JP2011166518A - 電流制限回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術の電流制限回路では、温度変化が生じた場合に出力トランジスタの電流を精度良く制御することができないという問題があった。
【解決手段】本発明にかかる電流制限回路は、高電位側電源11から負荷12に流れる電流を制御する出力トランジスタMN0と、出力トランジスタMN0に流れる電流に応じた電流が流れるトランジスタMN1と、トランジスタMN1に直列に接続されたセンス抵抗18と、センス抵抗18に流れる電流とセンス抵抗18の抵抗成分とによってセンス抵抗18の両端に生じた電位差を検出する電位差検出部と、電位差検出部に対して定電流を供給する定電流源と、電位差と定電流とによって生成された制御電圧に基づいて出力トランジスタMN0の導通状態を制御する制御部と、を備え、センス抵抗18は、電位差検出部を囲むように配設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流制限回路に関し、特に出力トランジスタの過電流保護に関する。
電源から負荷に対する電力の供給を制御する回路として電力供給用半導体がある。電力供給用半導体には、例えば、ハイサイドスイッチ用の出力トランジスタとしてNチャネルMOSトランジスタが用いられる。
ここで、自動車電装用LSI(Large Scale Integration)に用いられる電力供給用半導体は、ハーネスがグランドにショートする等の異常が発生した場合でも、損傷を受けないように保護される必要がある。
例えば、負荷を接続するハーネスの被覆が剥がれて車両のボディー(接地)に接触した場合、負荷が短絡状態となるため、電力供給用半導体に過大な電力が印加される可能性がある。このような場合でも、電力供給用半導体が損傷を受けないようにするため、当該電力供給用半導体には過電流保護回路が搭載されるのが一般的である。過電流保護回路の一つとして、電流制限回路が知られている。
電流制限回路は、電力供給用半導体に過電流が流れないようにフィードバック制御を行う。つまり、電流制限回路は、出力トランジスタのソース−ドレイン間に過電流が流れないように、当該出力トランジスタのゲート電圧を制御する。
なお、電流制限回路等の車載用の半導体装置は、その使用環境から、かなり広い温度範囲において使用される。したがって、電流制限回路は、温度変化の影響を受けることなく、精度良く出力トランジスタに流れる過電流を制限することが求められる。
図10に、特許文献1に開示されている電流制限回路を示す。図10に示す回路は、出力トランジスタ201と、ワイヤ217と、昇圧回路215と、ダイオード群221,222と、増幅器203と、トランジスタ202と、電流源204,205と、を備える。なお、ダイオード群221,222と、増幅器203と、トランジスタ202と、電流源204,205と、により制御回路220を構成する。出力トランジスタ201は、電源211から負荷212に流れる電流を制御するスイッチの機能を有する。制御回路220は、ワイヤ217の両端(ノードA,B)に生じた電位差を検出し、当該電位差が所定値より大きくなった場合に、出力トランジスタ201に流れる電流を制限する。
ここで、特許文献1では、2組のダイオード群221,222の電位差における温度係数と、負荷電流が流れるワイヤ217の電気抵抗率の温度係数と、が同程度であることを利用して、ワイヤ217の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、出力トランジスタ201に流れる過電流を精度良く制限することを特徴としている。
また、特許文献2,3には、関連する技術として過電流検出回路が開示されている(特許文献2における図4及び特許文献3におけるFig.6参照)。特許文献2に示す過電流検出回路は、出力トランジスタQ1と、出力トランジスタQ1に並列に設けられたセンストランジスタQ2と、センストランジスタQ2に直列に接続された検出用抵抗RSと、検出用抵抗RSによって生成された電位としきい値電圧とを比較して過電流検出信号を出力する比較部(トランジスタ9,10,Q3,Q4)と、を備える。
また、特許文献4には、関連する技術として過電流保護回路が開示されている(特許文献4におけるFig.2参照)。特許文献4に示す過電流保護回路は、出力トランジスタ110と、出力トランジスタに並列に設けられたセンストランジスタ112と、センストランジスタ112に直列に接続されたセンス抵抗R1と、センス抵抗R1によって生成された電位と基準値とを比較するコンパレータ120と、コンパレータ120による比較結果に基づいて出力トランジスタの導通状態を制御する制限回路20と、を備える。なお、センス抵抗R1は、メタル抵抗でもよいと記載されている。
