JP2007193465A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポータブル機器や携帯電話あるいはリモコンなどのスペースの限られた操作面であっても、文字情報の入力や機能選択が効率的に行える入力装置を提供する。
【解決手段】この入力装置10は、複数の領域に分割され且つ各領域に選択候補となる情報が割り当てられたタッチパッド11と、前記タッチパッド11上で入力手段1が触れた位置を始点とする始点処理手段104と、該始点からの前記入力手段1の移動方向及び移動量に応じて、前記始点を含む領域に割り当てられている選択候補を変化させて表示手段12に表示する表示制御手段103と、前記入力手段1が前記タッチパッド11から離れたときの位置を終点とし、前記終点に対応する選択候補の入力を確定する終点処理手段106と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、入力装置、より詳細には、タッチパッドから文字情報の入力や機能選択などを行う入力装置に関する。
従来、ポータブル機器や携帯電話あるいはAV機器を遠隔操作するためのリモートコントロール装置(以下、リモコンという)などにおいては、限られた操作スペースで文字入力等を行うために、限られた操作入力ボタンのそれぞれに、複数の文字を割り当てて、マルチタップで任意の文字を呼び出すか、複数の操作入力ボタンの組み合わせによって任意の文字を特定するように構成されている。
このため、操作者は操作入力ボタンの押し下げ、解放操作を何度も繰り返し行うか、複雑なボタンの組み合わせを理解して操作する必要があった。また、マルチタップによる操作では、ボタンの操作が過多になり、意図する文字を選択し損なうという問題が発生しがちだが、この場合、もう一度意図する文字が出現するまで繰り返しボタン操作を行うなどの操作が必要となり、入力効率が悪くなる要因にもなっていた。
これに対して、特許文献1には、限られた面積を使用して多種類の文字を簡単に入力できるようにした文字入力装置が開示されている。これは、タッチパッドと画面上に表示された仮想キーボードによって文字入力を行うものである。例えば、蜂の巣状にキーを配置した仮想キーボードを画面上に表示し、タッチパッド上で指を滑らせると、仮想キーボード上の選択状態にあるキーが移動し、タッチパッドから指を離した時点で選択状態であったキーが打鍵されたキーとなる。
特開2003−196007号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された文字入力装置の構成では、選択候補となる複数の文字を仮想キーボード中に割り当てておく必要があり、多くの文字を仮想キーボードに割り当てて表示させるためには、ある程度画面の面積が必要となる。また、仮想キーボードに多くの文字を割り当てて限られた面積に表示させると、文字の表示サイズが小さくなってしまうだけではなく、仮想キーボードのどの位置にどの文字が割り当てられているかが直感的にわかりにくいという問題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであって、ポータブル機器や携帯電話あるいはリモコンなどのスペースの限られた操作面であっても、文字情報の入力や機能選択が効率的に行える入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成とする。
本発明の入力装置は、複数の領域に分割され且つ各領域に選択候補となる情報が割り当てられたタッチパッドと、前記タッチパッド上で入力手段が触れた位置を始点とする始点処理手段と、該始点からの前記入力手段の移動方向及び移動量に応じて、前記始点を含む領域に割り当てられている選択候補を変化させて表示手段に表示する表示制御手段と、前記入力手段が前記タッチパッドから離れたときの位置を終点とし、前記終点に対応する選択候補の入力を確定する終点処理手段と、を備えることを特徴としたものである。
また、このタッチパッド上の各領域の中央部分に突起物を設けるようにして、隣の領域を誤選択しないようにしてもよい。さらに、入力手段がタッチパッド上に触れている位置を表示手段に表示することによって、いちいちタッチパッドに視線を移すことなく、入力操作が容易に行えるようになる。
ここで、前記表示制御手段は、前記始点を含む領域に割り当てられている複数の選択候補をリスト化して表示すると共に、前記入力手段の前記始点からの移動方向及び移動量に対応した前記リスト上の選択候補を識別可能に表示する。
また、前記表示制御手段は、前記始点を含む領域に割り当てられている複数の選択候補をリスト化して表示する際に、入力処理を取り消すための項目を前記複数の選択候補に含めて表示することができる。この取り消すための項目を、前記入力手段が前記始点を含む領域に触れたときに、選択状態にして表示するようにしてもよい。
また、前記入力手段は、操作者の指あるいはペンを使うようにしてもよい。
また、前記表示制御手段では、次のように表示制御する。
(1)前記タッチパッドに設けられた各領域の配置に応じて、該各領域に割り当てられている選択候補の表示順序を変化させたり、あるいは、前記入力手段の移動方向を変化させる。
(2)前記始点を含む領域に割り当てられている選択候補が所定数以上の場合、該選択候補をマトリクス状に配置して表示する。このマトリクス状に配置したページが複数ある場合、該複数ページの各ページを切り替えるためのページ切替ボタンを選択可能に表示し、該ページ切替ボタンが選択状態になってから一定期間経過したときに、ページを切り替えるようにしてもよい。
(3)前記リストに含まれる複数の選択候補をスクロール表示させるためのスクロールボタンを表示可能とし、前記タッチパッドからの操作に従って、前記スクロールボタンが選択状態にある間、前記リストの複数の選択候補をスクロールしながら表示する。
(4)前記タッチパッドには、前記リストに含まれる複数の選択候補をスクロール表示させるためのスクロール領域を備えておき、前記スクロール領域に前記入力手段が触れている間、前記リストの複数の選択候補をスクロールしながら表示する。
また、前記タッチパッドに設けられた各領域に対しては、少なくとも1つの文字種からなる文字情報を割り当てることができる。
ここで、1つの領域に複数種類の選択候補が割り当てられたときには、その選択候補の種類を切り替えなければならない。この切替手段として、前記タッチパッド上の前記入力手段の動作を予め記憶しておき、前記タッチパッド上の前記入力手段の動作と、前記記憶された入力手段の動作との比較結果に応じて、1つの領域に割り当てられた選択候補の種類を切り替えるようにしてもよい。
また、前記タッチパッドに設けられた各領域に対して、当該装置で実行可能な機能情報が割り当てられており、前記入力手段で領域を選択すると、該領域に割り当てられた機能情報が実行される。
前記始点及び/又は前記終点の入力の確定をクリック操作により実行するためのクリックボタン、あるいは、前記タッチパッドに前記始点及び/又は前記終点の入力の確定をタップ操作により実行するためのタップ領域を備えるようにしておき、前記始点処理手段及び/又は前記終点処理手段は、前記クリックボタンやタップにより操作されたときに前記始点及び/又は前記終点の入力を確定するようにしてもよい。
