JP2011177465A - 調理用シート - Google Patents

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渉 竹之内
Akira Matsumoto
章 松本
Kiyoshi Ikeda
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【課題】調理中の煮汁の対流に優れるとともに、灰汁の捕集効率が高く、さらに取り扱い性に優れる調理用シートを提供する。
【解決手段】単糸繊度が2〜30dtex、繊維長が2〜10mmの熱接着性合成繊維を主成分とし、目付けが20〜100g/m、厚さが0.4〜4mmであるエアレイド不織布からなり、片面に複数の陥没部を有し、陥没部と非陥没部の繊維密度の比が1/0.8〜1.2であり、陥没部と非陥没部の目付けの比が1/1.2〜20であり、陥没部と非陥没部の表面積の比が1/0.8〜12である、立体模様を有する不織布シートからなり、灰汁取り捕捉量が50g/m以上である、調理用シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、煮物の調理時に使用する灰汁取り用の調理用シート、さらに詳しくは、調理の際に、煮汁の表面に浮上してくる灰汁や油分などを吸着する調理用シートに関するものである。
煮物やスープのように、材料をだし汁や水で煮込む料理では、煮汁の上面に灰汁が浮き、これが材料の味、舌ざわり、外観などを著しく阻害している。また、調理中に灰汁と同時に生じる過剰な油についても、食味上や健康上から敬遠される傾向にある。
このように、調理中に生じる灰汁や過剰な油を除去するための灰汁取り用の調理用シートが多々提案されている。
例えば、特許文献1(特開2008−104755号公報)には、「楕円形の不織布からなる調理用灰汁取りシートで、該不織布には、本体部と本体部の外周側に向けて突出する浮動部とが設けられ、該不織布の剛軟度が1〜20mN・cm、該不織布の少なくとも一部が疎水性繊維から構成され、該不織布の外周から中心部に向けて複数の切り込みが、および/またはその中心部に2本以上の交差する切込み部を備えた調理用灰汁取りシート」が提案されている。
また、特許文献2(特許第3269810号公報)には、「楕円形または略方形に形成された親油性繊維を有する不織布シートと、この不織布シートの上面から下面に貫通して形成された複数の弁形成部と、この弁形成部により形成された弁とを備えた煮物調理用シート」が提案されている。
さらに、特許文献3(実用新案登録第2581656号公報)には、「鍋内の煮物の上に敷くポリプロピレンまたはポリエチレンの親油性繊維よりなる不織布シートで、該不織布シートに1ないし複数の孔を形成した煮物調理用の灰汁取り材」も提案されている。
しかしながら、これらの灰汁取りシートは、切り込み、弁、あるいは孔を、わざわざ、該灰汁取りシートを構成する不織布に形成させる必要があり、コスト高になるばかりか、煮汁の対流、灰汁の捕集、取り扱い性などの面において、未だに不充分な面もある。
特開2008−104755号公報 特許第3269810号公報 実用新案登録第2581656号公報
本発明は、このような従来の問題を克服するためになされたものであり、特定の立体模様を有する不織布シートが、調理中の煮汁の対流に優れるとともに、灰汁の捕集効率が高く、さらに取り扱い性に優れることを見いだし、本発明に到達したものである。
本発明は、単糸繊度が2〜30dtex、繊維長が2〜10mmの熱接着性合成繊維を主成分とし、目付けが20〜100g/m、厚さが0.4〜4mmであるエアレイド不織布からなり、片面に複数の陥没部を有し、陥没部と非陥没部の繊維密度の比が1/0.8〜1.2であり、陥没部と非陥没部の目付けの比が1/1.2〜20であり、陥没部と非陥没部の表面積の比が1/0.8〜12である、立体模様を有する不織布シートからなり、灰汁取り捕捉量が50g/m以上である、調理用シートに関する。
本発明の調理用シートは、特定の立体模様を有する不織布シートを用いており、調理中の煮汁の対流が良好であるとともに、灰汁の捕集効率が高く、さらに取り扱い性に優れるという効果を奏する。また、本発明の調理用シートに用いられる立体模様を有する不織布シートは、シート製造工程時に、ウェブがネット上に積層される段階で、該ネット上の凸状物により陥没部が形成されるものであり、手間がかからず、コスト削減にもなる、という副次的効果もある。
本発明に用いられる立体模様を有する不織布シートの製造工程において、捕集用ネット上に堆積された繊維ウェブを示す説明図である。 本発明に用いられる立体模様を有する不織布シートの製造に用いられる捕集用ネットの平面構成図である。 本発明に用いられる立体模様を有する不織布シートの製造に用いられる他の捕集用ネットの平面構成図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明の調理用シートに用いられる不織布シートは、単糸繊度が2〜30dtex、繊維長が2〜10mmの熱接着性合成繊維を主成分とし、目付が20〜100g/m、厚さが0.4〜4mmのエアレイド不織布から構成されている。
