JP2011162677A - 高分子化合物、硬化性組成物及び光学材料、並びにそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリマー鎖中に包接構造からなる空隙を有する高分子化合物を使用する。また、そのようなポリマーを含む硬化性組成物を使用する。このような高分子化合物を含む光学材料又は硬化性組成物から作製された光学材料は、低い屈折率を示すので、実質的にフッ素原子を導入しなくてもよい。
【選択図】なし
Description
なお、以下の記載において、p−tert−ブチルカリックス[8]アレーンは、スガイ化学工業株式会社より入手したものをそのまま使用し、アセチルクロライドは、東京化成工業株式会社より入手したものをそのまま使用し、メタアクリル酸は、シグマアルドリッチジャパン株式会社より入手したものをそのまま使用した。また、ビスフェノールAジグリシジルエーテルは、ジャパンエポキシレジン株式会社より入手したものをメタノール:メチルエチルケトン=4:1混合溶媒で2回再結晶して精製したものを使用した。また、N−メチルピロリドンは、水素化カルシウム(CaH2)により脱水後、蒸留精製したものを使用した。また、テトラブチルアンモニウムブロミド(TBAB)は、酢酸エチルで再結晶して精製したものを使用し、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン(イルガキュア(登録商標)907)は、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社より入手したものをそのまま使用した。
さらに、以下の記載において、赤外分光光度計(IR)は、日本分光株式会社製FT−IR420型、又は日本バイオラットラボラトリーズ株式会社製Realtime−IR FTS3000型(検出器:Mercury Cadmium Tellide)を使用し、1H核磁気共鳴装置(1H−NMR)は、日本電子株式会社製JNM−ECA−600型を使用し、サイズ排除クロマトグラフィ(SEC)は、東ソー株式会社製HLC−8020型(カラム:TSKgelG1000H、溶媒:THF、検出器:HLC−8020、内蔵RI・UV−8020)においてポリスチレンを標準として使用した。
・部分アセチル化されたp−tert−ブチルカリックス[8]アレーン誘導体(BCA[8]−Ac3.3)の合成
500mL三口フラスコに、p−tert−ブチルカリックス[8]アレーン(BCA[8])13.0g(10mmol)を量り取り、フラスコ内をアルゴン置換し、脱水テトラヒドロフラン(THF)250mLを加えた。この溶液にトリエチルアミン19.3mL(BCA[8]の水酸基に対して3当量)を加え、氷冷し、アセチルクロライド3.56mL(3.93g、50.0mmol)を加え、室温で24時間反応させた。反応溶液をクロロホルムで希釈し、0.5N水酸化ナトリウム水溶液で3回、0.5N塩酸水溶液で3回、水で3回、それぞれ洗浄し、有機層を分取して無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥に使用した硫酸マグネシウムを濾別した後、濾液である有機層を濃縮し、この有機層に貧溶媒としてメタノールを加えて沈殿を生成させ、白色粉末のBCA[8]−AC3.3を13.2g(収率88.8%)得た。
得られた化合物の各物性値は、次の通りである。
IR(KBr、cm−1):1762(νC=O),2869,2906,2962(ν−CH2−aliphatic),3050(νC−Haromatic),3412(νO−H)
1H−NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):1.10−1.27(br,71.7H),1.97(br,13.4H),3.46−3.70(br,16.0H),6.97−7.19(br,15.5H)
なお、BCA[8]に含まれる8個のフェノール性水酸基に対するアセチル基の導入率は、1H−NMRスペクトルにおける1.97ppmのピークの積分値より算出される。上記の合成手順において、算出されたアセチル基の導入率は55.8%であり、このことから、合成された化合物においてフェノール性水酸基の官能基数は、1分子当たり平均3.3個であることがわかった。なお、上記「BCA[8]−Ac3.3」という名称における「3.3」とは、残存するフェノール性水酸基が1分子当たり平均3.3個であることを意味する。
