JP2011166058A - 研削方法、電子デバイスの製造方法、及び研削装置 - Google Patents

研削方法、電子デバイスの製造方法、及び研削装置 Download PDF

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Abstract

【課題】研削方法、電子デバイスの製造方法、及び研削装置において、砥石や研磨紙の目詰まりを抑制すること。
【解決手段】基材21上に樹脂層23を形成する工程と、樹脂層23に紫外光11を照射しながら、若しくは樹脂層23に紫外光11を照射した後に、砥石又は研磨紙により樹脂層23を研削する工程とを有する研削方法による。
【選択図】図2

Description

本発明は、研削方法、電子デバイスの製造方法、及び研削装置に関する。
近年、SiP(System in Package)等の電子デバイスにおいては、デバイスの小型化と高集積化とを実現すべく、デバイスが備える回路基板やインターポーザに多層配線構造が採用されている。その多層配線構造は配線層と絶縁層とを交互に複数積層してなるが、積層数を増やすには絶縁層の平坦性を高めるのが有利である。
絶縁層に対する平坦化技術としては、化学機械研磨法(Chemical Mechanical Polishing: CMP)が知られている。CMP法では、被研磨面となる絶縁層や配線層を予め比較的平坦に形成しておき、その被研磨面に研磨パッドを押し当てながら、スラリ(化学的研磨剤)を用いて被研磨面を精緻に平坦化する。また、周囲よりも硬い絶縁材や金属を研磨ストッパとして予め形成しておくと、その研磨ストッパにおいて研磨を自動的に終了させることもできる。
そのようなCMP法を用いると、精緻な平坦面を得ることは可能であるが、CMP装置が高価であるのに加え、CMP装置のスループットが低いので、電子デバイスの製造コストが高くなってしまう。
CMP法に代わる平坦化法としては、ダイヤモンド、cBN(cubic Boron Nitride)、或いは超硬材料等よりなるバイトを絶縁層や配線層に一定の厚さで切り込ませ、これらの層を機械的に除去する切削加工がある。
切削加工では、通常は1本乃至数本のバイトが用いられるが、加工面に樹脂や金属等の硬度が異なる材料が表出する複合材料に対しては、バイトの摩滅磨耗が大きく、バイトの交換頻度が高くなるという問題が発生する。
一方、CMP法や切削加工に代わる平坦化方法として、ダイヤモンド、cBN、或いは超硬材料よりなる数〜十数μmの粒径の砥粒をボンド(結合材)で固着してなる砥石や研磨紙を用い、これらに一定の付加を与えて研削する方法がある。
この方法では、砥石や研磨紙に含まれる砥粒が摩滅磨耗によって研削途中で脱落し、新しい砥粒が露出する。そのため、研削の進行状況によらず研削面が常に新しい砥粒で研削されるので、表面粗さの小さな平坦面を安定して得ることができ、配線層等の平坦化にこの方法が適用されつつある。
但し、この研削方法においては、砥石の表面に研削屑が逃げる空間が少なく、砥石が目詰まりを起こしやすい傾向がある。
そのような目詰まりを解消する方法として、研削対象の樹脂材料にシリカ等の脆性材料のフィラーを大量に混入する方法がある。この方法によれば、フィラーによって樹脂が硬くなり、砥石に目詰まりが発生し難いとされている。
しかしながら、この方法では、混入したフィラーによって弾性率等の樹脂本来の物性が変化し、それにより基板が反ったりするといった別の問題が生じてしまう。
特開2009−45728号公報 特開平10−510399号公報
研削方法、電子デバイスの製造方法、及び研削装置において、砥石や研磨紙の目詰まりを抑制することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、基材の上方に樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層に紫外光を照射しながら、若しくは前記樹脂層に前記紫外光を照射した後に、前記樹脂層を研削する工程とを有する研削方法が提供される。
更に、その開示の別の観点によれば、基材の上方に凸状導電層を形成する工程と、前記基材の上方に樹脂層を形成して、該樹脂層により前記凸状導電層を埋め込む工程と、前記凸状導電層が表出するまで前記樹脂層を研削する工程とを有し、前記研削を、前記樹脂層に紫外光を照射しながら、若しくは前記樹脂層に前記紫外光を照射した後に行う電子デバイスの製造方法が提供される。