ここで、「主成分とする」とは、熱接着性合成繊維が70重量%以上、好ましくは85重量%以上であることを指称し、30重量%以下程度、後記する他の繊維が含まれていてもよい。
ここで、本発明における熱接着性合成繊維としては、熱で溶融し相互に結合するものであればどのようなものでもよく、この繊維間結合による網目状構造で不織布自体が固定される。このような熱接着性合成繊維としては、例えばポリオレフィン類、不飽和カルボン酸類でグラフト化されたポリオレフィン類や、ポリエステル類、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
このうち、ポリオレフィン系熱接着性合成繊維としては、芯鞘型や偏芯サイドバイサイド型の複合繊維が好適である。鞘あるいは繊維外周部を構成するポリオレフィンとしては、ポリエチレンやポリプロピレンが挙げられる。芯成分あるいは繊維内層部を構成するポリマーとしては、鞘より高融点であり、加熱接着処理温度で変化しないポリマーが好ましい。このような組み合わせとして、例えば、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポリプロピレン/ポリエステルなどが挙げられる。これらのポリマーは、本発明の作用・効果を阻害しない範囲で変性されていても差し支えがない。さらに、フィブリル状繊維であっても良い。例えば、三井化学株式会社のSWPなどが挙げられる。
このような熱接着性合成繊維としては、ポリオレフィン系以外にポリエステル系も知られているが、撥水性と親油性とのバランスの点でポリオレフィン系が好適である。つまり、有機物である灰汁や、調理材料から発生する油分と親和性を有し、かつ、水には馴染み難い方が好ましい。
ここで、単糸繊度が2〜30dtexの太い繊維を使用することによって繊維間の空隙が広がり、浮上性凝固物質である灰汁の侵入を容易にすることができる。繊度が2dtex未満では、繊維間の空隙が狭まり、浮上性凝固物質である灰汁の侵入が不十分である。一方、繊度が30dtexを超えると、逆に、繊維間の空隙が広過ぎて調理用シートを調理容器(鍋など)から引き上げる時に灰汁の脱落量が増大する。単糸繊度は、好ましくは2〜20dtexである。
繊度が2〜30dtexの範囲であれば、繊度違いの異層複合構造であっても良い。その際、2〜30dtexの繊維は、少なくとも30重量%以上含有させることが望ましい。太い繊維の不織布シートは、剛直性が増し、鍋に入れたり、あるいは、引き上げる時に折れたり、シワになったりするトラブルも無く、取り扱い易いというメリットもある。上記含有量は、さらに好ましくは70〜100重量%である。
繊維長としては、上記のように、2〜10mmである。このような短い繊維で構成することにより繊維末端数が増加する。繊維末端には、凝固物質である灰汁を絡め取る作用がある。これは、丁度、棒状の箸を使用すると、ある程度、灰汁を絡め取ることが可能であるが、輪やループ状になったものでは灰汁を絡め取ることが困難であるのと同様の理屈であり、誰しも容易に理解できる事柄である。
繊維長が2mmより短い場合は、不織布を作製するのが困難となるばかりか、不織布からの繊維の離脱および脱落の可能性が生じ、実用性に欠ける。一方、繊維長が10mmを超える場合は、繊維末端数が減ることから繊維末端による灰汁絡め取り効果が十分に発揮され難い。繊維長は、好ましくは3〜7mmである。
本発明の不織布シートには、上記の熱接着性合成繊維のほかに、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ビニロンなどの合成繊維、SWPなどのフィブリル状繊維、コットン、麻などの天然繊維などの他の繊維を含んでいてもよい。この場合、不織布シートにおける熱接着性合成繊維の割合は70〜100重量%が好ましく、さらに好ましくは85〜100重量%である。70重量%未満の場合は上記の他の繊維の脱落が生じる可能性が多くなるうえ、湿潤強力も低くなる場合があり、実用上の問題を生じる。
本発明の不織布シートを形成するこれらの繊維は、熱接着されており、この繊維間結合による網目状構造で該不織布シートが固定される。
本発明に用いられる不織布シートの目付けは、20〜100g/mである。目付けが20g/m未満の低目付けの場合は、シートとしての剛性が低く、煮沸でめくれたり、取り扱い性に欠ける。また、灰汁を取る繊維量が少なければ、効果が少ない。これとは逆に、目付けが100g/mを超える高目付けの場合は、柔軟性を失い、煮物表面に沿い難く、灰汁や油取り効果が十分に発揮し難くなる。目付は、さらに好ましくは30〜60g/mである。
また、本発明に用いられる不織布シートの厚さは、0.4〜4mmである。厚さが0.4mm未満の場合は、シートとしての剛性が低くて加熱・煮沸でめくれたり、取り扱い性に欠ける。また、灰汁を取る繊維量が少なければ、効果が少ない。これとは逆に、厚さが4mmを超える場合は、柔軟性を失い、煮物表面に沿い難く、灰汁や油取り効果が十分に発揮し難くなる。厚さは、好ましく0.5〜1.7mmである。
