JP2011175400A - 数式入力装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の数式部分を容易にコピーしてペーストする。
【解決手段】関数電卓1は、ユーザ操作に基づいて数式を入力するキー入力部14と、入力された数式を表示制御するCPU11とを備える。キー入力部14は、表示された数式のうち、いずれかの数式部分をユーザ操作に基づき指定数式部分として指定する。また関数電卓1は、指定数式部分を所定の分割部分で数式構成部分に分割し、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とを対応づけて記憶する色別コピーバッファ122を備える。CPU11は指定数式部分のうち、色別コピーバッファ122に記憶された各数式構成部分を、当該数式構成部分に対応する識別色で表示させる。キー入力部14がユーザ操作に基づいて何れかの識別色を選択すると、CPU11は、選択された識別色に対応する数式構成部分を入力して当該識別色で表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、数式入力装置及びプログラムに関する。
従来、ユーザ操作に基づいて数式の入力を行う数式入力装置においては、同一内容の入力を簡略化する観点から、数式を構成する各部をコピーして、他の場所にペースト(貼り付け)することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
より詳細には、特許文献1に記載の数式入力装置においては、ユーザの指定する複数の数式部分を番号に対応付けて登録しておき、ユーザからの番号の指定に応じて、当該番号に対応する数式部分をペーストするようになっている。
特開平4−252231号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、コピーしたい部分に対して個別にコピー操作を行う必要があり、操作に手間がかかってしまう。
また、複数の部分をコピーした場合には、各部分の対応番号を覚えておかないと、意図する内容をペーストすることができない。この点、コピー済みの各内容を一覧表示してユーザに選択させることも考えられるが、数式の入力途中に画面を切り替える必要があり、操作が煩雑となる。
本発明の課題は、複数の数式部分を容易にコピーしてペーストすることのできる数式入力装置及びプログラムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、数式入力装置において、
ユーザ操作に基づいて数式を入力する数式入力手段と、
前記数式入力手段により入力された少なくとも1つの数式を表示させる数式表示制御手段と、
前記数式表示制御手段により表示された数式のうち、いずれかの数式部分をユーザ操作に基づき指定数式部分として指定する数式指定手段と、
前記指定数式部分を所定の分割部分で数式構成部分に分割し、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とを対応づけて記憶する色別数式部分記憶手段と、
前記指定数式部分のうち、前記色別数式部分記憶手段に記憶された各数式構成部分を、当該数式構成部分に対応する前記識別色で表示させる数式部分色付表示制御手段と、
ユーザ操作に基づいて何れかの前記識別色を選択する色選択手段と、
前記色選択手段により選択された前記識別色に対応する前記数式構成部分を入力して、当該識別色で表示させる色数式部分入力表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の数式入力装置において、
前記色別数式部分記憶手段は、
計算の優先順位の低い順に所定の段階まで演算記号部分で前記指定数式部分を前記数式構成部分に分割することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の数式入力装置において、
前記色別数式部分記憶手段は、
前記指定数式部分を等号または不等号で右辺及び左辺に分割することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の数式入力装置において、
前記数式部分色付表示制御部分は、
前記数式表示制御手段により表示された数式のうち、前記色別数式部分記憶手段に記憶された前記数式構成部分と同一の部分を、当該数式構成部分に対応する前記識別色で表示させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、プログラムにおいて、
コンピュータに、
ユーザ操作に基づいて数式を入力する数式入力機能と、
前記数式入力機能により入力された少なくとも1つの数式を表示させる数式表示制御機能と、
前記数式表示制御機能により表示された数式のうち、いずれかの数式部分をユーザ操作に基づき指定数式部分として指定する数式指定機能と、
前記指定数式部分を所定の分割部分で数式構成部分に分割し、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とを対応づけて記憶する色別数式部分記憶機能と、
前記指定数式部分のうち、前記色別数式部分記憶機能に記憶された各数式構成部分を、当該数式構成部分に対応する前記識別色で表示させる数式部分色付表示制御機能と、
ユーザ操作に基づいて何れかの前記識別色を選択する色選択機能と、
