JP2017036692A - 空気圧縮機 - Google Patents

空気圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017036692A
JP2017036692A JP2015157562A JP2015157562A JP2017036692A JP 2017036692 A JP2017036692 A JP 2017036692A JP 2015157562 A JP2015157562 A JP 2015157562A JP 2015157562 A JP2015157562 A JP 2015157562A JP 2017036692 A JP2017036692 A JP 2017036692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
filter
intermediate member
sound
intake port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015157562A
Other languages
English (en)
Inventor
吉田 力
Tsutomu Yoshida
力 吉田
拓也 大澤
Takuya Osawa
拓也 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2015157562A priority Critical patent/JP2017036692A/ja
Publication of JP2017036692A publication Critical patent/JP2017036692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】吸気効率を低下させることなく、クランクケースの吸気口から漏れる騒音を低減することができる空気圧縮機を提供する。【解決手段】クランクケース11には、クランクケース11内に圧縮用の空気を取り込むために外部に向けて開口する吸気口20aが設けられている。このクランクケース11の吸気口20aを覆うように、複数の通気孔22aを形成した中間部材22と、フィルタ21,23と、複数の開口部24aを形成した押さえ部材24と、を重ねて配置した。【選択図】図3

Description

この発明は、空気圧縮機に関し、特に、空気の吸気口の防音構造に特徴を有する空気圧縮機に関する。
この種の空気圧縮機は、クランクケース内に取り込んだ空気を圧縮機構が吸入して圧縮する。圧縮機構がクランクケース内の空気を吸入するときの弁音などは、クランクケース内で反響して騒音を発生させる。クランクケースには外部の空気を取り込むための吸気口が設けられているため、この吸気口から上記した騒音が外部に漏れる場合があった。
可搬型コンプレッサにおいては、構造上、吸気口を騒音発生源から遠ざけて配置することが困難であり、大気に開口した吸気口からクランクケース内の騒音が漏れやすい。
従来の空気圧縮機は、例えば特許文献1に示すように、クランクケースの吸気口の外側にフィルタを設け、防音性を高めていた。
実開平04−52574号公報
しかし、上記した従来の方法では防音性能が十分ではなく、更なる騒音低減効果が求められていた。
そこで、本発明は、吸気効率を低下させることなく、クランクケースの吸気口から漏れる騒音を低減することができる空気圧縮機を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、クランクケースと、前記クランクケースに取り付けられ、前記クランクケース内に取り込まれた空気を圧縮する圧縮機構と、を備え、前記クランクケースには、前記クランクケース内に圧縮用の空気を取り込むために外部に向けて開口する吸気口が設けられ、前記吸気口を覆うように、複数の通気孔を形成した中間部材と、フィルタと、複数の開口部を形成した押さえ部材と、を重ねて配置したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記吸気口を覆うように、第1のフィルタと、複数の通気孔を形成した中間部材と、第2のフィルタと、複数の開口部を形成した押さえ部材と、を内側から外側に順に重ねて配置したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記中間部材は弾性材料で形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記通気孔の貫通方向に投影したときに、前記通気孔が前記吸気口に重ならない位置に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記通気孔の貫通方向に投影したときに、前記通気孔が前記開口部の領域内に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、前記吸気口を覆うように、複数の通気孔を形成した中間部材と、フィルタと、複数の開口部を形成した押さえ部材と、を重ねて配置した。