本発明のこのような不織布シートは、エアレイド法によって製造される。エアレイド法で製造された不織布は、不織布を形成している繊維が、不織布の長手方向、幅方向および厚み方向にランダムに3次元配向されているので好ましい。
ここで、本発明に係るエアレイド法による不織布は、以下のようにして得ることができる。
すなわち、所定量の解繊された熱接着性合成繊維を主成分とする繊維を空気流に均一分散させながら搬送し、吐出部に設けた細孔から吹き出した該繊維を、下部に設置された金属またはプラスチックの繊維捕集用ネットであって、該ネット上には、局部的に合成樹脂による突起を設けた繊維捕集用ネット上に落とし、該ネット下部で空気をサクションしながら、上記繊維を該ネット上に堆積させ、必要に応じて、この操作を複数回繰り返す。
例えば、第2回以降のウェブの堆積は、同様にして、上記堆積シートの上に堆積させる。
次に、この熱接着性合成繊維が充分その接着効果を発揮する温度に全体を加熱処理して、本発明の不織布を得ることができる。接着効果を十分発揮させるには、熱接着性合成繊維の接着成分の融点より15〜40℃高い温度での加熱処理が必要である。
このように、エアレイド法で製造された不織布は、不織布の流れ方向、幅方向および厚み方向へ繊維をランダムに3次元配向させることが可能である。そして、これらが熱接着するので、層間剥離を起こすことがない。また、エアレイド法で製造した不織布は、均一性が良好なので、性能のバラツキも少なくなる。
ここで、本発明に用いられる繊維捕集用ネットとしては、図1〜2にみられるように、通常のプラスチック製、または金属製の捕集用ネット上に、一定間隔(例えば5mm)で、例えば紫外線硬化性樹脂をスクリーン印刷で印刷するか、あるいは、塗布し、次いで、紫外線を照射することにより、該樹脂を硬化させ、合成樹脂塊(例えば、φ2mm、高さ1mm)の突起を形成させる。合成樹脂塊の形成は、以上のような手段に限定されるものではなく、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂、ナイロン樹脂、熱可塑性または硬化性のポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ゴム系樹脂などを溶融状態で、または硬化剤を混合した液体状態で、直接、捕集用ネット上の所定の位置に吐出し、冷却固化、あるいは加熱硬化させたりしても良い。ポリ塩化ビニル系樹脂などのスラリー状の合成樹脂を用いることもできる。さらに、発泡剤をあらかじめ混ぜておいて発泡体として形成しても良い。
エアレイドウェブの繊維間結合を付与する熱処理において、熱接着性合成繊維の接着成分の融点よりも15〜40℃高い温度を加える必要があるので、これらの合成樹脂塊を形成する樹脂は、この温度よりも高い耐熱温度のものが必要となる。耐熱温度は、140℃以上であり、好ましくは160℃以上である。
また、合成樹脂塊の形成は、図2に示すようなほぼ球状のほか、図3に示すように、楕円状であってもよい。なお、図3に示す楕円状のものは、短径が2mm、長径が5mm、高さが1.5mmのエポキシ樹脂塊であり、各楕円状の、長手方向のピッチは3mm、幅方向のピッチは3mmである。
さらに、突起(陥没部に相当する)の大きさは、得られる不織布シートの陥没部に対応する大きさにより、適宜、設定される。本発明の不織布シートは、熱接着性合成繊維の接着成分の融点より15〜40℃高い温度でこの繊維ウェブを全体に加熱処理して得られるが、上記熱接着性合成繊維はやや熱収縮を生じることが多いので、陥没部は加熱処理によってやや小さくなる傾向がある。従って、陥没部の深さや大きさを所望のものにするには、捕集用ネット上に形成するべき樹脂塊(突起)の高さや大きさをあらかじめやや大きめに設定することが好ましい。例えば、好ましくは陥没部のサイズと樹脂塊(突起)のサイズの比は1/1.05〜1.5の範囲である。これは、使用する熱接着性合成繊維の熱特性、加熱処理の方法、条件によって異なる。
なお、合成樹脂塊などの突起の形状は、ほぼ球状や楕円状のほか、直線状、曲線状、格子状、網目状、あるいは文字や何らかのマーク、ロゴを表すものであってもよい。
このような突起を有する繊維捕集用ネットを用いて、エアレイド法により、繊維ウェブを堆積させると、例えば図1に示すように、合成樹脂塊の部分は、空気流が非透過であるので、繊維ウェブが透過性のネット側の上に流れて、堆積する繊維ウェブの上部が面一で、合成樹脂塊の突起に対応する陥没部が形成され、かつ繊維ウェブの密度としてはどの部分をとってもほぼ均一の密度を有する、平面状の繊維ウェブが得られる。
さらに、例えば、この上に、1層あるいは2層の上記したような繊維ウェブを形成すれば、二層、あるいは三層の繊維ウェブが得られる。
次に、熱接着性合成繊維の接着成分の融点より15〜40℃高い温度でこの繊維ウェブを全体に加熱処理して、本発明の不織布シートを得ることができる。
以上のようにして得られる本発明の不織布シートは、陥没部(合成樹脂塊の突起に相当する)と非陥没部(合成樹脂塊が形成されていない部分に堆積されたウェブ)の繊維密度の比が1/0.8〜1.2であり、陥没部と非陥没部の目付けの比が1/1.2〜20であり、陥没部と非陥没部の表面積の比が1/0.8〜12である。