前記色選択機能により選択された前記識別色に対応する前記数式構成部分を入力して、当該識別色で表示させる色数式部分入力表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、表示された数式のうち、いずれかの数式部分がユーザ操作に基づき指定数式部分として指定されると、指定数式部分が所定の分割部分で数式構成部分に分割され、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とが対応づけて記憶されるので、数式部分を指定数式部分として指定することにより、当該指定数式部分に含まれる各数式構成部分を1回の操作でコピーすることができる。従って、複数の数式構成部分を容易にコピーすることができる。
また、指定数式部分のうち、記憶された各数式構成部分が当該数式構成部分の識別色で表示され、ユーザ操作に基づいて何れかの識別色が選択されると、選択された識別色に対応する数式構成部分が入力されて当該識別色で表示されるので、ペーストしたい数式構成部分の識別色を選択することにより、当該数式構成部分をペーストすることができる。従って、複数の数式構成部分をコピーした場合であっても、意図する数式構成部分を容易にペーストすることができる。
よって、複数の数式部分を容易にコピーしてペーストすることができる。
関数電卓の概略構成を示す平面図である。 関数電卓の機能構成を示すブロック図である。 色別コピーバッファを示す図である。 数式入力処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1.1 外観構成]
図1は、本発明に係る電子機器を適用した関数電卓1の概略構成を示す平面図である。
この図に示すように、関数電卓1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
入力キー群2は、ユーザから数値や演算記号等の数式構成要素の入力操作を受けたり、各種処理の指示操作を受けたりするためのキー群であり、それぞれ固有の機能を割り当てられた複数のキーを備えている。本実施の形態においては、入力キー群2は、テンキー20や演算記号キー21、カーソルキー22、EXEキー23、削除キー24、ファンクションキー25、メニューキー26等を備えている。
このうち、テンキー20は数値の入力操作を受けるキーであり、演算記号キー21は四則演算の記号や括弧、分数の括線、根号(√)、対数記号、定数(円周率「π」や光速度「c」等)、三角関数記号など、各種演算記号の入力操作を受けるキーである。
カーソルキー22は、ディスプレイ3内で編集対象位置や選択対象位置を示すカーソルCRを所定の方向に移動させる場合等に押下されるキーであり、本実施の形態においては、上下左右の4方向について入力可能に構成されている。
EXEキー23は、処理の実行指示や決定指示の入力操作を受けるキーであり、例えば数式の入力後に演算処理の実行を指示するキーとして機能したり、コピー操作後にはコピー内容のペーストを指示するキーとして機能したりするようになっている。削除キー24は、ディスプレイ3に表示されている数値や演算記号などの削除操作を受けるキーである。
ファンクションキー25は、所定の処理の実行指示を受ける複数のキーを有しており、本実施の形態においては、「F1」〜「F6」の6つのキーを有している。また、本実施の形態における「F1」〜「F6」キーの表面には、それぞれ固有の色(黄色、水色、ピンク、緑色、青色及び赤色)が付されている。
メニューキー26は、関数電卓1において各機能を実行する為のメニューを呼び出すキーである。
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により構成されており、入力キー群2などの操作に応じた文字や符号、数式、演算結果などの他、関数電卓1を使用するために必要な各種データを表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ3には、タッチパネル30が表示画面全面に亘って一体的に設けられている。
[1.2 機能構成]
続いて、関数電卓1の機能構成を説明する。
図2は、関数電卓1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
この図に示すように、関数電卓1は、キー入力部14と、表示部15と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、CPU(Central Processing Unit)11と、を備えて構成されている。
キー入力部14は、上述の入力キー群2を備えており、押下されたキーに対応する操作信号をCPU11に出力するようになっている。
表示部15は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って各種情報をディスプレイ3に表示するようになっている。また、この表示部15は、ディスプレイ3と一体的に設けられたタッチパネル30を備えており、表示画面に対する入力ペンの接触位置情報をCPU11に出力するようになっている。
RAM12は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。例えば、本実施の形態におけるRAM12は、ワークエリアとして数式記憶領域120やコピーバッファ121、色別コピーバッファ122などを有するようになっている。
数式記憶領域120には、後述の数式入力処理(図4参照)において入力される数式が記憶されるようになっている。
