JP2011176150A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドウォールスペーサを利用してリソグラフィー解像限界未満のパターンと任意の寸法のパターンとが混在するパターンを形成する。
【解決手段】窒化シリコン層3上に形成されたポリシリコン層をパターニングすることによってメモリセルアレイ領域1aにスリミングされたサイドウォールコア4を形成する。次に、サイドウォールコア4の少なくとも側面を覆う酸化シリコン層6、ポリシリコン層を順に成膜し、ポリシリコン層をエッチバックすることによって埋込ハードマスク7を形成する。その後、酸化シリコン層6をエッチングすることにより、サイドウォールコア4又は埋込ハードマスク7と重ならないメモリセルアレイ領域1a内の窒化シリコン層3と、目合わせモニタマーク8bと重なる周辺回路領域1b内の窒化シリコン層3を露出させ、被エッチング部材としての窒化シリコン層3をパターニングする。
【選択図】図12

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、サイドウォールスペーサをマスクとしてリソグラフィー解像限界未満の微細なパターンを形成する工程を含む半導体装置の製造方法に関する。
従来、フォトリソグラフィー技術としてはフォトマスクを用いて露光・現像することで得られたフォトレジストパターンをマスクとして下地のシリコン基板や酸化シリコン層をエッチング加工するのが普通であった。しかし、微細化が進むにつれて露光に使用する光源の種類が変化し、その光源に適したフォトレジストのエッチング耐性が低下してきた。このため、フォトレジストが堪えられる程度の比較的薄い下地膜、例えば窒化シリコン膜にパターンを一旦転写し、この窒化シリコン膜をマスクとしてさらにその下地膜である本来の被加工層、例えば酸化シリコン層をエッチングしてパターン形成する技術が多用されるようになった。この種のパターニングされた窒化シリコン膜をハードマスクと呼んでいる。
近年の半導体メモリ等の微細化、高密度化の要求は露光機やフォトレジスト材料等、リソグラフィー技術開発の速度を上回り、リソグラフィー解像限界未満の寸法のパターン形成方法が注目されるようになった。その一つとして例えば特許文献1にあるようなサイドウォールスペーサ(側壁スペーサ)をハードマスクとして用いてその下地層をエッチング加工することでリソグラフィー解像限界未満の微細なパターンを形成する技術がある。
このような、サイドウォールスペーサを利用するパターン形成方法では、サイドウォールスペーサに関係するいくつかの点に留意すべきである。例えば、(1)サイドウォールスペーサの膜厚によって決まる一定幅のパターン形成に適している一方、任意の寸法・形状を有するパターンの形成には向いていないため、任意の寸法・形状を有するパターンの形成工程が別途必要である。(2)サイドウォールスペーサは、半導体基板上に形成されたコアパターンの側面に沿って形成するため、そのパターンが島状パターンであれ、開口パターンであれ、サイドウォールスペーサは必ず"ループ"状に形成されるという特徴がある。そこで、サイドウォールスペーサにより形成された"ループ"状のパターンを、例えばラインアンドスペースパターンなど、所望のパターンとするには、"ループ"状のパターンの一部を切断し、ラインパターンまたはスペースパターンを分離する必要がある。
特許文献1には、微細なサイドウォールスペーサが形成されたチャネル領域以外の基板表面をフォトレジストで覆い、フォトレジストとサイドウォールスペーサとをマスクとして基板をエッチング加工することで、基板上のチャネル領域のみに微細なトレンチパターンを形成する技術が開示されている。
この技術によれば、チャネル領域以外の領域はレジストで覆うことで不要なトレンチ形成を回避し、チャネル領域のラインアンドスペースパターンについてそれぞれの端部が繋がることなくスペースパターンの分離が可能である。
一方、特許文献2には、サイドウォールスペーサを利用してリソグラフィー解像限界未満の微細なパターンを形成すると同時に任意の寸法のパターンを形成する方法が開示されている。
特許文献2ではサイドウォールスペーサ形成用の第1のコアパターンと任意の寸法のパターン形成用の第2のコアパターンとを1回のフォトリソグラフィー工程により半導体基板上に形成し、第1及び第2のコアパターンの側面にサイドウォールスペーサを設けた後に、第1のコアパターンを選択的に除去し、一方、第2のコアパターンは残し、第2のコアパターンもハードマスクとして利用することで任意の寸法のハードマスクを形成している。
さらに、特許文献3には、サイドウォールスペーサを形成するマスクパターンに高密度パターンと低密度パターンを同時に形成することで、リソグラフィー解像限界未満の微細なパターンと、任意の寸法のパターンを形成する方法が開示されている。
米国特許第6063688号公報 特開2008−027978号公報 特開2008−193098号公報
しかしながら、特許文献1では、サイドウォールスペーサを形成した状態で基板表面のフォトレジストを塗布、露光、現像することに起因してさまざまな問題を生ずることがある。たとえば、フォトレジストの塗布面にはサイドウォールスペーサによる微細な凹凸があるため、レジストを用いて形成すべきパターンは微細ではないにもかかわらず、多層レジストを用いて下地を平坦化したうえでレジストを塗布する必要があり、単層レジストに対してコスト高となる。さらに半導体基板上に局所的に極めて微細な凹凸を有し、その周辺はパターンがなくほぼ平坦であるために、レジストや有機反射防止膜などを塗布する場合、膜厚のばらつきを生じやすく、半導体基板上、均一に塗布することが難しい。