特開2008−236528号公報 特開2005−39573号公報 USP7,626,792B2 USP5,579,193 特開平10−256541号公報
しかし、特許文献1には、ワイヤ217と、ダイオード群221,222との配置関係については一切説明されていない。つまり、ワイヤ217の温度とダイオード群221,222の温度とを近付けることについて考慮されていない。
したがって、図11に示すように、ワイヤ217とダイオード群221,222とが離れて配置された場合、ワイヤ217の温度とダイオード群221,222の温度とが異なってしまう可能性があった。それにより、特許文献1では、ワイヤ217の抵抗成分が温度変化によって変動した場合、出力トランジスタ201に流れる電流を精度良く制御することができないという問題があった。また、その影響により、特許文献1では、図12に示すように、電流制限時における電流値が出力トランジスタ201の自己発熱の影響により変調してしまうという問題があった。
また、特許文献2についても、検出用抵抗RSとトランジスタQ3,Q4との配置関係について一切説明されていない。つまり、特許文献2,3では、検出用抵抗RSの温度とトランジスタQ3,Q4の温度とを近付けることについて考慮されていない。したがって、特許文献2では、検出用抵抗RSの抵抗成分が温度変化によって変動した場合、出力トランジスタQ1に流れる電流を精度良く検出することができないという問題があった。このことは、特許文献3においても同様のことが言える。
また、特許文献4についても、特許文献1〜3の場合と同様に、センス抵抗R1とコンパレータ120等との配置関係について一切説明されていない。つまり、特許文献4では、センス抵抗R1の温度とコンパレータ120等の温度とを近付けることについて考慮されていない。したがって、特許文献4では、センス抵抗RSの抵抗成分が温度変化によって変動した場合、出力トランジスタ110に流れる電流を精度良く制御することができないという問題があった。
本発明にかかる電流制限回路は、電源から負荷に流れる電流を制御する出力トランジスタと、前記出力トランジスタに流れる電流に応じた電流が流れる電流センストランジスタと、前記電流センストランジスタに直列に接続されたセンス抵抗と、前記センス抵抗に流れる電流と前記センス抵抗の抵抗成分とによって当該センス抵抗の両端に生じた電位差を検出する電位差検出部と、前記電位差検出部に対して定電流を供給する定電流源と、前記電位差と前記定電流とによって生成された制御電圧に基づいて前記出力トランジスタの導通状態を制御する制御部と、を備え、前記センス抵抗は、前記電位差検出部を囲むように配設される。
上述のような回路構成により、温度変化が生じた場合でも、出力トランジスタに流れる電流を精度良く制御することができる。
本発明により、温度変化が生じた場合でも、出力トランジスタに流れる電流を精度良く制御することが可能な電流制限回路を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる電流制限回路を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる電流制限回路の構成図である。 本発明の実施の形態1にかかる電流制限回路のレイアウト図である。 本発明の実施の形態2にかかる電流制限回路を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる電流制限回路のレイアウト図である。 本発明の実施の形態2にかかる電流制限回路に用いられるセンス抵抗のレイアウト図である。 本発明の実施の形態2にかかる電流制限回路に用いられるセンス抵抗のレイアウト図である。 本発明の実施の形態2にかかる電流制限回路のレイアウト図である。 本発明の実施の形態2にかかる電流制限回路のレイアウト図である。 従来技術の電流制限回路を示す図である。 従来技術の電流制限回路の構成図である。 電流制限回路の特性を示す図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
図1に、本発明の実施の形態にかかる電流制限回路100を示す。図1に示す電流制限回路100は、出力トランジスタ(以下、単にトランジスタと称す)MN0と、トランジスタ(電流センストランジスタ)MN1と、昇圧回路15と、センス抵抗18と、判定回路30と、を備える。なお、本実施の形態では、トランジスタMN0とトランジスタMN1とが、NチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。
また、センス抵抗18は、熱伝導率の高い金属によって構成される。具体的には、例えば、センス抵抗18は、アルミニウム、銅およびこれらの少なくとも1つを主成分とする合金のいずれかで構成される。