また、上述した構成の入力装置の機能をコンピュータで実現させるためのプログラムを作成しておき、または、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、このプログラムをコンピュータで実行することによっても上記課題を解決することができる。
本発明によれば、複数の領域に分割され且つ各領域に選択候補となる文字、記号や機能などの情報が割り当てられたタッチパッドを用いて、タッチパッド上で入力手段(操作者の指やペンなど)が触れた位置を始点とし、入力手段の始点からの移動方向及び移動量に応じて、始点を含む領域に割り当てられている選択候補を表示させて所望の情報を入力できるため、ポータブル機器や携帯電話あるいはリモコンなどのスペースの限られた操作面であっても、文字情報の入力や機能選択を効率的に行うことができる。
以下、図面を用いて本発明の入力装置に係る好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る入力装置の概略構成図である。同図において、入力装置10は、複数の領域に分割され且つ各領域に選択候補となる文字情報などの情報が割り当てられたタッチパッド11と、タッチパッド11で入力あるいは選択される情報やエラー等の表示を行う表示手段12から構成される。
この入力装置10では、入力手段1をタッチパッド11に接触させながらスライドさせて、表示手段12上に表示される情報を入力あるいは選択する。この入力手段1としては、操作者の指やスタイラスペンなどを用いることができる。以下の説明では、入力手段1として、指を代表例として説明する。
まず、図2を用いて、タッチパッド11の構成について説明する。
タッチパッド11は、文字情報の入力や機能の選択のための情報入力領域21と、文字種類やスクロールを指示する動作入力領域22とに分かれる。
情報入力領域21は、文字情報の入力や機能の選択のために、さらに、任意の大きさの格子状の領域に細分割される。
ここで、タッチパッド11の各領域には、ひらがな、カタカナのほか、アルファベットの大文字、小文字、それぞれの全角文字、半角文字、その他の言語や記号、数式記号など複数の文字種を割り当てることができる。
例えば、図1のタッチパッド11においては、数字の「1」及び「あ行」等が割り当てられた領域01、数字の「2」及び「か行」等が割り当てられた領域02、数字の「3」及び「さ行」等が割り当てられた領域03、数字の「4」及び「た行」等が割り当てられた領域04、数字の「5」及び「な行」等が割り当てられた領域05、数字の「6」及び「は行」等が割り当てられた領域06、数字の「7」及び「ま行」等が割り当てられた領域07、数字の「8」及び「や行」等などが割り当てられた領域08、数字の「9」及び「ら行」等などが割り当てられた領域09、記号「*」及び濁点等が割り当てられた領域10、数字の「0」及び「わ行」等が割り当てられた領域11、記号「#」等が割り当てられた領域12を備える。なお、上記領域01〜12には、ひらがな、カタカナ、アルファベット(大文字,小文字含む)、数字、記号、それぞれの全角文字、半角文字などの複数の文字種を選択的に割り当てることが可能である。
さらに、領域の境目近くでなく、なるべく領域の中央に指先を誘引させて、隣の領域を誤って選択しないように、図2に示したように、タッチパッド11上で細分割された各領域の中央部に突起物23を配置するようにしてもよいし、また、各細分割された領域の境界を示す格子24を凸状あるいは凹状の境界線を設けるようにしてもよい。
このような突起物23や境界線24を設けることによって、表示部(ディスプレイ)に視線をとどめたまま、いちいちタッチパッドに視線を移すことなく、入力操作が容易に行えるようになる。
例えば、「タッチパッドの特定の領域を選択した状態で一定時間経過すると始点として確定する」とした場合、始点が確定する以前(即ち、指先を一定時間とどめることなく、タッチパッド上を移動させている状態のとき)では、意図する始点領域を探すため、指先がどの領域にあるかを表示部(ディスプレイ)上にカーソル状のものを表示することにより、タッチパッドに視線を移して領域を見定めなくても手探りで始点を選ぶことができる。この時、指先の停止位置のガイドとして突起物23や境界線24が役立つ。
動作入力領域22は、必要に応じて設けられるものであり、情報入力領域21を取り囲むように外側に設けられた領域である。なお、動作入力領域22は、特に設けなくてもよいし、情報入力領域21の上/下/左/右のいずれかまたは任意個数の組み合わせで設けるようにしてもよい。
さらに、図3に例示したように、タッチパッド11の情報入力領域21と動作入力領域22との境界部分に、隆起線や突起物のような表面処理を施すようにして、情報入力領域21と動作入力領域22が入力手段1(特に、指先)で区別して認識できるようにしてもよい。
表示手段12は、LCD(液晶ディスプレイ:Liquid Crystal Display)などからなり、始点が確定するまでは、入力手段1の接触している領域がどこであるかをカーソルで表示させ、始点が確定してからは、始点の領域に割り当てられている選択候補のリストを表示し、入力手段1の移動方向及び移動量に応じて、リスト上の選択肢の表示を変化させる。例えば、この変化を反転表示で表し、反転表示されたところにカーソルがあるものとし、また、カーソルのあるところが選択対象の項目であるとする。
次に、図1を例にして、文字情報や機能の選択方法について説明する。
操作者は、所望の文字が割り当てられているタッチパッド11の領域01乃至12のいずれかの領域に入力手段1でタッチすると、この領域に割り当てられた選択候補のリストが表示手段12に表示される。あるいは、入力手段1でタッチパッド11にタッチした後、所望の文字が割り当てられている領域に入力手段1を移動させて、所定の時間停止させるようにして、所望の領域を指定するようにしても良い。以下では、前者の指定方法によって説明する。
続いて、これを「始点」として入力手段1をスライド(図中下向きにスライド)すると、その移動位置に応じて割り当てられている文字の選択候補のリスト上のカーソルが順に変化して表示される。
操作者は、カーソルが所望の文字に到達した時点でタッチを開放することで、それを「終点」として文字の選択が確定する。
なお、始点確定後に、入力手段1をスライドする操作に入った段階では、タッチパッド11の他の領域に入力手段1が移動してもそこに割り当てられた文字は操作に影響せず、入力手段1のスライドさせる方向と移動量のみが意味を持ってくる。
また、上記操作において、文字の選択候補を順に表示させているときに、所望の文字候補を通過して入力手段1をスライドさせてしまった場合でも、そのまま反対方向に入力手段1をスライドさせて所望の文字候補まで戻して選択できるようにしてもよい。
次に、上記のようなタッチパッド11を用いた文字の入力の処理方法について説明する。図4は、図1の領域01に割り当てられた「あ行」のいずれかの文字を入力処理するときのフローチャートである。
以下、「入力手段1をタッチパッド11から持ち上げて、入力手段1とタッチパッド11との接触をやめる」動作のことを「タッチ開放」、「タッチの開放」あるいは「タッチを開放する」ということにする。
