JP2011180175A - スペーサ散布装置、スペーサ散布方法及び液晶パネルの製造方法 - Google Patents

スペーサ散布装置、スペーサ散布方法及び液晶パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂製基板にスペーサをムラなく配置する。
【解決手段】制御部18は、フィルム基板20を搬送させるときは、押さえ機構部14a,14bに指示して押さえ15a,15bを上昇させてフィルム基板20から離し、フィルム基板20の搬送を可能にする。そして、散布対象の電極パターン21aが所定の位置に到達し、スペーサ30を散布するときは、押さえ機構部14a,14bに指示して押さえ15a,15bを下降させてフィルム基板20の上に配置し、フィルム基板20の動きを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に形成された電極パターンにスペーサを散布するスペーサ散布装置、スペーサ散布方法及びこのスペーサ散布装置を用いた液晶パネルの製造方法に関する。
液晶パネルの製造では、液晶パネル間の間隔を保持するため、スペーサと呼ばれる金属微粒子、合成樹脂微粒子、無機微粒子等を基板に形成された電極パターン上に配置するスペーサ散布工程がある。スペーサの散布方法のひとつに圧縮空気とともにスペーサを基板に吹き付けるスペーサ散布方法がある。このスペーサ散布工程では、品質上の観点から、基板上にスペーサを均一に配置させる必要があり、スペーサを均一に散布するための様々な方法が提案されている。
図7は、従来のスペーサ散布工程に用いられるスペーサ散布装置の一例を示した図である。スペーサ散布装置は、密閉またはそれに近い状態となる容器90aの上端部にスペーサ91を散布するノズル90bが設けられ、ノズル90bの下には、スペーサ散布対象の基板92を吸着保持するテーブル90cが配置されている。スペーサ散布工程が開始されると、基板92は、搬送装置によって容器90a内に搬送され、テーブル90c上に配置される。続いて、圧縮空気とともに配管90dを通って搬送されたスペーサ91がノズル90bから基板92に向けて散布される。スペーサ91は、圧縮空気等によって配管90d内を搬送されるとき、正または負に帯電している。各スペーサ91は、同極性に帯電するので、互いに反発し合い、比較的均一に散布される。このとき、スペーサ91を散布する基板92の電極の電位が一様であれば、基板92上にスペーサ91を均一に散布することができる。しかし、表面に電極がある基板にスペーサを散布する場合、電極間に電位差が生じていると電極間でスペーサの散布状態が異なってしまう。そこで、基板上に形成された複数の電極にスペーサの帯電極性と同極性の電圧を印加し、スペーサに働く斥力を利用してスペーサを散布する方法が提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2を参照)。
特開2002−258316号公報 国際公開第00/31580号
近年、液晶パネルにも軽量化、薄型化が求められており、ガラス基板を用いた液晶パネルに代わって、樹脂製基板を用いた液晶パネルの普及が進んでいる。しかし、従来のスペーサ散布装置はガラス基板を前提としており、樹脂製基板にそのまま適用したのでは、スペーサを均一に散布することが難しいという問題点がある。
例えば、樹脂製基板(特にフィルム基板)は、一般にガラス基板に比べて帯電しやすく、剛性も低いことから、図7の例では、テーブル90cとの間の摩擦が発生しやすく、摩擦によって発生する静電気によってスペーサ91を均一に配置させることが難しくなるという問題点がある。
また、樹脂製基板は、薄型化が可能であることや柔軟性が高いという特徴から、長尺のロール状の薄型原料基板に複数の電極パターンが連続的に形成されたものもある。このような形状の樹脂製基板を用いた液晶パネルの製造工程では、ローラに巻き取られている処理前の樹脂製基板を順に繰り出してスペーサ散布装置内に搬送してスペーサ91を散布し、散布が終了した樹脂製基板を巻取り側のローラで巻き取る。このような構成では、スペーサ91を散布するときの樹脂製基板は、繰り出し側のローラと、巻取り側のローラの力のみによって位置が固定されている。なお、途中にガイドローラが設けられている場合も同様に、ガイドローラによって樹脂製基板の位置が固定されている。このため、例えば、スペーサ91とともに放出される圧縮空気の風圧によって樹脂製基板が上下方向に動かされるという問題が発生する。このとき、下に位置するテーブル90cのテーブル面と樹脂製基板が擦れて摩擦が生じ、摩擦による静電気が発生し、その静電気の影響により帯電したスペーサが樹脂製基板上に均一に散布されない恐れがある。また、樹脂製基板を搬送する際にも、樹脂製基板がテーブル90c上を通過するため、同様の問題が発生する。
