JP2011160742A - プラセンタエキス製造方法 - Google Patents

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【課題】哺乳動物の胎盤組織から無臭かつ高濃度のプラセンタエキスの製造方法を提供することである。
【解決手段】哺乳動物の正常分娩胎盤から血液、汚物及び臭い部位の除去を含む前処理をした胎盤と、前記前処理後の胎盤重量に対して0.2重量%〜2重量%のプロテアーゼを含む酵素とを、可撓性を有する袋体に内挿して真空包装する工程と、前記真空包装した袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、20℃〜50℃の範囲内でプロテアーゼを含む酵素の至適温度に制御した状態で、1日〜3日保持する抽出工程と、前記袋体内の内容物からプラセンタエキス原液を分離する固液分離工程と、を含む工程の構成にすることにより課題を解決することができた。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラセンタエキスの製造方法に関する。詳しくは、ブタ、ウシ、ウマ、ヒト又はヒツジなどの哺乳動物の胎盤からのプラセンタエキスの製造方法に関する。
哺乳動物の胎盤組織には、胎児の成長に不可欠な栄養素であるアミノ酸、活性ペプチド、ビタミン、ミネラル、糖類、酵素、核酸などが豊富に蓄えられており、前記哺乳動物の胎盤から抽出されたエキスをプラセンタエキスという。前記プラセンタエキスには、細胞増殖作用、免疫力の向上、血圧の改善、抗酸化作用、抗炎症作用、鎮痛作用、血液凝固抑制作用などの効用があり、美白効果化粧品などの化粧品、疲労回復効果飲料などの健康補助食品、アンチエイジング薬などの医薬品などに原料として使用されている。
そこで、哺乳動物の胎盤組織から前記胎盤組織が蓄えている栄養素を抽出するためのプラセンタエキス製造方法が開示されている。
プラセンタエキスの製造方法は、通常、ヒトまたはブタの正常分娩胎盤を2〜4℃で約4日間冷蔵し、洗浄、細挫してアセトンを加えてホモゲナイズし、脱脂、乾燥する。乾燥物を塩酸酸性(pH2.0)にし、ペプシンで一昼夜消化し、遠心分離して消化液を採取する。沈殿物は塩酸を加えて加熱し、加水分解する。加水分解液は活性炭で脱色し、濾過し、ペプシン消化液と混ぜ、陰イオン交換樹脂で塩酸を可及的に除去し、苛性ソーダを用いてpH6.1〜6.4に補正してプラセンタエキスを製造する(例えば、特許文献1段落[0006]参照)。
また、正常分娩ヒトまたはブタ胎盤を、プロテアーゼーS、パパインW−40、プロテアーゼーNまたはプロテアーゼーPより選ばれる耐熱性中性タン白質分解酵素を使用して、温度25℃〜65℃で撹拌の下で酵素消化してプラセンタエキスを製造する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
別の方法では、ヒトまたは牛、豚、羊の胎盤を凍結してミンチ化し、これを融解し、さらに水洗した後、遠心または濾過により脱水して得た脱水胎盤を、水、アルカリプロテアーゼ等を加えて、加熱、撹拌を行うことで酵素加水分解反応を起こし、さらに、加熱した後、反応を停止させて室温で一晩放置し、上澄液を採取して、この上澄液を濾過してプラセンタエキスを製造する方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−97033号公報 特開2001−39879号公報
プラセンタエキスの濃度はプラセンタエキスが含有している窒素量で表され、プラセンタエキスの窒素含有量が多いほど濃度の濃いプラセンタエキスが製造されたことになる。また、窒素量の含有量が増加すると細胞増殖因子と免疫細胞などの薬理作用が高まる。
特許文献1に記載された通常のプラセンタエキスの製造方法の場合のプラセンタエキスの濃度を窒素量は0.30〜0.35重量%との記載がある(特許文献1段落[0007]参照)。
また、特許文献1で開示されたプラセンタエキスの製造方法の場合のプラセンタエキスの濃度を窒素量でみると、実施例1で段落[0031]に記載された0.305重量%〜0.351重量%、実施例2で段落[0038]に記載された0.351重量%、そして実施例3で2種類の酵素で重複消化を行って段落[0048]に記載された0.480重量%〜0.515重量%である。また、段落[0032]にはプラセンタエキスは特有のにおいがあるという記載がある。
特許文献2で開示されたプラセンタエキスの製造方法の場合のプラセンタエキスの濃度を窒素量でみると、0.350重量%で、僅かに特有の臭いを有するとの記載がある(特許文献2段落[0024]参照)。