まず、タッチパッド11は、カーソル移動指示の待機状態から(ステップS1)、入力手段1が領域01にタッチされたかどうかを判定し(ステップS2)、領域01にタッチされていないと判定した場合(ステップS2/NO)、別の領域のタッチ確認を行う。
一方、領域01にタッチされたと判定した場合(ステップS2/YES)、ステップS3へ進む。
次に、タッチされた始点からの移動量が移動量「1」で停止したかどうかを判定し、移動量「1」で停止したと判定した場合(ステップS3/YES)、表示手段12に選択候補文字「あ」を表示し(ステップS4)、入力手段1のタッチが開放されたかどうかを判定し、タッチが開放された場合(ステップS5/YES)、「あ」を入力確定し(ステップS6)、ステップS1に戻る。
また、移動量「1」で停止しない場合(ステップS3/NO)、あるいは、タッチが開放されない場合(ステップS5/NO)は、ステップS7に移行する。
次に、タッチされた始点からの移動量が移動量「2」で停止したかどうかを判定し、移動量「2」で停止したと判定した場合(ステップS7/YES)、表示手段12に選択候補文字「い」を表示し(ステップS8)、入力手段1のタッチが開放されたかどうかを判定し、タッチが開放された場合(ステップS9/YES)、「い」を入力確定し(ステップS10)、ステップS1に戻る。
また、移動量「2」で停止しない場合(ステップS7/NO)、あるいは、タッチが開放されない場合(ステップS9/NO)は、ステップS11に移行する。
次に、タッチされた始点からの移動量が移動量「3」で停止したかどうかを判定し、移動量「3」で停止したと判定した場合(ステップS11/YES)、表示手段12に選択候補文字「う」を表示し(ステップS12)、入力手段1のタッチが開放されたかどうかを判定し、タッチが開放された場合(ステップS13/YES)、「う」を入力確定し(ステップS14)、ステップS1に戻る。
また、移動量「3」で停止しない場合(ステップS11/NO)、あるいは、タッチが開放されない場合(ステップS13/NO)は、ステップS15に移行する。
次に、タッチされた始点からの移動量が移動量「4」で停止したかどうかを判定し、移動量「4」で停止したと判定した場合(ステップS15/YES)、表示手段12に選択候補文字「え」を表示し(ステップS16)、入力手段1のタッチが開放されたかどうかを判定し、タッチが開放された場合(ステップS17/YESの場合)、「え」を入力確定し(ステップS18)、ステップS1に戻る。
また、移動量「4」で停止しない場合(ステップS15/NO)、あるいは、タッチが開放されない場合(ステップS17/NO)は、ステップS19に移行する。
次に、タッチされた始点からの移動量が移動量「5」で停止したかどうかを判定し、移動量「5」で停止したと判定した場合(ステップS19/YES)、表示手段12に選択候補文字「お」を表示し(ステップS20)、入力手段1のタッチが開放されたかどうかを判定し、タッチが開放された場合(ステップS21/YES)、「お」を入力確定し(ステップS22)、ステップS1に戻る。
また、移動量「5」で停止しない場合(ステップS19/NO)、あるいは、タッチが開放されない場合(ステップS21/NO)は、ステップS23に移行する。
次に、入力操作を終了したかどうかを判定し、入力操作が終了していない場合(ステップS23/NO)、ステップS2に戻り処理を繰り返す。
一方、入力操作が終了した場合(ステップS23/YES)、そのまま終了する。
次に、図5を用いて、上述したタッチパッド11を組み込んだ入力装置の構成について説明する。図5において、入力装置10は、タッチパッド11、表示手段12、制御手段101、タッチパッド制御手段102、表示制御手段103、始点処理手段104、終点処理手段106、メモリ107とから構成される。
タッチパッド11は、図1,2,3に上述したように、複数の領域に分割され且つ各領域に選択候補となる文字情報などの情報が割り当てられた構成を持ったタッチパッドであり、抵抗膜式、静電式など公知の入力方式を用いることができ、例えば、静電容量の変化を検出する静電容量センサから構成され、入力手段1のタッチパッド面への接触/非接触を介して、操作者からの入力を受け取ると、入力位置における静電容量の変化により検出し、入力位置をタッチパッド面における位置座標を示す位置座標信号として、タッチパッド制御手段102に出力する。なお、入力位置の検出は、入力位置の移動がある毎に行うこととしてもよいし、一定時間毎に行うこととしてもよい。
タッチパッド制御手段102は、タッチパッド11から入力された位置座標信号をA/D変換して、位置座標を表示制御手段103へ送ることによって、この位置座標に対応した表示手段12上の位置にカーソルを移動させ、次のいずれかの処理を行って、次のタッチパッド11からの位置座標信号を受け取るまで待機する。
(1)最初の接触と判断した場合には、位置座標をメモリ107の接触位置へ格納して、接触イベントを制御手段101へ送る。
(2)非接触状態になったと判定した場合には、位置座標をメモリ107の非接触位置へ格納して、非接触イベントを制御手段101へ送る。
(3)今回の位置座標が前回の位置座標と変らないときには、停止状態と判断し、停止イベントを制御手段101へ送る。
(4)今回の位置座標が前回の位置座標と変化しているならば、位置座標および移動方向をメモリ107へ格納する。
メモリ107は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、制御手段101で実行される制御プログラム、各種アプリケーションプログラムやデータを格納したり、制御プログラムや各種アプリケーションプログラムが実行時に一時的にデータ等を格納する。
制御手段101は、メモリ107に格納されている制御プログラムを実行することによって、入力装置10が備える各手段を制御する。また、タッチパッド制御手段102から各種のイベントを受信すると、イベントに対応する処理を行わせる。
接触イベントが発生すると、始点処理手段104を起動する。
非接触イベントが発生すると、終点処理手段106を起動する。
始点処理手段104は、次の処理を行う。
(1)領域定義記憶手段117を参照して、メモリ107に記憶された位置座標を含む領域識別子を取得する。
(2)領域定義記憶手段117を参照して、取得した領域識別子に対応する領域区分が情報入力領域であるときには、さらに、領域プロパティ記憶手段127を参照して、取得した領域識別子に対応する表示形式、選択候補の内容を取得する。そして、取得した領域識別子を始点情報としてメモリ107へ記憶するとともに、表示形式と選択候補の内容を表示制御手段103に出力して処理を終了する。
(3)領域定義記憶手段117を参照して、取得した領域識別子に対応する領域区分が動作入力領域であるときには、さらに、領域プロパティ記憶手段127を参照して、取得した領域識別子に対応する処理手段を取得して、制御手段101へ送り、処理を終了する。
この領域定義記憶手段117は、メモリ107に記憶されており、タッチパッド11を複数に分割した個々の領域毎に、領域識別子、この領域のタッチパッド上の範囲を表す座標値、領域区分を記憶している。この領域区分は、この領域が情報入力領域かあるいは動作入力領域かの区別である。