本発明の不織布シートは、陥没部の面にあっては、繊維密度が小さく、場合によっては有孔となっており、この陥没部(有孔部)の箇所から、煮汁がシートの上面に噴き上げ、再度、煮汁の中に戻るときに、比較的繊維量が多いシート部分(すなわち、非陥没部)に接触することにより、効果的に灰汁が吸着除去される。一方、陥没部なしの面は、煮汁中の灰汁や油が上面に噴出すことなく、当該面(非陥没部)自体に吸着されるという現象も生起する。
陥没部と非陥没部の繊維密度は、上記のように、ほぼ均一なため、その密度比は1/0.8〜1.2、好ましくは1/0.9〜1.1となる。密度比をこの範囲内にするには、エアレイドシートを形成するにあたり、紡出風量とネット下部の空気サクション量を適宜適正化すれば良い。
なお、陥没部が有孔となっている場合には、陥没部と非陥没部の密度の比は零となる。
また、本発明に用いられる不織布シートは、全体の繊維密度がほぼ均一であることから、陥没部(有孔部)に相当する目付は、結果的に非陥没部に較べて小さいものとなる。その結果、陥没部と非陥没部の目付の比は、1/1.2〜20、好ましくは1/1.5〜10である。この目付の比をこの数値範囲内にするには、陥没部に相当する樹脂塊の高さ、および全体シート目付けを調整することにより達成される。陥没部と非陥没部の目付けは、それぞれ小さいポンチで打抜いて実測すれば良い。
なお、陥没部が有孔となっている場合には、陥没部と非陥没部の目付の比は零となる。
さらに、陥没部と非陥没部の表面積の比は、1/0.8〜12、好ましくは1/2〜8である。1/12未満では、陥没部により得られる性能上の特徴が得られにくく、一方、1/0.8を超えると、陥没部同士が接近しすぎてシート強力が低下し、実用的でない。
この表面積の比をこの数値範囲にするには、樹脂塊の設計を適正化すればよい。
以上の本発明に用いられる不織布シートは、例えば図1に示すように、片面(捕集用ネット側)に複数の陥没部を有し、該陥没部のサイズは、球状の直径、あるいは楕円状の短径もしくは長径が1〜8mm、好ましくは2〜6mm、高さが0.4〜4mm、好ましくは1〜2mmである。陥没部の直径(または短径もしくは直径)が1mm未満では、陥没部によって得られる効果が小さく、一方、8mmを超えると、シート強力が低下し、実用的でない。また、陥没部の深さが、0.4mm未満では、やはり陥没部によって得られる効果が小さく、一方、4mmを超えると、樹脂塊の高さが高くなりすぎるので、つぶれや破損などの問題が生じやすく、生産上の問題を生じる。
上記陥没部のサイズは、上記合成樹脂塊(突起)のサイズを変更したり、繊維ウェブの熱処理条件を変えることにより、容易に調整することができる。
なお、本発明の不織布シートは、本発明の趣旨の範囲であれば、陥没部が穴明き状であっても構わない。また、多数の陥没部が存在するゾーンがシート全面の50面積%以上であれば、シート全面に存在していなくてもよい。例えば、多数の陥没部が存在するゾーンと、全く陥没部が存在しないゾーンとがタテ、ヨコ、斜めなどの交互のストライプ状に共存してもよく、あるいは多数の陥没部が存在するゾーンが円形、角形などのパターン状であってもよい。
さらに、本発明の趣旨の範囲であれば、陥没部が一定形状でなくても構わなく、文字、あるいは何らかのパターンやロゴを表していても良い。
かくて、本発明に用いられる不織布シートは、不織布シート上に陥没部が複数形成された立体模様を有する不織布シートが得られる。
本発明に用いられる不織布シートは、立体模様を形成する陥没部を利用して、灰汁取り用の調理用シートとして有用である。
以上の立体模様を有する不織布シートは、略円形あるいは略方形に適宜の大きさ(例えば、直径が20cmの円形)に切り出して、本発明の調理用シートを形成することができる。
この際、調理用シートの外周には放射状に複数の直線の切り込みを入れたり、あるいは、中心部分に一文字あるいは十文字に切り込みを入れてもよい。
また、本発明の調理用シートの使用に際しては、陥没部側を下面にして使用してもよく、あるいは、陥没部側を上面にして使用してもよい。
本発明の調理用シートは、灰汁捕捉量が50g/m以上である。ここで、灰汁捕捉量が50g/mは、換算すると、直径20cmの円形シート(面積0.03m)では、灰汁捕捉量が1.5gとなる。一般に、灰汁の生成量は、水に肉を投入してから煮沸する場合は、1.6〜1.7重量%、沸騰水に投入する場合は、0.35〜0.43重量%と言われており、平均1重量%と考えることが妥当である。つまり、1.5gの灰汁量は、150gの肉を煮たときに生ずる灰汁量に相当する。直径20cm程度の鍋で調理する場合、肉300g程度が鍋に収納可能な限界と考えるのは妥当なところである。
従って、50g/m以上の灰汁捕捉能力を有することが、肉300gから生ずる灰汁の少なくとも50%以上を吸収するために必要であると言える。
ここで、灰汁捕捉量W(g/m)は、次式より算出する。
W=(W−W)×100/3 ・・・・・ (1)
ここで、