まず、図1に示す回路の回路構成について説明する。トランジスタMN0は、高電位側電源端子VCCと出力端子OUTとの間に設けられる。高電位側電源端子VCCには、高電位側電源11が供給される。出力端子OUTと、低電位側電源端子GNDとの間には負荷12が設けられる。
トランジスタMN1は、高電位側電源端子VCCと出力端子OUTとの間に、トランジスタMN0に並列に設けられる。昇圧回路15の出力端子は、トランジスタMN0のゲートと、トランジスタMN1のゲートと、にそれぞれ接続される。センス抵抗18は、トランジスタMN1と出力端子OUTとの間に直列に接続される。具体的には、トランジスタMN1のソースは、センス抵抗18の一端(ノードC)に接続される。そして、センス抵抗18の他端(ノードB)は、出力端子OUTに接続される。
判定回路30は、ダイオード群(第1のダイオード群)21と、ダイオード群(第2のダイオード群)22と、電流源(第1の電流源)I1と、電流源(第2の電流源)I2と、増幅器23と、トランジスタ(制御用トランジスタ)MN3と、を備える。ここで、ダイオード群21,22により電位差検出部を構成する。電流源I1,I2により定電流生成部を構成する。増幅器23及びトランジスタMN3により制御部を構成する。なお、本実施の形態では、トランジスタMN3がNチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。
ダイオード群21は、高電位側電源端子VCCとセンス抵抗18の他端(ノードB)との間に設けられる。電流源I1は、ダイオード群21と高電位側電源端子VCCとの間に接続される。具体的には、高電位側電源端子VCCは、電流源I1の入力端子に接続される。電流源I1の出力端子は、ノードDを介して、ダイオード群21の一端(アノード側)に接続される。ダイオード群21の他端(カソード側)は、センス抵抗18の他端(ノードB)に接続される。
ダイオード群22は、高電位側電源端子VCCとセンス抵抗18の一端(ノードC)との間に設けられる。電流源I2は、ダイオード群22と高電位側電源端子VCCとの間に接続される。具体的には、高電位側電源端子VCCは、電流源I2の入力端子に接続される。電流源I2の出力端子は、ノードEを介して、ダイオード群22の一端(アノード側)に接続される。ダイオード群22の他端(カソード側)は、センス抵抗18の一端(ノードC)に接続される。
ダイオード群21は、アノード及びカソードがそれぞれ共通に並列接続されたX(Xは1以上の整数)個のダイオードを一組として、L(Lは1以上の整数)組のダイオードが順方向に直列に接続される。ダイオード群22は、アノード及びカソードがそれぞれ共通に並列接続されたY(Yは1以上の整数)個のダイオードを一組として、L組のダイオードが順方向に直列に接続される。
ここで、判定回路30は、電流源I1と電流源I2との電流比をM:N(M、Nは整数)とした場合、M・Y/N/X>1を満たすように構成されることが望ましい。その理由については後述する。
増幅器23では、反転入力端子がノードDに接続され、非反転入力端子がノードEに接続され、出力端子がトランジスタMN3のゲートに接続される。トランジスタMN3は、トランジスタMN0のゲート−ソース間に設けられる。
次に、図1に示す回路の動作について説明する。トランジスタMN0は、高電位側電源11から負荷12に流れる電流を制御するスイッチの機能を有する。トランジスタMN1のソース−ドレイン間には、トランジスタMN0のソース−ドレイン間に流れる電流に応じた電流が流れる。昇圧回路15は、トランジスタMN0及びトランジスタMN1に流れる電流を制御する。具体的には、トランジスタMN0,MN1をオフに制御する場合、昇圧回路15は、低電圧の制御信号を各トランジスタのゲートに印加する。一方、トランジスタMN0,MN1をオンに制御する場合、昇圧回路15は、高電圧の制御信号を各トランジスタのゲートに印加する。
なお、トランジスタMN1に流れる電流は、センス抵抗18を介して、出力端子OUTに向けて流れる。このとき、センス抵抗18の両端(ノードB,C間)には、当該センス抵抗18に流れる電流の電流値と、当該センス抵抗18の抵抗値と、に応じた電位差が生じる。
判定回路30は、センス抵抗18の両端に生じる電位差を検出し、当該電位差が所定値よりも大きくなった場合に、トランジスタMN0に流れる電流を制限する機能を有する。例えば、負荷12に流れる電流(負荷電流)が通常の範囲内である場合、センス抵抗18の両端(ノードB,C間)の電位差は小さい。このとき、判定回路30は、ノードEの電位がノードDの電位以下になるように構成されている。換言すると、増幅器23の非反転入力端子の電位は、増幅器23の反転入力端子の電位よりも小さくなる。それにより、増幅器23がトランジスタMN3のゲートに対して印加する電位は低下するため、トランジスタMN3はオフする。したがって、トランジスタMN0のゲートに蓄積された電荷は、トランジスタMN3を介して放電されることはない。つまり、トランジスタMN0は、トランジスタMN3の影響を受けることなく動作する。
