JP2011169256A - エアコンプレッサ - Google Patents

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JP2011169256A
JP2011169256A JP2010034558A JP2010034558A JP2011169256A JP 2011169256 A JP2011169256 A JP 2011169256A JP 2010034558 A JP2010034558 A JP 2010034558A JP 2010034558 A JP2010034558 A JP 2010034558A JP 2011169256 A JP2011169256 A JP 2011169256A
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air compressor
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Osamu Sato
佐藤  修
Naotoshi Nakajima
直利 中嶋
Naoki Setoyama
直己 瀬戸山
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AMADERA KUATSU KOGYO CO Ltd
Amadera Kuatsu Kogyo KK
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AMADERA KUATSU KOGYO CO Ltd
Amadera Kuatsu Kogyo KK
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Abstract

【課題】運転時に内部より発生する騒音を軽減できる構造を備えたエアコンプレッサを提供する。
【解決手段】本発明のエアコンプレッサは、吸気用の吸入口2を有するフィルタケース3と、フィルタケースに装着されるフィルタ5と、フィルタケースの吸入口2とフィルタ5との間に配設され通路71を有する遮蔽部材7と、を具備している。遮蔽部材の通路71は、フィルタケースの吸入口2の開いている方向に対して向かい合わせにならないようにずらした位置に設けられている。上記構成のエアコンプレッサを駆動させると、その駆動音は、シリンダヘッドからクランクケース内の吸入通路を経て、フィルタケース3の吸入口2から漏れ出てくる。ところが、フィルタケースの吸入口2から出た騒音は、空間32で遮蔽部材7にぶつかることにより軽減され、さらに迂回してからフィルタ5を通ることによっても軽減される。
【選択図】図2