このような構成によれば、吸気口から漏れた騒音がフィルタで減衰されるので、騒音が外部に漏れにくい。しかも、中間部材を設けたことで、中間部材が障害物となって音の減衰効果を得られる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、クランクケースの吸気口を覆うように、第1のフィルタと、複数の通気孔を形成した中間部材と、第2のフィルタと、複数の開口部を形成した押さえ部材と、を内側から外側に順に重ねて配置した。このような構成によれば、吸気口から漏れた騒音が2重に設けられたフィルタで減衰される。
なお、中間部材と押さえ部材との間には第2のフィルタが設けられているため、中間部材と押さえ部材との間に空気を通過させることができる。よって、防音性能を高めつつも、クランクケース内に吸気する際の空気の通り道を確保することができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記中間部材は弾性材料で形成されている。このような構成によれば、吸気口から漏れた騒音が中間部材に当たったときに、音を吸収する効果を高めることができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記通気孔の貫通方向に投影したときに、前記通気孔が前記吸気口に重ならない位置に配置されている。このような構成によれば、吸気口から漏れた音が中間部材の通気孔を通過するときに、直進するのではなく迂回しなければならない。よって、音の伝播距離を延ばすことができるので、音の減衰効果を向上させることができる。また、吸気口から漏れた音は、直進性を有するので中間部材に当たることになる。よって、中間部材によって音を遮蔽・吸収することができる。また、中間部材に当たって反射した音は再び第1のフィルタを通って戻っていくので、第1のフィルタによって更に音を吸収することができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記通気孔の貫通方向に投影したときに、前記通気孔が前記開口部の領域内に配置されている。このような構成によれば、クランクケース内に吸気するときに、押さえ部材の開口部から取り込んだ空気を中間部材の通気孔へと直進させて吸い込むことができるので、吸気抵抗をできるだけ増加させずに上記したような防音効果を得ることができる。
空気圧縮機の内部構造を示すために一部を断面で表示した平面図である。 カバーを取り外した空気圧縮機の側面図である。 吸気口を覆う構造の分解斜視図である。 吸気口を覆う構造の部分断面斜視図である。 吸気口を覆う構造の断面図である。 吸気口、通気孔、開口部の位置関係を示す説明図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る空気圧縮機10は、可搬型コンプレッサであり、図1及び図2に示すように、クランクケース11と、クランクケース11に取り付けられる圧縮機構40と、圧縮機構40を作動させるためのモータ30と、圧縮機構40によって生成した圧縮空気を貯留するためのタンク45と、を備えている。
クランクケース11は、圧縮機構40を収容するためのものであり、ケース本体14と、ケース本体14の開口を覆うケースキャップ20と、を備えている。
ケース本体14は、例えばアルミニウム等の金属材料からなる中空容器として形成されている。ケース本体14の前部には、開口が設けられ、この開口をケースキャップ20が覆っている。また、このケース本体14の両側には、圧縮機構40のシリンダ41c,42cが取り付けられている。また、このケース本体14の後部には、圧縮機構40の駆動源となるモータ30が取付けられている。具体的には、ケース本体14の後部には、周壁部15が突出して設けられており、この周壁部15の端部にモータ30のステータ35が取り付けられている。
ケースキャップ20は、例えばアルミニウム等の金属材料からなる円盤状の部材である。このケースキャップ20には、外部に開口した吸気口20a(図4〜6参照)が設けられている。吸気口20aの穴径はφ2である。
上記したクランクケース11の内部は圧縮機構40に圧縮用の空気を供給するための給気室Sとなっている。この給気室Sは圧縮機構40のシリンダ41cの内部と連通しており、給気室Sの空気を使用して圧縮空気が生成される。具体的には、圧縮機構40の圧縮行程において、ピストン41bが上死点側に移動することで給気室S内に負圧が発生し、ケースキャップ20に設けられた吸気口20aを通じて外部の空気が給気室Sに取り込まれる。続く吸気工程において、ピストン41bが下死点側に移動し、シリンダ41cの圧縮室が負圧となって給気室S内の空気がシリンダ41c内に導入されて圧縮されるようになっている。