特許文献2では、任意の寸法のハードマスクパターンは第2のコアパターンとその側面に形成されたサイドウォールスペーサで構成されているのでこのハードマスクパターンの端部の位置やパターン幅は、フォトリソグラフィー工程の目合わせずれ、露光、現像のばらつき、エッチングのばらつきに加えてサイドウォールスペーサ用膜の成膜時の厚さのばらつき、サイドウォールスペーサ形成の際のエッチバックのばらつきが重畳してしまう。このため、パターン位置や寸法にかかる精度が著しく低下するという問題があった。特に目合わせモニタマークを任意の寸法のパターンとして構成した場合はモニタ精度が著しく低下する問題があった。また、特許文献2に開示されている技術では、ラインパターンもしくはスペースパターンのループ形状の一部を切断・分離することは不可能である。
特許文献3では、高密度パターンと低密度パターンを同時に形成し、バッファ層をエッチングする際に高密度パターン領域と低密度パターン領域とで所望の形状を得るためには特殊なエッチング技術を利用する必要があり、パターン形状の制御が難しいという問題がある。また、特許文献3に開示されている技術でもラインパターンもしくはスペースパターンのループ形状の一部を切断・分離することは不可能である。
上記課題を解決するため、本発明による半導体装置の製造方法は、被エッチング部材上に定義された第1の領域内の所定の加工領域に第1のパターンを形成し、前記第1の領域とは異なる第2の領域に第2のパターンを形成する半導体装置の製造方法であって、前記被エッチング部材上に第1の層を成膜する工程と、前記第1の層をパターニングすることによって、前記第1の領域にサイドウォールコアを形成する工程と、前記サイドウォールコアの少なくとも側面を覆う第2の層を成膜する工程と、前記第2の層上に第3の層を成膜する工程と、前記第3の層をエッチバックすることによって、前記第2の層の少なくとも側面を覆う埋込ハードマスクを形成する工程と、前記第2の層をエッチングすることにより、前記サイドウォールコア又は前記埋込ハードマスクと重ならない前記第1の領域内の前記被エッチング部材と、前記第2のパターンの形成領域と重なる前記第2の領域内の前記被エッチング部材を露出させる工程と、露出された前記被エッチング部材を除去することにより、前記被エッチング部材に前記第1及び第2のパターンを形成する工程とを備え、前記被エッチング部材を露出させる工程においては、前記加工領域を除いた前記第1の領域内の非加工領域と、前記第2の領域内の前記第2のパターンの形成領域以外の領域とを覆い、前記第1の領域内の前記加工領域と、前記第2の領域内の前記第2のパターンの形成領域とを露出させるマスク層を用いて前記第2の層をエッチングすることを特徴とする。
本発明によれば、サイドウォールスペーサを利用したリソグラフィー解像限界未満の寸法を有する微細パターンと任意の寸法を有するパターンとが混在するマスクパターン形成工程を提供することができる。
本発明による製造方法を適用するのに好適な半導体装置の一例であるPRAMのメモリセルアレイの一例を示す回路図である。 PRAMの構造を概略的に示す側面断面図であって、(a)はワード線WL方向の断面図、(b)はビット線BL方向の断面図である。 PRAMの製造プロセスを示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A'断面図、(c)は(a)のB−B'断面図である。 PRAMの製造プロセスを示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A'断面図、(c)は(a)のB−B'断面図である。 PRAMの製造プロセスを示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A'断面図、(c)は(a)のB−B'断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第3の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明による製造方法を適用するのに好適な半導体装置の一例であるPRAM(Phase Change RAM)デバイスについて簡単に説明する。
図1はPRAMのメモリセルアレイの一例を示す回路図である。
図1に示すように、PRAMのメモリセルアレイは、複数のワード線WL及び複数のビット線BLを有している。複数のワード線WLと複数のビット線BLとは互いに直交して配列され、各交点にはメモリセルMCが設けられている。メモリセルMCは相変化材料デバイスPSとダイオードDとの直列回路よりなり、相変化材料デバイスPSの一端はビット線BLに、ダイオードDの一端はワード線WLにそれぞれ接続されている。
相変化材料デバイスPSは異なる電気抵抗値を有し、互いに可逆的に遷移可能な安定な2つの状態を持ちうるデバイスで、その電気抵抗値を検出することでプログラムされた情報を読み出すことができる。メモリセルMCは、非選択時にはダイオードDが逆バイアスされて非導通状態に制御され、選択時にはビット線BLが高電位、ワード線WLが低電位に制御されることでダイオードDは導通状態に制御され、相変化材料デバイスPSに電流が流れ、その電気抵抗値が検出される。
図2(a)、(b)は、それぞれPRAMメモリセルのワード線WL方向、ビット線BL方向の側面断面図であり、3ビットのメモリセルが示されている。
図2に示すように、P型シリコン基板80に形成されたN型不純物拡散層82はワード線WLを形成し、隣接するワード線WLは酸化シリコン層81により分離されている。シリコン基板80上に形成され互いに絶縁層89により分離されたシリコンピラーには、N型不純物拡散層82とP型不純物拡散層83が形成され、ダイオードDが形成されている。ヒータ電極85と上部電極88に挟まれた相変化材料層87は相変化材料デバイスPSを構成しており、金属プラグ84を介してダイオードDと直列接続されている。上部電極88はワード線と直交する方向に延在しており、複数のメモリセルと共通接続されるビット線BLとして機能する。相変化材料層87は劣化防止用保護絶縁膜91を介して層間絶縁膜92により覆われている。ヒータ電極85は絶縁層90に形成された開口内壁に形成された絶縁層86により径を小さく規制されて形成され、高い電流密度が得られるようになっている。