Description

本発明は、エアコンプレッサの騒音軽減構造の技術分野に属する。
図4は、従来のエアコンプレッサの内部構成を示す図である。
図5は、従来のエアコンプレッサのフィルタケース92周辺を示す拡大図である。
従来より一般的に用いられているエアコンプレッサ(空気圧縮機)は、図4に示すように、シャフト81を駆動するモータ82と、該シャフト81を回転自在に支持する軸受83と、シャフト81の偏心位置に装着されたクランクのクランクピンと、該クランクピンの旋回運動に伴って往復運動するピストン85と、該ピストンを摺動自在に収納するシリンダ86とを有している。モータ82が駆動してシャフト81が回転するとクランクピンが旋回運動し、その動力がコネクティングロッドを介してピストン85へ伝達され、その結果、ピストン85がシリンダ86内で往復運動する。
また従来のエアコンプレッサは、図5に示すように、吸気用の吸入口91を有するフィルタケース92と、該フィルタケースに収められるフィルタ93とを有している。ピストン85が下降する行程ではシリンダヘッド87からシリンダ86内に空気が吸引されるが、その際、吸引される空気(外気)はフィルタ93を通り、フィルタケースの吸入口91を介しクランクケース89内の吸入通路を経てシリンダヘッド87に供給される。
上記構成の従来のエアコンプレッサによれば、運転時に内部より発生する騒音が、シリンダヘッド87から吸入通路を経て、フィルタケース92の吸入口91から出てきて、そのままフィルタ93を通って外部へと流れ出てしまう。したがって、エアコンプレッサを運転している間は、吸入口91から騒音が漏れ出ることとなり、作業者等に不快感を与えることとなる。そのため、作業環境を改善するためにも、吸入口から漏れ出る騒音を軽減できる改善策が強く望まれていた。
上述した従来技術の問題点に鑑み本発明の目的は、運転時に内部より発生する騒音を軽減できる構造を備えたエアコンプレッサを提供することにある。
上述した本発明の目的は、吸気用の吸入口を有するフィルタ装着部(フィルタケース)と、前記フィルタ装着部に装着される吸気用のフィルタと、前記フィルタ装着部の吸入口と前記フィルタとの間に設けられ、吸気用の通路を有する騒音軽減部材(遮蔽部材)と、を備えており、前記騒音軽減部材の通路が、前記フィルタ装着部の吸入口の開いている方向に対して向かい合わせにならないようにずらした位置に設けられているエアコンプレッサによって達成される。
本発明によれば、フィルタ装着部の吸入口とフィルタとの間に騒音軽減部材を設けたことにより、エアコンプレッサの運転時に内部より発生する騒音を軽減することができる。
しかも、フィルタ装着部の吸入口とフィルタとの間に配設される騒音軽減部材には通路を設けているので、ピストンの下降に伴う吸気を妨げることがなく、エアコンプレッサの機能を従来どおりに維持することができる。
さらに、騒音軽減部材の通路は、フィルタ装着部の吸入口の開いている方向に対して向かい合わせにならないようにずらした位置に形成されている。したがって、フィルタ装着部の吸入口から出てくる騒音が、騒音軽減部材の通路からそのまま漏れ出ることがなく、騒音軽減部材で確実に騒音軽減を図ることができる。
本発明に係るエアコンプレッサを示す全体図である。 本発明に係るエアコンプレッサの騒音軽減構造を示す拡大図である。 フィルタケースの吸入口と遮蔽部材の通路との位置関係を示す正面図である。 従来のエアコンプレッサを示す全体図である。 従来のエアコンプレッサのフィルタケース周辺を示す拡大図である。
(エアコンプレッサの騒音軽減構造)
以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施形態について説明する。
本発明のエアコンプレッサは、吸気用の吸入口2を有するフィルタケース(フィルタ装着部)3と、このフィルタケースに装着される吸気用のフィルタ5と、このフィルタの脱落を防止するフィルタカバー6と、フィルタケースの吸入口2とフィルタ5との間に配設される板状の遮蔽部材(騒音軽減部材)7とを備えている。
フィルタケース3は、リング状に突き出した環状部31を有しており、この環状部の内側に、吸入口2に通ずる空間(以下「内側空間」と称する)を有している。この内側空間には遮蔽部材7を位置決めするための段部35が形成されており、また内側空間の底には吸入口2が形成されている。吸入口2から吸い込まれた外気は、図1にて矢印で示すように、クランクケース89内の吸入通路を介してシリンダヘッド87に供給されるようになっている。
なお図示する実施形態では、シャフト81の軸受部分(ベアリングケース)とフィルタケース3が一体に形成されているが、これらを別体の部材として構成してもよい。
また、フィルタケース3(フィルタ装着部)の形状は図示するものに限定されるものではなく、シリンダヘッドに通ずる吸入口を有しフィルタが装着可能である限り、様々な形状を採用することができる。
騒音軽減部材として機能する遮蔽部材7は、吸気用の通路71を有しており、フィルタケースの吸入口2とフィルタ5との間に配設されている。本実施形態では、遮蔽部材7は、フィルタケース3の環状部31内の空間に収容され、段部35に接する位置まで押し込んである。段部35で位置決めされた遮蔽部材7は、空間32を隔てて吸入口2と対向している。遮蔽部材7の通路71は、図2及び図3に示すように、フィルタケースの吸入口2の開いている方向に対して向かい合わせにならないようにずらした位置に形成されている。すなわち、吸入口2から漏れ出た音がそのまま遮蔽部材7の通路71を通過しないように、該通路の形成位置は吸入口2に対してずらしてある。
遮蔽部材7の構成材料は特に限定されるものではないが、通気性の悪いものほど効果があり、具体例としてはゴムやパッキンなどが挙げられる。特に吸音効果のあるものであると騒音軽減効果が大きいので、そのような材料で遮蔽部材を形成することが好ましい。
フィルタ5は、フィルタケースの環状部31内の空間に収容されており、段部35に接する遮蔽部材7に覆い被さるように嵌め込んである。このフィルタは、例えばフエルトから形成されている。吸引される外気は常にフィルタ5を通り通路71を経て吸入口2に流入することになるので、シリンダ86内にゴミなどの異物が混入するのを防止できる。
前述した遮蔽部材7及びフィルタ5が環状部31の内側空間に収容された状態で、フィルタカバー6がフィルタケース3に被せてある。フィルタカバー6の外縁部は環状部31に固定されており、フィルタ5がフィルタケース3から脱落するのを防いでいる。
(駆動時の作用及び効果)
上記構成のエアコンプレッサを駆動させると、ピストン85が下降する度に、外気がフィルタ5から遮蔽部材7の通路71を介して空間32に入り込んでフィルタケースの吸入口2に流入し、さらにクランクケース89内の吸入通路を介して外気がシリンダヘッド87に供給される。その結果、ピストン85が下降する過程でシリンダ86内の圧縮室にエアが送り込まれる。
一方で、運転時の駆動音は、シリンダヘッド87からクランクケース89内の吸入通路を経て、フィルタケース3の吸入口2から漏れ出てくることになる。ところが、フィルタケースの吸入口2から出た騒音は、空間32で遮蔽部材7にぶつかることにより軽減され、さらに図2に示すように迂回してからフィルタ5を通ることによっても軽減される。
したがって本発明によれば、フィルタケースの吸入口2とフィルタ5との間に遮蔽部材7(騒音軽減部材)を設けたことにより、エアコンプレッサの運転時に内部より発生する騒音を軽減することができる。
しかも、フィルタケースの吸入口2とフィルタ5との間に配設される遮蔽部材7には通路71を設けているので、ピストン85の下降に伴う吸気を妨げることがなく、エアコンプレッサの機能を従来どおりに維持することができる。
さらに、遮蔽部材7の通路71は、フィルタケースの吸入口2の開いている方向に対して向かい合わせにならないようにずらした位置に形成されている。したがって、フィルタケースの吸入口2から出てくる騒音が、遮蔽部材の通路71からそのまま漏れ出ることがなく、遮蔽部材7で確実に騒音軽減を図ることができる。
2 吸入口
3 フィルタケース(フィルタ装着部)
5 フィルタ
6 フィルタカバー
7 遮蔽部材(騒音軽減部材)
31 環状部
32 空間
35 段部
71 通路
81 シャフト
82 モータ
83 軸受
85 ピストン
86 シリンダ
89 クランクケース
87 シリンダヘッド
91 吸入口
92 フィルタケース
93 フィルタ

Claims (2)

  1. 吸気用の吸入口を有するフィルタ装着部と、
    前記フィルタ装着部に装着されるフィルタと、
    前記フィルタ装着部の吸入口と前記フィルタとの間に設けられる騒音軽減部材と、
    を備えていることを特徴とするエアコンプレッサ。
  2. 吸気用の吸入口を有するフィルタ装着部と、
    前記フィルタ装着部に装着されるフィルタと、
    前記フィルタ装着部の吸入口と前記フィルタとの間に設けられ、吸気用の通路を有する騒音軽減部材と、を備えており、
    前記騒音軽減部材の通路が、前記フィルタ装着部の吸入口に対してずらした位置に設けられていることを特徴とするエアコンプレッサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036692A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 マックス株式会社 空気圧縮機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0285884U (ja) * 1988-12-20 1990-07-06

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