このような点に鑑み、スペーサ散布時の風圧等によって周囲と擦れ、静電気が発生しやすい樹脂製基板にスペーサをムラなく配置することが可能なスペーサ散布装置、スペーサ散布方法及び液晶パネルの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、押さえ機構部と制御部とを有し、基板に形成された電極パターンにスペーサを散布するスペーサ散布装置が提供される。押さえ機構部は、複数の電極パターンが所定の間隔で連続して形成されている樹脂製基板が、スペーサ散布装置の容器内を電極パターンの連続する方向に搬送され、スペーサを散布されるとき、スペーサ散布装置の容器内における樹脂製基板の動きを抑制する押さえを有し、押さえを樹脂製基板から離しておく第1の状態と、押さえを樹脂製基板上に配置する第2の状態とを指示に従って切換える。制御部は、樹脂製基板を搬送するときは、押さえ機構部に対して第1の状態を指示して樹脂製基板の搬送を可能にする。また、樹脂製基板上の散布対象の電極パターンが所定の位置に到達し、この散布対象の電極パターンにスペーサの散布を行うときは、押さえ機構部に対して第2の状態を指示して樹脂製基板の動きを抑える。
また、上記課題を解決するために、上記と同様の処理手順を行うスペーサ散布方法及び液晶パネルの製造方法も提供される。
開示のスペーサ散布装置、スペーサ散布方法及び液晶パネルの製造方法によれば、スペーサ散布時の風圧等によって周囲と擦れ、静電気が発生しやすい樹脂製基板に対し、スペーサ散布時に押さえ機構部によって樹脂製基板の動きを抑えることによって、周囲との間の摩擦による静電気を防止することができる。そして、この静電気の発生の防止によって、樹脂製基板にスペーサをムラなく配置することが可能となる。
実施の形態のスペーサ散布装置の構成例を示した図である。 スペーサ散布システムの全体構成の一例を示した図である。 制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 スペーサ散布工程におけるスペーサ散布装置の状態を示した図である。 電極パターンに接触するショート治具領域を示した図である。 制御装置によるスペーサ散布処理の手順を示したフローチャートの一例である。 従来のスペーサ散布工程に用いられるスペーサ散布装置の一例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態のスペーサ散布装置の構成例を示した図である。
スペーサ散布装置は、独立した電極パターンがフィルム状の薄型の樹脂製基板上に連続して形成されているフィルム基板20に対し、スペーサ散布工程を行う。スペーサ散布装置は、外殻の容器11、スペーサ30を容器11内に搬送する配管12、スペーサ30を散布するノズル13、フィルム基板20を押さえる押さえ機構部14a,14b、フィルム基板20を載せるテーブル16、テーブル16を動かすモータ17及び制御部18を有する。
容器11は、スペーサ散布装置の外殻であり、スペーサ散布装置内を密閉またはそれに近い状態とすることができる。下部には、スペーサ30とともに容器11内に放出される圧縮空気を排出する排気口11aが設けられている。図1の例では、排気口11aは、フィルム基板20をスペーサ散布装置内に搬送する搬送口も兼ねている。これらは、別々に設けられていてもよい。
配管12は、容器11の上端に配置されるノズル13に接続し、圧縮空気とともにスペーサ30をノズル13に送り出す。ノズル13は、配管12を経由して流れてきたスペーサ30を圧縮空気とともに、ノズル13の下に配置される電極パターン21aに向けて散布する。
押さえ機構部14a,14bは、それぞれ、フィルム基板20が搬送される搬送口を兼ねる排気口11aの近傍の容器11側面に配置される。容器11の内側に設置された押さえ機構部14a,14bは、それぞれ指示に従って稼動する押さえ15a,15bを有する。この押さえ15a,15bは、フィルム基板20上に配置された状態では、排気口11aを塞ぎ、容器11内を密閉または密閉に近い状態にすることができる形状を有する。また、図1の例の押さえ15a,15bは、押さえ機構部14a,14b本体との接続点(回転軸)を中心として回転することができる。押さえ15a,15bをフィルム基板20から離れる方向を上方向(図1では、押さえ15aは反時計回り、押さえ15bは時計回り)、フィルム基板20の上に配置する方向を下方向(図1では、押さえ15aは時計回り、押さえ15bは反時計回り)と呼ぶ。