また、その開示の他の観点によれば、ワークを保持するテーブルと、前記ワークを研削する砥石又は研磨紙が取り付けられたホイールと、前記ワークに紫外光を照射する光源とを有する研削装置が提供される。
以下の開示によれば、樹脂層に紫外線を照射することにより、樹脂層の表層が変質してその破壊靱性が低下するため、変質前の柔らかな樹脂層を研削する場合と比較して、砥石の研削面が目詰まりし難くなる。
第1実施形態で使用される研削装置の構成図である。 第1実施形態に係る研削方法の原理について説明するための断面図である。 第1実施形態の樹脂層に含まれる代表的な有機物の結合解離エネルギの一例を示す図である。 第2実施形態に係る研削方法の原理について説明するための断面図である。 第3実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その1)である。 第3実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その2)である。 第3実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その3)である。 第3実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その4)である。 第3実施形態で作製する多層配線構造の断面図である。 第4実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その1)である。 第4実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その2)である。 第4実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図(その3)である。 第5実施形態に係る半導体パッケージの断面図である。 第1〜第5実施形態で使用し得る研磨紙の断面図である。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態で使用される研削装置の構成図である。
この研削装置1は、半導体ウエハ等のワーク7を保持するテーブル6を有する。そのテーブル6は、真空吸着等によりワーク7を保持した状態で、第1の駆動部4により回転することができる。
そして、そのテーブル6の上方には、砥石3が取り付けられたホイール2が設けられる。ホイール2は、テーブル6から偏心した状態で第2の駆動部5によって回転することができ、このような回転運動によってワーク7が砥石3によって研削される。
なお、第2の駆動部5は、ホイール2の回転運動だけでなく、上下方向にホイール2を昇降運動させる機能も備える。
そして、テーブル6の上方には、ワーク7に紫外光11を照射するための光源8が設けられる。光源8としては、例えば、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドUVランプ、及びエキシマランプのいずれかを使用し得る。
更に、テーブル6の上方には、ワーク7に向けて水溶液12を吐出するノズル10が設けられる。そのノズル10は、リザーバ9に接続されており、そのリザーバ内には上記の水溶液12が溜められる。
水溶液12は酸化性を有しているのが好ましく、例えばオゾン水や過酸化水素水を水溶液12として使用し得る。
この研削装置1の各部は制御部13によって制御される。
例えば、第1の駆動部4の回転数は第1の駆動信号S1により制御され、第2の駆動部5の回転数は第2の駆動信号S2により制御される。
なお、第2の駆動信号S2には、第2の駆動部5の昇降運動量も含まれる。例えば、ホイール2の1回転あたりの当該ホイール2の下降量が、第2の駆動信号S2によって指定できる。
また、光源8の紫外光11の強度と照射時間は、光源制御信号S3により制御される。そして、ワーク7上への水溶液12の供給量は、供給量制御信号S4により制御される。
次に、このような研削装置1を用いた研削方法の原理について説明する。
図2(a)〜(d)は、本実施形態に係る研削方法の原理について説明するための断面図である。
まず、図2(a)に示すように、シリコンウエハ等の基材21の上に銅ポスト等の凸状導電層22を形成する。
そして、基材21の上側全面にエポキシ樹脂やフェノール樹脂を塗布し、それを熱硬化して絶縁性の樹脂層23を形成し、この樹脂層23で凸状導電層22を埋め込む。
