JP2011167709A - 溶接方法および超伝導加速器 - Google Patents

溶接方法および超伝導加速器 Download PDF

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Abstract

【課題】ブローホールの発生および材料の酸化を防ぐことができる。
【解決手段】デフォーカスビーム(レーザビーム)11は、照射方向に直交する断面におけるエネルギー密度Eの分布形状が中央部にピーク部11aを有するガウス分布形状であり、ピークエネルギー密度(ピーク部11aのエネルギー密度E)Emaxが5.8×10W/cmより大きいと共に、エネルギー密度の分布形状における全エネルギーのうちピーク部11aを中心に50%のエネルギーが含まれる領域11cの外周部11dのエネルギー密度E50が、ピークエネルギー密度Emaxの75%以下である。
【選択図】図3

Description

本発明は、超伝導加速管の製造過程における溶接方法およびその超伝導加速管を備える超伝導加速器に関する。
従来、超伝導加速管の製造過程において電子ビーム溶接が行われている。この電子ビーム溶接は、真空引きが必須であるため付帯作業が多いと共に、気中での溶接と比べて位置あわせに時間を要している。
レーザ溶接は、気中での施工が可能であり、適用により製造の効率化が期待できる。
特許文献1には、超伝導キャビティの直管の突合せ溶接部において開先を段付き形状とし、内側からのレーザ光による非貫通溶接を行った後に外側からのレーザ光による非貫通溶接を行う製造方法が開示されている。
特許第3959198号公報
部分溶け込み溶接では、溶接部分を貫通させないためブローホール(気泡)が発生しやすい。ブローホールの発生を防ぐためにビームをデフォーカスすること等により低アスペクト比の溶込み形状をした溶接が行われる場合があるが、特に金属がニオブ(Nb)の場合には、融点が約2500℃と他の金属よりも高いため金属が溶融しにくく、溶接が困難であった。
また、ニオブなどの高融点金属を溶融させるために高ピークのビームによる溶接を行うと、ビード幅が細くなり、ブローホールが発生しやすくなる。部分溶込み溶接においては、ビード底部の曲率が小さくなるため、ビードが溶接部を貫通したり、溶接面の裏側に凸部が形成されたりする懸念があり、超伝導加速管の安定した品質を確保することができなかった。
また、レーザ溶接は、気中での施工が可能だが、特に酸化しやすいニオブなどの場合には酸化を防止した高品質の溶接施工が困難であった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ブローホールの発生を防ぐと共に、ビードが溶接部を貫通したり溶接面の裏側に凸部を形成したりすることなく高品質な部分溶け込み溶接ができる溶接方法およびその溶接方法で製造された超伝導加速器を備える超伝導加速器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る溶接方法は、超伝導加速管の製造過程において超伝導加速管本体の外周部に筒状の補強部材をレーザビームで溶接するに際し、前記レーザビームは、前記レーザビームが照射される照射面におけるエネルギー密度の分布形状がピーク部を有するガウス分布形状であり、前記ピーク部のエネルギー密度が5.8×10W/cm以上であることを特徴とする。
本発明では、レーザビームは、ピーク部のエネルギー密度が5.8×10W/cm以上であるので、超伝導加速管本体および補強部材が融点の高い金属材料で形成されていても、これらを十分に溶融させることができる。
そして、レーザビームは、エネルギー密度の分布形状がガウス分布形状であることにより、超伝導加速管本体と補強部材との溶接部は、キーホールの周面がなだらかな形状となり、アスペクト比の小さいビードが形成される。これにより、溶融した金属内の気泡が浮上して排出されやすいと共に、溶融した金属が流入してキーホールが崩れ気泡を巻き込むことを防げるので、ブローホールの発生を抑制することができる。
また、レーザビームは、エネルギー密度の分布形状がガウス分布形状であることにより、ビードが超伝導加速管本体を貫通したり、超伝導加速管本体の内側に凸部を形成したりすることなく部分溶け込み溶接を行うことができる。
そして、ピーク部で金属を溶融させることできるので、エネルギー密度がピーク部よりも低い外縁部側のエネルギーも金属の溶融に活用させることができるので、エネルギーの吸収特性を向上させることができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る溶接方法は、前記エネルギー密度の分布形状における全エネルギーのうち前記ピーク部を中心に50%のエネルギーが含まれる領域の外周部のエネルギー密度が、前記ピーク部のエネルギー密度の75%以下であることを特徴とする。