モータ30は、ロータ32を環状のステータ35の内側に配置したインナーロータ型のDCブラシレスモータである。ロータ32及びステータ35は、例えば鋼板を積層して形成されている。
なお、モータ30の回転軸31は、ケース本体14に取り付けられた第1軸受12と、ケースキャップ20に取り付けられた第2軸受13とにより回転自在に支持されている。回転軸31にはロータ32が固定されており、モータ30が作動してロータ32が回転したときに、ロータ32と一体的に回転軸31が回転する。
本実施形態に係る空気圧縮機10は、モータ30を大径化することにより、トルクアップと、低回転化が図られている。具体的には、従来の同等の機種においては、モータ30のサイズ(ロータ32の外径、厚さ)が約φ70×30mmであったのに対し、本実施形態に係る空気圧縮機10においては、モータ30のサイズを約φ90×20mmとしている。このようにモータ30を大径化したことにより、モータ30が薄型になっている。
圧縮機構40は、上記したモータ30によって作動するものであり、ピストン41b,42bを往復動させることでシリンダ41c,42c内に導入された空気を圧縮する。本実施形態に係る圧縮機構40は、低圧用圧縮機構41と高圧用圧縮機構42とを備えた多段圧縮機構である。すなわち、給気室S内の空気は、まず低圧用圧縮機構41によって圧縮される。低圧用圧縮機構41によって圧縮された空気は、高圧用圧縮機構42に導入され、高圧用圧縮機構42によって更に圧縮される。このように二段階で圧縮された空気がタンク45に送られて貯留される。
上記した低圧用圧縮機構41及び高圧用圧縮機構42は、図1及び図2に示すように、クランクケース11の両側に対向配置されている。すなわち、クランクケース11の片側に低圧用圧縮機構41が突出して取り付けられており、この低圧用圧縮機構41の反対側に高圧用圧縮機構42が突出して取り付けられている。
低圧用圧縮機構41及び高圧用圧縮機構42は、それぞれモータ30の回転軸31に接続されたコンロッド41a,42aを備えている。このコンロッド41a,42aは、回転軸31に固定された偏心板を介して回転軸31に接続されており、回転軸31の回転運動を往復動に変換する。このコンロッド41a,42aの先端にはピストン41b,42bが取り付けられているため、モータ30の回転に伴いピストン41b,42bがシリンダ41c,42c内で往復動し、シリンダ41c,42c内の空気を圧縮する。
ところで、給気室S内の空気を低圧用圧縮機構41のシリンダ41c内に吸気する際には、吸気した空気が逆流しないように逆流防止弁を介して取り込まれる。この逆流防止弁を空気が通過するときに弁音が発生し、この弁音がクランクケース11内で反響して騒音を発生させる。吸気部において発生するこれらの騒音はクランクケース11の吸気口20aから外部に漏れる場合がある。
本実施形態においては、上記したような音漏れを防止するため、図3〜5に示すような音漏れ防止構造を設けている。すなわち、クランクケース11の吸気口20aを覆うように、第1のフィルタ21と、中間部材22と、第2のフィルタ23と、押さえ部材24と、を内側から外側に順に重ねて配置している。これら4枚の部材は、略同径の円盤状の部材であり、4枚の部材を貫通するボルト25をケースキャップ20のボルト螺着部20b(図3参照)に螺着させることでケースキャップ20に一体的に取り付けられる。4枚の部材をケースキャップ20に取り付けると、図5に示すように、4枚の部材は互いに密着した状態となる。また、第1のフィルタ21の内側には空間が形成されており、この空間によって吸気口20aと第1のフィルタ21との間に拡開室Rが設けられている。
第1のフィルタ21及び第2のフィルタ23は、通気性と一定の吸音性能を有する部材であり、例えばフェルトやスポンジなどの弾性を有する多孔質材料で形成されている。本実施形態においては、t5mmのフェルトを使用している。
中間部材22は、複数の通気孔22aを形成したゴム(NBR)製の部材である。本実施形態においては、t1mmの円板状に形成され、通気孔22aの穴径はφ3である。この中間部材22は、第1のフィルタ21と第2のフィルタ23とで挟み込まれており、複数の通気孔22aの両側の開口が、それぞれ第1のフィルタ21と第2のフィルタ23とで塞がれている。
押さえ部材24は、複数の開口部24aを形成した金属製の部材である。複数の開口部24aは空気を取り込むために外部に向けて開口しており、本実施形態においては円弧状の長孔として形成されており、通気孔22aや吸気口20aよりも開口面積が大きく設定されている。この開口部24aの裏側は第2のフィルタ23で塞がれている。
なお、中間部材22の通気孔22aが設けられることで、吸気口20aから漏れた音が通気孔22aを通過する際に、音のエネルギーが摩擦で熱エネルギーに変換されるようになっている。中間部材22の前後にはフィルタによって空間が確保されており、通気孔22aによって音の通路が規制されるようになっている。