:使用前の直径20cmの円形調理用シート(面積0.03m)の重量(g)
:直径20cm、深さ8.5cmの鍋に水500cc、獣脂(牛)20g、赤身の牛肉180gを入れ、その上に直径20cmの調理用シート(面積0.03m)を乗せ、その状態で10分間煮込んだ後、調理シートを取り出し、風乾後の調理用シートの重量(g)である。Wは、さらに好ましくは60〜200g/m、特に好ましくは60〜100g/mである。
以下、実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明する。
ここで、表1における「凹部または開孔面積比率」は、総面積に対する凹部または開孔の面積の比率である。
また、表1における取り扱い性は、実際に調理に使用した時の取り扱い易さを評価し、結果を○,△,×で表示した。
○:シートを乗せる時にきれいに拡げられ、調理中の煮込み沸騰でよじれ、片寄り、丸まりなどがなく、取り出しもスムースであった。
△:きれいに拡げられたが、調理中によじれ、片寄り、丸まりが発生し、灰汁の絡め取りが不十分であった。
×:拡げにくく、よじれ、片寄り、丸まりも発生し、取り扱いが難しかった。
さらに、表1における「灰汁補足量」は、上述したとおりである。
実施例1
図2に示されているような形状となるよう、ポリエチレンテレフタレート(PET)製の捕集用ネットに、市販の2液混合型エポキシ樹脂(コニシ(株)製、ボンド・クイック5#16123)を用いてドット状の樹脂塊を形成した。この樹脂塊のサイズは、直径が2.0mm、高さが1.0mmであった。この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PETからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、2.2dtex×5mm)を52g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この52g/mのエアレイド層ウェブを、熱オーブンを用いて145℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.3mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/1.1であった。
得られたシートの陥没部と非陥没部を小さいポンチで打抜いて実測したところ、陥没部と非陥没部の繊維密度の比は1/1.1であり、目付けの比が1/4.5であった。表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/3であった。
さらに、陥没部の数平均の、直径は2.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、凹部の面積比率は、25%であった。
次に、上記のようにして得られた不織布シートを直径が20cmになるように切り出して、深さ8.5cmのアルミ鍋に水500ccと、獣脂(牛)20g、赤身の牛肉180gとを入れ、さらに、この上にこの調理用シート(直径20cm)を乗せた。この状態で10分間煮込んだあと、調理シートを取り出し、風乾して灰汁固形分の付着量を計測後、上記の(1)式により算出した。
実施例2
実施例1と同様の捕集ネットを用い、この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PETからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、2.2dtex×5mm)を20g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。さらにこの上に、鞘PE/芯PPの熱接着性複合繊維(チッソ(株)製、6.6dt×5mm)を20g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この40g/mのエアレイド2層ウェブを、熱オーブンを用いて140℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.2mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/1.2であった。
得られたシートの陥没部と非陥没部を小さいポンチで打抜いて実測したところ、陥没部と非陥没部の繊維密度の比は1/1.1であり、目付けの比が1/6.6であった。表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/3であった。
さらに、陥没部の数平均の、直径は2.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、凹部の面積比率は、25%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
実施例3