次に例示したPRAMの製造プロセスについて簡単に説明する。
図3〜図5は、例示したPRAMの製造プロセスを示す図であって、図3(a)〜図5(a)は平面図、図3(b)〜図5(b)はA−A'断面図、図3(c)〜図5(c)はB−B'断面図である。
まず、PRAMの製造ではP型シリコン基板を用意し、図3(a)〜(c)に示すようにアモルファスカーボン・ハードマスク93を用いてシリコン基板80を200nmエッチングすることにより、Y方向に延在する分離用溝80bを形成する。ここで分離用溝80bを形成するためのアモルファスカーボン・ハードマスク93の平面パターンは、Y方向に延在する幅30nmのスペースパターン(パターン明部)がX方向に60nmのピッチで配列されたものである。これにより、メモリセルアレイ領域のシリコン基板表面に分離用溝80bを形成することができる。一方、メモリセルアレイ領域以外の周辺回路領域(図示せず)は、目合わせモニタマークなど一部を除いて溝を形成しないので、アモルファスカーボン・ハードマスク93でシリコン基板表面が覆われ、パターン暗部を呈する。ハードマスクの形成方法については後で詳細に説明する。
次に、酸化シリコン層をCVD法で厚く成膜して、分離用溝80bを埋めた後、これをエッチバックすることによりワード線WL分離用酸化シリコン81を形成する。
次に、分離用溝80bと直交し、X方向に延在する幅30nmのスペースパターンがY方向に60nmピッチで配列されたハードマスクパターンを形成する。このハードマスクパターンを用いてアモルファスカーボン・ハードマスク93をエッチングすることで、図4(a)〜(c)に示すような30×30nmの島状のアモルファスカーボン・ハードマスクパターンアレイが得られる。このアモルファスカーボン・ハードマスク93を用いてシリコン基板80を例えば100nmエッチングすることで、シリコンピラー80aが形成される。
次にシリコン基板80にリンなどのN型不純物をイオン注入する。溝底部が露出したシリコン基板表面に注入されたリンは、注入後の熱処理で活性化され、シリコン基板中を拡散することでシリコンピラー80a下方に達し、Y方向に延在するN型不純物拡散層82、すなわちワード線WLが形成される。
次に、図5(a)〜(c)に示すように、シリコン基板80の表面に絶縁層89を成膜した後に金属プラグ用開口89aを形成する。シリコンピラー80aにはP型不純物を導入し、P型不純物拡散層83を形成することでPNダイオードDを形成する。ここで、金属プラグ用開口89a形成用のハードマスクの平面パターンは例えば24×24nmで、X方向、Y方向共に60nmピッチで配列されており、X方向、Y方向のピッチが等しく、隣接する開口部の距離が等しい。メモリセルアレイ領域以外の周辺回路領域は、目合わせモニタマークなど一部を除いて開口部を形成しないので、ハードマスクでシリコン基板表面を覆いパターン暗部とする。
以降の工程は図示しないが、引き続き、金属プラグ84、ヒータ電極85、相変化材料層87、上部電極88を順次形成した後、一般の半導体装置と同様、層間絶縁膜、金属配線等の形成工程を経て、図2に示したPRAMが完成する。
次に、本発明による半導体装置の製造方法、特に特にハードマスクを形成して下層を加工する方法についてより詳細に説明する。
上述の通り、メモリセルアレイ領域に代表されるような半導体装置の微細加工領域には、サイドウォールスペーサを用いて形成された所定幅のスペースパターン(パターン明部)が所定のピッチで複数配列される。一方、周辺回路領域等の微細加工領域以外の領域(非微細加工領域)には、任意の寸法・形状を有するパターンが形成されるが、以下に示す例では、非微細加工領域に目合わせモニタマークを形成する。非微細加工領域において、目合わせモニタマークの形成領域はパターン明部とされるが、目合わせモニタマーク以外の領域はパターン暗部とされる。なお、パターン明部とはマスクのスペース又は開口領域など、マスク材料が除去された領域を意味し、パターン暗部とは、マスクのライン、アイランドなどマスク材料の存する領域を意味する。
図6〜図14は、本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造プロセスを説明するための図である。このうち、図6(a)〜図14(a)は平面図、図6(b)〜図14(b)は断面図であり、ここでは、先に例示したPRAMの製造プロセスのうち、分離用溝形成工程について説明する。
本実施形態による半導体装置の製造プロセスでは、図6(a)、(b)に示すように、まず被加工材料であるシリコン基板1の上にアモルファスカーボン層2、窒化シリコン層3、ポリシリコン層4を順次堆積させる。アモルファスカーボン層2は、シリコン基板1をエッチングする際に用いるハードマスク材料であり、窒化シリコン層3は、アモルファスカーボン層2のパターニングに用いるハードマスク材料であり、ポリシリコン層4は、サイドウォールスペーサを形成する際のコアパターンとなる層である。
その後、ポリシリコン層4をパターニングするためのレジストパターン5を形成する。レジストパターン5は、フォトレジスト層を形成した後、フォトリソグラフィー技術を用いてフォトレジスト層をパターニングすることにより形成される。本実施形態によるレジストパターンは、メモリセルアレイ領域(第1の領域)1aに形成された複数(ここでは3つ)の細長い開口部5aと、周辺回路領域(第2の領域)1bに形成された大きな開口部5bとを有している。