また、押さえ15a,15bを上方向に回転させ、フィルム基板20から離しておく状態を第1の状態または開放状態と呼ぶ。第1の状態(開放状態)では、押さえ15a,15bは、フィルム基板20から離れ、排気口11aが開放された状態になる。フィルム基板20の搬送方向への移動も自由に行うことができる。一方、押さえ15a,15bを下方向(フィルム基板20に近づく方向)に回転させ、フィルム基板20の上に配置し、フィルム基板を押下している状態を第2の状態または動き抑止状態と呼ぶ。第2の状態(動き抑止状態)では、押さえ15a,15bは、フィルム基板20上に配置され、フィルム基板20の動きを抑制する。図1の例では、フィルム基板20の下側に配置されるテーブル16のフィルム基板20と対向するテーブル面と、押さえ15a,15bとによってフィルム基板20を挟み、テーブル面上のフィルム基板20の動きを抑える。これにより、スペーサ散布時にフィルム基板20とテーブル面とが擦れて発生する静電気を防止することができる。なお、第1の状態(開放状態)及び第2の状態(動き抑止状態)の切換えは、制御部18の指示によって実行する。また、図1の例では、押さえ15a,15bは、上方向または下方向に回転するとしたが、垂直方向に上昇または下降するとしてもよい。
テーブル16は、容器11の下部に配置され、フィルム基板20を下側から支えるテーブル面を有する。また、モータ17の発生する駆動力によってテーブル面の位置を上下に動かす上下動作機構を有する。上下動作機構は、一般的に知られている機構を適宜用いる。例えば、モータ17との接続部分を中心として、テーブル16全体を上下方向にスライドさせるスライド機構を備える。
制御部18は、押さえ機構部14a,14b及びモータ17に接続し、スペーサ散布工程の処理手順に従って押さえ機構部14a,14b及びモータ17に動作指示を与える。ここでは、フィルム基板20が搬送され、散布対象の電極パターン21aがノズル13の下の所定の位置に到達し、スペーサ30の散布を行うときには搬送を停止させ、テーブル16に対して上昇を指示し、押さえ機構部14a,14bに対して動き抑止状態を指示し、テーブル16を上方向、押さえ15a,15bを下方向に動作させる。これにより、フィルム基板20は、下側はテーブル16、上側は押さえ15a,15bに挟まれ、スペーサ30を散布する間、その動きが抑え込まれる。フィルム基板20を搬送方向に搬送するときは、テーブル16に対して下降を指示し、押さえ機構部14a,14bに対して開放状態を指示し、テーブル16を下方向、押さえ15a,15bを上方向に動作させる。これにより、フィルム基板20の上方向及び下方向に空間が発生し、フィルム基板20は、搬送方向への移動ができるようになる。
フィルム基板20は、ロール状の原料フィルム基板に形成された電極パターン21a,21b,21cを有する樹脂製基板である。原料フィルム基板としては、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)、PEN(Polyethylene Naphthalate)等がある。原料フィルム基板にITO(Indium Tin Oxide;透明電極膜)を蒸着して所定のパターニングを行ってから成る電極パターン21a,21b,21cが形成されている。電極パターン21a,21b,21cは、フィルム基板20の一方の面に、所定の間隔を空けて連続的に配置されている。ここでは、搬送方向に対し、一列に電極パターン21a,21b,21cが配置されているとする。また、以下の説明で、特に電極パターン21a,21b,21cを特定する必要がないときは、電極パターン21と表記する。
このような構成のスペーサ散布装置の動作及びスペーサ散布方法について説明する。
図1に示したフィルム基板20の上面には、一定の間隔で電極パターン21a,21b,21cが形成されている。フィルム基板20は、搬送方向(図1では左から右)へ順次搬送される。以下、電極パターン21aを散布対象として説明する。