以上により、研削装置1(図1参照)での研削の対象となるワーク7が得られる。
次いで、図2(b)に示すように、樹脂層23に対し、図1の光源8で発生した紫外光11を照射する。
このように紫外光11を照射すると、樹脂層23中の有機材料の結合が紫外光によって解離する。そのため、樹脂層23の表層には、伸び率の低下や硬さの増大によって破壊靱性が低下した変質層23aが形成される。
本実施形態では、紫外光11の強度を調節することで、研削によって除去すべき深さDまでそのような変質層23aを形成する。深さDは、樹脂層23自身の厚さやその下の凸状導電層22の幅にもよるが、典型的には数μm〜100μm程度である。
ここで、樹脂層23に入射する前の紫外光11の光の強度をI0、入射後の強度をIとしたとき、Iは樹脂層23の吸収計数αを用いて次の式(1)のように表される。
Figure 2011166058
なお、式(1)において、eは自然対数の底である。
また、紫外光11の進入深さdは、樹脂層23内での紫外光の強度がI0/eになる深さとして定義され、次の式(2)で表される。
Figure 2011166058
式(2)において、Rは樹脂層23の表面での紫外光11の反射率である。
これらの式(1)、(2)を参考にして、予定の深さDにまで変質層20aを形成するために必要な紫外光11の強度を設定し得る。
また、樹脂層23の変質は、紫外光11の照射時間が長ければより深く進行するので、紫外光11の照射時間を調節することにより、予定の深さDにまで変質層23aを形成するようにしてもよい。
一方、紫外光11の波長については、樹脂層23の材料を効率的に変質させるため、樹脂層23が吸収する波長であるのが好ましい。
例えば、電子装置に使用される耐熱性樹脂は、その多くがベンゼン環を骨格に含むが、当該ベンゼン環は260nm程度の波長に強い吸収を持つ。よって、樹脂層23が耐熱性樹脂である場合には、260nmの波長を含む紫外光11を使用するのが好ましい。
或いは、紫外光11の波長として、樹脂層23の材料中の結合を解離するのに十分なエネルギに対応した波長を選択することにより、効率的に変質層23aを形成してもよい。
図3は、樹脂層23に含まれる代表的な有機物の結合解離エネルギの一例を示す図である。図3では、5種類の有機物の各々について、太線で示す部分の結合解離エネルギを示している。
図3に示されるように、各有機物の結合解離エネルギは368kJ/mol〜469kJ/molである。
一方、低圧水銀ランプや高圧水銀ランプには、185nmと254nmの波長の紫外光が含まれ、これらの波長はそれぞれ647kJ/mol、472kJ/molのエネルギに対応する。当該エネルギは、上記した図3の各結合解離エネルギよりも高いので、低圧水銀ランプや高圧水銀ランプを使用すれば、図3の各有機物は低分子化し、これにより伸びのような樹脂の特性を効率的に変化させることができる。
よって、樹脂層23が図3の各有機物のいずれかを含む場合は、低圧水銀ランプや高圧水銀ランプによって変質層23aを効率的に形成できることになる。
このようにして変質層23aを形成した後は、図2(c)に示すように、図1に示したホイール2を回転させながら、砥石3により変質層23aを研削する。
このとき、変質層23aは紫外光11の照射によって破壊靱性が低下しているので、紫外光11を照射する前の樹脂層23を研削する場合と比較して、砥石3の研削面3aが樹脂によって目詰まりを起こすのが抑制される。
そのため、目詰まりが原因の研削焼けを防止できると共に、目詰まりした砥石3によって凸状導電層22の研削片が樹脂層23上で引きずられるのを防止でき、その研削片に起因して樹脂層23の表面粗さが増大するのを防止できる。
更に、目詰まりが原因で砥石3と樹脂層23との抵抗が増大するのを防止できるので、当該抵抗によって砥石3が破壊する危険性も低減できる。
その後、全ての変質層23aを除去することで、図2(d)に示すように、上面が平坦化された樹脂層23を得ることができる。
以上により、本実施形態に係る研削方法の基本工程を終了する。
上記した研削方法によれば、図2(b)〜図2(c)に示したように、紫外光11の照射によって破壊靱性が低下した変質層23aを研削するので、変質していない柔らかな樹脂層23を直接研削する場合と比較して、砥石3の目詰まりを抑制できる。そのため、一つのワーク7の研削が終わったら、目詰まり解消のためのドレッシングを砥石3の研削面3aに対して行うことなく、すぐさま次のワーク7の研削を行うことができ、研削工程のスループットが向上する。