開口部5aは、リソグラフィー解像限界未満の寸法を有する微細なラインアンドスペースパターンの形成に必要なサイドウォールスペーサを形成するためのものであり、例えば、開口部5aの間隔(ライン幅)L1は50nm、開口部5aの幅(スペース幅)S1は70nmとする。また、開口部5bは、サイドウォールスペーサを形成する際のコアパターン(サイドウォールコア)となるポリシリコン層4を周辺回路領域1bから除去するために設けられるものである。
ここでは単層レジストを用いた場合について説明するが、より好ましい微細パターン形成用レジスト層としては、BARC(Bottom Antireflective Coating)層、シリコン含有フォトレジスト層、通常のフォトレジスト層の3層よりなるマルチレイヤレジスト層が好適である。BARC層は下地表面の反射率を制御する役割を果たすもので、ほかに下地の凹部を埋めて表面の平坦化や、さらには下地のエッチング加工の際のマスクとしての機能増強材料として利用されるのが一般的である。厚さは例えば200nmである。シリコンを含有するフォトレジスト層は、本来フォトレジストをエッチングマスクとして使用した場合のエッチング耐量補強目的の層であり、例えばシリコン含有率40%、厚さ40nmである。通常のフォトレジスト層は例えばArF用のものであり、ArF液浸露光装置を用いてパターニングされる。
次に、図7(a)、(b)に示すように、レジストパターン5をマスクとしてポリシリコン層4をドライエッチングすることにより、レジストパターン5をポリシリコン層4に転写する。このとき、ポリシリコン層4の開口部4a、4bの側壁を一様に後退させるスリミング処理も実施される。ここではポリシリコン層4の側壁を10nm後退させて、ライン幅L1=50nm、スペース幅S1=70nmからなるパターンを、ライン幅L2=30nm、スペース幅S2=90nmに変更する。L2:S2=1:3に制御する理由は、後の工程で幅90nmの開口部4bの内側面に厚さ約30nmのサイドウォールスペーサを形成し、隣接するサイドウォールスペーサの間隔を約30nmとするためである。
次に、図8(a)、(b)に示すように、開口部4a、4bが設けられたポリシリコン層4上にコンフォーマルな膜、例えば酸化シリコン層6を一様に成膜する。酸化シリコン層6はリソグラフィー解像限界未満の寸法を有する微細パターンの形成に使用される。酸化シリコン層6の厚さを30nm(=サイドウォールコアのライン幅L2)とすることで、ポリシリコン層4の開口部4aに形成された酸化シリコン層6には幅S3=30nmの凹部6aが形成される。
リソグラフィー解像限界未満のパターン形成では、一様な酸化シリコン層6をエッチバックすることでサイドウォールスペーサを形成し、このサイドウォールスペーサをマスクとしてリソグラフィー解像限界未満のマスクパターンをさらに形成し、このマスクパターンを用いて下地層をパターニングすればよい。しかし、本実施形態においては酸化シリコン層6を直ちにエッチバックせず、後述するポリシリコンの埋め込み後に酸化シリコン層6をエッチングするため、酸化シリコン層6が独立したサイドウォールスペーサとして加工されることはない。酸化シリコン層6をエッチバックしたときにサイドウォールスペーサとなる部分、つまりコアパターンの側面を覆う部分をサイドウォールスペーサと呼ぶものとする。
次に、図9(a)、(b)に示すように、酸化シリコン層6上にポリシリコン層7を成膜し、ポリシリコン層7をエッチバックすることで酸化シリコン層6の凹部6a内にポリシリコン層7を埋め込む。本実施形態では、凹部6a内に埋め込まれるポリシリコン層7は、凹部6a内のX方向における全幅に亘って埋め込まれる。このとき、周辺回路領域1b内のポリシリコン層7の大部分を除去することができるが、周辺回路領域1bに設けられた酸化シリコン層6の凹部6bの内側面に沿ってポリシリコン層7のサイドウォールスペーサが残る。
次に、図10(a)、(b)に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いてレジストパターン(マスク層)8を形成する。レジストパターン8によってループ状のサイドウォールスペーサの両端部(折り返し部分)が覆われると共に、周辺回路領域1bに設けられたポリシリコン層7のサイドウォールスペーサも覆われる。レジストパターン8は、メモリセルアレイ領域1a内に設けられた開口部8aと、周辺回路領域1b内に設けられた開口部8bとを有している。開口部8bは周辺回路領域1bに目合わせモニタマークを形成するためのパターンである。開口部8aは、メモリセルアレイ領域1a内の加工領域を定義する。したがって、メモリセルアレイ領域1a内においてレジストパターン8に覆われた部分は非加工領域となる。レジストパターン8の開口部8a,8bはフォトリソグラフィー法により形成されるため、その加工精度は解像限界によって制限される。つまり、開口部8a,8bのサイズは解像限界以上である。尚、図面の表示は、メモリセルアレイ領域1aと周辺回路領域1bの縮尺が同一であることを意味するものではない。
次に、図11(a)、(b)に示すように、異方性ドライエッチングにより、開口部8aから露出する酸化シリコン層6のサイドウォールスペーサを除去すると共に、目合わせモニタマークのための開口部8bから露出する酸化シリコン層6を除去し、下地の窒化シリコン層3を露出させる。酸化シリコン層6の凹部6a内にはポリシリコン層7が埋め込まれているので、ポリシリコン層7の直下にある酸化シリコン層6は除去されず、サイドウォールスペーサと上面露出部分のみが除去されることになる。このパターニング方法によれば、酸化シリコン層6をエッチバックしてサイドウォールスペーサを形成する場合よりも幅精度を高めることができる。周辺回路領域1b内に形成された酸化シリコン層6のサイドウォールスペーサはレジストパターン8で覆われているので、酸化シリコン層6のエッチングの際にポリシリコンの小片が剥がれて他のウェハに付着するなどして欠陥となることを防止することができる。