また、領域プロパティ記憶手段127は、メモリ107に記憶されており、領域識別子で示される領域のプロパティを定義する。このプロパティは、情報入力領域に対しては、領域識別子、この領域に属する選択候補、表示形式の区分からなる。表示形式の区分は、1候補形式、所定の個数のリスト形式、マトリックス形式、ページ形式、マルチリスト形式等の区分である。
また、このプロパティは、動作入力領域に対しては、領域識別子、この領域の持つ機能に対する処理手段からなっている。
終点処理手段106は、メモリ107に記憶された位置座標に対応する選択候補を特定し、表示制御手段103に選択候補の表示を消去させ、特定した選択候補を制御手段101へ出力して処理を終了する。
表示制御手段103は、始点処理手段104から表示形式と選択候補の内容を受け取ると、表示手段12上に選択候補の内容を指定された表示形式で表示する。
また、表示制御手段103は、終点処理手段106から選択候補の表示の消去指示を受け取ると、表示手段12上に表示されている選択候補の内容を消去する。
表示制御手段103は、タッチパッド制御手段102から入力手段1の接触位置を示す位置座標を受信すると、この位置座標を表示手段12の画面上の位置へ変換することによってカーソルを表示する。このとき、カーソルが表示された選択候補の表示位置に合致したときには、選択候補の表示を反転させて表示することによって、カーソルの存在位置を明示する。
以下、具体的な選択候補の表示形態と入力形態について説明する。
まず、情報入力領域21について説明する。
複数の選択候補を一度に表示する場合には、表示手段12上の文字入力位置が下方では、すべての選択候補が表示できなくなる。また、「始点」の位置がタッチパッド11の下方の領域であれば、入力手段1をその「始点」より下方にスライドできない。したがって、表示制御手段103では、表示手段12上の文字入力位置および「始点」の位置によって選択候補の表示方法を異ならせる。
例えば、表示制御手段103は、図6のように、表示手段12の上方に文字入力位置があり、入力手段1の「始点」を「さ」の領域とした場合、文字入力位置から下方に向かって、選択候補のリスト(最初に選択候補を「さ」とし、それ以下に「さ」に割り当てられた選択候補「し、す、せ、そ」の順のリスト)が表示される。ここで、入力手段1を「始点」から下方にスライドさせると、その移動量に応じて選択状態にある文字(カーソルがある文字)が変化する。
例えば、操作者が「せ」という文字を選択したい場合、表示制御手段103は、入力手段1が「始点」から下方にスライドされると、選択候補を「さ」→「し」→「す」→「せ」→「そ」の順に表示させる。
操作者は、所望の「せ」が選択候補として表示された時点で、入力手段1をスライドさせるのを止めて、入力手段1のタッチを開放することで終点処理手段106が起動され選択が確定する。
このとき、例えば、入力手段1を所望の「せ」を越えて「そ」までスライドさせてしまった場合には、タッチパッド11上で入力手段1をそのまま反対方向にスライドさせて戻すように操作し、「せ」に再度カーソルを移動させて選択することができるようにしてもよい。
しかし、「始点」がタッチパッド11の下方にある場合や文字入力位置が表示手段12の下方にある場合には、入力手段1をスライドできなかったり、選択候補のリストを表示できない。この場合には、表示制御手段103は、文字入力位置で選択候補のリストが表示できる位置に調整して表示する。
例えば、図7のようにタッチパッド11の下方の「ら行」が割り当てられた領域を操作する場合は、最初に「ろ」が選択候補として表示され、その上方に順に「れ」、「る」、「り」、「ら」と表示され、入力手段1を上方に向けてスライドすることによって目的の文字を選択する。
また、例えば、タッチパッド11の略中段の「は行」が割り当てられた領域を操作する場合には、表示制御手段103は、最初に「ふ」が選択候補として表示し、その上方に順に「ひ」、「は」と表示し、その下方に順に「へ」、「ほ」と表示させる。これにより、操作者は目的の文字のある方向に向けて入力手段1をスライドさせて文字を選択することができる。
このように選択候補を表示させる位置と、「始点」として指定される領域の位置とに応じて選択候補を表示させるので、入力手段1をスライドさせるスペースを確保することができる。
また、上記の例では「始点」の領域に対して割り当てられた文字全てを表示するようにしたが、領域プロパティ記憶手段127の表示形式を変更することによって、表示制御手段103では、入力手段1の移動方向及び位置座標に応じて、選択状態にある候補だけを1つずつ順番に表示させたり、あるいは、選択状態にある候補の前後の候補を含めた複数の選択候補をリスト化して表示させるようにできる。
また、上記のように「始点」に対して表示された選択候補の中に所望の文字が無かった場合、入力装置10が備える「取消ボタン」などを操作しなければ、入力処理を取り消すことができない。
そこで、選択候補の表示リスト中に「入力取消」用の文字を追加して表示するようにすれば、操作者の操作間違いによって、タッチパッド11の意図しない領域を「始点」としてしまった場合、「入力取消」用の文字にカーソルを移動させて選択することにより、「取消ボタン」などの他の操作をしなくても、簡単に入力処理を取り消すことができる。
この「入力取消」用の文字としては「×」を用い、図8に示したように、タッチパッド11上の「始点」となる領域をタッチした時点で表示される選択候補のリストの末尾に表示して、この「入力取消」用の文字が選択されるようにしてもよい。あるいは、図9に示したように、「入力取消」用の文字を選択候補とし、この「入力取消」用の文字が最初に選択されるようにしてもよい。
これによって、操作者が間違って意図しない領域にタッチした場合でも、「入力取消」用の文字を選択してタッチを開放することにより、何も選択が確定しないので、入力の取り消し操作のような余計な操作を発生させずにすむ。また、操作において領域に割り当てられたどの文字を選択する場合でも、「タッチ」→「スライド」→「タッチ開放」という一連の操作に統一することができる。
上記の適用例として、多数の機能設定項目があるような場合にも適用することができる。この場合、タッチパッド11の情報入力領域21を分割した領域を機能グループ毎に割り当てておく。操作者がタッチパッド11の所望の領域にタッチすると、表示手段12には、タッチされた領域に対応する機能設定項目を機能グループ毎にリスト化して表示される。
さらに、操作者は、入力手段1をそのままスライドさせて、所望の候補にカーソルが当たって選択状態になった時点で入力手段1をスライドさせるのをやめ、入力手段1のタッチを開放することで選択が確定する。
例えば、入力装置10が音楽プレーヤ機能を備える場合に、登録された曲名、アーティスト名、アルバム名などのリストから所望の項目を選択するようにしてもよい。また、電子メール機能を備える場合に、アドレス帳の名前や住所などのリストから所望の項目を選択できるようにしてもよい。
