JP2010002990A - 文字入力装置およびプログラム - Google Patents

文字入力装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010002990A
JP2010002990A JP2008159304A JP2008159304A JP2010002990A JP 2010002990 A JP2010002990 A JP 2010002990A JP 2008159304 A JP2008159304 A JP 2008159304A JP 2008159304 A JP2008159304 A JP 2008159304A JP 2010002990 A JP2010002990 A JP 2010002990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
input
line
touch panel
kana
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008159304A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Shibata
栄幸 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Namco Entertainment Inc
Original Assignee
Namco Bandai Games Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Namco Bandai Games Inc filed Critical Namco Bandai Games Inc
Priority to JP2008159304A priority Critical patent/JP2010002990A/ja
Publication of JP2010002990A publication Critical patent/JP2010002990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】文字入力用領域が小さい場合であっても、より効率的に文字入力を行うことが可能な文字入力装置等を提供すること。
【解決手段】携帯電話100が、タッチパネル120における押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部122と、押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部124と、仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を示す代表文字画像をタッチパネル120に表示する代表文字画像表示部126と、タッチパネル120に表示された代表文字画像における最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行を決定する選択行決定部132と、前記仮名文字入力方式における行に関する文字を示す文字決定画像をタッチパネル120に表示する文字決定画像表示部128と、タッチパネル120に表示された文字決定画像における解除動作の行われた時点の押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部134を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、文字入力装置およびプログラムに関する。
携帯電話等の小型の表示部を有する装置においては、文字入力装置を小型化する必要があるため、PC(Personal Computer)で用いられているキーボードは用いられず、50音を子音のグループに分けた上で各グループにキーを割り当て、そのキーの押下回数で文字を選択する方式が一般的である。また、文字の一般的な入力方式としては、ローマ字入力方式と仮名文字入力方式があるが、仮名文字入力方式のほうがキーの押下回数は少なくて済む。
近年、携帯電話等において、タッチパネルやタッチパッドが採用される場合がある。例えば、特開2001−5596号公報では、ひらがなの文字入力操作を容易にすることを目的として、1回目の操作であ行〜わ行の文字を選択させ、2回目の操作であ列〜お列の母音を選択させる文字入力用エミュレータが記載されている。
特開2001−5596号公報
しかし、特開2001−5596号公報の手法では、少なくとも2回の操作を行う必要があり、効率性に欠ける。また、タッチパッドの場合、タッチパッド上の表示文字を変化させることはできないため、特開2001−5596号公報の手法を採用することはできない。
本発明の目的は、タッチパネルまたはタッチパッドを用いて文字入力を行う場合に、文字入力用領域が小さい場合であっても、より効率的に文字入力を行うことが可能な文字入力装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る文字入力装置は、
仮名文字入力方式で文字入力可能なタッチパネルを有する文字入力装置において、
前記タッチパネルにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
前記タッチパネルにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を示す代表文字画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する代表文字画像表示部と、
前記タッチパネルに表示された前記代表文字画像における最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
前記選択行決定部による決定に応じて前記行に関する仮名文字、当該仮名文字以外の記号および当該仮名文字、あるいは、前記記号種別に関する記号を示す文字決定画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する文字決定画像表示部と、
前記タッチパネルに表示された前記文字決定画像における前記解除動作の行われた時点の前記押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、
仮名文字入力方式で文字入力可能なタッチパネルを有する文字入力装置の有するコンピュータを、
前記タッチパネルにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
前記タッチパネルにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を示す代表文字画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する代表文字画像表示部と、
前記タッチパネルに表示された前記代表文字画像における最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
前記選択行決定部による決定に応じて前記行に関する仮名文字、当該仮名文字以外の記号および当該仮名文字、あるいは、前記記号種別に関する記号を示す文字決定画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する文字決定画像表示部と、