次に、図12(a)、(b)に示すように、露出した窒化シリコン層3をエッチングにより除去する。これにより、サイドウォールスペーサを用いてフォトリソグラフィー解像限界未満の寸法に加工されたラインアンドスペースパターンと、目合わせモニタマークで例示される任意の寸法を有するパターンとが窒化シリコン層3上で合成され、メモリセルアレイ領域1a及び周辺回路領域1bに共通のハードマスクが完成する。
次に、図13(a)、(b)に示すように、窒化シリコン層3をマスクとしてアモルファスカーボン層2をエッチングする。
次に、図14(a)、(b)に示すように、アモルファスカーボン層2をマスクとしてシリコン基板1をエッチングする。以上により、分離用溝を有するシリコン基板1が完成する。
以上説明したように、本実施形態では、被エッチング部材としての窒化シリコン層3上にポリシリコン層(第1の層)4よりなるサイドウォールコアを形成し、酸化シリコン層(第2の層)6よりなるサイドウォールスペーサを成膜後、再度、ポリシリコン層(第3の層)7を成膜し、エッチバックし、酸化シリコン層6の表面に形成された凹部6a内にポリシリコン層7を残し、このポリシリコン層7とサイドウォールコアをマスクとして酸化シリコン層6をエッチングすることでフォトリソグラフィー解像限界未満のパターンを得ることができる。
また、サイドウォールコア形成の際に周辺回路領域1bのポリシリコン層4に予め開口部4bを設けておくことで、酸化シリコン層6の凹部6a内にポリシリコン層7を残すエッチバックの際に周辺回路領域1bのポリシリコン層7を除去できる。これにより、酸化シリコン層6のエッチング工程でフォトリソグラフィー解像限界未満のパターンと任意の寸法・形状を有するパターンとを同時に確定させることができることから、両パターンを簡単に合成できると共に、ループ形状の一部の切断加工も極めて簡単に行うことができる。
また、酸化シリコン層6の凹部6aをポリシリコンで埋設した後にエッチバックすることにより表面が平坦になっていることから、任意の寸法・形状を有するパターンを単層のフォトレジストで十分に形成することができる。また、本実施形態のように、独立したサイドウォールスペーサを形成するための酸化シリコン層6のエッチバックは必ずしも必要ではないが、エッチバックを実施した後にポリシリコンを埋設することも可能である。ただし、エッチバックを行わなければエッチバックストッパが不要となるため層数を減らすことができ、ドライエッチングについても特殊な技術を必要としないことから生産条件のゆらぎに対する余裕度を容易に確保することができる。さらに、パターン形状の制御やパターン寸法の再現性についてもエッチバックを行わない方が格段に有利である。
次に、第2の実施の形態による製造プロセスについて詳細に説明する。
第2の実施形態では、ループカットのための開口部及び目合わせモニタマークを有するマスクパターン(第2のパターン)を予めハードマスク(窒化シリコン層)に転写しておくことを特徴としている。アモルファスカーボンパターン形成用ハードマスクとしては、酸化シリコン層を用いる。
図15〜図22は、本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造プロセスを説明するための図である。このうち、図15(a)〜図22(a)は平面図、図15(b)〜図22(b)は断面図であり、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態による半導体装置の製造プロセスでは、図15(a)、(b)に示すように、まず被加工材料であるシリコン基板1の上にアモルファスカーボン層2、酸化シリコン層9、窒化シリコン層3を順次堆積させる。酸化シリコン層9は、アモルファスカーボン層2のパターニングに用いるハードマスク材料である。次に、窒化シリコン層3をパターニングすることにより、窒化シリコン層3に開口部3a,3bを形成する。パターニングされた窒化シリコン層3はマスク層を構成し、ループ状のサイドウォールスペーサの両端部を覆うと共に、周辺回路領域1bに形成すべき目合わせモニタマーク以外の部分を覆う。
次に、図16(a)、(b)に示すように、ポリシリコン層4を堆積させる。ポリシリコン層4は、サイドウォールスペーサを形成する際のコアパターンとなる層である。
その後、ポリシリコン層4をパターニングするためのレジストパターン5を形成する。レジストパターン5は、フォトレジスト層を形成した後、フォトリソグラフィー技術を用いてフォトレジスト層をパターニングすることにより形成される。本実施形態によるレジストパターンは、メモリセルアレイ領域1aに形成された複数(ここでは3つ)の細長い開口部5aと、周辺回路領域1bに形成された大きな開口部5bとを有している。
開口部5aは、リソグラフィー解像限界未満の寸法を有する微細なラインアンドスペースパターンの形成に必要なサイドウォールスペーサを形成するためのものであり、開口部5aの間隔(ライン幅)L1は50nm、開口部5aの幅(スペース幅)S1は70nmであることが好ましい。また、開口部5bは、サイドウォールスペーサを形成する際のコアパターン(サイドウォールコア)となるポリシリコン層4を周辺回路領域1bから除去するために設けられるものである。
次に、図17(a)、(b)に示すように、レジストパターン5をマスクとしてポリシリコン層4をドライエッチングすることにより、レジストパターン5をポリシリコン層4に転写する。このとき、ポリシリコン層4の開口部4a、4bの側壁を一様に後退させるスリミング処理も実施される。ここではポリシリコン層4の側壁を10nm後退させて、ライン幅L1=50nm、スペース幅S1=70nmからなるパターンを、ライン幅L2=30nm、スペース幅S2=90nmに変更する。