この場合、タッチパッド11の情報入力領域21の各領域に割り当てられた文字(「あ行」〜)と、画面に表示させるリストの項目とを関連付けて登録しておく方法が考えられる。
例えば、アドレス帳を使って、表示手段12に表示された都道府県名を入力する場合、操作者がタッチパッド11の「た行」が割り当てられた領域にタッチすると、表示手段12には、「た行」に関連する「千葉県」、「東京都」、「徳島県」、「栃木県」、「鳥取県」、「富山県」のような項目をリスト化して表示させる。
操作者は、入力手段1をそのままタッチパッド11に接触したままスライドさせ、所望の候補にカーソルが当たって選択状態になった時点で入力手段1をスライドさせるのをやめ、タッチを開放することで選択が確定する。
また、入力装置10がテレビチューナ機能を備える場合、地上波TV放送、地上波デジタルTV放送、衛星放送のタイプ毎に多くのチャンネルが用意されているが、タッチパッド11の情報入力領域21の各領域にチャンネルを振り分けて登録しておく。
例えば、図10に示したように、チャンネルの01〜09chは数字の「0」が割り当てられている領域、10〜19chは数字の「1」が割り当てられている領域、20〜29chは数字が割り当てられている「2」の領域というように、2桁のチャンネル番号の十の位に対応する数字が割り当てられている領域に、それぞれ対応するチャンネルを割り当てておく。これにより、一度の操作で直感的にチャンネルを選択することができる。
従来のテレビでは、2桁のチャンネル番号を10個(0〜9)の数字キーで選択する場合、2つのボタンを操作しなくてはならなかった。また、従来、操作者が最初に押したキーが十の位を意図したものか、あるいは、一の位を意図したものか判別するために、すぐにチャンネルが切り替わらないようになっていたが、本発明を適用することで、チャンネル切り替えを素早く行うことが可能となる。
また、チャンネル番号が3桁以上の場合でも同様に適用することができる。この場合、例えば、3桁のチャンネル番号の百の位に対応する数字が割り当てられている領域に、それぞれ対応するチャンネルを割り当てておく。タッチパッド11の情報入力領域21の任意の領域がタッチされたときに、その領域に割り当てられたチャンネル番号を一列あるいは複数列リスト表示し、目的のチャンネルを選択できるようにしてもよい。
また、チャンネルの01〜09chを選択しようとした操作者が、数字の「1」〜数字の「9」がそれぞれ割り当てられている領域をタッチしてしまうことが起こりえる。
このときには、例えば、数字の「2」が割り当てられている領域に20〜29chに加えて2chをも割り当てておけば、操作者が2chを選択するときに、数字の「2」が割り当てられている領域をタッチしてしまっても、領域を選びなおすことなく、2chを選択することができる。
上述の1つの領域に割り当てられるチャンネルの数が多い場合には、表示手段12に全てを表示できない場合がある。この場合には、図11に示すように、チャンネルの選択候補をスクロール表示させるためのスクロールボタン31、32を選択候補として備えるようにする。表示制御手段103では、このいずれかのボタンが選択されたときには、選択候補のリストをボタンの機能に応じてスクロールさせるように制御する。
操作者が入力手段1を数字の「2」が割り当てられた領域にタッチすると、図11(A)に示すように、表示手段12に200chに属するチャンネルの選択候補リスト30と下向きのスクロールボタン31とが表示される。
操作者は、入力手段1をそのまま下向きにスライドさせてカーソルを下向きに移動させ、図11(B)に示すように、スクロールボタン31にカーソルを停止させと、選択候補リスト30の下方の内容が表示されるようにスクロールされる。
また、入力手段1を上方にスライドさせるとスクロールボタン32が追加表示され、このスクロールボタン32までカーソルを移動させて停止させると、選択候補リストの上方の内容が表示されるように逆向きにスクロールされる。
このように、表示手段12に表示された選択候補リストの先頭と終端にスクロールボタンを設けることによって、候補の数が多くなっても全ての選択候補を表示することができる。
また、選択候補の数が多いとき、上記のように1次元的なリストで表現するのではなく、2次元的にマトリックスとして表示することが考えられる。さらに、数が多いときには、複数のマトリックスで表示することが考えられる。このように複数のマトリックスで表すときの1つ1つのマトリックスのことをページと呼ぶことにする。
この場合には、領域プロパティ記憶手段127の表示形式をリスト形式、マトリックス形式やページ形式に変更することによって、選択候補が多くても効率よく表示することができる。
このような複数のページには、例えば、図12に示したように、1つのページ24に表示される複数の選択候補25と入力取消用文字28と、ページ切り替え用ボタンとして、ページ戻しボタン26とページ送りボタン27が表示される。
このページ切り替え用ボタンは、例えば、ページ戻しボタン26あるいはページ送りボタン27に一定時間カーソルが留まると、タッチパッド制御手段102では停止イベントを発生させ、制御手段で101では停止位置にあるボタンの方向へのページの選択候補のリストと表示形式とを表示制御手段103に送ることによって、ページの切り替えが行われ、新しい選択候補のページが表示される。これによって、操作者はキーを押しかえることなく、数多くの候補から選択することができる。
図12に示したように、タッチパッド11の情報入力領域21の記号を選択するための領域29に入力手段1をタッチした場合、表示手段12にはその領域29に割り当てられた1ページ目の選択候補が表示される。操作者は、入力手段1を上下左右にスライドさせてカーソルを動かして所望の文字が選択可能となるようにして、タッチを開放することで選択が確定する。
また、表示されているページに所望の文字が見つからないときには、入力手段1をスライドさせてページ戻りボタン26あるいはページ送りボタン27へカーソルを動かして、一定時間カーソルの動きをとどまらせると該当するページめくりが行われる。
以上のページめくりと所望の文字までのスライドを繰り返し、それでもなければ入力取消用の文字を選択して、記号の入力を止める。
上述の例では、選択候補のリストは1種類に限定して説明してきた。
しかし、1つの領域に複数の文字種が割り当てられ、そのうちのどれかの文字種が選択候補としてリストされる場合、選択候補の文字と同様に、ある文字種から他の文字種へ切り替えるための情報(例えば、記号、文字、図柄、アイコンなど)を表示するようにしてもよい。
あるいは、1つの領域に割り当てられた選択候補群に関連ある候補群がある場合には、関連ある候補群も一緒に表示させて、その中から選択するようにしてもよい。例えば、複数の文字種を選択候補として表示する場合、文字種ごとに表示列を変えて表示させて、縦方向のスライド操作と横方向のスライド操作の組み合わせによって、選択できるようにする。
例えば、図13に示したように、「あ行」が割り当てられた領域を「始点」としてタッチした場合、選択候補として「あいうえお」だけでなく、小文字の「ぁぃぅぇぉ」やカタカナ「アイウエオ」やカタカナの小文字「ァィゥェォ」も同時にマトリックス状に表示させる。