本発明では、レーザビームは、エネルギー密度の分布形状における全エネルギーのうちピーク部を中心に50%のエネルギーが含まれる領域の外周部のエネルギー密度が、ピーク部のエネルギー密度の75%以下であることにより、エネルギー密度のピーク部から外縁部に向かう分布がなだらかになり、外縁部側のエネルギーの吸収特性を向上させることができる。
また、本発明に係る溶接方法では、前記超伝導加速管本体および補強部材はニオブで形成されていることが好ましい。
本発明では、超伝導加速管本体および補強部材はニオブで形成されていることにより、形成される超伝導加速管およびこの超伝導加速管を備える超伝導加速器の性能を高めることができる。
また、本発明に係る溶接方法では、前記照射面と、前記照射面の溶接方向における前方および後方と、前記超伝導加速管本体内部の前記照射面の裏面とに不活性ガスを供給することが好ましい。
本発明では、照射面と、照射面の溶接方向における前方および後方と、超伝導加速管本体内部の照射面の裏面とに不活性ガスを供給することにより、照射面およびその前後ならびに超伝導加速管本体内部の照射面の裏面を不活性ガス雰囲気とすることができるので、超伝導加速管本体および補強部材の酸化を防ぐことができる。また、超伝導加速管本体および補強部材が酸化傾向の大きい金属で形成されていても、これらの酸化を防ぐことができる。
また、本発明に係る溶接方法では、前記レーザビームを囲うように設けられたセンターノズルと、前記センターノズルの溶接方向における前方に設けられた前方ノズルと、前記センターノズルの溶接方向における後方に設けられた後方ノズルと、前記超伝導加速管本体内部の前記照射面の裏面に向けて設けられた裏面側ノズルとから前記不活性ガスを供給することが好ましい。
本発明では、レーザビームを囲うように設けられたセンターノズルと、センターノズルの溶接方向における前方に設けられた前方ノズルと、センターノズルの溶接方向における後方に設けられた後方ノズルと、超伝導加速管本体内部の照射面の裏面に向けて設けられた裏面側ノズルとから不活性ガスを供給するにより、レーザビームの照射面および照射面の溶接方向の前方、後方ならびに超伝導加速管本体内部の照射面の裏面へ不活性ガスを安定して供給することができる。
また、本発明に係る溶接方法では、前記補強部材と前記超伝導加速管本体との間に不活性ガスを供給することが好ましい。
本発明では、補強部材と前記超伝導加速管本体との間に不活性ガスを供給することにより補強部材の内側および超伝導加速管本体の酸化を防ぐことができる。
また、本発明に係る溶接方法では、前記超伝導加速管本体と前記補強部材との間には、周方向に空間を区画する仕切り板が設けられていて、前記補強部材には、前記仕切板に対して周方向一方側で前記補強部材の内側に不活性ガスを供給する供給口と、前記仕切板に対して周方向他方側で前記補強部材の内側の気体を排出する排出口とが設けられていることが好ましい。
本発明では、超伝導加速管本体と補強部材との間には、周方向に空間を区画する仕切り板が設けられていて、補強部材には、仕切板に対して周方向一方側で補強部材の内側に不活性ガスを供給する供給口と、仕切板に対して周方向他方側でその内側の気体を排出する排出口とが設けられていることにより、供給口から補強部材の内側に供給された不活性ガスは、超伝導加速管本体と補強部材との間の空間を周方向に移動して排出口から排出されるので、超伝導加速管本体と補強部材との間の空間を不活性ガス雰囲気とすることができる。
また、本発明に係る溶接方法では、前記超伝導加速管本体および補強部材をその中心軸が水平方向となるように設置し、前記超伝導加速管本体および補強部材の前記中心軸よりも上部側に前記レーザビームを照射して、前記超伝導加速管本体および補強部材を前記超伝導加速管の上端部から前記レーザビームに向う方向と逆方向に前記中心軸を中心に回転させることが好ましい。
本発明では、超伝導加速管本体および補強部材をその中心軸が水平方向となるように設置し、超伝導加速管本体および補強部材の中心軸よりも上部側に前記レーザビームを照射して、超伝導加速管本体および補強部材を超伝導加速管の上端部からレーザビームに向う方向と逆方向に中心軸を中心に回転させることにより、レーザビームに照射されて溶融した金属が、超伝導加速管本体および補強部材の回転により上部側に移動すると共に凝固し、レーザビームが照射される照射面へ垂れることがないので、効率よく溶接を行うことができる。
また、本発明に係る超伝導加速器では、上記のいずれかに記載の溶接方法によって製造された超伝導加速管を備えることを特徴とする。
本発明では、上記のいずれかに記載の溶接方法によって製造された超伝導加速管を備えることにより、超伝導加速器の品質を安定させることができる。