また、中間部材22の通気孔22aは、図6に示すように、通気孔22aの貫通方向に投影したときに、吸気口20aに重ならない位置に配置されている。このように構成することで、吸気口20aから漏れた音がまっすぐに進んだ場合には通気孔22aを通過できないようになっている。言い換えると、吸気口20aから漏れた音が迂回しなければ通気孔22aを通過できないようになっている。このような構成により、音の伝播距離を延ばすことで音の減衰効果を向上させるようにしている。また、音の直進性により、中間部材22に音が当たるので、中間部材22やケースキャップ20に衝突する回数を増やして音を減衰させ、第1のフィルタ21によって音を吸収できるようにしている。
また、中間部材22の通気孔22aは、図6に示すように、通気孔22aの貫通方向に投影したときに、押さえ部材24の開口部24aの領域内に配置されている。このように構成することで、開口部24aから外気を取り込んだときに、外気がまっすぐに進んで通気孔22aを通過できるようになっている。このため、吸気がスムーズに行えるようになっている。
開口部24aから外部の空気を取り込むときには、外部の空気は、押さえ部材24の開口部24a、第2のフィルタ23、中間部材22の通気孔22a、第1のフィルタ21、吸気口20aを順に通過する(図4及び図5参照)。吸気口20aを通過した空気は、クランクケース11内の給気室Sへと取り込まれる。この給気室Sへと取り込まれた空気は、低圧用圧縮機構41のシリンダ41c内に導入され、圧縮空気の生成に使用される。
一方、クランクケース11内で騒音が発生し、この騒音が吸気口20aから漏れた場合には、以下のように徐々に減衰されるようになっている。
吸気口20aを通過した音は、図4及び図5に示すように、まず拡開室Rに入る。この拡開室Rは、吸気口20aと第1のフィルタ21との間に設けられた空間である。この拡開室Rが設けられることで、音の収縮と拡散とが発生し、音が減衰される。
拡開室Rに入った音は、第1のフィルタ21に吸収されつつ、第1のフィルタ21を通過する。
第1のフィルタ21を通過した音は、音の直進性によって中間部材22に当たる。中間部材22に当たった音の一部は、中間部材22によって吸収される。中間部材22によって吸収されずに反射された音は、再び第1のフィルタ21を通って戻っていく。このとき、第1のフィルタ21によって音が吸収される。吸収されなかった音の一部は、ケースキャップ20に当たって反射するが、再度第1のフィルタ21を通過する際に吸収される。
音の一部は中間部材22の通気孔22aを通過するが、通気孔22aを通過した音は第2のフィルタ23によって更に吸収される。第2のフィルタ23によって吸収されなかった音は、押さえ部材24の開口部24aから外部に漏れるが、その音は従来と比較して大きく減衰されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、クランクケース11の吸気口20aを覆うように、第1のフィルタ21と、複数の通気孔22aを形成した中間部材22と、第2のフィルタ23と、複数の開口部24aを形成した押さえ部材24と、を内側から外側に順に重ねて配置した。このような構成によれば、吸気口20aから漏れた騒音が2重に設けられたフィルタで減衰されるので、騒音が外部に漏れにくい。しかも、中間部材22を設けたことで、中間部材22が障害物となって音の減衰効果を得られる。
なお、中間部材22と押さえ部材24との間には第2のフィルタ23が設けられているため、中間部材22と押さえ部材24との間に空気を通過させることができる。よって、防音性能を高めつつも、クランクケース11内に吸気する際の空気の通り道を確保することができる。
また、前記中間部材22はゴムなどの弾性材料で形成される。このような構成によれば、吸気口20aから漏れた騒音が中間部材22に当たったときに、音を吸収する効果を高めることができる。
また、前記通気孔22aの貫通方向に投影したときに、前記通気孔22aが前記吸気口20aに重ならない位置に配置されている。このような構成によれば、吸気口20aから漏れた音が中間部材22の通気孔22aを通過するときに、直進するのではなく迂回しなければならない。よって、音の伝播距離を延ばすことができるので、音の減衰効果を向上させることができる。また、吸気口20aから漏れた音は、直進性を有するので中間部材22に当たることになる。よって、中間部材22によって音を遮蔽・吸収することができる。また、中間部材22に当たって反射した音は再び第1のフィルタ21を通って戻っていくので、第1のフィルタ21によって更に音を吸収することができる。
また、前記通気孔22aの貫通方向に投影したときに、前記通気孔22aが前記開口部24aの領域内に配置されている。また、開口部24aの開口面積は、通気孔22aよりも大きく設定されている。このような構成によれば、クランクケース11内に吸気するときに、押さえ部材24の開口部24aから取り込んだ空気を中間部材22の通気孔22aへと直進させて吸い込むことができ、吸気抵抗を低減させることができる。また、音源から離れた場所で吸気抵抗を低減させているので、吸気抵抗を低減させたとしても防音効果は十分に発揮させることができる。すなわち、吸気効率を悪化させることなく上記したような防音効果を得ることができる。
