部を固定する固定座とを有し、
    前記ステータホルダの前記フランジ部の各前記位置決め孔は、該位置決め孔の周縁から内側に向かって延在する少なくとも3個の折り曲げ部を有し、各該折り曲げ部が周縁から内側に向かう長さ方向の任意の位置で前記フランジ部に対して折り曲げられて形成されている、
    ことを特徴とする回転電機のステータ組み付け構造。
  2. 請求項1において、前記少なくとも3個の折り曲げ部は、前記位置決め孔の周縁から中心に向かって延在するとともに前記長さ方向にしたがいその幅が徐々に拡がっていることを特徴とする回転電機のステータ組み付け構造。
  3. 請求項1において、前記少なくとも3個の折り曲げ部は、前記位置決め孔の周縁から同じ回転方向に傾斜して延在するとともに前記長さ方向によらず一定幅であることを特徴とする回転電機のステータ組み付け構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、前記ステータホルダが有する前記固定部は、前記フランジ部に円周方向に離隔して形成された複数の固定孔であることを特徴とする回転電機のステータ組み付け構造。
  5. 筒状のステータホルダおよび該ステータホルダの内周面に保持されたステータコアを含むステータをケースに組み付ける回転電機のステータ組み付け方法であって、
    前記ステータホルダは、筒状の一方の端縁から半径方向外向きに延びるとともに円周方向に離隔して複数の位置決め孔をもつフランジ部と、前記ステータを前記ケースに固定可能な固定部とを有し、
    前記ケースは、前記ステータホルダの前記フランジ部の前記位置決め孔の孔径よりも小さい外径で各前記位置決め孔に嵌入可能な位置決めピンと、前記ステータホルダの前記固定部を固定する固定座とを有し、
    前記ステータホルダの前記フランジ部の各前記位置決め孔に、該位置決め孔の周縁から内側に向かって延在するとともに周縁から内側に向かう長さ方向の任意の位置で折り曲げ可能な少なくとも3個の折り曲げ部を配置し、
    前記ケースの各前記位置決めピンの外径および配置に合わせ、前記ステータの正規組み付け位置を規定するように前記ステータホルダの前記フランジ部の前記少なくとも3個の折り曲げ部を前記長さ方向の途中の位置で前記フランジ部に対して折り曲げる折り曲げ工程と、
    折り曲げられた少なくとも3個の折り曲げ部により規定された各中心位置に前記ケースの各前記位置決めピンが嵌入するように、前記ステータを前記ケースに挿入する挿入工程と、
    各前記中心位置に各前記位置決めピンが嵌入した状態で、前記ステータホルダの前記固定部を前記ケースの前記固定座に固定する固定工程と、
    を有することを特徴とする回転電機のステータ組み付け方法。
  6. 請求項5において、前記折り曲げ工程で、前記ステータの前記正規組み付け位置は、前記ステータが含む前記ステータコアの内周面により規定される回転軸線が前記ケースの回転軸線に一致する位置であることを特徴とする回転電機のステータ組み付け方法。
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