次に、図18(a)、(b)に示すように、開口部4a、4bが設けられたポリシリコン層4上に酸化シリコン層6を一様に成膜する。酸化シリコン層6の厚さを30nmとすることで、ポリシリコン層4の開口部4aに形成された酸化シリコン層6には幅S3=30nmの凹部6aが形成される。
次に、図19(a)、(b)に示すように、酸化シリコン層6上にポリシリコン層7を成膜し、ポリシリコン層7をエッチバックすることで酸化シリコン層6の凹部6a内にポリシリコン層7を埋め込む。このとき、周辺回路領域1b内のポリシリコン層7の大部分を除去することができるが、周辺回路領域1bに設けられた酸化シリコン層6の凹部6bの内側面に沿ってポリシリコン層7のサイドウォールスペーサが残る。
次に、図20(a)、(b)に示すように、異方性ドライエッチングにより、開口部8aから露出する酸化シリコン層6のサイドウォールスペーサを除去すると共に、目合わせモニタマークのための開口部8bから露出する酸化シリコン層6を除去し、さらに下地の酸化シリコン層9を除去する。ただし、下地の酸化シリコン層9が窒化シリコン層3で覆われている場合には、当該部分は除去されず、窒化シリコン層3が露出するだけである。つまり、開口部3a,3bにおいてのみ下地の酸化シリコン層9が除去される。これにより、サイドウォールスペーサを用いてフォトリソグラフィー解像限界未満の寸法に加工されたラインアンドスペースパターンと、目合わせモニタマークで例示される任意の寸法を有するパターンとが酸化シリコン層9上で合成され、メモリセルアレイ領域1a及び周辺回路領域1bに共通のハードマスクが完成する。
酸化シリコン層6の凹部6a内にはポリシリコン層7が埋め込まれているので、ポリシリコン層7の直下にある酸化シリコン層6は除去されず、サイドウォールスペーサと上面露出部分のみが除去されることになる。このパターニング方法によれば、酸化シリコン層6をエッチバックしてサイドウォールスペーサを形成する場合よりも幅精度を高めることができる。
次に、図21(a)、(b)に示すように、酸化シリコン層9をマスクとしてアモルファスカーボン層2をエッチングする。
次に、図22(a)、(b)に示すように、アモルファスカーボン層2をマスクとしてシリコン基板1をエッチングする。以上により、分離用溝を有するシリコン基板1が完成する。
以上説明したように、本実施形態では、被エッチング部材としての酸化シリコン層9上にポリシリコン層4よりなるサイドウォールコアを形成し、酸化シリコン層6よりなるサイドウォールスペーサを成膜後、再度、ポリシリコン層7を成膜し、エッチバックし、酸化シリコン層6の表面に形成された凹部6a内にポリシリコン層7を残し、このポリシリコン層7とサイドウォールコアをマスクとして酸化シリコン層6をエッチングすることでフォトリソグラフィー解像限界未満のパターンを得ることができる。
また、サイドウォールコア形成の際に周辺回路領域1bのポリシリコン層4に予め開口部4bを設けておくことで、酸化シリコン層6の凹部6a内にポリシリコン層7を残すエッチバックの際に周辺回路領域1bのポリシリコン層7を除去できる。さらに、酸化シリコン層9とポリシリコン層4との間に設けられた窒化シリコン層3を予めパターニングしておくことにより、酸化シリコン層6のエッチング工程でフォトリソグラフィー解像限界未満のパターンと任意の寸法・形状を有するパターンとを同時に確定させることができることから、両パターンを簡単に合成できると共に、ループ形状の一部の切断加工も極めて簡単に行うことができる。さらに、窒化シリコン層3を予めパターニングしておくことにより、レジストパターン5を形成した後は、サイドウォールスペーサの加工などの微細加工工程の途中にレジスト塗布工程がないので製造工程の簡素化を図ることができ、製造歩留まりを高めることができる。
さらに、窒化シリコン層3を予めパターニングしておくことと、酸化シリコン層6のエッチバックをせずにポリシリコン層7を形成することにより、アモルファスカーボン層2のパターニング用ハードマスク層としてサイドウォールスペーサと同一材料である酸化シリコン層9を用いることが可能となり、レジストパターン5を形成した後は、サイドウォールスペーサの加工などの微細加工工程の途中にレジスト塗布工程がないことから、酸化シリコン層6のドライエッチング工程で一気にハードマスク層9までパターニング可能となり、製造工程の簡略化が可能となると共に、製造歩留まりを高めることができる。また、独立したサイドウォールスペーサを形成するための酸化シリコン層6のエッチバックを行わないことから、エッチバックストッパ層を不要にして層数を減らすことができ、結果として、窒化シリコン層3を用いたメモリセルアレイ領域1aのループカットと周辺回路領域1b内の任意のパターン形成が可能となっている。また、ドライエッチングについても特殊な技術を必要としないことから生産条件のゆらぎに対する余裕度を容易に確保することができる。さらに、パターン形状の制御やパターン寸法の再現性についてもエッチバックを行わない方が格段に有利である。
また、酸化シリコン層9とポリシリコン層4との間に設けられた窒化シリコン層3を微細加工工程の前に予めパターニングしておくことにより、平坦な酸化シリコン層9上のフォトリソグラフィー工程であることから、任意の寸法・形状を有するパターンを単層のフォトレジストで十分に形成することができる。
次に、第3の実施の形態による製造プロセスについて詳細に説明する。
第3の実施形態は、サイドウォールスペーサの間隔もラインアンドスペースパターンの形成に利用することを特徴とするものである。