コピーバッファ121には、後述の数式入力処理(図4参照)においてコピーの対象として指定された数式部分、つまり指定数式部分の全体が格納されるようになっている。
色別コピーバッファ122には、図3に示すように、後述の数式入力処理(図4参照)においてコピーされた数式構成部分と、当該数式構成部分を識別表示するための識別色と、識別色及び数式構成部分を指定するためのファンクションキー25のキー名とが対応付けて格納されるようになっている。より詳細には、本実施の形態における色別コピーバッファ122には、数式入力処理において予め「F1」キー及び「黄色」、「F2」キー及び「水色」、「F3」キー及び「ピンク」、「F4」キー及び「緑色」、「F5」キー及び「青色」、「F6」キー及び「赤色」がそれぞれ対応付けられてこの順に格納され、コピーされた数式構成部分がこれらの組に対して順に対応付けられて格納されるようになっている。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)等により構成される不揮発性のメモリであり、各種プログラム及び各種データを記憶している。具体的には、記憶部13は、本発明に係るプログラムとしての数式入力プログラム130を記憶している。
この数式入力プログラム130は、後述の数式入力処理(図4参照)をCPU11に実行させるためのプログラムである。
CPU11は、関数電卓1の各部を中央制御する。具体的には、CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM12に展開し、RAM12に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
[1.3 関数電卓の動作]
続いて、関数電卓1の動作について説明する。
図4は、数式入力処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この数式入力処理は、ユーザによりタッチパネル30やキー入力部14を介して数式入力処理の実行指示が入力されると、記憶部13から数式入力プログラム130が読み出されてRAM12に適宜展開される結果、当該数式入力プログラム130とCPU11との協働によって実行される。
この図に示すように、数式入力処理においては、まずユーザがメニューキー26を操作して各種のモードをディスプレイ3に表示させた後、計算処理モードを選択し(ステップS1)、キー操作を行うと(ステップS2)、CPU11は、ステップS2でのキー操作が数式の入力操作であるか否かを判定する(ステップS3)。
このステップS3においてキー操作が数式の入力操作であったと判定した場合(ステップS3;Yes)には、CPU11は、入力された数式の構成要素をディスプレイ3におけるカーソルCRの位置に表示させる(ステップS4)。これにより、ディスプレイ3には、少なくとも1つの数式が表示されることとなる。
次に、CPU11は、色別コピーバッファ122に数式構成部分が記憶されているか否か、つまり後述のステップS14、S15の処理が行われた否かを判定し(ステップS5)、記憶されていないと判定した場合(ステップS5;No)には、上述のステップS2に移行する。
また、このステップS5において色別コピーバッファ122に数式が記憶されていると判定した場合(ステップS5;Yes)には、CPU11は、現時点で入力済みの数式と、色別コピーバッファ122内の各数式構成部分とを比較した後(ステップS6)、両者の間に一致する部分があるか否かを判定し(ステップS7)、無いと判定した場合(ステップS7;No)には、上述のステップS2に移行する。
また、このステップS7において一致部分があると判定した場合(ステップS7;Yes)には、CPU11は、一致する数式構成部分に色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色で、入力済み数式内の一致部分を表示した後(ステップS8)、上述のステップS2に移行する。なお、このステップS8において入力済み数式に対し一致する数式構成部分が複数、色別コピーバッファ122に存在する場合には、CPU11は、色別コピーバッファ122における数式構成部分のうち、最も長く一致する数式構成部分に対応付けられた識別色で、入力済み数式内の一致部分を表示するようになっている。また、本実施の形態におけるステップS8においては、一致部分の背景に色を付けてマーカ表示することとして説明するが、一致部分の文字に色を付けて表示することとしても良い。
また、上述のステップS3においてキー操作が数式の入力操作ではなかったと判定した場合(ステップS3;No)には、CPU11は、キー操作が範囲指定及びコピーの操作であるか否かを判定する(ステップS11)。
このステップS11においてキー操作が範囲指定及びコピーの操作であったと判定した場合(ステップS11;Yes)には、CPU11は、指定範囲内の数式部分の全体を指定数式部分として指定するとともにコピーバッファ121に記憶させ(ステップS12)、当該指定数式部分に等号または不等号が含まれるか否かを判定する(ステップS13)。
このステップS13において等号または不等号が含まれると判定した場合(ステップS13;Yes)には、CPU11は、指定数式部分を左辺部分、右辺部分に分割し、この順にそれぞれ識別色に対応付けて色別コピーバッファ122に記憶させた後(ステップS14)、後述のステップS16に移行する。