今、散布対象の電極パターン21aが、ノズル13の下の所定の位置に到達して停止している状態であるとする。制御部18は、モータ17を駆動して、フィルム基板20と離れた位置(下方)にあったテーブル16に上昇を指示し、押さえ機構部14a,14bに対して動き抑止状態を指示し、押さえ15a,15bを下方向に動作させる。モータ17の駆動力によって、フィルム基板20と離れた位置(下方)にあったテーブル16は上昇し、テーブル面がフィルム基板20の直下となる位置で停止する。そして、押さえ機構部14a,14bは、それぞれの押さえ15a,15bを下方向に回転させる。そして、押さえ15a,15bは、フィルム基板20に接触する位置(フィルムを押えた状態)で停止する。これによって、フィルム基板20は、散布対象の電極パターン21aの搬送方向に前後の位置において、テーブル16と押さえ15a,15bとによって挟み込まれ、動きが抑制される。特に、押さえ15a,15bに前後が挟まれる電極パターン21aとその周囲は、テーブル16のテーブル面に固定される。また、このとき、押さえ15a,15bによって、排気口11aが塞がれる。この状態で、ノズル13からスペーサ30を散布する。電極パターン21aとその周囲は、押さえ15a,15b及びテーブル16によって動きが抑制されているため、圧縮空気が吹き付けられても動きにくく、フィルム基板20が周囲と擦れることが原因の静電気が発生しにくい。これにより、電極パターン21a上にスペーサ30を均一に配置することができる。
電極パターン21aへのスペーサ散布が終了した後、制御部18は、モータ17を駆動してテーブル16に下降を指示し、押さえ機構部14a,14bに対して開放状態を指示して押さえ15a,15bを上方向に回転させる。これによって、フィルム基板20は、散布対象の電極パターン21aを押さえていた押さえ15a,15bと、テーブル16とから開放される。また、このとき、押さえ15a,15bによって塞がれていた排気口11aも開放される。なお、周囲の電極パターン21b,21cに不要なスペーサ30が付着することを防止するため、電極パターン21aに配置されなかった容器11内のスペーサ30を排出してから、押さえ15a、15bを開放状態とすることが望ましい。こうして、フィルム基板20を挟んでいた押さえ15a,15b及びテーブル16がフィルム基板20から離れ、フィルム基板20は搬送方向に移動することが可能となる。そして、フィルム基板20を搬送方向に搬送し、散布処理が終了した電極パターン21aを容器11の外へ搬出する。このとき、容器11の中には、次の散布対象の電極パターン21cが入ってくる。この電極パターン21cがノズル13の下の所定の位置に到達したとき、フィルム基板20の搬送は停止し、電極パターン21cを散布対象として、上記と同様の手順が繰り返される。
以上の処理手順が実行されることにより、スペーサ散布時には、押さえ機構部14a,14b及びテーブル16によってフィルム基板20を挟むことによって、散布対象の電極パターン21とその周囲の動きが抑制され、静電気が防止される。このため、電極パターン21にスペーサ30を均一に散布することが可能となる。また、フィルム基板20の搬送時には、押さえ機構部14a,14b及びテーブル16をフィルム基板20から離すことによってフィルム基板20が開放され、フィルム基板20を自由に移動させることが可能となる。
なお、上記の説明では、押さえ機構部14a,14bの動作に合わせてテーブル16が上昇または下降するとしたが、テーブル16を固定し、押さえ機構部14a,14bの動作だけでフィルム基板20の動きを抑制させるようにしても、同様の効果が得られる。
次に、スペーサ散布装置を用いたスペーサ散布工程について説明する。まず、スペーサ散布工程を実行するスペーサ散布システムの全体構成について説明する。
図2は、スペーサ散布システムの全体構成の一例を示した図である。スペーサ散布システムは、図1に示したスペーサ散布装置と、フィルム巻取りローラ40a,40b、スペーサ供給装置50及び制御装置60と、を有する。
スペーサ散布装置を構成する容器11、配管12、ノズル13、押さえ機構部14a,14b、テーブル16及びモータ17は、図1に示した符号の同じ構成要素と同様である。図1に示した制御部18は、図2の構成では制御装置60に組み込まれている。
フィルム巻取りローラ40aには、スペーサ散布工程を行う前のフィルム基板20が巻き取られている。フィルム巻取りローラ40bには、スペーサ散布処理が施されたフィルム基板20が巻き取られる。フィルム巻取りローラ40a,40bは、制御装置60の指示に従って、間欠動作し、フィルム基板20をフィルム巻取りローラ40aからフィルム巻取りローラ40bに向かって搬送する。このときのフィルム基板20が進む方向を搬送方向とする。
スペーサ供給装置50は、制御装置60からの指示に従って、スペーサ30を圧縮空気(Airまたは窒素(N2))とともに配管12へ放出する。スペーサ30は、配管12を通過するときに、一様に、正(+)または負(−)に帯電する。以下、正(+)に帯電するとして説明する。