一方、負荷電流が通常の範囲を超えた場合、つまり、トランジスタMN0に流れる電流が基準値(出力電流制限値)より大きくなった場合、センス抵抗18の両端の電位差は所定値よりも大きくなる。このとき、判定回路30は、ノードEの電位がノードDの電位よりも大きくなるように構成されている。換言すると、増幅器23の非反転入力端子の電位は、増幅器23の反転入力端子の電位よりも大きくなる。それにより、増幅器23がトランジスタMN3のゲートに対して印加する電位が上昇する。トランジスタMN3は、ゲート−ソース間電圧の上昇に応じて、ソース−ドレイン間の抵抗成分が小さくなる。したがって、トランジスタMN0のゲート電圧は低下する。つまり、トランジスタMN0に流れる電流は、トランジスタMN3の影響を受けて制限される。
このような回路構成において、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動する可能性がある。本実施の形態にかかる電流制限回路は、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、出力トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
具体的には、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、ダイオード群21,22の温度と、センス抵抗18の温度が同程度である場合、出力電流制限値の変動を抑制することができる。なお、定電流を流した2組のダイオード群の電位差における温度係数が、金属の電気抵抗率の温度係数と同程度であることが判明している。したがって、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、2組のダイオード群21,22を備えた判定回路30を用いて、金属性のセンス抵抗18の電位差を検出することにより、互いの温度変化の影響を相殺し、出力電流制限値の変動を抑制している。
負荷電流Iaが出力電流制限値に一致する場合、以下の式が成り立つ。
L・k/q・(T+273)・ln(M・I/X/Is)−L・k/q・(T+273)・ln(N・I/Y/Is)=Ia・R・{1+tc・(T−25)} −−−−−式(1)
ただし、kはボルツマン定数、qは電子運動エネルギー、Tは摂氏温度、Isはダイオードの飽和電流、tcはセンス抵抗18を構成する金属の温度係数である。
式(1)から負荷電流Iaを求めると、以下の式のように表される。
Ia=L・k/q・(T+273)・ln(M・Y/N/X)/R/{1+tc・(T−25)} −−−−−式(2)
式(2)において、Ia>0でなければならないため、M・Y/N/X>1を満たす必要がある。この条件を満たすように各ダイオード群及び各電流源を構成することにより、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、出力電流制限値の変動を抑制することが可能である。つまり、本実施の形態にかかる電流制限回路は、トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
図2は、本実施の形態にかかる電流制限回路100のレイアウト図である。図2に示すように、紙面中央において、ダイパッド50上に半導体チップ51が配置されている。半導体チップ51において、紙面上方にトランジスタMN0が配置され、紙面下方に判定回路30が配置される。また、半導体チップ51の上辺及び下辺に沿って、それぞれ6個のリード52が並列に配置されている。図2の例では、半導体チップ51の上辺のリード52のうち、左から2番目のリードが出力端子OUTである。出力端子OUTとトランジスタMN0とがワイヤ17を介して接続されている。
ここで、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、図2に示すように、トランジスタMN1及びセンス抵抗18と、ダイオード群21,22と、を同じ領域内に配置する。言い換えると、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、トランジスタMN1及びセンス抵抗18と、ダイオード群21,22と、を近傍に配置する。なお、本実施の形態にかかる電流制限回路100では、トランジスタMN0と、トランジスタMN1及びセンス抵抗18と、が異なる信号経路上に設けられている。したがって、センス抵抗18の配置の自由度が高く、当該センス抵抗18をダイオード群21,22の近傍に配置しやすい。