また、ステップS13において等号及び不等号が含まれないと判定した場合(ステップS13;No)には、CPU11は、指定数式部分を計算の優先順位の低い順に所定の段階まで演算記号部分で分割し、分割された各数式構成部分をそれぞれ識別色に対応付けて色別コピーバッファ122に記憶させる(ステップS15)。ここで、本実施の形態において「計算の優先順位の低い順」とは、(1)加算及び減算(但し乗算、除算、関数の演算対象に組み込まれているものを除く)、(2)乗算及び除算(但し関数の演算対象に組み込まれているものを除く)、(3)対数や三角関数等の関数、となっており、「所定の段階まで」とは加算,減算,乗算,除算の演算記号部分で分割した段階までとなっている。換言すれば、「指定数式部分を計算の優先順位の低い順に所定の段階まで演算記号部分で分割し」とは、指定数式部分における構成要素を、計算の優先順位の高い部分から順にブロックとして扱い、ブロック化されない部分で分割することを意味する。また、本実施の形態において指定数式部分が加算、乗算及び除算の記号部分で分割される場合には、分割位置の演算記号は数式構成部分に含まれないようになっているものの、減算の記号部分で分割される場合には、この演算記号「−」は直後の数式構成部分にマイナス記号として含まれるようになっている。更に、本実施の形態において、指定数式部分を乗算の演算記号部分で分割するとは、数式の表記上、乗算記号「×」,「・」が省略されている部分で分割する場合も含んでいる。
次に、CPU11は、色別コピーバッファ122内で各数式構成部分に対応付けられた識別色を検出し、この識別色と同色の色指定キー31(図5(c)など参照)をソフトキーとしてディスプレイ3の下段に表示させる(ステップS16)。なお、本実施の形態においては、各色指定キー31は同じ色のファンクションキー25に対応付けられて、当該ファンクションキー25の直上に表示されるようになっている。
次に、CPU11は、指定数式部分のうち、色別コピーバッファ122に記憶された各数式構成部分を、対応付けられた識別色で表示した後(ステップS17)、上述のステップS2に移行する。なお、本実施の形態におけるステップS17においては、一致部分の背景に色を付けてマーカ表示することとして説明するが、一致部分の文字に色を付けて表示することとしても良い。
また、上述のステップS11においてキー操作が範囲指定及びコピーの操作ではなかったと判定した場合(ステップS11:No)には、CPU11は、キー操作が行指定及びコピーの操作であるか否かを判定する(ステップS21)。
このステップS21においてキー操作が行指定及びコピーの操作であったと判定した場合(ステップS21;Yes)には、CPU11は、指定された行内の数式部分の全体を指定数式部分として指定するとともにコピーバッファ121に記憶させた後(ステップS22)、上述のステップS13に移行する。
また、このステップS21においてキー操作が行指定及びコピーの操作ではなかったと判定した場合(ステップS21;No)には、CPU11は、キー操作が色指定キー31またはファンクションキー25の操作であるか否かを判定する(ステップS31)。
このステップS31においてキー操作が色指定キー31またはファンクションキー25の操作であったと判定した場合(ステップS31;Yes)には、CPU11は、操作された色指定キー31,ファンクションキー25の表示色に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分を、現時点でのカーソルCRの位置にペースト(貼り付け)して挿入する(ステップS32)。なお、このステップS32においてCPU11は、数式構成部分の挿入によって前後の数式構成要素との間で計算不能なエラー状態を生じさせる場合、数式構成部分内の要素が分離されて計算される場合、或いは、数式構成部分の先頭にマイナス記号として含まれた記号「−」が減算記号として数式に挿入される場合には、当該数式構成部分の全体を括弧で括って挿入するようになっている。より具体的には、例えば、挿入される数式構成部分が「X+Y」であり、直前の数式構成要素が数値や乗算,除算記号である場合には、数式構成部分「X+Y」の挿入によって数式構成部分内の要素「X」,「Y」が分離されて計算されることとなるため、CPU11は当該数式構成部分の全体を括弧で括って「(X+Y)」として挿入する。
次に、CPU11は、挿入された数式構成部分を、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色で表示した後(ステップS33)、上述のステップS2に移行する。なお、本実施の形態におけるステップS33においては、一致部分の背景に色を付けてマーカ表示することとして説明するが、一致部分の文字に色を付けて表示することとしても良い。
また、上述のステップS31においてキー操作が色指定キー31及びファンクションキー25の操作ではなかったと判定した場合(ステップS31;No)には、CPU11は、キー操作が削除キー24の操作であるか否かを判定する(ステップS41)。
このステップS41においてキー操作が削除キー24の操作であったと判定した場合(ステップS41;Yes)には、CPU11は、現時点でのカーソルCRの位置の数式構成要素を削除した後(ステップS42)、上述のステップS5に移行する。
また、ステップS41においてキー操作が削除キー24の操作ではなかったと判定した場合(ステップS41;No)には、CPU11は、キー操作が終了操作であるか否かを判定する(ステップS51)。