図23〜図31は、本発明の第3の実施形態による半導体装置の製造プロセスを説明するための図である。このうち、図23(a)〜図31(a)は平面図、図23(b)〜図31(b)は断面図であり、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態による半導体装置の製造プロセスでは、図23(a)、(b)に示すように、まず被加工材料であるシリコン基板1の上にアモルファスカーボン層2、窒化シリコン層3、ポリシリコン層4を順次堆積させる。その後、ポリシリコン層4をパターニングするためのレジストパターン5を形成する。
次に、図24(a)、(b)に示すように、レジストパターン5をマスクとしてポリシリコン層4をドライエッチングすることにより、レジストパターン5をポリシリコン層4に転写する。このとき、ポリシリコン層4の開口部4a、4bの側壁を一様に後退させるスリミング処理も実施される。ここではポリシリコン層4の側壁を10nm後退させて、ライン幅L1=50nm、スペース幅S1=70nmからなるパターンを、ライン幅L2=20nm、スペース幅S2=100nmに変更する。L2:S2=1:5に制御する理由は、後の工程で幅90nmの開口部4bの内側面に厚さ約20nmのサイドウォールスペーサを形成し、さらに隣接するサイドウォールスペーサの間隔を約60nm(20nm×3)とするためである。
次に、図25(a)、(b)に示すように、開口部4a、4bが設けられたポリシリコン層4上にコンフォーマルな膜、例えば酸化シリコン層6を一様に成膜する。酸化シリコン層6はリソグラフィー解像限界未満の寸法を有する微細パターンの形成に使用される。酸化シリコン層6の厚さを20nmとすることで、ポリシリコン層4の開口部4aに形成された酸化シリコン層6には幅S3=60nmの凹部6aが形成される。
次に、図26(a)、(b)に示すように、酸化シリコン層6上に厚さ約20nmのポリシリコン層7を成膜し、ポリシリコン層7をエッチバックすることで酸化シリコン層6の凹部6aの両側面にそれぞれポリシリコン層7からなる埋込ハードマスクを残存させる。このとき、ポリシリコン層7は凹部6aの内側面に沿ったリング状のサイドウォールスペーサとなり、サイドウォールスペーサの間隔S4=約20nmとなる。さらに、周辺回路領域1b内のポリシリコン層7の大部分を除去することができるが、周辺回路領域1bに設けられた酸化シリコン層6の凹部6bの内側面に沿ってポリシリコン層7のサイドウォールスペーサが残る。
次に、図27(a)、(b)に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いてレジストパターン8を形成する。レジストパターン8によってループ状のサイドウォールスペーサの両端部(折り返し部分)が覆われると共に、周辺回路領域1bに形成されたポリシリコン層7のサイドウォールスペーサも覆われる。レジストパターン8は、メモリセルアレイ領域1a内に設けられた開口部8aと、周辺回路領域1b内に設けられた開口部8bとを有している。
次に、図28(a)、(b)に示すように、異方性ドライエッチングにより、開口部8aから露出する酸化シリコン層6のサイドウォールスペーサを除去すると共に、目合わせモニタマークのための開口部8bから露出する酸化シリコン層6を除去し、下地の窒化シリコン層3を露出させる。
次に、図29(a)、(b)に示すように、露出した窒化シリコン層3をエッチングにより除去する。これにより、サイドウォールスペーサを用いてフォトリソグラフィー解像限界未満の寸法に加工されたラインアンドスペースパターンと、目合わせモニタマークで例示される任意の寸法を有するパターンとが窒化シリコン層3上で合成され、メモリセルアレイ領域1a及び周辺回路領域1bに共通のハードマスクが完成する。
次に、図30(a)、(b)に示すように、窒化シリコン層3をマスクとしてアモルファスカーボン層2をエッチングする。
次に、図31(a)、(b)に示すように、アモルファスカーボン層2をマスクとしてシリコン基板1をエッチングする。以上により、分離用溝を有するシリコン基板1が完成する。
以上説明したように、本実施形態では、ポリシリコン層4よりなるサイドウォールコアの幅を十分に細くし、これにより酸化シリコン層6の凹部6aの幅を広げ、凹部6aに埋め込まれるポリシリコン層7をサイドウォールスペーサとして形成し、サイドウォールスペーサの間隔をラインアンドスペースパターンの形成に利用しているので、第1の実施形態と同様の効果に加えて、より微細なラインアンドスペースパターンを形成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記各実施形態においては、サイドウォールスペーサを形成するためのコアパターンとして開口部を設けてその内壁にサイドウォールスペーサを形成する場合について説明したが、コアパターンとして島状パターンを用い、その外壁にサイドウォールスペーサを形成してもよい。この場合、周辺回路領域1b内のコアパターンを除去する際に、開口部を設けなくても除去することが可能となる。
また、上記各実施形態においては、コアパターンとして単純な矩形パターンを挙げたが、任意の形状を有するコアパターンを用いても全く同様に実施可能である。ただし、この場合でもサイドウォールスペーサの幅は一定であることが必要である。
また、上記各実施形態においては、周辺回路領域1bに形成されるパターンとして目合わせモニタマークを挙げているが、周辺回路領域1bには、サイドウォールスペーサハードマスクのパターン幅に制限されることなく任意の寸法・形状を有するパターンを形成することが可能である。