また、センス抵抗18の両端(ノードB,C)は、それぞれダイオード群21、22のカソード側に接続されている。したがって、センス抵抗18に熱伝導率の高い金属抵抗(例えば、アルミ抵抗)を用いることにより、センス抵抗18の温度をダイオード群21、22に伝導することができる。それにより、センス抵抗18の温度とダイオード群21,22の温度とを同程度の温度に近付けることができる。さらに、センス抵抗18の両端は、トランジスタMN0,MN1のソースとも接続されている。したがって、センス抵抗18の温度は発熱体であるトランジスタMN0と同程度の温度になる。つまり、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、センス抵抗18と、ダイオード群21,22と、トランジスタMN0,MN1とが、いずれも同程度の温度であるため、トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
図3は、本実施の形態にかかる電流制限回路100のレイアウトの一例を示す図である。図3に示すように、紙面の上方にトランジスタMN0が配置される。トランジスタMN0の下辺において、上向きに開口している凹部にトランジスタMN1が配置される。紙面の下方の判定回路30領域において、ダイオード群21,22が配置される。そして、トランジスタMN0とトランジスタMN1とを接続するセンス抵抗18は、判定回路30領域内に、ダイオード群21,22を囲むように配置されている。これにより、センス抵抗18の熱がダイオード群21,22の周辺に向かって放熱されるため、ダイオード群21,22の温度をよりセンス抵抗18の温度に近づけることができる。
このように、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、センス抵抗18をダイオード群21、22の近傍に配置するため、ダイオード群21,22の温度と、センス抵抗18の温度と、を同等程度まで近付けることができる。特に、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、センス抵抗18を、ダイオード群21、22を囲むように配置するため、ダイオード群21,22の温度と、センス抵抗18の温度と、をさらに近付けることができる。それにより、本実施の形態にかかる電流制限回路100は、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
実施の形態2
実施の形態1に示す電流制限回路100は、高電位側電源端子VCCと出力端子OUTとの間に設けられたダイオード群21,22によって、温度特性の改善を行っている。しかし、実施の形態1に示す電流制限回路100では、特にダイオードを縦積みする場合、高電位側電源11の電圧レベルが低い状態での動作が困難となる。そこで、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、ダイオード群21,22を用いない回路構成を採用している。
図4は、実施の形態2にかかる電流制限回路101の回路図である。図4に示す回路は、ダイオード群21,22、電流源I1,I2及び増幅器23の代わりに、トランジスタ(第1の電位差検出用トランジスタ)MN4と、トランジスタ(第2の電位差検出用トランジスタ)MN5と、トランジスタ(第1の定電流トランジスタ)MP4と、トランジスタ(第2の定電流トランジスタ)MP5と、を備える。ここで、トランジスタMP4,MP5により定電流生成部を構成する。トランジスタMN4,MN5により電位差検出部を構成する。トランジスタMN3により制御部を構成する。そして、当該定電流生成部と当該電位差検出部と当該制御部とにより判定回路31を構成する。なお、本実施の形態では、トランジスタMN4,MN5がNチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。また、本実施の形態では、トランジスタMP4,MP5がPチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。