なお、本実施形態においては、中間部材22の通気孔22aの大きさを均一に設定したが、通気孔22aの大きさによって減音可能な周波数帯が異なるので、大きさの異なる通気孔22aを複数種類配置することで、広範な周波数帯に対応するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、第1のフィルタ21、中間部材22、第2のフィルタ23、押さえ部材24、を内側から外側に順に重ねて配置した。しかしながら、本発明の実施形態としてはこれに限らない。例えば、フィルタや中間部材22の数を増減させてもよい。具体例としては、第1のフィルタ21を省略して、中間部材22、第2のフィルタ23、押さえ部材24、を内側から外側に順に重ねて配置してもよい。また、フィルタの数を増やして、第1のフィルタ21、中間部材22、第1のフィルタ21、中間部材22、第2のフィルタ23、押さえ部材24、を内側から外側に順に重ねて配置してもよい。
また、第1のフィルタ21と第2のフィルタ23とは、目の細かさ(気孔率)が異なるものを組み合わせて使用してもよい。
10 空気圧縮機
11 クランクケース
12 第1軸受
13 第2軸受
14 ケース本体
15 周壁部
20 ケースキャップ
20a 吸気口
20b ボルト螺着部
21 第1のフィルタ
22 中間部材
22a 通気孔
23 第2のフィルタ
24 押さえ部材
24a 開口部
25 ボルト
30 モータ
31 回転軸
32 ロータ
35 ステータ
40 圧縮機構
41 低圧用圧縮機構
41a コンロッド
41b ピストン
41c シリンダ
42 高圧用圧縮機構
42a コンロッド
42b ピストン
42c シリンダ
45 タンク
S 給気室
R 拡開室

Claims (5)

  1. クランクケースと、
    前記クランクケースに取り付けられ、前記クランクケース内に取り込まれた空気を圧縮する圧縮機構と、
    を備え、
    前記クランクケースには、前記クランクケース内に圧縮用の空気を取り込むために外部に向けて開口する吸気口が設けられ、
    前記吸気口を覆うように、複数の通気孔を形成した中間部材と、フィルタと、複数の開口部を形成した押さえ部材と、を重ねて配置したことを特徴とする、空気圧縮機。
  2. 前記吸気口を覆うように、第1のフィルタと、複数の通気孔を形成した中間部材と、第2のフィルタと、複数の開口部を形成した押さえ部材と、を内側から外側に順に重ねて配置したことを特徴とする、請求項1記載の空気圧縮機。
  3. 前記中間部材は弾性材料で形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の空気圧縮機。
  4. 前記通気孔の貫通方向に投影したときに、前記通気孔が前記吸気口に重ならない位置に配置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気圧縮機。
  5. 前記通気孔の貫通方向に投影したときに、前記通気孔が前記開口部の領域内に配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気圧縮機。
JP2015157562A 2015-08-07 2015-08-07 空気圧縮機 Pending JP2017036692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015157562A JP2017036692A (ja) 2015-08-07 2015-08-07 空気圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015157562A JP2017036692A (ja) 2015-08-07 2015-08-07 空気圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017036692A true JP2017036692A (ja) 2017-02-16

Family

ID=58049449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015157562A Pending JP2017036692A (ja) 2015-08-07 2015-08-07 空気圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017036692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3722604A1 (en) 2019-04-12 2020-10-14 Max Co., Ltd. Air compressor