制御装置60は、制御部18と同様の機能を有するとともに、フィルム巻取りローラ40a,40b及びスペーサ供給装置50を制御し、スペーサ散布工程全体を管理する。
ここで、制御装置60のハードウェア構成について説明する。図3は、制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
制御装置60は、CPU(Central Processing Unit)601によって装置全体が制御されている。CPU601には、バス607を介してRAM(Random Access Memory)602、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)603、グラフィック処理装置604、入力インタフェース605、及び通信インタフェース606が接続されている。
RAM602には、CPU601に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM602には、CPU601による処理に必要な各種データが格納される。HDD603には、OSやアプリケーションのプログラムが格納される。グラフィック処理装置604には、モニタ608が接続されており、CPU601からの命令に従って画像をモニタ608の画面に表示させる。入力インタフェース605には、キーボード609aやマウス609bが接続されており、キーボード609aやマウス609bから送られてくる信号を、バス607を介してCPU601に送信する。通信インタフェース606は、通信路を介して押さえ機構部14a,14b、モータ17、フィルム巻取りローラ40a,40b及びスペーサ供給装置50等と接続しており、CPU601から受け取った動作指示を送信する。また、各部からの応答を受信し、バス607を介してCPU601に送信する。
このようなハードウェア構成によって、制御装置60の処理機能を実現することができる。
次に、スペーサ散布工程について説明する。図4は、スペーサ散布工程におけるスペーサ散布装置の状態を示した図である。(A)は、フィルム基板搬送時の状態を示しており、(B)は、スペーサ散布時の状態を示している。
(A)フィルム基板搬送時には、制御装置60の指示に従って、フィルム基板20の下側のテーブル16は下降し、押さえ機構部14a,14bの押さえ15a,15bは上方向に移動している。また、排気口11aも開放されている。この状態のとき、フィルム基板20は搬送方向に移動することが可能となる。制御装置60は、フィルム巻取りローラ40a,40bを動作させ、次の対象の電極パターン21cがノズル13下の所定の位置に到達するまで、フィルム基板20を移動させる。
(B)スペーサ散布時には、制御装置60の指示に従って、フィルム基板20の下側のテーブル16は、フィルム基板20直下まで上昇し、押さえ機構部14a,14bの押さえ15a,15bはフィルム基板20上まで下降している。また、排気口11aは、押さえ15a,15bによって塞がれている。この状態では、フィルム基板20は、散布対象の電極パターン21cの前後が、テーブル16の表面と押さえ15a,15bとによって挟まれている。このため、フィルム基板20の動きは抑制され、スペーサ30の均一な散布の妨げとなるテーブル面とフィルム基板20との擦れによる静電気を防止することができる。また、排気口11aが塞がれているため、電極パターン21aに付着しなかったスペーサ30が圧縮空気とともに排気口11aから排出される恐れがない。これにより、電極パターン21cの前後の電極パターン21a,21dに排気口11aから圧縮空気とともに排気されるスペーサ30が散布されることを防止することができる。
ところで、上記の構成では、スペーサ散布時にフィルム基板20を押さえ機構部14a,14bとテーブル16とで挟み、フィルム基板20の動きを抑えることにより、静電気を防止するとした。これに加え、パターン間の帯電状態を均一化することによって、より一層ムラのないスペーサ散布が可能となる。図4(B)スペーサ散布時に示したように、スペーサ散布時には、押さえ15a,15bは、散布対象の電極パターン21aの周囲のフィルム基板20と接触する。そこで、押さえ15a,15bが下方向に動作してフィルム基板20と接触したとき、散布対象の電極パターン21をショートさせるショート治具を設ける。例えば、押さえ15a,15bのフィルム基板20と接触する接触面に、電極パターン21に電気的に接続し、電極パターン21をショートさせるパターンを形成しておく。