そして、このステップS51においてキー操作が終了操作でなかったと判定した場合(ステップS51;No)には、CPU11は当該キー操作に対応する処理を行い(ステップS52)、キー操作が終了操作であったと判定した場合(ステップS51;Yes)には、数式処理を終了する。なお、このステップS52において例えばキー操作がカーソルキー22の操作であった場合には、CPU11はカーソルCRを指定の方向に移動させた後、上述のステップS2に移行するようになっており、キー操作がEXEキー23の操作であった場合には、指定数式部分の全体をカーソルCRの位置にペーストした後、上述のステップS2に移行するようになっている。
[1.4 動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述した関数電卓1の動作を具体的に説明する。
(動作例1)
まず、図5(a),(b)に示すように、ユーザが数式「Y=2X+3」を入力した後(ステップS2〜S4)、当該数式の右辺部分「2X+3」に対して範囲指定及びコピーの操作を行うと(ステップS11;Yes)、指定数式部分「2X+3」がコピーバッファ121に記憶されるとともに(ステップS12)、(1)加算及び減算(但し乗算、除算、関数の演算対象に組み込まれているものを除く)、(2)乗算及び除算(但し関数の演算対象に組み込まれているものを除く)の順に演算記号部分で分割され、分割された各数式構成部分「2X」,「3」がそれぞれ識別色「黄色」,「水色」に対応付けられて色別コピーバッファ122に記憶される(ステップS15)。
次に、図5(c)に示すように、色別コピーバッファ122内で各数式構成部分「2X」,「3」に対応付けられた識別色「黄色」,「水色」が検出され、この識別色と同色の色指定キー31がソフトキーとしてディスプレイ3の下段に表示される(ステップS16)。また、指定数式部分「2X+3」のうち、色別コピーバッファ122に記憶された各数式構成部分「2X」,「3」が、対応付けられた識別色「黄色」,「水色」で表示される(ステップS17)。
次に、ユーザがファンクションキー25の「F1」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、図5(d)に示すように、操作されたファンクションキー25の表示色「黄色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「2X」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。そして、挿入された数式構成部分「2X」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「黄色」で表示される(ステップS33)。
また、ユーザが「F1」キーの代わりに「F2」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、図5(e)に示すように、操作されたファンクションキー25の表示色「水色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「3」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。そして、挿入された数式構成部分「3」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「水色」で表示される(ステップS33)。
また、ユーザが「F1」,「F2」キーの代わりにEXEキー23を操作すると(ステップS51;No)、図5(f)に示すように、指定数式部分「2X+3」の全体がカーソルCRの位置にペーストされる。
(動作例2)
本動作例2においては、ユーザが数式「X=2Y+1」,「2X+1=7」について、解を算出するための操作を行うこととして説明する。
まず、図6(a),(b)に示すように、ユーザが数式「X=2Y+1」,「2X+1=7」を入力した後(ステップS2〜S4)、これら数式の全体に対して範囲指定及びコピーの操作を行うと(ステップS11;Yes)、指定数式部分「X=2Y+1」,「2X+1=7」がコピーバッファ121に記憶されるとともに(ステップS12)、各辺「X」,「2Y+1」,「2X+1」,「7」に分割され、この順にそれぞれ識別色「黄色」,「水色」,「ピンク」,「緑色」に対応付けられて色別コピーバッファ122に記憶される(ステップS14)。
次に、図6(c)に示すように、色別コピーバッファ122内で各数式構成部分「X」,「2Y+1」,「2X+1」,「7」に対応付けられた識別色「黄色」,「水色」,「ピンク」,「緑色」が検出され、この識別色と同色の色指定キー31がソフトキーとしてディスプレイ3の下段に表示される(ステップS16)。また、指定数式部分「X=2Y+1」,「2X+1=7」のうち、色別コピーバッファ122に記憶された各数式構成部分「X」,「2Y+1」,「2X+1」,「7」が、対応付けられた識別色「黄色」,「水色」,「ピンク」,「緑色」で表示される(ステップS17)。