本発明によれば、レーザビームのピーク部で超伝導加速管本体と補強部材とを構成する金属材料を溶融することができ、超伝導加速管本体と補強部材との溶接部は、キーホールの周面がなだらかな形状で、アスペクト比の小さいビードが形成されるので、ブローホールの発生が抑制されると共に、ビードが超伝導加速管本体を貫通したり超伝導加速管本体の裏側に凸部を形成したりせずに部分溶け込み溶接を行うことができるので、超伝導加速管本体と補強部材と効率よく溶接でき、製造された超伝導加速管およびの超伝導加速管の品質を安定させることができる。
(a)は本発明の第一の実施の形態による超伝導加速管の一例を示す図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 (a)はデフォーカスビームの形状を示す図、(b)は(a)の拡大図である。 (a)は第一の実施の形態によるデフォーカスビームのエネルギー分布形状を示す立体図、(b)は(a)のピーク部を含む照射方向の断面図、(c)照射面のエネルギー分布図である。 (a)はジャストフォーカスビームのエネルギー分布形状を示す立体図、(b)は(a)のピーク部を含む照射方向の断面図、(c)照射面のエネルギー分布図である。 (a)はデフォーカスビームによる溶接時の溶け込み形状およびキーホールを示す図、(b)はジャストフォーカスビームによる溶接時の溶け込み形状およびキーホールを示す図、(c)はジャストフォーカスビームによる溶接時のキーホールの側面の状態を説明する図で(d)のB−B線断面図、(d)は(c)のC−C線断面図である。 (a)は他の形態のデフォーカスビームのエネルギー分布形状を示す立体図、(b)は(a)のピーク部を含む照射方向の断面図、(c)照射面のエネルギー分布図である。 (a)は更に他の形態によるデフォーカスビームのエネルギー分布形状を示す立体図、(b)は(a)のピーク部を含む照射方向の断面図、(c)照射面のエネルギー分布図である。 平均出力の異なるデフォーカスビームによる溶接状態を説明する図である。 (a)、(b)は第二の実施の形態による溶接方法を説明する図である。 第三の実施の形態による溶接方法を説明する図である。
以下、本発明の第一の実施の形態による溶接方法について、図1乃至図8に基づいて説明する。
まず、第一の実施の形態による超伝導加速管について説明する。
図1(a)、(b)に示すように、超伝導加速管1は、溶接により接合された複数のハーフセル2からなる管体(超伝導加速管本体)3と、管体3を補強する強め輪(補強部材)4とを備えている。
ハーフセル2は、ニオブ等の板状の超伝導材料が中央に開口部を有する椀状にプレス加工されたものである。2つのハーフセル2は、その小径側の端部2aが接合されてダンベル形状部材5(図1(a)参照)を構成し、このダンベル形状部材5が軸方向に複数接合されて管体3が形成される。
管体3は、外周に凹状のアイリス部6と凸状の赤道部7とを備え、軸方向の断面が波形で(図1(a)参照)、径方向の断面が環状(図1(b)参照)である。
強め輪4は、ニオブ等の超伝導材料で形成され、アイリス部6を覆うように設けられた円筒状の部材で、管体3の補強を目的として設けられている。強め輪4は、2つの半円筒状の部材が組み合わされて円筒状に形成され、軸方向の端部4aがアイリス部6の近傍に溶接されている。
なお、強め輪4は、円筒をその径方向に3つ以上に分割した部材が組み合わされた構成としてもよい。また、強め輪4を構成する部材間に隙間が設けられていてもよい。
上述した構成の超伝導加速管1は、超伝導加速器(不図示)の部材として使用される。
次に、第一の実施の形態による超伝導加速管の製造方法について図面に基づいて説明する。
まず、板状の純ニオブを中央に開口部を有する椀状にプレス加工して図1(a)、(b)に示すハーフセル2を形成し、2つのハーフセル2の小径側の端部2aを接合してダンベル形状部材5を形成する。
次に、ダンベル形状部材5と強め輪4とを溶接する。
ダンベル形状部材5と強め輪4とは、ダンベル形状部材5の外周面へ強め輪4の端部4aが付着されて接合されている。
このとき、ダンベル形状部材5の内側に溶接ビードや溶接による凸部が形成されると、超伝導加速器の品質を低下させるため、ダンベル形状部材5と強め輪4との溶接は、外側からのレーザビームによる部分溶け込み溶接とし、さらにダンベル形状部材5の内側に凸部が形成されないようにする。
ダンベル形状部材5と強め輪4との溶接は、図3に示すようなエネルギー密度の分布を有するビームによるレーザ溶接とする。以下、このビームをデフォーカスビーム(レーザビーム)11と称し、このデフォーカスビーム11については後述する。