そこで、プラセンタエキスを製造した原液の状態では胎盤が有する独特な獣臭をなくすことができず、臭みで人による摂取が困難となるため、商品化されるプラセンタエキスの濃度は原液を薄めて低濃度になっているという問題があった。
そこで、本発明の目的は、哺乳動物の胎盤組織から前記胎盤組織が蓄えている栄養素をより多く抽出させ、高濃度で、かつ独特な獣臭が消臭されたプラセンタエキスの製造方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、請求項1にかかるプラセンタエキス製造方法の発明は、哺乳動物の正常分娩胎盤から血液、汚物及び臭い部位の除去を含む前処理をした胎盤と、前記前処理後の胎盤重量に対して0.2重量%〜2重量%のプロテアーゼを含む酵素とを、可撓性を有する袋体に内挿して真空包装する真空包装工程2と、前記真空包装した袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、20℃〜50℃の範囲内でプロテアーゼを含む酵素の至適温度に制御した状態で、1日〜3日保持する抽出工程3と、前記袋体内の内容物からプラセンタエキス原液を分離する固液分離工程4と、を含む工程からなることを特徴とする。
請求項2に記載のプラセンタエキス製造方法の発明は、哺乳動物の正常分娩胎盤から血液、汚物及び臭い部位の除去を含む胎盤の前処理工程1と、前記前処理工程1後の胎盤、及び前記前処理工程1後の胎盤重量に対して0.2重量%〜2重量%のプロテアーゼを含む酵素とを、可撓性を有する袋体に内挿して真空包装する真空包装工程2と、前記真空包装した袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、20℃〜50℃の範囲内でプロテアーゼを含む酵素の至適温度に制御した状態で、1日〜3日保持する抽出工程3と、前記袋体内の内容物からプラセンタエキス原液を分離する固液分離工程4と、前記固液分離後のプラセンタエキス原液を静置させて熟成させるエイジング工程5と、を含む工程からなることを特徴とする。
請求項3に記載のプラセンタエキス製造方法の発明は、請求項1または2において、哺乳動物の正常分娩胎盤がヒト、ブタ、ヒツジ、ウマまたはウシの正常分娩胎盤であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、プラセンタエキスが含有している窒素量で比較すると、特許文献1に記載の製造方法よりも約2.4倍〜約4.2倍、特許文献2に記載の製造方法よりも約3.6倍の高濃度のプラセンタエキスを製造することができるという効果を奏する。
また、前処理において臭い部位などを除去すること、及び50MPa以上の高圧処理を行うことで腐敗菌を滅菌または殺菌させることにより、プラセンタエキスの特有の獣臭が生じないという消臭効果を奏する。
消臭効果があるので、ヒトが飲食する健康食品などの商品化にあたって臭いを減じるために濃度を薄めることが不要となるため、従来のプラセンタエキス商品よりも高濃度のプラセンタエキス商品を提供できるという効果を奏する。
請求項2の発明は、請求項1と同じ効果を奏する。さらに、プラセンタエキス原液を静置させて熟成させるので、プラセンタエキス原液の透明度を高めたり、風味を良くするなどの効果を奏する。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明と同じ効果を奏する。さらに、ヒト、ブタ、ヒツジ、ウマまたはウシの胎盤から抽出したプラセンタエキスはヒトへの効能があり、その中でブタのプラセンタの分子構造がヒトの分子構造に最も近いため、ヒトまたはブタの胎盤から抽出したプラセンタエキスはヒトへの効能が早いという効果を奏する。
本発明の実施形態のフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明は、哺乳動物の正常分娩胎盤から血液、汚物及び臭い部位の除去、ミンチ化処理、洗浄、脱水を含む胎盤の前処理工程1と、前記前処理工程後の胎盤、及び前記前処理工程後の胎盤重量に対して0.2重量%〜2重量%のプロテアーゼを含む酵素とを、可撓性を有する袋体に内挿して真空包装する真空包装工程2と、前記真空包装した袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、20℃〜50℃の範囲内でプロテアーゼを含む酵素の至適温度に制御した状態で、1日〜3日保持する抽出工程3と、前記袋体内の内容物からプラセンタエキス原液を濾過手段などで分離する固液分離工程4と、前記固液分離後のプラセンタエキス原液を静置させて熟成させるエイジング工程5と、を含む工程からなる。ここで、固液分離工程4後のプラセンタエキス原液を化粧品などの原料とすることもできる。