・BCA[8]−Ac3.3とビスフェノールAジグリシジルエーテル(BPGE)との重付加反応
10mLナス型フラスコに、BPGEを51.1mg(0.15mmol)、BCA[8]−Ac3.3を150mg(0.1mmol)、触媒としてテトラブチルアンモニウムブロミド(TBAB)を2.5mg(BPGEに対して5mol%)、及び溶媒としてN−メチルピロリドン1mLを量り取り、フラスコ内をアルゴン置換した後、150℃にて12時間反応を行った。反応終了後、反応溶液をTHFで希釈し、この希釈した反応溶液を水200mLに注ぎ、生成したポリマーを析出させた。析出したポリマーを回収してTHFに溶解させ、このTHF溶液を無水硫酸マグネシウムにより乾燥後、溶媒を留去させた。その後、良溶媒としてTHF、貧溶媒としてn−ヘキサンをそれぞれ使用して、再沈精製を行い、得られた精製物を60℃で減圧乾燥することにより、白色固体のポリマーを92.5mg(収率46%)得た。
得られたポリマーの各物性値は、次の通りである。なお、以下の物性値において、数平均分子量(Mn)及び分子量分布(Mw/Mn)は、THFを溶離液に用いたSECにより算出した。
SEC(THF): Mn:4400、Mw/Mn:1.8
IR(KBr、cm−1):1759(νC=O),2870,2906,2962(ν−CH2−aliphatic),3037(νC−Haromatic),3446(νO−H)
1H−NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):1.10−1.25(br,72H),1.57−2.10(br,30.6H),3.65−4.00(br,33.1H),6.77−7.14(br,30.0H)
・BCA[8]−Ac3.3とBPGEとの重付加反応、及びメタクリロイル基の導入による重合性高分子化合物の合成(one−pot two−stage法)(実施例1)
10mL二口フラスコに、BPGEを153.3mg(0.45mmol)、BCA[8]−Ac3.3を335.4mg(0.3mmol)、触媒としてTBABを7.5mg(BPGEに対して5mol%)、及び溶媒としてN−メチルピロリドン0.51mLを量り取り、空気雰囲気下、150℃にて2時間反応を行った。反応終了後、反応容器を氷水につけることにより急冷し重合反応を停止させた。その後、反応溶液に酸素を吹き込みながら、80℃にて、メタクリル酸96mg(1.1mmol)を1分間で滴下し、24時間反応させた。反応終了後、反応溶液をTHFで希釈し、この希釈した反応溶液を水200mLに注ぎ、生成したポリマーを析出させた。析出したポリマーを回収してTHFに溶解させ、このTHF溶液を無水硫酸マグネシウムにより乾燥後、溶媒を留去させた。その後、良溶媒としてTHF、貧溶媒としてn−ヘキサンをそれぞれ使用して、再沈精製を行い、得られた精製物を室温で減圧乾燥することにより、白色固体のポリマーを209.9mg(収率43%)得た。このポリマーを実施例1のポリマーとした。実施例1のポリマーは、上記化学式(3)にて模式的に示すように、高度に分岐した構造を有するハイパーブランチポリマーとなっており、かつ、ポリマー鎖の末端及び側鎖にメタクリロイル基を有するものである。ポリマー鎖の側鎖にもメタクリロイル基が存在する理由は、フェノール性水酸基とグリシジル基とが反応してポリマー鎖の側鎖に水酸基が生じ、この水酸基がメタアクリル酸と反応してエステル結合を生じさせるためである。
得られたポリマーの各物性値は、次の通りである。なお、以下の物性値において、数平均分子量(Mn)及び分子量分布(Mw/Mn)は、THFを溶離液に用いたSECにより算出した。
SEC(THF): Mn:2200、Mw/Mn:1.7
IR(KBr、cm−1):3435(νO−H),3014(νC−Haromatic),2963,2906,2870(ν−CH2−aliphatic),1757(νC=O),1673(νC=Cmethacryl),1607,1583(νC=Caromatic)
1H−NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):1.09−1.25(br,72.0H),1.59−1.96(br,36.7H),4.00−4.36(br,37.0H),5.61(s,1.3H,methacryl),6.15(s,1.2H,methacryl),6.79−7.15(br,32.7H)