しかも、このようにドレッシングが不要になることから、ドレッシングによって砥石3の厚さが薄くなることがないので、一個の砥石3で研削できるワーク7の数を増やすことができると共に、砥石3の交換頻度が減る。そのため、研削コストおいて砥石3の価格が占める割合が減り、研削コストを低廉化することができる。
更に、本実施形態では、砥石3の目詰まり防止用のフィラーを樹脂層23に混入しないので、フィラーにより樹脂層23の物性が変化せず、樹脂層23が本来有している弾性率等を犠牲にすることがない。
そして、紫外光11の照射によって形成された変質層23aについては、その全てを研削によって除去するので、研削されずに残存する変質層23aが原因で樹脂層23の弾性率が本来の値から変動するのを防止できる。
次に、本実施形態について本願発明者が行った実験結果について説明する。
この実験では、本調査に先立って、紫外光の照射によって樹脂の弾性率がどの程度低下するかについての予備調査を行った。
その予備調査では、基材21として直径が8インチのシリコンウエハを使用し、凸状導電層22として高さが15μmの銅ポストを形成した。
そして、樹脂層23としては、フェノール樹脂を20μmの厚さに形成した。
次いで、低圧水銀ランプを用いて波長が185nmで単位面積当たりのエネルギが50J/cm2の紫外光11を発生させ、それを上記の樹脂層23に照射した。
ここで、樹脂層23中のフェノール樹脂の圧縮弾性率について調べたところ、紫外光11の照射前では8GPaであったものが、照射後では表面から10μmの深さまでの部分で6GPaにまで低下していた。
本願発明者は、6GPaという弾性率は、砥石3の目詰まりを抑制するのに適した値であると判断した。
そこで、本調査に移り、予備調査と同じワーク7を用意して、予備調査と同じ波長(185nm)の紫外光11を樹脂層23に照射した。但し、紫外光11のエネルギについては、20J/cm2にまで低下させた。
そして、ダイヤモンド砥粒を用いた#1000の砥石3により、樹脂層23を深さ7μmまで研削した。
研削後、研削されずに残存する樹脂層23の断面から当該樹脂層23の弾性率を測定したところ、樹脂層23の上面近傍の弾性率は7GPaであった。これに対し、紫外光11によって変質していない樹脂層23の底面付近では、当該樹脂層23の弾性率は8GPaであった。
このように、研削後の樹脂層23の弾性率はその底面と上面とで異なる値になるが、その樹脂層23をフィルム化して引張り弾性率(ヤング率)を測定したところ、その値は紫外光11の照射前とほぼ同じであった。
この結果から、本実施形態によれば、樹脂層23が本来有している物性を犠牲にせずに、砥石3の目詰まりを抑制できることが明らかとなった。
更に、紫外光11を照射せずに樹脂層23の研削を行う場合は、5枚程度のワーク7に対して連続して研削を行うと砥石3に目詰まりが発生した。これに対し、本実施形態のように樹脂層23に紫外光11を照射すると、50枚以上のワーク7を連続して研削しても、ドレッシングが必要になるような砥石3の目詰まりは発生しなかった。
このことから、本実施形態ではドレッシングの実施回数を削減でき、それにより研削工程のスループットが向上することも確かめられた。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態で説明した紫外光の照射に加え、以下のようにして酸化性のある水溶液を併用することで、樹脂の変質を促す。
図4(a)、(b)は、本実施形態に係る研削方法の原理について説明するための断面図である。なお、図4(a)、(b)において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態と同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
また、この研削方法の実施にあたっては、第1実施形態で説明した研削装置1(図1参照)を使用する。
まず、図4(a)に示すように、第1実施形態に従ってワーク7を作製した後、ノズル10から絶縁層23上に水溶液12を供給しながら、その水溶液12を通して絶縁層23に紫外光11を照射し、砥石3により絶縁層23を研削する。
水溶液12としては、例えば、過酸化水素水やオゾン水のように酸化性のあるものが使用される。
過酸化水素水やオゾン水は、次の化学式(1)のように、紫外光11によって分解して酸化分解力が非常に強いヒドロキシラジカル(HO・)を生成する。