まず、胎盤の前処理工程1を説明する。哺乳動物の正常分娩胎盤は、ブタ、ウシ、ウマ、ヒト又はヒツジなどの哺乳動物から取得するが、好ましくはヒト又はブタの正常分娩胎盤がよい。ブタのプラセンタの分子構造がヒトの分子構造に最も近いからである。
豚舎において取得した正常分娩胎盤を冷凍車で回収し、原則的にその日に、若しくは遅くとも冷凍室に保管し翌日に、プラセンタエキス製造に供する。特許文献1段落[0006]の約4日、特許文献1段落[0015]の1ケ月以内、または特許文献2段落[0022]の7日〜10日間静置する方法であると、冷凍庫内で新旧のプラセンタが混在するので新旧の不明な原料をプラセンタエキス製造に供するという問題が生じるが、本発明の方法では常に新鮮な正常分娩胎盤を原料とすることができる。
新しい胎盤から、胎盤の約50重量%に相当する血液、汚物及び臭い部位などを除去し、残りの胎盤の約50重量%に相当する部位をプラセンタエキスの原料とする。これによって、プラセンタエキスに特有の臭いを消臭させるという効果が生じる。従来の製造方法では、胎盤すべて100重量%をプラセンタエキスの原料としていたので、特有の臭い部位を含有した原料からプラセンタエキスの製造がなされるので製造したプラセンタエキスから特有の臭いが生じるという問題があった。
さらに、胎盤をミンチ状に処理し、前記ミンチ状の胎盤を水で洗浄し、前記洗浄した胎盤の脱水を遠心分離により行う。以上で、胎盤の前処理工程1が完了する。
次に真空包装工程2について説明する。前記脱水後の胎盤、及び前記脱水後の胎盤の重量に対して0.2重量%〜2重量%に相当するプロテアーゼを含む酵素との混合物を、可撓性を有する袋体に内挿し空気を排して密封する。
プロテアーゼを含む酵素は、動物系たんぱく質を分解する酵素であり、プロテアーゼを含む酵素であれば特に制限はなく、プロテアーゼとしては、例えば、パパイン、トリプシン、ペプシン、プロメライン、サーモラインなどが挙げられる。
次に抽出工程3について説明する。圧力、温度及び時間を制御可能な超高圧装置を使用して、密封された袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、プロテアーゼを含む酵素の至適温度範囲である20℃〜50℃の温度に制御した状態で1日〜3日保持する。
菌類は大気圧などの圧力下では増殖するが、50MPa以上になると菌類は滅菌または殺菌されるので、50MPa以上に保持することにより、腐敗菌などの細菌類を滅菌または殺菌させることができる。これにより、腐敗菌による臭いの発生をなくすことができる。
また、50MPa以上〜200MPa未満の圧力下におくことによって、超高圧下で活性化する分解酵素により、胎盤組織からのアミノ酸などの有効成分を含有したプラセンタ有効成分の抽出が行われ、超高圧下で抽出することによって有効成分の抽出量を増加させることができる。
保持する温度は、酵素によって活性化する温度範囲が異なるので、使用するプロテアーゼを含む酵素の種類によって保持する温度を設定すればよく、また、保持する圧力も酵素によって活性化する圧力範囲が異なるので、使用するプロテアーゼを含む酵素の種類によって保持する圧力を設定すればよい。
次に固液分離工程4について説明する。可撓性を有する袋体に内挿された胎盤及びプラセンタ有効成分を含有した液体を含む内容物を取り出し、常温で50ミクロンのフィルターで濾過する。ここで、固液分離方法は濾過、遠心分離などの固液分離ができる方法であればよい。
前記50ミクロンのフィルターで濾過されたプラセンタエキス濾過液を1℃〜10℃に温度制御した室で2〜3時間静置し沈殿させる。そして、前記静置後のプラセンタエキス濾過液の上澄液を15ミクロンのフィルターで濾過し、プラセンタエキスの原液が生成される。前記プラセンタエキスの原液を容器に注入する。ここで、濾過した後のプラセンタエキス原液を化粧品などの原料とすることもできる。
次にエイジング工程5について説明する。前記プラセンタエキスの原液を−25℃〜−35℃の冷蔵室で貯蔵し、前記プラセンタエキス原液中の浮遊物の沈降を行うとともに約1週間熟成させる。前記約1週間後のプラセンタエキス原液の上澄液を化粧品、健康飲食品または医薬品などの原料として使用する。
次に、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は実施例により限定されるものでない。
豚舎から取れたてのブタの正常分娩胎盤を冷凍車で回収し、まず前処理工程1において、その日のうちに前記ブタの正常分娩胎盤から、血液、汚物及び臭い部位を除去する。そして、除去後の胎盤をミンチ状に処理し、前記ミンチ状の胎盤を水で洗浄し、前記洗浄した胎盤を遠心分離によって脱水する。