実施例1と同様の捕集ネットを用い、この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PETからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、3.3dtex×5mm)を40g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この40g/mのエアレイド層ウェブを、熱オーブンを用いて145℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.1mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/0.9であった。
得られたシートの陥没部と非陥没部を小さいポンチで打抜いて実測したところ、陥没部と非陥没部の繊維密度の比は1/1.1であり、目付けの比が1/11であった。表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/3であった。
さらに、陥没部の数平均の、直径は2.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、凹部の面積比率は、43%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
実施例4
実施例1と同様の捕集ネットを用い、この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PPからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、20dtex×5mm)を45g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この45g/mのエアレイド層ウェブを、熱オーブンを用いて140℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.5mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/1.1であった。
得られたシートの陥没部と非陥没部を小さいポンチで打抜いて実測したところ、陥没部と非陥没部の繊維密度の比は1/1.1であり、目付けの比が1/3.5であった。表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/3であった。
さらに、陥没部の数平均の、直径は2.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、凹部の面積比率は、25%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
実施例5
図2に示されているような形状となるよう、ポリエチレンテレフタレート(PET)製の捕集用ネットに、市販の2液混合型エポキシ樹脂(コニシ(株)製、ボンド・クイック5#16123)を用いてドット状の樹脂塊を形成した。この樹脂塊のサイズは、直径が5.0mm、高さが1.0mmであった。この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PETからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、2.2dtex×5mm)を40g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この40g/mのエアレイド層ウェブを、熱オーブンを用いて145℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部(開孔部)と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.2mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/1.2であった。
得られたシートの表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/1.3であった。
さらに、陥没部(開孔部)の数平均の、直径は5.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、開孔部の面積比率は、43%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
実施例6
実施例5と同様の捕集ネットを用い、この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PETからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、2.2dtex×5mm)を18g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。さらにこの上に、鞘PE/芯PPの熱接着性複合繊維(チッソ(株)製、6.6dt×5mm)を20g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この38g/mのエアレイド2層ウェブを、熱オーブンを用いて140℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部(開孔部)と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが0.9mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/0.9であった。