前記タッチパネルに表示された前記文字決定画像における前記解除動作の行われた時点の前記押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、文字入力装置等は、行ごとの代表文字、あるいは、当該代表文字および記号の代表文字を示す代表文字画像を表示し、最初の押圧位置に応じて行や記号種別を決定し、行や記号種別に関する文字を示す文字決定画像を表示し、押圧解除動作に応じて入力文字を決定することにより、ユーザは、例えば、1回の指の押し離し動作だけで文字を入力することができるため、文字入力用領域が小さい場合であっても、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、前記文字決定画像表示部は、前記文字決定画像における前記押圧位置に応じて選択対象の前記仮名文字または前記記号を強調する画像を前記文字決定画像の一部として表示してもよい。
これによれば、ユーザは、選択対象の仮名文字等が強調されるため、自分が入力しようとしている文字を把握しやすく、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、前記文字決定画像表示部は、前記文字決定画像における前記代表文字を、前記代表文字画像における前記代表文字と同じ位置に表示してもよい。
これによれば、代表文字画像と文字決定画像における代表文字の位置が変化しないため、ユーザは、代表文字を入力する場合に指等の位置を変化させないで済むため、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、前記タッチパネルの領域と前記仮名文字入力方式における行との対応付け、あるいは、当該対応付けおよび前記タッチパネルの領域と前記記号種別との対応付けを示す行対応付けデータと、前記タッチパネルの領域と前記仮名文字との対応付け、あるいは、当該対応付けおよび前記タッチパネルの領域と前記記号との対応付けを示す文字対応付けデータとを記憶する記憶部を含み、
前記選択行決定部は、前記押圧位置と、前記行対応付けデータとに基づき、前記行または前記記号種別を決定し、
前記入力文字決定部は、前記押圧位置と、前記文字対応付けデータとに基づき、前記入力文字を決定してもよい。
これによれば、文字入力装置は、行対応付けデータや文字データ対応付けデータを用いることにより、行や入力文字等を適切に決定することができる。
また、前記文字入力装置は、前記行対応付け変更指示情報および前記文字対応付け変更指示情報の少なくとも一方に基づき、前記行対応付けデータおよび前記文字対応付けデータの少なくとも一方を更新する更新部を含んでもよい。
これによれば、文字入力装置は、行対応付けデータや文字データ対応付けデータを更新することができるため、タッチパネルの領域と行や文字との対応付けを柔軟に変更することができ、当該対応付けを変更した場合であっても、行や入力文字を適切に決定することができる。
また、前記文字入力装置は、前記行対応付けデータにおける対応付けの変更指示を示す行対応付け変更指示情報および前記文字対応付けデータにおける対応付けの変更指示を示す文字対応付け変更指示情報の少なくとも一方を入力する入力部を含み、
前記更新部は、前記行対応付け変更指示情報および前記文字対応付け変更指示情報の少なくとも一方に基づき、前記行対応付けデータおよび前記文字対応付けデータの少なくとも一方を更新してもよい。
これによれば、文字入力装置は、対応付けの変更指示に応じて行対応付けデータや文字データ対応付けデータを更新することができるため、タッチパネルの領域と行や文字との対応付けを柔軟に変更することができ、当該対応付けを変更した場合であっても、行や入力文字を適切に決定することができる。
また、本発明に係る文字入力装置は、
仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を異なる領域に示すタッチパッドと、表示部とを有する文字入力装置において、
前記タッチパッドにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
前記タッチパッドにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
前記タッチパッドにおける最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
前記選択行決定部による決定と最新の前記押圧位置に応じて入力候補文字を決定して前記表示部における文字入力欄に表示する入力候補文字表示部と、
前記解除動作の行われた時点における前記入力候補文字を入力文字として決定する入力文字決定部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、
仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を異なる領域に示すタッチパッドと、表示部とを有する文字入力装置の有するコンピュータを、
前記タッチパッドにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
前記タッチパッドにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
前記タッチパッドにおける最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
前記選択行決定部による決定と最新の前記押圧位置に応じて入力候補文字を決定して前記表示部における文字入力欄に表示する入力候補文字表示部と、
前記解除動作の行われた時点における前記入力候補文字を入力文字として決定する入力文字決定部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、文字入力装置等は、最初の押圧位置に応じて行や記号種別を決定し、決定した行や記号種別と最新の押圧位置に応じて入力候補文字を決定して文字入力欄に表示し、押圧解除動作に応じて入力文字を決定することにより、ユーザは、例えば、1回の指の押し離し動作だけで文字を入力することができるため、文字入力用領域が小さい場合であっても、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、前記入力候補文字表示部は、前記入力候補文字が仮名文字であって、かつ、前記タッチパッドにおける前記押圧位置が第1の方向に変化した場合、前記入力候補文字の母音を変化させて前記入力候補文字を決定してもよい。
これによれば、ユーザは、例えば、タッチパッド上で縦方向(Y方向)に押圧位置を変化させることにより、仮名文字の母音を変化させて文字入力を行うことができる。
また、前記入力候補文字表示部は、前記入力候補文字が仮名文字であって、かつ、前記タッチパッドにおける前記押圧位置が第1の方向とは異なる第2の方向に変化した場合、前記入力候補文字の文字種、濁点の有無、半濁点の有無のいずれかを変化させて前記入力候補文字を決定してもよい。
これによれば、ユーザは、例えば、タッチパッド上で横方向(X方向)に押圧位置を変化させることにより、仮名文字の文字種、濁点の有無、半濁点の有無を変化させて文字入力を行うことができる。
以下、本発明を携帯電話に適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例における携帯電話100の外観図である。文字入力装置の一種である携帯電話100は、文字入力欄112を有する表示部110と、タッチパネル120を含んで構成されている。ユーザは、タッチパネル120を用いて文字入力欄112に文字を入力する。