図5は、電極パターンに接触するショート治具領域を示した図である。電極パターン21は、フィルム基板20に形成される電極パターンの一例を示している。ショート治具領域151a,151bは、押さえ15a,15bがフィルム基板20上に配置されたとき、フィルム基板20と重なる領域を示している。ショート治具領域151a,151bは、電極パターン21の端部と重なっており、押さえ15a,15bがフィルム基板20を押さえるとき、ショート治具に形成されたパターンと電気的に接続する。なお、電極パターン21側の、ショート治具領域151a,151bと重なる領域には、例えば、機能電極と接続し、機能電極を同電位にすることができるダミー電極を用意しておく。これにより、電極パターン21の全パターンをショートさせることができ、パターン間の帯電状態を均一化させることができる。また、パターン間の帯電状態を均一化したことにより、電極パターン21に配置されるスペーサ30の配置をより均一化することができる。
次に、制御装置60によるスペーサ散布工程の実行手順について説明する。図6は、制御装置によるスペーサ散布処理の手順を示したフローチャートの一例である。
電極パターンが連続して形成されたフィルム基板20がフィルム巻取りローラ40a,40bにセットされ、スペーサ散布工程が開始される。
[ステップS01] 制御装置60は、フィルム巻取りローラ40a,40bを起動し、搬送方向にフィルム基板20を移動させる。そして、スペーサ散布処理の対象の電極パターン21が形成された部分がノズル13の下の所定の位置に到達するまで、フィルム基板20を移動させるよう、フィルム巻取りローラ40a,40bに指示する。フィルム巻取りローラ40a,40bの動作によって、フィルム基板20が搬送され、散布対象の電極パターン21が、ノズル13の下に到達する。このとき、同時に、スペーサ散布工程が終了した電極パターン21が容器11の外に搬送される。
[ステップS02] 制御装置60は、スペーサ30の散布対象の電極パターン21の有無を調べる。電極パターン21の有無を直接確かめるとしてもよいし、予め対象の電極パターン21の個数を登録しておき、これを散布終了ごとに減算して最後の電極パターン21を検出するとしてもよい。散布対象の電極パターン21があるときは、処理をステップS03に進める。散布対象の電極パターン21がないときは、スペーサ散布工程を終了する。
[ステップS03] 制御装置60は、散布対象の電極パターン21があるときは、フィルム巻取りローラ40a,40bを停止させ、スペーサ散布工程を開始する。モータ17を駆動するとともにテーブル16に上昇を指示し、フィルム基板20直下の所定の位置までテーブル16のテーブル面を移動させ、停止させる。これにより、フィルム基板20の下側の位置が固定される。
[ステップS04] 制御装置60は、押さえ機構部14a,14bに動き抑止状態を指示し、それぞれの押さえ15a,15bを下方向に回転させる。押さえ15a,15bはフィルム基板20を押さえた状態で停止し、フィルム基板20の上側の位置が固定される。また、容器11の排気口11aが塞がる。
[ステップS05] 制御装置60は、テーブル16と押さえ機構部14a,14bとによってフィルム基板20の動きが抑え込まれた状態で、スペーサ供給装置50及びノズル13を制御し、ノズル30から圧縮空気とともにスペーサ30を散布する。なお、スペーサ散布終了時点では、容器11内には、散布対象の電極パターン21に配置されなかったスペーサ30が存在する。排気口11aを開いたときに、このスペーサ30が前後の電極パターン21に付着しないように、容器11内に残っているスペーサ30を排出する。
[ステップS06] ステップS05によるスペーサ散布処理が終了後、制御装置60は、押さえ機構部14a,14bに開放状態を指示し、それぞれの押さえ15a,15bを上方向に回転させる。これにより、フィルム基板20の上側の位置の固定が解除される。また、容器11の排気口11aが開く。
[ステップS07] 制御装置60は、モータ17に指示し、テーブル16を下降させる。これにより、フィルム基板20の下側の位置の固定が解除され、フィルム基板20の搬送が可能になる。そこでステップS01に戻って、フィルム基板20の搬送からの処理を実行する。
なお、上記の処理手順は、コンピュータに実行させることができる。その場合、制御装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理手順がコンピュータによって実行される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
11 容器
11a 排気口(搬送口)
12 配管
13 ノズル
14a,14b 押さえ機構部