図4に示す回路の回路構成について説明する。トランジスタMP4,MP5は、カレントミラーを構成する。トランジスタMP4,MP5のソースは、高電位側電源端子VCCに接続される。トランジスタMP4,MP5のゲートには、定電流バイアスが印加される。トランジスタMP4のドレインは、ノードDを介して、トランジスタMN4のドレイン及びゲートと、トランジスタMN5のゲートと、に接続される。トランジスタMN4のソースは、センス抵抗18の他端(ノードB)に接続される。トランジスタMP5のドレインは、ノードEを介して、トランジスタMN5のドレインと、トランジスタMN3のゲートと、に接続される。トランジスタMN5のソースは、センス抵抗18の一端(ノードC)に接続される。トランジスタMN3は、トランジスタMN0のゲート−ソース間に接続される。その他の回路構成は、図1の場合と同様であるため、説明を省略する。
次に、図4に示す回路の動作について説明する。判定回路31において、トランジスタMN4のゲート−ソース間電圧(VGS4と称す)と、トランジスタMN5のゲート−ソース間電圧(VGS5と称す)の差電圧(VGS4−VGS5)に基づいて電流検出が行われる。
図1の場合と同様に、負荷電流が通常の範囲内である場合、センス抵抗18の両端(ノードB,C間)の電位差は小さい。このとき、ノードEの電位は低下する。そのため、トランジスタMN3はオフする。したがて、トランジスタMN0のゲートに蓄積された電荷は、トランジスタMN3を介して放電されることはない。つまり、トランジスタMN0は、トランジスタMN3の影響を受けることなく動作する。
一方、負荷電流が通常の範囲を超えた場合、つまり、トランジスタMN0に流れる電流が出力電流制限値より大きくなった場合、センス抵抗18の両端の電位差は所定値よりも大きくなる。このとき、ノードEの電位は上昇する。そのため、トランジスタMN3は、ゲート−ソース間電圧の上昇に応じて、ソース−ドレイン間の抵抗成分が小さくなる。したがって、トランジスタMN0のゲート電圧は低下する。つまり、トランジスタMN0に流れる電流は、トランジスタMN3の影響を受けて制限される。
なお、図4に示す電流制限回路101は、トランジスタMN5及びトランジスタMN6のゲート−ソース間電圧差(VGS4−VGS5)の温度と、センス抵抗18の温度が同程度である場合、出力電流制限値の変動を抑制することができる。
ここで、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、トランジスタMN1及びセンス抵抗18と、トランジスタMN4,MN5と、を同じ領域内に配置する。言い換えると、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、トランジスタMN1及びセンス抵抗18と、トランジスタMN4,MN5と、を近傍に配置する。なお、本実施の形態にかかる電流制限回路101では、トランジスタMN0と、トランジスタMN1及びセンス抵抗18と、が異なる信号経路上に設けられている。したがって、センス抵抗18の配置の自由度が高く、当該センス抵抗18をトランジスタMN4,MN5の近傍に配置しやすい。
また、センス抵抗18の両端(ノードB,C)は、それぞれトランジスタMN4,MN5のソース側に接続されている。したがって、センス抵抗18に熱伝導率の高い金属抵抗(例えば、アルミ抵抗)を用いることにより、センス抵抗18の温度をトランジスタMN4,MN5に伝導することができる。それにより、センス抵抗18の温度とトランジスタMN4,MN5の温度とを同程度の温度に近付けることができる。さらに、センス抵抗18の両端は、トランジスタMN0,MN1のソースとも接続されている。したがって、センス抵抗18の温度は発熱体であるトランジスタMN0と同程度の温度になる。つまり、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、センス抵抗18と、トランジスタMN4,MN5と、トランジスタMN0,MN1とが、いずれも同程度の温度であるため、トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
図5は、本実施の形態にかかる電流制限回路101のレイアウトの一例を示す図である。図5に示すように、紙面の上方にトランジスタMN0が配置される。トランジスタMN0の下辺において、上方に開口している凹部にトランジスタMN1が配置される。紙面の下方の判定回路31領域において、トランジスタMN4,MN5が配置される。そして、トランジスタMN0とトランジスタMN1とを接続するセンス抵抗18は、判定回路31領域内に、トランジスタMN4,MN5を囲むように配置されている。これにより、センス抵抗18の熱がトランジスタMN4,MN5の周辺に向かって放熱されるため、トランジスタMN4,MN5の温度をよりセンス抵抗18の温度に近づけることができる。