本実施例では、ユーザは、タッチパネル120に指を置くことにより、タッチパネル120に表示された仮名文字入力方式における行ごとの代表文字から所望の行の代表文字を選択し、タッチパネル120上で指を移動させて当該行における所望の文字を選択し、指をタッチパネル120から離すことによって入力文字を確定する。
次に、このような機能を有する携帯電話100の機能ブロックについて説明する。図2は、第1の実施例における携帯電話100の機能ブロック図である。携帯電話100は、表示部110と、タッチパネル120と、処理部130と、記憶部140を含んで構成されている。
タッチパネル120は、タッチパネル120における押圧位置を連続的(例えば、0.5秒間隔等)に検出する押圧位置検出部122と、タッチパネル120における押圧状態の解除動作(本実施例では指を離す動作)を検出する解除動作検出部124と、仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を示す代表文字画像をタッチパネル120の一部に表示する代表文字画像表示部126と、行が選択された場合に当該行に関する文字の一覧を示す文字決定画像をタッチパネル120に表示する文字決定画像表示部128を含んで構成されている。
また、処理部130は、タッチパネル120に表示された代表文字画像における最初の押圧位置に応じて選択された行を決定する選択行決定部132と、タッチパネル120に表示された文字決定画像における解除動作の行われた時点の押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部134を含んで構成されている。
また、記憶部140は、タッチパネル120の領域と仮名文字入力方式における行との対応付けを示す行対応付けデータ142、タッチパネル120の領域と文字との対応付けを示す文字対応付けデータ144、代表文字画像、文字決定画像等を表示するための画像データ146、タッチパネル120における押圧位置を示す押圧位置情報148等を記憶している。
なお、これらの各部の機能は、例えば、以下のハードウェアを用いて携帯電話100に実装されてもよい。例えば、処理部130としてはCPU等、記憶部140としてはRAM等、表示部110としては液晶パネル等が採用されてもよい。
また、携帯電話100は、これらの各部の機能を情報記憶媒体200に記憶されたプログラムを読み取って実装してもよい。このような情報記憶媒体200としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用可能である。
次に、携帯電話100を用いた文字入力手順について説明する。図3は、第1の実施例における文字入力手順を示すフローチャートである。
代表文字画像表示部126は、画像データ146に基づき、代表文字画像を表示する(ステップS1)。
図4は、第1の実施例のタッチパネル120における代表文字画像400を示す図である。本実施例のタッチパネル120は、横500画素、縦600画素で構成されており、横5マス、縦6マスの領域を有する。代表文字画像400は、横3マス、縦4マスであ行〜わ行の各行の代表文字である「あ」〜「わ」がマスごとに配置されている。
押圧位置検出部122は、「あ」〜「わ」のいずれかのマスにおいて、最初の押圧(非押圧状態から押圧状態に変化する際の押圧)があるかどうかを判定する(ステップS2)。
図5は、第1の実施例のタッチパネル120における代表文字画像400に指300が置かれた状態を示す図である。図5では、「は」のマスに指300が置かれている。
「あ」〜「わ」のいずれかのマスで押圧があった場合、押圧位置検出部122は、行対応付けデータ142に基づき、押圧位置を決定し、押圧位置を示す押圧位置情報148を記憶部140に記憶し、選択行決定部132は、押圧位置情報148と、行対応付けデータ142に基づき、押圧位置に応じて選択された行(選択行)とカーソル位置を決定する(ステップS3)。
文字決定画像表示部128は、選択行決定部132によって決定された選択行に応じたデータを画像データ146から取得して当該データと、選択行決定部132によって決定されたカーソル位置に基づき、文字決定画像を表示する(ステップS4)。
図6は、第1の実施例のタッチパネル120における文字決定画像450を示す図である。例えば、指300が「は」に置かれている場合、図6に示すように、「は」のマスにカーソルの枠が表示され、は行に関する仮名文字である「は」〜「ほ」、「ぱ」〜「ぽ」、「ば」〜「ぼ」の15マス分の領域を有する文字決定画像450が表示される。
押圧位置検出部122は、押圧位置情報148と、タッチパネル120における押圧状態に応じて押圧位置が変化したかどうか(異なるマスに移動したかどうか)を判定する(ステップS5)。
押圧位置が変化した場合、押圧位置検出部122は、押圧位置情報148を更新する(ステップS6)。また、文字決定画像表示部128は、押圧位置の変化に応じて文字決定画像450を表示する(ステップS4)。
図7は、第1の実施例のタッチパネル120における文字決定画像451で指300が移動した状態を示す図である。例えば、ユーザが指300を「は」の位置から「ぷ」の位置まで移動させた場合、文字決定画像表示部128は、カーソル位置を「ぷ」の位置に変えた文字決定画像451を表示する。
解除動作検出部124は、指300がタッチパネル120から離れることによって押圧状態が解除されたかどうかを判定する(ステップS7)。押圧状態が解除された場合、タッチパネル120の状態は押圧状態から非押圧状態に遷移し、入力文字決定部134は、押圧位置情報148に基づき、入力文字を決定し、文字入力欄112に文字を入力する(ステップS8)。
図8は、第1の実施例のタッチパネル120における文字決定画像451で指300が離された状態を示す図である。例えば、「ぷ」に指300が置かれた後に指300がタッチパネル120から離れた場合、入力文字決定部134は、入力文字を「ぷ」に決定し、文字入力欄112に「ぷ」を入力する。
ここで、行対応付けデータ142と文字対応付けデータ144についてより詳細に説明する。図9は、第1の実施例における行対応付けデータ142の一例を示す図である。また、図10は、第1の実施例における文字対応付けデータ144の一例を示す図である。
例えば、タッチパネル120が、タッチパネル120上の横方向(X軸)の座標が0〜499、タッチパネル120上の縦方向(Y軸)の座標が0〜599で構成されているものとする。選択行決定部132は、例えば、最初の押圧位置情報148で示されるタッチパネル120の座標(X,Y)が(350,150)であった場合、行対応付けデータ142を参照すれば、選択行が「は」であると決定することができる。
また、「は」行に関する文字決定画像450、451が表示された場合、入力文字決定部134は、押圧状態が解除された時点の押圧位置情報148で示されるタッチパネル120の座標(X,Y)が(440,360)であった場合、文字対応付けデータ144を参照すれば、入力文字が「ぷ」であると決定することができる。
なお、入力文字が決定された場合、代表文字画像表示部126は、画像データ146に基づき、再び代表文字画像400を表示する(ステップS1)。これにより、タッチパネル120は、図4に示す状態になる。