Figure 2011166058
このようにして生成されたヒドロキシラジカル(HO・)は、樹脂層23の表層を酸化分解する作用を有するので、紫外線11の照射のみの場合と比較して、より確実に変質層23aを形成することができる。
更に、ヒドロキシラジカル(HO・)による酸化分解反応は、紫外光11の照射のみの場合よりも2〜10倍以上速くなるので、より速く変質層23aを形成することができる。
また、本実施形態では、樹脂層23への水溶液12の供給と紫外光11の照射とを同時に行うので、研削によって新たに表出した樹脂層23の表面が随時変質し、樹脂層23の研削と変質とが同時に進行する。そのため、第1実施形態のように形成すべき変質層23aの深さD(図2(b)参照)を研削前に予め決める方法と比較して、研削後に不必要に残存する変質層23aの厚さを薄くし易くなる。
このようにして形成された変質層23aは、第1実施形態で説明したように、もとの樹脂層23と比較して破壊靱性が低下するので、砥石3の目詰まりの原因となることはない。
また、水溶液12は、上記のように変質層23aの形成を促す作用の他に、研磨熱を冷却するクーラントとしても機能するので、研磨熱による温度上昇を防止しながら樹脂層23の研削を行うことが可能となる。
そして、凸状導電層22が表出するまで上記の研削を行い、樹脂層23の全面の研削が終了したら、図4(b)に示すように、研削によって上面が平坦化された樹脂層23を得ることができる。
以上により、本実施形態に係る研削方法の基本工程を終了する。
上記した本実施形態によれば、図4(a)に示したように、酸化性のある水溶液12に樹脂層12を曝しながら、樹脂層23に紫外光11を照射して研削を行うので、紫外光11のみを使用する第1実施形態と比較して変質層23aを速やかに形成できる。
そのため、樹脂層23において研削により除去すべき深さが数10μmと厚い場合や、紫外光11のみでは変質し難い樹脂を樹脂層23が含む場合でも、短時間で変質層23aを形成できるので、砥石3の目詰まりを防止しながら短時間で研削を行うことができる。
次に、本実施形態について本願発明者が行った実験結果について説明する。
この実験では、基材21として直径が8インチのシリコンウエハを使用し、凸状導電層22として高さが30μmの銅ポストを形成した。
そして、樹脂層23としては、エポキシ樹脂を50μmの厚さに形成した。
次いで、上記の樹脂層23に対し、低圧水銀ランプで発生した紫外光11を発生させ、これにより樹脂層23の表面のごく浅い部分の弾性を低下させる。その紫外光11の波長は185nmであり、単位面積当たりのエネルギは50J/cm2である。
続いて、水溶液12として濃度が5wt%の過酸化水素水を使用し、樹脂層23の表面にその水溶液12を供給する。これと同時に、樹脂層23に上記の紫外光11を照射しながら、ダイヤモンド砥粒を用いた#1000の砥石3により樹脂層23を研削した。なお、砥石3の加工速度は、ホイール2の1回転あたり当該ホイール2が0.01μm下降するように調整した。
研削後、研削されずに残存する樹脂層23の断面から当該樹脂層23の弾性率を測定したところ、樹脂層23の上面近傍の弾性率は6GPaであった。これに対し、紫外光11によって変質していない樹脂層23の底面付近では、当該樹脂層23の弾性率は5.5GPaであった。
このように、研削後の樹脂層23の弾性率はその底面と上面とで異なる値になるが、その樹脂層23をフィルム化して引張り弾性率(ヤング率)を測定したところ、その値は紫外光11の照射前とほぼ同じであった。
これにより、本実施形態では、樹脂層23が本来有している弾性率等の物性を犠牲にせずに、砥石3の目詰まりを抑制できることが明らかとなった。
更に、紫外光11と水溶液12とを使用せずに樹脂層23の研削を行う場合は、5枚程度のワーク7に対して連続して研削を行うと砥石3に目詰まりが発生した。これに対し、本実施形態のように樹脂層23に水溶液12を供給しながら紫外光11を照射すると、第1実施形態よりも更に多い100枚以上のワーク7を連続して研削しても、ドレッシングが必要になるような砥石3の目詰まりは発生しなかった。
このことから、本実施形態ではドレッシングの実施回数を削減でき、それにより第1実施形態よりも更に研削工程のスループットが向上することも確かめられた。