そして、入力手段1を上下にスライドさせると、カーソルも上下に移動するので同種類の候補を選択することができる。また、入力手段1を左右方向にスライドさせるとカーソルも左右方向に移動するので、異種の候補を選択することができる。
例えば、カタカナの「ウ」を選択するときには、入力手段1を「う」まで下方にスライドさせ、入力手段1を右方向にカタカナの「ウ」までスライドさせて、タッチを開放することで確定する。
このように、タッチパッド11の情報入力領域21の任意の領域に多数の候補が割り当てられている場合、その候補群をマトリックス状33に表示し、入力手段1をスライドさせる方向を縦・横組み合わせて、カーソルを移動させ、目的とする文字や、記号、絵文字などの候補を選択できる。
また、上述のように、1つの領域に割り当てられた選択候補を文字種ごとに別の表示列として表示させる場合、タッチした始点から1方向にスライドする(上記の場合には、下方へのスライド)だけで選択できる列に表示する文字種を、直前に選択した文字の文字種に関する選択候補が配置されるようにしてもよい。
例えば、「カタカナ」という文字列を順に選択していく場合、先頭の「カ」を選択する際に、タッチパッド11の該当領域をタッチする。このとき表示手段12には、ひらがなの「か行」とカタカナの「カ行」が2列で表示されるものとする。
そのうち、ひらがなの「か行」は、縦方向にスライドするだけで選択できる位置に配列されており、さらに横方向へのスライドを加えることで、カタカナの「カ行」にカーソルが移動し、先頭の「カ」を選択する。
次に、2文字目の「タ」の選択操作を行うときには、1文字目の選択結果の文字種を反映させて、縦方向にスライドするだけで選択できる位置(即ち、1列目)にカタカナの「タ行」を配置換えするようにしてもよい。
または、選択候補の表示列を配置換えするのではなく、カーソルがカタカナの「タ行」の列に来るようにして、縦方向にスライドするだけで「タ行」の選択候補を選べるようにしてもよい。
上記の例のような、1つの領域に割り当てられた選択候補に関連ある候補群ではなく、例えば、図14に示すように、「か行」が割り当てられた領域には、数字の「2」やアルファベットの「ABC」のように異なる文字種も割り当てられている。
このような場合、従来、文字種を変更するためのキーを押して切り替えるようにしており、異なる文字種を選択するためには、本来、入力したい文字を選択する前に文字種切り替えキーに指を移動して、入力モードを切り替える必要があった。このため操作が非効率であるし、入力モードを切り替える前に文字入力キーを押してしまうなどの操作ミスを起こし易かった。
本実施形態では、タッチパッド11上の何処でも特定のゼスチャー操作を行うことによって、入力モードの切り替えを行うようにした。
例えば、特定の地点から横方向に入力手段1をスライドさせそのまま折り返してもとの地点にもどるというゼスチャー操作を入力モード切り替えに割り当てるものとすると、入力手段1のスライドさせる方向によって、複数表示された入力モードの選択方向を変更することができる。
タッチパッド制御手段102では、入力手段1が定義されたゼスチャーに該当する軌跡を取った場合、このゼスチャーに対応するイベントを発生して、制御手段101へ送る。
制御手段101では、発生したゼスチャーイベントに対応する意味づけされた機能を実施する。
ここで説明するゼスチャーは、単なる例示であり、別の種類のものを割り当ててもよい。また、複数種類のゼスチャーを登録し、それぞれのゼスチャーに異なる意味づけを行うようにしてもよい。
例えば、図14に示す例では、表示手段12の上方に使用可能な入力モードが入力モード表示欄34に表示されて、現在は「ひらがな」が反転表示(カーソルがある位置は、反転表示される)されて「ひらがなモード」になっている。
タッチパッド11の情報入力領域21の「か行」、「2」、「ABC」が割り当てられている領域35にタッチすると、入力モードがひらがなモードであるから、入力位置にひらがなの「か行」の選択候補のリスト36が表示される。
ここで、上記ゼスチャー、即ち、領域35から入力手段1を右方向にスライドさせて元へ入力手段1を戻すというゼスチャー37を行うと、制御手段101では、入力モードを切り替えて、入力モード表示欄34のカーソルを「123」の位置へ移動して「数字モード」とし、数字の「2」に関連付けられている選択候補のリスト38を表示させる。
入力モードが切り替わるたびに、この入力モード表示欄34の表示は右に表示された入力モードの表示に切り替わり、さらに、入力モードを切り替えると、表示は左端の入力モードに変更される。即ち、入力モード表示欄34の表示は循環表示となっている。
また、入力手段1がタッチパッド11にタッチした地点(「始点」)からの横方向への方向と移動距離に応じて、入力モードの選択を替えるようにしてもよい。例えば、入力手段1を右方向にスライドさせるに応じて、入力モード表示欄34の入力モードのカーソルの表示も右方向に移動させ、カーソルが所望の入力モードに到達した時点で、入力手段1を元の始点へ戻すようなゼスチャーとしてもよい。
さらに、入力手段1を左に移動させて元へ戻すようなゼスチャーとしたときには、入力モードのカーソルも左方向に移動するようにして、入力モードの切り替えを左優先としても良い。
これによって、入力モード変更のために別の位置のキーを操作する必要がなくなり、また、意図する入力モードの文字を入力してしまうこともなくなり、効率的に入力操作が行える。
当然ながら、このゼスチャーはダブルタップなど別の種類のものを割り当ててもよい。
次に、動作入力領域22について説明する。
まず、「かな漢字変換」について、図15を用いて説明する。ここでは、「かな漢字変換」機能を行うための領域41を動作入力領域22に割り当てて、領域プロパティ記憶手段127へ記憶するものとする。
上述した操作により、変換すべきかな文字「せんせい」が文字入力領域42に入力された後、「かな漢字変換」機能のために割り当てられた領域41にタッチすると、始点処理手段104では、領域プロパティ記憶手段127を参照して、タッチした領域が動作入力領域であるため、そのタッチした領域に対応する機能(ここでは、かな漢字変換)を実行させると、変換された候補が表示手段12に1つずつ順にあるいは複数リスト化されて表示される。このときのカーソルは表示された変換候補の先頭である。
操作者は、入力手段1をタッチしたままスライドさせて、カーソルが所望の変換候補に移動して選択状態になった時点で入力手段1をスライドさせるのをやめて、入力手段1のタッチを開放すると終点処理手段106が起動されて選択が確定する。
また、入力装置10がラジオチューナ機能やテレビチューナ機能を備えている場合、FM放送、AM放送、短波放送、デジタルラジオ放送、地上波TV放送、地上波デジタルTV放送、衛星放送のような放送のタイプ毎にタッチパッド11の動作入力領域22のいずれかに領域を割り当てておく。このように、操作者が所望の放送のタイプとチャンネル選択がボタンを押しかえることなく簡単に行うことができる。
例えば、図16に例示したように、「放送波の選択と放送局の選局」機能を行うための領域43を動作入力領域22に割り当てるものとする。この例では、AM放送を選局するための領域44、FM放送を選局するための領域45、TV放送を選局するための領域46が動作入力領域22に割り当てられている。