・BPGEとビスフェノールAとの重付加反応による直鎖状ポリエーテルの合成(比較例1)
すり付き試験管に、BPGEを170mg(0.5mmol)、ビスフェノールA(BPA)を114mg(0.15mmol)、触媒としてテトラフェニルホスホニウムクロリド(TPPC)を19mg(BPGEに対して5mol%)、及び溶媒としてo−ジクロロベンゼン0.5mLを量り取り、容器内を窒素置換した後、100℃にて12時間反応を行った。反応終了後、反応溶液をTHFで希釈し、この希釈した反応溶液を約200mLのエタノール:n−ヘキサン=1:5混合溶媒中に注ぎ、生成したポリマーを析出させた。析出したポリマーを回収してテトラヒドロフラン(THF)に溶解させ、その後、良溶媒としてTHF、貧溶媒としてエタノール:n−ヘキサン=1:1混合溶媒およびn−ヘキサンを用いて、それぞれ1回ずつ再沈精製を行った。得られた精製物を室温で減圧乾燥することにより、白色固体のポリマーを240mg(収率82%)得た。このポリマーを比較例1のポリマーとした。比較例1のポリマーは、包接構造を含まない直鎖状のポリマーである。
得られたポリマーの各物性値は、次の通りである。なお、以下の物性値において、数平均分子量(Mn)及び分子量分布(Mw/Mn)は、THFを溶離液に用いたSECにより算出した。
SEC(THF): Mn:38000、Mw/Mn:2.8
IR(KBr、cm−1):3407(νO−H)1607,1510(νC=Caromatic)1296,1043,(νC−O−Cester)
1H−NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):1.54(s,6.0H),3.92−4.02(br,3.9H),4.07−4.13(br,1.0H),5.34(d,1.0H,J=4.8Hz,OH),6.82(d,4.0H,J=8.4Hz),7.07(d,4.0H,J=8.4Hz)
・1,1’,1”−トリス(4−グリシジルオキシフェニル)メタン(TGOPM)とビスフェノールAとの重付加反応によるハイパーブランチポリエーテルの合成(比較例2)
すり付き試験管に、TGOPMを92mg(0.2mmol)、ビスフェノールA(BPA)を68mg(0.3mmol)、触媒としてTBABを9.7mg(BPGEに対して5mol%)、及び溶媒としてo−ジクロロベンゼン0.6mLを量り取り、容器内を窒素置換した後、100℃にて2時間反応を行った。反応終了後、反応溶液をTHFで希釈し、この希釈した反応溶液を約200mLのn−ヘキサンに注ぎ、生成したポリマーを析出させた。析出したポリマーを回収してテトラヒドロフラン(THF)に溶解させ、その後、良溶媒としてTHF、貧溶媒として水およびn−ヘキサンを用いて、それぞれ1回ずつ再沈精製を行った。得られた精製物を室温で減圧乾燥することにより、白色固体のポリマーを120mg(収率76%)得た。このポリマーを比較例2のポリマーとした。比較例2のポリマーは、包接構造を含まないハイパーブランチポリマーである。
得られたポリマーの各物性値は、次の通りである。なお、以下の物性値において、数平均分子量(Mn)及び分子量分布(Mw/Mn)は、THFを溶離液に用いたSECにより算出した。
SEC(THF): Mn:2000、Mw/Mn:2.2
IR(KBr、cm−1):3401(νO−H)1608,1508(νC=Caromatic)1299,1041,(νC−O−Cester) 1H−NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):1.54(s,6.0H),2.65−2.70(m,0.9H),2.79−2.85(m,0.9H),3.27−3.32(m,1.0H),3.75−3.81(m,1.0H),3.92−4.04(br,5.2H),4.14−4.22(br,1.3H),4.22−4,30(m,0.9H),5.31−5.37(br,1.3H,OH),5.38−5.46(br,0.7H),6.61−6.66(br,1.3H),6.80−6.84(br,2.8H),6.84−6.90(br,4.3H),6.92−7.00(br,5.7H),7.05−7.12(br,2.7H),9.11−9.18(br,0.7H,Ph−OH)