デフォーカスビーム11をダンベル形状部材5と強め輪4との溶接部8の一点に照射して溶融させると共に、ダンベル形状部材5および強め輪4をその中心軸9を中心に回転させ、溶接部8全体にデフォーカスビーム11を照射してダンベル形状部材5と強め輪4とを溶接する。
そして、強め輪4が溶接された複数のダンベル形状部材5を軸方向に接合して、超伝導加速管1が完成する。
次に、第一の実施の形態による溶接方法に使用するデフォーカスビームについてジャストフォーカスビームと比較して説明する。
デフォーカスビーム11は、図2(a)、(b)に示すようにレーザビームの焦点をずらしたり、レンズ形状を変えたりすることで、図3に示すようなエネルギー密度の分布を有するビームに形成される。本実施の形態では、焦点をずらしてデフォーカスビーム11を形成している。デフォーカスビーム11は、デフォーカス量が焦点距離200mmレンズ使用時で+5mmとし、レーザビーム径Φを1.67mm程度とする。
従来、溶接には、図4に示すようなエネルギー分布を有するビームが使用されている。以下、このビームをジャストフォーカスビーム(レーザビーム)12と称する。
ジャストフォーカスビーム12は、図2(c)に示すように焦点を絞って形成されるビームである。
ここで、デフォーカスビーム11が照射され、照射方向に直交する面を照射面13とし、ジャストフォーカスビーム12が照射され、照射方向に直交する面を照射面14とし、以下説明する。
デフォーカスビーム11は、照射面13におけるエネルギー密度の分布形状をあらわすと、図3に示すようなガウス分布形状にあらわされる。これに対し、ジャストフォーカスビーム12は、照射面14におけるエネルギー密度Eの分布形状をあらわすと、図4に示すようなエネルギー密度Eに差が少ない略円筒状にあらわされる。
いずれのレーザビームも平均出力を4500W、速度を2.0m/mimとする。
図3および図4を用いてデフォーカスビーム11とジャストフォーカスビーム12とを比較すると、デフォーカスビーム11は、ジャストフォーカスビーム12よりもその径が広いことがわかる。
また、デフォーカスビーム11およびジャストフォーカスビーム12は、中央部にエネルギー密度Eのピーク部11a、12aを有しており、各ピーク部11a、12aのエネルギー密度(以下、ピークエネルギー密度Emax とする)は大差ないが、ピーク部11a、12aから外縁部11b、12b側に向うにつれて、デフォーカスビーム11はエネルギー密度Eがなだらかに減少するのに対して、ジャストフォーカスビーム12はほとんど減少しない。
ここで、図3(b)および図3(c)に示すように、全エネルギーのうちピーク部11a、12aを中心に50%のエネルギーが含まれる領域11c、12cの外周部11d、12dエネルギー密度をエネルギー密度E50とし、デフォーカスビーム11およびジャストフォーカスビーム12のピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合を比較する。
本実施の形態によるデフォーカスビーム11は、ピークエネルギー密度Emax が6.9×10W/cm、エネルギー密度E50が5.1×10W/cmで、ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合は73.9%となる。
なお、デフォーカスビーム11のピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合は75%以下とすることが好ましい。
また、デフォーカスビーム11のエネルギー密度E86は、2.4×10W/cmとなる。ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E86の割合は34.8%である。
これに対し、ジャストフォーカスビーム12は、ピークエネルギー密度Emax が7.2×10W/cm、エネルギー密度E50が6.0×10W/cmで、ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合は83.3%となる。
また、ジャストフォーカスビーム12のエネルギー密度E86は、5.1×10W/cmとなる。ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E86の割合は70.8%である。
このとき、デフォーカスビーム11、ジャストフォーカスビーム12のいずれもピークエネルギー密度Emax は5.8×10W/cm以上の値となるように設定し、好ましくは6.0×10W/cm以上に設定する。このように、ピークエネルギー密度Emax を5.8×10W/cmよりも大きい値とすることで、融点が約2500℃であるニオブの溶融を行うことができる。