そして、操作者が「FM放送を選局するための領域」45をタッチすると、このFM放送に割り当てられている放送局候補が1つずつ順にあるいは全候補リスト47化されて表示手段12へ表示される。図16では、「FM千葉」、「FMマクハリ」、「関東FM」、「FM888」、「FMバレー」の5つの候補が表示され、先頭の「FM千葉」を選択状態にしている。
操作者は、入力手段1をタッチしたまま下方へスライドさせて、所望の放送局候補にカーソルを移動させて選択状態になった時点で入力手段1をスライドさせるのをやめ、入力手段1のタッチを開放することで選択が確定する。
上記の例で、表示手段12に表示される選択候補の数が多いときには、全てを表示するわけにはいかない。この場合には、図11で説明したように、選択候補リストの中にスクロールボタンを内包させることによって解決できる。ここでは、他の解決方法について説明する。
図17に示すように、タッチパッド11の動作入力領域に、入力手段1のスライドが停止しても継続してカーソルを移動させるスクロール領域48を設けるようにした。このスクロール領域48は、タッチパッド11の下端部の動作入力領域に設けるようにして、入力手段1が情報入力領域21の下端へスライドさせても所望の選択候補が表示されないときに、そのままスクロール領域48へスライドさせることによって、選択候補をスクロール表示させることができる。
制御手段101では、停止イベントが発生した位置がスクロール領域48であれば、表示制御手段103に選択候補の表示をスクロールさせる指示をだすので、このスクロール領域48に入力手段1がタッチしている間、表示手段12に表示された選択候補49が上方にスクロールされて表示されることになる。
また、表示制御手段103では、選択候補のリストの横に選択候補49の全数を表すスクロールバー50を設け、現在表示されている候補の数をバー51の長さで示すように表示させるようにする。これにより、操作者はスクロールバー50中のバー51の位置によって、選択候補の全数の中でどの辺にある候補が表示されているかある程度把握することができる。
なお、このスクロール領域48は、タッチパッド11の動作入力領域のいずれに設けてもよい。例えば、タッチパッド11の4つの端(上端、下端、右端、左端)全てに設けてもよいし、一部の端にだけ設けてもよい。
また、スクロール領域48を設ける代わりに、入力装置10にスクロールボタン(図示しない)を設けるようにしてもよい。これにより、入力手段1をタッチしたまま、スクロールボタンを押すことによって、継続してカーソルを移動させることができる。
上記の説明では、入力手段1がタッチパッド11にタッチ(接触)したときが入力手段1のスライド操作の始まりであり、入力手段1がタッチを開放したときが入力手段1のスライド操作の終了であった。
しかし、この方法では、スライド操作によって目的の候補まで到達する前に、タッチパッド11の端までスライドしきってしまった場合、タッチパッド11から入力手段1を離すことができない。
これを解決する方法として、次の2つの方法が考えられる。
(1)タップ操作:
図18に示すように、タッチパッド11の情報入力領域21には、タップ認識手段52を備えるようにして、「始点」と「終点」の両方、もしくはどちらか片方の指定で、タッチパッド11上をタップするように操作する。
(2)クリック操作:
図19に示すように、入力装置10にはクリックボタン53を備えるようにして、「始点」と「終点」の両方、もしくはどちらか片方の指定で、クリックボタン53をクリックするように操作する。
前述したタッチパッド制御手段102では、入力手段1がタッチパッド11へ始めて接触したときに、接触イベントを発生させており、制御手段101ではこの接触イベントで始点処理手段104を起動していた。また、タッチパッド制御手段102では、入力手段1がタッチパッド11に非接触となったときに、非接触イベントを発生させており、制御手段101ではこの非接触イベントで終点処理手段106を起動していた。
しかし、このようなタップあるいはクリック操作を導入した場合には、はじめてタップあるいはクリック操作が行われたことを、タップ認識手段で認識したことによりタッチパッド制御手段102で接触イベントを発生させ、2度目のタップあるいはクリック操作を認識したときに非接触イベントを発生させるようにしてもよい。
また、入力手段1が始めて接触したときに接触イベントを発生させ、タップあるいはクリック操作が行われたことをタップ認識手段で認識したことにより非接触イベントを発生させるようにしてもよいし、あるいは、タップあるいはクリック操作が行われたことをタップ認識手段で認識したことにより接触イベントを発生させ、入力手段1が非接触となったときに非接触イベントを発生させるようにしても良い。
上記のいずれかの方法を使うことによって、タッチパッド11から単に入力手段1を離しただけでは選択候補を確定せずに、タップあるいはクリック操作によって始めて「始点」や「終点」が確定するようにできる。
これにより、操作者の指定意図を明確に操作に反映させることができるとともに、スライド操作によって目的の候補まで到達する前に、タッチパッド11の端までスライドしきってしまった場合でも、一旦タッチパッド11から入力手段1を離し、再度同じようにスライド操作を繰り返すことで目的の候補までたどっていくことができる。
図18に示したように、タッチパッド11自体にクリック機能が融合している場合、上記したゼスチャーによる入力モードの切り替えをダブルタップで表したり、複数の選択候補をマルチタップで順次表示させるようにしてもよい。これにより、操作者が好みの方法で文字選択を行うことができるので、入力装置10を効率よく利用することができる。
以上のように実施形態を構成することにより、タッチパッド上で入力手段(操作者の指やペンなど)が触れた位置を始点とし、始点からの入力手段の移動方向及び移動量に応じて、始点を含む領域に割り当てられている選択候補を表示させて所望の情報を入力できるため、操作スペースの限られたポータブル機器、携帯電話やリモコンなどであっても、効率的に入力操作を行うことができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の入力装置を構成する各機能をそれぞれプログラム化して、予め記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体に記録されたこれらのプログラムを入力装置に備えられたメモリあるいは記憶装置に格納し、そのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