以上のように、本実施例によれば、携帯電話100は、行ごとの代表文字を示す代表文字画像400を表示し、最初の押圧位置に応じて選択行を決定し、選択行に関する仮名文字を示す文字決定画像450、451を表示し、押圧解除動作に応じて入力文字を決定することにより、ユーザは、例えば、1回の指300のタッチパネル120に対する押し離し動作だけで文字を入力することができるため、文字入力用領域(タッチパネル120)が小さい場合であっても、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、本実施例によれば、携帯電話100は、文字決定画像450、451における指300の移動にカーソルを追従させることにより、ユーザは、自分が入力しようとしている文字を把握しやすく、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、本実施例によれば、携帯電話100は、代表文字画像400と文字決定画像450、451の同じ位置に代表文字を表示することにより、ユーザは、代表文字を入力する場合に指300等の位置を変化させないで済むため、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、本実施例によれば、携帯電話100は、1.タッチパネル120に触れる、2.タッチパネル120に触れたまま指300を動かす、3.タッチパネル120から指300を離すという一連の動作を、それぞれ、1.複数のグループから1つのグループを選択する、2.選択したグループ内の複数の要素から1つの候補を選択する、3.1つの要素を決定する、という動作として解釈することにより、文字を入力する必要がある場合であっても、携帯電話100におけるタッチパネル120の大きさを小型化することができ、少ない手順で文字を入力させることができる。
(第2の実施例)
なお、文字決定画像450、451は、第1の実施例には限定されず、種々の変形が可能である。図11は、第2の実施例における文字決定画像460を示す図である。例えば、代表文字画像400で「は」が選択された場合、文字決定画像表示部128は、「は」の周囲に「ハ゜(パの半角文字)」、「ハ(ハの半角文字)」、「ハ゛(バの半角文字)」、「ぱ」、「ば」、「パ」、「ハ」、「バ」を表示する文字決定画像460を表示してもよい。
図12は、第2の実施例における文字決定画像461で指300が停止した状態を示す図である。例えば、文字決定画像460の「パ」で指300が1秒以上静止した場合、文字決定画像表示部128は、「パ」、「ピ」、「プ」、「ペ」、「ポ」を選択可能な文字決定画像を表示する。なお、指300の静止時間は、例えば、CPU(入力文字決定部134)に内蔵されたタイマ等によってカウントされてもよい。
図13は、第2の実施例における文字決定画像462で指が移動した状態を示す図である。「パ」、「ピ」、「プ」、「ペ」、「ポ」を選択可能な文字決定画像462が表示された状態で、例えば、ユーザが、指300を「プ」の位置まで移動させた場合、カーソルも指300の動きに連動して移動し、指300を「プ」の位置で離した場合、「プ」が入力文字として決定される。
このように、ユーザは、全角の平仮名だけでなく、片仮名、半角文字等の仮名文字を入力する場合にも、1回の指300のタッチパネル120に対する押し離し動作だけで文字を入力することができるため、文字入力用領域(タッチパネル120)が小さい場合であっても、より効率的に文字入力を行うことができる。
(第3の実施例)
上述した実施例では、携帯電話100にタッチパネル120が設けられていたが、画像表示機能のないタッチパッドが用いられる場合にも本発明は有効である。
図14は、第3の実施例における携帯電話101の外観図である。携帯電話101は、文字入力欄113を有する表示部111と、タッチパッド150を含んで構成されている。ユーザは、タッチパッド150を用いて文字入力欄113に文字を入力する。
本実施例では、ユーザは、タッチパッド150に指300を置くことにより、仮名文字入力方式における行ごとの代表文字から所望の行を選択し、タッチパッド150上で指300を移動させて所望の仮名文字を選択し、指300をタッチパッド150から離すことによって入力文字を確定する。
次に、このような機能を有する携帯電話101の機能ブロックについて説明する。図15は、第3の実施例における携帯電話101の機能ブロック図である。携帯電話101は、表示部111と、タッチパッド150と、処理部131と、記憶部141を含んで構成されている。
タッチパッド150は、タッチパッド150における押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部152と、タッチパッド150における押圧状態の解除動作(本実施例では指を離す動作)を検出する解除動作検出部154を含んで構成されている。
また、処理部131は、タッチパッド150における最初の押圧位置に応じて選択行を決定する選択行決定部133と、解除動作の行われた時点の押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部135と、選択行と最新の押圧位置に応じて入力候補文字を決定して表示部111における文字入力欄に表示する入力候補文字表示部136を含んで構成されている。
また、記憶部141は、タッチパッド150の領域と仮名文字入力方式における行との対応付けを示す行対応付けデータ143、タッチパッド150の領域と文字との対応付けを示す文字対応付けデータ145、候補文字等を表示するための画像データ146、タッチパッド150における押圧位置を示す押圧位置情報148等を記憶している。
なお、携帯電話101のハードウェア構成は携帯電話100と同様であるため、説明を省略する。また、携帯電話101は、これらの各部の機能を情報記憶媒体201に記憶されたプログラムを読み取って実装してもよい。
次に、携帯電話101を用いた文字入力手順について説明する。図16は、第3の実施例における文字入力手順を示すフローチャートである。
押圧位置検出部152は、タッチパッド150の「あ」〜「わ」のいずれかのマスにおいて、最初の押圧(非押圧状態から押圧状態に変化する際の押圧)があるかどうかを判定する(ステップS11)。「あ」〜「わ」のいずれかのマスで押圧があった場合、押圧位置検出部152は、行対応付けデータ143に基づき、押圧位置を決定し、押圧位置を示す押圧位置情報148を記憶部140に記憶し、選択行決定部133は、押圧位置情報148と、行対応付けデータ143に基づき、押圧位置に応じて選択行を決定する(ステップS12)。
図17は、第3の実施例のタッチパッド150における指300の第1の位置と入力候補文字を示す図である。例えば、指300が「は」のマスに置かれた場合、入力候補文字表示部136は、選択行と最新の押圧位置に応じて入力候補文字を決定して表示部111における文字入力欄113に入力候補文字「は」を表示する(ステップS13)。
なお、文字対応付けデータ145では、選択行が「は」行である場合、図17に示すように、「は」のキーを基準として縦方向に「は」行の5文字分の領域が割り当てられている。
押圧位置検出部152は、押圧位置情報148と、文字対応付けデータ145に基づき、押圧位置が元の押圧位置の領域(例えば、「は」の領域等)から変化したかどうかを判定する(ステップS14)。
押圧位置が変化した場合、押圧位置検出部152は、押圧位置情報148を更新し、入力候補文字表示部136は、入力候補文字を変更し(ステップS15)、表示部111における文字入力欄113に入力候補文字を表示する(ステップS13)。
図18は、第3の実施例のタッチパッド150における指300の第2の位置と入力候補文字を示す図である。また、図19は、第3の実施例のタッチパッド150における指300の第3の位置と入力候補文字を示す図である。また、図20は、第3の実施例のタッチパッド150における指300の第4の位置と入力候補文字を示す図である。