次に真空包装工程2において、前記脱水後の胎盤、及び前記脱水後の胎盤の重量に対して0.5重量%に相当するプロテアーゼを含む酵素(商品名まるごと酵素E 株式会社超臨界技術研究所製)との混合物を、可撓性を有する袋体に内挿し空気を排して密封する。
次に抽出工程3において、超高圧装置(まるごとエキス、株式会社東洋高圧製)を使用して、前記密封された袋体を、100MPaの圧力で、プロテアーゼを含む酵素(商品名まるごとエキスE 株式会社超臨界技術研究所製)の至適温度範囲である50℃の温度に制御した状態で1日保持する。
次に固液分離工程4において、可撓性を有する袋体に内挿された胎盤及びプラセンタ有効成分を含有した液体を含む内容物を取り出し、常温で50ミクロンのフィルターで濾過し、前記50ミクロンのフィルターで濾過されたプラセンタエキス濾過液を5℃に温度制御した室で12時間静置し沈殿させる。
そして、静置後の上澄液を15ミクロンのフィルターで濾過し、プラセンタエキスの原液ができる。前記プラセンタエキスの原液を容器に注入する。
次にエイジング工程5において、前記プラセンタエキスの原液を収納した容器を−30℃の冷蔵室で、前記プラセンタエキス原液中の浮遊物を沈降させるとともに、前記プラセンタエキスの原液を約1週間熟成させる。前記約1週間後のプラセンタエキスの原液の上澄液を美白効果のある化粧品、健康飲食品または医薬品などに使用する。
本発明によって製造したプラセンタエキスの原液の濃度を検査する。検査方法は、ケルダール法で窒素含有量を求めた。
本発明によるプラセンタエキスの窒素量の測定は、財団法人日本食品分析センターによる測定であり、本発明、引用発明及び他の商品のプラセンタエキスの窒素量を表1に示す。他の商品の窒素含有量は各社の成分規定書による。また、表1において、S社の商品fαはS社の商品fの濃度を薄めたものであり、N社の商品BMはN社の商品AMの濃度を薄めたものである。
Figure 2011160742
表1より、各プラセンタエキスの窒素量を比較すると、本発明のプラセンタエキスの窒素量が、特許文献1の発明に対し約2.4倍多く、特許文献2の発明に対し約3.6倍多く、S社の商品fに対して約4.6倍多く、N社の商品AMに対して約6.3倍多く、またNS社の商品Qに対して約2.9倍多く含有されており、本発明のプラセンタエキスの窒素量が最も多いことが示されている。また、本発明のプラセンタエキスは無臭であるので、プラセンタエキスの濃度を薄めなくても化粧品または飲食品などの種々の用途の原料として供することができる。
以上から、本発明の製造方法を行うと、正常分娩胎盤から、無臭かつ高濃度のプラセンタエキスを抽出することができる。
1 前処理工程
2 真空包装工程
3 抽出工程
4 固液分離工程
5 エイジング工程

Claims (3)

  1. 哺乳動物の正常分娩胎盤から血液、汚物及び臭い部位の除去を含む前処理をした胎盤と、前記前処理後の胎盤重量に対して0.2重量%〜2重量%のプロテアーゼを含む酵素とを、可撓性を有する袋体に内挿して真空包装する真空包装工程と、前記真空包装した袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、20℃〜50℃の範囲内でプロテアーゼを含む酵素の至適温度に制御した状態で、1日〜3日保持する抽出工程と、前記袋体内の内容物からプラセンタエキス原液を分離する固液分離工程と、を含む工程からなることを特徴とするプラセンタエキス製造方法。
  2. 哺乳動物の正常分娩胎盤から血液、汚物及び臭い部位の除去を含む胎盤の前処理工程と、前記前処理工程後の胎盤、及び前記前処理工程後の胎盤重量に対して0.2重量%〜2重量%のプロテアーゼを含む酵素とを、可撓性を有する袋体に内挿して真空包装する真空包装工程と、前記真空包装した袋体を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で、20℃〜50℃の範囲内でプロテアーゼを含む酵素の至適温度に制御した状態で、1日〜3日保持する抽出工程と、前記袋体内の内容物からプラセンタエキス原液を分離する固液分離工程と、前記固液分離後のプラセンタエキス原液を静置させて熟成させるエイジング工程と、を含む工程からなることを特徴とするプラセンタエキス製造方法。
  3. 哺乳動物の正常分娩胎盤がヒト、ブタ、ヒツジ、ウマまたはウシの正常分娩胎盤であることを特徴とする請求項1または2に記載のプラセンタエキス製造方法。
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