また、第2の実施形態ではループカットのための開口部及び目合わせモニタマークを有するマスクパターン(第2のパターン)を予めハードマスク(窒化シリコン層)に転写する方法について説明し、第3の実施形態では隣接するサイドウォールスペーサの間隔をラインアンドスペースパターンの形成に利用してより微細なパターンを形成する方法について説明したが、本発明は、第2の実施形態と第3の実施形態を組み合わせても良い。すなわち、ループカットのための開口部及び目合わせモニタマークを有するマスクパターン(第2のパターン)を予めハードマスク(窒化シリコン層)に転写すると共に、サイドウォールスペーサの間隔をラインアンドスペースパターンの形成に利用してより微細なパターンを形成することも可能である。
また、本発明の詳細な説明に用いた添付図面の種々の表示された部分の寸法は、任意に拡大縮小されており、図示された表示の実際のあるいは相対的な寸法を示唆するものではない。
1 シリコン基板
1a 微細加工領域
1b 非微細加工領域
2 アモルファスカーボン層
3 窒化シリコン層
4 ポリシリコン層
4a ポリシリコン層の開口部
4b ポリシリコン層の開口部
5 レジストパターン
5a レジストパターンの開口部
5b レジストパターンの開口部
6 酸化シリコン層
6a 酸化シリコン層の凹部
7 ポリシリコン層
7a,7b サイドウォールスペーサ
8 レジストパターン
8a レジストパターンの開口部
8b レジストパターンの開口部
9 酸化シリコン層
80 P型シリコン基板
80a シリコンピラー
80b 分離用溝
81 酸化シリコン層
82 N型不純物拡散層
83 P型不純物拡散層
84 金属プラグ
85 ヒータ電極
86 絶縁層
87 相変化材料層
88 上部電極
89 絶縁層
89a 金属プラグ用開口
90 絶縁層
91 劣化防止用保護絶縁膜
92 層間絶縁膜
93 アモルファスカーボン・ハードマスク
BL ビット線
D ダイオード
MC メモリセル
PS 相変化材料デバイス
WL ワード線

Claims (11)

  1. 被エッチング部材上に定義された第1の領域内の所定の加工領域に第1のパターンを形成し、前記第1の領域とは異なる第2の領域に第2のパターンを形成する半導体装置の製造方法であって、
    前記被エッチング部材上に第1の層を成膜する工程と、
    前記第1の層をパターニングすることによって、前記第1の領域にサイドウォールコアを形成する工程と、
    前記サイドウォールコアの少なくとも側面を覆う第2の層を成膜する工程と、
    前記第2の層上に第3の層を成膜する工程と、
    前記第3の層をエッチバックすることによって、前記第2の層の少なくとも側面を覆う埋込ハードマスクを形成する工程と、
    前記第2の層をエッチングすることにより、前記サイドウォールコア又は前記埋込ハードマスクと重ならない前記第1の領域内の前記被エッチング部材と、前記第2のパターンの形成領域と重なる前記第2の領域内の前記被エッチング部材を露出させる工程と、
    露出された前記被エッチング部材を除去することにより、前記被エッチング部材に前記第1及び第2のパターンを形成する工程と、を備え、
    前記被エッチング部材を露出させる工程においては、前記加工領域を除いた前記第1の領域内の非加工領域と、前記第2の領域内の前記第2のパターンの形成領域以外の領域とを覆い、前記第1の領域内の前記加工領域と、前記第2の領域内の前記第2のパターンの形成領域とを露出させるマスク層を用いて前記第2の層をエッチングすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記マスク層は、前記埋込ハードマスクを形成した後に形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記マスク層は、前記被エッチング部材と前記第1の層との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1のパターンは、第1の方向に延在するライン状のパターンが第2の方向に平行に複数配列されたパターンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記埋込ハードマスクは、前記第2の方向に隣接する2つのサイドウォールコア間に形成された前記第2の層の凹部内の、前記第2の方向における全幅に亘って埋め込まれていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記埋込ハードマスクは、前記第2の方向に隣接する2つのサイドウォールコア間に形成された前記第2の層の凹部の両側面にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2の層の膜厚は、前記サイドウォールコアの前記第2の方向における幅と等しいことを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記埋込ハードマスクの前記第2の方向における幅は、前記サイドウォールコアの前記第2の方向における幅と等しいことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2の領域に形成された前記第1及び第3の層が除去されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の領域がメモリセル領域であり、前記第2の領域が周辺回路領域であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1のパターンのパターン幅は解像限界未満であり、前記第2のパターンのパターン幅は解像限界以上であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。

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