このように、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、センス抵抗18をトランジスタMN4,MN5の近傍に配置するため、トランジスタMN4,MN5の温度と、センス抵抗18の温度と、を同等程度まで近付けることができる。特に、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、センス抵抗18を、トランジスタMN4,MN5を囲むように配置するため、トランジスタMN4,MN5の温度と、センス抵抗18の温度と、をさらに近付けることができる。それにより、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
図6及び図7は、センス抵抗18のレイアウトの一例を示す図である。図6に示すように、センス抵抗18は、判定回路31領域内において、トランジスタMN4,MN5を囲むように曲げレイアウトによって配置される。換言すると、センス抵抗18は、判定回路31領域内において、トランジスタMN4,MN5に対する近接部と離間部とを繰り返すようにジグザグ状に形成される。なお、センス抵抗18は、必ずしも直角に曲がっている必要はなく、湾曲していても良い。また、図7に示すように、センス抵抗18は、ダミーの放熱用フィン53と一体に形成され、トランジスタMN4,MN5を囲むように配置されている。なお、図7の例では、放熱用フィン53は、一端がセンス抵抗の一部に接続され、他端がいずれにも接続されない。また、放熱用フィン53は、トランジスタMN4,MN5に向けて放熱するための用途として配置されている。また、放熱用フィン53は、センス抵抗18と同じ金属によって形成される。このようなレイアウトにより、センス抵抗18からトランジスタMN4,MN5の周辺に向けた放熱を増加させることができる。つまり、トランジスタMN4,MN5の温度をよりセンス抵抗18の温度に近付けることができる。なお、このようなレイアウトは、図1に示す回路にも適用可能である。
図8は、図5をより実際のレイアウトに近い模式図として表している。図8に示すように、センス抵抗18に用いられる金属抵抗は、トランジスタMN0,MN1のソース電極を形成する金属(例えばアルミ)と、同一の製造工程において形成される。したがって、センス抵抗18とトランジスタMN0,MN1のソース電極とは、連続した1つの金属として形成されている。そのため、互いの温度を近づけることが可能である。
図9は、本実施の形態にかかる電流制限回路101のレイアウトの一例を示す図である。図9に示すように、紙面の上方にトランジスタMN0が配置される。トランジスタMN0の下辺において、上方に開口した凹部に、トランジスタMN1に加え、さらにトランジスタMN4,MN5が配置される。トランジスタMN0とトランジスタMN1とを接続するセンス抵抗18は、判定回路31領域内に、トランジスタMN0の凹部を閉じるように配置されている。これにより、トランジスタMN4,MN5は、出力トランジスタMN0からの放熱の影響を強く受ける。また、センス抵抗18も熱伝導率が高いため、出力トランジスタMN0からの放熱の影響を強く受ける。したがって、本実施の形態にかかる電流制限回路101は、センス抵抗18と、トランジスタMN4,MN5と、トランジスタMN0,MN1とが、いずれも同程度の温度となるため、トランジスタMN0に流れる電流を精度良く制御することが可能である。
以上のように、上記実施の形態にかかる電流制限回路は、センス抵抗18を、温度補正を行う素子(電位差検出部)の近傍に配置する。それにより、上記実施の形態にかかる電流制限回路は、当該素子の温度と、センス抵抗18の温度と、を同等程度まで近付けることができる。特に、上記実施の形態にかかる電流制限回路は、センス抵抗18を、温度補正を行う素子を囲むように配置する。それにより、上記実施の形態にかかる電流制限回路は、当該素子の温度と、センス抵抗18の温度と、をさらに近付けることができる。それにより、上記実施の形態にかかる電流制限回路は、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、出力電流制限値の変動を抑制することが可能である。つまり、上記実施の形態にかかる電流制限回路は、センス抵抗18の抵抗成分が温度変化によって変動した場合でも、出力トランジスタに流れる電流を精度良く制御することが可能である。