例えば、ユーザが、最初に「は」を押してから「な」の部分に指300を移動させた場合、入力候補文字は「ば」に変化し、「た」の部分に指300を移動させた場合、入力候補文字は「ぱ」に変化し、*(実際は*を90度回転させたもの)キーの部分に指300を移動させた場合、入力候補文字は「ぽ」に変化する。
また、解除動作検出部154は、指300がタッチパッド150から離れることによって押圧状態が解除されたかどうかを判定する(ステップS16)。押圧状態が解除された場合、入力文字決定部135は、押圧位置情報148に基づき、入力文字を決定し、文字入力欄113の入力文字を決定する(ステップS17)。
これにより、例えば、図20に示す状態でユーザが指300を離した場合、「ぽ」が入力される。
なお、入力文字が決定された場合、押圧位置検出部152は、行対応付けデータ143に基づき、タッチパッド150の領域を行ごとの領域として再び押圧有無の判定(ステップS11)を行う。
以上のように、本実施例によれば、ユーザは、タッチパッド150の文字入力用領域が小さい場合であっても、例えば、1回の指の押し離し動作だけで文字を入力することができるため、より効率的に文字入力を行うことができる。
また、本実施例によれば、ユーザは、例えば、タッチパッド150上の縦方向に押圧位置を変化させることにより、入力候補文字の母音を変化させて文字入力を行うことができる上、タッチパッド150上の横方向に押圧位置を変化させることにより、入力候補文字の文字種、濁点の有無、半濁点の有無を変化させて文字入力を行うことができる。
(第4の実施例)
上述した実施例では、行対応付けデータ142、143および文字対応付けデータ144、145は固定のデータであったが、これらのデータは、ユーザの変更指示等に応じて更新されてもよい。
図21は、第4の実施例における携帯電話102の機能ブロック図である。携帯電話102は、携帯電話100と同様の構成であるが、タッチパネル120に入力部125が設けられ、処理部130に更新部138が設けられている点で携帯電話100と相違している。
また、入力部125は、行対応付けデータ142における少なくとも1つの対応付けの変更指示を示す行対応付け変更指示情報および文字対応付けデータ144における少なくとも1つの対応付けの変更指示を示す文字対応付け変更指示情報を入力する。
また、更新部138は、行対応付け変更指示情報に応じて行対応付けデータ142を更新し、文字対応付け変更指示情報に応じて文字対応付けデータ144を更新する。
また、代表文字画像表示部126は、行の対応付けの変更指示があった場合、ユーザにタッチパネル120の領域と仮名文字入力方式における行との対応付けを行わせるための選択行対応付け画像を表示する。
図22は、第4の実施例における選択行対応付け画像500の一例を示す図である。代表文字画像表示部126は、最初に標準の配列または行対応付けデータ142で定義されている配列で各選択行の代表文字を示す選択行対応付け画像500を表示する。ユーザは、指300等でタッチパネル120上の代表文字を移動する。例えば、最初の選択行対応付け画像500が図4に示すような状態であった場合、「た」を空いた領域に移動し、元の「た」の位置に「か」を移動させる。例えば、ユーザは、図22に示す状態で「ら」を矢印の示す位置に移動させれば、「あ」〜「な」、「は」〜「わ」がそれぞれ縦1列に並んだ選択行対応付け画像500を表示することができる。
ユーザは、定義の完了操作(例えば、完了操作ボタンを押す、選択行対応付け画像500の空いた領域を2回叩く等)を行う。更新部138は、当該完了操作と、ユーザの操作履歴(例えば、「た」を4行2列の位置に移動させた等)と、元の行対応付けデータ142に基づき、行対応付けデータ142を更新する。
代表文字画像表示部126は、代表文字画像の表示指示があった場合、更新された行対応付けデータ142に基づき、「あ」〜「な」、「は」〜「わ」がそれぞれ縦1列に並んだ代表文字画像を表示する。
また、文字決定画像表示部128は、文字の対応付けの変更指示があった場合、ユーザにタッチパネル120の領域と文字との対応付けを行わせるための文字対応付け画像を表示する。
図23は、第4の実施例における文字対応付け画像510の一例を示す図である。文字決定画像表示部128は、最初に標準の配列または文字対応付けデータ144で定義されている配列で選択行の各文字を示す文字対応付け画像510を表示する。ユーザは、指300等でタッチパネル120上の文字を移動する。例えば、最初の文字対応付け画像510が図6(濃い部分)に示すような状態であった場合、ユーザは、所望の文字を所望の位置に(例えば、「は」を1行1列の位置に)移動させる。例えば、図23の状態で、ユーザは、6行5列にある「ぽ」を3行5列の位置に移動させれば、「は」〜「ほ」、「ぱ」〜「ぽ」、「ば」〜「ぼ」が1番上の行から行ごとに並んだ文字対応付け画像510を表示することができる。
ユーザは、定義の完了操作を行う。更新部138は、当該完了操作と、ユーザの操作履歴(例えば、「ぽ」を3行5列の位置に移動させた等)と、元の文字対応付けデータ144に基づき、文字対応付けデータ144を更新する。
文字決定画像表示部128は、文字決定画像の表示指示があった場合、更新された文字対応付けデータ144に基づき、「は」〜「ほ」、「ぱ」〜「ぽ」、「ば」〜「ぼ」が1番上の行から行ごとに並んだ文字決定画像を表示する。
この場合、入力文字決定部134は、文字対応付け画像510と同様の文字配列の文字決定画像が表示された状態で、1行1列の位置で指300等がタッチパネル120から離れた場合、「は」を入力文字として決定する。
このように、本実施例によれば、携帯電話102は、行対応付けデータ142や文字データ対応付けデータ144を更新することができるため、タッチパネル120の領域と行や文字との対応付けを柔軟に変更することができ、当該対応付けを変更した場合であっても、選択行や入力文字を適切に決定することができる。
(第5の実施例)
上述した代表文字画像400では、仮名文字入力方式における行の代表文字のみが表示されているが、代表文字画像に仮名文字以外の記号(例えば、一般的記号、絵文字等)の記号種別ごとの代表文字が表示されてもよい。また、タッチパッド150を有する携帯電話101で代表文字画像や文字決定画像が表示されてもよい。
図24は、第5の実施例における携帯電話103の機能ブロック図である。携帯電話103は、図15に示す携帯電話101と同様の構成であるが、表示部111が代表文字画像表示部127および文字決定画像表示部129を有している点で携帯電話101と相違している。
代表文字画像表示部127は、代表文字画像の表示指示があった場合、画像データ146に基づき、代表文字画像を液晶画面(表示部111の一部)に表示する。図25は、第5の実施例における代表文字画像410を示す図である。代表文字画像410では、「あ」〜「わ」の各行の代表文字に加えて仮名文字、絵文字以外の一般的記号を入力するための「記号」、仮名文字、一般的記号以外の絵文字を入力するための「絵」が代表文字として表示される。
例えば、ユーザが代表文字画像410の「記号」に該当するタッチパッド150上のキー「#」を指300で押した場合、押圧位置検出部152は、当該押圧位置を検出して押圧位置情報148を生成し、選択行決定部133は、当該押圧位置と、行対応付けデータ143に基づき、「記号」が選択されたことを文字決定画像表示部129に伝達する。
文字決定画像表示部129は、「記号」が選択されたという情報と、画像データ146に基づき、「記号」に対応した記号を示す文字決定画像を液晶画面に表示する。