(第3実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、半導体チップに再配線層を形成する工程に、第1実施形態で説明した研磨方法を適用する。
図5〜図8は、本実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図である。
最初に、図5(a)の断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、シリコン基板30の表面に不図示の回路を形成した後、その回路を保護するパッシベーション層31としてポリイミド膜を形成する。
次いで、パッシベーション層31の上に、スパッタ法により下地導電層32としてクロム層を約80nmの厚さに形成する。更に、その下地導電層32の上に、スパッタ法で銅層を厚さ約300nmに形成し、その銅層をシード層33とする。
下地導電層32は、シード層33とパッシベーション層31との密着性を向上させる密着層としての機能の他に、シード層33中の銅が下方に拡散するのを防止するバリア層としての機能も有する。
その後に、シード層33の上にフォトレジストを塗布し、それを露光、現像して第1のレジストパターン34を形成する。
次に、図5(b)に示すように、シード層33を給電層とする電解めっきにより、第1のレジストパターン34の窓34a内に金属めっき層35として銅めっき層を厚さ約10μmに形成する。
この電解めっきを終了後、図5(c)に示すように、第1のレジストパターン34を剥離する。
続いて、図5(d)に示すように、シリコン基板1の上側全面に再びフォトレジストを塗布し、それを露光、現像して第2のレジストパターン36を形成する。
次いで、図6(a)に示すように、第2のレジストパターン36の孔36a内に電解めっきにより銅めっき層を厚さ約10μmに形成し、その銅めっき層を金属ポスト(凸状導電層)40とする。
その後に、図6(b)に示すように、第2のレジストパターン36を剥離する。
次に、図6(c)に示すように、下地導電層32とシード層33とをウエットエッチングによりエッチバックし、第1のレジストパターン34(図5(a)参照)で覆われていた部分のパッシベーション層31を露出させる。
このエッチバックの結果、パッシベーション層31の上には、下地導電層32、シード層33、及び金属めっき層35を備えた金属配線41が形成されると共に、その金属配線41の上に金属ポスト40が立設された構造が得られる。
このうち、金属配線41は、パッシベーション膜31に形成された窓(不図示)を介してシリコン基板30の回路と電気的に接続されており、いわゆる再配線層として機能する。一方、金属ポスト40は、ダイシングによりシリコン基板30を複数の半導体チップに個片化した後に、各半導体チップの外部接続端子として機能する。
次に、図7(a)に示すように、エポキシ樹脂やフェノール樹脂をシリコン基板30の上側全面に塗布し、それを熱硬化して絶縁性の樹脂層23を厚さ約20μmに形成して、その樹脂層23で金属ポスト40を埋め込む。
次に、図7(b)に示すように、樹脂層23の表面に紫外光11を照射することにより、樹脂層23中の有機材料の結合を解離させ、樹脂層23の表層部分に変質層23aを形成する。
そして、図8(a)に示すように、変質層23aに砥石3を押し当てながら、ホイール2を回転させることにより、砥石3による樹脂層23の研削を開始する。
この研削においては、紫外光の照射によって破壊靱性が低下した変質層23aを研削するので、樹脂層23の未変質部分を研削する場合と比較して砥石3に目詰まりが発生し難くなる。
なお、第2実施形態のように、研削時に樹脂層23の表面にオゾン水や過酸化水素水を供給しながら、樹脂層23に紫外光を照射してこの研削を行うようにしてもよい。
そして、全ての変質層23aが除去されるまでこのような研削を行うことにより、図8(b)に示すように、樹脂層23の研削面に金属ポスト40を表出させる。
以上により、本実施形態に係る電子デバイスの基本構造が完成した。
上記した本実施形態によれば、図7(a)〜図8(a)に示したように、紫外光11の照射によって破壊靱性が低下した変質層23aを研削するようにしたので、研削時に砥石3が目詰まりし難くなる。
特に、本実施形態のように樹脂層23の研磨面に金属ポスト40のような金属層を表出させる場合であっても、金属層の材料で砥石3に目詰まりが発生し難くなる。その結果、砥石3による研磨を安定して連続的に行うことができ、綺麗な研磨面を備えた電子デバイスを安定して量産することができる。