なお、上述した実施形態の機能を実現するプログラムは、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。あるいは、ネットワークを介して記憶装置に格納されたプログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る入力装置の概略構成図である。 タッチパッドの構成例を示す図である。 タッチパッドを横から見た断面図である。 「あ行」が割り当てられた領域による文字の入力処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る入力装置の機能構成を示すブロック図である。 表示手段の上方に文字入力位置があった場合の選択候補のリストの表示例である。 表示手段の下方に文字入力位置があった場合の選択候補のリストの表示例である。 入力取消文字を選択候補の末尾においた表示例である。 入力取消文字を選択候補の先頭においた表示例である。 TVのチャンネル番号を選択候補とした場合の表示例である。 TVのチャンネル番号にスクロールボタンを選択候補に含ませた場合の表示例である。 選択候補が多い場合のページ形式の表示例である。 選択候補を複数列で表示した例である。 ゼスチャーによる入力モードの切替表示例である。 かな漢字変換を例にした動作入力の表示例である。 放送波の選択を例にした動作入力の表示例である。 スクロール領域を使った動作入力の表示例である。 タップ認識手段を備えた入力装置の概略構成図である。 クリックボタンを備えた入力装置の概略構成図である。
符号の説明
1…入力手段、10…入力装置、11…タッチパッド、12…表示手段、101…制御手段、102…タッチパッド制御手段、103…表示制御手段、104…始点処理手段、106…終点処理手段、107…メモリ、117…領域定義記憶手段、127…領域プロパティ記憶手段。

Claims (18)

  1. 複数の領域に分割され且つ各領域に選択候補となる情報が割り当てられたタッチパッドと、前記タッチパッド上で入力手段が触れた位置を始点とする始点処理手段と、該始点からの前記入力手段の移動方向及び移動量に応じて、前記始点を含む領域に割り当てられている選択候補を変化させて表示手段に表示する表示制御手段と、前記入力手段が前記タッチパッドから離れたときの位置を終点とし、前記終点に対応する選択候補の入力を確定する終点処理手段と、を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記始点を含む領域に割り当てられている複数の選択候補をリスト化して表示すると共に、前記入力手段の前記始点からの移動方向及び移動量に対応した前記リスト上の選択候補を識別可能に表示することを特徴とする入力装置。
  3. 請求項2に記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記始点を含む領域に割り当てられている複数の選択候補をリスト化して表示する際に、入力処理を取り消すための項目を前記複数の選択候補に含めて表示することを特徴とする入力装置。
  4. 請求項3に記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記入力手段が前記始点を含む領域に触れたときに、前記入力処理を取り消すための項目を選択状態にして前記リストを表示することを特徴とする入力装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記タッチパッドに設けられた各領域の配置に応じて、該各領域に割り当てられている選択候補の表示順序を変化させることを特徴とする入力装置。
  6. 請求項5に記載の入力装置において、前記タッチパッドは、該タッチパッドに設けられた各領域の配置に応じて、前記入力手段の移動方向を変化させることを特徴とする入力装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記始点を含む領域に割り当てられている選択候補が所定数以上の場合、該選択候補をマトリクス状に配置して表示することを特徴とする入力装置。
  8. 請求項7に記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記選択候補をマトリクス状に配置したページが複数ある場合、該複数ページの各ページを切り替えるためのページ切替ボタンを選択可能に表示し、該ページ切替ボタンが選択状態になってから一定期間経過したときに、ページを切り替えることを特徴とする入力装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載の入力装置において、前記表示制御手段は、前記リストに含まれる複数の選択候補をスクロール表示させるためのスクロールボタンを表示可能とし、前記タッチパッドからの操作に従って、前記スクロールボタンが選択状態にある間、前記リストの複数の選択候補をスクロールしながら表示することを特徴とする入力装置。
  10. 請求項1乃至4のいずれかに記載の入力装置において、前記タッチパッドは、前記リストに含まれる複数の選択候補をスクロール表示させるためのスクロール領域を備え、前記表示制御手段は、前記スクロール領域に前記入力手段が触れている間、前記リストの複数の選択候補をスクロールしながら表示することを特徴とする入力装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の入力装置において、前記タッチパッドに設けられた各領域に対して、少なくとも1つの文字種からなる文字情報が割り当てられていることを特徴とする入力装置。
  12. 請求項11に記載の入力装置において、前記タッチパッド上の前記入力手段の動作を予め記憶しておき、前記タッチパッド上の前記入力手段の動作と、前記記憶された入力手段の動作との比較結果に応じて、1つの領域に割り当てられた選択候補の種類を切り替えることを特徴とする入力装置。
  13. 請求項1乃至10のいずれかに記載の入力装置において、前記タッチパッドに設けられた各領域に対して、当該装置で実行可能な機能情報が割り当てられていることを特徴とする入力装置。
  14. 請求項1に記載の入力装置において、前記入力手段は、操作者の指あるいはペンであることを特徴とする入力装置。
  15. 請求項1に記載の入力装置において、前記始点及び/又は前記終点の入力の確定をクリック操作により実行するためのクリックボタンを備え、前記始点処理手段及び/又は前記終点処理手段は、前記クリックボタンによりクリック操作されたときに前記始点及び/又は前記終点の入力を確定することを特徴とする入力装置。
  16. 請求項1に記載の入力装置において、前記タッチパッドは、前記始点及び/又は前記終点の入力の確定をタップ操作により実行するためのタップ領域を備え、前記始点処理手段及び/又は前記終点処理手段は、前記タップ領域によりタップ操作されたときに前記始点及び/又は前記終点の入力を確定することを特徴とする入力装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれかに記載の入力装置において、前記タッチパッドの複数に分割された各領域の中央部に突起物を設けるようにしたことを特徴とする入力装置。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の入力装置において、前記タッチパッドに設けられた領域のうち、選択候補の情報を割り当てられた領域と、機能情報を割り当てられた領域との境界に、隆起線や突起物を設けるようにしたことを特徴とする入力装置。
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