次に、図6(d),図7(e)に示すように、ユーザがカーソルCRを数式「2X+1=7」における数式構成要素「X」の位置に移動させて当該数式構成要素「X」を削除した後(ステップS42)、ファンクションキー25の「F2」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「水色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「2Y+1」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。より詳細には、このとき数式構成部分「2Y+1」が単純に挿入されると、数式構成部分「2Y+1」内の要素「2Y」,「+1」が分離されて計算されてしまうため、当該数式構成部分「2Y+1」は括弧で括られて挿入される。そして、挿入された数式構成部分「2Y+1」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「水色」で表示される(ステップS33)。これにより、2番目の数式「2X+1=7」における「X」の部分に1番目の数式が代入されることとなる。
次に、図7(f)に示すように、ユーザが図7(e)における2番目の数式を計算して数式「4Y+2+Y=7」,「5Y=5」,「Y=1」を順に追加入力すると(ステップS2〜S4)、数式「4Y+2+Y=7」を入力した時点で、入力済みの数式「4Y+2+Y=7」と、色別コピーバッファ122内の各数式構成部分「X」,「2Y+1」,「2X+1」,「7」との間に一致部分「7」があると判定される結果(ステップS7;Yes)、一致する数式構成部分「7」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「緑色」で、入力済み数式内の一致部分「7」が表示される(ステップS8)
次に、図7(g)に示すように、ユーザが「X」についての解を計算すべく、まずファンクションキー25の「F1」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「黄色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「X」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。そして、挿入された数式構成部分「X」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「黄色」で表示される(ステップS33)。
次に、ユーザが等号を入力した後(ステップS2〜S4)、ファンクションキー25の「F2」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「水色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「2Y+1」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。そして、挿入された数式構成部分「2Y+1」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「水色」で表示される(ステップS33)。
そして、図7(h)に示すように、入力された各数式に基づいて、ユーザが「X」についての解を示す数式「X=3」を入力することができる(ステップS2〜S4)。
(動作例3)
本動作例3においては、ユーザが数式「(X−(1+√5)/2)(X−(1−√5)/2)」を展開するための操作を行うこととして説明する。
まず、図8(a)の状態から、図8(b)に示すように、ユーザが数式「(X−(1+√5)/2)(X−(1−√5)/2)」を入力した後(ステップS2〜S4)、この数式の行に対して行指定及びコピーの操作を行うと(ステップS21;Yes)、指定数式部分「(X−(1+√5)/2)(X−(1−√5)/2)」がコピーバッファ121に記憶されるとともに(ステップS22)、(1)加算及び減算(但し乗算、除算、関数の演算対象に組み込まれているものを除く)、(2)乗算及び除算(但し関数の演算対象に組み込まれているものを除く)の順に演算記号部分で分割され、分割された各数式構成部分「X」,「−(1+√5)/2」,「−(1−√5)/2」がそれぞれ識別色「黄色」,「水色」,「ピンク」に対応付けられて色別コピーバッファ122に記憶される(ステップS15)。
次に、図8(c)に示すように、色別コピーバッファ122内で各数式構成部分「X」,「−(1+√5)/2」,「−(1−√5)/2」に対応付けられた識別色「黄色」,「水色」,「ピンク」が検出され、この識別色と同色の色指定キー31がソフトキーとしてディスプレイ3の下段に表示される(ステップS16)。また、指定数式部分「(X−(1+√5)/2)(X−(1−√5)/2)」のうち、色別コピーバッファ122に記憶された各数式構成部分「X」,「−(1+√5)/2」,「−(1−√5)/2」が、対応付けられた識別色「黄色」,「水色」,「ピンク」で表示される(ステップS17)。
次に、図8(d)に示すように、ユーザが数式構成要素「X」を追加入力すると(ステップS2〜S4)、入力済みの数式「X」と、色別コピーバッファ122内の各数式構成部分「X」,「−(1+√5)/2」,「−(1−√5)/2」との間に一致部分「X」があると判定される結果(ステップS7;Yes)、一致する数式構成部分「X」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「黄色」で、入力済み数式内の一致部分「X」が表示される(ステップS8)。更に、ユーザが数式構成要素「X」を追加入力すると(ステップS2〜S4)、同様にして入力済みの数式構成要素「X」が識別色「黄色」で表示される(ステップS8)。