なお、特許文献5には、関連する技術として負荷駆動回路が開示されている(特許文献5における図1参照)。特許文献5に示す負荷駆動回路は、メインLDMOS(出力トランジスタ)2と、メインLDMOS2に並列に設けられたセンスLDMOS(センス抵抗)3と、センスLDMOS3に直列に接続されたセンス抵抗4と、を備え、センス抵抗4によって生成された電位に基づいて負荷電流を検出する。そして、センス抵抗4は、メインLDMOS2とセンスLDMOS3との間に配置される(特許文献5における図10)。また、センス抵抗4としてCrSi薄膜抵抗を用いても良いと記載されている。一方、本実施の形態にかかる電流制限回路では、特許文献5の場合と異なり、特に、センス抵抗18と、センス抵抗18の両端に生じた電位差を検出する電位差検出部と、を近接配置することを特徴とする。さらに、本実施の形態にかかる電流制限回路では、センス抵抗18が、電位差検出部を囲むように配設されるため、センス抵抗18から電位差検出部に向けた放熱を増加させることができる。つまり、センス抵抗18の温度と電位差検出部の温度とをさらに近付けることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上記実施の形態では、出力端子OUTと低電位側電源端子GNDとの間に負荷12が接続され、トランジスタMN0がハイサイドスイッチとして用いられた場合を例に説明したが、これに限られない。トランジスタMN0がローサイドスイッチとして用いられる回路構成にも適宜変更可能である。この場合、出力端子OUTと低電位側電源端子GNDとは直接接続される。そして、高電位側電源端子VCCと高電位側電源11との間に負荷12が設けられる。
11 高電位側電源
12 負荷
15 昇圧回路
17 ワイヤ
18 センス抵抗
21,22 ダイオード群
23 増幅器
30,31 判定回路
50 ダイパッド
51 半導体チップ
52 リード
53 放熱用フィン
100,101 電流制限回路
I1、I2 電流源
MN0 出力トランジスタ
MN1,MN3,MN4,MN5 トランジスタ
MP4,MP5 トランジスタ

Claims (9)

  1. 電源から負荷に流れる電流を制御する出力トランジスタと、
    前記出力トランジスタに流れる電流に応じた電流が流れる電流センストランジスタと、
    前記電流センストランジスタに直列に接続されたセンス抵抗と、
    前記センス抵抗に流れる電流と前記センス抵抗の抵抗成分とによって当該センス抵抗の両端に生じた電位差を検出する電位差検出部と、
    前記電位差検出部に対して定電流を供給する定電流生成部と、
    前記電位差と前記定電流とによって生成された制御電圧に基づいて前記出力トランジスタの導通状態を制御する制御部と、を備え、
    前記センス抵抗は、前記電位差検出部を囲むように配設された電流制限回路。
  2. 前記センス抵抗は、
    アルミニウム、銅およびこれらの少なくとも1つを主成分とする合金のいずれかによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の電流制限回路。
  3. 前記センス抵抗は、
    前記電位差検出部に対する近接部と離間部とを繰り返すようにジグザグ状に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電流制限回路。
  4. 前記センス抵抗は、
    放熱用フィンと一体に形成されたことを特徴とする請求項1〜3にいずれか一項に記載の電流制限回路。
  5. 前記センス抵抗及び前記電位差検出部は、
    出力トランジスタに近接配置されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電流制限回路。
  6. 前記定電流生成部は、
    第1及び第2の電流源を備え、
    前記電位差検出部は、
    前記第1の電流源と前記センス抵抗の一端との間に設けられた第1のダイオード群と、
    前記第2の電流源と前記センス抵抗の他端との間に設けられた第2のダイオード群と、を備えた請求項1〜5のいずれか一項に記載の電流制限回路。
  7. 前記制御部は、
    前記制御電圧を生成する増幅器と、
    前記出力トランジスタのゲート−ソース間に設けられ、前記制御電圧に基づいて導通状態が制御される制御用トランジスタと、を備えた請求項6に記載の電流制限回路。
  8. 前記定電流生成部は、
    第1及び第2の定電流トランジスタを備え、
    前記電位差検出部は、
    前記第1の定電流トランジスタと前記センス抵抗の一端との間に設けられた第1の電位差検出用トランジスタと、
    前記第2の定電流トランジスタと前記センス抵抗の他端との間に設けられ、前記第1の電位差検出用トランジスタにカレントミラー接続された第2の電位差検出用トランジスタと、を備えた請求項1〜5のいずれか一項に記載の電流制限回路。
  9. 前記制御部は、
    前記出力トランジスタのゲート−ソース間に設けられ、前記第2の電位差検出用トランジスタのドレイン電圧に基づいて導通状態が制御される制御用トランジスタを備えた請求項8に記載の電流制限回路。
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