図26は、第5の実施例における文字決定画像470を示す図である。図26に表示する文字決定画像470では、「!」、「$」等の記号が表示されている。なお、代表文字画像410で「絵」が選択された場合は文字決定画像470には種々の絵文字が表示され、「あ」〜「わ」が選択された場合は図6の文字決定画像450に示すような選択行に関連する文字が表示される。
例えば、ユーザが文字決定画像470の「(」に該当するタッチパッド150上のキー「8」を指300で押した場合、押圧位置検出部152は、当該押圧位置を検出して押圧位置情報148を生成し、入力候補文字表示部136は、選択行(記号等も含む)と最新の押圧位置に応じて入力候補文字を決定して表示部111における文字入力欄113に入力候補文字「(」を表示する。
解除動作検出部154は、指300がタッチパッド150から離れることによって押圧状態が解除されたかどうかを判定する。押圧状態が解除された場合、入力文字決定部135は、押圧位置情報148に基づき、入力文字を決定し、文字入力欄113の入力文字(この場合は「(」)を決定する。
以上のように、携帯電話103は、タッチパッド150を用いる場合であっても、代表文字画像410や文字決定画像470を表示してユーザに文字を入力させることができる。
また、携帯電話103は、仮名文字以外の記号(一般的記号、絵文字、「変換」等の機能を示す記号等)の代表文字を表示して代表文字を決定させてから当該代表文字に関連する記号を表示して選択させることにより、ユーザは、画面が小さい場合であっても効率的に記号を入力することができる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、代表文字画像400や文字決定画像450における各文字の領域は均等でなくてもよく、大きさが異なっていてもよく、位置がずれていてもよい。また、上述した実施例では、代表文字画像400や文字決定画像450は、タッチパネル120の一部に表示されているが、タッチパネル120の全領域に表示されてもよい。
また、代表文字画像400における行ごとの代表文字は母音が「あ」の文字には限定されず、任意の文字(例えば、母音が「お」の文字等)でよい。また、タッチパネル120やタッチパッド150を押圧する手法は、指300で押す手法には限定されず、例えば、タッチペン等の指示具で押す手法等であってもよい。
また、第3の実施例では、携帯電話101は、縦方向に押圧位置が変化した場合に母音を変化させ、横方向に押圧位置が変化した場合に濁点の有無、半濁点の有無を変化させたが、方向の組合せは任意であり、例えば、横方向に押圧位置が変化した場合に母音を変化させ、斜め方向に押圧位置が変化した場合に文字種を変化させ、縦方向に押圧位置が変化した場合に濁点の有無、半濁点の有無を変化させてもよい。
また、押圧位置に応じて選択対象の文字または記号を強調する手法は、上述したカーソルを表示する手法には限定されず、例えば、選択対象の文字等を点滅させる手法、選択対象の文字等の色を他の文字等の色と変える手法等であってもよい。
また、入力部125は、行対応付け変更指示情報、文字対応付け変更指示情報の一方のみを入力してもよい。また、入力部125は、タッチパネル120の外部に設けられてもよく、行対応付け変更指示情報、文字対応付け変更指示情報を外部の装置から入力してもよい。
また、第4の実施例において、更新部138は、携帯電話102の画面ユニットや携帯電話102本体の回転に応じて行対応付けデータ142および文字対応付けデータ144を更新してもよい。例えば、図8に示すタッチパネル120が右に90度回転し、当該回転に応じて文字決定画像451を右に90度回転させた場合、「ぱ」が1行5列の位置になり、「ぼ」が3行1列の位置になる。このような場合、更新部138は、当該回転に応じて文字対応付けデータ144の対応付けを更新することにより、携帯電話102は、文字決定画像451等を回転させた場合であっても入力文字を適切に決定することができる。
また、第1〜第5の実施例の構成は適宜組み合わせられてもよい。例えば、記号を含む代表文字画像410や文字決定画像470はタッチパネル120に表示されてもよい。
また、文字入力装置は、携帯電話100、101には限定されず、例えば、携帯型ゲーム装置、PDA、電子辞書、携帯型テレビ、リモートコントローラ等の文字入力用領域が小さいタッチパネル120やタッチパッド150を実装可能な種々の装置を採用可能である。
第1の実施例における携帯電話の外観図である。 第1の実施例における携帯電話の機能ブロック図である。 第1の実施例における文字入力手順を示すフローチャートである。 第1の実施例のタッチパネルにおける代表文字画像を示す図である。 第1の実施例のタッチパネルにおける代表文字画像に指が置かれた状態を示す図である。 第1の実施例のタッチパネルにおける文字決定画像を示す図である。 第1の実施例のタッチパネルにおける文字決定画像で指が移動した状態を示す図である。 第1の実施例のタッチパネルにおける文字決定画像で指が離された状態を示す図である。 第1の実施例における行対応付けデータの一例を示す図である。 第1の実施例における文字対応付けデータの一例を示す図である。 第2の実施例における文字決定画像を示す図である。 第2の実施例における文字決定画像で指が停止した状態を示す図である。 第2の実施例における文字決定画像で指が移動した状態を示す図である。 第3の実施例における携帯電話の外観図である。 第3の実施例における携帯電話の機能ブロック図である。 第3の実施例における文字入力手順を示すフローチャートである。 第3の実施例のタッチパッドにおける指の第1の位置と入力候補文字を示す図である。 第3の実施例のタッチパッドにおける指の第2の位置と入力候補文字を示す図である。 第3の実施例のタッチパッドにおける指の第3の位置と入力候補文字を示す図である。 第3の実施例のタッチパッドにおける指の第4の位置と入力候補文字を示す図である。 第4の実施例における携帯電話の機能ブロック図である。 第4の実施例における選択行対応付け画像の一例を示す図である。 第4の実施例における文字対応付け画像の一例を示す図である。 第5の実施例における携帯電話の機能ブロック図である。 第5の実施例における代表文字画像を示す図である。 第5の実施例における文字決定画像を示す図である。
符号の説明
100〜103 携帯電話(文字入力装置)
110、111 表示部
112、113 文字入力欄
120 タッチパネル
122、152 押圧位置検出部
124、154 解除動作検出部
125 入力部
126、127 代表文字画像表示部
128、129 文字決定画像表示部
129 入力部
150 タッチパッド
132、133 選択行決定部
134、135 入力文字決定部
136 入力候補文字表示部
138 更新部
200、201 情報記憶媒体
400、410 代表文字画像
450、451、460〜462、470 文字決定画像

Claims (11)

  1. 仮名文字入力方式で文字入力可能なタッチパネルを有する文字入力装置において、
    前記タッチパネルにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
    前記タッチパネルにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
    前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を示す代表文字画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する代表文字画像表示部と、