次に、図9(e)に示すように、ユーザが加算記号「+」を入力した後(ステップS2〜S4)、ファンクションキー25の「F1」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「黄色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「X」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。そして、挿入された数式構成部分「X」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「黄色」で表示される(ステップS33)。
同様に、ユーザがファンクションキー25の「F3」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「ピンク」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「−(1−√5)/2」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。より詳細には、このとき数式構成部分「−(1−√5)/2」が単純に挿入されると、数式構成部分の先頭にマイナス記号として含まれた記号「−」が減算記号として数式に挿入されるため、当該数式構成部分「−(1−√5)/2」は括弧で括られて挿入される。そして、挿入された数式構成部分「−(1−√5)/2」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「ピンク」で表示される(ステップS33)。
次に、図9(f)に示すように、ユーザが加算記号「+」を入力した後(ステップS2〜S4)、ファンクションキー25の「F2」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「水色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「−(1+√5)/2」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。より詳細には、このとき数式構成部分「−(1+√5)/2」が単純に挿入されると、直前の数式構成要素「+」との間で計算不能なエラー状態を生じさせるため、当該数式構成部分「−(1+√5)/2」は括弧で括られて挿入される。そして、挿入された数式構成部分「−(1+√5)/2」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「水色」で表示される(ステップS33)。なお、この図9(f)と、後述の図9(g)においては、入力された数式の全体がディスプレイ3で表示されないため、スクロール可能であることを示す矢印記号が表示されている。
次に、ユーザがファンクションキー25の「F1」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「黄色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「X」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。そして、挿入された数式構成部分「X」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「黄色」で表示される(ステップS33)。
次に、図9(g)に示すように、ユーザが加算記号「+」を入力した後(ステップS2〜S4)、ファンクションキー25の「F2」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「水色」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「−(1+√5)/2」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。より詳細には、このとき数式構成部分「−(1+√5)/2」が単純に挿入されると、直前の数式構成要素「+」との間で計算不能なエラー状態を生じさせるため、当該数式構成部分「−(1+√5)/2」は括弧で括られて挿入される。そして、挿入された数式構成部分「−(1+√5)/2」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「水色」で表示される(ステップS33)。
次に、ユーザがファンクションキー25の「F3」キーを操作すると(ステップS31;Yes)、操作されたファンクションキー25の表示色「ピンク」に色別コピーバッファ122内で対応付けられた数式構成部分「−(1−√5)/2」が、現時点でのカーソルCRの位置にペーストされて挿入される(ステップS32)。より詳細には、このとき数式構成部分「−(1−√5)/2」が単純に挿入されると、数式構成部分の先頭にマイナス記号として含まれた記号「−」が減算記号として数式に挿入されるため、当該数式構成部分「−(1−√5)/2」は括弧で括られて挿入される。そして、挿入された数式構成部分「−(1−√5)/2」が、色別コピーバッファ122内で対応付けられた識別色「ピンク」で表示される(ステップS33)。
以上、本実施の形態によれば、図4のステップS14〜S17,S32〜S33や、図5〜図9等に示したように、表示された数式のうち、いずれかの数式部分がユーザ操作に基づき指定数式部分として指定されると、指定数式部分が所定の分割部分で数式構成部分に分割され、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とが対応づけて記憶されるので、数式部分を指定数式部分として指定することにより、当該指定数式部分に含まれる各数式構成部分を1回の操作でコピーすることができる。従って、複数の数式構成部分を容易にコピーすることができる。