上述したデフォーカスビーム11で溶接を行うと、ピーク部11aが金属を蒸発・溶融させ、外縁部11b側は、金属の溶融状態を保持するが、さらに金属を蒸発させることが無いので、図5(a)に示すようなキーホール15が広い範囲になだらかに形成される。
これに対し、ジャストフォーカスビーム12で溶接を行うと、ピーク部12aと共に外縁部11b側も金属を溶融するため、図5(b)に示すような狭い範囲に深いキーホール16が形成される。
このようなジャストフォーカスビーム12による溶接では、図5(c)、(d)に示すようにキーホール16の溶接方向(図5(d)の矢印の方向)の側方および後方の側面16aの溶融した金属17がキーホール16の底部16b側へ移動しやすく、この移動にともない、気泡が入り込みブローホール18となることがある。
また、ジャストフォーカスビーム12による溶接では、キーホール16が深いため、ビードが溶接面を貫通したり、溶接面の裏側に凸部を形成したりする虞がある。
次に、上述した第一の実施の形態による溶接方法の作用について図面を用いて説明する。
第一の実施の形態による溶接方法によれば、照射面13におけるエネルギー密度の分布形状がガウス分布形状であり、更にピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合が75%以下のデフォーカスビーム11で溶接を行うことにより、同じ平均出力のジャストフォーカスビーム12による溶接と比べて、広い範囲になだらかなキーホールを形成できる、アスペクト比の小さいビードを形成することができるので、溶接部8の溶融した金属内の気泡が浮上して排出されやすいと共にキーホールの側面の溶融した金属が崩れて気泡を巻き込みにくくブローホール18の発生を抑制することができる。
また、アスペクト比の小さいビードが形成され、キーホールを形成するための蒸発反力が小さいので、キーホールおよびビードがダンベル形状部材5を貫通したり、ダンベル形状部材5の裏側に凸部を形成したりすることが無く、部分溶け込み溶接を行うことができる。
また、デフォーカスビーム11は、ピーク部11aが5.8×10W/cm以上のピークエネルギー密度Emax を有することにより、ニオブなどの融点の高い金属も十分に溶融させることができる。
上述した第一の本実施の形態による溶接方法では、デフォーカスビーム11で溶接を行うことにより、溶接部8のブローホール18を抑制でき、ビードがダンベル形状部材5を貫通したり、ダンベル形状部材5の裏側に凸部を形成したりすることが無く部分溶け込み溶接を行うことができるので、超伝導加速管1を効率よく製造できると共に、超伝導加速管1およびこの超伝導加速管1を備える超伝導加速器の品質が安定するという効果を奏する。
また、ピーク部11aで金属を溶融させることできるので、エネルギー密度Eがピーク部11aよりも低い外縁部側のエネルギーも溶融した金属に活用させることができるので、エネルギーの吸収特性を向上させることができる。
次に、第一の実施の形態によるデフォーカスビーム11と異なるエネルギー密度の分布形状を有するデフォーカスビームでニオブからなるダンベル形状部材5と強め輪4との溶接を行い、ピークエネルギー密度Emax 、ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合と溶接状態との関係を確認した。
図6に示すデフォーカスビーム19aは、平均出力が4500wで、ピークエネルギー密度Emax が6.6×10W/cm、エネルギー密度E50が3.9×10W/cmである。ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合は、59.1%、ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E86の割合は、22.7%である
このデフォーカスビーム19aによる溶接では、ダンベル形状部材5と強め輪4とを接合することができ、ダンベル形状部材5にビードが貫通したり、ダンベル形状部材5の裏側に凸部が形成されたりすることは無かった。
図7に示すデフォーカスビーム19bは、平均出力が4500wで、ピークエネルギー密度Emax が5.7×10W/cm、エネルギー密度E50が3.0×10W/cmエネルギー密度E86が1.2×10W/cmである。ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合は、52.6%、ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E86の割合は、21.1%である。
デフォーカスビーム19bによる溶接では、ダンベル形状部材5および強め輪4が溶融しなく接合できなかった。これは、ピークエネルギー密度Emax が5.7×10W/cmであり、ピーク部のエネルギー密度Eが不足したためであると考えられる。