表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/1.3であった。
さらに、陥没部(開孔部)の数平均の、直径は5.2mm、深さは0.9mmであった。さらに、開孔部の面積比率は、43%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
実施例7
実施例5と同様の捕集ネットを用い、この上に、鞘PE/芯PPの熱接着性複合繊維(チッソ(株)製、3.3dt×5mm)を42g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この42g/mのエアレイド2層ウェブを、熱オーブンを用いて140℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部(開孔部)と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.2mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/1.2であった。
表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/1.3であった。
さらに、陥没部(開孔部)の数平均の、直径は5.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、開孔部の面積比率は、43%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
比較例1
実施例1と同様の捕集ネットを用い、この上に、鞘PE(ポリエチレン)/芯PETからなる熱接着性複合繊維(帝人ファイバー(株)製、1.0dtex×3mm)を45g/mとなるよう、エアレイド法で形成した。次いで、この45g/mのエアレイド層ウェブを、熱オーブンを用いて140℃で加熱し繊維間結合を生じさせて、陥没部と非陥没部を片面に有し、非陥没部の厚さが1.1mmである、片面に立体模様を有する不織布シートを得た。陥没部と樹脂塊とのサイズの比は、1/1.1であった。
得られたシートの陥没部と非陥没部を小さいポンチで打抜いて実測したところ、陥没部と非陥没部の繊維密度の比は1/1.1であり、目付けの比が1/11.5であった。表面積の比は、陥没部の直径と個数から面積比を計算したところ、1/3であった。
さらに、陥没部の数平均の、直径は2.2mm、深さは1.0mmであった。さらに、凹部の面積比率は、25%であった。
次に、実施例1と同様にして、灰汁補足量を測定した。
比較例2
ポリプロピレン短繊維として、ポリプロピレンのホモ繊維(チッソ(株)製 3.3dtexX3mm)を準備した。このポリプロピレン短繊維群をカード機に通し開繊及び集積して、目付43g/cmの短繊維ウェブを得た。得られた短繊維ウェブを、100メッシュのメッシュ状支持体に担持して、短繊維ウェブ側から、圧力5.5MPaの高圧水流を3回施した。その後、短繊維ウェブをメッシュ状支持体でひっくり返して、さらに圧力5.5MPaの高圧水流を3回施した。この後、マングルロールで短繊維ウェブを絞り、乾燥機を通して乾燥し、短繊維ウェブ中の水を除去して、目付40g/cmのポリプロピレン繊維のみからなるスパレース不織布を得た。
このスパンレース不織布(目付40g/m)を用いて、実施例1と同様にして灰汁取りシートを作成し、灰汁補足量を評価した。
Figure 2011177465
本発明の調理用シートは、取り扱い性に優れるとともに、灰汁補足性に優れていることが分かる。

Claims (3)

  1. 単糸繊度が2〜30dtex、繊維長が2〜10mmの熱接着性合成繊維を主成分とし、目付けが20〜100g/m、厚さが0.4〜4mmであるエアレイド不織布からなり、片面に複数の陥没部を有し、陥没部と非陥没部の繊維密度の比が1/0.8〜1.2であり、陥没部と非陥没部の目付けの比が1/1.2〜20であり、陥没部と非陥没部の表面積の比が1/0.8〜12である、立体模様を有する不織布シートからなり、灰汁取り捕捉量が50g/m以上である、調理用シート。
  2. 不織布シートの構成成分が、熱接着性合成繊維のみからなる請求項1記載の調理用シート。
  3. 不織布シートに形成された陥没部が、ほぼ球状、または楕円球状であり、球状の場合は直径、楕円状の場合は短径もしくは長径が1〜8mmで、深さが0.4〜4mmである、請求項1または2に記載の調理用シート。




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