実施例1、比較例1又は比較例2のポリマーのそれぞれについて、サンプル瓶にポリマー20mgを量り取り、このポリマーにクロロホルム1.0mLを加えて、均一になるまで静置しポリマー溶液を調製した。その後、このポリマー溶液を使用し、スピンコート法によりシリコンウェーハ(15mm角)上に膜厚1000Å付近のポリマーの薄膜を形成させ、エリプソンメーター(株式会社溝尻光学工業所製、DHA−OLX/S4型、測定波長:632.8nm)を用いて屈折率を測定した。その結果を表1に示す。
実施例1のポリマーは、ポリマー鎖中に包接構造からなる空隙を有し、低い屈折率を示す材料であるのと同時に、そのポリマー鎖の側鎖又は末端に少なくとも一つのメタクリロイル基(重合性の不飽和基)を有する。そこで、以下の通り、実施例1のポリマーと光重合開始剤とを組み合わせて硬化性組成物を調製した。
サンプル瓶に、実施例1のポリマーを58.5mg(97質量部)、光重合開始剤としてイルガキュア(登録商標)907を1.5mg(3質量部)、及び溶媒として乾燥THFを0.125mL加え、均一な溶液になるまで静置した。この溶液には、実施例1のポリマーと光重合開始剤とからなる硬化性組成物が含まれることになる。得られた溶液をKBr板に塗布し、次いで常圧で数時間乾燥させることで、KBr板上に硬化性組成物のフィルムを作製した。作製された硬化性組成物のフィルムに、250W超高圧水銀灯を光源とした紫外線(照度:5.0mW/cm2、254nm)を15分間照射し、その後24時間減圧乾燥を行った。
試験例1と同様に硬化性組成物が含まれる溶液を調製し、この溶液をメンブランフィルター(0.45μm)に通した。得られた溶液のうち約5μLをシリコンウェーハ(15mm角)上に滴下し、スピンコーター(1500rpm)を用いて、当該シリコンウェーハ上に約0.1μmに調整した薄膜を作製した。この薄膜を常圧にて数時間乾燥させ、エリプソンメーター(株式会社溝尻光学工業所製、DHA−OLX/S4型、測定波長:632.8nm)を用いて、硬化前(紫外線照射前)の屈折率を測定した。その後、作製した薄膜に250W超高圧水銀灯を光源とした紫外線(照度:5.0mW/cm2、254nm)を15分間照射し、エリプソンメーターを用いて硬化後(紫外線照射後)の薄膜の屈折率を測定した。
Claims (12)
- ポリマー鎖中に包接構造からなる空隙を有する高分子化合物。
- 前記包接構造として、カリックスアレーン構造、カリックスレゾルシンアレーン構造及びシクロデキストリン構造からなる群より選択される少なくとも1つを含む請求項1記載の高分子化合物。
- 前記包接構造をポリマー鎖の枝分かれ点とし、複数の枝分かれ構造を有する請求項1又は2記載の高分子化合物。
- ポリマー鎖の側鎖又は末端に少なくとも一つの重合性の不飽和基を有する請求項1から3のいずれか1項記載の高分子化合物。
- 請求項4記載の高分子化合物と、当該高分子化合物に含まれる前記重合性の不飽和基を重合させる重合開始剤と、を含む硬化性組成物。
- 請求項5記載の硬化性組成物を硬化させた光学材料組成物。
- ポリマー鎖中に包接構造からなる空隙を有する高分子化合物の製造方法であって、
前記包接構造は、複数の官能基を有する包接化合物を由来とし、
前記包接化合物に含まれる官能基と反応して結合を形成することが可能な結合性置換基を複数有する架橋性化合物と、前記包接化合物と、を反応させることにより高分子量化させる高分子化合物の製造方法。 - 前記包接化合物が3以上の官能基を有することにより、前記包接構造を枝分かれ点として、前記高分子化合物が複数の枝分かれ構造を有することを特徴とする請求項7記載の高分子化合物の製造方法。
- 前記包接化合物がカリックスアレーン、カリックスレゾルシンアレーン及びシクロデキストリンからなる群より選択される請求項7又は8記載の高分子化合物の製造方法。
- 請求項7から9のいずれか1項記載の方法により作製された高分子化合物の分子末端に存在する未反応の前記結合性置換基と、前記結合性置換基と反応して結合を形成することが可能な基及び重合性の不飽和基を有する化合物と、を反応させることにより、前記高分子化合物の末端に重合性の不飽和基を導入することを特徴とする重合性高分子化合物の製造方法。
- 請求項10記載の重合性高分子化合物を、前記不飽和基を重合させる重合開始剤により高分子量化させて硬化させる光学材料の製造方法。
- 高分子化合物からなる光学材料の分子の少なくとも一部に、空気を内側に保持できる適切な大きさの空隙を備える分子構造を導入することにより、前記光学材料の屈折率を下げる方法。
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