次に、第一の実施の形態によるデフォーカスビーム11と異なる平均出力のデフォーカスビームでニオブからなるダンベル形状部材5と強め輪4との溶接を行い、ピークエネルギー密度Emax 、ピークエネルギー密度Emax に対するエネルギー密度E50の割合と溶接状態との関係を確認した。
図8に示す試験体HS−10、HS−9、HS−8について溶接を行ったところ、HS−10は溶接できたが、HS−9、HS−8については溶接できなかった。
このことから、平均出力が異なるデフォーカスビームであっても、ピークエネルギー密度Emax が5.8×10W/cmより高ければ、深さ制御した部分溶け込み溶接を行うことができることがわかる。
次に、他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第一の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
図9(a)、(b)に示すように、第二の実施の形態による溶接方法では、不活性ガスGを供給しながらレーザ溶接を行う。
不活性ガスGは、デフォーカスビーム11の照射面13と、この照射面13の溶接方向における前方および後方と、超伝導加速管1の管体3内部の照射面13の裏面と、ダンベル形状部材5と強め輪4との間の空間25とに供給される。
本実施の形態では、ダンベル形状部材5および強め輪4が図9における矢印Aの方向に回転して溶接が行われており、溶接方向は矢印Aの逆方向となる。
図9(a)に示すように、デフォーカスビーム11の照射面13と、この照射面13の溶接方向における前方および後方とに不活性ガスGを供給する不活性ガス供給手段21は、デフォーカスビーム11を囲うように設けられたセンターノズル22と、センターノズル22の溶接方向における前方に設けられた前方ノズル23と、センターノズル22の溶接方向における後方に設けられた後方ノズル24とから構成される。不活性ガス供給手段21は、強め輪4と所定の間隔をあけて設けられており、前方ノズル23および後方ノズル24の強め輪4と対向する面23a、24aは、強め輪4の円筒形状に対応した湾曲した面に形成されている。
溶接作業時には、センターノズル22、前方ノズル23、後方ノズル24とから同時に不活性ガスGを供給する。
図9(b)に示すように、超伝導加速管1の管体3内部の照射面13の裏面には、管体3内部の照射面13の裏面に向けて設けられた裏面側ノズル29から不活性ガスGを供給する。
なお、管体3内部の照射面13の裏面のみでなく管体3内部全体を不活性ガス雰囲気として溶接を行ってもよい。
また、図9(a)に示すように、ダンベル形状部材5と強め輪4との間の空間25への不活性ガスGの供給は以下のように行う。
この空間25には、空間25を周方向に区画する仕切り板26が設けられていて、空間25内の気体は仕切り板26を貫通することができない構成である。強め輪4には、仕切り板26に対して周方向一方側で空間25に不活性ガスGが供給される供給口27と、仕切り板26に対して周方向他方側で空間25の空気を排出する排出口28とが形成されている。供給口27と排出口28とは、仕切り板26を介して近設されている。
供給口27から空間25に不活性ガスGが供給されると、排出口28から空間25内の気体が排出される。このとき、空間25が仕切り板26で仕切られていることで、供給された不活性ガスGは空間25を周方向に移動し、空間25内に充満した後に排出口28から排出されることになる。
なお、本実施の形態では、1つの仕切り板26を設けているが、複数の仕切り板26を設けてダンベル形状部材5と強め輪4との間の空間25を複数に分割し、それぞれに供給口27および排出口28を設ける構成としてもよい。
第二の実施の形態による溶接方法では、第一の実施の形態と同様の効果を奏すると共に、溶接部8に不活性ガスGが安定して供給されることにより、ダンベル形状部材5および強め輪4の酸化を防ぐことができる。
また、チャンバー全体を不活性ガス雰囲気にして溶接を行う方法と比べて、溶接対象であるダンベル形状部材5および強め輪4の入れ替えを容易に行うことができると共に、チャンバー内の作業でないため、位置あわせを容易に行うことができる。
次に第三の実施の形態による溶接方法について図面に基づいて説明する。
図10に示すように、第三の実施の形態による溶接方法では、ダンベル形状部材5および強め輪4をその軸方向が水平方向となるように設置し、ダンベル形状部材5および強め輪4の中心軸9を中心に図中の矢印Aの方向に回転させて行う。そして、デフォーカスビーム11の照射面13は、軸方向を水平方向とする強め輪4の上端部4bから図中の矢印Aの方向と逆方向に0°〜90°の範囲で回転させ中心軸9と同じ高さもしくは中心軸9の上部側の位置とする。好ましくは、強め輪4の上端部4bから図中の矢印Aの方向と逆方向に5〜45°回転した位置とする。