JP2020180596A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社マキタ エアコンプレッサ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146707U (ja) * 1976-05-01 1977-11-07
JPH09124302A (ja) * 1995-10-30 1997-05-13 Masayuki Imai 酸素濃縮器
JP2007023851A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Anest Iwata Corp フィルター付き空気圧縮機
JP2011169256A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Amadera Kuatsu Kogyo Kk エアコンプレッサ
JP2012219652A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Hitachi Koki Co Ltd 空気圧縮機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146707U (ja) * 1976-05-01 1977-11-07
JPH09124302A (ja) * 1995-10-30 1997-05-13 Masayuki Imai 酸素濃縮器
JP2007023851A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Anest Iwata Corp フィルター付き空気圧縮機
JP2011169256A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Amadera Kuatsu Kogyo Kk エアコンプレッサ
JP2012219652A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Hitachi Koki Co Ltd 空気圧縮機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3722604A1 (en) 2019-04-12 2020-10-14 Max Co., Ltd. Air compressor
US11378072B2 (en) 2019-04-12 2022-07-05 Max Co., Ltd. Air compressor
JP2020180596A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社マキタ エアコンプレッサ
JP7210368B2 (ja) 2019-04-26 2023-01-23 株式会社マキタ エアコンプレッサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103261696B (zh) 压缩机
US8500417B2 (en) Motorized vacuum pump with sound absorbing unit
EP1686266A3 (en) Rotary compressor
CN104728079B (zh) 压缩机及其排放消音器
JP2017036692A (ja) 空気圧縮機
KR20040026054A (ko) 밀폐형 압축기의 케이스
JP2008274840A (ja) 空気圧縮機
JP2013167256A (ja) ロータリ圧縮機
KR101340975B1 (ko) 드라이 펌프
JP2010048089A (ja) 密閉型圧縮機
CN203756543U (zh) 压缩机排气结构及具有该排气结构的压缩机
JP2005140100A (ja) 往復動型圧縮機のバルブ組立体
CN103511283B (zh) 压缩机的消音器及具有其的压缩机
CN202326090U (zh) 压缩机排气消音结构
CN107002674B (zh) 涡旋压缩机
JP2014234768A (ja) 密閉型圧縮機
CN216447078U (zh) 一种活塞机用消声过滤器
CN217233750U (zh) 一种低噪音的空气压缩机
JP2010116787A (ja) ロータリ圧縮機
JP4183533B2 (ja) エンジンのシリンダブロック
CN220705945U (zh) 一种消声结构及压缩机
JP2001182654A (ja) 密閉形往復動式コンプレッサ用吐出マフラーの遮蔽板
CN214304246U (zh) 一种压缩机用消音盖以及压缩机泵体
JP2012215125A (ja) 密閉型ロータリ圧縮機
CN107605729A (zh) 泵体组件和压缩机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200602