    前記タッチパネルに表示された前記代表文字画像における最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
    前記選択行決定部による決定に応じて前記行に関する仮名文字、当該仮名文字以外の記号および当該仮名文字、あるいは、前記記号種別に関する記号を示す文字決定画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する文字決定画像表示部と、
    前記タッチパネルに表示された前記文字決定画像における前記解除動作の行われた時点の前記押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部と、
    を含む、
    文字入力装置。
  2. 請求項1において、
    前記文字決定画像表示部は、前記文字決定画像における前記押圧位置に応じて選択対象の前記仮名文字または前記記号を強調する画像を前記文字決定画像の一部として表示する、
    文字入力装置。
  3. 請求項1、2のいずれかにおいて、
    前記文字決定画像表示部は、前記文字決定画像における前記代表文字を、前記代表文字画像における前記代表文字と同じ位置に表示する、
    文字入力装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記タッチパネルの領域と前記仮名文字入力方式における行との対応付け、あるいは、当該対応付けおよび前記タッチパネルの領域と前記記号種別との対応付けを示す行対応付けデータと、前記タッチパネルの領域と前記仮名文字との対応付け、あるいは、当該対応付けおよび前記タッチパネルの領域と前記記号との対応付けを示す文字対応付けデータとを記憶する記憶部を含み、
    前記選択行決定部は、前記押圧位置と、前記行対応付けデータとに基づき、前記行または前記記号種別を決定し、
    前記入力文字決定部は、前記押圧位置と、前記文字対応付けデータとに基づき、前記入力文字を決定する、
    文字入力装置。
  5. 請求項4において、
    前記行対応付けデータおよび前記文字対応付けデータの少なくとも一方を更新する更新部を含む、
    文字入力装置。
  6. 請求項5において、
    前記行対応付けデータにおける対応付けの変更指示を示す行対応付け変更指示情報および前記文字対応付けデータにおける対応付けの変更指示を示す文字対応付け変更指示情報の少なくとも一方を入力する入力部を含み、
    前記更新部は、前記行対応付け変更指示情報および前記文字対応付け変更指示情報の少なくとも一方に基づき、前記行対応付けデータおよび前記文字対応付けデータの少なくとも一方を更新する、
    文字入力装置。
  7. 仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を異なる領域に示すタッチパッドと、表示部とを有する文字入力装置において、
    前記タッチパッドにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
    前記タッチパッドにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
    前記タッチパッドにおける最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
    前記選択行決定部による決定と最新の前記押圧位置に応じて入力候補文字を決定して前記表示部における文字入力欄に表示する入力候補文字表示部と、
    前記解除動作の行われた時点における前記入力候補文字を入力文字として決定する入力文字決定部と、
    を含む、
    文字入力装置。
  8. 請求項7において、
    前記入力候補文字表示部は、前記入力候補文字が仮名文字であって、かつ、前記タッチパッドにおける前記押圧位置が第1の方向に変化した場合、前記入力候補文字の母音を変化させて前記入力候補文字を決定する、
    文字入力装置。
  9. 請求項8において、
    前記入力候補文字表示部は、前記入力候補文字が仮名文字であって、かつ、前記タッチパッドにおける前記押圧位置が第1の方向とは異なる第2の方向に変化した場合、前記入力候補文字の文字種、濁点の有無、半濁点の有無のいずれかを変化させて前記入力候補文字を決定する、
    文字入力装置。
  10. 仮名文字入力方式で文字入力可能なタッチパネルを有する文字入力装置の有するコンピュータを、
    前記タッチパネルにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
    前記タッチパネルにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
    前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を示す代表文字画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する代表文字画像表示部と、
    前記タッチパネルに表示された前記代表文字画像における最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
    前記選択行決定部による決定に応じて前記行に関する仮名文字、当該仮名文字以外の記号および当該仮名文字、あるいは、前記記号種別に関する記号を示す文字決定画像を前記タッチパネルの少なくとも一部に表示する文字決定画像表示部と、
    前記タッチパネルに表示された前記文字決定画像における前記解除動作の行われた時点の前記押圧位置に応じて入力文字を決定する入力文字決定部として機能させる、
    プログラム。
  11. 仮名文字入力方式における行ごとの代表文字、あるいは、仮名文字以外の記号の記号種別ごとの代表文字および前記仮名文字入力方式における行ごとの代表文字を異なる領域に示すタッチパッドと、表示部とを有する文字入力装置の有するコンピュータを、
    前記タッチパッドにおける押圧位置を連続的に検出する押圧位置検出部と、
    前記タッチパッドにおける押圧状態の解除動作を検出する解除動作検出部と、
    前記タッチパッドにおける最初の前記押圧位置に応じて選択された前記仮名文字入力方式における行または前記記号種別を決定する選択行決定部と、
    前記選択行決定部による決定と最新の前記押圧位置に応じて入力候補文字を決定して前記表示部における文字入力欄に表示する入力候補文字表示部と、
    前記解除動作の行われた時点における前記入力候補文字を入力文字として決定する入力文字決定部として機能させる、
    プログラム。
JP2008159304A 2008-06-18 2008-06-18 文字入力装置およびプログラム Pending JP2010002990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008159304A JP2010002990A (ja) 2008-06-18 2008-06-18 文字入力装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008159304A JP2010002990A (ja) 2008-06-18 2008-06-18 文字入力装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010002990A true JP2010002990A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41584696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008159304A Pending JP2010002990A (ja) 2008-06-18 2008-06-18 文字入力装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010002990A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083838A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Nec Casio Mobile Communications Ltd 文字入力装置および文字入力方法