また、指定数式部分のうち、記憶された各数式構成部分が当該数式構成部分の識別色で表示され、ユーザ操作に基づいて何れかの識別色が選択されると、選択された識別色に対応する数式構成部分が入力されて当該識別色で表示されるので、ペーストしたい数式構成部分の識別色を選択することにより、当該数式構成部分をペーストすることができる。従って、複数の数式構成部分をコピーした場合であっても、意図する数式構成部分を容易にペーストすることができる。
よって、複数の数式部分を容易にコピーしてペーストすることができる。
なお、上記の実施の形態における関数電卓1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明に係る数式入力装置を関数電卓1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る数式入力プログラム130は、関数電卓1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、ステップS2〜S4の処理ではユーザが入力キー群2を介して記号式を入力することとして説明したが、タッチパネル30を介して入力することとしても良い。
また、ステップS14,15の処理では指定数式部分を等号,不等号部分や、計算の優先順位の低い演算記号部分で分割することとして説明したが、他の分割部分で分割することとしても良い。
また、ステップS17の処理では、指定数式部分のうち、色別コピーバッファ122に記憶された各数式構成部分を識別色で表示することとして説明したが、ステップS8の処理と同様にして、ディスプレイ3に表示されている入力済みの数式のうち、色別コピーバッファ122における何れかの数式構成部分と最長一致する部分を識別色で表示することとしても良い。
1 関数電卓
2 入力キー群
3 ディスプレイ
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 キー入力部
15 表示部
130 数式入力プログラム

Claims (5)

  1. ユーザ操作に基づいて数式を入力する数式入力手段と、
    前記数式入力手段により入力された少なくとも1つの数式を表示させる数式表示制御手段と、
    前記数式表示制御手段により表示された数式のうち、いずれかの数式部分をユーザ操作に基づき指定数式部分として指定する数式指定手段と、
    前記指定数式部分を所定の分割部分で数式構成部分に分割し、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とを対応づけて記憶する色別数式部分記憶手段と、
    前記指定数式部分のうち、前記色別数式部分記憶手段に記憶された各数式構成部分を、当該数式構成部分に対応する前記識別色で表示させる数式部分色付表示制御手段と、
    ユーザ操作に基づいて何れかの前記識別色を選択する色選択手段と、
    前記色選択手段により選択された前記識別色に対応する前記数式構成部分を入力して、当該識別色で表示させる色数式部分入力表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする数式入力装置。
  2. 請求項1記載の数式入力装置において、
    前記色別数式部分記憶手段は、
    計算の優先順位の低い順に所定の段階まで演算記号部分で前記指定数式部分を前記数式構成部分に分割することを特徴とする数式入力装置。
  3. 請求項1または2記載の数式入力装置において、
    前記色別数式部分記憶手段は、
    前記指定数式部分を等号または不等号で右辺及び左辺に分割することを特徴とする数式入力装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の数式入力装置において、
    前記数式部分色付表示制御部分は、
    前記数式表示制御手段により表示された数式のうち、前記色別数式部分記憶手段に記憶された前記数式構成部分と同一の部分を、当該数式構成部分に対応する前記識別色で表示させることを特徴とする数式入力装置。
  5. コンピュータに、
    ユーザ操作に基づいて数式を入力する数式入力機能と、
    前記数式入力機能により入力された少なくとも1つの数式を表示させる数式表示制御機能と、
    前記数式表示制御機能により表示された数式のうち、いずれかの数式部分をユーザ操作に基づき指定数式部分として指定する数式指定機能と、
    前記指定数式部分を所定の分割部分で数式構成部分に分割し、各数式構成部分と、当該数式構成部分を識別するための識別色とを対応づけて記憶する色別数式部分記憶機能と、
    前記指定数式部分のうち、前記色別数式部分記憶機能に記憶された各数式構成部分を、当該数式構成部分に対応する前記識別色で表示させる数式部分色付表示制御機能と、
    ユーザ操作に基づいて何れかの前記識別色を選択する色選択機能と、
    前記色選択機能により選択された前記識別色に対応する前記数式構成部分を入力して、当該識別色で表示させる色数式部分入力表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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