15a,15b 押さえ
16 テーブル
17 モータ
18 制御部
20 フィルム基板
21a,21b,21c 電極パターン
30 スペーサ

Claims (6)

  1. 基板に形成された電極パターンにスペーサを散布するスペーサ散布装置において、
    複数の電極パターンが所定の間隔で連続して形成されている樹脂製基板が、前記スペーサ散布装置の容器内を前記電極パターンの連続する方向に搬送され、前記スペーサを散布されるとき、前記スペーサ散布装置の容器内における前記樹脂製基板の動きを抑制する押さえを有し、前記押さえを前記樹脂製基板から離しておく第1の状態と、前記押さえを前記樹脂製基板上に配置する第2の状態とを指示に従って切換える押さえ機構部と、
    前記樹脂製基板を搬送するときは、前記押さえ機構部に対して前記第1の状態を指示して前記樹脂製基板の搬送を可能にし、前記樹脂製基板上の散布対象の電極パターンが所定の位置に到達し、該散布対象の電極パターンに前記スペーサの散布を行うときは、前記押さえ機構部に対して前記第2の状態を指示して前記樹脂製基板の動きを抑える制御部と、
    を有することを特徴とするスペーサ散布装置。
  2. 前記押さえ機構部は、前記第2の状態のときに、前記スペーサの散布時に前記スペーサとともに放出される空気を排出する前記容器の排気口を塞ぐ形状を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のスペーサ散布装置。
  3. 前記押さえ機構部は、前記第2の状態のときに前記散布対象の電極パターンの一部と接触する接触面に前記散布対象の電極パターンと電気的に接続し、該散布対象の電極パターンをショートさせるショート治具を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のスペーサ散布装置。
  4. 前記スペーサ散布装置は、前記スペーサ散布装置の容器内の下方に配置され、前記スペーサ散布装置内の前記樹脂製基板を下側から保持するとともに、指示に従って上昇または下降する上下動作機構部を備えたテーブルを有し、
    前記制御部は、前記押さえ機構部に前記第1の状態を指示するときは、前記テーブルに対して下降指示を行って前記樹脂製基板に対向するテーブル面を前記樹脂製基板から離し、前記押さえ機構部に前記第2の状態を指示するときは、前記テーブルに対して上昇指示を行って、前記樹脂製基板を前記テーブル面で保持させる、
    ことを特徴とする請求項1記載のスペーサ散布装置。
  5. 基板に形成された電極パターンにスペーサを散布するスペーサ散布方法において、
    複数の独立する電極パターンが所定の間隔で連続して形成されている樹脂製基板が、スペーサ散布装置の容器内を前記電極パターンの連続する方向に搬送され、前記スペーサを散布されるとき、前記スペーサ散布装置の容器内における前記樹脂製基板の動きを抑制する押さえを有し、前記押さえを前記樹脂製基板から離しておく第1の状態と、前記押さえを前記樹脂製基板上に配置する第2の状態とを指示に従って切換える押さえ機構部に対し、
    制御部が、前記樹脂製基板を搬送するときは、前記押さえ機構部に対して前記第1の状態を指示して前記樹脂製基板の搬送を可能にし、
    前記制御部が、前記樹脂製基板上の散布対象の電極パターンが所定の位置に配置されたときは、前記押さえ機構部に対して前記第2の状態を指示して前記樹脂製基板の動きを抑える、
    ことを特徴とするスペーサ散布方法。
  6. 基板に形成された電極パターンにスペーサを散布する工程を有する液晶パネルの製造方法において、
    複数の独立する電極パターンが所定の間隔で連続して形成されている樹脂製基板が、スペーサ散布装置の容器内を前記電極パターンの連続する方向に搬送され、前記スペーサを散布されるとき、前記スペーサ散布装置の容器内における前記樹脂製基板の動きを抑制する押さえを有し、前記押さえを前記樹脂製基板から離しておく第1の状態と、前記押さえを前記樹脂製基板上に配置する第2の状態とを指示に従って切換える押さえ機構部に対し、
    制御部が、前記樹脂製基板を搬送するときは、前記押さえ機構部に対して前記第1の状態を指示して前記樹脂製基板の搬送を可能にし、
    前記制御部が、前記樹脂製基板上の散布対象の電極パターンが所定の位置に配置されたときは、前記押さえ機構部に対して前記第2の状態を指示して前記樹脂製基板の動きを抑える、
    ことを特徴とする液晶パネルの製造方法。
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