第三の実施の形態による溶接方法では、第一の実施の形態と同様の効果を奏する。そして、デフォーカスビーム11に照射されて溶融した金属が、ダンベル形状部材5および強め輪4の回転により上部側に移動すると共に凝固し、デフォーカスビーム11が照射される照射面13へ垂れることがないので、第三の実施の形態による溶接方法では、効率よく溶接を行うことができる。
以上、本発明による溶接方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施の形態では、超伝導加速管1および強め輪4は、純ニオブで形成されているが、純ニオブ以外の金属や、ニオブを含む材料で形成されていてもよい。
また、上述した第二の実施の形態では、不活性ガスGは、照射面13と、この照射面13の溶接方向における前方および後方に供給されているが、溶接速度や溶接部8に要求される溶け込み深さに応じて照射面13のみに不活性ガスGを供給してもよい。また、他の不活性ガスGの供給方法で不活性ガス雰囲気を形成して溶接を行ってもよい。
1 超伝導加速管
3 管体(超伝導加速管本体)
4 強め輪(補強部材)
6 アイリス部
8 溶接部
9 中心軸
11 デフォーカスビーム(レーザビーム)
11a ピーク部
11c 領域
11d 外周部
13 照射面
21 不活性ガス供給手段
22 センターノズル
23 前方ノズル
24 後方ノズル
25 空間
26 仕切り板
27 供給口
28 排出口
29 裏面側ノズル
G 不活性ガス

Claims (9)

  1. 超伝導加速管の製造過程において超伝導加速管本体の外周部に筒状の補強部材をレーザビームで溶接する方法であって、
    前記レーザビームは、前記レーザビームが照射される照射面におけるエネルギー密度の分布形状がピーク部を有するガウス分布形状であり、前記ピーク部のエネルギー密度が5.8×10W/cm以上であることを特徴とする溶接方法。
  2. 前記エネルギー密度の分布形状における全エネルギーのうち前記ピーク部を中心に50%のエネルギーが含まれる領域の外周部のエネルギー密度が、前記ピーク部のエネルギー密度の75%以下であることを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
  3. 前記超伝導加速管本体および補強部材はニオブで形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の溶接方法。
  4. 前記照射面と、前記照射面の溶接方向における前方および後方と、前記超伝導加速管本体内部の前記照射面の裏面とに不活性ガスを供給することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の溶接方法。
  5. 前記レーザビームを囲うように設けられたセンターノズルと、前記センターノズルの溶接方向における前方に設けられた前方ノズルと、前記センターノズルの溶接方向における後方に設けられた後方ノズルと、前記超伝導加速管本体内部の前記照射面の裏面に向けて設けられた裏面側ノズルとから前記不活性ガスを供給することを特徴とする請求項4に記載の溶接方法。
  6. 前記補強部材と前記超伝導加速管本体との間に不活性ガスを供給することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の溶接方法。
  7. 超伝導加速管本体と前記補強部材との間には、周方向に空間を区画する仕切り板が設けられていて、前記補強部材には、前記仕切板に対して周方向一方側で前記補強部材の内側に不活性ガスを供給する供給口と、前記仕切板に対して周方向他方側で前記補強部材の内側の気体を排出する排出口とが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の溶接方法。
  8. 前記超伝導加速管本体および補強部材をその中心軸が水平方向となるように設置し、前記超伝導加速管本体および補強部材の前記中心軸よりも上部側に前記レーザビームを照射して、前記超伝導加速管本体および補強部材を前記超伝導加速管の上端部から前記レーザビームに向う方向と逆方向に前記中心軸を中心に回転させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の溶接方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の溶接方法によって製造された超伝導加速管を備えることを特徴とする超伝導加速器。
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