なお、図8(b)の例では、金属配線41を一層だけ形成したが、金属配線を複数積層してもよい。
図9は、上記した図5(a)〜図8(b)の工程を繰り返すことにより、5層の多層配線構造を得た場合の断面図である。
本実施形態では、樹脂層23にフィラーを混入して砥石3の目詰まりを防止する従来例とは異なり、研削後の樹脂層23には余分なフィラーがないので、フィラーが原因で樹脂層23の弾性率等の物性値が本来の値から変動しない。
そのため、図9のように複数の樹脂層23を積層しても、樹脂層23の弾性率の変動が原因でシリコン基板30に反りが発生するのを抑制でき、基板の反りの低減と砥石3の目詰まり防止とを両立させることが可能となる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1実施形態で説明した研削方法を、半導体チップの再配線層下の絶縁膜に適用する。
図10〜図12は、本実施形態に係る電子デバイスの製造途中の断面図である。
最初に、図10(a)に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、不図示の回路等が形成されたシリコン基板30の回路形成面に、ニッケル層と金層とをこの順に積層してなる電極パッド73を形成し、更にその上に材料として金を使用するスタッドバンプ(凸状導電層)72を形成する。そのスタッドバンプ72は、電極パッド73に接合されているボール部分で約15μmの高さを有し、スタッド部分を含めた全体としては約30μmの高さを有する。
次いで、エポキシ樹脂やフェノール樹脂をシリコン基板30の上側全面に塗布し、それを熱硬化して絶縁性の樹脂層23を厚さ約20μmに形成して、その樹脂層23でスタッドバンプ72を埋め込む。
次いで、図10(b)に示すように、樹脂層23に紫外光11を照射することにより、紫外光11の照射前と比較して破壊靱性が低下した変質層23aを形成する。
次いで、図11(a)に示すように、ホイール2を回転させながら、例えば#1000の砥石3により樹脂層23を研削することにより、スタッドバンプ72を研削面に表出させる。
ここで、第1実施形態で説明したように、砥石3の研削対象である変質層23aは、紫外光11の照射によって硬さが増大しており、砥石3の目詰まりを引き起こし難い。
なお、第2実施形態のように、研削時に樹脂層23の表面にオゾン水や過酸化水素水を供給しながら、樹脂層23に紫外光11を照射してこの研削を行うようにしてもよい。
そして、図11(b)に示すように、変質層23aの全てが除去されたところでこの研削を終了する。
続いて、図12に示すように、樹脂層23の上に銅層等の金属層を形成し、それをパターニングして再配線層75とする。
その後に、外部接続端子として機能するはんだボール76を再配線層75の上に搭載し、本実施形態に係る電子デバイスの基本構造を完成させる。
以上説明した本実施形態でも、第1実施形態と同様に、紫外光11の照射によって破壊靱性が低下した変質層23aを研削するので、砥石3の目詰まりを抑制できる。更に、樹脂層23に、目詰まり防止のためのフィラーを混入させないので、樹脂層23が有している弾性率等の本来の物性を維持でき、樹脂層23の弾性率の変化が原因の基板30の反りを防止できる。
(第5実施形態)
本実施形態では、電子デバイスとして半導体パッケージを作製し、その半導体パッケージに第1実施形態や第2実施形態で説明した研削方法を適用する。
図13は、本実施形態に係る半導体パッケージの断面図である。
その半導体パッケージは、回路基板50、インターポーザ60、及び半導体チップ70を図示のように実装してなる。
このうち、回路基板50は、セラミックを材料とするコア基材51の上に金属ビア52、第1樹脂層53、金属配線57、及び第2樹脂層58をこの順に形成してなる。コア基材51にはスルーホール51aが形成されており、その内面にスルーホール内金属層54とスルーホール穴埋め樹脂55が形成される。
インターポーザ60はポリイミドフィルム等の基材62を有し、その基材62の一方の面がダイアタッチ材61によって回路基板50に固着される。基材62の他方の面には、点線円内に示すように、金属ビア65、第3樹脂層66、金属配線67、第4樹脂層68、及び金属パッド69が積層される。
そして、基材62の周縁に配置された金属パッド69には、金線等のボンディングワイヤ63の一端が接合される。そのボンディングワイヤ63の他端は、回路基板50の最上層に形成された金属パッド59に接合される。