JP2013232865A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Sel Kk 仮名文字入力装置、手続書類作成装置、会員登録システム、仮名文字入力プログラムおよび仮名文字入力方法
JP2016053932A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 高 元祐 仮名又は英字による濁音、半濁音からのフリックによる日本語入力。
JP2017016679A (ja) * 2010-02-19 2017-01-19 ウー, スン ジョWoo, Soon Jo 多国語キー入力装置及びその方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06202784A (ja) * 1992-12-29 1994-07-22 Casio Comput Co Ltd 文字入力装置
JP2000056877A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Nec Corp タッチパネル式レイアウトフリーキーボード
JP2007193465A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Sharp Corp 入力装置
JP2008059227A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Univ Of Yamanashi タッチ画面キーパッドを用いた文字等の入力方法および装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06202784A (ja) * 1992-12-29 1994-07-22 Casio Comput Co Ltd 文字入力装置
JP2000056877A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Nec Corp タッチパネル式レイアウトフリーキーボード
JP2007193465A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Sharp Corp 入力装置
JP2008059227A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Univ Of Yamanashi タッチ画面キーパッドを用いた文字等の入力方法および装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017016679A (ja) * 2010-02-19 2017-01-19 ウー, スン ジョWoo, Soon Jo 多国語キー入力装置及びその方法
JP2012083838A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Nec Casio Mobile Communications Ltd 文字入力装置および文字入力方法
JP2013232865A (ja) * 2012-05-02 2013-11-14 Sel Kk 仮名文字入力装置、手続書類作成装置、会員登録システム、仮名文字入力プログラムおよび仮名文字入力方法
JP2016053932A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 高 元祐 仮名又は英字による濁音、半濁音からのフリックによる日本語入力。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102999274B (zh) 语义缩放动画
US8560974B1 (en) Input method application for a touch-sensitive user interface
JP2005535975A (ja) ソフトウェアキーボードを利用した文字入力方法
JP2009169456A (ja) 電子機器、該電子機器に用いられる情報入力方法及び情報入力制御プログラム、並びに携帯端末装置
JP2012088754A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の入力制御方法及びプログラム
JP2010108061A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2010002990A (ja) 文字入力装置およびプログラム
JP2002091676A (ja) 入力装置
US20210048893A1 (en) Device for inputting chinese word based on first-input chinese character and control method thereof
US8902179B1 (en) Method and device for inputting text using a touch screen
US11244138B2 (en) Hologram-based character recognition method and apparatus
JP2007026349A (ja) 文字入力装置及び文字入力プログラム
JP3197051U (ja) キー入力装置
JP5245708B2 (ja) 文字入力装置、文字入力方法及び文字入力プログラム
KR20100045617A (ko) 멀티 터치 인식 터치스크린을 이용한 한글 입력 방법
JP6090289B2 (ja) 電子機器、該電子機器に用いられる情報入力方法及び情報入力制御プログラム、並びに携帯端末装置
JP7211481B2 (ja) 情報入力方法及び携帯端末装置
JP5965212B2 (ja) 携帯情報装置、文字入力方法、文字入力プログラム、および、プログラム記録媒体
JP2013033553A (ja) 文字データ入力装置
JP2006005773A (ja) 文字入力装置、及び文字入力方法
JP7056686B2 (ja) 情報入力方法及び携帯端末装置
JP6311807B2 (ja) 電子機器、該電子機器に用いられる情報入力方法及び情報入力制御プログラム、並びに携帯端末装置
JP2012084086A (ja) 携帯電子機器、携帯電子機器の制御方法及びプログラム
JP6525082B2 (ja) 電子機器、該電子機器に用いられる情報入力方法及び情報入力制御プログラム、並びに携帯端末装置
JP2011034281A (ja) 電子機器、文字受付方法、および文字受付プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120606