また、半導体チップ70は、はんだボール83により金属パッド69に電気的かつ機械的に接続される。そして、半導体チップ70とインターポーザ60の間の空間にはアンダーフィル樹脂74が充填され、これにより半導体チップ70とインターポーザ60との接続強度が向上する。
このような半導体パッケージでは、第3実施形態で説明した金属ポストの形成方法と同じ方法により、銅を含む金属ビア52、65と金属配線67等の凸状導電層が形成される。
そして、各樹脂層53、68、66、68は成膜後に砥石によって研磨され、それらの上面が平坦化される。このとき、第1実施形態や第2実施形態のように、これらの樹脂層に紫外線を照射したり、これらの樹脂層を酸化性の水溶液に曝すことで、砥石の目詰まりを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されない。
例えば、第1〜第5実施形態では樹脂層を研磨するために砥石を用いたが、これに代えて図14に示すような研磨紙を用いてもよい。
その研磨紙80は、ダイヤモンド等の砥粒85と結合材82との混練体を紙81の上に形成してなる。
このような研磨紙80を用いて樹脂層を研削する場合でも、第1〜第5実施形態のように、研磨紙80の研磨面に目詰まりが発生するのを防止できる。
1…研削装置、2…ホイール、3…砥石、4…第1の駆動部、5…第2の駆動部、6…テーブル、7…ワーク、8…光源、9…リザーバ、10…ノズル、11…紫外光、12…水溶液、13…制御部、21…基材、22…凸状導電層、23…樹脂層、23a…変質層、30…シリコン基板、31…パッシベーション層、32…下地導電層、33…シード層、34…第1のレジストパターン、34a…窓、35…金属めっき層、36…第2のレジストパターン、36a…孔、40…金属ポスト、41…金属配線、50…回路基板、51…コア基材、51a…スルーホール、52…金属ビア、53…第1樹脂層、54…スルーホール内金属層、55…スルーホール穴埋め樹脂、57…金属配線、58…第2樹脂層、59…金属パッド、60…インターポーザ、61…ダイアタッチ材、62…基材、63…ボンディングワイヤ、65…金属ビア、66…第3樹脂層、67…金属配線、68…第4樹脂層、69…金属パッド、70…半導体チップ、72…スタッドバンプ、73…電極パッド、74…アンダーフィル樹脂、75…再配線層、76…はんだボール、80…研磨紙、81…紙、82…結合材、85…砥粒。

Claims (7)

  1. 基材の上方に樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層に紫外光を照射しながら、若しくは前記樹脂層に前記紫外光を照射した後に、前記樹脂層を研削する工程と、
    を有することを特徴とする研削方法。
  2. 前記研削する工程は、砥石又は研磨紙により前記樹脂層を研削することを特徴とする請求項1に記載の研削方法。
  3. 前記樹脂層を研削する工程において、酸化性のある水溶液に前記樹脂層を曝しながら、前記樹脂層に前記紫外光を照射しつつ、該樹脂層を研削することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の研削方法。
  4. 前記水溶液は、過酸化水素水又はオゾン水であることを特徴とする請求項3に記載の研削方法。
  5. 前記樹脂層を研削する工程において、前記水溶液により前記樹脂層を冷却しながら、前記樹脂層を研削することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の研削方法。
  6. 基材の上方に凸状導電層を形成する工程と、
    前記基材の上方に樹脂層を形成して、該樹脂層により前記凸状導電層を埋め込む工程と、
    前記凸状導電層が表出するまで前記樹脂層を研削する工程とを有し、
    前記研削を、前記樹脂層に紫外光を照射しながら、若しくは前記樹脂層に前記紫外光を照射した後に行うことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  7. ワークを保持するテーブルと、
    前記ワークを研削する砥石又は研磨紙が取り付けられたホイールと、
    前記ワークに紫外光を照射する光源と、
    を有することを特徴とする研削装置。
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